JP3582742B2 - 抽斗サスペンション装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、ボールスライド式の抽斗サスペンション装置に関し、更に詳しくは、抽斗レールと抽斗との取付け強度を向上させることができる抽斗サスペンション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
抽斗サスペンション装置には、実公昭60ー22836号公報に示すように、抽斗収納筐体の内面側に設けられる抽斗収納けた側レール(当該公報では移動レール)と、抽斗の外側面に設けられる抽斗レールとを設け、その抽斗収納筐体側レールの上・下部に複数の転動子を設けて、抽斗レールをその複数の転動子により支持したものが知られている。しかしながら、このものにおいては、前記各転動子が軸回転可能に抽斗収納筐体側レールに支持され、その各転動子が抽斗レールを介して抽斗を支持することから、その複数の転動子のうちでも、特に、抽斗収納筐体側レール下部の転動子には、その軸部分において、応力が集中することになり、耐久性に影響を与えかねないものとなっていた。
【0003】
このため、近時、前記抽斗収納筐体側レールを、抽斗の引き出し、収納方向に延びる背部と、この背部の上下端から、夫々、張り出した上下一対の張り出し部とにより、抽斗側に開口した断面略コ字状に形成する一方、抽斗レールを抽斗収納筐体側レールに包被されるように配設し、抽斗収納筐体側レールの各張り出し部と抽斗側レールとの間にボールを介装させたボールスライド式のサスペンション装置が開発されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、ボールスライド式抽斗サスペンション装置にあっては、抽斗レールの取付け面(背面)が平坦な垂直面とされ、この取付け面に抽斗の外側面を合わせて、これらをねじ止めすることによって抽斗レールと抽斗との取付けが行われていた。このため、抽斗内に重量物を収容している場合等においては、取付けねじに応力が集中することになり、耐久性を弱める要因になっていた。
【0005】
したがって、本発明の目的は、ボールスライド式の抽斗レールと抽斗との取付け強度を向上させることができるボールスライド式の抽斗サスペンション装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、抽斗収納筐体の内面側に設けられる抽斗収納筐体側レールと、抽斗の外側面に設けられる抽斗レールとを備え、前記抽斗収納筐体側レールが、抽斗の引き出し・収納方向に延びる背部と、該背部の上下端から、夫々、張り出す上下一対の張り出し部とにより開口を有する断面略コ字状に形成され、前記抽斗レールが前記抽斗収納筐体側レールに包被されるように配設され、前記抽斗収納筐体側レールの各張り出し部と前記抽斗レールとの間にボールが介装されたボールスライド式の抽斗サスペンション装置において、前記抽斗レールに、抽斗側部に形成された突条を嵌合する嵌合凹所が該抽斗レールの延び方向に整合して形成され、前記嵌合凹所は、前記抽斗収納筐体側レールの開口を介して外部に露出するように設けられており、抽斗レールの後端部に、前記抽斗の突条が収納方向へ変位することを規制する位置決め片が設けられ、該抽斗レールの前端部に、前記抽斗の突条に形成される第1の取付穴に対応した第2の取付穴が形成され、該第2の取付穴に、前記第1の取付穴と共に嵌着される固定具が設けられることを特徴とする抽斗サスペンション装置を提供する。
【0007】
好ましくは、上記抽斗収納筐体側レールは、抽斗収納筐体の内面に固設される固定レールに対してスライド可能に嵌合される移動レールである。
【0008】
【作用】
本発明の抽斗サスペンション装置においては、抽斗レールに、抽斗の突条を嵌合する嵌合凹所が該抽斗レールの延び方向に延びるようにして形成され、その嵌合凹所が、抽斗収納筐体側レールの開口を介して外部に露出するように設定されているので、抽斗レールの嵌合凹所に抽斗の側部に形成された突条を嵌合することによって、抽斗レールの嵌合凹所内の下面が実質的に抽斗の突条を支持することになり、その際の支持は面接触をもって行われ、ねじ止めの場合のように応力が集中するようなことはない。したがって、抽斗レールと抽斗との取付け強度を向上させることができる。
