JPH0728362B2 - 原稿読取装置 - Google Patents

原稿読取装置

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JPH0728362B2
JPH0728362B2 JP62151935A JP15193587A JPH0728362B2 JP H0728362 B2 JPH0728362 B2 JP H0728362B2 JP 62151935 A JP62151935 A JP 62151935A JP 15193587 A JP15193587 A JP 15193587A JP H0728362 B2 JPH0728362 B2 JP H0728362B2
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俊夫 佐藤
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松下電送株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はファクシミリ装置等に適用される原稿読取装置
に関する。
従来の技術 従来、この種の装置は、第5図に示すように駆動ローラ
1に従動ローラ2を所定の押圧力で押しあてた状態で、
駆動ローラ1を矢印方向に回転し、原稿3をガイド板4
で案内しながら読取部5に搬送し、読取部5に達した原
稿3を螢光管6で照射し、その反射光をレンズ7を介し
てイメージセンサ8で読取って画信号を得る一方、原稿
3をさらに駆動ローラ9へ送り、アーム10に保持されて
いる従動ローラ11を駆動ローラ9にバネ12の引張り力で
押圧しながら駆動ローラ9を回転して原稿3を先送りし
ていた。
発明が解決しようとする問題点 しかし、かかる構成によれば、原稿3の先端が駆動ロー
ラ9及び従動ローラ11に挾みこまれる時に、原稿3が停
止したりあるいはたるんだりし、この結果読取画像が歪
んでしまうという問題点があった。
上述の問題は以下の理由で生ずる。
すなわち、原稿3が駆動ローラ9と従動ローラ11に挾み
こまれた瞬間には、駆動ローラ9より従動ローラ11に与
えられている回転力が断たれて一種の紙づまり状態を呈
する。この状態で原稿3は駆動ローラ1及び従動ローラ
2による搬送力と、原稿3自体の剛性に応じた駆動ロー
ラ9で得られる搬送力とで搬送され、ついには駆動ロー
ラ9と従動ローラ11との間に挾まれる。
従って、従動ローラ11の押付圧つまりバネ12の付勢力が
強いほど挾まれるまでの抵抗力が大きくて紙づまりの時
間が長くなり、このような場合、原稿3は停止した状態
になる。一方、原稿3が薄い場合は、原稿3は挾まれる
までの抵抗力によって第6図の様にたるんだ状態とな
る。どちらの場合にもイメージセンサ8で得られる読取
画像は歪んでしまう。
上記問題点の対策として、バネ12の付勢力を弱くして、
従動ローラ11の押付圧を小さくすることが考えられる。
しかしながら、この場合、読取画像の歪みは問題のない
程度にすることができるものの、駆動ローラ1及び従動
ローラ2より原稿3が排出された時点で、駆動ローラ9
及び従動ローラ11の原稿3に対する搬送力がほとんどな
くなり原稿3がすべってしまい原稿3の後端の読取が不
可能になるという新たな問題点があった。
本発明は、上述の問題点に鑑みて為されたもので、原稿
の先端が紙づまりすることなく、原稿の最後まで適正に
読取ることができる原稿読取装置を提供することを目的
とする。
問題点を解決するための手段 本発明は、上記目的を達成するために、読取部の原稿搬
送方向に所定の駆動手段で回転される第1のローラを配
設し、さらに第1のローラに対向して第2のローラを配
設し、この第2のローラに第1のローラに対する押圧力
を調節する押圧調節手段を備えたことを特徴とする。
作用 本発明は、上述の構成によって、原稿を第1のローラと
第2のローラとの間に挾み込む時には第1のローラに対
する第2のローラの押圧力を弱くして紙づまりを軽減
し、また挾み込んだ後は押圧力を強くして大きな搬送力
を得て原稿を適正に搬送することができる。
実施例 第1図は本発明の一実施例の原稿読取装置を示す模式図
である。
この原稿読取装置は原稿20を装置本体部の外から取込ん
