JP2008530906A - 過去、現在及び/又は将来の自己相関マトリクスの予測値に基づいてブロック等化を実行する無線通信装置及び関連する方法 - Google Patents

過去、現在及び/又は将来の自己相関マトリクスの予測値に基づいてブロック等化を実行する無線通信装置及び関連する方法 Download PDF

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Abstract

無線通信装置20は、交互する既知のシンボル部分31と未知のシンボル部分32を含む無線信号30を受信する無線受信器21、無線受信機に接続される復調器23を有する。復調器は、過去、現在及び将来の未知のシンボル部分について、それぞれのチャネル予測値33を生成するチャネル予測モジュール24、過去、現在及び将来の未知のシンボル部分について、自己相関マトリクスを生成する自己相関モジュール25、過去、現在/将来の未知のシンボル部分について、それぞれチャネルマッチング係数を生成するチャネルマッチフィルタモジュール26、自己相関マトリクスをそれぞれ上側及び下側の自己相関マトリクスに分割する因子分解モジュール27、チャネルマッチング係数を上側及び下側のチャネルマッチング係数に変換する変換モジュール28、現在及び過去/将来の未知のシンボル部分について上側及び下側の自己相関マトリクスと、チャネルマッチング係数とに基づいて、現在の未知のシンボル部分を判定する後方置換モジュール29を含む。

Description

本発明は、無線通信システムの分野に関し、より詳細には、ブロックに基づいたチャネル等化(channel equalization)を採用した無線通信装置及び関連する方法に関する。
短波(HF)無線チャネル、超短波(VHF)無線チャネル、極超短波(UHF)無線チャネルは、送信機と受信機との相対的な動きと同様に、環境における信号反射体又は散乱体の存在により、時間と周波数の分散(すなわち、遅延の拡がり(delay spread)及びドップラー拡がり(Doppler spread))を全て示す。結果として、チャネルは歪みを受け、この歪みにより、送信されたシンボルは受信装置で誤って解釈される可能性がある。ドップラー拡がりは、遅延の拡がりを引き起こし(すなわちマルチパス)、時間につれて変化する。これらの減少は、等化を利用して、時間変動するマルチパスチャネルを追跡及び補償するためにモデムを典型的に必要とする。
チャネル等化のための2つの一般的なアプローチが一般に使用される。第一は、シンボルに基づいた等化であり、イコライザ係数は、それぞれのシンボルについて維持及び更新される。第二のアプローチは、ブロック等化であり、イコライザ係数は、個々のシンボルではなく、未知のデータシンボルのブロックについて保持及び更新される。Hwang等による“A Novel Block Equalization Design for Wireless Communication with
ISI and Rayleigh Fading Channels”と題された文献では、著者は、シンボルに基づいた等化の問題点は、シンボル毎に係数を計算するために、かなりの計算のオーバヘッドを必要とすることであると述べている。他方で、Hwang等は、ブロック等化は係数の更新を実行するために複雑さにおける大幅な減少となるが、このアプローチは、チャネル予測を一般に必要とする、チャネルに関する幾つかの知識を必要とする。
Hwang等により提案されたデザインは、マッチドフィルタ、チャネル予測器、及びブロックデシジョンフィードバックイコライザ(BDFE)を含む。チャネル予測器は、改善された再帰型の最小二乗(RLS)アルゴリズムに基づいており、「セミブラインド」のアプローチを採用しており、このアプローチでは、予測されるチャネルのインパルス応答h(n)は、マッチドフィルタ及びBDFEアップデートの両者で後に使用される。BDFEは、ノイズウィットナー及び最大尤度ブロック検出器を含み、シンボル検出器が続く。コレスキー因子分解を受けるBDFEのフィルタ係数が計算され、それぞれデータブロックについて一度更新される。Hwang等は、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)のシストリックアレイとしてBDFEデザインを実現する。
マルチパスに対処する別のアプローチは、直交周波数分割多元接続(OFDM)を使用するワイドバンドネットワーキングウェーブフォーム(WNW)で発見することができる。WNWアプローチは、ノンコヒーレントなパラレルトーンのモデム技術に基づいており、イコライザを使用せず、代わりに、ガードタイム及び前方誤り訂正(FEC)を使用して遅延の拡がり/周波数選択性のフェージングに対処する。このアプローチは、非常に簡単であるが、著しいフェージング及び干渉と直面したときに所望の性能を提供しない場合があり、ある状況では比較的高いピーク−アベレージのレシオが得られる場合がある。
更に別のアプローチは、カリフォルニア州サンディエゴにあるTrellis Ware及びITTにより開発されており、このアプローチは、直列で連結されたコンボリューショナルコードによる1.2MHz帯域幅の連続位相変調(CPM)、及び低減された状態の最大尤度のシーケンス予測器(MLSE)イコライザを利用している。このアプローチは、所定の効果を有するが、(特に広い帯域幅について)かなりの複雑さを必要とする。また、所定の用途において比較的高いビット/Hzのレシオを達成することができない場合がある。
上述したアプローチの利点にもかかわらず、マルチパス及びフェージングチャネルの状況においても高いデータレートを提供するため、比較的ワイドバンドの波形で使用するための他のブロック等化技術が望まれる。
上述した背景に鑑みて、本発明の目的は、向上されたブロック等化を提供する無線通信装置及び関連する方法を提供することにある。