【0009】
また、抽斗レールに対する抽斗の取付けに際しては、抽斗レールの嵌合凹所に抽斗の側部突条を嵌合するだけで取付け状態(仮止め状態)に保持できるので、抽斗レールと抽斗とを手で取付け状態に保持しつつ、抽斗レールとの固定作業を行う必要はない。したがって、抽斗レールと抽斗との取付け作業を向上させることができる。また、抽斗レールの後端部に位置決め片を設け、抽斗レールの前端部に、抽斗の突条に形成される第1の取付穴に対応した第2の取付穴を形成して、第2の取付穴に第1の取付穴と共に嵌着される固定具を設けるので、抽斗の突条を嵌合凹所に嵌合させた状態で押し込み、その抽斗の突条の後端部を位置決め片に当接させれば、抽斗レールに対する抽斗の位置決めがなされ、容易に視認でき且つ手作業ができる位置において、抽斗レールの第2の取付穴と抽斗の第1の取付穴とが重なり合うことになり、これら両取付穴に固定具を容易に嵌着することが可能になる。従って、抽斗レールと抽斗とを正規の取付け状態で簡単に一体化できる。
【0010】
更に、抽斗レールの嵌合凹所に抽斗の突条を嵌合するので、抽斗収納筐体側レール内に抽斗レールを引っ込めて収納しても、抽斗収納筐体側レールの開口部と抽斗(外側面)との干渉を回避しつつ、抽斗の突条を抽斗レールに支持できることになる。その一方、抽斗レールと抽斗の突条との支持面積が上述の如く、嵌合関係により十分に確保されているので、これら両者の支持に悪影響を与えることはない。したがって、抽斗レールと抽斗との取付け強度を向上させつつ、抽斗サスペンション装置の幅方向長さを短縮することができる。
【0011】
抽斗収納筐体側レールが、抽斗収納筐体の内面の固設される固定レールに対してスライド可能に嵌合される移動レールである場合、2段階に引き出せるダブルスライド式においても、上述の作用効果を得ることができることになる。
【0012】
【実施例】
以下、図面を参照して本発明の実施例につき詳細に説明する。図1ないし図4は、本発明の一実施例を示す。図1において、参照符号1は、抽斗2を収納する収納筐体で、その収納筐体1は、サスペンション装置としてのシングルスライドレール3を介して抽斗2をスライド可能に支持している。
【0013】
収納筐体1は、図1、図2に示すように、側板4を有する。この側板4の内側面には、前側補強板5と、後側補強板6とが取付けられて、各補強板5、6と側板4とで閉断面構造が形成されている。この各補強板5、6には、夫々、高さ位置の等しい係合穴7、8が形成されている。
【0014】
抽斗2は、図1、図3に示すように、前板9と後板10とを連結する一対の側板11を備えている。側板11は、その下部において、側方に突出する突条(以後、膨出部ともいう)12を有し、膨出部12は側板11の前後方向全長に亘って延びている。この膨出部12は、角ばった断面矩形の形状を有し、外側に位置する面12aは一定の上下幅を有する平坦面で構成されている。この膨出部の外側面12aには、後端縁において、前方に向かって若干切欠かれた切欠13が形成されており、膨出部先端面12aの前端部には、一対の取付穴14が前後方向に並んで形成されている。
【0015】
シングルスライドレール3は、図1ないし図4に示すように、抽斗収納筐体側レールとしての固定レール15と、抽斗レール16とからなる。
【0016】
固定レール15は、幅広の背部15aと、背部15aの上端および下端から、夫々、張り出した上下一対の張り出し部15b、15cとを有する。背部15aは、固定レール15の延び方向に一定間隔を隔てた爪片17、18を有し、これら爪片17、18は、切り起こすことによって形成されている。爪片17、18を前述の前側、後側補強板5、6の係合穴7、8に係止させることにより、固定レール15は、抽斗2の引き出し・収納方向である収納筐体1の前後方向に延びるようにして簡易に該収納筐体1に固定される(図1、図2参照)。
【0017】