で、これをガイド板30を介して読取部40へ送り出す搬送
手段50と、読取部40の近傍で、かつ原稿20の搬送方向に
配設し、所定の駆動手段(不図示)で回転される第1の
ローラとしての駆動ローラ60と、駆動ローラ60に対向し
て配設され、かつ両端部に段付きのシャフト71を突出し
て(第3図参照)設けた第2のローラとしての従動ロー
ラ70と、従動ローラ70を駆動ローラ60に対して自在の押
圧力で付勢する押圧調節手段80と、搬送手段50の近傍の
ガイド板30に設けられて原稿20の位置を検出する第1の
センサ91と、駆動ローラ60の近傍で、かつ原稿20の排出
側に配設されて原稿20の位置を検出する第2のセンサ92
とを備えている。
搬送手段50は、所定の駆動手段(不図示)に駆動されて
回転する駆動ローラ51と、装置本体部に取付けられたバ
ネ52と、支軸53を介して装置本体部に軸支され、かつ基
端部をバネ52を介して装置本体部に接続したアーム54
と、アーム54の先端部に軸支され、かつ駆動ローラ51に
対向して配設した従動ローラ55とを備えている。従動ロ
ーラ55はバネ52によって常時所定の押圧力で駆動ローラ
51を押付けている。
読取部40の近傍には、読取部40に搬送された原稿20を照
射する螢光管41と、原稿20による反射光を結像するレン
ズ42と、その結像を光電変換して原稿20に応じた画像信
号を得るイメージセンサ43とを配設している。
押圧調節手段80は、第2図に示すように支軸81を介して
装置本体部に取付けられたアーム82を有している。アー
ム82の先端部には長穴83を形成している。この長穴83に
は長穴83に沿って変位自在な軸受72が挿入されている。
そして、軸受72に従動ローラ70のシャフト71が挿入され
ている。また、押圧調節手段80は、アーム82の基端部と
装置本体部との間に張設した引張りバネ84と、略かまぼ
こ形のカム85とを有している。カム85は、支軸81近傍の
装置本体部に軸支されており、第2のセンサ92の検出処
理に同期して駆動手段(不図示)に回動される。本実施
例では、常時第4図(A)に示すようにカム85の円弧面
がアーム82側に向いてこれに接した状態になっており、
また第2のセンサ92が所定の検出処理を行なうとカム85
は回動し、第4図(B)に示すように平坦面がアーム82
側に向き、アーム82が支軸81を中心にして所定角度回動
可能になる。さらに、押圧調節手段80は、第3図に示す
ように長穴83から突出したシャフト71に巻付けられ、引
張りバネ84に比べて小さいバネ定数の湾曲バネ86と、第
2図に示すように駆動ローラ60側の長穴83近傍に設けら
れて湾曲バネ86の両端部をそれぞれ固定する係止突起87
とを有している。
以上のように構成された原稿読取装置について、以下そ
の動作を説明する。
原稿20は、まず、バネ52により付勢されている従動ロー
ラ55および駆動ローラ51に挾まれながら駆動ローラ51の
回転に応じて搬送される。第1のセンサ91が原稿20の先
端を検知すると、原稿20はさらに規定量搬送される。そ
して、原稿20の先端が読取部40に達すると読取が開始さ
れる。原稿20は引続き搬送され、駆動ローラ60及び従動
ローラ70へ導かれる。
原稿20が駆動ローラ70に挾まれるまでは、アーム83は第
4図(A)のようにカム85によって駆動ローラ60側への
動きを規制されている。このため、従動ローラ70にはシ
ャフト71を介して湾曲バネ86の付勢力が作用し、従動ロ
ーラ70は駆動ローラ60を所定圧で押付けている。なお、
この場合には湾曲バネ86は引張りバネ84にくらべてバネ
定数が小さく従動ローラ70の駆動ローラ60に対する押圧
力は小さくなっている。
そして、駆動ローラ60がさらに回転し、原稿20が駆動ロ
ーラ60および従動ローラ70の位置に達すると、両者間の
押圧力が小さくなっているので原稿20は両者間に容易に
挿入して停止することがなく、しかも読取部40にたわみ
を生じることがない。そして、この状態で原稿20が読取
られイメージセンサ43で適正な読取画像が得られる。
このようにして駆動ローラ60と従動ローラ70との間に原
稿20が挿入した後、引き続いて駆動ローラ60が回転する
と原稿20はこの回転に応じてさらに搬送される。そし
て、原稿20の先端が第2のセンサ92に達すると、第2の
