JPH0728157B2 - 電子部品装着装置 - Google Patents
電子部品装着装置Info
- Publication number
- JPH0728157B2 JPH0728157B2 JP60271854A JP27185485A JPH0728157B2 JP H0728157 B2 JPH0728157 B2 JP H0728157B2 JP 60271854 A JP60271854 A JP 60271854A JP 27185485 A JP27185485 A JP 27185485A JP H0728157 B2 JPH0728157 B2 JP H0728157B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape
- electronic component
- shaped component
- suction head
- push
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Specific Conveyance Elements (AREA)
- Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
- Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
- Closing Of Containers (AREA)
- Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はチップ型抵抗、チップ型積層コンデンサに代表
される電子部品を、電子回路を構成する基板上に装着す
る電子部品装着装置に関するものである。
される電子部品を、電子回路を構成する基板上に装着す
る電子部品装着装置に関するものである。
従来の技術 従来、電子部品装着装置としては、特開昭55−118698号
公報に開示されているようなものが知られている。
公報に開示されているようなものが知られている。
その電子部品装着装置で用いられているテープ状部品集
合体Aは、第6図に示すように、テープ本体aに所定ピ
ッチで一列に多数の収容凹部bを形成し、ここに電子部
品cを収容するとともに、テープ本体aの表面にシール
テープdを貼着して前記電子部品cを保持するように構
成されている。
合体Aは、第6図に示すように、テープ本体aに所定ピ
ッチで一列に多数の収容凹部bを形成し、ここに電子部
品cを収容するとともに、テープ本体aの表面にシール
テープdを貼着して前記電子部品cを保持するように構
成されている。
電子部品装着装置は、前記テープ状部品集合体Aを送り
装置gにて一方向に間欠的に送り、テープ剥離装置hに
てシールテープを剥離して巻き取り、収容凹部b内に収
容された電子部品cを吸着ヘッドiで吸着して取り出
し、この吸着ヘッドiにて基板j上の所定位置に装着す
るように構成されている。
装置gにて一方向に間欠的に送り、テープ剥離装置hに
てシールテープを剥離して巻き取り、収容凹部b内に収
容された電子部品cを吸着ヘッドiで吸着して取り出
し、この吸着ヘッドiにて基板j上の所定位置に装着す
るように構成されている。
また、シールテープdを剥離した後に、テープ状部品集
合体Aの移動により電子部品cが動いて収容凹部b内で
不正な姿勢になったり、抜け出したりして吸着ヘッドi
による吸着が失敗するのを防止するため、収容凹部bの
開口を閉止した状態でテープ状部品集合体とともに移動
し、テープ状部品集合体の移動後元の位置に後退するよ
うにして閉止部材を設けて吸着の直前に収容凹部bを開
放するようにしたものも提案されている。
合体Aの移動により電子部品cが動いて収容凹部b内で
不正な姿勢になったり、抜け出したりして吸着ヘッドi
による吸着が失敗するのを防止するため、収容凹部bの
開口を閉止した状態でテープ状部品集合体とともに移動
し、テープ状部品集合体の移動後元の位置に後退するよ
うにして閉止部材を設けて吸着の直前に収容凹部bを開
放するようにしたものも提案されている。
また、吸着ヘッドiによる電子部品cの吸着を確実にす
るため、吸着時に電子部品cを突き上げピンで下方から
突き上げるようにしたものも提案されている。
るため、吸着時に電子部品cを突き上げピンで下方から
突き上げるようにしたものも提案されている。
