JPH0728319B2 - 位相ジッタを推定する装置および方法、受信装置、通信システム、ならびに受信装置または通信システムで用いる方法 - Google Patents

位相ジッタを推定する装置および方法、受信装置、通信システム、ならびに受信装置または通信システムで用いる方法

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JPH0728319B2
JPH0728319B2 JP3180498A JP18049891A JPH0728319B2 JP H0728319 B2 JPH0728319 B2 JP H0728319B2 JP 3180498 A JP3180498 A JP 3180498A JP 18049891 A JP18049891 A JP 18049891A JP H0728319 B2 JPH0728319 B2 JP H0728319B2
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/20Arrangements for detecting or preventing errors in the information received using signal quality detector
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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信システムに関し、
さらに詳細には、位相ジッタを修正する無限インパスル
応答(IIR)フィルタ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】通信チャネルによって伝送される通信シ
ステムにおいて、伝送される信号は、通常、チャネルの
不完全性によって歪を生じる。送信された信号を正しく
復元するために、信号のいろいろな損傷を修正する回路
が受信機において用いられる。位相ジッタもそのような
損傷の1つである。位相ジッタは、一般に、異なる周波
数のシヌソイドの集合としてモデル化され、チャネルに
存在する電源ラインの高調波およびリンギング電圧に起
因するとされている。
【0003】位相ジッタの修正方法では、一般に、位相
ジッタを除去する前にジッタを推定しなければ効率的に
除去することができない。このような方法には、198
2年3月16日付けでアール・ディ・ギタリン(R.D.Gi
tlin)に発行された米国特許第4,320,526号に開示され
たように、位相ジッタを推定するために適応型の有限イ
ンパルス応答(FIR)フィルタを用いる方法がある。
このようなFIRフィルタは、適応過程において各位相
ジッタ周波数への集束が遅い点で不都合である。さら
に、このFIRフィルタでは、位相ジッタを十分に除去
できるほどの正確な推定値は得られない。
【0004】ほかに、1989年7月11日付けでアー
ル・エル・キューポ(R.L.Cupo)に発行された米国特許
第4,847,864号に開示されているように位相ジッタを推
定するために適応IIRフィルタを用いる方法もある。
このようなIIRフィルタの係数の選択は、位相ジッタ
の推定値と受信(された)信号に存在する実際の位相ジ
ッタとの間の差を示す位相誤差を最小化するために周知
の最小平均2乗(LMS=least-mean-square)最適化法
を用いて行われる。使用される最適化法のある制限のた
めに、このIIRフィルタは、正確ではあるが、位相ジ
ッタの特定の周波数成分の推定値しか与えることができ
ない。しかし、実際には、位相ジッタは複数の周波数成
分から成ることが多い。このような事情から、位相ジッ
タを完全に除去するためには、これらのIIRフィルタ
を複数(即ち、各周波数成分に対し1個のフィルタを)
受信機に組み込まなければならない。とは言え、チャネ
ル内で受けるジッタ周波数成分の実際の数は、チャネル
ごとに異なるため、前もって決定することができない。
ジッタ周波数成分の数を過大評価すれば、余りにも多く
のフィルタを組み入れることになり、実質的に不必要な
費用をシステムに加えることになる。それに対して、そ
