JPH0728424U - スーツケース - Google Patents
スーツケースInfo
- Publication number
- JPH0728424U JPH0728424U JP6570793U JP6570793U JPH0728424U JP H0728424 U JPH0728424 U JP H0728424U JP 6570793 U JP6570793 U JP 6570793U JP 6570793 U JP6570793 U JP 6570793U JP H0728424 U JPH0728424 U JP H0728424U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mounting plate
- protrusion
- hinge
- plate portion
- suitcase
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 蝶番を取付けた面を下側にして置いた場合で
も倒れないように安定させることができ、且つ蝶番の回
転が制約されず180°開くことができて荷物の出し入
れが容易なスーツケースの提供を目的とする。 【構成】 蝶番10を取付けて開閉自在となし、その蝶
番10の一方の取付板部25に脚の役割を果たす突起1
7を設け、他方の取付板部24を回転して突起17を設
けた取付板部25に重ね合わせたときに、取付板部24
が突起17と回転支軸部26との間に収まって取付板部
24の外側の端縁部と突起17との衝突を避け得るよう
に突起17の位置及び形状を設定し、且つ突起17の高
さを取付板部24の厚さ以下に設定したことを特徴とす
る。
も倒れないように安定させることができ、且つ蝶番の回
転が制約されず180°開くことができて荷物の出し入
れが容易なスーツケースの提供を目的とする。 【構成】 蝶番10を取付けて開閉自在となし、その蝶
番10の一方の取付板部25に脚の役割を果たす突起1
7を設け、他方の取付板部24を回転して突起17を設
けた取付板部25に重ね合わせたときに、取付板部24
が突起17と回転支軸部26との間に収まって取付板部
24の外側の端縁部と突起17との衝突を避け得るよう
に突起17の位置及び形状を設定し、且つ突起17の高
さを取付板部24の厚さ以下に設定したことを特徴とす
る。
Description
【0001】
本考案はスーツケースに関する。
【0002】
スーツケースを開閉自在とするために一般的に蝶番を取付けるが、この蝶番を 取付けた面は凹凸ができるので、その面を下側にしてスーツケースを置くと倒れ てしまう。そこでスーツケースが倒れないように蝶番の構造を工夫する必要があ るが、蝶番の回転が制限されてスーツケースが180℃開くことができず荷物の 出し入れがやりにくくなる問題がある。
【0003】
そこで本考案は、蝶番を取付けた面を下側にして置いた場合でも倒れないよう に安定させることができ、且つ蝶番の回転が制約されず180°開くことができ て荷物の出し入れが容易なスーツケースの提供を目的とする。
【0004】
上記目的を達成するために、本考案のスーツケースは、蝶番10を取付けて開 閉自在となし、その蝶番10の一方の取付板部25に脚の役割を果たす突起17 を設け、他方の取付板部24を回転して突起17を設けた取付板部25に重ね合 わせたときに、取付板部24が突起17と回転支軸部26との間に収まって取付 板部245の外側の端縁部と突起17との衝突を避け得るように突起17の位置 及び形状を設定し、且つ突起17の高さを取付板部24の厚さ以下に設定したこ とを特徴とするものである。
【0005】
突起17が脚の役割を果たすので、蝶番10を設けた面を下側にしてスーツケ ースを置いた場合の姿勢が安定する。又、この突起17の位置や形状及び高さを 取付板部24との衝突を避けるように設定したのでスーツケースを180°開く ことができる。
【0006】
以下、図面に基づき実施例について詳説する。このスーツケースの全体形状は 縦に長い筐形で、中央部において開閉自在となっており、底面部にキャスター8 を取付け、上面部2に把手9を取付け、一方の側面部3の上下の2箇所に蝶番1 0,11を取付け、他方の側面部4には把手(図示せず)と電子ロック(図示せ ず)を取付けている。
【0007】 そして中央部にはアルミ製のフレーム1が配されていて、このフレーム1が2 つに割れて開閉自在となっている。又、上記の把手9、蝶番10,11及び電子 ロック等はこのフレーム1に取付けられている。
【0008】 フレーム1の下辺部には、図3に示すように、底部芯板13が取付けられて、 その上に補強板14が重ねられ、上記のキャスター8はこの底部芯板13及び補 強板14に固定される。又、フレーム1の左右両辺の下端部には略三角形状のリ ブ15を設けているが、このリブ15は底部芯板13と連続している。
【0009】 フレーム1の外側には、上面部2と、両側の側面部3,4と、底面部16とを 一連に構成する伸縮自在な柔軟性素材5を接続している。この柔軟性素材5とし ては、布、合成樹脂、レザーなどの中から任意の材料を選択できるが、この実施 例では布を使用している。尚、底面部16では勿論柔軟性素材5が上記の底部芯 板13の外面を覆っている。又、側面部3,4でも柔軟性素材5が上記のリブ1 5の外面を覆っている。この柔軟性素材5によって上面部2と、下端部を除く側 面部3,4とが伸縮自在になっている。
【0010】 上面部2、両側の側面部3,4、及び底面部16を構成する柔軟性素材5の外 側には前胴部6及び後胴部7をそれぞれ接続している。この実施例では前胴部6 と後胴部7に上面部2や側面部3,4と同じ柔軟性素材5、すなわち布を使用し ている。従って、前胴部6と後胴部7の保形性を高めるために、前胴部6及び後 胴部7は上記の上面部2や側面部3,4を構成する柔軟性素材5に対し、ピアノ 線入りの玉縁12を介して接続している(図2参照)。尚、前胴部6及び後胴部 7は、上記の布のような柔軟性素材に限定するものではなく、他に樹脂素材やペ フ素材を用いた成形胴とすることも勿論可能である。
【0011】 フレーム1、上面部2、両側の側面部3,4、底面部16、前胴部6、及び後 胴部7の内面側には勿論裏地が取付けられているが、図面上は省略した。又、フ レーム1の外面部の溝には装飾のためにレザーなどを貼り付けてもよい。