さらに、テープ状部品集合体Aとして、収容凹部bを複
数列形成して一つのテープ状部品集合体Aに多数の電子
部品cを収容できるようにして作業能率を高めたものも
知られている。
数列形成して一つのテープ状部品集合体Aに多数の電子
部品cを収容できるようにして作業能率を高めたものも
知られている。
発明が解決しようとする問題点 ところが、上記複数列の収容凹部を備えたテープ状部品
集合体を用いるようにした電子部品装着装置において、
吸着失敗を無くすために吸着時に突き上げピンで電子部
品を突き上げるようにすると、上記のような閉止部材を
設けても複数列の収容凹部が一度に開放されることにな
り、吸着ヘッドで電子部品を吸着する時にその収容凹部
の閉止部材のみを開放して他の収容凹部は閉止部材で閉
止状態を保持したままにすることは不可能であり、他の
列の吸着動作時に突き上げピンの動作の影響を受けて電
子部品が不正な姿勢になったり、抜け出したりして、吸
着を失敗する虞れがあるという問題がある。
集合体を用いるようにした電子部品装着装置において、
吸着失敗を無くすために吸着時に突き上げピンで電子部
品を突き上げるようにすると、上記のような閉止部材を
設けても複数列の収容凹部が一度に開放されることにな
り、吸着ヘッドで電子部品を吸着する時にその収容凹部
の閉止部材のみを開放して他の収容凹部は閉止部材で閉
止状態を保持したままにすることは不可能であり、他の
列の吸着動作時に突き上げピンの動作の影響を受けて電
子部品が不正な姿勢になったり、抜け出したりして、吸
着を失敗する虞れがあるという問題がある。
本発明は上記問題点を解消することを目的とするもので
ある。
ある。
問題点を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するため、複数列の収容凹部内
に電子部品を収容するとともにその開口をシールテープ
で閉鎖したテープ状部品集合体の移動経路にシールテー
プ剥離位置を設け、この位置において前記テープ状部品
集合体のシールテープを剥離するテープ剥離装置を備え
るとともに、前記シールテープが剥離された収容凹部の
開口を開閉する複数の閉止部材を収容凹部の各列に対応
させて配設するとともに、テープ状部品集合体の下方に
これら各収容凹部の内部の電子部品を突き上げる突き上
げピンを配設し、さらに、前記収容凹部内の電子部品を
吸着し収容凹部外へ取出し可能に往復動可能な吸着ヘッ
ド及び前記複数の閉止部材を選択的に作動可能な閉止部
材駆動手段を備えたことを特徴とするものである。
に電子部品を収容するとともにその開口をシールテープ
で閉鎖したテープ状部品集合体の移動経路にシールテー
プ剥離位置を設け、この位置において前記テープ状部品
集合体のシールテープを剥離するテープ剥離装置を備え
るとともに、前記シールテープが剥離された収容凹部の
開口を開閉する複数の閉止部材を収容凹部の各列に対応
させて配設するとともに、テープ状部品集合体の下方に
これら各収容凹部の内部の電子部品を突き上げる突き上
げピンを配設し、さらに、前記収容凹部内の電子部品を
吸着し収容凹部外へ取出し可能に往復動可能な吸着ヘッ
ド及び前記複数の閉止部材を選択的に作動可能な閉止部
材駆動手段を備えたことを特徴とするものである。
作用 本発明は上記した構成を有するので、複数列の収容凹部
を備えたテープ状部品集合体を用いて電子部品を装着す
る際に、シールテープが剥離された後も収容凹部の開口
が閉止部材にて閉じられているため電子部品は確実に保
持されており、かつ吸着ヘッドにより電子部品を吸着し
て取出すときにその電子部品を収容している収容凹部の
閉止部材だけを駆動してその開口を開放することによっ
て、他の列の収容凹部は閉止部材で閉止した状態に保持
でき、そのため吸着動作時に確実に吸着できるように突
き上げピンで電子部品を下方から突き上げても他の列の
電子部品が不測に動いて不正な姿勢になったり、抜け出
したりすることがなく、吸着失敗を生ずる虞れが無くな
る。
を備えたテープ状部品集合体を用いて電子部品を装着す
る際に、シールテープが剥離された後も収容凹部の開口
が閉止部材にて閉じられているため電子部品は確実に保
持されており、かつ吸着ヘッドにより電子部品を吸着し
て取出すときにその電子部品を収容している収容凹部の
閉止部材だけを駆動してその開口を開放することによっ
て、他の列の収容凹部は閉止部材で閉止した状態に保持
でき、そのため吸着動作時に確実に吸着できるように突
き上げピンで電子部品を下方から突き上げても他の列の
電子部品が不測に動いて不正な姿勢になったり、抜け出
したりすることがなく、吸着失敗を生ずる虞れが無くな
る。
実施例 以下、本発明の一実施例について、第1図〜第5図を参
照しながら説明する。
照しながら説明する。
この電子部品装着装置で用いるテープ状部品集合体1
は、第5図に示すように、保持テープ2に電子部品を収
容する多数の収容凹部3が所定ピッチで3列状に形成さ
れるとともに、保持テープ2の両側縁部に多数の送り穴
4が所定ピッチで形成されており、この保持テープ2の
収容凹部3内に電子部品P(図示せず。第3図を参
照。)を収容した後、保持テープ2の上面に3列の収容
凹部3の開口を閉鎖するようにシールテープ5を貼着し
て構成されている。また前記保持テープ2は、第3図に
示すように、収容凹部3を形成する貫通孔を穿設された
厚肉のテープ本体2aと収容凹部3の底壁を形成するよう
にテープ本体2aの下面に貼着された薄い支持テープ2bと
から構成されている。
は、第5図に示すように、保持テープ2に電子部品を収
容する多数の収容凹部3が所定ピッチで3列状に形成さ
れるとともに、保持テープ2の両側縁部に多数の送り穴
4が所定ピッチで形成されており、この保持テープ2の
収容凹部3内に電子部品P(図示せず。第3図を参
照。)を収容した後、保持テープ2の上面に3列の収容
凹部3の開口を閉鎖するようにシールテープ5を貼着し
て構成されている。また前記保持テープ2は、第3図に
示すように、収容凹部3を形成する貫通孔を穿設された
厚肉のテープ本体2aと収容凹部3の底壁を形成するよう
にテープ本体2aの下面に貼着された薄い支持テープ2bと
から構成されている。
このテープ状部品集合体1は、第1図及び第2図に示す
ような電子部品装着装置にセットされる。この電子部品
装着装置は、前記送り穴4に係合する歯輪7を備えた送
り装置6と、前記シールテープ5を押え板9の前方位置
で剥離して巻き取るテープ剥離装置8と、前記収容凹部
3内の電子部品を吸着して取り出し、図外のプリント基
板の所定位置に装着する吸着ヘッド10とを備えている。
前記テープ剥離装置8は、剥離したシールテープを巻き
取るリール20を備えており、このリール20は、図示しな
い駆動モータにて前記送り装置6による送り動作と同期
して駆動されるか、又は前記送り装置6に連動して回転
するように連動機構にて連結されている。
ような電子部品装着装置にセットされる。この電子部品
装着装置は、前記送り穴4に係合する歯輪7を備えた送
り装置6と、前記シールテープ5を押え板9の前方位置
で剥離して巻き取るテープ剥離装置8と、前記収容凹部
3内の電子部品を吸着して取り出し、図外のプリント基
板の所定位置に装着する吸着ヘッド10とを備えている。
前記テープ剥離装置8は、剥離したシールテープを巻き
取るリール20を備えており、このリール20は、図示しな
い駆動モータにて前記送り装置6による送り動作と同期
して駆動されるか、又は前記送り装置6に連動して回転
するように連動機構にて連結されている。
前記吸着ヘッド10の配置位置と前記シールテープ5の剥
離位置との間にはテープ状部品集合体1の上面を覆う被
覆板11が配設され、テープ状部品集合体1の移動時に電
子部品Pが抜け出さないようにされている。前記吸着ヘ
ッド10は各列の収容凹部3の上方に対向位置し得るよう
にテープ状部品集合体1の幅方向に位置変更可能に構成
されている。また、テープ状部品集合体1の下方には、
前記吸着ヘッド10に対向位置するとともに連動して移動
するシリンダ装置やソレノイドなどの押上げ手段12が配
設されている。前記被覆板11の前部、即ち吸着ヘッド10
配置位置下方には前記収容凹部3の開口を閉じる閉止部
材13が収容凹部3の各列毎に配設され、かつ前記被覆板
11に形成されたスリット14内に進入した開放位置に各別
に移動し得るようにそれぞれシリンダ装置15に連結支持
されている。また、テープ状部品集合体1と前記押上げ
手段12との間には各列の収容凹部3に対向位置して3本
の突き上げピン16が支持ブロック17にて上昇可能に支持
されており、前記押上げ手段12にて各別に突き上げ可能
に構成されている。18は、送り装置6部分における保持
テープ2のガイドである。
離位置との間にはテープ状部品集合体1の上面を覆う被
覆板11が配設され、テープ状部品集合体1の移動時に電
子部品Pが抜け出さないようにされている。前記吸着ヘ
ッド10は各列の収容凹部3の上方に対向位置し得るよう
にテープ状部品集合体1の幅方向に位置変更可能に構成
されている。また、テープ状部品集合体1の下方には、
前記吸着ヘッド10に対向位置するとともに連動して移動
するシリンダ装置やソレノイドなどの押上げ手段12が配
設されている。前記被覆板11の前部、即ち吸着ヘッド10
配置位置下方には前記収容凹部3の開口を閉じる閉止部
材13が収容凹部3の各列毎に配設され、かつ前記被覆板
11に形成されたスリット14内に進入した開放位置に各別
に移動し得るようにそれぞれシリンダ装置15に連結支持
されている。また、テープ状部品集合体1と前記押上げ
手段12との間には各列の収容凹部3に対向位置して3本
の突き上げピン16が支持ブロック17にて上昇可能に支持
されており、前記押上げ手段12にて各別に突き上げ可能
に構成されている。18は、送り装置6部分における保持
テープ2のガイドである。
以上の構成において、テープ状部品集合体1は、送り装
置6によって第2図の矢印方向に1ピッチづつ間欠移動
される。その移動する間にまずテープ剥離装置8でシー
ルテープ5が剥離された後、被覆板11の下を通過して吸
着ヘッド10の下方位置に達する。前記送り装置6は各収
容凹部3が吸着ヘッド10の下方位置で順次停止するよう
に制御される。この間欠移動時には、シールテープ5の
剥離後も収容凹部3の開口が被覆板11及び閉止部材13に
て閉じられているので、内部の電子部品Pは確実に保持
されている。テープ状部品集合体1が停止すると、吸着
ヘッド10の下方に位置する3列の収容凹部3の内、電子
部品Pを取り出すべき任意の収容凹部3に対向位置する
ように吸着ヘッド10が移動し、それと同時に押上げ手段
12もその収容凹部3に対向する突き上げピン16の下方位
置に移動する。次いで第3図に矢印で示すように、吸着
ヘッド10の下降に先立って吸着ヘッド10が対向位置して
いる収容凹部3の開口を閉止している閉止部材13がシリ
ンダ装置15にて開放位置に移動し、続いて吸着ヘッド10
が下降するとともに押上げ手段12が作動して突き上げピ
ン16が上昇し、第3図の状態から第4図に示すように、
収容凹部3内の電子部品5が吸着ヘッド10にて吸着され
るとともに突き上げピン16が収容凹部3の底壁を貫通し
て電子部品Pを押しあげ、電子部品Pが吸着ヘッド10に
確実に吸着されるようにする。こうして、電子部品Pは
吸着ヘッド10にてピックアップされ、この吸着ヘッド10
にて図外のプリント基板に装着される。その間、他の列
の収容凹部3の開口は閉止部材13にて閉じられたままで
あり、内部の電子部品Pは確実に保持されており、突き
上げピン16による突き上げ動作時に不正な姿勢になった
り、抜け出したりすることはない。電子部品Pを取り出
された保持テープ2は順次送り装置6の歯輪7に巻き付
いてテープ状部品集合体1を移動駆動する作用を果たす
とともに反転し、ガイド18に沿って図外の適宜切断装置
に向かって移動し、切断されて廃棄される。
置6によって第2図の矢印方向に1ピッチづつ間欠移動
される。その移動する間にまずテープ剥離装置8でシー
ルテープ5が剥離された後、被覆板11の下を通過して吸
着ヘッド10の下方位置に達する。前記送り装置6は各収
容凹部3が吸着ヘッド10の下方位置で順次停止するよう
に制御される。この間欠移動時には、シールテープ5の
剥離後も収容凹部3の開口が被覆板11及び閉止部材13に
て閉じられているので、内部の電子部品Pは確実に保持
されている。テープ状部品集合体1が停止すると、吸着
ヘッド10の下方に位置する3列の収容凹部3の内、電子
部品Pを取り出すべき任意の収容凹部3に対向位置する
ように吸着ヘッド10が移動し、それと同時に押上げ手段
12もその収容凹部3に対向する突き上げピン16の下方位
置に移動する。次いで第3図に矢印で示すように、吸着
ヘッド10の下降に先立って吸着ヘッド10が対向位置して
いる収容凹部3の開口を閉止している閉止部材13がシリ
ンダ装置15にて開放位置に移動し、続いて吸着ヘッド10
が下降するとともに押上げ手段12が作動して突き上げピ
ン16が上昇し、第3図の状態から第4図に示すように、
収容凹部3内の電子部品5が吸着ヘッド10にて吸着され
るとともに突き上げピン16が収容凹部3の底壁を貫通し
