JPS5942277Y2 - グロ−ブボックス装置 - Google Patents
グロ−ブボックス装置Info
- Publication number
- JPS5942277Y2 JPS5942277Y2 JP10438680U JP10438680U JPS5942277Y2 JP S5942277 Y2 JPS5942277 Y2 JP S5942277Y2 JP 10438680 U JP10438680 U JP 10438680U JP 10438680 U JP10438680 U JP 10438680U JP S5942277 Y2 JPS5942277 Y2 JP S5942277Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glove box
- front plate
- plate
- sides
- box body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、自動車のグローブボックス装置に関する。
従来、自動車のグローブボックス装置は、第1図および
第2図に示すように形成されている。
第2図に示すように形成されている。
すなわち、グローブボックス1は、両側の側板2、後板
3および彎曲した前板4を一体に形成し、上記両開の側
板2の後下部に支軸5を突設している。
3および彎曲した前板4を一体に形成し、上記両開の側
板2の後下部に支軸5を突設している。
そして、このグローブボックス1を、支軸5によりイン
ストルメントパネル6の前面側に形成したグローブボッ
クス収納部Tに回動自在に取付けている。
ストルメントパネル6の前面側に形成したグローブボッ
クス収納部Tに回動自在に取付けている。
このようなタイプのグローブボックス装置は、グローブ
ボックス自体が回動して開閉するものであるため、単に
前蓋のみを開閉するものに比して、中に入れたものが取
出しやすいという利点がある。
ボックス自体が回動して開閉するものであるため、単に
前蓋のみを開閉するものに比して、中に入れたものが取
出しやすいという利点がある。
しかし、グローブボックスのロックを解除すると、グロ
ーフ゛ボックスの自重およびグローフ゛ボックスの内部
に入れたものの重さで急激に開いてしまう。
ーフ゛ボックスの自重およびグローフ゛ボックスの内部
に入れたものの重さで急激に開いてしまう。
そのため、グローブボックスの前板が乗員のひざに直接
当ったり、開いた勢いで中のものが飛び出したりする。
当ったり、開いた勢いで中のものが飛び出したりする。
とくに、従来のものは、グローブボックス全体を一体に
形成しであるので、前板も硬く、乗員のひざに当った際
にはこれを痛めるようなことも起る。
形成しであるので、前板も硬く、乗員のひざに当った際
にはこれを痛めるようなことも起る。
本考案は、上述のような問題を解決しようとするもので
、乗員のひざを痛めたり、中のものが飛び出したりしな
いようにすることを目的とするものである。
、乗員のひざを痛めたり、中のものが飛び出したりしな
いようにすることを目的とするものである。
そして、本考案は、インストルメントパネルの前面側に
グローブボックス収納部を形成し、このグローブボック
ス収納部にグローブボックスをその下部において回動自
在に取付けたグローブボックス装置において、上記グロ
ーブボックスは、少なくとも両開の測板および後板を有
するボックス本体と、このボックス本体の前面部に取付
けられ上部に立上り部を有するとともに少なくとも外面
を弾性被覆材で被覆した前板とを備え、上記ボックス本
体における両側の前部に設けた係合部と、上記前板にお
ける立上り部の背部に設けた係合部とを係合し、上記両
側の側板の縁部に設けた横フランノに上記前板の辺部を
止具により固着して、ボックス本体と前板とを結合した
ことを特徴とするものである。
グローブボックス収納部を形成し、このグローブボック
ス収納部にグローブボックスをその下部において回動自
在に取付けたグローブボックス装置において、上記グロ
ーブボックスは、少なくとも両開の測板および後板を有
するボックス本体と、このボックス本体の前面部に取付
けられ上部に立上り部を有するとともに少なくとも外面
を弾性被覆材で被覆した前板とを備え、上記ボックス本
体における両側の前部に設けた係合部と、上記前板にお
ける立上り部の背部に設けた係合部とを係合し、上記両
側の側板の縁部に設けた横フランノに上記前板の辺部を
止具により固着して、ボックス本体と前板とを結合した
ことを特徴とするものである。
以下、本考案の一実施例を第3図ないし第5図を参照し
て説明する。
て説明する。
11はグローブボックスで、このグローブボックス11
は、ボックス本体12の前板13とからなっている。
は、ボックス本体12の前板13とからなっている。
上記ボックス本体12は、下辺部を前上部から後下部に
かげて円弧状に切欠した両側の側板14を有し、この両
側の側板14の後端間に後板15が一体に形成されてい
る。
かげて円弧状に切欠した両側の側板14を有し、この両
側の側板14の後端間に後板15が一体に形成されてい
る。
また、上記両側の側板14の下縁から外方に横フランジ
16が折曲状に一体に形成されているとともに、この横
フランジ16の前端部に前面フランジ17が折曲状に一
体に形成され、この両側の前面フランジ1Tの前部に係
合部としての下向きL字形の係合片18が突設されてい
る。
16が折曲状に一体に形成されているとともに、この横
フランジ16の前端部に前面フランジ17が折曲状に一
体に形成され、この両側の前面フランジ1Tの前部に係
合部としての下向きL字形の係合片18が突設されてい
る。
さらに、上記後板15の下縁から前方に下フランジ19
が一体に形成されている。
が一体に形成されている。
なお、上記両側の側板14の後下部に支軸20が突設さ
れている。
れている。
上記前板13は、上記ボックス本体12における両側の
測板14の下辺部間に対応する彎曲した形状をなし、前
端上部に立上り部21が設げられている。
測板14の下辺部間に対応する彎曲した形状をなし、前
端上部に立上り部21が設げられている。
そして、前板13は、芯材22の外側面が弾性被覆材2
3で被覆されているとともに、立上り部21の背部両側
に芯材22かも上記係合片18に係合する係合部として
の係合片24が上向き傾斜状に突設されている。
3で被覆されているとともに、立上り部21の背部両側
に芯材22かも上記係合片18に係合する係合部として
の係合片24が上向き傾斜状に突設されている。
そうして、ボックス本体12の前面フランジ1γの各係
合片18と前板13の各係合片24とを係合し、横フラ
ンジ16および下フランジ19に前板13の辺部を止具
としての複数個のねじ25で固着して、ボックス本体1
2と前板13とが結合固定されている。
合片18と前板13の各係合片24とを係合し、横フラ
ンジ16および下フランジ19に前板13の辺部を止具
としての複数個のねじ25で固着して、ボックス本体1
2と前板13とが結合固定されている。
そして、上記グローブボックス11はその下部の支軸2
0により、インストルメントパネル26の前面側に形成
したグローブボックス収納部27に回動自在に取付けら
れている。
0により、インストルメントパネル26の前面側に形成
したグローブボックス収納部27に回動自在に取付けら
れている。
このような構成において、グローブボックス11を開い
たときに、前板13に乗員のひざが当った場合でも、前
板13はその外面を軟質の弾性被覆材23で被覆してい
るので、ひざを痛めることはない。
たときに、前板13に乗員のひざが当った場合でも、前
板13はその外面を軟質の弾性被覆材23で被覆してい
るので、ひざを痛めることはない。
また、グローブボックス11を急激に開いた場合でも、
前板13の立上り部21により中のものが飛び出すこと
はない。
前板13の立上り部21により中のものが飛び出すこと
はない。
さらに、グローブボックス11を開いた状態で、前板1
3の立上り部21に手を掛けた場合でも、ボックス本体
12と前板13とは係合されているため、立上り部21
が変形することはない。
3の立上り部21に手を掛けた場合でも、ボックス本体
12と前板13とは係合されているため、立上り部21
が変形することはない。
つぎに、第6図および第1図に示すものは、ボックス本
体12の係合片18を上向きL字状に形成するとともに
、前板13の係合片24を枠状に形成し、係合片18を
係合片24の孔に下方から係合したものである。
体12の係合片18を上向きL字状に形成するとともに
、前板13の係合片24を枠状に形成し、係合片18を
係合片24の孔に下方から係合したものである。
また、第8図に示すものは、ボックス本体12の係合片
18を上向きL字状に形成するとともに、前板13の係
合片24を下向きL字状に形成し、係合片18,24を
上下方から係合したものである。
18を上向きL字状に形成するとともに、前板13の係
合片24を下向きL字状に形成し、係合片18,24を
上下方から係合したものである。
さらに、第9図に示すものは、ボックス本体12の係合
片18を枠状に形成するとともに、前板13の係合片2
4を上向きに形威し、係合片18の孔に係合片24を下
方から係合したものである。
片18を枠状に形成するとともに、前板13の係合片2
4を上向きに形威し、係合片18の孔に係合片24を下
方から係合したものである。
このように係合部としての係合片18.24は、適宜の
形態のものを選択すればよい。
形態のものを選択すればよい。
なお、上記実施例では、前板13が底板を兼用している
ものを示したが、底板をボックス本体12と一体に、ま
たは別体に設けてもよい。
ものを示したが、底板をボックス本体12と一体に、ま
たは別体に設けてもよい。
本考案によれば、グローブボックスのボックス本体と前
板とを別体に形成し、その前板の外面を弾性被覆材で被
覆したので、グローブボックスを開いた際に前板が乗員
のひざに当っても、ひざを痛めるようなことがなく、ま
た、前板には立上り部を形成したので、グローブボック
スを開いた際に中に入れたものが飛び出すようなことを
確実に防止することができる。
板とを別体に形成し、その前板の外面を弾性被覆材で被
覆したので、グローブボックスを開いた際に前板が乗員
のひざに当っても、ひざを痛めるようなことがなく、ま
た、前板には立上り部を形成したので、グローブボック
スを開いた際に中に入れたものが飛び出すようなことを
確実に防止することができる。
また、ボックス本体と前板の立上り部とを互(・の係合
部で係合するとともに、ボックス本体の両側の側板の横
フランジに前板の辺部をねじなどの止具で固定すること
により、ボックス本体に前板を結合固定できて組立が容
易であるとともに、立上り部が両側の測板の前部に係合
されているため、前板の立上り部に手を掛けた場合でも
立上り部の変形を防止することができる。
部で係合するとともに、ボックス本体の両側の側板の横
フランジに前板の辺部をねじなどの止具で固定すること
により、ボックス本体に前板を結合固定できて組立が容
易であるとともに、立上り部が両側の測板の前部に係合
されているため、前板の立上り部に手を掛けた場合でも
立上り部の変形を防止することができる。
第1図は従来のグローブボックス装置の斜視図、第2図
はそのグローブボックスの斜視図、第3図は本考案のグ
ローブボックス装置の一実施例を示す斜視図、第4図は
そのグローブボックスの一部を切り欠いた側面図、第5
図はその分解斜視図、第6図は本考案のグローブボック
ス装置の他の実施例を示す一部の断面図、第7図はその
分解斜視図、第8図および第9図は本考案のグローブボ
ックス装置のさらに他の実施例を示す一部の断面図であ
る。 11・・・・・・グローブボックス、12・・・・・・
ボックス本体、13・・・・・・前板、14・・・・・
・測板、15・・・・・・後板、16・・・・・・横フ
ランジ、18・・・・・・係合部としての係合片、21
・・・・・・立上り部、23・・・・・・弾性被覆材、
24・・・・・・係合部としての係合片、25・・・・
・・止具としてのねじ、26・・・・・・インストルメ
ントパネル、2T・・・・・・グローブボックス収納部
。
はそのグローブボックスの斜視図、第3図は本考案のグ
ローブボックス装置の一実施例を示す斜視図、第4図は
そのグローブボックスの一部を切り欠いた側面図、第5
図はその分解斜視図、第6図は本考案のグローブボック
ス装置の他の実施例を示す一部の断面図、第7図はその
分解斜視図、第8図および第9図は本考案のグローブボ
ックス装置のさらに他の実施例を示す一部の断面図であ
る。 11・・・・・・グローブボックス、12・・・・・・
ボックス本体、13・・・・・・前板、14・・・・・
・測板、15・・・・・・後板、16・・・・・・横フ
ランジ、18・・・・・・係合部としての係合片、21
・・・・・・立上り部、23・・・・・・弾性被覆材、
24・・・・・・係合部としての係合片、25・・・・
・・止具としてのねじ、26・・・・・・インストルメ
ントパネル、2T・・・・・・グローブボックス収納部
。
Claims (1)
- インストルメントパネルの前面側にグローブボックス収
納部を形成し、このグローブボックス収納部にグローブ
ボックスをその下部において回動自在に取付けたグロー
ブボックス装置において、上記グローブボックスは、少
なくとも両側の測板および後板を有するボックス本体と
、このボックス本体の前面部に取付けられ上部に立上り
部を有するとともに少なくとも外面を弾性被覆材で被覆
した前板とを備え、上記ボックス本体における両開の測
板の前部に設けた係合部と、上記前板における立上り部
の背部に設けた係合部とを係合し、上記両側の側板の縁
部に設けた横フランジに上記前板の辺部を止具より固着
して、ボックス本体と前板とを結合したことを特徴とす
るグローブボックス装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10438680U JPS5942277Y2 (ja) | 1980-07-23 | 1980-07-23 | グロ−ブボックス装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10438680U JPS5942277Y2 (ja) | 1980-07-23 | 1980-07-23 | グロ−ブボックス装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5727142U JPS5727142U (ja) | 1982-02-12 |
JPS5942277Y2 true JPS5942277Y2 (ja) | 1984-12-10 |
Family
ID=29465764
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10438680U Expired JPS5942277Y2 (ja) | 1980-07-23 | 1980-07-23 | グロ−ブボックス装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5942277Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7152269B2 (ja) * | 2018-11-09 | 2022-10-12 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用ドア |
-
1980
- 1980-07-23 JP JP10438680U patent/JPS5942277Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5727142U (ja) | 1982-02-12 |
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