JPH0728382Y2 - キヤビネットにおける回動式扉の支持装置 - Google Patents
キヤビネットにおける回動式扉の支持装置Info
- Publication number
- JPH0728382Y2 JPH0728382Y2 JP11301188U JP11301188U JPH0728382Y2 JP H0728382 Y2 JPH0728382 Y2 JP H0728382Y2 JP 11301188 U JP11301188 U JP 11301188U JP 11301188 U JP11301188 U JP 11301188U JP H0728382 Y2 JPH0728382 Y2 JP H0728382Y2
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、キヤビネット本体の全面開口部を覆う扉を水
平状に跳ね上げ回動自在に構成すると共に、該扉を水平
状態でキヤビネット本体内に押し込み収納できるように
した上下回動式扉の支持装置の構造に関するものであ
る。
平状に跳ね上げ回動自在に構成すると共に、該扉を水平
状態でキヤビネット本体内に押し込み収納できるように
した上下回動式扉の支持装置の構造に関するものであ
る。
書類等を収納するためのキヤビネット本体の前面開口部
を覆う扉であって、該扉を水平状に跳ね上げ回動させた
後、この扉を水平状態でキヤビネット本体内に押し込み
収納する場合、先行技術の実公昭52-4264号公報では、
キヤビネット本体の左右両側板内面に左右一対のガイド
レールを前後長手方向に取付けし、該左右一対のガイド
レールに沿って前後摺動自在に嵌合させたスライダ体の
前端部には、横向きに枢軸部を一体的に突設し、該枢軸
を扉の上端左右両側端の嵌合孔部に嵌挿して、扉を回動
自在に軸支する構成が開示されている。
を覆う扉であって、該扉を水平状に跳ね上げ回動させた
後、この扉を水平状態でキヤビネット本体内に押し込み
収納する場合、先行技術の実公昭52-4264号公報では、
キヤビネット本体の左右両側板内面に左右一対のガイド
レールを前後長手方向に取付けし、該左右一対のガイド
レールに沿って前後摺動自在に嵌合させたスライダ体の
前端部には、横向きに枢軸部を一体的に突設し、該枢軸
を扉の上端左右両側端の嵌合孔部に嵌挿して、扉を回動
自在に軸支する構成が開示されている。
前記先行技術では、扉における上端左右両側端の嵌合孔
部に対して、スライダ体の前端部に一体的に横向き突出
させた枢軸を嵌挿するだけであるから、取付け作業は至
って簡単であるが、枢軸と扉の嵌挿孔部との隙間のため
に、扉がガタつき易い。特に扉が枢軸の軸線方向に沿っ
て移動し易いから、その移動のため、扉の左右両側端が
キヤビネット本体の側板内面に衝突し易くなり、扉の押
し込み時に、扉の左右両側端面が傷付き易いという欠点
がある。
部に対して、スライダ体の前端部に一体的に横向き突出
させた枢軸を嵌挿するだけであるから、取付け作業は至
って簡単であるが、枢軸と扉の嵌挿孔部との隙間のため
に、扉がガタつき易い。特に扉が枢軸の軸線方向に沿っ
て移動し易いから、その移動のため、扉の左右両側端が
キヤビネット本体の側板内面に衝突し易くなり、扉の押
し込み時に、扉の左右両側端面が傷付き易いという欠点
がある。
また、枢軸がスライダ体に一体的に設けられているの
で、当該枢軸が折損し易く、且つ一旦折損した場合に
は、スライダ体ごと取り替えねばならないという問題が
ある。
で、当該枢軸が折損し易く、且つ一旦折損した場合に
は、スライダ体ごと取り替えねばならないという問題が
ある。
この欠点や問題点を解消するため、実公昭60-28761号公
報では、キヤビネット本体の左右両側内面の奥行き方向
に水平な左右一対のガイドレールに対して、左右両側端
部を跨らせたスライド板に扉の上端部を蝶番体を介して
水平状に跳ね上げ回動自在に連結した構成が開示されて
いる。
報では、キヤビネット本体の左右両側内面の奥行き方向
に水平な左右一対のガイドレールに対して、左右両側端
部を跨らせたスライド板に扉の上端部を蝶番体を介して
水平状に跳ね上げ回動自在に連結した構成が開示されて
いる。
この構成によれば、スライド板が左右一対のガイドレー
ルの長手方向と直角方向に対しては動き難いから、扉の
ガタつきは減少する。
ルの長手方向と直角方向に対しては動き難いから、扉の
ガタつきは減少する。