張り出し部15b、15cは、固定レール15の延び方向全長に亘って延在している。また、張り出し部15b、15cは、背部15aから離れる方向に向かって、先ず互いに上下方向に遠のき、その後、再び互いに近づく湾曲形状を有する。これにより、固定レール15は、断面略コ字状の形状を有し、張り出し部15b、15c先端側に開口19が形成されている。
【0018】
抽斗レール16は、上述した固定レール15とほぼ同じ形状を有し、固定レール15内に包被されるように収納されている。すなわち、抽斗レール16は、幅広の背部16aと、背部16aの上下端から夫々張り出した上下一対の張り出し部16b、16cとを有し、抽斗2側に向かって開口20を有する断面略コ字状の形状を有している。張り出し部16b、16cは、上述した固定レール15の一対の張り出し部15b、15cとは逆に、背部16aから離れる方向に向かって、先ず互いに上下方向において近づき、その後、再び互いに遠のく湾曲形状を有する。
【0019】
そして、固定レール15内への抽斗レール16の組み付けは、抽斗レール16の開口20と、固定レール15の開口19とが同じ方向に向いた状態となるようにして行われる。これにより、背部15a、16a同士が近接した状態で配置され、一対の張り出し部15b、15c、16b、16c同士が多少の間隔を隔てて対向し、また抽斗16の嵌合凹所21は、開口20を介して、抽斗2側に向けて開口している。また、抽斗レール16の一対の張り出し部16b、16c先端は固定レール15の一対の張り出し部15b、15cの先端よりも張り出さないように設定されている。
【0020】
抽斗レール16には、背部16aの後端部において位置決め片としての係止片22が切り起こし形成され、背部16aの前端部には一対の取付穴23が形成されている。ここに、係止片22は、抽斗レール16の内側に向かって切り起こされており、この係止片22の先端は抽斗レール16の前側に向けられている。一対の取付穴23は、前述の膨出部の外側面12aの一対の取付穴14に対応した位置に設けられている。すなわち取付穴23は、膨出部12の後端(切欠き13)が上記係止片22に当接係止されたとき、該膨出部先端面12aの一対の取付穴14に対向する位置に設けられている。
【0021】
固定レール15の各張り出し部15b、15cと、抽斗レール16の各張り出し部16b、16cとの間には、その各張り出し部15b、15c、16b、16cの湾曲面を利用して、図1、図4に示すように、ボール24が介装され、これによりボールスライド式シングルレール3が構成されている。
【0022】
抽斗レール16には、図1に示すように、抽斗2における側板11の外側面が取り付けられている。すなわち、抽斗側板11の膨出部12が嵌合凹所21に嵌合されている。これにより、抽斗2は、膨出部12と抽斗レール16における下側張り出し部16cとの大きな支持面積で支持されることになる。また、抽斗レール16と抽斗2との取付け(固定)に関しては、上述した嵌合状態の下で、膨出部12の後端部(切欠き13)が係止片22に係止されて、係止片22よりも後方への膨出部12の移動が規制される。またこれと共に、膨出部の外側面12aが抽斗レール16の背部16aから離間してしまうことが規制される(抽斗レール16の後端部と膨出部12後端部の一体化)。そして、抽斗レール16の一対の取付穴23と、膨出部12の一対の取付穴14とに対して、断面略コ字状の固定具25が嵌着され、これにより抽斗レール16の前端部と膨出部12の前端部とが一体化される。
【0023】
上記抽斗レール16と抽斗2との取付けは、次の手順で行われる。すなわち、抽斗2の膨出部12を嵌合凹所21に嵌合させ、その嵌合状態で、抽斗2の膨出部12を、その後端部が係止片22に係止されるまで押し込み、膨出部12の後端部を係止片22に係止させると、抽斗レール16の一対の取付穴23と、膨出部の外側面12aの一対の取付穴14とが、図3の一点鎖線に示すように、互いに重なり合って、固定具25を嵌着することができる。これにより、抽斗2は抽斗レール16と一体化されることになる。以上、抽斗2及び収納筐体1の片側のみ図示し説明したが、上述した構成は抽斗2及び収納筐体2の両側に左右対称に設けられる。
【0024】
