JPH0728536A - 電源回路 - Google Patents
電源回路Info
- Publication number
- JPH0728536A JPH0728536A JP5174214A JP17421493A JPH0728536A JP H0728536 A JPH0728536 A JP H0728536A JP 5174214 A JP5174214 A JP 5174214A JP 17421493 A JP17421493 A JP 17421493A JP H0728536 A JPH0728536 A JP H0728536A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power supply
- circuit
- transistor
- differential pair
- voltage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Direct Current Feeding And Distribution (AREA)
- Continuous-Control Power Sources That Use Transistors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 マイコンの正電圧制御出力によって、負電圧
電源の出力を好適に遮断せしめるようにすること。 【構成】 一対のPNP型トランジスタからなる差動対
トランジスタ回路10と、ベースが前記差動対トランジ
スタの一方のコレクタに接続されると共にエミッタ・コ
レクタ路が負電源ラインに接続されたNPN型制御用ト
ランジスタTR1と、前記差動対トランジスタのエミッ
タと前記正電圧直流源の出力ラインとの間に接続された
定電圧手段4と、制御回路からの制御出力で制御され前
記差動対トランジスタのエミッタへの電流の供給または
遮断を行うスイッチング回路9とからなる電源回路であ
る。
電源の出力を好適に遮断せしめるようにすること。 【構成】 一対のPNP型トランジスタからなる差動対
トランジスタ回路10と、ベースが前記差動対トランジ
スタの一方のコレクタに接続されると共にエミッタ・コ
レクタ路が負電源ラインに接続されたNPN型制御用ト
ランジスタTR1と、前記差動対トランジスタのエミッ
タと前記正電圧直流源の出力ラインとの間に接続された
定電圧手段4と、制御回路からの制御出力で制御され前
記差動対トランジスタのエミッタへの電流の供給または
遮断を行うスイッチング回路9とからなる電源回路であ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はビデオテープレコーダ等
に使用される電源回路に関する。
に使用される電源回路に関する。
【0002】
【従来の技術】オーディオ機器の多くは、図2に示すよ
うに正・負両電源+B,−Bを必要とし、しかもその機
器の電源のオン・オフは入力商用交流電源電圧をその入
力側に設けたスイッチS1を遮断することにより行って
いる。尚、図2において、Tは電源トランス、Fはヒュ
ーズ、D1,D2は整流用ダイオード、C1,C2は平
滑用コンデンサである。
うに正・負両電源+B,−Bを必要とし、しかもその機
器の電源のオン・オフは入力商用交流電源電圧をその入
力側に設けたスイッチS1を遮断することにより行って
いる。尚、図2において、Tは電源トランス、Fはヒュ
ーズ、D1,D2は整流用ダイオード、C1,C2は平
滑用コンデンサである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ビデオ
テープレコーダのようにタイマーを有する電子機器では
電源オフ時でも、蛍光表示管やマイコン(マイクロコン
ピュータ)を作動させる必要があるが、AC電源を遮断
することは全ての電源の供給を絶つことになり、タイマ
ーが作動しなくなる。
テープレコーダのようにタイマーを有する電子機器では
電源オフ時でも、蛍光表示管やマイコン(マイクロコン
ピュータ)を作動させる必要があるが、AC電源を遮断
することは全ての電源の供給を絶つことになり、タイマ
ーが作動しなくなる。
【0004】従って、本発明は、マイコンの正電圧制御
出力によって負電圧電源の出力を好適に遮断せしめる回
路を提供しようするものである。
出力によって負電圧電源の出力を好適に遮断せしめる回
路を提供しようするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の電源回路は、正
電圧直流源と、一対のPNP型トランジスタからなる差
動対トランジスタ回路と、ベースが前記差動対トランジ
スタの一方のコレクタに接続されると共にエミッタ・コ
レクタ路が負電源ラインに接続されたNPN型制御用ト
ランジスタと、前記差動対トランジスタのエミッタと前
記正電圧直流源の出力ラインとの間に接続された定電圧
手段と、制御回路からの制御出力で制御され前記差動対
トランジスタのエミッタへの電流の供給または遮断を行
うスイッチング回路とからなる構成である。
電圧直流源と、一対のPNP型トランジスタからなる差
動対トランジスタ回路と、ベースが前記差動対トランジ