本発明に係る上記目的、特徴及び利点、並びに他の目的、特徴及び利点は、交互する既知のシンボル部分と未知のシンボル部分を含む無線信号を受信する無線受信器を含む無線通信装置により提供される。無線通信装置は、無線受信機に接続される復調器を更に含む。より詳細には、復調器は、隣接する既知のシンボル部分に基づいて少なくとも1つの過去の未知のシンボル部分と現在の未知のシンボル部分について、それぞれのチャネル予測値を生成するチャネル予測モジュールを含む。自己相関モジュールは、それぞれのチャネル予測値に基づいて、少なくとも1つの過去及び現在の未知のシンボル部分について、自己相関マトリクスを生成するために含まれ、チャネルマッチフィルタモジュールは、現在の未知のシンボル部分について、チャネルマッチング係数を生成するために含まれる。
復調器は、自己相関マトリクスをそれぞれ上側及び下側の自己相関マトリクスに分割する因子分解モジュール、並びに、現在及び少なくとも1つの過去の上側及び下側の変換マトリクスに基づいて、チャネルマッチング係数を上側及び下側のチャネルマッチング係数に変換する変換モジュールを更に含む。例示により、上側及び下側のチャネルマッチング係数の決定は、少なくとも1つの過去及び現在の上側及び下側の変換マトリクスの重み付けされた平均に基づく。さらに、後方置換モジュールは、現在及び少なくとも1つの過去の未知のシンボル部分について上側及び下側の自己相関マトリクスと、現在の未知のシンボル部分について上側及び下側のチャネルマッチング係数とに基づいて、現在の未知のシンボル部分を判定するために含まれる。例を通して、判定は、重み付け平均に基づいて行われる。復調器は、現在及び過去の未知のシンボル部分から、上側及び下側の対角の自己相関と上側及び下側の変換係数マトリクスの重み付け平均を使用することで、コンスタントなチャネルに基づいてチャネル予測値を使用し、因子分解及び変換計算を簡略化し、所望の精度でブロック等化を提供する。
変換モジュールは、現在及び少なくとも1つの過去の上側及び下側の変換係数マトリクスの重み付け平均に基づいて、チャネルマッチング係数を上側及び下側のチャネルマッチング係数に変換し、この場合、重み付けは、未知のシンボル部分に対するそれぞれのチャネル予測値の近さに基づいている。現在の未知のシンボル部分と少なくとも1つの過去の未知のシンボル部分について上側及び下側の自己相関マトリクスは、たとえば未知のシンボル部分に対するそれぞれのチャネル予測値の近さに基づいて重み付けされる。さらに、現在の未知のシンボル部分におけるそれぞれのシンボルは、複数の離散的な値のうちの1つを有し、後方置換モジュールは、現在の未知のシンボル部分内のシンボルについて最も近い離散的な値を判定する。
さらに、チャネル予測モジュールは、少なくとも1つの将来の未知のシンボル部分についてチャネル予測値を更に生成する。かかるように、自己相関モジュールは、少なくとも1つの将来の未知のシンボル部分について自己相関マトリクスを生成する。さらに、変換モジュールは、少なくとも1つの将来の上側及び下側の変換係数マトリクスに基づいて、チャネルマッチング係数を上側及び下側のチャネルマッチング係数に変換する。また、後方置換モジュールは、少なくとも1つの将来の未知のシンボル部分について上側及び下側の自己相関マトリクスに基づいて、現在の未知のシンボル部分を判定する。幾つかの実施の形態では、現在の未知のシンボル部分は、過去のシンボル部分について上側及び下側の自己相関マトリクス並びに上側及び下側の変換係数マトリクスなしに、将来の未知のシンボル部分について上側及び下側の自己相関マトリクス並びに上側及び下側の変換係数マトリクスに基づいて判定される。
また、復調器は、未知のシンボル部分から既知のシンボル部分に関連される既知の信号のエネルギー量を除くためのシグナルエネルギー除去モジュールを含む。さらに、因子分解モジュールは、たとえばCholeskey因子分解、Bareiss因子分解、Levinson因子分解、又はSchur因子分解のような各種技術に基づいて、自己相関マトリクスを上側及び下側の自己相関マトリクスに分割する。また、復調器は、たとえば、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、特定用途向け集積回路(ASIC)、又はデジタルシグナルプロセッサ(DSP)で実現される。
本発明の無線通信方法の態様は、交互する既知のシンボル部分と未知のシンボル部分を含む無線信号を受信し、隣接する既知のシンボル部分に基づいて少なくとも1つの過去の未知のシンボル部分と現在の未知のシンボル部分について、それぞれのチャネル予測値を生成することを含む。さらに、自己相関マトリクスは、それぞれのチャネル予測値に基づいて少なくとも1つの過去及び現在の未知のシンボル部分について生成され、それぞれのチャネルマッチング係数は、少なくとも1つの過去及び現在の上側及び下側の変換係数マトリクスに基づいて現在の未知のシンボル部分について生成される。本方法は、自己相関マトリクスをそれぞれ上側及び下側の自己相関マトリクスに分割し、チャネルマッチング係数を上側及び下側のチャネルマッチング係数に変換することを更に含む。さらに、現在の未知のシンボル部分は、現在及び少なくとも1つの過去の未知のシンボル部分について上側及び下側の自己相関マトリクスと、現在の未知のシンボル部分について上側及び下側のチャネルマッチング係数とに基づいて決定される(この場合、上側及び下側のチャネルマッチング係数は、現在及び少なくとも1つの過去の変換係数のマトリクスを使用して生成される)。
本発明は、本発明の好適な実施の形態が示される添付図面を参照して以下に詳細に記載される。しかし、本発明は、多くの異なる形式で実施される場合があり、本明細書で述べた実施の形態に限定されるとして解釈されるべきではない。むしろ、これらの実施の形態は、この開示が全体的かつ完全であって、本発明の範囲を当業者に伝達することができるように提供される。同じ参照符号は、全体を通して同じエレメントを示し、主要な表記及び複数の主要な表記は、代替的な実施の形態における同じエレメントを示すために使用される。
本発明は、通信システム全般に適用可能であるが、(たとえば無線通信、電話回線等)マルチパス及び/又はフェージング通信チャネルを追跡し、受信(RX)された波形を等化して、受信された信号からマルチパスの影響(たとえばシンボル間干渉(ISI))を除くため、送信(TX)される波形に既知のシーケンスを挿入する通信システムに特に関連する。TX波形に既知の系列を挿入することで、チャネル推定及びブロック等価が可能である。本発明は、短波(HF)、超短波(VHF)、極超短波(UHF)及び、たとえば異なるマルチパス及びフェージング状況下で機能するために設計されている他の無線通信システムにも適用可能である。
既知のシーケンスがTX波形に挿入されるとき、受信波形は、図2に示される受信された信号の形式を取る。実際のTX波形は、初期の同期のプリアンブル部分31を含み、この部分は、既知のシンボル(PK)のセット31であり、送信の終わりまで、これに未知のデータシンボル(Un)の部分32が続き、これに別の既知のシンボル部分(K)等が続く(すなわちPK、Un、K、Un、K、Un、K...Un、K)。このタイプのK−Un−Kのフレーミングにより、受信機におけるブロック等化の計画の使用が可能になる。ブロックイコライザは、当業者により理解されているように、マルチパスフェージングチャネルで非常に良好なパフォーマンスを提供することが知られている。説明される例では、既知のシンボルの最後の半分は、未知のデータシンボルの両方のサイドについてチャネル予測33(h1及びh2)を計算するために使用される。長いチャネル予測が必要とされる場合、チャネル予測の長さは、既知のシンボルと同じ長さであるが、チャネル予測に到達するために更なる処理が必要とされる。本発明に従って実行される数学的な演算(及び関連される式)がはじめに記載され、これらの演算を実現するために使用されるハードウェア/ソフトウェアは、理解の明確さのために式を参照してその後に記載される。デジタル波形はマルチパスフェージングチャネルに遭遇したとき、出力は以下の式により表現される。
Figure 2008530906
変数xは、オリジナルで送信されたシンボル(すなわちK、Un,K)のサンプルを表し、hは、マルチパス/フェージングチャネル及びTX/RX無線機器における他のフィルタの結合であり、(現在の時間iについて)長さLからなり、nは、付加的な白色ガウス性雑音(AWGN)サンプルであり、yは、受信されたサンプルである。本発明を説明するため、チャネル及びチャネル予測は、未知のフレームにわたり一定であるとするが、本発明は、未知のシンボルフレームにわたり補間されたチャネル予測(すなわち時間につれて変動するチャネル)に対処する場合がある。
チャネルマッチフィルタで受信された波形をフィルタリングした場合、システムの出力は以下となる。
Figure 2008530906
シンボル*は、複素共役演算子を示す。L=4、K=8、U=8として、上式をマトリクス形式に展開すると以下を得る。
Figure 2008530906
なお、先のマトリクス式は、Unシンボルのみを含む(すなわちマトリクスにおける変数xi)。両方のサイドへの既知のシンボル(K)の影響は、既に除かれている。また、R-1=Ri*であり、マトリクスRはチャネルの自己相関マトリクスとして知られる。また、このマトリクスがバンドされる(チャネルがLタップの長さであるため、マトリクスの右上及び左下でゼロになる)。上記したマトリクスの式を圧縮された形式に書き直し、サイドをフリップすると、以下が与えられる。
Figure 2008530906
ここでオーバーラインが付された文字は、マトリクスを表し、残りの量はベクトルである。
ブロックイコライザの目的は、ベクトルxについて解き、Unシンボルの最良の推定値を決定することである。対称性が
(外1)
Figure 2008530906
マトリクスに存在するか、存在しないかに基づいてガウス消去、Cholesky、Bareiss、Levinson又はSchur及び他のLU因子分解技術のようなxについて解くための幾つかの異なるアプローチが存在する(すなわち、時間に伴って変動する自己相関マトリクスを形成するUnフレームにわたりチャネル予測値を補間することで対称性がない場合にガウス消去、エルミート対称である場合にCholesky、Toeplitzである場合にBareiss又はLevinson)。また、幾つかの繰り返し技術は、xについて解くために使用される。
(外2)
Figure 2008530906
分解は、
(外3)
Figure 2008530906
を2つの式からなる個別のシステムに変換する。すなわち以下を得る。
Figure 2008530906
ここで
(外4)
Figure 2008530906
は下三角行列であり、
(外5)
Figure 2008530906
は上三角行列であり、bl及びbuは、オリジナルの式(4)の等価性を維持するため、変換係数
(外6)
Figure 2008530906
をbに適用することで得られる下側及び上側チャネルマッチング係数である(すなわち、式の左手側が下側対角又は上側対角行列に変換された後、bベクトル(式の右手側)適切な新たなチャネルマッチング係数bl及びbuに変換される必要がある)。
本発明によれば、ベクトルxは、後方置換アルゴリズム(BSA)を式の両方のシステムに実行することで解かれ、xの解となる値は、BSAが実行されたときに最も近い有効なコンスタレーションのポイントに固定され、固定されない値は、軟情報の生成のために保存される。このアプローチは、
(外7)
Figure 2008530906
の逆を計算し、先の式を
(外8)
Figure 2008530906
で乗じてxについて解くよりも、かなり効率的である。