て電子部品Pを押しあげ、電子部品Pが吸着ヘッド10に
確実に吸着されるようにする。こうして、電子部品Pは
吸着ヘッド10にてピックアップされ、この吸着ヘッド10
にて図外のプリント基板に装着される。その間、他の列
の収容凹部3の開口は閉止部材13にて閉じられたままで
あり、内部の電子部品Pは確実に保持されており、突き
上げピン16による突き上げ動作時に不正な姿勢になった
り、抜け出したりすることはない。電子部品Pを取り出
された保持テープ2は順次送り装置6の歯輪7に巻き付
いてテープ状部品集合体1を移動駆動する作用を果たす
とともに反転し、ガイド18に沿って図外の適宜切断装置
に向かって移動し、切断されて廃棄される。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、種々に
変更して実施することが可能である。例えば、上記実施
例では複数の突き上げピン16を上昇可能に配設し、吸着
ヘッド10と連動して移動する押上げ手段12で突き上げピ
ン16を各別に動作させるようにしたが、各突き上げピン
16にそれぞれ駆動手段を設けて吸着ヘッド10に対向する
突き上げピン16を作動させるようにしてもよい。また閉
止部材13を常時吸着ヘッド10の下方位置で停止させ、吸
着ヘッド10の下降動作時のみ開放位置に移動させるよう
にしたものを例示したが、テープ状部品集合体1ととも
に前進移動し、吸着ヘッド10が対向位置するとその閉止
部材13が順次後退移動し、次のテープ状部品集合体1の
移動時にすべての閉止部材13がテープ状部品集合体1と
ともに前進移動させるようにしてもよい。
変更して実施することが可能である。例えば、上記実施
例では複数の突き上げピン16を上昇可能に配設し、吸着
ヘッド10と連動して移動する押上げ手段12で突き上げピ
ン16を各別に動作させるようにしたが、各突き上げピン
16にそれぞれ駆動手段を設けて吸着ヘッド10に対向する
突き上げピン16を作動させるようにしてもよい。また閉
止部材13を常時吸着ヘッド10の下方位置で停止させ、吸
着ヘッド10の下降動作時のみ開放位置に移動させるよう
にしたものを例示したが、テープ状部品集合体1ととも
に前進移動し、吸着ヘッド10が対向位置するとその閉止
部材13が順次後退移動し、次のテープ状部品集合体1の
移動時にすべての閉止部材13がテープ状部品集合体1と
ともに前進移動させるようにしてもよい。
発明の効果 本発明の電子部品装着装置によれば、以上のように複数
列の収容凹部を備えたテープ状部品集合体を用いるの
で、1回のテープ状部品集合体の装着によって多数の電
子部品を保持できて作業能率が向上し、また吸着動作時
に突き上げピンで収容凹部内の電子部品を下方から突き
上げるようにしているので、電子部品を吸着ヘッドで確
実に吸着することができ、しかもシールテープを剥離し
た後も閉止部材で収容凹部の開口を閉じているのでテー
プ状部品集合体の移動時に電子部品が確実に保持され、
かつ吸着ヘッドにて収容凹部内の電子部品を吸着すると
きにその収容凹部に対応する閉止部材のみを駆動してそ
の開口を開放することによって、他の列の収容凹部は閉
止部材で閉止した状態に保持することができ、上記のよ
うに突き上げピンで電子部品を突き上げるようにしても
他の列の電子部品が不測に動いて不正な姿勢になった
り、抜け出したりすることがなく、吸着失敗を生ずる虞
れが無くなる等、大なる効果を発揮する。
列の収容凹部を備えたテープ状部品集合体を用いるの
で、1回のテープ状部品集合体の装着によって多数の電
子部品を保持できて作業能率が向上し、また吸着動作時
に突き上げピンで収容凹部内の電子部品を下方から突き
上げるようにしているので、電子部品を吸着ヘッドで確
実に吸着することができ、しかもシールテープを剥離し
た後も閉止部材で収容凹部の開口を閉じているのでテー
プ状部品集合体の移動時に電子部品が確実に保持され、
かつ吸着ヘッドにて収容凹部内の電子部品を吸着すると
きにその収容凹部に対応する閉止部材のみを駆動してそ
の開口を開放することによって、他の列の収容凹部は閉
止部材で閉止した状態に保持することができ、上記のよ
うに突き上げピンで電子部品を突き上げるようにしても
他の列の電子部品が不測に動いて不正な姿勢になった
り、抜け出したりすることがなく、吸着失敗を生ずる虞
れが無くなる等、大なる効果を発揮する。
第1図は本発明の一実施例の要部の斜視図、第2図は同