の数を過小評価すると、フィルタが少なすぎて、システ
ムの性能を下げることになり望ましくない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、受信信号か
ら、ジッタ周波数成分の数にかかわらず、ジッタ周波数
成分をすべて除去することのできる位相ジッタ修正構造
を持つことが望ましい。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、LMS
方式とは異なり位相誤差の自己相関を利用する方法を用
いて位相誤差を最小にすることにより、従来の技術の制
限を克服することができる。この位相誤差は、受信信号
に存在する位相ジッタとそのジッタの推定値との間の差
を示す。本発明によれば、そのような位相ジッタの推定
値は、伝達関数が位相誤差の自己相関から導かれるよう
なIIRフィルタ構造によって与えられる。
【0007】
【実施例】図1は、本発明の原理を具体化するシステム
10を示す。システム10において、データ源100
は、データ消費装置104に情報を伝えるように構成さ
れている。例えば、データ源100は、メインフレーム
やマイクロコンピュータなどであり、データ消費装置1
04は、データ端末やプリンタのようなものである。デ
ータ源100からの情報を表すデジタル・ビットが、通
常の設計の送信装置101に供給される。これらのビッ
トは、送信装置において、28のグループに集められ
る。各グループは、所定の信号コンステレーション(信
号点の配置)(図示せず)から選択された8次元の記号
へとトレリス符号化(格子符号化)される。8次元の各
記号は、4つの2次元信号点に写像され、それぞれ直角
振幅変調された(QAM)4つの信号として送信される
が、この時、各信号は搬送周波数ωcを中心とするスペ
クトラムを有する。T=1/2742.8571secの各転送期間
中に、このようなQAM信号が1つチャネル103を通
して送られる。従って、デジタル・ビットは、毎秒T/
4=685.7142 8次元記号の速度、即ち19.2Kbpsの
データ転送速度で通信される。
【0008】この実施例において、チャネル103は、
標準的な私設回線網によって供給される。送信される信
号は、チャネル103において位相ジッタを含む種々の
損傷によって歪を受ける。本発明は、そのような位相ジ
ッタの修正を目的とする。位相ジッタは、複数の周波数
成分を含むのが普通であり、事実、次のように数学的に
表すことができる。
【数1】 ここで、Qは時刻tにおける位相ジッタθ(t)の周波数
成分の数であり、αqはq番目のシヌソイド成分の位相
ジッタ振幅であり、ωqはその成分の周波数である。位
相ジッタは、主に電源ラインの高調波およびチャネル1
03に存在するリンギング電圧に起因すると考えられ
る。例えば、電源ラインの電圧の基本周波数、即ち60
Hzが、通常、位相ジッタの主な場合である。状況によ
っては、基本周波数の第2高調波、即ち、120Hzも
十分、位相ジッタの一因となり得る。しかし、位相ジッ
タの周波数は必ずしも高調波に関係付けられるとは限ら
ない。
【0009】受信機102は、位相ジッタを含む損傷を
受けがちな送信信号を代表する信号r(t)を受信する。
エイリアス防止フィルタ11は、標準的な低域通過フィ
ルタであるが、これによって信号r(t)における400
0KHzを越えるエネルギーを除去する。この濾過され
た信号は、アナログ/デジタル変換器13に供給され、
A/D変換器13は、受信信号の通過帯域標本を毎秒4
/T標本の速度で生成する。通過帯域標本は、ヒルベル
ト・フィルタ15に供給され、フィルタ15は、各転送
期間に、通過帯域標本のヒルベルト変換を表す1対の信
号を導線16および17に与える。これらの導線は、通
常の設計の線形等価器20の入力に続く。線形等価器2
0は、1975年2月25日付けでグウィドゥ(Guidou
x)に発行された米国特許第3,868,603号に開示されたタ
イプのもので良い。この等価器は、各記号期間に1つ以
上の入力を受信して処理するため、「機能的に間隔を置
いた」等価器("functionally spaced" equalizer)と
も称する。線形等価器20の機能は、チャネル103に