図1を参照して、本発明に係る、複数の無線通信装置20を有する無線通信システム19がここで説明される。それぞれの無線通信装置20は、チャネル(HF、VHF、UHF等)を通して、図2を参照して上述されたような、交互する既知及び未知のシンボル部分31,32を有する無線信号30を受信するための無線受信機21及び関連されるアンテナ22を含む。装置20は、受信された無線信号30にブロック等化を実行するため、無線受信機21に接続される復調器のシストリックアレイ23を更に含む。
復調器のシストリックアレイ23は、既知のシンボル部分31に基づいてそれぞれ未知のシンボル部分32についてチャネル予測値33(すなわちh1及びh2及び/又は過去(hp)及び将来(hf))を生成するチャネル予測モジュール24を含む。なお、唯一のチャネル予測値h2又はhfがそれぞれの(Un,K)フレーム時間について計算される必要がある。これは、全ての他のチャネル予測値が事前に計算され、後の使用のために記憶される場合があるからである。当該技術分野で知られる各種チャネル予測技術は、たとえば再帰型の最小二乗(RLS)、最小二乗平均(LMS)推定、又は巡回型の相関のような、チャネル予測モジュール24により利用される場合がある。
シストリックアレイ23における次のモジュールは、自己相関モジュール25であり、このモジュールは、当業者により理解されているように、チャネル予測値33に基づいてそれぞれ未知のシンボル部分32について自己相関マトリクス
(外9)
Figure 2008530906
(上式(4)参照)を生成する。自己相関モジュール25は、チャネルに関連される雑音と同様に、チャネル予測値33に基づいて自己相関マトリクスを生成する。より詳細には、自己相関マトリクス
(外10)
Figure 2008530906
の主対角は、チャネルについて既知の量であるか、当業者により理解される公知技術を使用して決定される、雑音分散に基づいてバイアスされる。
さらに、チャネルマッチフィルタモジュール26は、未知のシンボル部分32についてそれぞれのチャネルマッチング係数b(式(2)参照)を生成するために含まれる。すなわち、チャネルマッチフィルタモジュール26は、当業者により理解されるように、bを得るため、yにチャネルマッチフィルタリングを行う。
また、復調器のシストリックアレイ23は、上述したように、
(外11)
Figure 2008530906
分解を使用して、それぞれ上側
(外12)
Figure 2008530906
及び下側
(外13)
Figure 2008530906
三角の自己相関マトリクスに自己相関マトリクスを分割するための因子分解モジュール27を含む。さらに、変換モジュール28は、チャネルマッチング係数bを上側及び下側のチャネルマッチング係数bu及びblに変換する(上式(5)参照)。
シストリックアレイ23は、後方置換モジュール29を更に含み、このモジュールは、それぞれ上側及び下側の自己相関マトリクス
(外14)
Figure 2008530906
並びに上側及び下側のチャネルマッチング係数bu、blに基づいて未知のシンボル部分32を判定する。好ましくは、後方置換モジュール29は、上側の自己相関マトリクス
(外15)
Figure 2008530906
及び上側のチャネルマッチング係数buを使用して、所与の未知のシンボル部分32におけるシンボルを解き、次いで、下側の自己相関マトリクス
(外16)
Figure 2008530906
及び下側のチャネルマッチング係数blを使用して、所与の未知のシンボル部分32におけるシンボルを解き、2つを結合(すなわち平均)する。勿論、解法の順序は、望まれる場合には逆転される(すなわち、はじめに
(外17)
Figure 2008530906
、blを使用して解き、次いで
(外18)
Figure 2008530906
、buを使用して解く)。
上記の技術は、概念的に、上側の自己相関の三角行列を使用して解くときには「トップ−ダウン」アプローチとして考えられ、下側の自己相関の三角行列を使用して解くときには「ボトム−アップ」アプローチとして考えられる。トップダウン及びボトムアップの結果を平均することで、判定装置において誤ったシンボルに固定することでBSAに誘導された誤り(ノイズ及び/又はマルチパス及びフェージング)が低減される。
因子分解モジュール27は、未知のシンボル部分を判定するための様々な技術を実現する。例示により、係る技術は、ガウス消去、Cholesky因子分解、Bareiss因子分解、及びLevinson因子分解を含む場合がある。先に述べたように、当業者により理解されるように、他の繰り返し技術が使用される場合もある。
復調器のシストリックアレイ23は、たとえば、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)又は特定用途向け集積回路(ASIC)のような各種の装置で実現される。かかる装置で利用可能な相対的な速度のため、復調器のシストリックアレイ23は、約5〜10MHz、若しくはこれよりも高い幅をもつワイドバンドの波形との使用に適している。さらに、復調器のシストリックアレイ23は、チャネル予測特性(すなわちゼロ又は帯域特性)を有効に利用し、電力の節約、及び/又は増加されたマルチパス機能及び帯域幅を提供することは、当業者により理解されるであろう。
なお、シストリックアレイ23におけるモジュール間の矢印は、モジュールの処理の演算の流れを示すことが意図され、これらモジュール間のデータフローのパスではない。すなわち、ブロック図及びフローチャートにおいて、矢印は、説明の明確さのために動作が実行される順序を一般に示すことが意図される。さらに、幾つかの実施の形態では、様々な演算が異なる順序で実行されるか、図面に例示された順序の代わりに、並列に実行される場合がある。たとえば、自己相関モジュール25及びチャネルマッチフィルタモジュール26により実行される演算は、異なる順序で実行されるか、又は並列に実行される場合がある。