スタの一方のコレクタに接続されると共にエミッタ・コ
レクタ路が負電源ラインに接続されたNPN型制御用ト
ランジスタと、前記差動対トランジスタのエミッタと前
記正電圧直流源の出力ラインとの間に接続された定電圧
手段と、制御回路からの制御出力で制御され前記差動対
トランジスタのエミッタへの電流の供給または遮断を行
うスイッチング回路とからなる構成である。
【0006】
【作用】上記の構成によれば、正電圧で負電源の投入・
遮断を容易に行うことができる。
遮断を容易に行うことができる。
【0007】
【実施例】図1は本発明を実施した電源回路の回路構成
図を示しており、1は電源トランスの正側に接続された
正電源入力端子、2は電源トランスの負側に接続された
負電源入力端子、3はアースライン、4は前記正電源入
力端子に接続された正電圧直流定電圧電源、5はこの電
源4で生成される電圧を出力する正電源端子、6はアー
ス端子、7は負電源端子、8はマイコン(図示せず)か
らの制御電圧(ハイまたはロー)が入力される電圧制御
端子、9は抵抗R5、R6、R7、R8及びスイッチン
グトランジスタTR4、TR5からなるスイッチング回
路である。
図を示しており、1は電源トランスの正側に接続された
正電源入力端子、2は電源トランスの負側に接続された
負電源入力端子、3はアースライン、4は前記正電源入
力端子に接続された正電圧直流定電圧電源、5はこの電
源4で生成される電圧を出力する正電源端子、6はアー
ス端子、7は負電源端子、8はマイコン(図示せず)か
らの制御電圧(ハイまたはロー)が入力される電圧制御
端子、9は抵抗R5、R6、R7、R8及びスイッチン
グトランジスタTR4、TR5からなるスイッチング回
路である。
【0008】10はPNP型トランジスタTR2とPN
P型トランジスタTR3とからなる差動対回路であっ
て、該差動対トランジスタの共通エミッタは抵抗R1を
介してトランジスタTR4のコレクタに接続され、差動
対回路の一方のトランジスタTR2のベースにはアース
ライン3と負電源入力端子2の間に直列に接続されたツ
ェナーダイオードD0と抵抗R2の接続中点が接続さ
れ、他方のトランジスタTR3のベースはアースライン
3と負電源端子7の間に接続されたバイアス抵抗R3、
R4の接続中点に接続される。NPN型トランジスタT
R1はエミッタが負電源入力端子に接続され、コレクタ
が負電源端子及びトランジスタTR3のコレクタに接続
され、更にベースがトランジスタTR2のコレクタに接
続された負電源ライン制御用トランジスタである。
P型トランジスタTR3とからなる差動対回路であっ
て、該差動対トランジスタの共通エミッタは抵抗R1を
介してトランジスタTR4のコレクタに接続され、差動
対回路の一方のトランジスタTR2のベースにはアース
ライン3と負電源入力端子2の間に直列に接続されたツ
ェナーダイオードD0と抵抗R2の接続中点が接続さ
れ、他方のトランジスタTR3のベースはアースライン
3と負電源端子7の間に接続されたバイアス抵抗R3、
R4の接続中点に接続される。NPN型トランジスタT
R1はエミッタが負電源入力端子に接続され、コレクタ
が負電源端子及びトランジスタTR3のコレクタに接続
され、更にベースがトランジスタTR2のコレクタに接
続された負電源ライン制御用トランジスタである。
【0009】上記構成のように差動増幅回路からなる誤
差増幅回路の基準電圧はツェナーダイオードD0のツェ
ナー電圧VDを利用して設定され、出力電圧V0は分圧抵
抗R3,R4と前記ツェナー電圧とで、V0=(R3+
R4)VD/R3なる式で決定される。
差増幅回路の基準電圧はツェナーダイオードD0のツェ
ナー電圧VDを利用して設定され、出力電圧V0は分圧抵
抗R3,R4と前記ツェナー電圧とで、V0=(R3+
R4)VD/R3なる式で決定される。
【0010】さて、負電源端子7から負電圧を出力する
に当たっては、図示しないマイコンからのハイ信号を電
源制御端子8に供給する。そうすると、スイッチングト
ランジスタTR5、TR4が共にオンとなり、スイッチ
ングトランジスタTR4、抵抗R1を介して正電圧直流
定電圧源4から電流が供給される。これによって、制御
トランジスタTR1が作動し、負電源端子から負電圧が
出力される。負電源端子に接続された負荷の変動があっ
た場合、その電圧変動は抵抗R3と抵抗R4によって検
出され、それがトランジスタTR3に供給されて、制御
トランジスタTR1が制御されることによって、電圧変
動が抑えられる。尚、このように制御用トランジスタに
NPN型のトランジスタを使用することによって、最小
入出力電圧差はトランジスタTR1の飽和電圧内にする
事ができる。
に当たっては、図示しないマイコンからのハイ信号を電
源制御端子8に供給する。そうすると、スイッチングト
ランジスタTR5、TR4が共にオンとなり、スイッチ
ングトランジスタTR4、抵抗R1を介して正電圧直流
定電圧源4から電流が供給される。これによって、制御
トランジスタTR1が作動し、負電源端子から負電圧が
出力される。負電源端子に接続された負荷の変動があっ
た場合、その電圧変動は抵抗R3と抵抗R4によって検
出され、それがトランジスタTR3に供給されて、制御