よって生じる記号間の干渉を通過帯域標本から除去する
ことである。
【0010】線形等価器20の出力は、複素信号であ
り、転送期間に1回だけ生成される。n番目の転送期間
中に生成される複素信号は、Znと表す。実数成分zn
よび虚数成分z^nを含むこの複素信号Znは、復調器3
0に渡される。(以降、文字「X」に「^」を冠したも
のを「X^」のように表す。)周知のように、復調器3
0は、前記の搬送周波数ωcに基づいて通過帯域信号Zn
を復調して、実数成分ynおよび虚数成分y^nを有する
複素通過帯域信号Ynを生成する。
【0011】ここで指摘しなければならないのは、基本
帯域信号Ynが前記の位相ジッタの損傷を受けやすいと
いうことである。位相ジッタに対して修正するために、
第2の復調器35によって、信号Ynを、あたかもその
成分ynおよびy^nがチャネル103においてcos
(θ(nT))およびsin(θ(nT))によってそれぞ
れ変調されていたかのように、復調する。復調器35
は、sin-cos計算器85によって与えられるcos(θ
n-1)およびsin(θ^n-1)の値を受信する。ここ
で、θ^n-1はYnに存在する位相ジッタθ(nT)の予測
推定値である。この推定値は、位相差推定器55と結合
して動作する位相予測器70によって供給される。この
目的のために、位相差推定器55は、θ(nT)とθ^
n-1との差を示す値Ψnを有する位相誤差信号を供給す
る。次の式に示すように、Ψnは、θ^n-1のほかに、そ
れぞれ復調器35およびスライサ40からの信号の複素
数値であるDnおよびSnの関数である。
【数2】 ここで、Imは、その独立変数の虚数成分であり、S* n
は、Snの複素共役であり、|Sn|は、Snの絶対値を
表す。
【0012】位相予測器70の動作は、以下に詳細に説
明する。ここでは、位相予測器70が複数の反射係数を
有する無限インパルス応答(IIR)フィルタであるこ
とが分かれば十分である。(定義により、IIRフィル
タは、そのインパルス応答が無限の持続時間を有するフ
ィルタである。)これらの反射係数の値は、最初のN転
送期間を占める初期化処理の後にプロセッサ67によっ
て与えられる。(Nは、経験的におよそ100程度に決
められるが、この場合64に等しい。)この処理の期間
中、プロセッサ67は、位相差推定器55から集められ
たΨ1、Ψ2、・・・・ΨNに基づいて前記の係数の値を決定
する。
【0013】位相予測器70の出力θ^n-1は、θ^n-1
の値にΨnの値を加える加算器60を通してその位相予
測器に帰還される。その結果の和φnは、θ((n+1)
T)の値を予測するために、位相予測器70に供給され
る。定常状態においては、複素信号Dnの実数成分およ
び実数成分は、それぞれdnおよびd^nとして表され、
位相ジッタは実質的になく、また位相誤差信号の値Ψn
は、位相差推定器55の出力ではほぼゼロである。
【0014】スライサ40は、複素数信号Snを与える
が、その実数成分snおよび虚数成分s^nは、dnおよ
びd^nを量子化したものである。Snは、送信された2
次元信号点が実際には何であったかに付いてのいわゆる
「暫定的な」結論を表す。これらの暫定的な結論は、等
価器の適応のために使用される。このため、減算器65
は、Dnの実数および虚数の成分からSnの対応する成分
を引くことによって、複素基本帯域誤差信号を与える。
その結果得られる実数および虚数の成分は、変調器80
によって、直交搬送波cos(ωcnT+θ^n-1)およ
びsin(ωcnT+θ^n-1)を用いてそれぞれ変調さ
れる。従って、変調器80の出力は、複素通過帯域誤差
信号であり、その係数を通常の要領で更新するために線
形等価器20に供給される。
【0015】送信101器から通報された8次元記号の
最も確からしい系列を復調器35によって与えられた信
号系列に基づいて、ビタビ(Viterbi)復号器41によ
り標準的な方法で決定する。ビット変換器43により、
これらの8次元記号の各々を、その記号が表す28デジ
タル・ビットのグループへと変換する。このデジタル・
ビットは、データ表皮装置104によって直ちに受信さ
れる。
【0016】ここで、位相予測器70の詳細な説明に移
