JPH0728142B2 - 電気品保護装置 - Google Patents
電気品保護装置Info
- Publication number
- JPH0728142B2 JPH0728142B2 JP59155287A JP15528784A JPH0728142B2 JP H0728142 B2 JPH0728142 B2 JP H0728142B2 JP 59155287 A JP59155287 A JP 59155287A JP 15528784 A JP15528784 A JP 15528784A JP H0728142 B2 JPH0728142 B2 JP H0728142B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- protective cover
- protection device
- starting device
- compressor
- electrical equipment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2400/00—General features or devices for refrigeration machines, plants or systems, combined heating and refrigeration systems or heat-pump systems, i.e. not limited to a particular subgroup of F25B
- F25B2400/07—Details of compressors or related parts
- F25B2400/077—Compressor control units, e.g. terminal boxes, mounted on the compressor casing wall containing for example starter, protection switches or connector contacts
Landscapes
- Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
- Compressor (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は電気品保護装置に係り、特に冷蔵庫等に使用さ
れる圧縮機の始動装置および過負荷保護装置の保護カバ
ーとして好適なものである。
れる圧縮機の始動装置および過負荷保護装置の保護カバ
ーとして好適なものである。
従来の冷蔵庫用圧縮機の電気品保護装置は実開昭56-178
77号公報の従来例の如く、始動装置と過負荷保護装置を
別個に圧縮機に取付けた後保護カバーを取付けていた
が、組立ての自動化や生産スピードアップにより、一体
取付けの必要性が強く、前記実開昭56-17877号公報は第
３図の如く、始動装置15および過負荷保護装置16を取付
台17を用いて保護カバー18に一体取付けした後圧縮機に
取付けたものであるが、始動装置15が単体では半完成品
で、端子金具19,19および電極受20と共に取付台17に設
置して始めて完成品となるため、作業工程が複雑で始動
装置15、過負荷保護装置16の単体での特性試験時の端子
部15a,16aへの電気的接続が挿入式のような単純な方法
がとれないため、クリップによる挟持方法をとらなけれ
ばならず自動化しにくかった。また、保護カバー18に始
動装置15の嵌合穴18aがあり、水がかかった場合を想定
した注水試験時に水が保護カバー18内に侵入するため、
圧縮機外殻に防水用のプロテクタを設けていた。しかる
に近年の圧縮機の小形化や、横形ロータリ方式化によ
り、始動装置取付部の面積が小さくなり、保護カバー18
の上側にプロテクタを設置する余裕がなく、上記の如き
従来の電気品保護装置では満足できなくなった。また上
記従来例の保護カバー18、始動装置15および取付台17の
取付けは保護カバー18の内側に係止リブ18bを設けて、
この係止リブ18bを取付台側面17aに引掛けることにより
取付けていたため、始動装置15と保護カバー18間にガタ
つきがあるため、圧縮機への取付けばねは始動装置上部
15bに係止しており、保護カバー18の嵌合穴18aは省けな
かった。更に係止リブ18bは型抜き方向と逆テーパのた
め、係止リブ18b部を割り型とし、スライドして型抜き
を行なうため、保護カバー18の成形時間がかかりコスト
アップの要因であると共に、型寿命が短いという欠点が
あった。
77号公報の従来例の如く、始動装置と過負荷保護装置を
別個に圧縮機に取付けた後保護カバーを取付けていた
が、組立ての自動化や生産スピードアップにより、一体
取付けの必要性が強く、前記実開昭56-17877号公報は第
３図の如く、始動装置15および過負荷保護装置16を取付
台17を用いて保護カバー18に一体取付けした後圧縮機に
取付けたものであるが、始動装置15が単体では半完成品
で、端子金具19,19および電極受20と共に取付台17に設
置して始めて完成品となるため、作業工程が複雑で始動
装置15、過負荷保護装置16の単体での特性試験時の端子
部15a,16aへの電気的接続が挿入式のような単純な方法
がとれないため、クリップによる挟持方法をとらなけれ
ばならず自動化しにくかった。また、保護カバー18に始
動装置15の嵌合穴18aがあり、水がかかった場合を想定
した注水試験時に水が保護カバー18内に侵入するため、
圧縮機外殻に防水用のプロテクタを設けていた。しかる
に近年の圧縮機の小形化や、横形ロータリ方式化によ
り、始動装置取付部の面積が小さくなり、保護カバー18
の上側にプロテクタを設置する余裕がなく、上記の如き
従来の電気品保護装置では満足できなくなった。また上
記従来例の保護カバー18、始動装置15および取付台17の
取付けは保護カバー18の内側に係止リブ18bを設けて、
この係止リブ18bを取付台側面17aに引掛けることにより
取付けていたため、始動装置15と保護カバー18間にガタ
つきがあるため、圧縮機への取付けばねは始動装置上部
15bに係止しており、保護カバー18の嵌合穴18aは省けな
かった。更に係止リブ18bは型抜き方向と逆テーパのた
め、係止リブ18b部を割り型とし、スライドして型抜き
を行なうため、保護カバー18の成形時間がかかりコスト
アップの要因であると共に、型寿命が短いという欠点が
あった。
本発明の目的は前記従来の電気品保護装置の問題点を改
良し、圧縮機の小形化に適合した電気品保護装置を提供
することにある。
良し、圧縮機の小形化に適合した電気品保護装置を提供
することにある。
即ち、冷蔵庫圧縮機部に用いられる電気品保護装置とし
て必要な始動装置および過負荷保護装置の取付け性，上
記電気品の防水および電気絶縁性，並びに圧縮機の振動
に対する強度，騒音の各項目を満足し且つ、安価な構造
とするため、各独立して纒められた始動装置および過負
荷保護装置を保護カバー内に圧入により収納し上記３者
を一体として圧縮機に取付けんとするものである。
て必要な始動装置および過負荷保護装置の取付け性，上
記電気品の防水および電気絶縁性，並びに圧縮機の振動
に対する強度，騒音の各項目を満足し且つ、安価な構造
とするため、各独立して纒められた始動装置および過負
荷保護装置を保護カバー内に圧入により収納し上記３者
を一体として圧縮機に取付けんとするものである。
以下本発明の一実施例を第１図および第２図にて説明す
る。まず第１図において、１は横形ロータリ圧縮機の外
殻側面で圧縮機内部モータと始動装置２とを電気的に接
続するための電極棒3,3を有している。４は過負荷保護
装置、５は保護カバー、６は押えばねを示す。始動装置
２は正特性サーミスタ７を内蔵したケース8,蓋９および
ケース８と蓋９を取付ける板ばね10および電極棒3,3ま
たは正特性サーミスタ７に接続された端子11,11,11より
構成された無接点形始動装置で圧縮機外殻１の電極棒3,
3に直接接続されるものである。なお上記電極棒3,3およ
び電極受け2a,2a,2aは第３図の如く正三角状に各３個あ
る。12は圧縮機外殻１に設けられた取付足で圧縮機自身
を冷蔵庫へ取付けるための取付穴12a,12aおよび押えば
ね取付用の係止穴12b,12bを有している。また13は過負
荷保護装置４の端子を示す。
る。まず第１図において、１は横形ロータリ圧縮機の外
殻側面で圧縮機内部モータと始動装置２とを電気的に接
続するための電極棒3,3を有している。４は過負荷保護
装置、５は保護カバー、６は押えばねを示す。始動装置
２は正特性サーミスタ７を内蔵したケース8,蓋９および
ケース８と蓋９を取付ける板ばね10および電極棒3,3ま
たは正特性サーミスタ７に接続された端子11,11,11より
構成された無接点形始動装置で圧縮機外殻１の電極棒3,
3に直接接続されるものである。なお上記電極棒3,3およ
び電極受け2a,2a,2aは第３図の如く正三角状に各３個あ
る。12は圧縮機外殻１に設けられた取付足で圧縮機自身
を冷蔵庫へ取付けるための取付穴12a,12aおよび押えば
ね取付用の係止穴12b,12bを有している。また13は過負
荷保護装置４の端子を示す。
保護カバー５は圧縮機外殻１側を開口部5aとした箱状プ
ラスチック成形品で始動装置２のケース８の溝部8aに嵌
合し始動装置２の側面を挟持するリブ5bを有すると共
に、上記ケース８の下方に設けた溝穴8bに嵌合し且つ始
