JPH07281782A - クロック制御回路 - Google Patents

クロック制御回路

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JPH07281782A
JPH07281782A JP6068423A JP6842394A JPH07281782A JP H07281782 A JPH07281782 A JP H07281782A JP 6068423 A JP6068423 A JP 6068423A JP 6842394 A JP6842394 A JP 6842394A JP H07281782 A JPH07281782 A JP H07281782A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 サブクロック選択時のウェイト状態で、一層
の低消費電力化を図ることを目的とする。 【構成】 サブクロック選択時にメインクロックを停止
する手段と、ウェイト中にシステムクロックを必要とし
ない周辺回路へはクロックの供給停止を行う手段および
その制御を行うウェイト制御手段を持たせる。 【効果】 この発明によれば、ウェイト中にクロックを
遮断すると、ウェイト中の消費電力を著しく低減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、高速動作用のメイン
発振回路と、低速動作用のサブ発振回路の2組の発振回
路を持ち、これらで発生させるクロックをシステムクロ
ックとして一方を選択するマイクロコンピュータ(以
下、マイコンと称す)に内蔵させるクロック制御回路の
低消費電力化に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、時計機能を必要とするマイコン
や、通常の高速動作の他にも低速で動作し、かつ消費電
力を抑えた動作が要求されるマイコンには、通常の高速
動作用のメインクロック発振回路(一般に発振周波数1
MHz以上)とは別に、低速のサブクロック発振回路(発
振周波数32KHz等)を内蔵するものがある。通常、この
種のマイコンでは、高速動作時には高速のメインクロッ
クをマイコンのシステムクロックとして用いる。一方、
低速動作時には、高速のメインクロックを分周して使用
するのではなく、低速のサブクロックを選択使用すると
ともに、メインクロックを低消費電力化を図るため、こ
の発振を停止する機能をあわせ持っている。
【0003】さらに低消費電力化を図るために、例え
ば、ある一定時間間隔での処理動作や外部要因(外部割
込み等)が発生するまではCPUでの処理動作が必要な
く、外部要因発生時以外の時間は、CPUを停止(待機
状態)可能な応用分野の場合には、発振回路は停止させ
ないが、CPUへのクロック供給は停止するというウェ
イト機能(又はホールト機能。この状態をウェイト状態
と言う。)を持つものもある。この場合、マイコンの消
費電力はCPUの通常動作時の2〜4割程度となる。
【0004】上記2つの機能を同時に実現させることに
より、CPUを停止可能な待機期間には、サブクロック
のみを発振させておいて、メインクロックを発振停止
し、CPUへのクロック供給をも停止でき、さらに低消
費電力化が図れる。ことに、電池を電源とし、電源ON
状態での待ち時間が長い製品(例えば携帯電話など)で
は、この低消費電力化が重要な課題である。
【0005】以下、従来のクロック制御回路について説
明する。図9は、従来のマイコン内蔵のクロック制御回
路を示すブロック図である。図9において、1は高速の
第1の発振回路(メイン発振回路)、2は低速の第2の
発振回路(サブクロック発振回路)、3は第1の発振回
路が生成したメインクロックφM と第2の発振回路が生
成したサブクロックφS のクロック選択回路、4はシス
テムクロックφ0 を分周する第2の分周回路、5はウェ
イト(ホールト)制御回路、6はシステムクロック選択
手段、7はメインクロック発振停止選択手段、9はサブ
クロックφS を分周する第1の分周回路、10は時計用の
タイマ、41〜43…は第2の分周回路4を構成するTフリ
ップフロップ、91は第1の分周回路9を構成するTフリ
ップフロップ、31〜34はクロック選択回路3を構成する
論理ゲートである。なお、第1の発振回路1の外部端子
INとXOUT 間および第2の発振回路2の外部端子X
CIN とXCOUT間に所定の発振子、容量等を接続すること
により、第1の発振回路1および第2の発振回路2は発
振する。
【0006】図10は、クロック選択回路3の機能ブロ
ック図であり、クロック選択回路3の持つクロック選択
機能を示すものである。クロック選択回路3はメインク
ロックφM とサブクロックφS を制御信号CSEL により
一方を選択する。またクロックバッファ34は選択された
