JPH07285510A - 縦型製袋充填包装機 - Google Patents

縦型製袋充填包装機

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JPH07285510A
JPH07285510A JP7747894A JP7747894A JPH07285510A JP H07285510 A JPH07285510 A JP H07285510A JP 7747894 A JP7747894 A JP 7747894A JP 7747894 A JP7747894 A JP 7747894A JP H07285510 A JPH07285510 A JP H07285510A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ヘッダ付連包袋体を製造することである。 【構成】 筒状フイルムの給送する制御手段と、帯状フ
イルムには連包袋体の包装袋用シール位置、ヘッダ用シ
ール位置との位置決め用印刷マークを備え、帯状フイル
ムの印刷マークの位置検出を行うセンサーと、連包袋体
のデータを入力する入力設定手段と、入力された各デー
タの記憶手段と、記憶されたデータに応じてフイルムの
送り量を制御するモータ制御手段と、入力設定手段に入
力設定された袋数に応じてカウントするカウント手段
と、エンドシールには、ミシン目等の非連続な切れ目と
切断とを行うカッター手段およびヘッダ部にフック孔用
のパンチング手段を備え、カウント手段からの物品供給
を休止するための制御信号を発信する手段と、ヘッダ部
のフイルム送り終了後の所定のタイミングにおいてカッ
ター作動手段とパンチング手段に作動信号を発信する手
段を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、縦型製袋充填包装機
において、所定数の袋体がミシン目等で連接された連包
袋体を製造するための制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の縦型製袋充填包装機にお
いて、フイルムロールから繰出された帯状フイルムを製
袋器により筒状に成形し、この筒状フイルムを垂直な充
填筒の外周に沿わせて下方に給送しながら縦シールを施
すとともに、この充填筒を介して製品を筒状フイルムに
落下供給し、筒状フイルムが所定の長さ給送された後の
間欠停止されるタイミングに応じて、筒状フイルムの製
品を挟む前後の所定位置でエンドシールおよびミシン目
あるいは切断を施してピロー状の単一包装袋あるいは連
包袋体に成形するもので、例えば1包装袋毎に異なる品
種の製品を充填してこれら複数種類の異なる品種製品を
一連に連列した連包袋体とする場合では、これら異なる
品種製品毎に使用される包装フイルムも包装袋単位で異
なるデザインにて印刷表示されていることから、包装機
の稼働準備運転の際に、エンドシールするときにミシン
目付与のみか、あるいは切断をする位置か、の設定基準
を包装機に与えるために所定の連包袋体毎の切り離し位
置に関して、予めリセットボタン等により設定し、その
設定位置を基準として、設定された包装袋数分のカウン
ト数に達するまで包装袋のエンドシールとミシン目等の
非連続の切れ目を付与し、設定されたカウント数分のカ
ウントアップ後にシール切断されるように行われてい
た。
【0003】また、連包袋体に関しては、店頭にて販売
される際に吊下げ用フックに引っ掛けた状態で販売され
るのが一般的であり、このため縦型製袋充填包装機によ
り製造された後に連包袋体の最上部の包装袋のエンドシ
ールに紙等の素材からなる吊下げ用ヘッダを人手により
ホチキス等により止着していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この連
包袋体の切断位置を包装機に設定するために、準備運転
時に作業者が目視によりカット位置であることを確認し
てリセットボタン等により設定する必要があり、包装フ
イルム交換の都度その作業が必要である。また、連包袋
体の製造後に吊下げ用ヘッダを取付けるため、ヘッダ用
の包装資材を別途必要として製造コストが高騰するばか
りでなく、吊下げ用ヘッダの取付けを人手により行わな
ければならないので生産能率が悪くなる等の問題点があ
った。
【0005】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、縦型製袋充填包装機により連包袋体を製
造する際に、吊下げ用ヘッダを包装袋と同一包装資材で
形成された吊下げ用ヘッダ付の連包袋体を製造すること
であり、異なる品種製品毎に印刷表示された包装フイル
ムの切断位置とミシン目等の非連続な切込みの切り替え
設定を自動的に行うことのできる制御装置を備えた縦型
製袋充填包装機を提供することを目的とするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記技術課題
を解決するため、フイルムロールから帯状フイルムを繰
出して製袋器に供給して筒状フイルムに成形して同筒状
フイルムに製品を充填して包装する縦型製袋充填包装機
において、前記帯状フイルムには連包袋体の包装袋用シ
ール位置、ヘッダ用シール位置とについて包装機の位置
決め情報を与えるため印刷された印刷マークを備えるこ
