JPH046193Y2 - - Google Patents

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JPH046193Y2
JPH046193Y2 JP1986029617U JP2961786U JPH046193Y2 JP H046193 Y2 JPH046193 Y2 JP H046193Y2 JP 1986029617 U JP1986029617 U JP 1986029617U JP 2961786 U JP2961786 U JP 2961786U JP H046193 Y2 JPH046193 Y2 JP H046193Y2
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JP
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fuse
case
resin
relay terminal
capacitor element
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JP1986029617U
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JPS62142830U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] 本考案は、コンデンサ素子をケース内に収納し
た状態で樹脂によりモールドして成る樹脂モール
ド形コンデンサに関する。
[考案の技術的背景] 例えば冷蔵庫においてコンプレツサと接続して
使用される樹脂モールド形コンデンサは、例えば
フイルム・コンデンサから成るコンデンサ素子を
樹脂でモールドして成るもので、過電流が流れた
場合に焼損する虞れがあり、これを防止するた
め、従来では、ヒユーズをコンデンサ素子に接続
した状態で該コンデンサ素子と共に樹脂で一体に
モールドするようにしたり、或いは外部の配線回
路中においてヒユーズを別途接続するようにして
いた。
[背景技術の問題点] しかしながら上述のうちヒユーズをコンデンサ
素子と共に一体モールドしたものでは、ヒユーズ
が切れた場合そのヒユーズのみの交換ができず、
コンデンサ自体の使用もできなくなつてしまう不
具合があり、これに対して、ヒユーズを外部で別
途接続するようにしたものの場合、ヒユーズの交
換はできるものの、ヒユーズを収納する場所を外
部に別途確保しなければならないという問題点を
有していた。
[考案の目的] 本考案は上記事情に鑑みてなされたものであ
り、その目的は、ヒユーズのみの交換ができ、
又、ヒユーズを収納するスペースを外部に別途確
保せずに済ませ得、加えて製造性も良好に確保し
得る樹脂モールド形コンデンサを提供するにあ
る。
[考案の概要] 本考案は、ケース内にコンデンサ素子を収納す
ると共に、中継端子をケースの一側面部に保持さ
せた状態で、これらを樹脂により一体にモールド
し、これによりヒユーズをコンデンサ素子の一方
の端子と上記中継端子との間に接続できるように
したところに特徴を有するものである。
[考案の実施例] 以下本考案の一実施例につき図面を参照して説
明する。まず第1図において、1は上面が開放し
た細長い矩形状を成すケースであり、又、第1図
の他第2図において2は例えばフイルム・コンデ
ンサから成るコンデンサ素子で、一対の端子3,
4を左、右に有し、この両端子3,4ごとケース
1内に収納している。これに対し5は中継端子
で、左、右両側にフツク部6,6を一体に有し、
このフツク部6,6をケース1の一側壁上端部の
中間部に引掛け係着させることにより、中継端子
5をケース1内に収納し且つケース1の一側面部
に仮止め状態に保持させている。而してこの状態
でケース1内にはエポキシ樹脂等の樹脂7を充填
し、以て一対の端子3,4を有するコンデンサ素
子2及び中継端子5を樹脂7により一体にモール
ドしている。このモールド状態にあつて、コンデ
ンサ素子2の一対の端子3,4及び中継端子5の
夫々の上部は樹脂7の上面から突出している。
尚、8はケース1の側壁部下部に一体に設けた取
付部である。
さて、上述のように構成した樹脂モールド形コ
ンデンサを例えば冷蔵庫における図示しないコン
プレツサの配線回路中に接続する場合には、該コ
ンデンサの上面部においてその接続を行なう。而
してその接続に当たつては、第3図に示すように
ヒユーズ9の一方端9aをリード線等によりコン
デンサ素子2の一方の端子3に接続すると共に、
他方端9bを同じくリード線等により中継端子5
に接続し、そしてコンデンサ素子2の他方の端子
4及び中継端子5を上記コンプレツサの配線回路
中に接続する。
上記実施例によれば、中継端子5をコンデンサ
素子2と一体にモールドし、コンデンサ素子2の
一方の端子3と中継端子5との間にヒユーズ9を
接続するようにしたので、従来のヒユーズを一体
モールドしたものとは違い、例えばヒユーズ9が
切れた場合に該ヒユーズ9のみの交換を行なうこ
とができる。又、ヒユーズ9はコンデンサの上面
部に設け得ることから、ヒユーズ9を収納するス
ペースを外部に別途確保せずに済ませ得る。加え
て、中継端子5をコンデンサ素子2を収納するケ
ース1の一側面部に保持させるようにしたので、
その一側面部に寄せた状態で保持ができ、よつて
ケース1の開口部を狭めることがなく、特にコン
デンサ素子2の一対の端子3,4間をあけたまま
に確保でき、従つてケース1内に樹脂7を充填す
る際にそれを中継端子5に邪魔されず容易に行な
うことができると共に、樹脂7の流れも良好なま
ま維持でき、総じて製造性を良好に確保すること
ができる。しかもこの場合、中継端子5の保持に
はケース1の一側面部を利用しているので、中継
端子5を別途治具等を用いて保持する必要がな
く、製造設備を簡素に留め得る。
尚、本考案は上記し且つ図面に示した実施例に
のみ限定されるものではなく、例えば中継端子5
をケース1の一側面部に保持させるにはフツク部
6,6による引掛け以外にかしめや接着等の手段
の頼るようにしても良い等、要旨を免脱しない範
囲内で適宜変更して実施し得る。
[考案の効果] 本考案は以上の記述にて明らかなように、ケー
ス内にコンデンサ素子を収納すると共に、中継端
子をケースの一側面部に保持させた状態で、これ
らコンデンサ素子及び中継端子を樹脂により一体
にモールドすることにより、ヒユーズをコンデン
サ素子の一方の端子と中継端子との間に接続でき
るようにしたので、ヒユーズのみの交換ができ、
又、ヒユーズを収納するスペースを外部に別途確
保せずに済ませ得、加えて製造性も良好に確保し
得るという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示したもので、第1
図は全体の斜視図、第2図はコンデンサ素子単体
の斜視図、第3図は電気回路図である。 図中、1はケース、2はコンデンサ素子、3,
4は端子、5は中継端子、7は樹脂、9はヒユー
ズである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一対の端子を有するコンデンサ素子をケース内
    に収納した状態で樹脂によりモールドして成るも
    のであつて、中継端子を具え、この中継端子を前
    記ケースの一側面部に保持させた状態で前記樹脂
    によりモールドしたことを特徴とする樹脂モール
    ド形コンデンサ。
JP1986029617U 1986-02-28 1986-02-28 Expired JPH046193Y2 (ja)

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JP1986029617U JPH046193Y2 (ja) 1986-02-28 1986-02-28

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JP1986029617U JPH046193Y2 (ja) 1986-02-28 1986-02-28

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Publication Number Publication Date
JPS62142830U JPS62142830U (ja) 1987-09-09
JPH046193Y2 true JPH046193Y2 (ja) 1992-02-20

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JPS62142830U (ja) 1987-09-09

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