JPH0728168U - エレベーターのかご支持構造 - Google Patents

エレベーターのかご支持構造

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JPH0728168U
JPH0728168U JP5862993U JP5862993U JPH0728168U JP H0728168 U JPH0728168 U JP H0728168U JP 5862993 U JP5862993 U JP 5862993U JP 5862993 U JP5862993 U JP 5862993U JP H0728168 U JPH0728168 U JP H0728168U
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JP
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car
locking roller
support structure
upright channel
elevator
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直晃 ▲吉▼田
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Otis Elevator Co
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Otis Elevator Co
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 昇降路内を上下移動するかご1と、このかご
1をロッキングローラ14を介して支持するアップライ
トチャンネル2とを備えたエレベーターのかご支持構造
において、前記ロッキングローラ14をかご側に圧縮ス
プリング8を介して取り付けた。 【構成】 かご1の上下移動時におけるガイドレールか
らの振動は、前記圧縮スプリング8によって減衰されて
かご1にはあまり伝達されず、かごの乗客に不快感を与
えるようなことはない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、エレベーターのかごをアップライトチャンネルによって支持するエ レベーターのかご支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、エレベーターのかごはかご枠フレームによって支持されており、このよ うなかご支持構造として、例えば図4に示すようなものがある。同図において、 符号101はエレベーターのかごであり、このかご101は全体が略四角形の枠 をしたかご枠フレーム102によって支持されている。かご枠フレーム102は かご101の底面側,側面側,上面側にそれぞれ位置するプランクチャンネル1 03,アップライトチャンネル104,クロスヘッドチャンネル105からなっ ている。
【0003】 クロスヘッドチャンネルにはロープ(図示せず)が止着されており、このロー プを巻上機等によって牽引すると、かご枠フレームを介してかごは引き上げられ る。このとき、かごはこの両側に位置するガイドレール110によって案内され る。かご101はプランクチャンネル103に取付けられたプラットフォーム1 06に載置される形で設けられている。プラットフォーム106とかご101と の間には、かご101にかかる荷重を検出するためのロードセンサ107が介装 されている。
【0004】 ところで、ロードセンサ107がかご101にかかる荷重を検出するためには 、かご101に荷重がかかったときに、このかご101はかご枠フレーム102 に対して下方にずれる(沈む)ようになっていなければならない。そこで、かご 101はかご枠フレーム102のアップライトチャンネル104にがっしりと固 定・支持されるのではなく、図5および図6に示すようにロッキングローラ10 8を介して支持されている。かご101の頂面101aの端部には基台板109 が取り付けられており、この基台板109にはアップライトチャンネル104に 接するロッキングローラ108が複数固定されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のエレベーターのかご支持構造にあっては、ア ップライトチャンネル104に接しているロッキングローラ108が、かご10 1に直に取り付けられているために、かご101がガイドレール110に沿って 上下移動する際に、ガイドレール110からの振動は、かご101に直に伝達さ れることとなっていた。このため、ガイドレール110からの振動によってかご 101に乗っている乗客に不快感を与えるという問題点があった。
【0006】 本考案は、ガイドレールからの振動をかごに伝達させないようにして、乗客に 不快感を与えないようにしたエレベーターのかご支持構造を提供することを目的 としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために、本考案にあっては昇降路内を上下移動する かごと、このかごをロッキングローラを介して支持するアップライトチャンネル とを備えたエレベーターのかご支持構造において、前記ロッキングローラをかご 側に弾性部材を介して取り付けるようにした構成としている。
【0008】
【作用】
かごがガイドレールに沿って昇降路内を上下移動すると、ガイドレールからの 振動はアップライトチャンネルに伝達されるが、アップライトチャンネルとかご 側との間には弾性部材が介装されているので、前記振動はこの弾性部材によって 減衰されてかごにはあまり伝達されない。
【0009】
【実施例】
以下、本考案を図面に基づいて説明する。図1ないし図3は本考案に係るエレ ベーターのかご支持構造の一実施例を示す図である。