ここで、図3を参照して、所定の実施の形態では、無線通信装置20’は、送信及び受信コンポーネントの両者を含む。より詳細には、送信回路は、当業者により理解されるように、送信すべきデータストリームを受ける前方誤り訂正(FEC)エンコーダ50’、エンコーダからダウンストリームにあるインターリーバ51’、インターリーバからダウンストリームにある変調器52’、及び、変調器からダウンストリームにある送信(TX)デジタルロウパスフィルタ53’を含む。さらに、当業者により理解されるように、デジタルアップコンバータ54’は、送信デジタルロウパスフィルタ53’からダウンストリームにあり、無線送信フィルタ55’は、デジタルアップコンバータからダウンストリームにあり、トランシーバ56’は、関連されるアンテナ57’を介して信号を送信するために無線送信フィルタからダウンストリームにある。
無線通信装置20’は、トランシーバ56’からダウンストリームにある無線受信(RX)フィルタ58’、無線受信フィルタからダウンストリームにあるデジタルダウンコンバータ59’、及びデジタルダウンコンバータからダウンストリームにある受信デジタルロウパスフィルタ60’を含む更なる受信機コンポーネントをさらに含む。復調器のシストリックアレイ23’は、受信デジタルロウパスフィルタ60’からダウンストリームにあり、これにデインタリーバ62’、次いでデコーダ63’が続き、このデコーダは、受信されたデータストリームを再生する。なお、1以上の上述された送信又は受信コンポーネントは、たとえば復調器のシストリックアレイ23’として同じFPGA/ASICで実現される場合がある。幾つかの実施の形態では、これらのコンポーネントは、当業者によって理解されるように、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)によるソフトウェアモジュールとしても実現される場合がある。
図4を更に参照して、無線通信装置20’の代替的な実施の形態では、復調器のシストリックアレイ23’に、未知のシンボル部分32から既知の信号のエネルギー量を除くためにシグナルエネルギー除去モジュール40’を含むことが望まれる。すなわち、既知のシンボル部分31は、特にその開始及び終了で、所定量のエネルギーを未知のシンボル部分32に導入する。このエネルギーは既知の量であるので、当業者により理解されるように、自己相関係数を使用して、チャネル整合された(channel-matched)、フィルタリングされたUnシンボルから除かれる(すなわちbアレイは既知のシンボル及び適切な自己相関マトリクス係数により補正される)。
本発明の無線通信方法の態様は、ここで図5及び図6を参照して記載される。ブロック70で開始し、ブロック71で、交互する未知のシンボル部分32と既知のシンボル部分31を有する無線信号はチャネルを通して受信され、それぞれ未知のシンボル部分のそれぞれのチャネル予測33は、既知のシンボル部分に基づいて生成される(ブロック72)。本方法は、ブロック73で、チャネル予測値33に基づいて自己相関マトリクス
(外19)
Figure 2008530906
を生成することを含む。これは、上述されたように、図6におけるブロック73’で例示されたように雑音分散に基づいて行われる。
それぞれのチャネルマッチング係数bは、上述されたように、ブロック74で、未知のシンボル部分32について生成される。さらに、ブロック75で、自己相関マトリクス
(外20)
Figure 2008530906
は、それぞれ上側及び下側の自己相関マトリクス
(外21)
Figure 2008530906
に分割され、ブロック76で、チャネルマッチング係数bは、上側及び下側の変換係数
(外22)
Figure 2008530906
によりbu及びblに変換される。ブロック77で、未知のシンボル部分32は、それぞれ上側及び下側の自己相関マトリクス
(外23)
Figure 2008530906
並びに上側及び下側のチャネルマッチング係数bu、blに基づいて決定され、例示される方法が終了する(ブロック78)。
ブロック77で説明される未知のシンボル部分32を判定するステップは、ブロック80’(図6参照)で、それぞれ上側の自己相関マトリクス
(外24)
Figure 2008530906
及び上側のチャネルマッチング係数buに基づいて未知のシンボル部分を予測すること、ブロック81’で、それぞれ下側の自己相関マトリクス
(外25)
Figure 2008530906
及び上側のチャネルマッチング係数blに基づいて未知のシンボル部分を予測すること、ブロック82’で、それぞれ未知のシンボル部分についてそれぞれの予測値を平均することを含んでいる。また、ブロック79’で、既知の信号のエネルギーは、望まれる場合に、未知のシンボル部分32から除かれる。
ここで、図7を参照して、無線通信装置20’’の代替的な実施の形態が記載される。一般的に、増加されるドップラー拡がりの機能を提供するため、チャネル予測は、複数の未知のシンボル部分32にわたり補間される必要がある。しかし、このことは、上述した式(4)における対称性を除き、かかる対称性の喪失は、解法のためにガウス消去の使用を必要とする。さらに、ガウス消去は、比較的高い計算上の複雑さを必要とし、これは、多くの用途において桁外れな場合がある。
より詳細には、マルチパスフェージングチャネルでの使用のために波形を設計するとき、Kシンボルの長さは、波形の所望のマルチパス機能に関連し(通常は2*MAX_MULTI_PATH-1)、Unシンボルの長さは、チャネルのドップラー拡がり(フェージングのレート)により決定される。たとえば、Kを31シンボル長であるとすると、16チャネルの予測のタップを計算する。また、未知のシンボル部分32を256シンボル長であるとすると、毎秒2400シンボルをもつ波形について、チャネル予測値は、120ms毎に約1度で計算され(256+31/2400)、これにより、波形が4Hzまでのドップラー拡がりで機能することができる。しかし、緩やかなフェージングレート(たとえば1Hz)でさえ、チャネル予測値が全体の120ms(Un+Kシンボル長)について一定のままである可能性は低く、したがって、高次の変調(すなわち16QAM、64QAM)を等化するとき、チャネル予測値が全体の120msについて一定であったという想定のために性能の低下がある。