動装置２を保護カバー５の上面へ押圧する突片5cを有す
る。なお上記溝穴8bは第３図の如く始動装置２の３ケの
電極受け2a,2a,2aの略中央部に設け、ケース８の偏肉防
止を兼ねたものである。また突片5cは凸状段付き部5dを
有し先端を溝穴8bに挿入して取付け案内とし、段付部5d
にてケース８、即ち始動装置２を支持するものである。
更に保護カバー５は中空突片5eを有してケース８の背面
部8cを支持する。なおケース８の背面部8cに上記中空リ
ブに嵌合するボス8dを設けることにより始動装置と保護
カバー５の取付けがより容易で確実なものとなる。
ラスチック成形品で始動装置２のケース８の溝部8aに嵌
合し始動装置２の側面を挟持するリブ5bを有すると共
に、上記ケース８の下方に設けた溝穴8bに嵌合し且つ始
動装置２を保護カバー５の上面へ押圧する突片5cを有す
る。なお上記溝穴8bは第３図の如く始動装置２の３ケの
電極受け2a,2a,2aの略中央部に設け、ケース８の偏肉防
止を兼ねたものである。また突片5cは凸状段付き部5dを
有し先端を溝穴8bに挿入して取付け案内とし、段付部5d
にてケース８、即ち始動装置２を支持するものである。
更に保護カバー５は中空突片5eを有してケース８の背面
部8cを支持する。なおケース８の背面部8cに上記中空リ
ブに嵌合するボス8dを設けることにより始動装置と保護
カバー５の取付けがより容易で確実なものとなる。
一方保護カバー５の下部には略Ｔ字状リブ5fを設けて過
負荷保護装置４を取付けると共に、リード線の引出穴5g
を設けてある。
負荷保護装置４を取付けると共に、リード線の引出穴5g
を設けてある。
以上の構造において組立て手順は始動装置２および過負
荷保護装置４は単独で電気部品専問メーカーにて自動組
立ておよび自動特性試験を行なうことができ、アッセン
ブルメーカーでは保護カバー５へ始動装置２および過負
荷保護装置４を取付けた後一体として圧縮機へ取付けれ
ばよい。始動装置２および過負荷保護装置４共各端子1
1,13が挿入式ファストン端子なので半田付やねじ止めの
必要がなく、部品での特性試験や組立時のリード線接続
が容易である。また始動装置２の保護カバー５への取付
けはケース８の溝部8aに保護カバー５のリブ5b,5bを嵌
合させて押し込めば、突片5cはケース８の半径状背面8c
に添って溝穴8bに嵌合し、始動装置２は上下，左右，背
面を保護カバー５のリブ5b,5b,突片5c,段付部5d,および
中空突片5eにて挟持または支持され、保護カバー５と一
体となし得るものである。過負荷保護装置４も同様にＴ
字状リブ5fと保護カバー５の下辺間に挿入するだけでよ
い。
荷保護装置４は単独で電気部品専問メーカーにて自動組
立ておよび自動特性試験を行なうことができ、アッセン
ブルメーカーでは保護カバー５へ始動装置２および過負
荷保護装置４を取付けた後一体として圧縮機へ取付けれ
ばよい。始動装置２および過負荷保護装置４共各端子1
1,13が挿入式ファストン端子なので半田付やねじ止めの
必要がなく、部品での特性試験や組立時のリード線接続
が容易である。また始動装置２の保護カバー５への取付
けはケース８の溝部8aに保護カバー５のリブ5b,5bを嵌
合させて押し込めば、突片5cはケース８の半径状背面8c
に添って溝穴8bに嵌合し、始動装置２は上下，左右，背
面を保護カバー５のリブ5b,5b,突片5c,段付部5d,および
中空突片5eにて挟持または支持され、保護カバー５と一
体となし得るものである。過負荷保護装置４も同様にＴ
字状リブ5fと保護カバー５の下辺間に挿入するだけでよ
い。
また性能面では、始動装置２は電極棒３に接続されると
共に保護カバー５に各面を挟持または支持されているの
で、押えばねの６にて保護カバー５が取付足12に固定さ
れることにより、始動装置と保護カバー５の当り音が発
生する恐れがない許りでなく、電極棒３と電極受け2aの
電気接続部の圧縮機振動によるゆるみ発生や接触不良の
発生する恐れがなくなる。更に保護カバー５は開口部5a
を外殻１に当接し、下方のリード線引出口5g以外に穴を
設けないので、注水試験に弱い電極棒３部へ水が侵入す
る恐れがないので、圧縮機外殻１に防水用プロテクタを
設ける必要がない。
共に保護カバー５に各面を挟持または支持されているの
で、押えばねの６にて保護カバー５が取付足12に固定さ
れることにより、始動装置と保護カバー５の当り音が発
生する恐れがない許りでなく、電極棒３と電極受け2aの
電気接続部の圧縮機振動によるゆるみ発生や接触不良の
発生する恐れがなくなる。更に保護カバー５は開口部5a
を外殻１に当接し、下方のリード線引出口5g以外に穴を
設けないので、注水試験に弱い電極棒３部へ水が侵入す
る恐れがないので、圧縮機外殻１に防水用プロテクタを
