JPH0728277U - バルブ用減速機の開度表示機構 - Google Patents

バルブ用減速機の開度表示機構

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JPH0728277U
JPH0728277U JP5774193U JP5774193U JPH0728277U JP H0728277 U JPH0728277 U JP H0728277U JP 5774193 U JP5774193 U JP 5774193U JP 5774193 U JP5774193 U JP 5774193U JP H0728277 U JPH0728277 U JP H0728277U
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JP
Japan
Prior art keywords
opening
shaft
transmission system
power transmission
scale
Prior art date
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Pending
Application number
JP5774193U
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English (en)
Inventor
順治 竹原
照久 佐治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 カバー24に開度目盛りを設けるとともに、
カバー24に開度指針軸37を回転自在に設け、開度指
針軸37に開度目盛りを指示する開度指針36を設け、
入力軸26aと開度指針軸37の間に従動力伝達系を介
装し、従動力伝達系における減速比を、入力軸26aと
出力軸の間の主動力伝達系における減速比と同一に構成
した。 【効果】 開度指針は、開度目盛りの表記を指示するこ
とにより弁体の開度を間接的に表示するとともに、開度
指針自体の回転角度によって弁体の開度を直接的に表示
し、操作者は弁体の開度を開度目盛りの表記によって数
値的ないしは比率的に認識するとともに、開度指針の回
転位置によって弁体の回転位置を直接的に認識すること
ができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、バルブ用減速機の開度表示機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
図4〜図5に示すように、従来のバルブ用減速機においては、キャップ1を介 して入力サンギヤ2に加える駆動力を、第1プラネタリギヤ3と、ケース4に固 定したインテーナルギヤ5と、サンギヤ6と、第2プラネタリギヤ7とを介して 出力軸キャリア8に伝達し、出力軸キャリア8の軸孔に内嵌するバルブの操作棒 を上述の歯車列において構成する減速比をもって回転させている。
【0003】 そして、入力サンギヤ2の入力軸2aに外嵌して回転自在に設けたメモリキャ リア9をサンギヤ6と一体的に回転するように連結し、メモリキャリア9に開度 指針10を固定するとともに、開度目盛りを形成したカバー11をケース4に固 定し、開閉操作に伴ってメモリキャリア9と一体に回転する開度指針10がカバ ー11の開度目盛りを指し示すことにより、バルブの開度を表示している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記した従来の構成においては、動力伝達系をなす歯車列の上位に位 置するメモリキャリア3と下位に位置する出力軸キャリア8の回転数は異なり、 出力軸キャリア8に要求される回転角度90°に対して開度指針10の回転角度 が90°以上に大きくなる問題があった。特に、減速段数を増加したりして減速 比を大きくすれば、開度指針10の回転角度は360°以上となってしまい、開 度指示の役を果さなくなる問題があった。
【0005】 本考案は上記した課題を解決するもので、入力軸と出力軸の間に歯車列によっ て構成する減速比に関わらず、開度指針の回転角度を弁体の実際の回転角度に相 応させることができるバルブ用減速機の開度表示機構を提供することを目的とす る。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本考案は、入力軸と出力軸の間に適当な減速比をな す主動力伝達系を介装したバルブ用減速機において、回転しないケース側に固定 したカバーに開度目盛りを設けるとともに、カバーに開度指針軸を回転自在に設 け、開度指針軸に開度目盛りを指示する開度指針を設け、入力軸と開度指針軸の 間に従動力伝達系を介装し、この従動力伝達系における減速比を主動力伝達系に おける減速比と同一に構成したものである。
【0007】
【作用】
上記した構成により、入力軸の回転に伴って開度指針軸が従動力伝達系の減速 比をもって回転し、開度指針軸に設けた開度指針がカバーに設けた開度目盛り上 において開度を指示する。このとき、入力軸の回転により、主動力伝達系を介し て出力軸に与える回転角度と、従動力伝達系を介して開度指針軸に与える回転角 度が同一となるので、開度指針軸の回転による開度指針の回転角度と出力軸の回 転によってバルブの弁体に与える回転角度が実値として同一となる。
【0008】 したがって、開度指針は、開度目盛りの表記を指示することにより弁体の開度 を間接的に表示するとともに、開度指針自体の回転角度によって弁体の開度を直 接的に表示するので、弁体の開度を二通りの方法で表示する。このため、操作者 は弁体の開度を開度目盛りの表記によって数値的ないしは比率的に認識するとと もに、開度指針の回転位置によって弁体の回転位置を直接的に認識することがで きる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。図1〜図3において、バ ルブ用減速機21のケース22はバルブの弁箱(図示せず)に固定するものであ り、ケース22には外装部材の一部をなすインターナルギヤ23とカバー24を 固定ボルト25で固定している。カバー24は入力軸サンギヤ26の入力軸26 aを回転自在に支承しており、入力軸26aにはキャップ27をシャーピン27 aによって固定している。このキャップ27は操作ハンドル(図示せず)に係合 する頭部27bを有している。