上記の構成の抽斗サスペンション装置によれば、嵌合凹所21に膨出部12を嵌合することによって、抽斗レール16内の下面が実質的に抽斗2の膨出部12を支持することになり、その際の支持は面接触で行われ、ネジ止めの場合のように応力が集中するようなことはない。これにより、抽斗レール16と抽斗2との取付け強度を向上させることができる。また、抽斗レール16に対する抽斗2の取付けに際しては、嵌合凹所21に抽斗2の膨出部12を嵌合するだけで、取付け状態(仮止め状態)を形成することができるので、抽斗レール16と抽斗2とを手で保持しつつ、抽斗レール16と抽斗2との固定作業を行わう必要はない。これにより、抽斗レール16と抽斗2との取り付け作業を向上させることができる。
【0025】
更に、嵌合凹所21が固定レール15の開口19を介して外部に露出し、この嵌合凹所21に対して抽斗2の膨出部12を嵌合するので、固定レール15内に抽斗レール16を引っ込めて収納しても、固定レール15の張り出し部15b、15cの先端と抽斗2(外側面)との干渉を回避しつつ、抽斗2の膨出部12を抽斗レール16に支持できることになり、抽斗2と固定レール15の張り出し部15b、15cの先端との干渉を回避するために、抽斗レール16を固定レール15の開口19から抽斗2側に多少突出させる必要はない。その一方で、抽斗レール16と抽斗2の膨出部12との支持面積が上述の如く、嵌合関係により十分に確保されているため、両者16、12の支持に悪影響を与えることはない。したがって、抽斗レール16と抽斗2との取り付け強度を向上させつつ、抽斗サスペンション装置の幅方向長さを短縮することができることになる。
【0026】
また、抽斗レール16の後端部に、抽斗2の膨出部12が後方へ変位することを規制する係止片22が設けられ、抽斗レール16の前端部に、抽斗2の膨出部12に形成される一対の取付穴14に対応した一対の取付穴23が形成され、抽斗レール16の取付穴23に、膨出部12の取付穴14と共に嵌着される固定具25が設けられるので、抽斗2の膨出部12を嵌合凹所21に嵌合させた状態で後方に押し込んで、膨出部12の後端部を係止片22に係止させるだけで、抽斗レール16に対する抽斗2の後端部の固定と共に抽斗2の位置決めを行うことができる。したがって、容易に視認し且つ手作業を行うことのできる位置において、抽斗レール16の取付穴23と、抽斗2の取付穴14とが重なり合うことになり、固定具25を両取付穴23、14に容易に嵌着することが可能になる。したがって、抽斗レール16と抽斗2とを正規の取り付け状態で簡単に一体化できる。
【0027】
図5は変形例を示すものである。この変形例において、前記実施例と同一構成要素については同一符号を付してその説明を省略する。図5の変形例は、本発明を2段階に引き出せるダブルスライドレール26に適用したものである。すなわち、固定レール15と抽斗レール16との間に移動レール27がスライド可能に介在されており、この変形例では、移動レール27が抽斗収納筐体側レールを構成することになる。
【0028】
より具体的に説明すれば、移動レール27は、固定レール15及び抽斗レール16と同様に、背部27a、上下一対の張り出し部27b、27cを有している。この移動レール27は、開口28を固定レール15及び抽斗レール16の開口19、20と同じ向きにして、固定レール15内に配設され、固定レール15の各張り出し部15b、15cと、移動レール27の各張り出し部27b、27cとの間には、各張り出し部15b,15c、27b、27cの湾曲形状を利用してボール29が介装されている。一方、抽斗レール16は、移動レール27を抽斗収納筐体側レールとみなして前述の実施例に係わる構成が採られる。したがって、2段階に引き出せるダブルスライドレール26においても、上述実施例と同様の作用効果を得ることが可能になる。
【0029】
図6は、図5の変形例をさらに変形した変形例を示すものである。この変形例において、前記図5の変形例と同一構成要素については同一符号を付してその説明を省略する。図6に開示の変形例においても、本発明を2段階に引き出せるダブルスライドレール26に適用したものであるが、この場合には、各ボール29、24が上下方向に一列に並んで配設されている。これにより、この変形例に係わるダブルスライドレール26の幅(図6中、左右方向長さ)を前記変形例に係わるダブルスライドレールの幅よりも薄くでき、しかも、耐荷重性を向上させることができることになる。