しかし、蝶番体とスライド板との取付けがねじ止めであ
るため、その位置決めが面倒で、特に左右の位置決めが
狂うと、扉の左右両側端面がキヤビネット本体の左右両
側板内面等に擦れたり、支える(衝突する)ので、蝶番
体の取付に細心の注意を要するという問題があった。
るため、その位置決めが面倒で、特に左右の位置決めが
狂うと、扉の左右両側端面がキヤビネット本体の左右両
側板内面等に擦れたり、支える(衝突する)ので、蝶番
体の取付に細心の注意を要するという問題があった。
本考案は、これらの従来の問題を解決することを目的と
するものである。
するものである。
そのため本考案では、キヤビネット本体の左右両側内面
に左右一対のガイドレールを前後長手方向に取付けし、
該左右一対のガイドレールに沿って前後摺動自在に支持
させた合成樹脂製のスライダ体に、蝶番を介して扉を上
下回動自在に設けて成るキヤビネットにおいて、前記扉
の上端左右両側部に蝶番を各々取付けし、各蝶番におけ
る前記各スライダ体への取付体に上下一対の係止片を横
向き突設し、前記左右両スライダ体には、各々ガイドレ
ールに嵌合する嵌合溝を設ける一方、該各嵌合溝より上
方位置に形成された係止溝孔と、スライダ体上面の段付
き係止部とに、前記蝶番体における上下一対の係止片を
挟持係合させたものである。
に左右一対のガイドレールを前後長手方向に取付けし、
該左右一対のガイドレールに沿って前後摺動自在に支持
させた合成樹脂製のスライダ体に、蝶番を介して扉を上
下回動自在に設けて成るキヤビネットにおいて、前記扉
の上端左右両側部に蝶番を各々取付けし、各蝶番におけ
る前記各スライダ体への取付体に上下一対の係止片を横
向き突設し、前記左右両スライダ体には、各々ガイドレ
ールに嵌合する嵌合溝を設ける一方、該各嵌合溝より上
方位置に形成された係止溝孔と、スライダ体上面の段付
き係止部とに、前記蝶番体における上下一対の係止片を
挟持係合させたものである。
本考案の構成によれば、扉の上端左右両側部に各々取付
けした各蝶番における各スライダ体への取付体に上下一
対の係止片を横向き突設し、前記左右両スライダ体には
各々ガイドレールに嵌合する嵌合溝を設ける一方、該各
嵌合溝より上方位置に形成された係止溝孔と、スライダ
体上面の段付き係止部とに、前記蝶番体の取付体におけ
る上下一対の係止片を挟持係合させたものであるから、
従来技術のスライダ体から横向きに一体的に突出させた
枢軸に扉を回動自在に取付るのに比べて、スライダ体と
扉との取付け部分にガタが生じることがなく、しかも蝶
番のスライダ体に対する取付位置のずれも生じることが
ない。
けした各蝶番における各スライダ体への取付体に上下一
対の係止片を横向き突設し、前記左右両スライダ体には
各々ガイドレールに嵌合する嵌合溝を設ける一方、該各
嵌合溝より上方位置に形成された係止溝孔と、スライダ
体上面の段付き係止部とに、前記蝶番体の取付体におけ
る上下一対の係止片を挟持係合させたものであるから、
従来技術のスライダ体から横向きに一体的に突出させた
枢軸に扉を回動自在に取付るのに比べて、スライダ体と
扉との取付け部分にガタが生じることがなく、しかも蝶
番のスライダ体に対する取付位置のずれも生じることが
ない。
また、蝶番における取付体から横向き突出させた上下一
対の係止片を、スライダ体に挟持係合させるので、ねじ
止め等の作業が不要であり、所謂ワンタッチで蝶番をス
ライダ体に取付けでき、作業性を向上させることができ
る。
対の係止片を、スライダ体に挟持係合させるので、ねじ
止め等の作業が不要であり、所謂ワンタッチで蝶番をス
ライダ体に取付けでき、作業性を向上させることができ
る。
さらに、蝶番における取付体を直接取付けるのだから、
スライダ体はガイドレールに嵌合等して支持する断面略
矩形状の小さいもので良く、スライダ体を極めて小型且
つ軽量に形成することができるのである。
スライダ体はガイドレールに嵌合等して支持する断面略
矩形状の小さいもので良く、スライダ体を極めて小型且
つ軽量に形成することができるのである。
次に実施例について説明すると、第1図の符号1はキヤ
ビネット本体2の内部に多段の引出し式等の棚板3を備
えた書類入れ用のキヤビネットを示し、符号4はキヤビ
ネット本体2の前面開口部を覆う薄金属板製の扉であ
る。
ビネット本体2の内部に多段の引出し式等の棚板3を備
えた書類入れ用のキヤビネットを示し、符号4はキヤビ
ネット本体2の前面開口部を覆う薄金属板製の扉であ