設ける必要がない。
更に保護カバー５は開口部5aと水平方向に型抜きするこ
とにより逆テーパ部分がないので割型にする必要がな
く、成形性がよいので安価である許りでなく難燃性のよ
いガラス入りプラスチックでも容易に成形することがで
きる。
とにより逆テーパ部分がないので割型にする必要がな
く、成形性がよいので安価である許りでなく難燃性のよ
いガラス入りプラスチックでも容易に成形することがで
きる。
以上の如く本発明は始動装置2,過負荷保護装置４および
保護カバー５を容易に一体として圧縮機外殻１へ取付け
られ取付作業が簡単になると共に、自動化が容易となっ
た。また、防水性、耐振動性にも優れた電気品保護装置
を提供し得るものである。
保護カバー５を容易に一体として圧縮機外殻１へ取付け
られ取付作業が簡単になると共に、自動化が容易となっ
た。また、防水性、耐振動性にも優れた電気品保護装置
を提供し得るものである。
第１図は本発明を電気品保護装置の一実施例を示す側面
断面図、第２図は第１図のＡ−Ａ断面図、第３図は従来
例の部品構成分解斜視図、第４図は第３図のＢ−Ｂ断面
図である。 １……圧縮機外殻、２……始動装置、３……電極棒、４
……過負荷保護装置、５……保護カバー、5a……開口
部、5b……リブ、5c……突片、5e……中空突片 ６……
押えばね、８……ケース、8c……ケース背面、10……板
ばね、11……端子。
断面図、第２図は第１図のＡ−Ａ断面図、第３図は従来
例の部品構成分解斜視図、第４図は第３図のＢ−Ｂ断面
図である。 １……圧縮機外殻、２……始動装置、３……電極棒、４
……過負荷保護装置、５……保護カバー、5a……開口
部、5b……リブ、5c……突片、5e……中空突片 ６……
押えばね、８……ケース、8c……ケース背面、10……板
ばね、11……端子。
Claims (2)
- 【請求項１】一端を開口部とした保護カバーと、該保護
カバー内に収納される始動装置と過負荷保護装置とを収
納し、前記開口部を圧縮機外殻に押圧する押えばねを設
け、上記保護カバーの両側面に設けた始動装置を挟持す
るリブと、保護カバーに当接して設けられた始動装置の
ケース背面部とを具備してなることを特徴とする電気品
保護装置。 - 【請求項２】始動装置のケースが、保護カバーの両側面
に設けられたリブに始動装置を挟持するための嵌合用溝
部を備えた特許請求の範囲第１項記載の電気品保護装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59155287A JPH0728142B2 (ja) | 1984-07-27 | 1984-07-27 | 電気品保護装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59155287A JPH0728142B2 (ja) | 1984-07-27 | 1984-07-27 | 電気品保護装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6135594A JPS6135594A (ja) | 1986-02-20 |
| JPH0728142B2 true JPH0728142B2 (ja) | 1995-03-29 |
Family
ID=15602597
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59155287A Expired - Lifetime JPH0728142B2 (ja) | 1984-07-27 | 1984-07-27 | 電気品保護装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0728142B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4862306A (en) * | 1988-12-22 | 1989-08-29 | Texas Instruments Incorporated | Combination motor protector and starter apparatus |
| JP5176666B2 (ja) * | 2008-04-16 | 2013-04-03 | パナソニック株式会社 | 電装品保護装置 |
-
1984
- 1984-07-27 JP JP59155287A patent/JPH0728142B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6135594A (ja) | 1986-02-20 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |