JPH0673571U - 遊星歯車式バルブ駆動装置 - Google Patents
遊星歯車式バルブ駆動装置Info
- Publication number
- JPH0673571U JPH0673571U JP8078292U JP8078292U JPH0673571U JP H0673571 U JPH0673571 U JP H0673571U JP 8078292 U JP8078292 U JP 8078292U JP 8078292 U JP8078292 U JP 8078292U JP H0673571 U JPH0673571 U JP H0673571U
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- Japan
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- diameter portion
- output shaft
- gear
- planetary gear
- handle
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- Mechanically-Actuated Valves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 組立時間、部品点数が少なくて済み、且つ制
御を容易にすること。 【構成】 本体1のほぼ中央部を貫通して、上部小径部
2aと下部大径部2bとからなる出力軸2を設け、上部
小径部2aにハンドル4を取付けた偏芯軸3を出力軸2
に回転自在に嵌合し、その下部偏芯軸部3bに、上部大
径部5aと下部小径部5bとからなる遊星歯車5を回転
自在に嵌合して取付け、上部大径部5aの外歯車5cと
本体1の内面に一体成形された内歯車1a、及び下部小
径部5bの外歯車5dと出力軸2の大径部2bの内歯車
2cとを、それぞれ噛み合わせて、遊星歯車5を自転、
公転させ、両噛合い歯数比に従って、出力軸2をハンド
ル4の回転方向と同方向に減速させるようになってい
る。
御を容易にすること。 【構成】 本体1のほぼ中央部を貫通して、上部小径部
2aと下部大径部2bとからなる出力軸2を設け、上部
小径部2aにハンドル4を取付けた偏芯軸3を出力軸2
に回転自在に嵌合し、その下部偏芯軸部3bに、上部大
径部5aと下部小径部5bとからなる遊星歯車5を回転
自在に嵌合して取付け、上部大径部5aの外歯車5cと
本体1の内面に一体成形された内歯車1a、及び下部小
径部5bの外歯車5dと出力軸2の大径部2bの内歯車
2cとを、それぞれ噛み合わせて、遊星歯車5を自転、
公転させ、両噛合い歯数比に従って、出力軸2をハンド
ル4の回転方向と同方向に減速させるようになってい
る。
Description
【0001】
本考案は、バタフライ弁等の回転式バルブの弁体の駆動装置に関し、特に遊星 歯車を用いた手動式駆動装置に関する。
【0002】
従来の手動式遊星歯車駆動装置は、ハンドルによって駆動される偏芯軸に、大 径部と小径部とからなる遊星歯車を回転自在に支持して設け、該遊星歯車を、静 止体内面及び出力軸内面にそれぞれ形成された両内歯車と噛み合う外歯車を大径 部と小径部にそれぞれ形成して構成しており、運転時、ハンドルによって駆動さ れる上記偏芯軸の回転によって、遊星歯車を静止体内面及び出力軸内面の両内歯 車に沿って自転しながら公転させる間に、両系統の噛み合い歯数比(差)に応じ て出力軸を減速回転させるようになっている。
【0003】
上記した従来の遊星歯車式バルブ駆動装置では、遊星歯車の大径部の外歯車と 噛み合う静止体内面に形成される内歯車は、本体そのものにではなく、本体に取 付けられる別部材に形成されていたため、部品点数が多くなるばかりでなく、該 内歯車を本体内部に取付けるための組立工程数がふえるという問題点があった。
【0004】 本考案は、組立時間及び部品点数が少なくて済み、且つ制御を容易にした遊星 歯車式バルブ駆動装置を提供することを目的としている。
【0005】
上記の目的を達成するために、本考案は、遊星歯車を用いて出力軸を減速させ るようにしたバルブ駆動装置において、ハンドルによって駆動される偏芯軸に、 本体内面及び出力軸内面にそれぞれ一体成形された両内歯車と噛み合う外歯車を 大径部と小径部にそれぞれ形成した遊星歯車を、回転自在に支持して設け、ハン ドルの回転方向と同方向に減速して出力軸に伝えるようにしたことを特徴として いる。
【0006】
本考案は上記のように構成されているので、運転時、ハンドルによって偏芯軸 を回転させると、該偏芯軸に回動自在に支持された大径部と小径部とからなる遊 星歯車が、本体内面及び出力軸内面にそれぞれ一体成形された内歯車と噛み合い ながら自転及び公転する間に、上記出力軸にハンドルの回転方向と同方向の減速 した出力を発生させる。
【0007】 上記のように、遊星歯車の大径部の外歯車と噛み合う静止体の内歯車を、特に 本体の内面に一体成形して設けているので、部品点数及び組立時間が少なくて済 み、更に4枚の歯車の組合わせによる動力伝達で、ハンドルの回転方向と最終出 力軸の回転方向とが同一になるので、制御が容易に行われる。
【0008】
次に、本考案の実施例を図面と共に説明する。 図1は、本考案の一実施例を示す断面図である。 図において、本体1のほぼ中央部を貫通して上部小径部2aと下部大径部2b とからなる出力軸2が設けられており、該出力軸2の上部小径部2aには、下端 部が偏芯された偏芯軸3が回動自在に嵌合支持され、該偏芯軸3の上端の小径部 3aには、ハンドル4が嵌着して固定され、下端の偏芯部3bには、上半部の大 径部5aと下半部の小径部5bとからなる遊星歯車5が、回動自在に嵌合して取 付けられている。
【0009】 上記遊星歯車5の上半部の大径部5aには、外歯車(平歯車)5cが形成され 、該外歯車5cは、本体1の内面に一体成形された内歯車1aと偏芯状態で噛み 合いながら、該内歯車1aの周りを自転しながら公転するようになっており、ま た、該遊星歯車5の下半部の小径部5bには、外歯車(平歯車)5dが形成され 、前記出力軸2の下部に形成された大径部2b内面の内歯車2cと偏芯状態で噛 み合いながら、該内歯車2cの周りを自転しながら公転するようになっている。 この際、該遊星歯車5は、上記したように偏芯軸3の下部偏芯部3bによって本 体1内面の内歯車1aの周りを自転しながら公転されているので、該自転と公転 に規制されながら遊星歯車5の大径部の外歯車5cと小径部の5d及びそれと噛 み合う本体1の内歯車1aと出力軸2の内歯車2cの歯数比(差)に応じて、出 力軸2がハンドル4の回転方向と同方向に減速して回転されるようになっている 。