る。
符号5,5はキヤビネット本体2の左右両側板2a,2b内面の
補強枠体6,6に各々着脱自在取付くガイドレールで、該
各ガイドレール5,5の側面前部の下向き係止爪7と側面
後部の後向き係止爪8は、前記前後対の補強枠体6,6に
穿設した係止孔9a,9bに各々嵌り係合する一方、ねじ10
にて固着する。
補強枠体6,6に各々着脱自在取付くガイドレールで、該
各ガイドレール5,5の側面前部の下向き係止爪7と側面
後部の後向き係止爪8は、前記前後対の補強枠体6,6に
穿設した係止孔9a,9bに各々嵌り係合する一方、ねじ10
にて固着する。
第1実施例のガイドレール5は、第4図、第10図等に示
すように、下部を2つ折にし、その内方の側辺上部を断
面コ字型に屈曲形成した案内部12にて、後述の合成樹脂
製のスライダ体11を前後摺動自在に支持するものであ
る。
すように、下部を2つ折にし、その内方の側辺上部を断
面コ字型に屈曲形成した案内部12にて、後述の合成樹脂
製のスライダ体11を前後摺動自在に支持するものであ
る。
符号13は扉5の上端左右両側に取付く蝶番で、該蝶番13
は、扉5側への取付体14とスライダ体11への取付体15
と、該両取付体14,15を回動自在にに連結するピン16と
から成り、取付体14の扉5側への取付けはスポット溶接
等であり、他方の取付体15の一側には、上下一対の係止
片17,18を一体的に横向き突設し、下側の係止片18のキ
ヤビネット本体奥行き方向の長さ寸法(L1)を上方の係
止片17の奥行き寸法(L2)より短く形成する。また、上
方の係止片17には前後一対の孔状の係止部19,19を設け
る。
は、扉5側への取付体14とスライダ体11への取付体15
と、該両取付体14,15を回動自在にに連結するピン16と
から成り、取付体14の扉5側への取付けはスポット溶接
等であり、他方の取付体15の一側には、上下一対の係止
片17,18を一体的に横向き突設し、下側の係止片18のキ
ヤビネット本体奥行き方向の長さ寸法(L1)を上方の係
止片17の奥行き寸法(L2)より短く形成する。また、上
方の係止片17には前後一対の孔状の係止部19,19を設け
る。
第1実施例におけるスライダ体11は、第6図〜第8図等
に示すように、前記ガイドレール5の長手方向に沿って
長手に形成され、スライダ体11の横断面における下部側
には、ガイドレール5における案内部12の上片が嵌合で
きる横向きの嵌合溝20が前後に連通するように形成さ
れ、それより上方位置には、前記蝶番13の取付体15にお
ける上下一対の係止片のうち下係止片18が略きっちりと
嵌挿できる盲孔状の係止溝孔21を穿設してあり、また、
スライダ体11の上面には、前記取付体15における上下一
対の係止片のうち上係止片17が接当できる段付き係止部
22を凹み形成してあり、該段付き係止部22と前記係止溝
孔21とに、前記取付体15における上下一対の係止片17,1
8を横方向から差し込むことにより、スライダ体11に対
して取付体15を挟持係合させることができる構成であ
る。
に示すように、前記ガイドレール5の長手方向に沿って
長手に形成され、スライダ体11の横断面における下部側
には、ガイドレール5における案内部12の上片が嵌合で
きる横向きの嵌合溝20が前後に連通するように形成さ
れ、それより上方位置には、前記蝶番13の取付体15にお
ける上下一対の係止片のうち下係止片18が略きっちりと
嵌挿できる盲孔状の係止溝孔21を穿設してあり、また、
スライダ体11の上面には、前記取付体15における上下一
対の係止片のうち上係止片17が接当できる段付き係止部
22を凹み形成してあり、該段付き係止部22と前記係止溝
孔21とに、前記取付体15における上下一対の係止片17,1
8を横方向から差し込むことにより、スライダ体11に対
して取付体15を挟持係合させることができる構成であ
る。
この場合、前記段付き係止部22の段差により、上係止片
17がスライダ体11の上面より上側に突出しないようにな
っており、また、前記スライダ体11の段付き係止部22上
面に上向き突出させた傾斜状の止め爪23、23が、上係止
片17における孔状係止部19に嵌ることにより抜け不能と
なるように構成している。
17がスライダ体11の上面より上側に突出しないようにな
っており、また、前記スライダ体11の段付き係止部22上
面に上向き突出させた傾斜状の止め爪23、23が、上係止
