JPS646100Y2 - - Google Patents

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JPS646100Y2
JPS646100Y2 JP9457485U JP9457485U JPS646100Y2 JP S646100 Y2 JPS646100 Y2 JP S646100Y2 JP 9457485 U JP9457485 U JP 9457485U JP 9457485 U JP9457485 U JP 9457485U JP S646100 Y2 JPS646100 Y2 JP S646100Y2
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JP
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fixed side
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JP9457485U
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JPS622624U (ja
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  • Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はキヤツター付きのスーツケースや鞄等
に装着して用いる蝶番に関するものである。
〔従来の技術および考案が解決しようとする問題点〕
従来、この種の蝶番としてはいろいろの形式の
ものが公知となつているがこれ等はいずれもキ
ヤスターが別付けであるために其の取付個所を特
別に補強する等の工夫が必要である等の不便さが
ある、蓋を開いた時にキヤスターの着地面がケ
ースの身および蓋の外面に直に接触して同面を汚
すことがある、キヤスター(の高さ)が邪魔と
なつて蓋の180度開閉ができない、可動側部材
および固定側部材が其の最も荷重がかかる基端個
所で破損しやすい、蓋を閉じる際に同蓋が身の
方の開口縁にソフトに衝合させるための工夫がな
されていない等のうちの一つ以上の欠陥を有して
いた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は勾配が小さい傾斜で形成された下面と
水平な上面と垂直な内端面を備えた長い固定側部
材と、勾配が大きい傾斜で形成された下面と水平
な上面と垂直な内端面を備えた短い可動側部材
と、同定側部材および可動側部材の内端面の下縁
に齟齬配置で設けられ且つ相互に噛合されて一本
の軸杆が抜去不能・回転自在として串通された軸
承部と、固定側部材の内端面に設けられ且つ其の
頂面が可動側部材の上面が固定側部材の上面と同
一平面上となつた時に可動側部材の内端面に衝合
される衝合突部と、可動側部材の下面の内端縁に
おいて同部材と一体に形成されこの可動側部材が
下方に向つて二直角まで回動した時に固定側部材
の下面に衝合して当該可動側部材を二直角回動位
置に停止させる断面三角形状の衝合突起と、固定
側部材の先端辺および可動側部材の先端辺に連設
されたキヤスター取付用板状部と、を備え且つ固
定側部材の内端面の高さおよび可動側部材の内端
面の高さをキヤスターの半分としたことを要旨と
し、当該要旨によつて上記した乃至の欠陥の
すべてを解決した新規な蝶番を提供するものであ
る。
〔実施例〕
図に示す実施例は硬質プラスチツクを以て勾配
が小さい傾斜で形成された下面1と水平な上面2
と後述するキヤスター18,18′の半分の高さ
の垂直な内端面3を備えた長い固定側部材4およ
び勾配が大きい傾斜で形成された下面5と水平な
上面6とキヤスター18,18′の半分の高さの
垂直な内端面7を備えた短い可動側部材8を構成
し、固定側部材4の内端面3に於ける中央個所の
下縁に中央軸承部9を、可動側部材8の内端面7
に於ける両端個所の下縁に両端軸承部10,1
0′を夫々一体に設けて中央軸承部9を両端軸承
部10,10′の間に挟入し且つこれ等中央軸承
部9、両端軸承部10,10′に一本の軸杆11
を串通して当該軸杆11の両端個所は両端軸承部
10,10′に対して回転不能に止着し同じく中
央個所は中央軸承部9に回転可能に支承すると共
に固定側部材4の内端面に於ける中央個所に衝合
突部12を一体に設けて当該衝合突部12の頂面
に緩衝パツド12′を固着し、この緩衝パツド1
2′の頂面と可動側部材8の内端面7とは其の衝
合した時には同可動側部材8の上面6と固定側部
材4の上面2を同一平面上となるようにし、また
可動側部材8の下面5の内端縁にこの可動側部材
8が下方に向つて二直角まで回動した時に固定側
部材4の下面1に衝合して当該可動側部材8を二
直角回動位置に停止させる断面三角形状の衝合突
起13を当該可動部材8と一体に形成し、更に固
定側部材4および可動側部材8の適宜個所に取付
孔14,14′を穿設すると共にこれ等両側部材
4,8の先端辺に広い板状部15,15′を一体
に延設し、各板状部15,15′の下面の外周に
突縁16を設けて同下面に浅い凹陥部17,1
7′を形成しまた当該両板状部15,15′に後述
するキヤスター18,18′の取付孔19,1
9′を穿設したものである。尚、図中21,2
1′は後述するスーツケースイの縁取フレーム2
2に於けるリブ23の逃げ用凹溝を示す。
〔作用〕
本考案は上記のような構成であるので、これを
例えば図に示すように取付ネジ24,24′を以
てスーツケースイの身25の方と蓋25′の方に
跨がせて取付けると共に板状部15,15′にキ
ヤスター18,18′を取付ネジ26,26′を以
て取付ける等の用法で供するものである。このよ
うにして用いた際にはキヤスター18,18′が
存在していてもスーツケースイの蓋25′の180度
開閉が不可能であり、また蓋25′の開き状態時
には両方のキヤスター18,18′がずれた状態
を呈してぶつかり合うことがなく、更に固定側部
材4および可動側部材8は基端に向うに従つて肉
が厚くなる形状であるので堅牢であるのみならず
本考案に於て緩衝パツド12′付き衝合突起12
は閉蓋時には可動側部材8の内端面に衝合して固
定側部材4の上面6と可動側部材8の上面を同一
平面に維持するので蓋25′を閉じる際には同蓋
25′の開口縁が身25の方の開口縁に所謂ソフ
トに衝合することになる。
〔考案の効果〕
本考案は上記の通りであるので所期の目的を充
分に達成することができる優れた効果を有するも
のである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案スーツケース、鞄等用蝶番の実施例
を示すものであつて、第1図は全体を示す斜視
図、第2図は第1図A−A線に沿う断面図、第3
図は分解斜視図である。 1,5……下面、2,6……上面、3,7……
内端面、4……固定側部材、8……可動側部材、
9……中央軸承部、10,10′……両端軸承部、
11……軸杆、12……衝合突部、12′……パ
ツド、13……衝合突起、14,14′……取付
孔、15,15′……板状部、16……突縁、1
7,17′……凹陥部、18,18′……キヤスタ
ー、19,19′……取付孔、21,21′……凹
溝、22……縁取フレーム、23……リブ、2
4,24′……取付ネジ、イ……スーツケース、
25……身、25′……蓋、26,26′……取付
ネジ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 勾配が小さい傾斜で形成された下面と水平な上
    面と垂直な内端面を備えた長い固定側部材と、勾
    配が大きい傾斜で形成された下面と水平な上面と
    垂直な内端面を備えた短い可動側部材と、固定側
    部材および可動側部材の内端面の下縁に齟齬配置
    で設けられ且つ相互に噛合されて一本の軸杆が抜
    去不能・回転自在として串通された軸承部と、固
    定側部材の内端面に設けられ且つ其の頂面が可動
    側部材の上面が固定側部材の上面と同一平面上と
    なつた時に可動側部材の内端面に衝合される衝合
    突部と、可動側部材の下面の内端縁において同部
    材と一体に形成されこの可動側部材が下方に向つ
    て二直角まで回動した時に固定側部材の下面に衝
    合して当該可動側部材を二直角回動位置に停止さ
    せる断面三角形状の衝合突起と、固定側部材の先
    端辺および可動側部材の先端辺に連設されたキヤ
    スター取付用板状部とを備え且つ固定側部材の内
    端面高さおよび可動側部材の内端面の高さをキヤ
    スターの半分としたことを特徴とするスーツケー
    ス、鞄等用蝶番。
JP9457485U 1985-06-22 1985-06-22 Expired JPS646100Y2 (ja)

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JP9457485U JPS646100Y2 (ja) 1985-06-22 1985-06-22

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JPS622624U JPS622624U (ja) 1987-01-09
JPS646100Y2 true JPS646100Y2 (ja) 1989-02-16

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ID=30653190

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JP9457485U Expired JPS646100Y2 (ja) 1985-06-22 1985-06-22

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JPS622624U (ja) 1987-01-09

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