【0010】 入力軸サンギヤ26の下方にはサンギヤ28を入力軸サンギヤ26の軸心と同 心状に、かつ回転自在に配置しており、サンギヤ28は第1プラネタリギヤ29 を第1ギヤ軸30によって回転自在に支承している。この第1プラネタリギヤ2 9は入力軸サンギヤ26に噛合するとともに、インターナルギヤ23に噛合して おり、第1ギヤ軸30の一端は入力軸26aに回転自在に嵌合する開度キャリア 31に連結させている。
【0011】 ケース22内には出力軸キャリア32を回転自在に配置しており、出力軸キャ リア32には出力軸をなすバルブの弁棒に嵌合する軸孔32aを形成している。 出力軸キャリア32は第2プラネタリギヤ33を第2ギヤ軸34によって回転自 在に支承しており、第2プラネタリギヤ33はサンギヤ28に噛合するとともに 、インターナルギヤ23に噛合している。
【0012】 したがって、入力軸サンギヤ26と第1プラネタリギヤ29とインターナルギ ヤ23とサンギヤ28と第2プラネタリギヤ33と出力軸キャリア32からなる 歯車列は適当な減速比Rをなし、入力軸26aと出力軸(バルブの弁棒)の間に 主動力伝達系を形成している。
【0013】 図2に示すように、カバー24の上面には開度目盛り35を表記しており、開 度目盛り35を指示する開度指針36を開度指針軸37の一端に固定してカバー 24の上方に配置している。カバー24は開度指針軸37を回転自在に支承して いる。
【0014】 図3に示すように、開度指針軸37の他端には第1開度ギヤ38を設けており 、カバー24に設けた開度ギヤ軸39により回転自在に支承する第2開度ギヤ4 0が第1開度ギヤ38と開度キャリア31とに噛合している。
【0015】 したがって、入力軸サンギヤ26と第1プラネタリギヤ29とインターナルギ ヤ23と開度キャリア31と第2開度ギヤ40と第1開度ギヤ38とからなる歯 車列は適当な減速比R0 をなし、入力軸26aと開度指針軸37の間に従動力伝 達系を形成している。
【0016】 ところで、上述の減速機における入力軸26aの回転角度θと出力軸キャリア 32(出力軸)の回転角度αの間には、θ=α/Rの関係が存在し、入力軸26 aの回転角度θと開度指針軸37の回転角度βの間には,θ=β/R0 の関係が 存在する。このため、主動力伝達系と従動力伝達系の間にはα=β・R/R0 な る関係が存在し、出力軸キャリア32(出力軸)の回転角度αと開度指針軸37 の回転角度βを同一角度、つまりα=β=90°とする場合には、R0 =Rとす れば良い。
【0017】 したがって、主動力伝達系の減速比Rと従動力伝達系の減速比R0 が同一とな るように、各歯車間の減速比を設定する。 以下、上記構成における作用を説明する。バルブを開閉する場合には、キャッ プ27を操作ハンドル(図示せず)によって回転させ、入力軸26aとともに入 力軸サンギヤ26を回転させる。入力軸サンギヤ26に加えた回転力は、主動力 伝達系を介して出力軸キャリア32(出力軸)に伝わり、所定の減速比Rをもっ て出力軸が回転してバルブの弁体が所定の開度に開動する。
【0018】 一方、入力軸サンギヤ26に加えた回転力は、従動力伝達系を介して開度指針 軸37に伝わり、所定の減速比R0 をもって開度指針軸37が回転し、開度指針 軸37に設けた開度指針36がカバー24に設けた開度目盛り35上において開 度を指示する。
【0019】 このとき、主動力伝達系の減速比Rと従動力伝達系の減速比R0 が同一である ために、入力軸26aの回転により、主動力伝達系を介して出力軸に与える回転 角度αと、従動力伝達系を介して開度指針軸37に与える回転角度βが同一とな るので、開度指針軸37の回転による開度指針36の回転角度と出力軸の回転に よってバルブの弁体に与える回転角度が実値として同一となる。
【0020】 このため、開度指針36は、開度目盛り35の表記を指示することにより弁体 の開度を間接的に表示するとともに、開度指針36自体の回転角度によって弁体 の開度を直接的に表示することにより、弁体の開度を二通りの方法で表示するこ ととなる。
【0021】 したがって、操作者は弁体の開度を開度目盛り35の表記によって数値的ない しは比率的に認識するとともに、開度指針36の回転位置によって弁体の回転位 置を直接的に認識することができる。
【0022】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案によれば、主動力伝達系の減速比と従動力伝達系の 減速比を同一とすることにより、開度指針は、開度目盛りの表記を指示すること により弁体の開度を間接的に表示するとともに、開度指針自体の回転角度によっ て弁体の開度を直接的に表示することができ、弁体の開度を二通りの方法で表示 するので、操作者は弁体の開度を開度目盛りの表記によって数値的ないしは比率 的に認識するとともに、開度指針の回転位置によって弁体の回転位置を直接的に 認識することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例におけるバルブ用減速機の断
面図である。
【図2】同実施例におけるバルブ用減速機の平面図であ
る。
【図3】同実施例のバルブ用減速機における開度表示機
構の断面図である。
【図4】従来のバルブ用減速機の断面図である。
【図5】従来のバルブ用減速機の平面図である。
【符号の説明】
24 カバー 26a 入力軸 32 出力軸キャリア(出力軸) 35 開度目盛り 36 開度指針 37 開度指針軸

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力軸と出力軸の間に適当な減速比をな
    す主動力伝達系を介装したバルブ用減速機において、回
    転しないケース側に固定したカバーに開度目盛りを設け
    るとともに、カバーに開度指針軸を回転自在に設け、開
    度指針軸に開度目盛りを指示する開度指針を設け、入力
    軸と開度指針軸の間に従動力伝達系を介装し、この従動
    力伝達系における減速比を主動力伝達系における減速比
    と同一に構成したことを特徴とするバルブ用減速機の開
    度表示機構。
JP5774193U 1993-10-27 1993-10-27 バルブ用減速機の開度表示機構 Pending JPH0728277U (ja)

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JP5774193U JPH0728277U (ja) 1993-10-27 1993-10-27 バルブ用減速機の開度表示機構

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Publication Number Publication Date
JPH0728277U true JPH0728277U (ja) 1995-05-23

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ID=13064343

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JP5774193U Pending JPH0728277U (ja) 1993-10-27 1993-10-27 バルブ用減速機の開度表示機構

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JP (1) JPH0728277U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002188753A (ja) * 2000-12-20 2002-07-05 Kubota Corp 弁の操作機
KR20150104101A (ko) * 2012-11-30 2015-09-14 페트롤밸브스 에스.알.엘. 연속적인 자석 운동 위치 인디케이터

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JP2002188753A (ja) * 2000-12-20 2002-07-05 Kubota Corp 弁の操作機
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