全体構成を示す部分断面概略正面図、第3図及び第4図
は要部の動作説明図、第5図はテープ状部品集合体の平
面図、第6図は従来例における部品装着機の部分断面正
面図である。 1……テープ状部品集合体 3……収容凹部 5……シールテープ 8……テープ剥離装置 10……吸着ヘッド 13……閉止部材 15……シリンダ装置(閉止部材駆動手段) 16……突き上げピン P……電子部品。
全体構成を示す部分断面概略正面図、第3図及び第4図
は要部の動作説明図、第5図はテープ状部品集合体の平
面図、第6図は従来例における部品装着機の部分断面正
面図である。 1……テープ状部品集合体 3……収容凹部 5……シールテープ 8……テープ剥離装置 10……吸着ヘッド 13……閉止部材 15……シリンダ装置(閉止部材駆動手段) 16……突き上げピン P……電子部品。
Claims (1)
- 【請求項1】複数列の収容凹部内に電子部品を収容する
とともにその開口をシールテープで閉鎖したテープ状部
品集合体の移動経路にシールテープ剥離位置を設け、こ
の位置において前記テープ状部品集合体のシールテープ
を剥離するテープ剥離装置を備えるとともに、前記シー
ルテープが剥離された収容凹部の開口を開閉する複数の
閉止部材を収容凹部の各列に対応させて配設するととも
に、テープ状部品集合体の下方にこれら各収容凹部の内
部の電子部品を突き上げる突き上げピンを配設し、さら
に、前記収容凹部内の電子部品を吸着し収容凹部外へ取
出し可能に往復動可能な吸着ヘッド及び前記複数の閉止
部材を選択的に作動可能な閉止部材駆動手段を備えた電
子部品装着装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60271854A JPH0728157B2 (ja) | 1985-12-03 | 1985-12-03 | 電子部品装着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60271854A JPH0728157B2 (ja) | 1985-12-03 | 1985-12-03 | 電子部品装着装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62130600A JPS62130600A (ja) | 1987-06-12 |
JPH0728157B2 true JPH0728157B2 (ja) | 1995-03-29 |
Family
ID=17505803
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60271854A Expired - Lifetime JPH0728157B2 (ja) | 1985-12-03 | 1985-12-03 | 電子部品装着装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0728157B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4810154A (en) * | 1988-02-23 | 1989-03-07 | Molex Incorporated | Component feeder apparatus and method for vision-controlled robotic placement system |
DE10056326A1 (de) * | 2000-11-14 | 2002-05-29 | Siemens Ag | Bestückelement-Freigabeeinrichtung für Mehrfach-Bestückelementgurte und Freigabesystem für Bestückelemente |
JP5096261B2 (ja) | 2008-08-19 | 2012-12-12 | 株式会社プレックス | 布片処理装置 |
-
1985
- 1985-12-03 JP JP60271854A patent/JPH0728157B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62130600A (ja) | 1987-06-12 |
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