センサ92は原稿20の先端を検出する。この検出に同期し
てカム85は回転して第4図(B)に示す状態になる。こ
のカム85の回転によってアーム82は、引張りバネ84の付
勢力を受けて支軸81を中心に回動し、その先端部が駆動
ローラ60側に変位する。このアーム82の先端部が変位し
たことによって、シャフト71は長穴83の側壁に当接す
る。そして、シャフト71すなわち従動ローラ70はアム82
を介して引張りバネ84の付勢力を受けて駆動ローラ60に
押付けられて駆動ローラ60との間に原稿20を確実に押圧
保持する。この押圧保持状態で駆動ローラ60を回転する
ことにより原稿20はすべることなく確実に搬送されて駆
動ローラ60および従動ローラ70間から排出される。
なお、本実施例では第2のセンサ92を設けているが、原
稿20を読取部40から所定量搬送した後カム85を動作させ
るように設定しておくことにより第2のセンサ92を省略
してもよい。
また、カム85の形状として本実施例では略かまぼこ形の
場合を例にしたが、これに限定されるものではない。ま
た、カム85の形状あるいは引張りバネ84および湾曲バネ
86の特性を適宜設定することにより、駆動ローラ60に対
する従動ローラ70の押圧力を連続的に調節することも可
能である。このように連続的に押圧力を調節することに
より原稿20をよりスムーズに搬送することができる。な
お、この場合、押圧力を“0"に設定しておくことにより
剛性が低い原稿20であっても、この原稿20は駆動ローラ
60および従動ローラ70間に抵抗を受けずにスムーズに挿
入され、読取部40でたわみを生じることがないので、適
正な読取画像を得ることができる。
発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明は、押圧調節手
段が第1のローラに対する第2のローラの押圧力を自在
に調節するので、原稿の紙づまりを解消できて原稿にた
わみを生ぜず、ひいては適正な読取画像を得ることがで
き、しかも確実に原稿を排出できるという効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の原稿読取装置を示す模式
図、第2図は同原稿読取装置の押圧調節手段を示す模式
図、第3図は同押圧調節手段の腕曲バネ近傍を示す模式
図、第4図は同原稿読取装置の動作例を示す模式図、第
5図は従来の原稿読取装置の一例を示す模式図、第6図
は同原稿読取装置の読取部および排出側の駆動ローラ近
傍を示す模式図である。 20……原稿、40……読取部、50……搬送手段、60……駆
動ローラ、70……従動ローラ、71……シャフト、72……
軸受、80……押圧調節手段、82……アーム、83……長
穴、84……引張りバネ、85……カム、86……湾曲バネ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿を読取部に搬送する手段と、前記読取
    部を通過した原稿を排出する第1のローラと、この第1
    のローラに対向配設した第2のローラと、この第2のロ
    ーラを前記第1のローラに対して前記原稿を挟み込むと
    きには弱くまた前記原稿を挟み込んだ後には強く付勢す
    る押圧調整手段とを備えたことを特徴とする原稿読取装
    置。
JP62151935A 1987-06-18 1987-06-18 原稿読取装置 Expired - Fee Related JPH0728362B2 (ja)

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JP62151935A JPH0728362B2 (ja) 1987-06-18 1987-06-18 原稿読取装置

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JPS63314952A JPS63314952A (ja) 1988-12-22
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JPS63314952A (ja) 1988-12-22

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