クロックの増幅を行っている。
【0007】図11は、この従来例の回路の特徴的動作
の1つであるウェイト(ホールト)状態前後の動作を示
すタイミング図である。以下、このタイミング図とブロ
ック図を用いてウェイト状態の動作を説明する。
【0008】まず、CPUのクロック源であるφCPU
停止するウェイト状態に遷移するためにCPUはシステ
ムクロック選択手段6を設定(CSEL を“H”に)し、
クロック選択回路3に低速のサブクロックφS を選択さ
せる。従って、システムクロックφ0 はサブクロックφ
S となる。次に、メインクロック発振停止選択手段7を
設定(MSTP を“H”)し、第1の発振回路1の発振を
停止させる。このときメインクロックφM は“L”で停
止する。これ以降の状態が図11に示されている。第2
の分周回路4が出力する分周クロック出力φ2 、φ4
φn 、φm およびφCPU は、それぞれφ0 に同期して動
作している。なお、φ2 〜φm は、マイコン内蔵の周辺
装置(タイマ、シリアルI/O、A/D変換器、ウォッ
チドッグタイマ等)のクロック源となる。
【0009】次に、CPUがWAIT(又はHALT)
命令を実行すると、ウェイト(ホールト)制御回路5の
出力WTが、図11のt1 のタイミング(φ2
“L”、φ0 の立ち下がり)で“H”となり、さらにイ
ンバータ51により反転された信号WTはANDゲート52
を閉じ、φCPU は“L”で停止する(CPUへのクロッ
ク供給の停止)。よってCPUは停止する。しかし、こ
のCPUが停止している状態でも、第2の分周回路4は
動作しており、φ2 、φ4 、φn 、φm は供給されてい
る。このため、これらの分周クロックφ2 〜φm をクロ
ック源とする周辺装置は動作している。
【0010】一方、サブクロックφS を第1の分周回路
9で分周したクロックφS2も動作しており、これをクロ
ック源とするタイマ10も動作している。
【0011】さて、時刻t2 の前で、例えばタイマ10の
オーバーフロー(OVF)による割込み要求が発生する
と、ウェイト制御回路5はその出力WTをt2 のタイミ
ング(φ2 =“L”、φ0 の立ち下がり)で“H”から
“L”にする(ウェイト状態の解除)。これにより、φ
CPU の供給が開始され、CPUは動作を再開する。時刻
1 から時刻t2 までの期間をウェイト期間と呼ぶ。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来のクロック制御回
路は、以上に説明したように構成され動作するので、例
えばタイマ10をウェイト状態の解除のみの目的に使用
し、タイマ10以外の周辺装置をウェイト状態から復帰す
るまでの期間一切使用しない場合においても、クロック
選択回路3、第2の分周回路4は動作し、クロック
φ0 、φ2 〜φm も供給されており、周辺装置は無駄に
電力を消費している。特に、NANDゲート33、クロッ
クバッファ34、Tフリップフロップ41、42等は、本来、
高速クロックでの動作に適するよう設計されているた
め、構成するトランジスタのサイズ(駆動能力)が大き
い。従って、低速のサブクロックφS で動作している場
合においても、その電力消費(スイッチング時の貫通電
流と負荷容量のチャージ/ディスチャージ電流等によ
る)は無視できないほど大きい。例えば、当社の一マイ
コンにおいては、サブクロック発振でのウェイト状態に
おける電力消費のうちの2〜3割は、これらのトランジ
スタで消費している。
【0013】また、タイマ10も高速のメインクロックφ
M を分周したクロックφ2 〜φm をクロック源として動
作(同一の入力クロックに同期して複数ビットのカウン
タが同時にカウント動作(変化)を行う)するよう設定
されているため、上述の理由の通り電力消費は大きい。
サブクロックφS の分周クロックφS2をクロック源とす
るタイマ(例えば時計用タイマ)はそれ程高い周波数は
必要ないので、タイマ10のクロック周波数はφS より低
くてもよく、実際にはφS の2分周クロックφS2を用い
ている。
【0014】本発明に係るクロック制御回路は、上記の
問題点を解決するためのもので、サブクロック選択時の
ウェイト状態で、サブクロックφS をクロック源として
常時動作するタイマ10以外の周辺装置を要因発生時およ
び/またはCPU動作時のみ動作させ、周辺装置の常時
動作を必要としない場合における、一層の低消費電力化
を図る技術を提供する。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明に係るクロック
制御装置は、サブクロック選択時にメインクロックを停
止する手段と、ウェイト中にシステムクロックを必要と
しない周辺回路へはクロックの供給停止を行う手段を持
たせたものである。
【0016】