【0010】 なお、図中、6は出力軸2の上端に固定されたインジケータ、7はバルブ本体 の駆動部取付フランジに相当するベースであり、ボルト8によって本体1に固定 される。3Aは、偏芯軸3の下部偏芯部3bの外径の中心軸線、従って遊星歯車 5の内径の中心軸線であり、4Aはハンドル4の中心軸線であり、出力軸2の中 心軸と一致する。
【0011】 次に、作用について説明すると、図示しない弁体の開度を変更したいときは、 出力軸2の下端開口部に、弁棒9を嵌入して接続し、ハンドル4を回転すると、 該ハンドル4に固定された偏芯軸3は一体になって回転し、該偏芯軸3下端の偏 芯部3bに嵌合された遊星歯車5を、その上部大径部5aの外歯車5cによって 本体1の内歯車1aと噛み合いながらその周りを自転しながら公転させる。
【0012】 上記遊星歯車5の自転、公転に伴い、該遊星歯車5の下部小径部5bも一体と なって出力軸2の下部大径部2bの内面に沿って内歯車2cと噛み合いながら自 転、公転しようとする。これに伴い、該遊星歯車5の上部大径部5aの外歯車5 c及び下部小径部5bの外歯車5dと、内歯車1a及び2cとの噛み合う歯数比 (差)に応じて、ハンドル4の回転方向と同方向に減速されて出力軸2が回転す る。 上記出力軸2の回転に伴い、頂部に取付けられたインジケータ6が回転して、 ハンドル4の回転数に応じた回転角度が外部に表示される。
【0013】 この実施例によれば、遊星歯車5の大径部5aの外歯車5cと噛み合う静止体 の内歯車1aを、特に本体1の内面に一体成形しているので、部品点数及び組立 時間が少なくて済み、更に4枚の歯車1a,2c,5c,5dの組合わせによる 動力伝達で、ハンドル4の回転方向と最終出力軸の回転方向とが同一になるので 、制御が容易に行われる。
【0014】 また、この際、ハンドル4の回転による出力軸2の減速回転時のトルクは、本 体1の内歯車1aに直接働くことになるが、該本体1は、ボルト8を介して取付 けられるベース7の下面に、ボルト10を介して取付けるバルブ本体の駆動部取 付フランジ11に固定されているので、上記動力の伝達は確実に行われる。 また、上記ベース7を交換することにより、バルブ本体の駆動部取付フランジ 11の種々のサイズに対応させることが可能となる。
【0015】
以上説明したように、本考案によれば、ハンドルによって駆動される偏芯軸に 、本体内面及び出力軸内面にそれぞれ一体成形された両内歯車と噛み合う外歯車 を大径部と小径部にそれぞれ形成した遊星歯車を、回転自在に支持して設け、出 力軸をハンドルの回転方向と同方向に減速駆動させるようにしたことにより、部 品点数及び組立時間が少なくて済み、更に4枚の歯車の組合わせによる動力伝達 で、ハンドルの回転方向と最終出力軸の回転方向とが同一になるので、制御が容 易となる。
【図1】本考案の一実施例を示す遊星歯車式バルブ駆動
装置の断面図である。
装置の断面図である。
1 本体 1a 内歯車 2 出力軸 2a 上部小径部 2b 下部大径部 2c 内歯車 3 偏芯軸 3b 下部偏芯部 4 ハンドル 5 遊星歯車 5a 上部大径部 5b 下部小径部 5c,5d 外歯車 6 インジケータ 7 ベース 8 ボルト 9 弁棒
Claims (1)
- 【請求項1】 遊星歯車を用いて出力軸を減速させるよ
うにしたバルブ駆動装置において、ハンドルによって駆
動される偏芯軸に、本体内面及び出力軸内面にそれぞれ
一体成形された両内歯車と噛み合う外歯車を大径部と小
径部にそれぞれ形成した遊星歯車を、回転自在に支持し
て設け、ハンドルの回転方向と同方向に減速して出力軸
に伝えるようにしたことを特徴とする遊星歯車式バルブ
駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992080782U JP2535400Y2 (ja) | 1992-11-24 | 1992-11-24 | 遊星歯車式バルブ駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992080782U JP2535400Y2 (ja) | 1992-11-24 | 1992-11-24 | 遊星歯車式バルブ駆動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0673571U true JPH0673571U (ja) | 1994-10-18 |
JP2535400Y2 JP2535400Y2 (ja) | 1997-05-14 |
Family
ID=13728022
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992080782U Expired - Fee Related JP2535400Y2 (ja) | 1992-11-24 | 1992-11-24 | 遊星歯車式バルブ駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2535400Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63606A (ja) * | 1986-06-02 | 1988-01-05 | シーメンス、アクチエンゲゼルシヤフト | 調節器具の複動形回転駆動装置 |
-
1992
- 1992-11-24 JP JP1992080782U patent/JP2535400Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63606A (ja) * | 1986-06-02 | 1988-01-05 | シーメンス、アクチエンゲゼルシヤフト | 調節器具の複動形回転駆動装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2535400Y2 (ja) | 1997-05-14 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |