JPH07282072A - 文書画像情報処理装置 - Google Patents
文書画像情報処理装置Info
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- JPH07282072A JPH07282072A JP6101926A JP10192694A JPH07282072A JP H07282072 A JPH07282072 A JP H07282072A JP 6101926 A JP6101926 A JP 6101926A JP 10192694 A JP10192694 A JP 10192694A JP H07282072 A JPH07282072 A JP H07282072A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 文書画像情報処理装置の検索結果表示におい
て、無駄な表示領域を除くことができ、効率の良い検索
作業を確保することを目的とする。 【構成】 画像インデックスで検索された複数の文書画
像情報のそれぞれについて、文字コード文書名が存在す
れば、その文字コード文書名を表示装置に表示し、文字
コード文書名が存在しなければ、グラフィック文書名を
表示装置に表示する。
て、無駄な表示領域を除くことができ、効率の良い検索
作業を確保することを目的とする。 【構成】 画像インデックスで検索された複数の文書画
像情報のそれぞれについて、文字コード文書名が存在す
れば、その文字コード文書名を表示装置に表示し、文字
コード文書名が存在しなければ、グラフィック文書名を
表示装置に表示する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子ファイル等の画像
情報処理装置に関するものである。
情報処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、電子ファイル等と称せられる
文書情報をCCDなどの光電変換素子で電気情報に変換
し、この電気情報を光ディスク等の記憶媒体に格納し、
後に、上記記憶媒体中の情報を検索して、これを表示器
に表示したり、プリンタ等への出力を行う文書画像情報
処理装置が存在する。
文書情報をCCDなどの光電変換素子で電気情報に変換
し、この電気情報を光ディスク等の記憶媒体に格納し、
後に、上記記憶媒体中の情報を検索して、これを表示器
に表示したり、プリンタ等への出力を行う文書画像情報
処理装置が存在する。
【0003】このような装置では、通常、文書を読み込
ませる際に文書名などのキーワードを、インデックスと
して、該装置に付随するキーボード等から操作者が入力
することにより、後の検索の手だてとするように構成さ
れている。
ませる際に文書名などのキーワードを、インデックスと
して、該装置に付随するキーボード等から操作者が入力
することにより、後の検索の手だてとするように構成さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
文書画像情報処理装置においては、文書を読み込ませる
際に、文書名などのキーワードを操作者がキーボードな
どから入力する必要があるため、まず第一に、キーボー
ドに慣れ親しんでいない操作者は、ひとつの文書の読み
取り毎に困難な作業を強いられることになる。
文書画像情報処理装置においては、文書を読み込ませる
際に、文書名などのキーワードを操作者がキーボードな
どから入力する必要があるため、まず第一に、キーボー
ドに慣れ親しんでいない操作者は、ひとつの文書の読み
取り毎に困難な作業を強いられることになる。
【0005】また、従来の文書画像情報処理装置は、次
のような問題点も有している。
のような問題点も有している。
【0006】文書が発生した時点、すなわち、自分が書
類を作成した時点、あるいは、受け取った書類を読んだ
時点が、通常、最も適切な文書名を想起できるタイミン
グであるが、そのような時点で常に装置に文書を読み込
ませることができるとは限らない。
類を作成した時点、あるいは、受け取った書類を読んだ
時点が、通常、最も適切な文書名を想起できるタイミン
グであるが、そのような時点で常に装置に文書を読み込
ませることができるとは限らない。
【0007】すなわち、装置が離れた場所に設置されて
いる場合、あるいは、他の使用者が装置を使用している
場合、あるいは、そのような時点では読み込み操作を行
うにさく時間がない場合などである。そのようなケース
では、文書の発生時点から後の離れた時点で装置に読み
込ませることになる。
いる場合、あるいは、他の使用者が装置を使用している
場合、あるいは、そのような時点では読み込み操作を行
うにさく時間がない場合などである。そのようなケース
では、文書の発生時点から後の離れた時点で装置に読み
込ませることになる。
【0008】したがって、上述したように、文書名をキ
ーボードなどから入力するのは、装置に読み込ませる時
点であるから、上記のように文書の発生時点から遅れて
装置に読み込ませるようなケースでは、最適な文書名を
その文書に付けることは困難である。そして、場合によ
っては、文書名を考えるという目的のためだけに再度、
その文書を読み直す必要も生じてくる。
ーボードなどから入力するのは、装置に読み込ませる時
点であるから、上記のように文書の発生時点から遅れて
装置に読み込ませるようなケースでは、最適な文書名を
その文書に付けることは困難である。そして、場合によ
っては、文書名を考えるという目的のためだけに再度、
その文書を読み直す必要も生じてくる。
【0009】そこで、このような実情に鑑み、本件出願
人は、情報処理装置に読み取られる文書中に、この文書
のインデックス情報を有するマークシートを含ませるよ
うにした方法を提案している(特願平5−325,99
2号、平成5年11月30日出願)。
人は、情報処理装置に読み取られる文書中に、この文書
のインデックス情報を有するマークシートを含ませるよ
うにした方法を提案している(特願平5−325,99
2号、平成5年11月30日出願)。
【0010】この方法は、読み取ったマークシート内の
所定領域に記入された画像情報を抽出し、グラフィック
文書名として用いるものであるが、グラフィック文書名
は文書の登録時にキーボードを用いて文書名を入力しな
くても、検索リスト上で文書を識別させることができ
る。
所定領域に記入された画像情報を抽出し、グラフィック
文書名として用いるものであるが、グラフィック文書名
は文書の登録時にキーボードを用いて文書名を入力しな
くても、検索リスト上で文書を識別させることができ
る。
【0011】しかし、グラフィック文書名だけの検索結
果リストが表示されるなど、操作性が十分とは言えな
い。
果リストが表示されるなど、操作性が十分とは言えな
い。
【0012】そこで、本発明は、検索結果表示におい
て、効率の良い検索作業を確保できる文書画像情報処理
装置を提供することを目的とする。
て、効率の良い検索作業を確保できる文書画像情報処理
装置を提供することを目的とする。
【0013】また、本発明は、検索結果表示において、
無駄な表示領域を除くことができる文書画像情報処理装
置を提供することを目的とする。
無駄な表示領域を除くことができる文書画像情報処理装
置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、画像読取手段
により読み取られる文書画像情報を記憶媒体に記憶さ
せ、上記記憶媒体から所望の文書画像情報を検索し、検
索された複数の画像情報のリストを表示手段に表示させ
る文書画像情報処理装置において、文書画像情報を識別
するための第1のインデックスを入力する入力手段と、
上記読取手段により読み取られる画像情報の中から上記
文書画像情報を識別するための第2のインデックスを抽
出する抽出手段と、上記入力手段により入力された第1
のインデックスまたは上記抽出手段により抽出された第
2のインデックスを記憶する記憶手段と、所定の検索条
件に従って上記記憶媒体に記憶された文書画像情報を検
索する検索手段と、上記検索手段により検索された複数
の文書画像情報の各々に対応した第1のインデックスが
上記記憶手段に記憶されていれば上記第1のインデック
スを検索結果リストとして上記表示手段に表示させ、検
索された複数の文書画像情報の各々に対応した第2のイ
ンデックスが上記記憶手段に記憶されていれば上記第2
のインデックスを検索結果リストとして上記表示手段に
表示させる制御手段とを有することを特徴とする。
により読み取られる文書画像情報を記憶媒体に記憶さ
せ、上記記憶媒体から所望の文書画像情報を検索し、検
索された複数の画像情報のリストを表示手段に表示させ
る文書画像情報処理装置において、文書画像情報を識別
するための第1のインデックスを入力する入力手段と、
上記読取手段により読み取られる画像情報の中から上記
文書画像情報を識別するための第2のインデックスを抽
出する抽出手段と、上記入力手段により入力された第1
のインデックスまたは上記抽出手段により抽出された第
2のインデックスを記憶する記憶手段と、所定の検索条
件に従って上記記憶媒体に記憶された文書画像情報を検
索する検索手段と、上記検索手段により検索された複数
の文書画像情報の各々に対応した第1のインデックスが
上記記憶手段に記憶されていれば上記第1のインデック
スを検索結果リストとして上記表示手段に表示させ、検
索された複数の文書画像情報の各々に対応した第2のイ
ンデックスが上記記憶手段に記憶されていれば上記第2
のインデックスを検索結果リストとして上記表示手段に
表示させる制御手段とを有することを特徴とする。
【0015】以上の構成により、検索結果表示におい
て、2種類のインデックスを混在した状態で表示するこ
とができ、効率の良い検索作業を行うことができる。
て、2種類のインデックスを混在した状態で表示するこ
とができ、効率の良い検索作業を行うことができる。
【0016】また、本発明は、画像読取手段により読み
取られる文書画像情報を記憶媒体に記憶させ、上記記憶
媒体から所望の文書画像情報を検索し、検索された複数
の画像情報のリストを表示手段に表示させる文書画像情
報処理装置において、上記記憶媒体に記憶させる文書画
像情報の文書名をコード情報として入力する入力手段
と、上記文書画像情報とともに上記記憶手段で読み取ら
れる特定シートの特定領域に記入された画像情報を抽出
する抽出手段と、上記入力手段により入力された文書名
または上記抽出手段により抽出された画像情報を上記文
書画像情報に関連させて記憶する記憶手段と、所定の検
索情報に従って文書画像情報を検索する検索手段と、上
記検索手段により検索された文書画像情報に対応する文
書名が上記記憶手段に記憶されている場合は、検索され
た文書画像情報のリスト中に上記文書名をいれて上記表
示手段に表示させ、検索された文書画像情報に対応する
文書名が上記記憶手段に記憶されておらず、対応する画
像情報が記憶されている場合は、検索された文書画像情
報のリスト中に文書名の代わりに上記画像情報をいれて
表示させる制御手段とを有することを特徴とする。
取られる文書画像情報を記憶媒体に記憶させ、上記記憶
媒体から所望の文書画像情報を検索し、検索された複数
の画像情報のリストを表示手段に表示させる文書画像情
報処理装置において、上記記憶媒体に記憶させる文書画
像情報の文書名をコード情報として入力する入力手段
と、上記文書画像情報とともに上記記憶手段で読み取ら
れる特定シートの特定領域に記入された画像情報を抽出
する抽出手段と、上記入力手段により入力された文書名
または上記抽出手段により抽出された画像情報を上記文
書画像情報に関連させて記憶する記憶手段と、所定の検
索情報に従って文書画像情報を検索する検索手段と、上
記検索手段により検索された文書画像情報に対応する文
書名が上記記憶手段に記憶されている場合は、検索され
た文書画像情報のリスト中に上記文書名をいれて上記表
示手段に表示させ、検索された文書画像情報に対応する
文書名が上記記憶手段に記憶されておらず、対応する画
像情報が記憶されている場合は、検索された文書画像情
報のリスト中に文書名の代わりに上記画像情報をいれて
表示させる制御手段とを有することを特徴とする。
【0017】以上の構成により、検索結果表示におい
て、1つの文書については、2種類のインデックスの一
方だけが表示されることになり、空白表示や重複表示等
による無駄な表示領域を除くことができる。
て、1つの文書については、2種類のインデックスの一
方だけが表示されることになり、空白表示や重複表示等
による無駄な表示領域を除くことができる。
【0018】
【実施例】図6は、本発明の一実施例における画像情報
処理装置の外観を示す斜視図であり、図7は、画像情報
処理装置の内部構造を示す透視図である。また、図8
は、画像情報処理装置の制御回路の構成を示すブロック
図である。
処理装置の外観を示す斜視図であり、図7は、画像情報
処理装置の内部構造を示す透視図である。また、図8
は、画像情報処理装置の制御回路の構成を示すブロック
図である。
【0019】図6において、原稿1は、原稿台2に載置
され、原稿の搬送を規正する規正板3a、3bの挟持さ
れている。また、画像情報処理装置の上部には、排紙部
4が設けられ、前面には、画像情報あるいは操作指示な
どを表示するスクリーン5が設けられている。また、側
面には、記憶手段であるところの光磁気ディスク35を
挿入する挿入口6が形成されている。
され、原稿の搬送を規正する規正板3a、3bの挟持さ
れている。また、画像情報処理装置の上部には、排紙部
4が設けられ、前面には、画像情報あるいは操作指示な
どを表示するスクリーン5が設けられている。また、側
面には、記憶手段であるところの光磁気ディスク35を
挿入する挿入口6が形成されている。
【0020】次に、第1のインデックスであるところの
画像インデックスの登録について説明する。
画像インデックスの登録について説明する。
【0021】まず、実際の原稿画像の記憶に先立ち、今
後記憶しようとする原稿に関連ある象徴画像(画像イン
デックスという)を予め光磁気ディスク35に記憶す
る。
後記憶しようとする原稿に関連ある象徴画像(画像イン
デックスという)を予め光磁気ディスク35に記憶す
る。
【0022】この動作は、後述する原稿画像の記憶と同
様に行われ、1つのインデックス画像の記憶毎に、図9
に示したように、例えば図9の「部品」の文字画像を含
むインデックス画像は、以降、左上に表示されるように
という旨をファンクションキー34を用いて指定する。
様に行われ、1つのインデックス画像の記憶毎に、図9
に示したように、例えば図9の「部品」の文字画像を含
むインデックス画像は、以降、左上に表示されるように
という旨をファンクションキー34を用いて指定する。
【0023】ここで、図9ではファンクションキーは横
方向に一列に配されているが、例えば最も左のファンク
ションキー(“1”の文字が付されているもの)を2回
押すことにより、左の上から2番目の位置の指定ができ
るように構成されている。
方向に一列に配されているが、例えば最も左のファンク
ションキー(“1”の文字が付されているもの)を2回
押すことにより、左の上から2番目の位置の指定ができ
るように構成されている。
【0024】このようにして、複数の画像インデックス
が記憶されると、光磁気ディスク35には、図11に示
すようにインデックス画像データファイルが生成され
る。
が記憶されると、光磁気ディスク35には、図11に示
すようにインデックス画像データファイルが生成され
る。
【0025】ここで、インデックス画像データファイル
が生成された日付、および時刻を画像インデックス日付
と称する。画像インデックス日付はコード化され、光磁
気ディスク35上の特定の領域に書き込まれる。
が生成された日付、および時刻を画像インデックス日付
と称する。画像インデックス日付はコード化され、光磁
気ディスク35上の特定の領域に書き込まれる。
【0026】また、新規にインデックス画像データファ
イルが生成された場合ではなく、あるインデックス画像
の変更、消去、およびインデックス画像の移動、すなわ
ち図10上での、例えばaとbの画像インデックスの交
換などの際にも、光磁気ディスク35上の画像インデッ
クス日付は更新される。
イルが生成された場合ではなく、あるインデックス画像
の変更、消去、およびインデックス画像の移動、すなわ
ち図10上での、例えばaとbの画像インデックスの交
換などの際にも、光磁気ディスク35上の画像インデッ
クス日付は更新される。
【0027】上述の制御はCPU10および、CPU1
0に上述した制御を行わせるための命令がかきこまれた
ROM11によって行われる。
0に上述した制御を行わせるための命令がかきこまれた
ROM11によって行われる。
【0028】次に、文書名登録シートの作成について説
明する。
明する。
【0029】文書名登録シートの生成は、以下に述べる
制御を行うCPU10、および、CPU10に以下に述
べる制御を行わせるための命令が書き込まれたROM1
1からなるインデックス用紙生成手段によってなされ
る。
制御を行うCPU10、および、CPU10に以下に述
べる制御を行わせるための命令が書き込まれたROM1
1からなるインデックス用紙生成手段によってなされ
る。
【0030】図2は、文書名登録シートを示す平面図で
ある。
ある。
【0031】基準マーク201a、201bは、後述す
るように、この文書登録シートを読み込ませる際に生ず
る斜行などの位置ずれ具合いを検知するためのマークで
あり、バーコード202は、後述するように、この文書
登録シートを読み込ませる際に、読み込んだシートが文
書名登録シートであることを判断するためのシート識別
コードからなるものである。
るように、この文書登録シートを読み込ませる際に生ず
る斜行などの位置ずれ具合いを検知するためのマークで
あり、バーコード202は、後述するように、この文書
登録シートを読み込ませる際に、読み込んだシートが文
書名登録シートであることを判断するためのシート識別
コードからなるものである。
【0032】ここで、光磁気ディスク35上の特定の領
域には、光磁気ディスクを特定するディスクIDが書き
込まれており、文書名登録シート作成の時点で装填され
ている光磁気ディスク35から、このディスクIDを読
み出してバーパターンで描画されたものがバーコード2
06である。
域には、光磁気ディスクを特定するディスクIDが書き
込まれており、文書名登録シート作成の時点で装填され
ている光磁気ディスク35から、このディスクIDを読
み出してバーパターンで描画されたものがバーコード2
06である。
【0033】また、やはり、文書名登録シート作成の時
点で装填されている光磁気ディスク35から読み出され
た上記画像インデックス日付がバーコード207として
描画されている。
点で装填されている光磁気ディスク35から読み出され
た上記画像インデックス日付がバーコード207として
描画されている。
【0034】画像インデックスマーク欄208は、その
時点で装填されている光ディスク35上に書き込まれて
いる画像インデックスが描画されており、画像インデッ
クスが存在する位置にはマーク枠209が描画されてい
る。
時点で装填されている光ディスク35上に書き込まれて
いる画像インデックスが描画されており、画像インデッ
クスが存在する位置にはマーク枠209が描画されてい
る。
【0035】操作者は、ファンクションキー34を操作
することによって制御手段であるところのCPU10に
文書名登録シートの作成を指示すると、CPU10はグ
ラフィックRAM13上に、光磁気ディスク35から読
み出した上述の情報に基づく画像情報を書き込み、出力
データフローコントローラ30を介して出力手段である
ところのLBPなどのプリンタ31へグラフィックRA
M13の内容を転送することによって文書名登録シート
が生成される。
することによって制御手段であるところのCPU10に
文書名登録シートの作成を指示すると、CPU10はグ
ラフィックRAM13上に、光磁気ディスク35から読
み出した上述の情報に基づく画像情報を書き込み、出力
データフローコントローラ30を介して出力手段である
ところのLBPなどのプリンタ31へグラフィックRA
M13の内容を転送することによって文書名登録シート
が生成される。
【0036】次に、文書名登録シートへの記入について
説明する。
説明する。
【0037】インデックス手段であるところの文書名登
録シート200は、前述したように画像情報処理装置自
体で作成した図2に示す用紙の文書名欄203に、この
原稿を後に検索する際の手だてとなる文書名を記入す
る。また、この原稿に付与すべき画像インデックスに付
随するマーク枠209に×マークが操作者により記入さ
れる。
録シート200は、前述したように画像情報処理装置自
体で作成した図2に示す用紙の文書名欄203に、この
原稿を後に検索する際の手だてとなる文書名を記入す
る。また、この原稿に付与すべき画像インデックスに付
随するマーク枠209に×マークが操作者により記入さ
れる。
【0038】図1の例では「実験レポートNo.53」
という文書名がサインペンなどで書き込まれ、「レポー
ト」と「実験」の文字画像からなる画像インデックスに
マークが付されている。
という文書名がサインペンなどで書き込まれ、「レポー
ト」と「実験」の文字画像からなる画像インデックスに
マークが付されている。
【0039】次に、文書記憶の動作について説明する。
【0040】文書を記憶する際には、原稿1を図6に示
すように、原稿台2に積載し、操作者がファンクション
キー34によって記憶動作指示を与えると、原稿の搬送
が開始される。
すように、原稿台2に積載し、操作者がファンクション
キー34によって記憶動作指示を与えると、原稿の搬送
が開始される。
【0041】ここで、原稿1の先頭には、図1に示した
インデックス手段であるところの文書名登録シート20
0が積載されている。
インデックス手段であるところの文書名登録シート20
0が積載されている。
【0042】記憶動作が開始すると、初めに送りローラ
102が矢印方向に回転し、原稿を分離部へ送る。分離
部は給紙ローラー103および分離ローラー104から
なり、それぞれ反時計方向に回転しており、原稿の表層
部(最上位の原稿)は先に送られ、それ以下のものにつ
いては、給紙ローラ103と分離ローラ104の隙間お
よび分離ローラ104との摩擦力により残される。
102が矢印方向に回転し、原稿を分離部へ送る。分離
部は給紙ローラー103および分離ローラー104から
なり、それぞれ反時計方向に回転しており、原稿の表層
部(最上位の原稿)は先に送られ、それ以下のものにつ
いては、給紙ローラ103と分離ローラ104の隙間お
よび分離ローラ104との摩擦力により残される。
【0043】先に送られた原稿1は、次に搬送ローラ1
05により読み取り部に達する。ここでは、照明ランプ
106に照明された原稿の画像情報が、ミラー107〜
109を経てレンズ110に縮小され、読み取り手段で
あるところのCCD111に読み取られる。なお、本実
施例の装置は、両面同時に読み取り可能な構成となって
いる。
05により読み取り部に達する。ここでは、照明ランプ
106に照明された原稿の画像情報が、ミラー107〜
109を経てレンズ110に縮小され、読み取り手段で
あるところのCCD111に読み取られる。なお、本実
施例の装置は、両面同時に読み取り可能な構成となって
いる。
【0044】そして、読み取りが終了した原稿は、排紙
ローラ112により排紙トレー113に積載されてい
く。
ローラ112により排紙トレー113に積載されてい
く。
【0045】以上の過程は連続して行われ、原稿台10
1に原稿がないことが原稿センサ120によって検知さ
れると終了する。
1に原稿がないことが原稿センサ120によって検知さ
れると終了する。
【0046】また、駆動系19は、上述した原稿センサ
120および図示しないモータからなっており、上述し
た搬送はCPU10が駆動系インターフェース18を介
して駆動系19を制御することによって行われている。
120および図示しないモータからなっており、上述し
た搬送はCPU10が駆動系インターフェース18を介
して駆動系19を制御することによって行われている。
【0047】表面用CCD111aおよび裏面用CCD
111bによって得られた画像信号は、アンプ20a、
20bを通り、それぞれ合成部36に送られる。
111bによって得られた画像信号は、アンプ20a、
20bを通り、それぞれ合成部36に送られる。
【0048】合成部36は、表面用CCD111aから
主走査1ライン分のデータを次段へ通すと、内部のスイ
ッチング素子を切り替え、次は裏面用CCD111bか
ら主走査1ライン分の画像データを次段へ通す機能を有
している。
主走査1ライン分のデータを次段へ通すと、内部のスイ
ッチング素子を切り替え、次は裏面用CCD111bか
ら主走査1ライン分の画像データを次段へ通す機能を有
している。
【0049】このようにして、表裏の画像データは主走
査1ラインの単位で直列化され次段の圧縮部へと送られ
る。
査1ラインの単位で直列化され次段の圧縮部へと送られ
る。
【0050】以上は両面読み取りについての説明である
が、ここでCPU10の指示により合成部36に対して
片面読み取りが指示されている場合は、上述したスイッ
チングは行われず、常に表面用CCD111aからの画
像データが次段に送られることになる。
が、ここでCPU10の指示により合成部36に対して
片面読み取りが指示されている場合は、上述したスイッ
チングは行われず、常に表面用CCD111aからの画
像データが次段に送られることになる。
【0051】合成部36からの画像信号は、A/D変換
部21によって量子化された後、エッジ強調等の画像処
理が画像処理部22によって施され、2値化回路23に
よって1/0のデータに変換される。
部21によって量子化された後、エッジ強調等の画像処
理が画像処理部22によって施され、2値化回路23に
よって1/0のデータに変換される。
【0052】この2値画像データは、一方はグラフィッ
クRAM13に格納され、他方はMH、MR、MMRな
どの周知の画像情報圧縮が圧縮部24によって行われた
後、圧縮データバッファ33aあるいは33bに格納さ
れる。
クRAM13に格納され、他方はMH、MR、MMRな
どの周知の画像情報圧縮が圧縮部24によって行われた
後、圧縮データバッファ33aあるいは33bに格納さ
れる。
【0053】グラフィックRAM13は、出力データフ
ローコントローラ30によって、その格納されるデータ
が表示手段であるところのディスプレイ32上に描画さ
れるように構成されており、上記したようにグラフィッ
クRAM13上に格納された2値画像データはディスプ
レイ32に表示されることとなる。
ローコントローラ30によって、その格納されるデータ
が表示手段であるところのディスプレイ32上に描画さ
れるように構成されており、上記したようにグラフィッ
クRAM13上に格納された2値画像データはディスプ
レイ32に表示されることとなる。
【0054】次に、文書名登録シートの検出動作につい
て説明する。
て説明する。
【0055】上述したようにして読み取られた画像情報
が、文書名登録シートの画像情報であることを検出する
検出手段は、以下に述べる制御を行うCPU10、およ
び、CPU10に以下に述べる制御を行わせるための命
令が書き込まれたROM11からなる。
が、文書名登録シートの画像情報であることを検出する
検出手段は、以下に述べる制御を行うCPU10、およ
び、CPU10に以下に述べる制御を行わせるための命
令が書き込まれたROM11からなる。
【0056】図1は、記入された文書名登録シートがグ
ラフィックRAM13に格納された状況を示す説明図で
ある。後述するように文書名登録シートがθだけ傾いて
搬送された結果であることを示している。
ラフィックRAM13に格納された状況を示す説明図で
ある。後述するように文書名登録シートがθだけ傾いて
搬送された結果であることを示している。
【0057】ここで、ROM11内には、もし、その
時、読み込まれたものが図1の文書名登録シート200
であった場合に、図1中の基準マーク201aが書き込
まれる可能性があるグラフィックRAM13上のアドレ
スの領域および図1中に示した基準マーク201aの幅
201a−w、高さ201a−hが格納されている。
時、読み込まれたものが図1の文書名登録シート200
であった場合に、図1中の基準マーク201aが書き込
まれる可能性があるグラフィックRAM13上のアドレ
スの領域および図1中に示した基準マーク201aの幅
201a−w、高さ201a−hが格納されている。
【0058】よって、CPU10は、上記アドレスおよ
び幅、高さをROM11から読み出し、グラフィックR
AM13上の上記アドレス領域内に、そのような幅およ
び高さを有した黒領域があるか否かを検査する。
び幅、高さをROM11から読み出し、グラフィックR
AM13上の上記アドレス領域内に、そのような幅およ
び高さを有した黒領域があるか否かを検査する。
【0059】そして、もし、そのような黒領域が見つか
らない場合は、通常の原稿として処理される。
らない場合は、通常の原稿として処理される。
【0060】また、そのような黒領域が検出されれば、
次に検出された基準マーク201aの、例えば矩形の左
端で上下方向の中央点(以下、この点を基準マークの代
表点という)を原点とする所定の座標位置付近に存在す
るはずのもうひとつの基準マーク201bの検出を始め
る。
次に検出された基準マーク201aの、例えば矩形の左
端で上下方向の中央点(以下、この点を基準マークの代
表点という)を原点とする所定の座標位置付近に存在す
るはずのもうひとつの基準マーク201bの検出を始め
る。
【0061】この所定の座標位置は、本実施例では図1
中に201a−bで示した垂直方向に移動した位置であ
り、この座標は、やはりROM11に格納されている。
中に201a−bで示した垂直方向に移動した位置であ
り、この座標は、やはりROM11に格納されている。
【0062】ここでも同様に、基準マーク201bが検
出されない場合は、通常の原稿として処理される。
出されない場合は、通常の原稿として処理される。
【0063】また、検出された場合は、図1のθで示す
ように、2つの基準マーク201aおよび201bの代
表点の水平方向のずれ長さから、この画像の斜行の角度
を求める。
ように、2つの基準マーク201aおよび201bの代
表点の水平方向のずれ長さから、この画像の斜行の角度
を求める。
【0064】次に、ROM11には、基準マーク201
aの代表点を原点とした、バーコード202の図示しな
い中央点の座標が格納されているので、これを読み出
し、この座標に上述のθだけ回転移動を施し、次に、や
はりROM11に格納されているバーコード202の水
平方向長さの1/2だけ左方向に移動した点BPをバー
コード202のデコード開始点とする。
aの代表点を原点とした、バーコード202の図示しな
い中央点の座標が格納されているので、これを読み出
し、この座標に上述のθだけ回転移動を施し、次に、や
はりROM11に格納されているバーコード202の水
平方向長さの1/2だけ左方向に移動した点BPをバー
コード202のデコード開始点とする。
【0065】次に、図1中のBPからBLに示したグラ
フィックRAM13上の行についてバーコード202の
デコードを行う。
フィックRAM13上の行についてバーコード202の
デコードを行う。
【0066】ここでバーコード202のデコードが正常
に終了しなかった場合は、やはり通常の原稿として処理
される。
に終了しなかった場合は、やはり通常の原稿として処理
される。
【0067】また、デコードが正常に終了した場合は、
そのデコード結果をROM11に格納されているシート
識別コードと照らし合わせ、このシートが文書名登録シ
ートであることをCPU10が認識する。
そのデコード結果をROM11に格納されているシート
識別コードと照らし合わせ、このシートが文書名登録シ
ートであることをCPU10が認識する。
【0068】次に、文書名登録シートの解析動作につい
て説明する。
て説明する。
【0069】まず、バーコード206および207を、
バーコード202と同様の方法でデコードする。ここ
で、前述した光磁気ディスク35上のディスクIDおよ
びインデックス日付と、バーコード206、207をデ
コードした結果とが一致しない場合は、エラーとして読
み取り動作を停止させる。
バーコード202と同様の方法でデコードする。ここ
で、前述した光磁気ディスク35上のディスクIDおよ
びインデックス日付と、バーコード206、207をデ
コードした結果とが一致しない場合は、エラーとして読
み取り動作を停止させる。
【0070】また、一致した場合は、次に画像インデッ
クスマーク欄208の検査に移る。これは、上述したも
のと同様の手法で、ROM11に格納されている各マー
ク枠の基準マーク201aあるいは201bからの相対
座標にθの回転移動を施して各マーク枠の位置を算出
し、各マーク枠内の黒画素の数を計数し、計数結果があ
る一定値以上であれば、そのマーク枠には×などのマー
クがされているものと判断する。
クスマーク欄208の検査に移る。これは、上述したも
のと同様の手法で、ROM11に格納されている各マー
ク枠の基準マーク201aあるいは201bからの相対
座標にθの回転移動を施して各マーク枠の位置を算出
し、各マーク枠内の黒画素の数を計数し、計数結果があ
る一定値以上であれば、そのマーク枠には×などのマー
クがされているものと判断する。
【0071】図1の例では、cとhの画像インデックス
にマークが存在すると認識され、図11に示すような、
マークされたインデックス画像に対応するビット位置が
“1”となった画像インデックスパターンが生成され
る。
にマークが存在すると認識され、図11に示すような、
マークされたインデックス画像に対応するビット位置が
“1”となった画像インデックスパターンが生成され
る。
【0072】次に、グラフィック文書名の抽出動作につ
いて説明する。
いて説明する。
【0073】次に、文書名欄内の画像を抽出するが、こ
の抽出動作は、以下に述べる制御を行うCPU10およ
び、CPU10に以下に述べる制御を行わせるための命
令が書き込まれたROM11からなる抽出手段によって
なされる。
の抽出動作は、以下に述べる制御を行うCPU10およ
び、CPU10に以下に述べる制御を行わせるための命
令が書き込まれたROM11からなる抽出手段によって
なされる。
【0074】本実施例では、基準マーク201bを原点
とした文書名欄の左上点の座標をROM11から読み出
し、この座標に前述したようなθの回転移動を施して、
文書名欄の左上点IPの座標を算出する。
とした文書名欄の左上点の座標をROM11から読み出
し、この座標に前述したようなθの回転移動を施して、
文書名欄の左上点IPの座標を算出する。
【0075】次に、文書名欄内の画像を切り出すが、そ
の際、文書名欄の画像情報に対して、このシートの斜行
補正を施す。すなわち、図3に示すように、水平方向に
θに対応した画素分だけ進む毎に上下方向に画素をコピ
ーすることにより、記入された文書名が全て水平な矩形
領域、すなわち図1の205上で示した文書名欄領域に
納まるように画像操作を行う。
の際、文書名欄の画像情報に対して、このシートの斜行
補正を施す。すなわち、図3に示すように、水平方向に
θに対応した画素分だけ進む毎に上下方向に画素をコピ
ーすることにより、記入された文書名が全て水平な矩形
領域、すなわち図1の205上で示した文書名欄領域に
納まるように画像操作を行う。
【0076】次に、このグラフィックRAM13上の文
書名領域205の画像をディスクインターフェース27
を介して光磁気ディスクドライブ115へと送り、光磁
気ディスクにグラフィック文書名として書き込まれる。
この処理は、CPU10およびCPU10に上述の処理
を行わせる命令が書き込まれたROM11からなる書き
込み手段によってなされている。
書名領域205の画像をディスクインターフェース27
を介して光磁気ディスクドライブ115へと送り、光磁
気ディスクにグラフィック文書名として書き込まれる。
この処理は、CPU10およびCPU10に上述の処理
を行わせる命令が書き込まれたROM11からなる書き
込み手段によってなされている。
【0077】上述したCPU10によるグラフィッック
RAM13の解析によって、文書名登録シートではない
と判定された場合は、圧縮データバッファ33aあるい
は33bに格納された圧縮画像データがディスクインタ
ーフェース27を介して光磁気ディスクドライブ115
へと送られ、光磁気ディスクに原稿の画像として書き込
まれ、その光磁気ディスク35上の書き込まれた位置
は、後述するページ管理ファイル上に、後述するnod
eとして記憶される。
RAM13の解析によって、文書名登録シートではない
と判定された場合は、圧縮データバッファ33aあるい
は33bに格納された圧縮画像データがディスクインタ
ーフェース27を介して光磁気ディスクドライブ115
へと送られ、光磁気ディスクに原稿の画像として書き込
まれ、その光磁気ディスク35上の書き込まれた位置
は、後述するページ管理ファイル上に、後述するnod
eとして記憶される。
【0078】ここで圧縮データバッファが33aと33
bの2つを備えているのは、例えば圧縮データバッファ
33aの圧縮画像データを光磁気ディスクに書き込んで
いる最中にも次の原稿を走査し、その圧縮データを圧縮
データバッファ33bに格納するためである。
bの2つを備えているのは、例えば圧縮データバッファ
33aの圧縮画像データを光磁気ディスクに書き込んで
いる最中にも次の原稿を走査し、その圧縮データを圧縮
データバッファ33bに格納するためである。
【0079】これにより、前の原稿の画像データの光磁
気ディスクへの書き込みが終了するまで次の原稿の走査
を待たなければならない、という制約が回避され、原稿
の記憶速度が向上する。
気ディスクへの書き込みが終了するまで次の原稿の走査
を待たなければならない、という制約が回避され、原稿
の記憶速度が向上する。
【0080】グラフィック文書名が第3のインデックス
として光磁気ディスク35上に書き込まれ、それに続い
て、前述したような原稿の記憶動作が行われ、文書の記
憶が終了した時点では、光磁気ディスク35上に存在す
る図12に示した文書管理ファイルに、その時に記憶し
た文書のレコードが生成されている。ここで、グラフィ
ック文書名nodeの欄には、グラフィック文書名の画
像データの光磁気ディスク35上の格納場所が、後述す
るnodeとして書き込まれている。
として光磁気ディスク35上に書き込まれ、それに続い
て、前述したような原稿の記憶動作が行われ、文書の記
憶が終了した時点では、光磁気ディスク35上に存在す
る図12に示した文書管理ファイルに、その時に記憶し
た文書のレコードが生成されている。ここで、グラフィ
ック文書名nodeの欄には、グラフィック文書名の画
像データの光磁気ディスク35上の格納場所が、後述す
るnodeとして書き込まれている。
【0081】また、後の検索に文字コードの文書名が必
要となる文書については、文書名登録シートを用いず
に、記憶動作に先立ってキーボード200より、第2の
インデックスであるところの文字コードによる文書名を
入力する。
要となる文書については、文書名登録シートを用いず
に、記憶動作に先立ってキーボード200より、第2の
インデックスであるところの文字コードによる文書名を
入力する。
【0082】よって、文書ファイルには、それぞれの文
書に対し、グラフィック文書名の画像データのnod
e、あるいは文字コードによる文書名のいずれかが含ま
れるものとなる。
書に対し、グラフィック文書名の画像データのnod
e、あるいは文字コードによる文書名のいずれかが含ま
れるものとなる。
【0083】そして、図12の文書管理ファイルにおい
て、グラフィック文書名の画像データのnodeの項が
0となっている文書については、グラフィック文書名が
付されていない文書であることを意味している。
て、グラフィック文書名の画像データのnodeの項が
0となっている文書については、グラフィック文書名が
付されていない文書であることを意味している。
【0084】また、図5に示すように、それぞれの先頭
のページに文書名登録シートを含んだ複数の文書を一括
して原稿台2上に積載し、一括して複数の文書を読み込
ませることも可能である。すなわち、上述した文書名登
録シートの検出動作は、全ての原稿に対して行われるの
で、例えば図5に示した2つ目の文書名登録シートを検
出した際には、新規のレコードを文書管理ファイルに生
成するので、図5に、第1文書、第2文書、第3文書、
第4文書で示したように、文書名登録シートによって原
稿を仕切ることとなる。
のページに文書名登録シートを含んだ複数の文書を一括
して原稿台2上に積載し、一括して複数の文書を読み込
ませることも可能である。すなわち、上述した文書名登
録シートの検出動作は、全ての原稿に対して行われるの
で、例えば図5に示した2つ目の文書名登録シートを検
出した際には、新規のレコードを文書管理ファイルに生
成するので、図5に、第1文書、第2文書、第3文書、
第4文書で示したように、文書名登録シートによって原
稿を仕切ることとなる。
【0085】次に、nodeおよびFATについて説明
する。
する。
【0086】本実施例においては、光磁気ディスク上の
画像データのディスク上の位置は、図14に示したno
deテーブルというデータテーブルを光磁気ディスク3
5上に保有することによって管理されている。
画像データのディスク上の位置は、図14に示したno
deテーブルというデータテーブルを光磁気ディスク3
5上に保有することによって管理されている。
【0087】次に、図14におけるFATエントリにつ
いて説明する。図15は、光磁気ディスク35の媒体内
部の格納領域を表したものである。このようなディスク
は、図15に示したようにトラックおよびセクタと称さ
れる物理的区分によって領域分割をされている。この物
理的区分を、以降、物理アドレスと称する。
いて説明する。図15は、光磁気ディスク35の媒体内
部の格納領域を表したものである。このようなディスク
は、図15に示したようにトラックおよびセクタと称さ
れる物理的区分によって領域分割をされている。この物
理的区分を、以降、物理アドレスと称する。
【0088】光磁気ディスクドライブ115は、情報を
格納あるいは読み出しする領域を、これらの物理アドレ
スによってドライブ外部から指定されるものであるが、
通常、制御部であるCPUユニットの内部では、公知の
クラスタと称される論理的領域区分によって管理されて
いる。以下、この論理的領域区分の位置情報を論理アド
レスと称する。
格納あるいは読み出しする領域を、これらの物理アドレ
スによってドライブ外部から指定されるものであるが、
通常、制御部であるCPUユニットの内部では、公知の
クラスタと称される論理的領域区分によって管理されて
いる。以下、この論理的領域区分の位置情報を論理アド
レスと称する。
【0089】論理アドレスと物理アドレスとの対応は、
こういったシステムの内部では、図16に示すように一
義的にきめられており、論理アドレスを決定することは
物理アドレスを決定することに等しいことになる。
こういったシステムの内部では、図16に示すように一
義的にきめられており、論理アドレスを決定することは
物理アドレスを決定することに等しいことになる。
【0090】ここで、媒体上のある固定の物理アドレス
上には、この論理アドレスによって指定される領域の未
使用/使用中/消去の一覧表が格納されている。
上には、この論理アドレスによって指定される領域の未
使用/使用中/消去の一覧表が格納されている。
【0091】本例においては、そのクラスタが未使用で
ある場合はFFFFが、消去状態である場合はFFFE
が、また、そのクラスタがファイルの最終クラスタであ
る場合は0000が、さらに、そのクラスタに継続する
クラスタがある場合は、継続するクラスタの論理アドレ
スが書かれている。
ある場合はFFFFが、消去状態である場合はFFFE
が、また、そのクラスタがファイルの最終クラスタであ
る場合は0000が、さらに、そのクラスタに継続する
クラスタがある場合は、継続するクラスタの論理アドレ
スが書かれている。
【0092】ここで消去と未使用との違いについては、
未使用とは、その論理アドレスの指し示す先には何ら意
味のある情報が無い状態であり、消去とは、ファイルの
消去動作を行った後に現れる状態であって、その論理ア
ドレスの指し示す先にはまだ情報が存在する状態であ
る。
未使用とは、その論理アドレスの指し示す先には何ら意
味のある情報が無い状態であり、消去とは、ファイルの
消去動作を行った後に現れる状態であって、その論理ア
ドレスの指し示す先にはまだ情報が存在する状態であ
る。
【0093】上述したクラスタの管理は、通常FAT
(File AllocationTable)と称せ
られるテーブルによって行われている。図17は、この
FATを示している。
(File AllocationTable)と称せ
られるテーブルによって行われている。図17は、この
FATを示している。
【0094】図17の上の段は論理アドレスを示し、下
の段は、その論理アドレスが未使用かあるいは使用中か
が書かれている。
の段は、その論理アドレスが未使用かあるいは使用中か
が書かれている。
【0095】図18は、論理アドレスの62B0〜62
BAが使用済みであり、62BB〜が未使用であること
を示している。
BAが使用済みであり、62BB〜が未使用であること
を示している。
【0096】また、62AD〜62AFは、以前は有効
なファイルの一部であったが、後に消去された部分であ
ることを示している。
なファイルの一部であったが、後に消去された部分であ
ることを示している。
【0097】先のnodeテーブルは、このFATのど
の位置が、その画像データのものであるかを示すFAT
エントリ(上記例では62B0)と、その圧縮画像デー
タのサイズ(バイト数)を1レコードとするテーブルで
あり、このnodeテーブルの何レコード目か、という
量を“node”と称しており、後述するページ管理フ
ァイルのnodeの欄に原稿1ページ毎に、あるいは先
の図12のグラフィック文書名node欄に文書毎に記
されているものである。
の位置が、その画像データのものであるかを示すFAT
エントリ(上記例では62B0)と、その圧縮画像デー
タのサイズ(バイト数)を1レコードとするテーブルで
あり、このnodeテーブルの何レコード目か、という
量を“node”と称しており、後述するページ管理フ
ァイルのnodeの欄に原稿1ページ毎に、あるいは先
の図12のグラフィック文書名node欄に文書毎に記
されているものである。
【0098】次に、文書管理ファイル、ページ管理ファ
イルについて説明する。
イルについて説明する。
【0099】ここで、文書管理ファイルには、その他に
も図8の計時ユニット15より得られた、作成日時(記
憶日時)、総ページ数などが記されている。
も図8の計時ユニット15より得られた、作成日時(記
憶日時)、総ページ数などが記されている。
【0100】記憶された文書の各々のページに関する情
報は、図13のページ管理ファイルに記される。
報は、図13のページ管理ファイルに記される。
【0101】上記文書管理ファイルの中の“ページファ
イルポインタ”は、このページ管理ファイルの何レコー
ド目が、その時、計時した文書の最初のページに関する
ものであるかを意味する。
イルポインタ”は、このページ管理ファイルの何レコー
ド目が、その時、計時した文書の最初のページに関する
ものであるかを意味する。
【0102】このページについてのレコードには、表裏
モード、すなわち、そのページが、前述したように、両
面で読み取られたものか、片面で読み取られたものかな
どについても記憶されている。
モード、すなわち、そのページが、前述したように、両
面で読み取られたものか、片面で読み取られたものかな
どについても記憶されている。
【0103】原稿の記憶動作は、上述したように、グラ
フィック文書名の画像データ、および圧縮画像データが
光磁気ディスク35上に書き込まれ、nodeテーブ
ル、ページ管理ファイル、文書管理ファイルに、それぞ
れレコードが追加されることによって終了する。
フィック文書名の画像データ、および圧縮画像データが
光磁気ディスク35上に書き込まれ、nodeテーブ
ル、ページ管理ファイル、文書管理ファイルに、それぞ
れレコードが追加されることによって終了する。
【0104】次に、記憶された画像の検索および表示を
行う際の動作について説明する。
行う際の動作について説明する。
【0105】なお、以下に説明する検索動作は、CPU
10およびCPU10によって以下の制御が行われるよ
うに命令が書き込まれたROM11からなる文書画像情
報検索手段によってなされるものである。
10およびCPU10によって以下の制御が行われるよ
うに命令が書き込まれたROM11からなる文書画像情
報検索手段によってなされるものである。
【0106】まず、検索時には、図10の表示がディス
プレイ32に表示され、操作者はファンクションキー3
4を用いて画像インデックスを選択する。
プレイ32に表示され、操作者はファンクションキー3
4を用いて画像インデックスを選択する。
【0107】CPU10は、どの画像インデックスが選
択されたかによって、図11に示したように、画像イン
デックスパタンをRAM12上に生成する。
択されたかによって、図11に示したように、画像イン
デックスパタンをRAM12上に生成する。
【0108】次いで、CPU10は文書管理ファイルを
1レコードずつ調べ、上述したRAM12上のインデッ
クスパターンに一致する画像インデックスパターンを有
するレコードを選択する。
1レコードずつ調べ、上述したRAM12上のインデッ
クスパターンに一致する画像インデックスパターンを有
するレコードを選択する。
【0109】ここで、選択された画像インデックスが、
例えば図10の「実験」の文字画像を含むcの画像イン
デックスのみであった場合、「レポート」の文字画像を
含む画像インデックスは選択されていないので、画像イ
ンデックスパターンは、図11のものとは異なり、hに
対応するビットは0である。
例えば図10の「実験」の文字画像を含むcの画像イン
デックスのみであった場合、「レポート」の文字画像を
含む画像インデックスは選択されていないので、画像イ
ンデックスパターンは、図11のものとは異なり、hに
対応するビットは0である。
【0110】しかしながら、図12の文書管理ファイル
のレコードを調べる際には、検索時に選択された画像イ
ンデックスパターンに“1”が立っているビット位置と
同じ位置に“1”が立っている画像インデックスパター
ンを保有するレコードの全てを選択するように構成され
ている。
のレコードを調べる際には、検索時に選択された画像イ
ンデックスパターンに“1”が立っているビット位置と
同じ位置に“1”が立っている画像インデックスパター
ンを保有するレコードの全てを選択するように構成され
ている。
【0111】次に、検索結果リストの表示について説明
する。
する。
【0112】この表示動作は、グラフィックRAM13
/出力データフロコントローラ30/ディスプレイ32
/およびこれらを制御するCPU10/およびCPU1
0によって以下の制御が行われるように命令が書き込ま
れたROM11からなる表示手段によってなされるもの
である。
/出力データフロコントローラ30/ディスプレイ32
/およびこれらを制御するCPU10/およびCPU1
0によって以下の制御が行われるように命令が書き込ま
れたROM11からなる表示手段によってなされるもの
である。
【0113】CPU10は、前述のようにして選択され
た図12の文書管理ファイルのレコードについて、第1
のインデックスであるところの文字コードによる文書名
が存在するか、あるいは第2のインデックスであるとこ
ろのグラフィック文書名が存在するかを調べ、その存在
する方を検索結果として表示する。
た図12の文書管理ファイルのレコードについて、第1
のインデックスであるところの文字コードによる文書名
が存在するか、あるいは第2のインデックスであるとこ
ろのグラフィック文書名が存在するかを調べ、その存在
する方を検索結果として表示する。
【0114】ところで、このような検索結果の表示方法
としては、図23および図24に示す方法を採用するこ
とができる。
としては、図23および図24に示す方法を採用するこ
とができる。
【0115】すなわち、この方法では、文字コードによ
る文書名の表示領域とグラフィック文書名の表示領域と
を並設し、ファイル番号に対応した状態で、文字コード
による文書名とグラフィック文書名を各々の表示領域に
個別に表示できるようにしたものである。従って、文字
コードによる文書名が付与された文書とグラフィック文
書名が付与された文書の検索結果を混在させて表示する
ことができるので、所望の文書を特定し易くなる。
る文書名の表示領域とグラフィック文書名の表示領域と
を並設し、ファイル番号に対応した状態で、文字コード
による文書名とグラフィック文書名を各々の表示領域に
個別に表示できるようにしたものである。従って、文字
コードによる文書名が付与された文書とグラフィック文
書名が付与された文書の検索結果を混在させて表示する
ことができるので、所望の文書を特定し易くなる。
【0116】しかしながら、通常は、1つの文書に対し
て、グラフィック文書名か文字コード文書名のいずれか
一方のみが必要であり、一方だけ設定することが多いた
め、図23の表示方法では、図中のa、b、cで示す領
域が、常に空欄となり、表示領域を無駄にしていること
になる。
て、グラフィック文書名か文字コード文書名のいずれか
一方のみが必要であり、一方だけ設定することが多いた
め、図23の表示方法では、図中のa、b、cで示す領
域が、常に空欄となり、表示領域を無駄にしていること
になる。
【0117】また、グラフィック文書名が付された文書
に対して、記憶作業の後に、キーボード等によって文字
コード文書名を与えた場合は、図24に示すように、同
じ意味をもつインデックスが重複して表示されるものと
なり、この場合にも、表示領域を無駄にすることにな
る。
に対して、記憶作業の後に、キーボード等によって文字
コード文書名を与えた場合は、図24に示すように、同
じ意味をもつインデックスが重複して表示されるものと
なり、この場合にも、表示領域を無駄にすることにな
る。
【0118】そこで、文字コードによる文書名とグラフ
ィック文書名とを含む検索結果リストを表示する場合
に、無駄な表示領域を除くことができる表示方法につい
て説明する。
ィック文書名とを含む検索結果リストを表示する場合
に、無駄な表示領域を除くことができる表示方法につい
て説明する。
【0119】図18は、この実施例における検索結果リ
ストの表示例を示している。図示のように、文字コード
による文書名とグラフィック文書名とが混在した状態
で、表示領域を無駄にすることなく、最大数の文書名が
表示されている。なお、その表示動作については、後述
する。
ストの表示例を示している。図示のように、文字コード
による文書名とグラフィック文書名とが混在した状態
で、表示領域を無駄にすることなく、最大数の文書名が
表示されている。なお、その表示動作については、後述
する。
【0120】さらに、CPU10は、グラフィック文書
名が存在する場合、すなわち図12のnodeの項が0
でない文書については、前述のようにして選択された文
書管理ファイルのレコードのグラフィック文書名nod
eからnodeテーブルを介してグラフィック文書名の
画像データへのFATエントリを得て、それぞれのグラ
フィック文書名の画像データを光磁気ディスク35から
読み出し、グラフィックRAM13へ書き込み、出力デ
ータフローコントローラ30を介してディスプレイ32
へと表示する。また、作成日付、総ページ数なども表示
する。この表示の様子を図4に示す。
名が存在する場合、すなわち図12のnodeの項が0
でない文書については、前述のようにして選択された文
書管理ファイルのレコードのグラフィック文書名nod
eからnodeテーブルを介してグラフィック文書名の
画像データへのFATエントリを得て、それぞれのグラ
フィック文書名の画像データを光磁気ディスク35から
読み出し、グラフィックRAM13へ書き込み、出力デ
ータフローコントローラ30を介してディスプレイ32
へと表示する。また、作成日付、総ページ数なども表示
する。この表示の様子を図4に示す。
【0121】操作者がファンクションキー34を操作し
て、これらの文書の中から1つが選択されると、文書管
理ファイル中のそのレコードのページファイルポインタ
に基づき、図13のページ管理ファイルから、その文書
の第1ページのレコードが選択され、さらにnodeが
特定されることにより、nodeテーブルから第1ペー
ジのFATエントリを得ることになる。
て、これらの文書の中から1つが選択されると、文書管
理ファイル中のそのレコードのページファイルポインタ
に基づき、図13のページ管理ファイルから、その文書
の第1ページのレコードが選択され、さらにnodeが
特定されることにより、nodeテーブルから第1ペー
ジのFATエントリを得ることになる。
【0122】よって、図17のFATをたどることによ
って、論理アドレス列を得て、ディスクドライブ115
より順次圧縮画像データがディスクインターフェース2
7を介して読み出される。
って、論理アドレス列を得て、ディスクドライブ115
より順次圧縮画像データがディスクインターフェース2
7を介して読み出される。
【0123】このとき、やはりCPU10の制御によっ
て、ディスクデータフローコントローラ26はディスク
インタフェス27からの圧縮画像データを伸長部25へ
と送るように機能する状態となっている。
て、ディスクデータフローコントローラ26はディスク
インタフェス27からの圧縮画像データを伸長部25へ
と送るように機能する状態となっている。
【0124】この時、出力データフローコントローラ3
0は、伸長部25からの画像データをグラフィックRA
M13へと格納し、またグラフィックRAM13上の画
像データは、画像の記憶の際と同様にディスプレイ32
上に表示するように機能する旨の指示がCPU10より
なされている。
0は、伸長部25からの画像データをグラフィックRA
M13へと格納し、またグラフィックRAM13上の画
像データは、画像の記憶の際と同様にディスプレイ32
上に表示するように機能する旨の指示がCPU10より
なされている。
【0125】このようにして、光磁気ディスク上の圧縮
画像データの表示がなされる。
画像データの表示がなされる。
【0126】また、画像プリントを得る際には、上述し
た画像がディスプレイ32に表示されている状態におい
て、CPU10が出力データフローコントローラ30に
対し、グラフィックRAM13上の画像データをLBP
31へ送出する旨の指示を与えることによって行われ
る。
た画像がディスプレイ32に表示されている状態におい
て、CPU10が出力データフローコントローラ30に
対し、グラフィックRAM13上の画像データをLBP
31へ送出する旨の指示を与えることによって行われ
る。
【0127】ここでディスプレイとは、公知の液晶ディ
スプレイ、あるいはCRT(陰極線管)などであり、ま
た、LBPとは、感光ドラムにレーザービームを照射す
ることによってトナーを感光ドラムに付着させ、これを
紙に転写することによってプリントを得る公知のレーザ
ービームプリンタを指している。
スプレイ、あるいはCRT(陰極線管)などであり、ま
た、LBPとは、感光ドラムにレーザービームを照射す
ることによってトナーを感光ドラムに付着させ、これを
紙に転写することによってプリントを得る公知のレーザ
ービームプリンタを指している。
【0128】図22は、上記図18に示す検索結果リス
トの表示動作を示すフローチャートである。
トの表示動作を示すフローチャートである。
【0129】まず、S1では、図12に示す検索結果の
最初の文書レコードを取り出し、S2において、その文
書に文字コード文書名が存在するかどうかを検査する。
そして、文字コード文書名が存在する場合は、S3にお
いて、文字コード文書名を表示し、S6に進む。存在し
ない場合は、S4において、グラフィック文書名が存在
するか否かを検査し、存在する場合、すなわちnode
の項が0でない場合は、S5において、グラフィック文
書名を描画し、S6に進む。
最初の文書レコードを取り出し、S2において、その文
書に文字コード文書名が存在するかどうかを検査する。
そして、文字コード文書名が存在する場合は、S3にお
いて、文字コード文書名を表示し、S6に進む。存在し
ない場合は、S4において、グラフィック文書名が存在
するか否かを検査し、存在する場合、すなわちnode
の項が0でない場合は、S5において、グラフィック文
書名を描画し、S6に進む。
【0130】S6では、その文書の作成日付、およびそ
の文書に含まれる総ページ数を描画した後、S7におい
て、その文書レコードが検索結果の最後の文書のもので
あるか否かを検査する。そして、最後のものでなけれ
ば、S8において、次の文書レコードを取り出し、S2
に戻る。また、最後のものであれば、検索結果リストの
表示処理を終了する。
の文書に含まれる総ページ数を描画した後、S7におい
て、その文書レコードが検索結果の最後の文書のもので
あるか否かを検査する。そして、最後のものでなけれ
ば、S8において、次の文書レコードを取り出し、S2
に戻る。また、最後のものであれば、検索結果リストの
表示処理を終了する。
【0131】このような制御によって、図18に示す検
索結果リストが表示される。
索結果リストが表示される。
【0132】次に、インデックス後付けについて説明す
る。
る。
【0133】まず、図19は、前述した記憶動作によっ
てグラフィック文書名が付された画像が、前述した検索
動作によって検索・表示された状態を示す説明図であ
る。
てグラフィック文書名が付された画像が、前述した検索
動作によって検索・表示された状態を示す説明図であ
る。
【0134】ここで、この画像を再度検索する場合に、
文字コード文書名による検索、例えば、“実験レポート
*”等のような公知の文字列部分一致による検索を行う
可能性がある場合は、操作者によってキーボード200
から文字コードインデックスが入力される。この処理を
インデックス後付けという。
文字コード文書名による検索、例えば、“実験レポート
*”等のような公知の文字列部分一致による検索を行う
可能性がある場合は、操作者によってキーボード200
から文字コードインデックスが入力される。この処理を
インデックス後付けという。
【0135】すなわち、操作者は図19に示されたグラ
フィック文書名を見て、また同時に表示されている画像
を確認しつつ、文字コード文書名を入力する。
フィック文書名を見て、また同時に表示されている画像
を確認しつつ、文字コード文書名を入力する。
【0136】図20は、このようにして、文字コード文
書名が入力、すなわち後付けされた後の文書管理ファイ
ルの様子を示す説明図である。
書名が入力、すなわち後付けされた後の文書管理ファイ
ルの様子を示す説明図である。
【0137】そして、これ以降は、前述したように画像
インデックスによって検索された結果は、図21に示す
ように、文字コード文書名が表示されるものとなる。す
なわち、文字コード文書名とグラフィック文書名の双方
が存在する場合は、文字コード文書名を優先して表示す
るものである。
インデックスによって検索された結果は、図21に示す
ように、文字コード文書名が表示されるものとなる。す
なわち、文字コード文書名とグラフィック文書名の双方
が存在する場合は、文字コード文書名を優先して表示す
るものである。
【0138】なお、以上の実施例においては、検索結果
リストの最適な表示方法として、図18に示すような方
法を採用したが、上記図23および図24に示す表示方
法も本発明に含まれるものであり、これは、本発明の他
の実施例による表示方法として、文字コード文書名とグ
ラフィック文書名とを混在して表示する点で、十分な効
果を有するものである。
リストの最適な表示方法として、図18に示すような方
法を採用したが、上記図23および図24に示す表示方
法も本発明に含まれるものであり、これは、本発明の他
の実施例による表示方法として、文字コード文書名とグ
ラフィック文書名とを混在して表示する点で、十分な効
果を有するものである。
【0139】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
文書の発生時点で、インデックス紙上にインデックス情
報を記入し、その後に、文書画像情報処理装置にインデ
ックス紙を含んだ文書を読み込ませることにより、グラ
フィック文書名としてインデックス付けを容易に行うこ
とができ、なおかつ、文字コードによるインデックスと
上記グラフィック文書名との双方が混在する場合、検索
結果として、文字コードによるインデックスを優先的に
表示するので、検索結果の表示において、表示領域を有
効に使用できることとなる。
文書の発生時点で、インデックス紙上にインデックス情
報を記入し、その後に、文書画像情報処理装置にインデ
ックス紙を含んだ文書を読み込ませることにより、グラ
フィック文書名としてインデックス付けを容易に行うこ
とができ、なおかつ、文字コードによるインデックスと
上記グラフィック文書名との双方が混在する場合、検索
結果として、文字コードによるインデックスを優先的に
表示するので、検索結果の表示において、表示領域を有
効に使用できることとなる。
【0140】また、インデックス後付けを行う際には、
グラフィック文書名を表示することにより、文字コード
によるインデックスの入力を容易にし、文字コードによ
る文書名が入力された以降は、不要となったグラフィッ
ク文書名は表示されなくなるので、検索結果等が簡素
で、見やすく、さらに表示器一画面に表示できる検索結
果の文書数も増えることとなる。
グラフィック文書名を表示することにより、文字コード
によるインデックスの入力を容易にし、文字コードによ
る文書名が入力された以降は、不要となったグラフィッ
ク文書名は表示されなくなるので、検索結果等が簡素
で、見やすく、さらに表示器一画面に表示できる検索結
果の文書数も増えることとなる。
【図1】本発明の一実施例において、記入された文書名
登録シートがグラフィックRAMに格納された状況を示
す説明図である。
登録シートがグラフィックRAMに格納された状況を示
す説明図である。
【図2】上記実施例における文書名登録シートを示す平
面図である。
面図である。
【図3】上記実施例における画像操作の方法を示す説明
図である。
図である。
【図4】上記実施例におけるグラフィック文書名の一括
表示を示す正面図である。
表示を示す正面図である。
【図5】上記実施例において、それぞれの先頭のページ
に文書名登録シートを含んだ複数の文書を一括して読み
取る場合の原稿を示す斜視図である。
に文書名登録シートを含んだ複数の文書を一括して読み
取る場合の原稿を示す斜視図である。
【図6】上記実施例における画像情報処理装置の外観を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図7】上記実施例における画画情報処理装置の内部構
造を示す断面図である。
造を示す断面図である。
【図8】上記実施例における画像情報処理装置の制御回
路の構成を示すブロック図である。
路の構成を示すブロック図である。
【図9】上記実施例における文字画像を含むインデック
ス画像の表示状態を示す正面図である。
ス画像の表示状態を示す正面図である。
【図10】上記実施例における検索時の画像インデック
ス表示を示す正面図である。
ス表示を示す正面図である。
【図11】上記実施例におけるインデックス画像データ
ファイルの構成を示すブロック図である。
ファイルの構成を示すブロック図である。
【図12】上記実施例における文書管理ファイルを示す
説明図である。
説明図である。
【図13】上記実施例におけるページ管理ファイルを示
す説明図である。
す説明図である。
【図14】上記実施例におけるnodeテーブルを示す
説明図である。
説明図である。
【図15】上記実施例における光磁気ディスクの格納領
域を示す説明図である。
域を示す説明図である。
【図16】上記実施例における論理アドレスと物理アド
レスの対応関係を示す説明図である。
レスの対応関係を示す説明図である。
【図17】上記実施例におけるFATを示す説明図であ
る。
る。
【図18】上記実施例における検索結果リストの表示状
態を示す説明図である。
態を示す説明図である。
【図19】上記実施例における検索動作によって検索さ
れた画像ファイルの表示状態を示す説明図である。
れた画像ファイルの表示状態を示す説明図である。
【図20】上記実施例において、文字コード文書名が後
付けされた後の文書管理ファイルを示す説明図である。
付けされた後の文書管理ファイルを示す説明図である。
【図21】上記実施例において、文字コード文書名が後
付けされた後の検索結果リストの表示状態を示す説明図
である。
付けされた後の検索結果リストの表示状態を示す説明図
である。
【図22】上記実施例における検索結果の表示動作を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図23】本発明の他の実施例による検索結果リストの
表示状態の一例を示す説明図である。
表示状態の一例を示す説明図である。
【図24】上記他の実施例による検索結果リストの表示
状態の他の例を示す説明図である。
状態の他の例を示す説明図である。
1…原稿、 5…スクリーン、 10…CPU、 11…ROM、 12…RAM、 13…グラフィックRAM、 32…ディスプレイ、 34…ファンクションキー、 35…光磁気ディスク、 200…文書名登録シート、 202、206、207…バーコード、 208…画像インデックスマーク欄。
Claims (9)
- 【請求項1】 画像読取手段により読み取られる文書画
像情報を記憶媒体に記憶させ、上記記憶媒体から所望の
文書画像情報を検索し、検索された複数の画像情報のリ
ストを表示手段に表示させる文書画像情報処理装置にお
いて、 文書画像情報を識別するための第1のインデックスを入
力する入力手段と;上記読取手段により読み取られる画
像情報の中から上記文書画像情報を識別するための第2
のインデックスを抽出する抽出手段と;上記入力手段に
より入力された第1のインデックスまたは上記抽出手段
により抽出された第2のインデックスを記憶する記憶手
段と;所定の検索条件に従って上記記憶媒体に記憶され
た文書画像情報を検索する検索手段と;上記検索手段に
より検索された複数の文書画像情報の各々に対応した第
1のインデックスが上記記憶手段に記憶されていれば上
記第1のインデックスを検索結果リストとして上記表示
手段に表示させ、検索された複数の文書画像情報の各々
に対応した第2のインデックスが上記記憶手段に記憶さ
れていれば上記第2のインデックスを検索結果リストと
して上記表示手段に表示させる制御手段と;を有するこ
とを特徴とする文書画像情報処理装置。 - 【請求項2】 請求項1において、 上記制御手段は、上記第1のインデックスと上記第2の
インデックスとを同一表示画面に混在させて表示させる
ことを特徴とする文書画像情報処理装置。 - 【請求項3】 請求項1において、 上記制御手段は、検索された複数の文書画像情報の各々
に対応した第1のインデックスが上記記憶手段に記憶さ
れておらず、第2のインデックスが記憶されていれば、
上記第1のインデックスの代わりに上記第2のインデッ
クスを表示させることを特徴とする文書画像情報処理装
置。 - 【請求項4】 請求項1において、 上記制御手段は、検索された複数の文書画像情報の各々
に対応した第1のインデックスと第2のインデックスの
両方が上記記憶手段に記憶されていれば、上記第1のイ
ンデックスを表示させることを特徴とする文書画像情報
処理装置。 - 【請求項5】 請求項1において、 上記抽出手段は、上記読取手段により読み取られる画像
情報が特定シートであることを検出した場合に、上記特
定シートの特定領域の画像を上記第2のインデックスと
して抽出することを特徴とする文書画像情報処理装置。 - 【請求項6】 請求項1において、 上記第1のインデックスは、文字コードによる文書名で
あることを特徴とする文書画像情報処理装置。 - 【請求項7】 請求項1において、 上記第2のインデックスは、イメージによる文書名であ
ることを特徴とする文書画像情報処理装置。 - 【請求項8】 画像読取手段により読み取られる文書画
像情報を記憶媒体に記憶させ、上記記憶媒体から所望の
文書画像情報を検索し、検索された複数の画像情報のリ
ストを表示手段に表示させる文書画像情報処理装置にお
いて、 上記記憶媒体に記憶させる文書画像情報の文書名をコー
ド情報として入力する入力手段と;上記文書画像情報と
ともに上記記憶手段で読み取られる特定シートの特定領
域に記入された画像情報を抽出する抽出手段と;上記入
力手段により入力された文書名または上記抽出手段によ
り抽出された画像情報を上記文書画像情報に関連させて
記憶する記憶手段と;所定の検索情報に従って文書画像
情報を検索する検索手段と;上記検索手段により検索さ
れた文書画像情報に対応する文書名が上記記憶手段に記
憶されている場合は、検索された文書画像情報のリスト
中に上記文書名をいれて上記表示手段に表示させ、検索
された文書画像情報に対応する文書名が上記記憶手段に
記憶されておらず、対応する画像情報が記憶されている
場合は、検索された文書画像情報のリスト中に文書名の
代わりに上記画像情報をいれて表示させる制御手段と;
を有することを特徴とする文書画像情報処理装置。 - 【請求項9】 請求項8において、 さらに、上記読取手段により読み取られたシートが上記
特定シートであることを検出する検出手段を有すること
を特徴とする文書画像情報処理装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6101926A JPH07282072A (ja) | 1994-04-15 | 1994-04-15 | 文書画像情報処理装置 |
EP94118766A EP0655695B1 (en) | 1993-11-30 | 1994-11-29 | Image filing apparatus |
DE69430658T DE69430658T2 (de) | 1993-11-30 | 1994-11-29 | Bildabspeicherungsvorrichtung |
US08/963,911 US6052494A (en) | 1993-11-30 | 1997-11-04 | Image filing apparatus and method for displaying a retrieval result list representing the retrieval of a stored document image or for displaying the index of a document image retrieved by retrieval means |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6101926A JPH07282072A (ja) | 1994-04-15 | 1994-04-15 | 文書画像情報処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07282072A true JPH07282072A (ja) | 1995-10-27 |
Family
ID=14313524
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6101926A Pending JPH07282072A (ja) | 1993-11-30 | 1994-04-15 | 文書画像情報処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07282072A (ja) |
-
1994
- 1994-04-15 JP JP6101926A patent/JPH07282072A/ja active Pending
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