JPH0139453Y2 - - Google Patents

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JPH0139453Y2
JPH0139453Y2 JP1985125822U JP12582285U JPH0139453Y2 JP H0139453 Y2 JPH0139453 Y2 JP H0139453Y2 JP 1985125822 U JP1985125822 U JP 1985125822U JP 12582285 U JP12582285 U JP 12582285U JP H0139453 Y2 JPH0139453 Y2 JP H0139453Y2
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JP
Japan
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case
lid
box
locking member
shaped
Prior art date
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Expired
Application number
JP1985125822U
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English (en)
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JPS6233327U (ja
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  • Closures For Containers (AREA)
  • Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、書類、小物などを入れるための携
帯用ケースであつて、ケース本体が後方の箱状収
納部と前方の箱状蓋部とに前後二分割される形式
のものに関する。
従来技術とその問題点 従来、この種の携帯用ケースとしては、下端の
連結部において開閉自在に連結され、後方の箱状
収納部と前方の箱状蓋部との境目のうちケース本
体上面における境目を錠、フアスナーなどの係止
部材で閉じ合わせて携帯に供するものがある。
このような携帯用ケースにはつぎのような問題
点がある。
(ア) 閉じ合わせ箇所には境目を覆うものがないた
め、境目から雨水やほこりが入り込むおそれが
ある。
(イ) ケース本体上面における閉じ合わせ箇所の面
積は小さいことが多いため、製造に際して、係
止部材の取り付け作業が容易ではなく、時間も
かかる。
(ウ) ケースを立てて置いた場合、箱状収納部と箱
状蓋部とは互いに前後に開こうとするため、ケ
ース使用時に不意にケースが開いてしまうとい
う不都合がある。
(エ) 閉じ合わせ箇所の境目が長いために、錠によ
るものは通常2つの比較的大きい錠を用いる必
要があり、フアスナーによるものはケースの上
面および両側面にわたつてフアスナーを装着す
る必要がある。したがつていずれもケースの開
閉がワンタツチで行なえない。
(オ) ケースを立てて置いた場合、箱状収納部と箱
状蓋部とにはつねに前後に開こうとする負荷が
かかるため、係止部材に故障が起きやすい。
(カ) 大きな錠や広い面積を占めるフアスナー部の
ために、ケースとしてのデザイン性、フアツシ
ヨン性に限度がある。特に女性用ケースの場
合、、製品の種類が限られてしまう。
この考案は上記の実情に鑑みてなされたもので
あつて、雨水やほこりが入り込まず、また製造が
容易で時間がかからず、使用時に不意に開くこと
がなく、ワンタツチで開閉することができるとと
もに、係止部材の故障が起きず、さらに女性用に
適したデザインなども自由に表限できる携帯用ケ
ースを提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 この考案による携帯用ケースは、下端に設けら
れた連結部で後方の箱状収納部に前方の箱状蓋部
が開閉自在に連結された前後二分割状のケース本
体を備えた携帯用ケースにおいて、蓋部における
前面の略中央箇所ないし前面下縁寄りの幅中間箇
所に取り付けられた固定係止部材に係止される可
動係止部材付き閉じ合わせ用カバーが、その後縁
を収納部の上面もしくは後面に位置させて側面形
状略形もしくは略形に設けられ、カバーによ
りケース本体上面における収納部と蓋部との境目
が覆われていることを特徴とする。
ケース本体は、箱状収納部と箱状蓋部とから構
成される。蓋部は収納部を兼ねる場合もある。こ
れら収納部および蓋部の材料としては、たとえ
ば、ベニヤ板またはボール紙、段ボールその他の
厚紙を芯材としてそれらの表裏面にプラスチツク
シート、表装紙、プラスチツク加工紙などが被着
されたもの、ポリ塩化ビニル、ポリスチレンその
他のプラスチツクで一体成形されたものが用いら
れる。
固定係止部材および可動係止部材は、一対にな
つてケース本体と閉じ合わせ用カバーとを係止さ
せるものであり、第1図に示す嵌め込み錠の他、
たとえば、ランドセルなどによく用いられる差し
込み錠や、一方に多数のループを他方に多数のフ
ツクをそれぞれ備えた一対の面状係止部材が用い
られる。
閉じ合わせ用カバーは、ケース本体と一体にま
たはこれに縫着あるいは貼着することにより所定
箇所に設けられる。
実施例 以下、この考案の2つの実施例について添付図
面を参照しながら説明する。
実施例 1 第1図および第2図において、1は後方の箱状
収納部、2は箱状収納部1に開閉自在に連結され
た前方の箱状蓋部である。
3は収納部1に蓋部2が下端の連結部7におい
て2つの蝶番で開閉自在に連結されてなる前後二
分割状のケース本体である。ケース本体3前面で
ある蓋部2前面の中央箇所には、固定係止部材4
として開閉用突起付き嵌め込み錠の雌部材が1つ
固着されている。そしてケース本体3の上面に
は、収納部1と蓋部2との境目8が左右方向に伸
びている。
6はケース本体3上面における境目8、蓋部2
上面および蓋部2前面上部を覆う、正面形状が略
二等辺三角形、側面形状が形(略形に含まれ
る)の閉じ合わせ用カバーである。このカバー6
はその後縁が収納部1の上面前縁箇所に連なるよ
うに収納部1と一体に設けられている。そしてカ