性能は、120msフレームにわたりチャネル予測値を補間することで改善される。たとえば、16のUnシンボル毎に新たなチャネル予測が存在するように、両方のエンドでのチャネル予測値を使用して、16の異なるチャネルの予測値が補間される。さらに、望まれない補間のサイドの効果は、
(外26)
Figure 2008530906
マトリクスに存在する全てのオリジナルの対称性が失われ、上述のように、
(外27)
Figure 2008530906
の分解マトリクスを解くためにガウス消去技術の使用が必要とされる。さらに、この対称性を失うことで、zを解くための計算上の複雑さを著しく増加させる。
無線通信装置20に実現される上述されたアプローチは、対称性が失われたか否かで精度及び帯域幅が向上する。無線通信装置20’’は、上述されたアプローチと共に使用される技術を実現するか、上述された式(4)に関して対称性を維持しつつ所望のドップラー拡がりの機能を個別に提供する技術を実現する。かかるように、ガウス消去が回避される場合があり、Cholesky、Bareiss、Levinson及び他のLU因子分解のような技術が利用される場合がある。
無線通信装置20’’は、上述されたように、交互する既知のシンボル部分31と未知のシンボル部分32を有する無線信号を受信するために、無線受信器21’’及び関連するアンテナ22’’を含む。復調器23’’は、無線受信器21’’に接続される。復調器23’’は、全ての実施の形態で必要とされないが、上述されたようにシストリックアレイアーキテクチャで実現される。例を通して、復調器23’’は、当業者により理解されるように、FPGA、ASIC、DSP等で実現される場合がある。
復調器23’’は、隣接する既知のシンボル部分31に基づいて1以上の前の未知のシンボル部分32と現在の未知のシンボル部分について、それぞれのチャネル予測値を生成するチャネル予測モジュール24’’を含む。すなわち、チャネル予測モジュール24’’は、それぞれ連続する未知のシンボル部分32についてチャネル予測値を生成し、前の未知のシンボル部分のチャネル予測値は、以下に更に説明されるように、現在の未知のシンボル部分を決定するのに使用される。
自己相関モジュール25’’は、それぞれのチャネル予測値に基づいて前及び現在の未知のシンボル部分32について自己相関マトリクス
(外28)
Figure 2008530906
を生成し、チャネルマッチフィルタモジュール26’’は、現在の未知のシンボル部分についてチャネルマッチング係数b(上側及び下側)を生成するために含まれる。復調器23’’は、自己相関マトリクス
(外29)
Figure 2008530906
をそれぞれの上側及び下側の自己相関マトリクス
(外30)
Figure 2008530906
に分割するための因子分解モジュール27’’、上述したように、チャネルマッチング係数bを上側及び下側のチャネルマッチング係数bu、blに変換する変換モジュール28’’を更に含む(すなわち式(5)参照)。
それぞれ未知のシンボル部分32に関連する上側及び下側の自己相関マトリクス
(外31)
Figure 2008530906
並びに上側及び下側のチャネルマッチング係数bu、blが決定される。(この場合、bu、blは、現在及び過去の変換係数
(外32)
Figure 2008530906
を使用して生成され、
(外33)
Figure 2008530906
は、現在の未知のシンボル部分を判定するために後方置換モジュール29’’により使用されるだけでなく、将来の未知のシンボル部分の判定で使用するためにメモリ69’’に記憶される。)
また、変換係数
(外34)
Figure 2008530906
は、メモリに記憶される必要がある。すなわち、後方置換モジュール29’’は、現在及び過去の未知のシンボル部分について、上側及び下側の自己相関マトリクス
(外35)
Figure 2008530906
との重み付け平均に基づいて、現在の未知のシンボル部分32を決定し、現在の未知のシンボル部分について上側及び下側のチャネルマッチング係数bu、blを決定する。(この場合、現在のbは、現在及び過去の
(外36)
Figure 2008530906
変換係数マトリクスの重み付け平均を適用することで、上側及び下側のチャネルマッチング係数bu、blに変換される。)
言い換えれば、復調器23’’は、因子分解及び変換の計算を簡単にするため、一定のチャネルに基づいてチャネル予測値33を使用する。さらに、上側及び下側の自己相関マトリクス
(外37)
Figure 2008530906
と、現在及び過去の未知のシンボル部分32からの上側及び下側の変換係数マトリクス
(外38)
Figure 2008530906
との重み付け平均を使用することで、チャネルの一定でない特性が考慮され、所望の精度が達成される。
例を通して、現在及び過去の未知のシンボル部分32について、上側及び下側の自己相関マトリクス
(外39)
Figure 2008530906
並びに上側及び下側の変換係数マトリクス
(外40)
Figure 2008530906
は、たとえば未知のシンボル部分へのそれぞれのチャネル予測33の近さに基づいて重み付けされる。典型的な補間のアプローチは、Wiener filterを使用することである(たとえばAdaptive Filter Theory by Simon Haykin, Prentice Hall, 3rd
edition, December 27, 1995を参照されたい)。近接の効果が示される。これは、所望の補間されたチャネル予測値に近いチャネル予測値が、離れたチャネル予測値よりも大きく重み付けされる。離れたチャネル予測値にどの位多く重み付けするかは、チャネル予測値がフェージングチャネルについて補間するか又は固定されたチャネルについて補間するかに依存する。チャネルが変化していない場合、望まれる補間スキームは、全てのチャネル予測値を同じ品質に平均化することであるが、チャネルが迅速に変化している場合、最も近いチャネル予測値は、より大きく重み付けされることが好ましい。