【作用】上記のように構成されたクロック制御装置がウ
ェイト中にタイマ10以外のCPUを含む周辺回路へのク
ロックを遮断すると、ウェイト中の消費電力を著しく低
減する。
【0017】
【実施例】図1は、本発明の一実施例のクロック制御回
路のブロック図である。図中、8はシステムクロック停
止選択手段、84はこのシステムクロック停止選択手段8
の出力SSEL 、ウェイト制御回路5の出力WTおよびメ
インクロック発振回路1を停止するANDゲート71の出
力の3つの信号の論理積を取るNANDゲートであり、
92は第1の分周回路9を構成するTフリップフロップ91
の次段のTフリップフロップである。
【0018】図2は本実施例のクロック選択回路3の機
能ブロック図である。本実施例のクロック選択回路3は
クロックの選択機能35と遮断機能36を持ち、クロックバ
ッファ34は選択されたクロックの増幅を行っている。ク
ロックの選択機能35と遮断機能36は図3の様に接続関係
を変えても機能的には同様である。なお図1において図
8の従来例と同じ回路、ブロックについては説明を省略
する。
【0019】図4は、上記システムクロック停止選択手
段の一構成例を示す回路図であり、100 はマイコン内部
のデータバス、80はデータバス100 の状態を書込み信号
WRに同期してラッチするDフリップフロップ、81はD
フリップフロップ80の出力SSEL の状態を読出し信号R
Dの制御でデータバス100 に出力するトライステートバ
ッファ、82はリセット信号とウェイト状態クリア信号と
の論理和を取るORゲートである。ウェイト状態クリア
信号は、ウェイト状態を解除するとき、つまり、次に説
明する図6での時刻t2 に出力される信号である。
【0020】図6は、本発明の一実施例の回路のウェイ
ト前後の動作を示すタイミング図である。以下、この動
作を説明する。
【0021】システムクロックφ0 としてサブクロック
φS を選択し、メインクロックφMを発振停止させるま
での動作は従来例と同じであり、説明を省略する。従来
例の動作に加え、CPUは、WAIT命令を実行する前
に、システムクロック停止選択手段8を設定(SSEL
“H”)する。この動作は、図4において、CPUがデ
ータバス100 に出力するデータを書込み信号WRに同期
してDフリップフロップ80がラッチする動作に相当す
る。
【0022】次に、CPUがWAIT命令を実行し、ウ
ェイト制御回路5の出力WTが、図6のt1 のタイミン
グ(φ2 =“L”、φ0 の立ち下がり)で“H”となる
とANDゲート52が閉じφCPU が停止する。同時にNA
NDゲート84の出力Sは“H”から“L”となりNAN
Dゲート31を閉ざしφ0 は“L”で停止する。従って、
この後、時刻t2 でウェイト状態が終了するまでは、マ
イコン内部で動作するのは、低速の第2の発振回路2、
第1の分周回路9、タイマ10のみとなる。
【0023】さて、時刻t2 の前で、例えばタイマ10の
オーバーフローによる割込み要求が発生すると、ウェイ
ト制御回路5は、その出力WTをサブクロックφS の立
ち下がりに同期して“H”から“L”にする(時刻
2 )。これによりウェイト状態は解除され、クロック
選択回路はサブクロックφS をシステムクロックφ0
して供給を再開する。同時に第2の分周回路4も動作を
開始し、また、φCPU の供給が開始されることによりC
PUは動作を再開する。
【0024】なお、ウェイト解除本来の動作(クロック
供給の再開)が行われるので、システムクロック停止選
択手段8のDフリップフロップ80は、特にクリアしてお
く必要がないが、実施例ではウェイト解除時に出力され
るウェイト状態クリア信号によりクリアする。ウェイト
状態クリア信号は例えば割込み要求信号を使用したり、
WT信号を使用する。
【0025】なお、上記実施例ではサブクロックφS
択時についてのみウェイト状態でのクロック停止機能を
有効としたが、システムクロック停止選択手段8を設定
(SSEL を“H”)し、かつウェイト状態(WTを
“H”)としたときに、システムクロックφ0 を停止す
るようにしてもよい。これにより、メインクロック使用
時でもウェイト状態での低消費電力化が図れる。これは
図1のNANDゲート84の入力からANDゲート71の出
力を外し、かつ、NANDゲート84の出力SをNAND
ゲート32へも入力する構成とすれば実現できる。
【0026】なお、上記実施例では、クロック選択回路
3を構成するNANDゲート31にNANDゲート84の出
力Sを入力して、ウェイト状態でのクロック停止機能と
サブクロックφS の選択機能をNANDゲート31に持た
せたが、Sを一方の入力、サブクロックφS を他方の入
力とする2入力ANDゲートを図1のCの位置に設置
し、クロック選択回路3の外部におけるクロック停止機
能を実現させてもよい。
【0027】また、上記実施例ではシステムクロック停
止選択手段8は、CPUから書込めるレジスタ(Dフリ
ップフロップ)で構成した例を説明したが、これはチッ
プ外部からの入力信号で設定できるように構成してもよ
い。この実施例を図5に示す。そのときのブロック図は
図7になる。また、選択手段の出力設定値をマスクオプ
ションのようにユーザ指定によるオプションとしてチッ
プに組込むようにしてもよい。
【0028】また、Dフリップフロップ80は、ウェイト
状態クリア信号によりクリアされると記したが、特にウ
ェイト状態の解除時に限ってクリアしなくてもよい。例
えばサブクロックの発振をも停止するSTOP命令実行
またはストップ状態解除時には発振自体が停止している
ので、このときに停止選択手段をクリアしてもよい。
【0029】また、上記実施例では、システムクロック
停止条件(Sを“L”とする条件)としてメインクロッ
ク停止(MSTP が“H”)を入れているが、この条件は
なくてもよい。つまり、CSEL 、SSEL 、WTの三者が
ともに“H”の条件としてもよい。
【0030】さらに、第2の分周回路4および第1の分
周回路9を構成するTフリップフロップ41と91の位置
は、それぞれ図1に示すA点、B点の位置にあってもよ
い。この位置にすることにより、システムクロック動作
時におけるクロック選択回路3の入力クロック周波数は
半分となり、クロック選択回路3での電力消費はさらに
少なくなる効果がある。
【0031】また、第1の分周回路9を構成するTフリ
ップフロップの段数を図1では2段つまり4分周とした
が、これはタイマ10のカウント精度とTフリップフロッ
プの回路量増加とが均衡する範囲で段数を増加してもよ
い。これはB点の位置に移動した場合ついても同じであ
る。
【0032】さらに、サブクロックφS およびその分周
クロックを用いる周辺装置はタイマ10のみとしたが、必
要に応じて他の周辺装置のクロック源として使用しても
よい。
【0033】図8は、タイマ10に書込みが発生したかど
うかを判定する書込み判定レジスタの一例と、前記判定
レジスタ11とシステムクロック停止選択手段8との接続
関係を示す図である。ウェイト状態から復帰する条件と
しては、既に述べたように外部からの割込みやタイマ等
の内部割込みによる復帰がある。外部からの割込みが発
生しない場合は内部割込みによってのみウェイト状態か
ら復帰する。
【0034】しかし、発明の詳細な説明で述べた使用方
法で使用すると内部割込みを発生可能な周辺装置はタイ
マに限られてしまい(その他の周辺装置は動作していな
い)、タイマにデータ設定をせずにウェイト状態を設定
すると復帰することができなくなる。これは、タイマが
データの設定がされないと動作を開始しない理由によ
る。
【0035】そこで、書込み判定レジスタを設け、タイ
マが動作していることを条件にウェイト状態を設定可能
とした。
【0036】なお、上記実施例においては、タイマ10の
オーバーフローによる割込み要求発生によってウェイト
状態の解除を可能としたが、タイマ10およびウェイト制
御回路他を設定した時、(1)タイマ10を動作可能状態
とし、(2)タイマ10のオーバーフロー検出信号(タイ
マ10がコンペア形のタイマの場合は、指定値との一致検
出信号)により、ウェイト制御回路5がウェイト状態を
解除できるので、上記のようにウェイト状態でシステム
クロックの停止を可能とすることで、タイマ10を一種の
ウォッチドッグタイマとして運用でき、システムがウェ
イト状態から復帰できなくなるハングアップを防止でき
る。
【0037】
【発明の効果】本発明に係るクロック制御回路は、上記
のように構成されているので、サブクロック選択時のウ
ェイト状態で、サブクロックをクロック源とするタイマ
10以外の周辺装置を使用しない場合において、動作の不
要な周辺装置へのシステムクロックを停止できるように
したので、クロック選択回路3、第2の分周回路4で無
駄に消費されていた電力の消費をなくし、一層の低消費
電力化を図ることができる。
【0038】さらに、タイマ10のクロック源を従来の2
分周クロックφS2から4分周クロックφS4に変更したの
で、タイマ10での消費電力は半分に減らせる。Tフリッ
プフロップ92を増加した部分の電力消費は増えるが、タ
イマ10部分での電力消費の削減量に比べはるかに少な
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のクロック制御回路のブロッ
ク図である。
【図2】本発明のクロック選択回路の機能ブロック図で
ある。
【図3】本発明のクロック選択回路の機能ブロック図で
ある。
【図4】本発明の一実施例のシステムクロック停止選択
手段の一構成例を示す回路図である。
【図5】図4のシステムクロック停止選択手段の他の一