と。帯状フイルムに印刷された印刷マークの位置検出を
行うセンサーを備えること。連包袋体の袋数、袋長さ、
ヘッダ長さに関するそれぞれのデータを入力する入力設
定手段を備えること。前記入力された各データを記憶す
る記憶手段を備えること。前記記憶手段に記憶された、
袋長さ、ヘッダ長さに応じてフイルム給送用モータを所
定の回転数で所定量回転させることで各長さ分のフイル
ムの送り量を制御するモータ制御手段を備えること。入
力設定された袋数に応じたカウント数が設定され、切断
位置を基準として前記センサーによる印刷マークの検出
数をカウントするカウント手段を備えること。 エンド
シール装置に附設され、シール時には上下のシール間隔
のほぼ中央部に、ミシン目等の非連続な切れ目を付与す
るか、または、切り離し切断されるように切断作動する
カッター手段を備えること。エンドシール装置の下方に
配設され、ヘッダ部に吊下げ用のフック孔を形成するパ
ンチング手段を備えること。カウント手段からのカウン
ト数により物品供給装置からの物品供給を休止するため
の制御信号を発信する手段を備えること。ヘッダ部のフ
イルム送り終了後の所定のタイミングにおいてカッター
作動手段とパンチング手段に作動信号を発信する手段を
備えること。以上の各手段を備えたことを特徴とする縦
型製袋充填包装機であり、入力設定手段には、包装され
る複数種の品種毎にデータ設定可能な品種設定手段と、
設定された品種毎に連包袋体の袋数、袋長さ、ヘッダ長
さに関するそれぞれのデータ設定を行うことで各品種毎
に記憶手段に記憶されるとともに、品種毎に記憶された
データの呼び出しを行う品種切換手段を備えたことであ
り、さらに、前記帯状フイルムに印刷される印刷マーク
は連包袋体の長さ間隔で印刷されるヘッダ用印刷マーク
とこのヘッダ用印刷マークの一方を基準として袋長さで
付され、他方のヘッダ用印刷マークとの間隔をヘッダ長
さとされる袋用印刷マークとからなり、このヘッダ用印
刷マークと袋用印刷マークは帯状フイルムの左右の縁部
に附設すること、あるいは帯状フイルムの一方の縁部に
並設して幅広、幅狭あるいは色分けに識別する構成とし
たことを特徴とする縦型製袋充填包装機である。
【0007】
【作用】上記構成としたことにより、ヘッダの長さ並び
に包装袋の長さ、包装袋数を任意の値に設定が可能で、
同一包装フイルムによりヘッダ付の連包袋体を一体的に
製造することができる。
【0008】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図面にしたがって
説明すると、図1は縦型製袋充填包装機の概略構成図、
図2ないし図5はエンドシール装置を示すもので、この
縦型製袋充填包装機10は従来とほぼ同様に帯状フイル
ムFを供給するフイルム供給部11と帯状フイルムFを
筒状フイルムFt に成形する製袋器16と、この製袋器
16と同心状に設けられて製品を供給する供給筒17
と、この供給筒17に沿って配設される筒状フイルムF
t の両縁を縦シールSa する縦シール装置22とこの筒
状フイルムFt を間欠送りするフイルム送り機構18
と、供給筒17の下方に配設されるエンドシール装置2
5とより構成されている。
【0009】このフイルム供給部11は帯状フイルムF
のフイルムロールFA,FB が繰出し可能に機枠に装着さ
れて連続供給するように切替え可能に設けられ、この帯
状フイルムFを繰出す対をなす繰出しローラ12,12
とこの帯状フイルムFを間欠供給するためのダンサロー
ラ部13と複数の案内ローラ14a〜14fとにより帯
状フイルムFは製袋器16に給送される。なお、この繰
出しローラ12,12はインバータ15での変速制御が
可能な汎用のフイルム供給用モータMにより駆動され
る。
【0010】この製袋器16は垂直状に配設した供給筒
17の上部に同心状に配設され、帯状フイルムFは製袋
器16と供給筒17との間を通過することで筒状フイル
ムFt に成形される。そして筒状に成形された筒状フイ
ルムFt は供給筒17に沿わされるともに、この供給筒
17の外周の直径方向に対応して配設された送りローラ
19,20とベルト21とからなるフイルム送り機構1
8により下方へ給送される。また、筒状フイルムFt の
長手方向に重なり合う端縁部は縦シール装置22により
縦シールSaが施される。なお、このフイルム送り機構
18は図10に示すサーボアンプ23により制御される
第1サーボモータSM1 により駆動され、このサーボモ
ータSM1 には回転位置を検出するロータリエンコーダ
E1 が設けられて、その出力はサーボアンプ23および
サーボ制御部72に供給される。
【0011】また、供給筒17は製袋器16より上方へ
所定の長さ延出され、その上端にはホッパ24が設けら
れ、このホッパ24の開口部近傍には製品検知センサー
S5が配設されている。また、このホッパ24の上方に
は製品Wを落下供給する供給装置(図示せず)設けら
れ、この供給装置からの落下供給される製品Wを製品検
知センサーS5 が検知するとその検知信号を、図10の
センサー入力インターフェース76を介してレジスタ部
74に入力させる。なお、包装機10は、通常の連続運
転にあるときには、この供給装置に対する製品の供給信
号は、予め入力設定手段により入力された供給能力に応
じてクロックパルス発信器77より所定間隔毎に製品供
給OK信号が発信されるようになっている。
【0012】また、この供給筒17の下方の所定の位置
には筒状フイルムFt のエンドシールSb を施すエンド
シール装置25が配設されている。このエンドシール装
置25には筒状フイルムFt にエンドシールSb とこの
エンドシールSb 部分にミシン目等の非連続の切れ目c
1 あるいは切断c2 を行うエンドシール機構26と、連
列群動作モードの際に、エンドシール機構26によりエ
ンドシールSe と切断c2 する場合に吊下げ用ヘッダH
に吊下げ用のフック孔rを開ける(図6参照)パンチン
グ機構50が配設されている。
【0013】このエンドシール装置25の機枠27は図
2および図3に示すように左右のガイド枠28(一方の
みを示す)とこの左右のガイド枠28間には所定の間隔
で対設される支持枠29,30が立設され、この支持枠
30の左右には側板31が設けられて、同側板31間に
は作動軸32が回動可能に設けられるとともに、この作
動軸32のほぼ中央部には作動レバー33が取付けられ
ている。また、支持枠29,30間には所定の間隔でス
ライドバー34が横架されるとともに、このスライドバ
ー34間にはシールバー37,38を取付ける保持枠3
5,36が対向移動可能に設けられ、この保持枠35,
36の両端側はガイド枠28の上面をスライド可能に支
持されている。このように設けられた保持枠35,36
の対向面には対応してシールバー37,38が取付けら
れ、この図示右側のシールバー38にはカッター刃46
が設けられている。
【0014】このカッター刃46を取付けるため、保持
枠36のほぼ中央部には断面略かぎ形状の支持板39が
取付けられ、この支持板39上にはスライド台40を介
して第1シリンダ42と第2シリンダ43とを一体状に
形成した2段シリンダ41がスライド可能に載置される
とともに、この2段シリンダ41はスライド可能にスラ
イド保持部材44により位置決め保持されている。この
ように保持された2段シリンダ41の第2シリンダ43
のピストンロッド43aは支持板39に連結され、ま
た、第1シリンダ42のピストンロッド42aには取付
部材45を介してカッター刃46が取付けられている。
このカッター刃46は図3に示す如く略T字形状に形成
されてその刃先46aは例えばのこ刃状に形成され、こ
のカッター刃46はシールバー38のほぼ中央部に形成
された差込み溝に挿入されるとともに、その柄部46b
は保持枠36に嵌通挿通されて取付部材45に取付けら
れいてる。このように取付けられたカッター刃46は2
段シリンダ41のロッド42a,43aが短縮作動され
た状態で同カッター刃46の刃先46aはシールバー3
8のシール面より没入されており、第1シリンダ42の
ピストンロット42aが伸長作動されるとエンドシール
Sb の中央部にミシン目状の非連続の切れ目c1 を付与
し、さらに、第2シリンダ43のピストンロッド43a
を伸長作動することでエンドシールSb の中央部を切断
c2 するように設けられている。このように形成された
エンドシール機構26の下部側にはパンチング機構50
が設けられている。
【0015】このパンチング機構50は図2および図
4、図5に示すように保持枠36の下面には断面略L形
状の支持プレート51が垂下状に取付けられ、同支持プ
レート51の中央部にはヘッダ挾持用シリンダ52が取
付けられて、同シリンダ52のピストンロッド52aは
支持プレート51を嵌通してピストンロッド52aの先
端には挾持プレート53が取付けられている。また、こ
の挾持プレート53のピストンロッド52aの取付部の
左右にはガイドバー54が取付けられ、同ガイドバー5
4は支持プレート51側に取付けられたガイド部材55
に挿通されて、シリンダ52の作動により挾持プレート
53は垂直に保持されて前後進される。また、この挾持
プレート53の上端には断面略L形状のパンチ受け部5
3aが形成され、同パンチ受け部53aの中央には受け
孔が貫設されている。このように形成された挾持プレー
ト53の前面にはスポンジ状の所定の厚さを有する挾持
パッド56が貼着されている。
【0016】また、保持枠35の下面側には支持プレー
ト51と対応して支持プレート57が垂設され、この支
持プレート57は支持プレート51より長く垂下され、
その中央部の支持プレート51に取付けたヘッダ挾持用
シリンダ52のほぼ対応する位置にはパンチ用シリンダ
58が取付けられ、このパンチ用シリンダ58の下部側
にはヘッダ挾持用シリンダ52が取付けられ、このシリ
ンダ52のピストンロッド52aには図示右側と同様に
挾持パッド56を取付けた挾持プレート53が対設して
取付けられている。また、パンチ用シリンダ58のピス
トンロッド58aにはガイド支持プレート59が取付け
られ、このガイド支持プレート59の左右の所定の位置
にはガイドバー60が取付けられ、同ガイドバー60は
支持プレート57側に取付けられたガイド部材55に挿
通されている。また、ガイド支持プレート59の中央部
には所定の長さで立ち上がるパンチアーム61が取付け
られ、このパンチアーム61の上端側の中央部には挾持
プレート53のパンチ受け部に形成した受け孔と整合し
てパンチ62が着脱可能に取付けられている。
【0017】このように設けられたパンチング機構50
はエンドシール機構26と一体に対向移動されるもの
で、このパンチング機構50は連包袋動作モードの際に
は、ヘッダレジマークmh の検知センサーS4 からの信
号を受けてエンドシール機構26によりエンドシールS
e と切断c2 を行うと同時に、左右のヘッダ挾持用シリ
ンダ52とパンチ用シリンダ58が並行作動されて吊下
げ用ヘッダHに吊下げ用のフック孔rを明ける。このよ
うに設けられたエンドシール装置25の保持枠35,3
6の対向作動は図10に示すサーボアンプ47で制御可
能な第2サーボモータSM2 によって駆動されるもの
で、図示はしないがこの第2サーボモータSM2 により
適宜駆動手段により作動軸32に取付けた作動レバー3
3に所定の揺動角が与えられるとともに、この作動軸3
2と保持枠35,36間には例えばリンク機構が介装さ
れて対向移動するように設けられている。なお、この第
2サーボモータSM2 には回転位置を検知するロータリ
エンコーダE2 が設けられ、その出力はサーボアンプ4
7およびサーボ制御部72に供給される。
【0018】このように形成された包装機10の運転中
の動作モードは、通常動作モードと、ヘッダ付の連包袋
動作モードとの2つの動作モードが選択可能になってお
り、通常の動作モードに設定した場合には、従来の1包
装袋つづの包装を行う制御がなされ、連包袋動作モード
に設定した場合には、ヘッダ付の連包袋体Gの製造を行
う制御がなされる。このヘッダ付の連包袋体Gは例えば
図6に示す品種のもので、この品種のものではヘッダH
にエンドシールSb とミシン目等の切れ目c1を介して
4個の包装袋Ga,Gb,Gc,Gd が連列され、各包装袋G
a,Gb,Gc,Gdの長さl1 で、ヘッダHの長さlh に形
成されて全体の長さLに形成されている。また、このヘ
ッダHのエンドシールSe で切断c2 されるとともに、
ヘッダHにはフック孔rが明けられる。また、各包装袋
Ga,Gb,Gc,Gd にはそれぞれ異なる製品品種A,B,
C,Dが包装されるもので、各包装袋Ga,Gb,Gc,Gd
の表面には例えばその製品品種A,B,C,Dの図柄、
名前等が印刷されている。また、この連包袋体Gに供さ
れる帯状フイルムFは例えば図7に示す帯状フイルムF
1 が使用され、この帯状フイルムF1 の一方の縁部fa
には包装袋Ga,Gb,Gc,Gd のレジマークm1,m2,m3,
m4 が包装袋の長さl1 間隔で印刷され、また、他方の
縁部fb にはヘッダレジマークmh が間隔Lで印刷され
てレジマークm4 とヘッダレジマークmh が間隔lh
で、また、レジマークm1 とヘッダレジマークmh が間
隔l1 の関係で印刷されている。
【0019】次に、図6は本実施例の縦型製袋充填包装
機10の制御回路70を概略的に示すブロック図であっ
て、入力データの演算処理を行うデータ処理演算部71
と第1サーボモータSM1 および第2サーボモータSM
2 を制御するサーボ制御部72と、繰出しローラ12,
12を駆動するフイルム供給用モータMの可変速制御を
行うインバータ制御部73と、これら各モータM,SM
1,SM2 に関する制御データを記憶するレジスタ部74
とを基本的に備えている。
【0020】また、包装機本体に設けられた操作パネル
65は、通常作動モードと連包袋動作モードを指令する
ボタンを有し、かつ各種データを入力するキーボード、
包装機の起動、停止ボタンを有し、上記キーボードから
の入力データは、操作パネルインターフェース75を介
してレジスタ部74に記憶される。
【0021】また、ダンサローラ部13のダンサローラ
13aの上昇を検知するセンサーS1,ダンサローラ13
aの降下を検知するセンサーS2,例えば案内ローラ14
d,14e間に配設されて帯状フイルムFのレジマーク
m1,m2,m3,m4 を検知するセンサーS3,同じく帯状フ
イルムFのヘッダレジマークmh を検知するセンサーS
4,製品検知センサーS5,エンドシール装置25の原点確
認センサーS6 からの各信号は、何れもセンサー入力イ
ンターフェース76を介してレジスタ部74に取り込ま
れる。
【0022】また、クロックパルス発信器77から発生
する所定の間隔のパルスによって第1、第2サーボモー
タSM1,SM2 との位相に関する同期制御がなされる。
また、製品供給OK信号は通常動作モードの場合には所
定の間隔毎に信号を発信し、また、連包袋動作モードの
場合には入力設定された連包袋体Gの袋数をカウントす
るカウント手段からのカウントアップ信号により供給装
置からの製品の供給を休止する制御信号を発信する。
【0023】次に、繰出しローラ12とダンサローラ部
13との制御関係を説明すると、この繰出しローラ12
は、インバータ15により制御されるフイルム供給用モ
ータMにより駆動されるが、この場合にこのモータM
は、ダンサローラ部13のダンサローラ13aの上昇位
置と降下位置とがセンサーS1,S2 により検知されると
繰出し、停止が行われるとともに、センサーS1,S2 の
中間位置にあるときには、フイルム送り用の第1サーボ
モータSM1 の増減速制御に同調した比例制御が行われ
る。
【0024】また、筒状フイルムFt のフイルム送り機
構18は入力された1袋の長さl1、ヘッダ長さlh,増
減速値等のデータに基づいてサーボモータSM1 がパル
ス制御されることで、同送り機構18は間欠繰り返し回
転される際に、所要の増減速パターンで回転される。と
くに、連包袋動作モードにおいては、同連包袋体Gの袋
数をカウントするカウント手段からのカウントアップ信
号によりヘッダ長さlh の送り量が与えられる。
【0025】また、フイルム送り機構18とエンドシー
ル装置25に関しては、製品供給OK信号が発せられた
場合に、製品Wの供給に遅れを生じたり、連続的に製品
Wが供給されない場合があり、このため、製品検知から
落下タイマ分だけ経過した時点を動作基準点とされてい
る。この落下タイマは、製品検知時点からフイルム送り
機構18および横シーの装置25が動き出すまでの時間
をいい、製品検知センサーS5 が製品Wの供給を検知す
るとカウントを開始し、所要の設定時間が経過するとタ
イムアップして、フイルム送り機構18とエンドシール
装置25に動作基準信号としての動作開始指令が与えら
れる。また、連包袋動作モードの場合には上記したよう
に連包袋体Gの袋数をカウントするカウント手段からの
カウントアップ信号によりヘッダ長さlh の送り量が与
えられるとともに、このカウント手段からのカウントア
ップ信号により供給装置からの製品の供給を休止する制
御信号が発信され、さらに、ヘッダレジマークmh の検
知センサーS4 からの信号を受けてエンドシール機構2
6によりエンドシールSe と切断c2 を行うと同時に、
左右のヘッダ挾持用シリンダ52とパンチ用シリンダ5
8が並行作動されて吊下げ用ヘッダHに吊下げ用のフッ
ク孔rを明ける。
【0026】次に、実施例の縦型製袋充填包装機10の
作用を図11ないし図17に示すフローチャートによっ
て説明する。この包装機10の運転中の動作モードは、
通常動作モードと、ヘッダ付連包袋動作モードとの2つ
の動作モードが選択可能で、以下、図6に示すヘッダH
付の連包袋体Gを製造する連包袋動作モードに付いて説
明する。図11は動作モードの移り変わりを示すもの
で、動作モードを大別すると、 1)停止中 2)セット運転 3)運転中 の3つに分けられ、3)運転中は次の5つに別れ、並列で
関連を取りながら動作される。 a)供給OK信号制御部 b)製品検知制御部 c)落下タイマ制御部 d)フイルム繰出し制御部 e)エンドシール制御部
【0027】[セット運転](図12) まず、運転に先立ち、連包袋体Gの帯状フイルムF1 の
フイルムFA を装着してセット運転に入る。電源をいれ
た後、操作パネル65のキーボードにより製造される品
種商品名等の設定、その品種を行う際の各種動作設定の
ためのデータ入力が行われるとともに、連包袋動作モー
ドを設定した後に、連包袋体Gの袋数(例えば4)、1
包装袋Ga の長さ(例えばl1)、ヘッダHの長さ(例え
ばlh)、必要に応じフイルム製造時の印刷誤差、また
は、フイルム給送時のフイルムの伸びによるレジマーク
検出間隔の誤差に関する許容値を入力し、これらのデー
タを操作パネルインターフェース75を介してレジスタ
部74に記憶させる。そして、スタートボタンを押すと
連包袋動作モードが実施される。この連包袋動作モード
では低速で帯状フイルムFが給送されるとともに、各動
作部の動作同期設定が行われる。この帯状フイルムFの
給送が低速で行われる際に、ヘッダレジマークmh のセ
ンサーS4 の配置位置からエンドシール位置までにおけ
るフイルム長さから求められるエンドシール予定位置に
帯状フイルムFのヘッダレジマークmh が位置合わせが
なされるよう、センサーS4 がヘッダレジマークmh の
検出後、所要タイミングにおいてエンドシール予定位置
に帯状フイルムFのヘッダレジマークmhが送られた後
フイルムの位置合わせが終了し、スタートボタンはオフ
しなくても位置合せ終了時点でフイルム送り機構18は
自動停止する。このフイルム位置合わせ制御によりヘッ
ダHの位置が認識されることで、筒状フイルムFt のエ
ンドシールカット位置が自動設定されるとともに、連続
運転における袋数カウンタのカウント初期化が行われ、
レジスタ部74に記憶される。これによりセット運転を
終了し、運転に入る。
【0028】[供給OK信号制御部](図13) 操作パネル65の操作起動ボタンを操作することによ
り、包装機10側より供給装置に対し供給OK信号を出
力するもので、連包袋動作モードの場合、袋数をカウン
トするカウント手段からのカウントアップ信号で規制さ
れて供給OK信号の発信は停止される。そして、供給O
K信号を出力して製品Wの到達を待機する状態に入る
(図13参照)。
【0029】[製品検知制御部](図14) そして、製品検知制御部においては、包装機10からの
供給OK信号に基いて、供給装置から製品Wがホッパ2
4に投入され、これを製品検知センサーS5が検知する
と、この検知信号に基いて、落下タイマの起動指令が出
され、所定の時間後に落下タイマがタイムアップするこ
とにより、フイルム繰出し指令とエンドシール起動指令
が出され、フイルム送り機構18を駆動する第1サーボ
モータSM1 およびエンドシール装置25を駆動する第
2サーボモータSM2 が駆動されて、筒状フイルムFt
の繰出しとエンドシールSb がなされる。
【0030】[落下タイマ制御部](図15) この落下タイマは図15の落下タイマ制御部でなされる
もので、先ず、製品検知制御部からの落下タイマ起動指
令の有無が確認される。そして、現在使用していない落
下タイマにヘッダ部Hか、通常袋Ga 〜Gd かを記憶さ
せ、タイマを作動する。そして、落下タイマがタイムア
ップしたか、否かが確認される。次に、タイムアップし
た落下タイマはヘッダ部Hか、通常袋Ga 〜Gd かが確
認される。そして、この確認に基いてフイルム繰出し指
令が出される。
【0031】[フイルム繰出し制御部](図16) このフイルム繰出し指令により図16のフイルム繰出し
制御部では、先ず、フイルム繰出し指令の有無が確認さ
れる。そして、ヘッダHの繰出しか否かが確認される。
そして、NOの場合、通常袋Ga 〜Gd の1袋分の長さ
l1 が繰出される。また、ヘッダHの繰出しと判断され
た場合にはヘッダHの長さlh が繰出される。この繰出
しはフイルム送り機構18を駆動する第1サーボモータ
SM1 が回転制御されて繰出される。そして、設定長さ
の繰出しを完了すると、エンドシール起動指令が出され
る。なお、この落下タイマ制御部、フイルム繰出し制御
部および次のエンドシール制御部ののヘッダHか否かの
判断はヘッダレジマークセンサーS4 によるヘッダ用レ
ジマークmh の検出後のカウント手段のカウントアップ
により判定される。
【0032】[エンドシール制御部](図17) このエンドシール起動指令により図17のエンドシール
制御部では、先ず、エンドシール起動指令の有無が確認
され、起動指令が確認されるとエンドシール装置25の
エンドシール機構26とパンチング機構50が一体に作
動される。そして、カッタタイミングか否かが確認さ
れ、次いで、ヘッダか否かが確認される。そして、ヘッ
ダH否の信号でエンドシール機構26に設けた2段シリ
ンダ41の第1シリンダが作動してシールバー37,3
8でエンドシールSb した中央部にカッター刃46によ
りミシン目等の非連続の切れ目c1 を付す。そして、こ
のカッタタイミングか、ヘッダか否か、の確認に並列し
て、パンチングタイミングか、ヘッダか否か、ヘッダ押
さえタイミングか、ヘッダか、がエンドシール機構26
の対向移動中に行われる。したがって、連包袋体Gでは
設定された袋数分、筒状フイルムFt の繰出しとエンド
シールSb とミシン目等の非連続の切れ目c1の付与が
実施され、このエンドシールSb とミシン目等の非連続
の切れ目c1 の回数が製品検知制御部でカウントされ
る。そして、製品検知制御部でこのミシン目等の非連続
の切れ目c1 のカウントアップが確認されると、落下タ
イマ制御部側へヘッダHの繰出しの落下タイマ起動指令
と供給OK信号規制をかけ、供給装置からの製品Wの供
給を休止する。る(図14参照)。
【0033】これによりヘッダHの繰出しの落下タイマ
がタイムアップするとヘッダHの繰出し指令がフイルム
繰出し機構18に出される(図15参照)。この指令に
基いてフイルム繰出し制御部はヘッダレジマークmh を
ヘッダレジマーク検知センサーS4 が検知する位置まで
繰出し、停止される。そしてヘッダが繰出されるとフイ
ルム繰出し制御部よりエンドシール制御部にエンドシー
ル起動指令が出される(図16参照)。
【0034】このフイルム繰出し制御部からのエンドシ
ール起動指令により図16に示すフローチャートに基い
てエンドシール装置25は制御される。先ず、エンドシ
ール機構26とパンチング機構50とが一体に作動さ
れ、左右のシールバー37,38は所定の位置をエンド
シールSb すると同時に、左右のヘッダ挾持用シリンダ
52が伸長作動されてヘッダHは挾持パッド56により
挾持される。そして、エンドシール機構26側では2段
シリンダ41の第1シリンダ42が伸長作動され、これ
によりエンドシールSb の中央部にミシン目等の切れ目
c1が付され、さらに、第2シリンダが伸長作動される
ことで同切れ目c1 は切断c2 される。これと同時にパ
ンチング機構50側ではパンチング用シリンダ58が伸
長作動され、パンチアーム61に取付けたパンチ62が
挾持パッド56を取付けた挾持プレート53のパンチ受
け部53aに挿入されてヘッダHの所定の位置にフック
孔rを形成することができ、エンドシール機構26が後
退作動されることで連包袋体Gは下方の搬送部側に落下
供給される。
【0035】このように本例包装機10は上記のように
通常動作モードと連包袋動作モードの何れかに設定する
ことにより、所要の長さの通常袋をミシン目等の非連続
の切れ目c1 で連続的に製造することができる。また、
例えば図6の連包袋体Gの製造においては、上記したよ
うに使用される品種(帯状フイルム)の設定、その品種
を行う際の各種動作設定のためのデータ入力が行われる
とともに、連包袋動作モードを設定した後に、連包袋体
Gの袋数4、1包装袋Ga の長さl1 、ヘッダHの長さ
lh 、必要に応じフイルム製造時の印刷誤差に関する許
容値を入力し、これらのデータを操作パネルインターフ
ェース75を介してレジスタ部74に記憶させることが
可能で、供給OK信号により製品供給装置側に製品品種
A,B,C,Dの供給順位を設定しておけば各包装袋G
a,Gb,Gc,Gd に順次供給して所望のヘッダ付の連包袋
体Gを連続的に製造することができ、このように1包装
機によりデータ入力設定手段による切り替え設定のみで
兼用包装が可能となる。また、製品品種A,B,C,D
を充填する包装フイルムによりヘッダHを一連に形成し
ながら連包袋体Gを製造することができるので、資材費
その他の製造コストを低減することができる。