る。本発明によれば、位相予測器70は、次のような伝
達関数H(z)を有するIIRフィルタである。
【数3】 ただし、Gは値がΨnである位相誤差信号の総エネルギ
ーの平方根であり、pはIIRフィルタの次数である。
(この実施例では、pは経験的に10と定める。)βi
の値は、1≦i≦pなるpに対して、Ψnがほぼゼロと
最小になるように、選択される。この最小化は、IEE
E会報1975年4月号、第63巻p.561-p.580のジェ
イ・マクール(J.Makhoul)による「線形予測----指導
的概説」に説明されているようなダービン(Durbin)の
再帰方式を用いて、達成される。この方式によれば、β
iの値は、Ψnの自己相関に基づいて決定される。具体的
には、次の式(4)〜(8)をi=1、2、...、pの
それぞれに対して解くことによって、βiの値が得られ
る。
【数4】 R(i)はΨnの自己相関であることを指摘する。ま
た、前記の式(3)におけるGは次のように定義される
もこの際に指摘しなければならない。
【数5】
【0017】以上の事柄を考慮して、位相予測器70の
実施例である図2に移る。この好ましい実施例におい
て、位相予測器70は格子構造として実現されている。
この格子構造は、標準的な直進形式のような他の体現様
式の位相予測器70ほど量子化誤差を受けずにすむので
好都合である。この量子化誤差は、それぞれの実現化に
ともなう乗算によって形成される積の打切または丸めに
よるものである。
【0018】標準的な直進形式ではタップ係数である前
記のβiが実際には用いられるのに対し、図2に示した
ように、格子構造の位相予測器70は、反射係数k
i(ただし、1≦i≦p)を含む。注意深くみると、こ
れらのkiは、βiが決定される前記の再帰処理の副産物
であることが分かる。具体的には、その処理の各繰り返
しごとに、式(5)がkiを生成する。実際には、図1
のプロセッサ67が、初期化処理の間にこの再帰処理を
実行して、位相予測器70に1組のkiを与える。
【0019】具体的には、位相予測器70には、p段が
含まれる。導線61で値φnを有する信号が、位相予測
器70の第1段に印加され、その減算器201によりφ
nからM1が引かれる。M1は、位相予測器70の第2段
によって与えられるI1から得る。具体的には、遅延要
素205によってI1を期間Tだけ遅らせた後、I1の遅
れたものを乗算器203を介して反射係数kpにより振
幅調節を行うことによってM1を得る。O1で示される減
算器201の出力は、第2段に印加されて、その減算器
207によって、減算器201と同様にO1からM2が引
かれる。同様に、位相予測器70の第3段によって与え
られるI2を期間Tだけ遅らせた後、I2を遅らせたもの
を反射係数kp-1によって振幅調節することによってM2
を得る。O2で示される減算器207の出力は、位相予
測器70の第3段に印加される。O2も乗算器209を
介して反射係数kp-1によって振幅調節される。加算器
213により、O2の振幅調節されたものとI2の遅らせ
たものとを加えて、前記のI1を形成する。
【0020】位相予測器70の第3段から第(p−1)
段は、前記の第2段と構造的に類似している。唯一の相
違点は、それらの段の各々で使用される反射係数の値に
ある。具体的には、m段目の反射係数は、3≦m≦p−
1として、kp-m+1の値を有する。第p段、即ち位相予
測器70の最終段も第2段に非常によく似ている。最終
段は、異なる値の反射係数k1を用いるほかに、第p段
の出力が同じ段の遅延要素215に帰還される点が、第
2段と異なる。位相予測器70は、遅延要素215の出
力を因数Gによって振幅調節することによって形成され
る前記の値θ^n-1の信号を導線71に生成する。
【0021】以上の説明は、本発明の一実施例に関する
もので、この技術分野の当業者であれば、本発明の種々
の変形例が考えられるが、それらはいずれも本発明の技
術的範囲に包含される。例えば、ここで開示したシステ
ムは、種々の電子的な構成ブロックおよび構成部分の形
式で具体化されているが、本発明は、それらの構成ブロ
ックまたは構成部分の任意の1つまたは1つ以上の機
能、またはそれらの機能のすべてさえも、例えば1つ乃