片17における孔状係止部19に嵌ることにより抜け不能と
なるように構成している。
なお、符号24,25,26は各々ガイドレール5の各案内部分
に接当する突出状のスライダ部である。
に接当する突出状のスライダ部である。
また、符号27は、ガイドレール5の外側面前端部に嵌り
係合させた合成樹脂製の前スライダで、該前スライダに
27の接当部27aにより、扉4を略水平状にしてキヤビネ
ット本体2内に押し込むとき、当該扉4の左右両側端面
がキヤビネット本体に擦れるのを防止するものである。
係合させた合成樹脂製の前スライダで、該前スライダに
27の接当部27aにより、扉4を略水平状にしてキヤビネ
ット本体2内に押し込むとき、当該扉4の左右両側端面
がキヤビネット本体に擦れるのを防止するものである。
さらに符号28は前記スライダ体11がガイドレール5の前
端から前向きに抜け出すのを防止するための前ストッパ
体で、該前ストッパ体28は金属板を屈曲形成して成り、
ストッパ体28は、ガイドレール5の補強枠体6へのねじ
10止め時に同時固着するものであり、このとき前記前ス
ライダ27における足片27bをキヤビネット本体側板2aと
の間で一体的に挟持位置固定することができる。
端から前向きに抜け出すのを防止するための前ストッパ
体で、該前ストッパ体28は金属板を屈曲形成して成り、
ストッパ体28は、ガイドレール5の補強枠体6へのねじ
10止め時に同時固着するものであり、このとき前記前ス
ライダ27における足片27bをキヤビネット本体側板2aと
の間で一体的に挟持位置固定することができる。
この前ストッパ体28における横向き屈曲させたストッパ
部28aは、ガイドレール5の案内部12内に入れ込み、ス
ライダ体11の前端に接当してストップさせるものであ
る。
部28aは、ガイドレール5の案内部12内に入れ込み、ス
ライダ体11の前端に接当してストップさせるものであ
る。
この構成において、扉4の上端左右両側に蝶番13におけ
る一方の取付体14をスポット溶接等にて固着する一方、
該蝶番13における他方の取付体15における上下一対の挟
持片17,18をスライダ体11に取付るのである。
る一方の取付体14をスポット溶接等にて固着する一方、
該蝶番13における他方の取付体15における上下一対の挟
持片17,18をスライダ体11に取付るのである。
このとき、前記取付体15における下係止片18はスライダ
体11における係止溝孔21に、また上係止片17は段付き係
止部22に各々横方向から差し込みすれば、当該上下対の
係止片17,18にてスライダ体11を強固に挟持係合させる
ことができると共に、段付き係止部22と係止溝孔21とが
各々係止片17,18の奥行き寸法(L2),(L1)と略一致
しているので、取付け後にガタつくこともない。
体11における係止溝孔21に、また上係止片17は段付き係
止部22に各々横方向から差し込みすれば、当該上下対の
係止片17,18にてスライダ体11を強固に挟持係合させる
ことができると共に、段付き係止部22と係止溝孔21とが
各々係止片17,18の奥行き寸法(L2),(L1)と略一致
しているので、取付け後にガタつくこともない。
また、上係止片17における孔状の係止部19とスライダ体
11上面における止め爪23とが嵌りあって、抜け不能にす
ることができるのである。
11上面における止め爪23とが嵌りあって、抜け不能にす
ることができるのである。
キヤビネット本体2の前面開口部を覆う縦配置の扉4の
下端部を上向きに持ち上げると、当該扉4は蝶番13にお
けるピン16箇所を中心に上向き回動でき、扉4を略水平
状にした状態でキヤビネット本体2内に向かって押し込
むにつれて、左右両スライダ体11,11がガイドレール5,5
の案内部12に沿って後退する。
下端部を上向きに持ち上げると、当該扉4は蝶番13にお
けるピン16箇所を中心に上向き回動でき、扉4を略水平
状にした状態でキヤビネット本体2内に向かって押し込
むにつれて、左右両スライダ体11,11がガイドレール5,5
の案内部12に沿って後退する。
このとき、扉4の左右両側端部の屈曲縁片4aがガイドレ
ール5の案内部12上片の下側に位置するので、扉4は水
平状態を保持でき、上向きに浮き上がることもない。
ール5の案内部12上片の下側に位置するので、扉4は水
平状態を保持でき、上向きに浮き上がることもない。
第11図から第14図までは第2実施例を示し、この実施例