トランジスタTR1が制御されることによって、電圧変
動が抑えられる。尚、このように制御用トランジスタに
NPN型のトランジスタを使用することによって、最小
入出力電圧差はトランジスタTR1の飽和電圧内にする
事ができる。
【0011】前記負電源端子から出力される負電圧は、
タイマーマイコン以外の回路部に供給されるが、この負
電源のみ遮断したい場合、マイコンは電源制御端子8に
ロー信号を供給する。そうすると、スイッチングトラン
ジスタTR4、TR5が共にオフになりこれにより差動
対回路には電流が供給されなくなり、この結果トランジ
スタTR1はオフとなり負電圧が出力されなくなる。
タイマーマイコン以外の回路部に供給されるが、この負
電源のみ遮断したい場合、マイコンは電源制御端子8に
ロー信号を供給する。そうすると、スイッチングトラン
ジスタTR4、TR5が共にオフになりこれにより差動
対回路には電流が供給されなくなり、この結果トランジ
スタTR1はオフとなり負電圧が出力されなくなる。
【0012】尚、上記の実施例では正電圧直流定電圧電
源からの電流を抵抗R1を介して差動対回路に供給して
いるが、抵抗R1に代えて定電流回路を用いてもよくそ
の場合、該定電流回路を定電圧化していない正電源に接
続できる。
源からの電流を抵抗R1を介して差動対回路に供給して
いるが、抵抗R1に代えて定電流回路を用いてもよくそ
の場合、該定電流回路を定電圧化していない正電源に接
続できる。
【0013】
【発明の効果】以上の通り本発明によれば、マイコンか
らのハイ・ロー信号により、負電源出力を遮断できる効
果がある。
らのハイ・ロー信号により、負電源出力を遮断できる効
果がある。
【図1】本発明の電源回路の一実施例を示す回路図であ
る。
る。
【図2】従来の電源回路を示す図である。
1 正電源入力端子 2 負電源入力端子 3 アースライン 4 正電圧直流定電圧電源 5 正電源端子 6 アース端子 7 負電源端子 8 電源制御端子 9 スイッチング回路 10 差動対回路 D0 ツェナーダイオード TR1 負電源ライン制御用トランジスタ
Claims (1)
- 【請求項1】 正電圧直流源と、 一対のPNP型トランジスタからなる差動対トランジス
タ回路と、 ベースが前記差動対トランジスタの一方のコレクタに接
続されると共にエミッタ・コレクタ路が負電源ラインに
接続されたNPN型制御用トランジスタと、 前記差動対トランジスタのエミッタと前記正電圧直流源
の出力ラインとの間に接続された定電圧手段と、 制御回路からの制御出力で制御され前記差動対トランジ
スタのエミッタへの電流の供給または遮断を行うスイッ
チング回路と、 からなる電源回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5174214A JPH0728536A (ja) | 1993-07-14 | 1993-07-14 | 電源回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5174214A JPH0728536A (ja) | 1993-07-14 | 1993-07-14 | 電源回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0728536A true JPH0728536A (ja) | 1995-01-31 |
Family
ID=15974726
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5174214A Pending JPH0728536A (ja) | 1993-07-14 | 1993-07-14 | 電源回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0728536A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007080828A1 (ja) * | 2006-01-10 | 2007-07-19 | Rohm Co., Ltd. | 負出力レギュレータ回路及びこれを用いた電気機器 |
-
1993
- 1993-07-14 JP JP5174214A patent/JPH0728536A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007080828A1 (ja) * | 2006-01-10 | 2007-07-19 | Rohm Co., Ltd. | 負出力レギュレータ回路及びこれを用いた電気機器 |
US7859323B2 (en) | 2006-01-10 | 2010-12-28 | Rohm Co., Ltd. | Negative output regulator circuit and electrical apparatus using same |
JP4827858B2 (ja) * | 2006-01-10 | 2011-11-30 | ローム株式会社 | 負出力レギュレータ回路及びこれを用いた電気機器 |
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