【0030】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、抽斗レールに、抽斗の突条を嵌合する嵌合凹所が該抽斗レールの延び方向に延びるようにして形成され、その嵌合凹所が、抽斗収納筐体側レールの開口を介して外部に露出するように設定されているので、ボールスライド式の抽斗レールと抽斗との取り付け強度、取り付け作業を向上させることができ、さらには、幅方向長さを短縮することが出来るボールスライド式の抽斗サスペンション装置を提供できる。また、抽斗レールの後端部に位置決め片を設け、抽斗レールの前端部に、抽斗の突条に形成される第1の取付穴に対応した第2の取付穴を形成して、第2の取付穴に第1の取付穴と共に嵌着される固定具を設けるので、抽斗レールと抽斗とを正規の取付け状態で簡単に一体化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の抽斗サスペンションを介して収納筐体に抽斗を取り付けた状態を示す正面図。
【図2】収納筐体に対する実施例の抽斗サスペンションの固定構造を説明するための内側から見た分解斜視図。
【図3】実施例の抽斗レールに対する抽斗の取り付け構造を説明するための外側から見た分解斜視図。
【図4】実施例のシングルスライドレールの断面図。
【図5】変形例としてのダブルスライドレールの断面図。
【図6】他の変形例のダブルスライドレールの断面図。
【符号の説明】
1 収納筐体
2 抽斗
4 側板
11 側板
12 膨出部
14 一対の取付穴
15 固定レール
15a背部
15b張り出し部
15c張り出し部
16 抽斗レール
19 開口
21 嵌合凹所
22 係止片
23 一対の取付穴
24 ボール
25 固定具
27 移動レール
29 ボール
Claims (2)
- 抽斗収納筐体の内面側に設けられる抽斗収納筐体側レールと、抽斗の外側面に設けられる抽斗レールとを備え、前記抽斗収納筐体側レールが、抽斗の引き出し・収納方向に延びる背部と、該背部の上下端から、夫々、張り出す上下一対の張り出し部とにより開口を有する断面略コ字状に形成され、前記抽斗レールが前記抽斗収納筐体側レールに包被されるように配設され、前記抽斗収納筐体側レールの各張り出し部と前記抽斗レールとの間にボールが介装されたボールスライド式の抽斗サスペンション装置において、前記抽斗レールに、抽斗側部に形成された突条を嵌合する嵌合凹所が該抽斗レールの延び方向に整合して形成され、前記嵌合凹所は、前記抽斗収納筐体側レールの開口を介して外部に露出するように設けられており、抽斗レールの後端部に、前記抽斗の突条が収納方向へ変位することを規制する位置決め片が設けられ、該抽斗レールの前端部に、前記抽斗の突条に形成される第1の取付穴に対応した第2の取付穴が形成され、該第2の取付穴に、前記第1の取付穴と共に嵌着される固定具が設けられることを特徴とする抽斗サスペンション装置。
- 前記抽斗収納筐体側レールが、抽斗収納筐体の内面に固設される固定レールに対してスライド可能に嵌合される移動レールであることを特徴とする請求項1に記載の抽斗サスペンション装置。
Priority Applications (1)
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JP05715895A JP3582742B2 (ja) | 1995-03-16 | 1995-03-16 | 抽斗サスペンション装置 |
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1995
- 1995-03-16 JP JP05715895A patent/JP3582742B2/ja not_active Expired - Fee Related
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