ではガイドレール31の下側板31aがキヤビネット本体2
における補強枠体6,6に沿い、該下側板31aの上部を横向
きL字状に屈曲させて案内部31bを形成する。
ではガイドレール31の下側板31aがキヤビネット本体2
における補強枠体6,6に沿い、該下側板31aの上部を横向
きL字状に屈曲させて案内部31bを形成する。
スライダ体32における下部には、前記ガイドレール31の
案内部31bが嵌る嵌合溝33が横向きL字状に形成されて
いる。
案内部31bが嵌る嵌合溝33が横向きL字状に形成されて
いる。
また、該スライダ32には前記第1実施例と同様に嵌合溝
33より上方位置に、扉4に対する蝶番13の取付体15の上
下一対の係止片17,18を挟持係合させるための段付き係
止部22と係止溝孔21とが形成されている。
33より上方位置に、扉4に対する蝶番13の取付体15の上
下一対の係止片17,18を挟持係合させるための段付き係
止部22と係止溝孔21とが形成されている。
そして、前記第1実施例と同様に、段付き係止部22上面
に上向き突出させた傾斜状の止め爪23、23が、上係止片
17における孔状係止部19に嵌ることにより抜け不能とな
るように構成している。
に上向き突出させた傾斜状の止め爪23、23が、上係止片
17における孔状係止部19に嵌ることにより抜け不能とな
るように構成している。
スライダ体32に突出形成されたスライダ部24,25,26は各
々ガイドレール31の各案内部分等に接当するものであ
り、符号34は合成樹脂製の前ストッパ体である。
々ガイドレール31の各案内部分等に接当するものであ
り、符号34は合成樹脂製の前ストッパ体である。
このように、本考案に従えば、扉の上端左右両側部に各
々取付けし田各蝶番における各スライダ体への取付体に
上下一対の係止片を横向き突設し、前記左右両スライダ
体には各々ガイドレールに嵌合する嵌合溝を設ける一
方、該各嵌合溝より上方位置に形成された係止溝孔と、
スライダ体上面の段付き係止部とに、前記蝶番体の取付
体における上下一対の係止片を挟持係合させたものであ
るから、従来技術のスライダ体から横向きに一体的に突
出させた枢軸に扉を回動自在に取付けるのに比べて、ス
ライダ体と扉との取付け部分にガタが生じることがな
く、しかも蝶番のスライダ体に対する取付け位置のずれ
も生じることがない。
々取付けし田各蝶番における各スライダ体への取付体に
上下一対の係止片を横向き突設し、前記左右両スライダ
体には各々ガイドレールに嵌合する嵌合溝を設ける一
方、該各嵌合溝より上方位置に形成された係止溝孔と、
スライダ体上面の段付き係止部とに、前記蝶番体の取付
体における上下一対の係止片を挟持係合させたものであ
るから、従来技術のスライダ体から横向きに一体的に突
出させた枢軸に扉を回動自在に取付けるのに比べて、ス
ライダ体と扉との取付け部分にガタが生じることがな
く、しかも蝶番のスライダ体に対する取付け位置のずれ
も生じることがない。
また、蝶番における取付体から横向き突出させた上下一
対の係止片を、スライダ体に挟持係合させるので、ねじ
止め等の作業が不要であり、所謂ワンタッチで蝶番をス
ライダ体に取付けでき、作業性を向上させることができ
る。
対の係止片を、スライダ体に挟持係合させるので、ねじ
止め等の作業が不要であり、所謂ワンタッチで蝶番をス
ライダ体に取付けでき、作業性を向上させることができ
る。
さらに、蝶番における取付体を直接取付けるのだから、
スライダ体はガイドレールに嵌合等して支持する断面略
矩形状の小さいもので良く、スライダ体を極めて小型且
つ軽量に形成することができるのである。
スライダ体はガイドレールに嵌合等して支持する断面略
矩形状の小さいもので良く、スライダ体を極めて小型且
つ軽量に形成することができるのである。
図面は本考案の実施例を示し、第1図はキヤビネットの
斜視図、第2図は第1図のII-II視拡大断面図、第3図
はガイドレールの斜視図、第4図は蝶番とスライダ体の
斜視図、第5図は蝶番にスライダ体を取り付けた状態の
平面図、第6図はスライダ体の一部切欠き平面図、第7
図は第6図のVII-VII視側面図、第8図は第7図のVIII-
VIII視断面図、第9図は第2図のIX-IX視断面図、第10
図は第4図のX−X視断面図、第11図は第2実施例の側
断面図、第12図は蝶番とスライダ体の斜視図、第13図は
蝶番とスライダ体との取付け状態の側面図、第14図は第