至それ以上の適切にプログラムされたプロセッサによっ
て実現されるようなシステムにおいても、本発明を同様
に具体化することが可能である。
【0022】尚、特許請求の範囲に記載した参照番号
は、発明の容易なる理解のためで、その技術的範囲を制
限するように解釈されるべきではない。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のフィルタ構
造は、複数の周波数成分を有する位相ジッタに迅速に適
応して正確な位相ジッタ推定値を与え、ジッタの十分な
除去に役立つので、好都合である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を具体化する通信システムのブロ
ック図である。
【図2】図1の通信システムにおける受信信号に存在す
る位相ジッタを推定するための位相予測器のブロック図
である。
【符号の説明】
10 システム 100 データ源 101 送信器 102 受信機 103 チャネル 104 データ消費装置 11 エイリアス防止フィルタ 13 A/D変換器 15 ヒルベルト・フィルタ 20 線形等価器 30、35 復調器 40 スライサ 41 ビタビ復号器 43 ビット変換器 55 位相差推定器 65 減算器 67 プロセッサ 70 位相予測器 80 変調器 85 sin-cos計算器 104 データ消費装置

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信信号における位相ジッタとその推定
    値との間の差を表す位相誤差信号を受信する手段(6
    0、67)と、無限に持続するインパルス応答を有し、
    かつ前記位相誤差信号の自己相関によって決定される伝
    達関数をも有して、前記の推定値を形成する手段(7
    0)とを備えた、ことを特徴とする位相ジッタを推定す
    る装置。
  2. 【請求項2】 位相ジッタを含む信号を処理するため
    に、前記位相ジッタとその推定値との間の差を表す位相
    誤差を生成する手段(55)と、無限に持続するインパ
    ルス応答を有し、かつ前記位相誤差の自己相関によって
    決定される伝達関数をも有して、前記の推定値を与える
    手段(70)と、前記の推定値に応じて前記信号から前
    記位相ジッタを除去する除去手段(35、85)とを備
    えたことを特徴とする受信装置。
  3. 【請求項3】 前記除去手段が、搬送周波数として前
    記の位相ジッタ推定値を用いて前記信号を復調する手段
    をさらに備えたことを特徴とする請求項2記載の受信装
    置。
  4. 【請求項4】 前記伝達関数が、再帰的方法を用いて決
    定されることを特徴とする請求項2記載の受信装置。
  5. 【請求項5】 前記の与える手段が、格子構造として実
    現されることを特徴とする請求項2記載の受信装置。
  6. 【請求項6】 位相ジッタを含む信号の標本から位相ジ
    ッタが除去されるように搬送周波数として前記位相ジッ
    タの推定値を用いて、前記標本を復調する手段(35)
    と、前記推定値と前記位相ジッタとの間の差を表す位相
    誤差の自己相関の関数である伝達関数を有し、かつ無限
    に持続するインパルス応答をも有して、前記推定値を与
    える手段(70)とを備えたことを特徴とする受信装
    置。
  7. 【請求項7】 前記伝達関数が、再帰的方法によって決
    定されることを特徴とする請求項6記載の受信装置。
  8. 【請求項8】 前記の与える手段が、格子構造として実
    現されることを特徴とする請求項6記載の受信装置。
  9. 【請求項9】 信号を送信する送信装置を有する通信シ
    ステムにおいて、前記信号に関係付けられた受信信号の
    標本が位相ジッタを含むとき、前記標本を基に前記信号
    を復元する手段(15、20、30)と、前記推定値と
    前記位相ジッタとの間の差を表す位相誤差の自己相関の
    関数である伝達関数を有し、かつ無限に持続するインパ
    ルス応答をも有して、前記位相ジッタの推定値を生成す