構成例を示す回路図である。
【図6】本発明の一実施例のウェイト前後の動作を示す
タイミング図である。
【図7】図5のシステムクロック停止選択手段を本発明
の一構成としたときの本発明のブロック図である。
【図8】本発明のタイマ書込み判定レジスタおよびシス
テムクロック停止選択手段との接続関係を示す図であ
る。
【図9】従来のクロック制御回路のブロック図である。
【図10】従来のクロック選択回路の機能ブロック図で
ある。
【図11】従来のウェイト前後の動作を示すタイミング
図である。
【符号の説明】
1 メインクロック発振回路 2 サブクロック発振回路 3 クロック選択回路 4 第2の分周回路 5 ウェイト制御回路 6 システムクロック選択手段 7 メインクロック発振停止選択手段 8 システムクロック停止選択手段 9 第1の分周回路 10 タイマ 11 タイマ書込み判定レジスタ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高速の第1の発振回路と、低速の第2の
    発振回路を内蔵したマイクロコンピュータのクロック制
    御回路において、 前記第1の発振回路のクロック、第2の発振回路のクロ
    ックを受け取り、該両クロックのどちらか一方をシステ
    ムクロックとして選択するクロック選択回路と、このク
    ロック選択回路で選択するクロックを指定するシステム
    クロック選択手段と、前記第1の発振回路、第2の発振
    回路の発振は停止させないが、CPUへのシステムクロ
    ック供給を停止するウェイト状態への移行/解除を制御
    するウェイト制御回路と、前記ウェイト状態において、
    前記クロック選択回路からの前記システムクロックの停
    止を指定するシステムクロック停止選択手段とを有し、
    前記クロック選択回路は、前記システムクロック停止選
    択手段においてシステムクロックの停止を指定した場合
    には、システムクロック出力を停止する手段を持つか、
    または、前記第2の発振回路と前記クロック選択回路と
    の間および/または前記第1の発振回路と前記クロック
    選択回路との間のクロックの伝達を遮断する手段が設け
    られ、前記システムクロック停止選択手段においてシス
    テムクロックの停止を指定した場合には、この論理ゲー
    トで前記第2の発振回路が生成するクロックを遮断する
    ことにより、ウェイト状態でのシステムクロックの停止
    を選択できることを特徴とするクロック制御回路。
  2. 【請求項2】 前記システムクロック停止選択手段を、
    CPUから状態を書込むレジスタとしたことを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載のクロック制御回路。
  3. 【請求項3】 前記システムクロック停止選択指定のた
    めのレジスタは、上記ウェイト状態が解除されるとき、
    または、解除直後にクリアされることを特徴とする特許
    請求の範囲第2項記載のクロック制御回路。
  4. 【請求項4】 前記第2の発振回路が生成するクロック
    ないし、その分周クロックをクロック源とするタイマを
    有し、前記ウェイト状態でシステムクロックを停止した
    場合にもこのタイマはカウント動作をし、さらに、前記
    ウェイト制御回路は、このタイマが出力するオーバーフ
    ロー信号ないし、指定値との一致信号によってもウェイ
    ト状態を解除することを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載のクロック制御回路。
  5. 【請求項5】 前記タイマを動作可能とし、かつ、この
    タイマが出力するオーバーフロー信号ないし、指定値と
    の一致信号によって上記ウェイト制御回路がウェイト状
    態を解除するように、前記タイマおよび上記ウェイト制
    御回路他を設定した時に限り、ウェイト状態でのシステ
    ムクロック停止を選択することを特徴とする特許請求の
    範囲第4項記載のクロック制御回路。
  6. 【請求項6】 前記第2の発振回路が生成するクロック
    をタイマのクロック源とする場合には、前記第2の発振
    回路が生成するクロックを少なくとも4分周以上に分周
    した分周クロックをクロック源とすることを特徴とする
    特許請求の範囲第4項記載のクロック制御回路。
JP06842394A 1994-04-06 1994-04-06 クロック制御回路 Expired - Lifetime JP3460736B2 (ja)

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