11図のXIV-XIV視断面図である。 1……キヤビネット、2……キヤビネット本体、4……
扉、5,31……ガイドレール、7……下向き係止爪、8…
…後向き係止爪、9a,9b……係止孔、10……ねじ、12,33
……案内部、13……蝶番、14,15……取付体、16……ピ
ン、17……上係止片、18……下係止片、19……係止部、
11,32……スライダ体、20……嵌合溝、21……係止溝
孔、22……段付き係止部、23……止め爪、24,25,26……
スライダ部、27……前スライダ、28、34……前ストッパ
体。
斜視図、第2図は第1図のII-II視拡大断面図、第3図
はガイドレールの斜視図、第4図は蝶番とスライダ体の
斜視図、第5図は蝶番にスライダ体を取り付けた状態の
平面図、第6図はスライダ体の一部切欠き平面図、第7
図は第6図のVII-VII視側面図、第8図は第7図のVIII-
VIII視断面図、第9図は第2図のIX-IX視断面図、第10
図は第4図のX−X視断面図、第11図は第2実施例の側
断面図、第12図は蝶番とスライダ体の斜視図、第13図は
蝶番とスライダ体との取付け状態の側面図、第14図は第
11図のXIV-XIV視断面図である。 1……キヤビネット、2……キヤビネット本体、4……
扉、5,31……ガイドレール、7……下向き係止爪、8…
…後向き係止爪、9a,9b……係止孔、10……ねじ、12,33
……案内部、13……蝶番、14,15……取付体、16……ピ
ン、17……上係止片、18……下係止片、19……係止部、
11,32……スライダ体、20……嵌合溝、21……係止溝
孔、22……段付き係止部、23……止め爪、24,25,26……
スライダ部、27……前スライダ、28、34……前ストッパ
体。
Claims (1)
- 【請求項1】キヤビネット本体の左右両側内面に左右一
対のガイドレールを前後長手方向に取付けし、該左右一
対のガイドレールに沿って前後摺動自在に支持させた合
成樹脂製のスライダ体に、蝶番を介して扉を上下回動自
在に設けて成るキヤビネットにおいて、前記扉の上端左
右両側部に蝶番を各々取付けし、各蝶番における前記各
スライダ体への取付体に上下一対の係止片を横向き突設
し、前記左右両スライダ体には、各々ガイドレールに嵌
合する嵌合溝を設ける一方、該各嵌合溝より上方位置に
形成された係止溝孔と、スライダ体上面の段付き係止部
とに、前記蝶番体における上下一対の係止片を挟持係合
させたことを特徴とするキヤビネットにおける回動式扉
の支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11301188U JPH0728382Y2 (ja) | 1988-08-29 | 1988-08-29 | キヤビネットにおける回動式扉の支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11301188U JPH0728382Y2 (ja) | 1988-08-29 | 1988-08-29 | キヤビネットにおける回動式扉の支持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0234679U JPH0234679U (ja) | 1990-03-06 |
JPH0728382Y2 true JPH0728382Y2 (ja) | 1995-06-28 |
Family
ID=31352474
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11301188U Expired - Lifetime JPH0728382Y2 (ja) | 1988-08-29 | 1988-08-29 | キヤビネットにおける回動式扉の支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0728382Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-08-29 JP JP11301188U patent/JPH0728382Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0234679U (ja) | 1990-03-06 |
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