さらに、現在の未知のシンボル部分32におけるそれぞれのシンボルは、複数の離散的な値をのうちの1つを有し、後方置換のモジュールは、現在の未知のシンボル部分32内のシンボルについて、最も近い離散値を決定する(すなわち2PSK、4PSK等のようなシンボルアルファベットのうちの最も近いシンボルの値に固定する)。言い換えれば、現在の未知のデータ部分32についてシンボル予測値は、BSA処理の残りにおける使用のために固定され、固定されていない値は、FECの軟判定のような将来的な計算における使用のためにメモリ69’’に記憶される。先に記載されたように、復調器23’’は、未知のシンボル部分32から既知のシンボル部分に関連する既知の信号のエネルギー量を除くためのシグナルエネルギー除去モジュールを含む。
幾つかの実施の形態では、チャネル予測モジュール24’’は、上述した同じやり方で将来の未知のシンボル部分についてチャネル予測値を生成する。かかるように、自己相関モジュール25’’は、将来の未知のシンボル部分について自己相関マトリクス
(外41)
Figure 2008530906
を生成し、このマトリクスは、上述のようにマトリクス
(外42)
Figure 2008530906
に変換される。同様のやり方で、変換モジュールは、将来の部分について、上側及び下側の変換係数マトリクス
(外43)
Figure 2008530906
を決定し、現在/過去/将来の変換係数マトリクスの重み付け平均を形成し、bを上側及び下側のチャネルマッチング係数bu及びb1に変換する。これに応じて、後方置換モジュール29’’は、過去及び現在のシンボル部分についてと同様に、将来の未知のシンボル部分について、上側及び下側の自己相関マトリクス
(外44)
Figure 2008530906
に基づいて現在の未知のシンボル部分を判定する。
更に他の実施の形態では、後方置換モジュール29’’は、過去のシンボル部分についてそれらを使用することなしに、将来の未知のシンボル部分について、上側及び下側の自己相関マトリクス
(外45)
Figure 2008530906
に基づいて現在の未知のシンボル部分を決定する。なお、将来の未知/既知のシンボル部分を使用することは、更なるバッファリング及び遅延を必要とし、したがって、システムの要件は、将来のシンボルを使用することができるかを駆動する。
本発明の無線通信方法の態様は、無線通信装置20’’により実行されるものであり、図8を参照して記載される。ブロック80’’で開始し、ブロック81’’で、交互に既知のシンボル部分31と未知のシンボル部分32を含む無線信号が受信され、上述のように、ブロック82’’で、1以上の過去及び/又は将来の未知のシンボル部分及び現在の未知のシンボル部分についてそれぞれのチャネル予測値33は、隣接する既知のシンボル部分に基づいて生成される。さらに、ブロック83’’で、自己相関マトリクス
(外46)
Figure 2008530906
は、それぞれのチャネル予測に基づいて過去及び現在の未知のシンボル部分32について生成され、現在の未知のシンボル部分について、それぞれのチャネルマッチング係数bが生成される(ブロック84’’)。
本方法は、ブロック85’’で、自己相関マトリクス
(外47)
Figure 2008530906
をそれぞれ上側及び下側の自己相関マトリクス
(外48)
Figure 2008530906
に分割し、ブロック86’’で、変換係数
(外49)
Figure 2008530906
を計算する。この係数は、BSAアルゴリズムの前にbを上側及び下側のベクトルbu、blに変換するために使用される。次いで、ブロック87’’で、現在の未知のシンボル部分32は、上述のように、現在及び過去の未知のシンボル部分について上側及び下側の自己相関マトリクス
(外50)
Figure 2008530906
と、現在の未知のシンボル部分について上側及び下側のチャネルマッチング係数bu、blとの重み付け平均に基づいて決定され、例示される方法を終了する(ブロック88’’)。
更なる方法の態様は、図9を参照して記載される。より詳細には、上述のように、ブロック89’’’で、未知のシンボル部分32から既知の信号のエネルギー量を除くステップは、チャネルマッチング係数33を生成する前に実行される。さらに、現在の未知のシンボル部分の判定は、上述のように、未知のシンボル部分に対するそれぞれのチャネル予測値の近さに基づいて、現在及び過去の未知のシンボル部分32について、上側及び下側の自己相関マトリクス
(外51)
Figure 2008530906
並びに、上側及び下側の変換係数のマトリクス
(外52)
Figure 2008530906
を重み付けすることを含む(ブロック90’’’)。さらに、ブロック91’’’で、上述のように、現在の未知のシンボル部分32におけるそれぞれのシンボルは、最も近い離散的な値に決定される。なお、上述のように、ブック82’’’、83’’’、84’’’及び90’’’で例示されるように、将来の未知のシンボル部分について上側及び下側の自己相関マトリクス
(外53)
Figure 2008530906
並びに、上側及び下側の変換係数マトリクス
(外54)
Figure 2008530906
は、過去の未知のシンボル部分についてのマトリクスに加えて使用される場合がある。
所定の用途で更なる精度を提供するため、用途において使用される特定のBSAは、未知のシンボルの2つの異なる予測値を計算するために前方及び後方で実行される場合がある。未知のシンボルの予測値は、BSAにより計算された未知のシンボルの実際の値である。この値は、上述のように、将来的に使用するために記憶されるが、BSAアルゴリズムで進めるために最も近い有効なシンボルのコンスタレーションポイントに固定される。前方及び後方の未知のシンボル予測値は、当業者により理解されるように、復調プロセスの次のステップでの使用のために平均化される場合がある。