【0036】また、運転準備のセット運転時に帯状フイ
ルムFに予め印刷されたヘッダレジマークmh とレジマ
ークm1,m2,m3,m4 …との自動認識を行うことがで
き、切断位置について目視によりリセット操作等を行う
必要がない。また、ヘッダH、包装袋Ga,Gb,Gc,Gd
のそれぞれに対応るレジマークmh,m1,m2,m3,m4 を
備えているので、それぞれのフイルム給送時の印刷位置
合せが確実に行える。また、ヘッダHの長さlh の形成
は、各包装袋Ga,Gb,Gc,Gd の長さl1 より短い任意
の長さに設定することができるもので、例えば連列群袋
体GのエンドシールSb 位置の間隔を短く設定すること
のみで対応が対応が可能となるので、ヘッダHの形成時
の吊り下げ用のフック孔rの形成用のパンチング機構5
0を配設するのみで、とくに、ヘッダH成形用の装置を
別途設ける必要がない。
【0037】なお、上記実施例において、連包袋体Gを
製造するのに、図7に示す帯状フイルムF1 の一方の縁
部fa には包装袋Ga,Gb,Gc,Gd のレジマークm1,m
2,m3,m4 が包装袋の長さl1 間隔で付され、また、他
方の縁部fb にはヘッダレジマークmh が間隔Lで付さ
れてレジマークm4 とヘッダレジマークmh が間隔lh
で、また、レジマークm1 とヘッダレジマークmh が間
隔l1 の関係で付して例示したが、これに限定するもの
ではなく、例えば、図8および図9に示す帯状フイルム
F2,F3 としてもよい。この図8に示す帯状フイルムF
2 に印刷されるレジマークは例えば一方の縁部fa 側に
付されるもので、ヘッダレジマークmhは幅広に形成さ
れて連包袋体Gの長さの間隔Lで付されるとともに、こ
のヘッダレジマークmh 間に一方のヘッダレジマークm
h を基準として包装袋Ga,Gb,Gc,Gd のレジマークm
1,m2,m3,m4 が包装袋の長さl1 間隔で付され、各レ
ジマークm1,m2,m3,m4 はヘッダレジマークmh の幅
より幅狭に印刷され、このレジマークm4 とヘッダレジ
マークmh の間隔がヘッダHの長さlh に印刷されてい
る。このレジマークm1,m2,m3,m4 とヘッダレジマー
クmh を検出するセンサーS3,S4 は図示のように帯状
フイルムF2 の縁部fa 側に並べられて幅検出するよう
に配設されている。また、図9に示す帯状フイルムF3
のレジマークm1,m2,m3,m4 とヘッダレジマークmh
は上記帯状フイルムF2 と同様の位置に配列されるもの
で、この場合、レジマークm1,m2,m3,m4 とヘッダレ
ジマークmh は異色印刷されてその幅は同じ幅で印刷さ
れ、この場合センサーはカラーマークセンサーS7 が採
用されて色別検知するように設けられる。
【0038】なお、上記実施例ではでは帯状フイルムF
を製袋器に給送する途上に同帯状フイルムFに印刷され
て印刷マークmh,m1,m2 …の位置検出するセンサーS
3,S4 を配設した例示したが、これに限定するものでは
なく、例えば筒状フイルムFt に成形した時に検出する
ように配設してもよい。また、上記実施例ではフイルム
繰出しローラ12,12の駆動をインバータ15により
制御される汎用モータMにて行うようにしたが、それに
変えてサーボモータにより駆動制御されるようにした
り、繰出しローラ12,12をフイルム送りローラ1
9,10およびベルト21からなるフイルム送り機構1
8と、所要の速度差を設けて機械的に連繋し、これを第
1サーボモータSM1 により駆動制御するようにしても
よい。また、上記実施例では製品検知センサーS5 によ
り製品供給確認を行うように例示したが、製品の重量を
計って供給する計量供給装置のようなコンピュタスケー
ルでは、該スケールからの供給完了信号をもって供給確
認としてもよい。また、上記実施例ではレジマークmh,
m1,m2,…でシール、切断するようになっているが、こ
れに限定するものではなく、例えば、商品表示の印刷が
レジマークmh,m1,m2,…と判断できる印刷模様とすれ
ば、レジマークmh,m1,m2,…を別途印刷する必要はな
い。
【0039】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成したことに
より、以下の効果を得る。 (1) 被包装物が充填される帯状フイルムにてヘッダ部を
一体的に形成しながら連包袋体が製造でき、材料費その
他の製造コストを低減できる。 (2) ヘッダ付連包袋体の製造と、通常の一袋づつの製造
を同一の包装機によりデータ入力手段により切り替え設
定のみで兼用包装が可能となる。 (3) 運転準備のセット時に帯状フイルムに予め印刷され
た識別マークによりヘッダ部と包装袋との自動認識を行
うことができ、切断位置について目視によるリセット操
作等を行う必要がない。 (4) ヘッダ部の形成は、連包袋体の包装袋の長さより短
い任意の長さに設定でき、連包袋体のエンドシールのシ
ール間隔を短く設定するのみで対応が可能となるので、
ヘッダ形成時の吊下げ用のフック孔形成ようのパンチン
グ機構を配設するのみで、とくに、ヘッダ形成用の特別
な装置を別途設ける必要がない。 (5) 連包袋体の袋数と袋長さ、および、ヘッダ部の長さ
のそれぞれはデータ入力により任意値に設定することが
できる。また、必要に応じてそれらの各設定値を連包袋
体の品種毎に異なる設定値として記憶させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】縦型製袋充填包装機の概略構成図である。
【図2】エンドシール装置の断面図である。
【図3】図2のA矢視図である。
【図4】図2のB矢視図である。
【図5】図2の左側面図である。
【図6】連包袋体の斜視図である。
【図7】帯状フイルムに印刷する印刷マークの関係位置
の説明図である。
【図8】他の帯状フイルムに印刷する印刷マークの関係
位置の説明図である。
【図9】同じく他の帯状フイルムに印刷する印刷マーク
の関係位置の説明図である。
【図10】縦型製袋充填包装機の制御ブロック図であ
る。
【図11】動作モードの移り変わりのフローチャートで
ある。
【図12】セット運転のフローチャートである。
【図13】供給OK信号制御部のフローチャートであ
る。
【図14】製品検知制御部のフローチャートである。
【図15】落下タイマ制御部のフローチャートである。
【図16】フイルム繰出し制御部のフローチャートであ
る。
【図17】エンドシール制御部のフローチャートであ
る。
【符号の説明】
10 縦型製袋充填包装機 12 繰出しローラ 15 インバータ M 汎用モータ(フイルム繰出し制御手段) 16 製袋器 17 供給筒 18 フイルム送り機構 SM1 第1サーボモータ 23 サーボアンプ(フイルム送り量を制御するモータ
制御手段) 25 エンドシール装置 26 エンドシール機構 46 カッター刃 41 2段シリンダ 50 パンチング機構 58 パンチ用シリンダ 62 パンチ 65 操作パネル 70 制御回路 71 データ処理演算部 72 サーボ制御部 73 インバータ制御部 74 レジスタ部 75 操作パネルインターフェース 76 センサー入力インターフェース 77 クロックパルス発信器 S3,S4,S7 印刷マークセンサー S5 製品検知センサ F1,F2,F3 帯状フイルム m1,m2,m3,m4 レジマーク mh ヘッダレジマーク G 連包袋体 H ヘッダ c1 ミシン目等の非連続状の切れ目 c2 切断位置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フイルムロールから繰出した帯状フイル
    ムを製袋器に供給して筒状フイルムに成形して同筒状フ
    イルムに製品を充填して包装する縦型製袋充填包装機に
    おいて、 前記帯状フイルムには連包袋体の包装袋用シール位置、
    ヘッダ用シール位置とについて包装機の位置決め情報を
    与えるため印刷された印刷マークを備えること。前記帯
    状フイルムに印刷された印刷マークの位置検出を行うセ
    ンサーを備えること。連包袋体の袋数、袋長さ、ヘッダ
    長さに関するそれぞれのデータを入力する入力設定手段
    を備えること。前記入力された各データを記憶する記憶
    手段を備えること。前記記憶手段に記憶された、袋長
    さ、ヘッダ長さに応じてフイルム給送用モータを所定の
    回転数で所定量回転させることで各長さ分のフイルムの
    送り量を制御するモータ制御手段を備えること。入力設
    定手段に入力設定された袋数に応じたカウント数が設定
    され、切断位置を基準として前記センサーによる印刷マ
    ークの検出数をカウントするカウント手段を備えるこ
    と。エンドシール装置に附設され、シール時には上下の
    シール間隔のほぼ中央部に、ミシン目等の非連続な切れ
    目を付与するか、または、切り離し切断されるように切
    断作動するカッター手段を備えること。エンドシール装
    置の下方に配設され、ヘッダ部に吊下げ用のフック孔を
    形成するパンチング手段を備えること。カウント手段か
    らのカウント数により物品供給装置からの物品供給を休
    止するための制御信号を発信する手段を備えること。ヘ
    ッダ部のフイルム送り終了後の所定のタイミングにおい
    てカッター作動手段とパンチング手段に作動信号を発信
    する手段を備えること。以上の各手段を備えたことを特
    徴とする縦型製袋充填包装機。
  2. 【請求項2】 入力設定手段には、包装される複数種の
    品種毎にデータ設定可能な品種設定手段と、設定された
    品種毎に連包袋体の袋数、袋長さ、ヘッダ長さに関する
    それぞれのデータ設定を行うことで各品種毎に記憶手段
    に記憶されるとともに、品種毎に記憶されたデータの呼
    び出しを行う品種切換手段を備えたことを特徴とする請
    求項1の縦型製袋充填包装機。
  3. 【請求項3】前記帯状フイルムに印刷される印刷マーク
    は連包袋体の長さ間隔で印刷されるヘッダ用印刷マーク
    とこのヘッダ用印刷マークの一方を基準として袋長さで
    付され、他方のヘッダ用印刷マークとの間隔をヘッダ長
    さとされる袋用印刷マークとからなり、このヘッダ用印
    刷マークと袋用印刷マークは帯状フイルムの左右の縁部
    に附設すること、あるいは帯状フイルムの一方の縁部に
    並設して幅広、幅狭あるいは色分けに識別する構成とし
    たことを特徴とする請求項1の縦型製袋充填包装機。
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