バー6の下縁には、可動係止部材5として嵌め込
み錠の雄部材が1つ固着されている。
ケース本体3上面における境目8はカバー6に
よつてその全長が覆われている。
実施例 2 第3図において、11は後方の箱状収納部、1
2は下端の連結部(図示略)において収納部11
に開閉自在に連結された前方の箱状蓋部、13は
収納部11および蓋部12からなる前後二分割状
のケース本体である。
16はケース本体13の後面上部から上面を経
て前面下縁寄り箇所に至る、正面形状長方形、側
面形状形の閉じ合わせ用カバーである。このカ
バー16は収納部11および蓋部12とは別体に
設けられ、その後縁において収納部11の後面上
部に縫着されている。
また、図示はしないが、蓋部12における前面
下縁寄りの幅中間箇所には固定係止部材として差
し込み錠の雌部材が、一方、カバー16下縁の幅
中間部には可動係止部材として差し込み錠の雄部
材が、それぞれ1つ固着されている。
18はケース本体13上面における収納部11
と蓋部12との境目であつて、カバー16によつ
てその全長が覆われている。
なお、ケース本体13上面を構成する収納部1
1および蓋部12の各上面は、場合によつてはそ
の全部または一部を省略することができる。その
場合、カバー16がケース本体13の蓋を兼ねる
ことになる。
効 果 この考案による携帯用ケースは、上記のように
構成されているので、次のような特有の効果を奏
する。
(ア) ケース本体上面における閉じ合わせ箇所の境
目がカバーにより覆われているため、その境目
から雨水やほこりが内部に入り込むおそれがな
い。
(イ) 固定係止部材が面積の大きい蓋部前面に設け
られるものであるため、製造に際し係止部材の
取り付け作業が簡単であり、また製造に時間も
かからない。
(ウ) 閉じ合わせ用カバーが、蓋部における前面の
略中央箇所ないし前面下縁寄りの幅中間箇所り
取り付けられた固定係止部材を備え、かつ後縁
を収納部の上面もしくは後面に位置させて側面
形状略形もしくは略形に設けられたもので
あるため、収納部と蓋部とはカバーにより互い
に相手側へ押し付けられることになり、閉じ合
わせが完全になる。したがつてケース使用時に
不意にケースが開いてしまうという不都合がな
い。
(エ) 上記のように閉じ合わせが完全になるのであ
えてフアスナーを用いる必要がなくなり、また
錠を用いるケースは係止部材の取付箇所を1つ
に省略することが可能となる。したがつてケー
スの開閉を片手でかつワンタツチで行なうこと
ができる。
(オ) 閉じ合わせ用カバーが上記のように設けられ
ているため、ケースを立てて置いた場合の、収
納部と蓋部とにかかる前後に開こうとする負荷
は従来のものに比べて大幅に軽減される。した
がつて係止部材に故障が起きることがほとんど
ない。
(カ) 大きな錠や広い面積を占めるフアスナー部が
不要となるので、ケースにおけるデザイン、フ
アツシヨンを自由に表現することが可能とな
る。これにより、特に女性用ケースの場合、製
品の種類が広がる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例1を示す一部切欠斜
視図、第2図は第1図の−線に沿う拡大断面
図である。第3図はこの考案の実施例2を示す、
第2図相当の拡大断面図である。 1,11……箱状収納部、2,12……箱状蓋
部、3,13……ケース本体、4……固定係止部
材、5……可動係止部材、6,16……閉じ合わ
せ用カバー、7……連結部、8,18……境目。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下端に設けられた連結部7で後方の箱状収納部
    1,11に前方の箱状蓋部2,12が開閉自在に
    連結された前後二分割状のケース本体3,13を
    備えた携帯用ケースにおいて、蓋部2,12にお
    ける前面の略中央箇所ないし前面下縁寄りの幅中
    間箇所に取り付けられた固定係止部材4に係止さ
    れる可動係止部材5付き閉じ合わせ用カバー6,
    16が、その後縁を収納部1,11の上面もしく
    は後面に位置させて側面形状略形もしくは略〓
    形に設けられ、カバー6,16によりケース本体
    3,13上面における収納部1,11と蓋部2,
    12との境目8,18が覆われていることを特徴
    とする携帯用ケース。
JP1985125822U 1985-08-16 1985-08-16 Expired JPH0139453Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985125822U JPH0139453Y2 (ja) 1985-08-16 1985-08-16

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985125822U JPH0139453Y2 (ja) 1985-08-16 1985-08-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6233327U JPS6233327U (ja) 1987-02-27
JPH0139453Y2 true JPH0139453Y2 (ja) 1989-11-27

Family

ID=31019053

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985125822U Expired JPH0139453Y2 (ja) 1985-08-16 1985-08-16

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0139453Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS615130Y2 (ja) * 1980-07-04 1986-02-17
JPS58185920U (ja) * 1982-06-05 1983-12-10 サンキビニ−ル株式会社

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6233327U (ja) 1987-02-27

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