    る生成手段(70)と、前記推定値に応じて、前記標本
    から前記位相ジッタを除去する除去手段(35、85)
    とを備えたことを特徴とする通信システム。
  10. 【請求項10】 前記除去手段が、搬送周波数として前
    記推定値を用いて前記標本を復調する手段をさらに備え
    たことを特徴とする請求項9記載の通信システム。
  11. 【請求項11】 前記の伝達関数が、再帰的方法を用い
    て決定されることを特徴とする請求項9記載の通信シス
    テム。
  12. 【請求項12】 前記生成手段が、格子構造として実現
    されることを特徴とする請求項9記載の通信システム。
  13. 【請求項13】 受信信号における位相ジッタとその推
    定値との間の差を表す位相誤差信号を受信するステップ
    と、無限に持続するインパルス応答を有し、かつ前記位
    相誤差信号の自己相関によって決定される伝達関数をも
    有するフィルタを用いて、前記の推定値を形成するステ
    ップとを備えた、ことを特徴とする位相ジッタを推定す
    る方法。
  14. 【請求項14】 位相ジッタを含む信号を処理する受信
    装置において、前記位相ジッタとその推定値との間の差
    を表す位相誤差を生成するステップと、インパルス応答
    が無限に持続し、かつ伝達関数が前記位相誤差の自己相
    関の関数であるフィルタを用いて、前記の推定値を与え
    るステップと、前記の推定値に応じて前記信号から前記
    位相ジッタを除去する除去ステップとを備えたことを特
    徴とする受信装置で用いる方法。
  15. 【請求項15】 前記除去ステップが、搬送周波数とし
    て前記の位相ジッタ推定値を用いて前記信号を復調する
    ステップをさらに備えたことを特徴とする請求項14記
    載の方法。
  16. 【請求項16】 前記伝達関数が、再帰的方法を用いて
    決定されることを特徴とする請求項14記載の方法。
  17. 【請求項17】 前記フィルタが、格子構造として実現
    されることを特徴とする請求項14記載の方法。
  18. 【請求項18】 位相ジッタを含む信号の標本から位相
    ジッタが除去されるように搬送周波数として前記位相ジ
    ッタの推定値を用いて、前記標本を復調するステップ
    と、伝達関数が前記推定値と前記位相ジッタとの間の差
    を表す位相誤差の自己相関の関数であり、かつインパル
    ス応答が無限に持続するフィルタを用いて、前記推定値
    を与えるステップとを備えたことを特徴とする受信装置
    で用いる方法。
  19. 【請求項19】 前記伝達関数が、再帰的方法によって
    決定されることを特徴とする請求項18記載の方法。
  20. 【請求項20】 前記フィルタが、格子構造として実現
    されることを特徴とする請求項18記載の方法。
  21. 【請求項21】 信号を送信する送信装置を有する通信
    システムにおいて、前記信号に関係付けられた受信信号
    の標本が位相ジッタを含むとき、前記標本を基に前記信
    号を復元するステップと、前記推定値と前記位相ジッタ
    との間の差を表す位相誤差の自己相関の関数である伝達
    関数を有し、かつ無限に持続するインパルス応答をも有
    して、前記位相ジッタの推定値を生成する生成ステップ
    と、前記推定値に応じて、前記標本から前記位相ジッタ
    を除去する除去ステップとを備えたことを特徴とする通
    信システムで用いる方法。
  22. 【請求項22】 前記除去ステップが、搬送周波数とし
    て前記推定値を用いて前記標本を復調するステップをさ
    らに備えたことを特徴とする請求項21記載の方法。
  23. 【請求項23】 前記の伝達関数が、再帰的方法を用い
    て決定されることを特徴とする請求項21記載の方法。
  24. 【請求項24】 前記フィルタが、格子構造として実現
    されることを特徴とする請求項21記載の方法。
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