本発明に係る複数の無線通信装置を有する無線通信システムの概念的なブロック図である。 ブロック等化を使用した、復調されるべき交互する既知及び未知のシンボル部分を有する従来技術の信号波形である。 送信及び受信回路の両者を含む図1の無線通信装置の実施の形態に関する概念的なブロック図である。 図1の無線通信装置の代替的な実施の形態の概念的なブロック図である。 図1の無線通信装置により実行された復調方法を例示するフローチャートである。 図1の無線通信装置により実行された復調方法を例示するフローチャートである。 本発明に係る別の無線通信装置の概念的なブロック図である。 図7の無線通信装置により実行される復調方法を例示するフローチャートである。 図7の無線通信装置により実行される復調方法を例示するフローチャートである。

Claims (10)

  1. 交互する既知のシンボル部分と未知のシンボル部分を含む無線信号を受信する無線受信器と、
    前記無線受信機に接続される復調器とを有する無線通信装置であって、
    前記復調器は、
    隣接する既知のシンボル部分に基づいて少なくとも1つの過去の未知のシンボル部分と現在の未知のシンボル部分について、それぞれのチャネル予測値を生成するチャネル予測モジュールと、
    それぞれのチャネル予測値に基づいて、少なくとも1つの過去及び現在の未知のシンボル部分について、自己相関マトリクスを生成する自己相関モジュールと、
    現在の未知のシンボル部分について、それぞれチャネルマッチング係数を生成するチャネルマッチフィルタモジュールと、
    前記自己相関マトリクスをそれぞれ上側及び下側の自己相関マトリクスに分割する因子分解モジュールと、
    前記チャネルマッチング係数を上側及び下側のチャネルマッチング係数に変換する変換モジュールと、
    現在及び少なくとも1つの過去の未知のシンボル部分について上側及び下側の自己相関マトリクスと、現在の未知のシンボル部分について上側及び下側のチャネルマッチング係数とに基づいて、現在の未知のシンボル部分を判定する後方置換モジュールと、
    を含むことを特徴とする無線通信装置。
  2. 前記変換モジュールは、変換係数に基づいて、チャネルマッチング係数を上側及び下側のチャネルマッチング係数に変換する、
    請求項1記載の無線通信装置。
  3. 前記後方置換モジュールは、現在及び少なくとも1つの過去の未知のシンボル部分について上側及び下側の自己相関マトリクスの重み付け平均に基づいて現在の未知のシンボル部分を判定する、
    請求項1記載の無線通信装置。
  4. 前記現在の未知のシンボル部分と少なくとも1つの過去の未知のシンボル部分について上側及び下側の自己相関マトリクスは、未知のシンボル部分に対するそれぞれのチャネル予測値の近さに基づいて重み付けされる、
    請求項3記載の無線通信装置。
  5. 前記チャネル予測モジュールは、少なくとも1つの将来の未知のシンボル部分についてチャネル予測値を更に生成し、
    前記自己相関モジュールは、少なくとも1つの将来の未知のシンボル部分について自己相関マトリクスを生成し、
    前記後方置換モジュールは、少なくとも1つの将来の未知のシンボル部分について上側及び下側の自己相関マトリクスに基づいて、現在の未知のシンボル部分を判定する、
    請求項1記載の無線通信装置。
  6. 交互する既知のシンボル部分と未知のシンボル部分を含む無線信号を受信し、
    隣接する既知のシンボル部分に基づいて少なくとも1つの過去の未知のシンボル部分と現在の未知のシンボル部分について、それぞれのチャネル予測値を生成し、
    それぞれのチャネル予測値に基づいて少なくとも1つの過去及び現在の未知のシンボル部分について自己相関マトリクスを生成し、
    現在の未知のシンボル部分についてそれぞれのチャネルマッチング係数を生成し、
    前記自己相関マトリクスをそれぞれ上側及び下側の自己相関マトリクスに分割し、
    前記チャネルマッチング係数を上側及び下側のチャネルマッチング係数に変換し、
    現在及び少なくとも1つの過去の未知のシンボル部分について上側及び下側の自己相関マトリクスと、現在の未知のシンボル部分について上側及び下側のチャネルマッチング係数とに基づいて現在の未知のシンボル部分を判定する、
    ことを含む無線通信方法。
  7. 前記変換するステップは、変換係数に基づいて、チャネルマッチング係数を上側及び下側のチャネルマッチング係数に変換することを含む、
    請求項6記載の無線通信方法。
  8. 前記判定するステップは、現在及び少なくとも1つの過去の未知のシンボル部分について上側及び下側の自己相関マトリクスと上側及び下側のチャネルマッチング係数の重み付け平均に基づいて現在の未知のシンボル部分を判定する、
    請求項6記載の無線通信方法。
  9. 前記現在の未知のシンボル部分と少なくとも1つの過去の未知のシンボル部分について上側及び下側の自己相関マトリクス、並びに上側及び下側のチャネルマッチング係数は、未知のシンボル部分に対するそれぞれのチャネル予測値の近さに基づいて重み付けされる、
    請求項8記載の無線通信装置。
  10. 前記チャネル予測値を生成するステップは、少なくとも1つの将来の未知のシンボル部分についてチャネル予測値を生成し、
    前記自己相関マトリクスを生成するステップは、少なくとも1つの将来の未知のシンボル部分について自己相関マトリクスを生成し、
    前記判定するステップは、少なくとも1つの将来の未知のシンボル部分について上側及び下側の自己相関マトリクスに基づいて、現在の未知のシンボル部分を判定する、
    請求項6記載の無線通信方法。
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