【0010】 図1および図2において、符号1はエレベーターのかごであり、このかご1の 側面にはかご枠フレームのアップライトチャンネル2が位置しており、このアッ プライトチャンネル2によってかご1は支持されている。かご1の頂面1aには 断面略コの字型のアングル4が溶接されている。アングル4の上には長孔5aが 形成された基台板5が載置され、長孔5aにボルト6を挿通して、この基台板5 をアングル4に固定している。基台板5には3個のロッキングローラ機構3が設 けられており、このロッキングローラ機構3は断面略コの字型のアップライトチ ャンネル2の三側面に接している。
【0011】 アップライトチャンネル2の右側面2aに接するロッキングローラ機構3を図 3に示すと、基台板5には支持台板7が溶接されており、この支持台板7には支 持板8が立設されている。支持板8にはボルト9が貫通されており、このボルト 9の一端側には断面略コの字型の支持部材10が溶接されており、この支持部材 10は支持台板7に載せてあるだけなので、この上を摺動可能となっている。支 持部材10の両側部方には長孔10aがそれぞれ形成され、長孔10aには支持 ピン11が挿入され、この支持ピン11は支持台板7に立設された一対の支持片 12,13に固定支持されている。
【0012】 支持部材10の先端側には、ナイロン製のロッキングローラ14がボルト15 によって片持ちされている。ロッキングローラ14に対してこれを貫通するボル ト15は偏心しており、このためアップライトチャンネル2が相対的に少しずれ ても、これに追従して揺動するようになっている。なお、ロッキングローラ14 は支持部材10にボルト15を介して片持ちされているので、このボルト15が たわむことによってローラ14の周面はアップライトチャンネル2の表面に密着 するようになっている。
【0013】 支持部材10と支持台板7との間には弾性部材としての圧縮スプリング16が 縮設され、この圧縮スプリング16はロッキングローラ14をアップライトチャ ンネル2に向けて付勢している。このため、アップライトチャンネル2に接して いるロッキングローラ14とかご1側との間に圧縮スプリング16が縮設されて いることから、アップライトチャンネル2に伝達された振動は、圧縮スプリング 16によって減衰されることになり、かご1にはあまり伝達されない。また、ロ ッキングローラ14に一端が溶接されたボルト9は、圧縮スプリング16内を挿 通しており、この他端側にはダブルナット17が取り付けられている。
【0014】 かご1がガイドレールに沿って昇降路内を上下移動すると、ガイドレールから の振動はアップライトチャンネル2に伝達されるが、アップライトチャンネル2 とかご1側との間には圧縮スプリング16が介装されているので、前記振動はこ の圧縮スプリング16によって減衰されてかご1にはあまり伝達されない。
【0015】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、ロッキングローラをかご側に弾性部材 を介して取り付けたので、かごの上下移動時におけるガイドレールからの振動は 、前記弾性部材によって減衰されてかごにはあまり伝達されず、かごの乗客に不 快感を与えるようなことはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るエレベーターのかご支持構造の一
実施例を示す正面図
【図2】本考案に係るエレベーターのかご支持構造の一
実施例を示す平面図
【図3】図1中B矢視拡大斜視図
【図4】従来のエレベーターのかごの斜視図
【図5】図4中A矢視部の正面図
【図6】図4中A矢視部の平面図
【符号の説明】
1…かご 2…アップライトチャンネル 14…ロッキングローラ 16…圧縮スプリング

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇降路内を上下移動するかごと、このか
    ごをロッキングローラを介して支持するアップライトチ
    ャンネルとを備えたエレベーターのかご支持構造におい
    て、前記ロッキングローラをかご側に弾性部材を介して
    取り付けたことを特徴とするエレベーターのかご支持構
    造。
JP1993058629U 1993-10-29 1993-10-29 エレベーターのかご支持構造 Expired - Lifetime JP2573875Y2 (ja)

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JP1993058629U JP2573875Y2 (ja) 1993-10-29 1993-10-29 エレベーターのかご支持構造

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JPH0728168U true JPH0728168U (ja) 1995-05-23
JP2573875Y2 JP2573875Y2 (ja) 1998-06-04

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002128428A (ja) * 2000-10-30 2002-05-09 Toshiba Corp エレベータおよびかご支え
WO2013167929A1 (en) * 2012-05-10 2013-11-14 Otis Elevator Company Elevator car assembly

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58102575U (ja) * 1982-01-06 1983-07-12 株式会社日立製作所 乗かご振れ止め装置
JPH04197978A (ja) * 1990-11-28 1992-07-17 Mitsubishi Electric Corp エレベーター用案内装置

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