【0012】 上記のように、一方の側面部3の上下の2箇所にそれぞれ蝶番10,11を取 付けているが、その下端の蝶番11の両端には一体的に突起18,19を設けて いる。又、上端の蝶番10にも略中央部に突起17を設けている。これらの突起 17,18,19はスーツケースを横にして側面部3を下側にしたときに脚の役 割を果たすものである。下端部の蝶番11は側面部3の下端部に設けた上記のリ ブ15に対して固定できるので、幅を広くしてその両端にそれぞれ突起18,1 9を配することができるが、上端の蝶番10はフレーム1の外側の側面部3が柔 軟性素材5によって形成されていて固定できないので、幅がフレーム1の幅と略 同一に制限されることになる。従って、略中央部の1箇所にのみ突起17を設け ている。
【0013】 ところで、スーツケースを開いて荷物を出し入れするには、フレーム1が18 0°開くことが望ましいが、上記の蝶番10,11に設けた突起17,18、1 9が邪魔になるという問題がある。そこで、下端部の蝶番11では、回転支軸部 20の両側の取付板部21,22を折り重ねたときに突起18,19どうしが衝 合しないように位置をずらし、且つ一方の取付板部22に他方の突起18を没入 させる凹部23を設けている。
【0014】 一方、上端部の蝶番10では次のような構成を採っている。すなわち、突起1 7を設けていない方の取付板部24を回転して、他方の突起17を設けている方 の取付板部25に対し重ね合わせたときに、突起17と取付板部24が当たらな いようにするため、回転支軸部26から突起17までの間に取付板部24が収ま るように突起17の位置を調整し、且つ、突起17の内側面が取付板部24の外 側の端縁部から逃げられるようにその内側面を斜面27としている。尚、突起1 7は取付板部24が取付けられた側面部3にその頭部が突き当たらないように、 その高さを取付板部24の厚みより僅かに小さくしている(図5参照)。この突 起17は取付板部25とは別体で、取付板部25を覆うように取付けられている が、取付板部25と一体的に形成することも勿論可能である。
【0015】
本考案は上記のとおりであり、蝶番10を取り付けた面を下側にしてスーツケ ースを置いた場合でも、突起17が脚の役割を果たすので姿勢が安定して倒れな いようになる。又、突起17の位置、形状、高さを、取付板部24や側面部3と の衝突を避け得るように設定したので、180°完全に開くことができて荷物の 出し入れが容易化する。
【図1】斜視図である。
【図2】断面図である。
【図3】フレームの斜視図である。
【図4】スーツケースを閉じた状態における上端部の蝶
番の断面図である。
番の断面図である。
【図5】スーツケースを開いた状態における上端部の蝶
番の断面図である。
番の断面図である。
1 フレーム 2 上面部 3,4 側面部 5 柔軟性素材 6 前胴部 7 後胴部 8 キャスター 9 把手 10,11 蝶番 12 玉縁 13 底部芯板 14 補強板 15 リブ 16 底面部 17,18,19 突起 20 回転支軸部 21,22 取付板部 23 凹部 24,25 取付板部 26 回転支軸部 27 斜面
Claims (1)
- 【請求項1】 蝶番10を取付けて開閉自在となし、そ
の蝶番10の一方の取付板部25に脚の役割を果たす突
起17を設け、他方の取付板部24を回転して突起17
を設けた取付板部25に重ね合わせたときに、取付板部
24が突起17と回転支軸部26との間に収まって取付
板部24の外側の端縁部と突起17との衝突を避け得る
ように突起17の位置及び形状を設定し、且つ突起17
の高さを取付板部24の厚さ以下に設定したことを特徴
とするスーツケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6570793U JP2558192Y2 (ja) | 1993-11-15 | 1993-11-15 | スーツケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6570793U JP2558192Y2 (ja) | 1993-11-15 | 1993-11-15 | スーツケース |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0728424U true JPH0728424U (ja) | 1995-05-30 |
JP2558192Y2 JP2558192Y2 (ja) | 1997-12-17 |
Family
ID=13294769
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6570793U Expired - Fee Related JP2558192Y2 (ja) | 1993-11-15 | 1993-11-15 | スーツケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2558192Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-11-15 JP JP6570793U patent/JP2558192Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2558192Y2 (ja) | 1997-12-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees | ||
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323531 |
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R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
R370 | Written measure of declining of transfer procedure |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370 |