JPH07281381A - 感光材料処理装置用固体処理剤補充装置 - Google Patents

感光材料処理装置用固体処理剤補充装置

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JPH07281381A
JPH07281381A JP6129156A JP12915694A JPH07281381A JP H07281381 A JPH07281381 A JP H07281381A JP 6129156 A JP6129156 A JP 6129156A JP 12915694 A JP12915694 A JP 12915694A JP H07281381 A JPH07281381 A JP H07281381A
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solid
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JP6129156A
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Yorikatsu Miyazawa
頼勝 宮沢
Yutaka Teraoka
豊 寺岡
Hideo Ishii
英雄 石井
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Konica Minolta Inc
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    • G03DAPPARATUS FOR PROCESSING EXPOSED PHOTOGRAPHIC MATERIALS; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03D3/00Liquid processing apparatus involving immersion; Washing apparatus involving immersion
    • G03D3/02Details of liquid circulation
    • G03D3/06Liquid supply; Liquid circulation outside tanks
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 固体処理剤の補充が正確で、補充タイミング
が正確で、さらに操作性の易い固体処理剤をもちいた感
光材料処理装置の補充装置を提供する。 【構成】 固体処理剤Jを溶解した処理槽で感光材料を
処理する感光材料処理装置に固体処理剤Jを補充する感
光材料処理装置において、前記感光材料の処理量を検出
する処理量検出手段31と、前記固体処理剤Jを補充す
る補充機構部を有し、前記補充機構部の単位補充動作回
数を少なくとも1回以上繰り返して固体処理剤Jの所定
量を補充する供給手段35と、前記処理量検出手段31
により検出される前記処理量が前記所定量に達したとき
前記供給手段35で前記所定量を補充すべく制御する所
定量制御手段40と、を備え固体処理剤Jを前記所定量
ずつ補充することを特徴とする処理剤補充装置30であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は固体処理剤を用いた感
光材料処理装置の補充装置に係わり、さらに詳しくは、
特に処理性能の向上をはかるとともに、取扱いのし易い
ハロゲン化銀写真感光材料等の処理装置用補充装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、感光材料処理装置の処理液の補充
方法は補充原液を所定の濃度に希釈し、溶解して感光材
料処理装置に補充していた。所定量の感光材料のネガフ
イルム,印画紙等を処理すると、補充装置の例えばポン
プを一定時間作動させて処理液を処理槽へ補充してい
る。なお、処理液の補充量は間接的に計量されて行われ
ている。
【0003】また、ハロゲン化銀写真感光材料(以下、
感光材料ともいう)は、露光後に、現像,脱銀,洗浄,
安定化等の工程により処理される。この処理は、通常自
動現像機で行われ、補充液による補充方式が一般に用い
られ、処理槽内の処理液の活性度を一定に保つように制
御されてる。補充液による補充方式の場合、感光材料か
らの溶出物の希釈,蒸発量の補充及び消費成分の補充を
目的としており液体による補充の結果として通常オーバ
ーフロー液が多量に排出さる。
【0004】したがって、感光材料の処理を商業的に実
施するには、コストおよび人手作業の軽減,公害負荷の
低減,処理装置のコンパクト化、さらには商品価値の向
上のため、できるだけ少量の処理液で、安定かつ優れた
処理性能を得ることが要求される。
【0005】この要望に応える方法として、WO92/20013
号公報には殆ど全ての補充のための処理剤成分を固体処
理剤化し、直接処理槽に投入する方法が開示されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこの方法
では、固体処理剤が吸湿により処理液に投入されない場
合があった。更に固体処理剤から発生する粉が周辺に散
乱し別の処理槽に混入して写真性能の劣化につながる恐
れがあることがわかった。本出願人は特願平5-152127号
で上記の課題解決に関する出願をした。本発明は次のよ
うなさらなる改良を加えるべくなされたものである。
【0007】1.処理液の補充量は、補充装置のポンプ
等を所定時間作動させるといった間接的な方法で行って
いたため、実際に補充される量との関係が不明確で、ポ
ンプ等の故障時は補充量が不明のため補充できないとい
う問題があり、より優れた処理性能を得るためは、正確
な補充タイミングと、正確な補充量を補充することが必
要であることが分かった。
【0008】また、2.感光材料の処理の失敗は許され
ず、固体処理剤の処理装置内の搬送には高い信頼性が要
求され、万一、異常が発生した場合ば直ちに異常を検知
して処置をとる必要があることが分かった。
【0009】また、3.感光材料の処理は短時間で迅速
に行う必要があり、したがって、感光材料処理装置には
数種類の固体処理剤が使われ、固体処理剤が不足した
り、供給不能になるといった異常の場合に、直ぐ使用不
可能にすると不便であることから、新しい固体処理剤の
入った収納容器(カセット)の準備ができるまで、応急
運転ができると便利であることが分かった。
【0010】更に、4.固体処理剤の吸湿を防止して搬
送をさらに確実にする必要があることが分かった。
【0011】この発明は、上記の課題の少なくとも1つ
を解決すべく成されたもので、処理性能を向上させ、操
作し易い固体処理剤を使用した感光材料処理装置の補充
装置を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的は下記の手段
に達成される。
【0013】(1) 固体処理剤を溶解した処理槽で感光
材料を処理する感光材料処理装置に固体処理剤を補充す
る感光材料処理装置において、前記感光材料の処理量を
検出する処理量検出手段と、前記固体処理剤を補充する
補充機構部を有し、前記補充機構部の単位補充動作回数
を少なくとも1回以上繰り返して固体処理剤の所定量を
補充する供給手段と、前記処理量検出手段により検出さ
れる前記処理量が前記所定量に達したとき前記供給手段
で前記所定量を補充すべく制御する所定量制御手段と、
を備えたことを特徴とする感光材料処理装置用固体処理
剤補充装置である。
【0014】(2) 固体処理剤を溶解した処理槽で感光
材料を処理する感光材料処理装置に固体処理剤を補充す
る感光材料処理装置用固体処理剤補充装置において、前
記固体処理剤を保持する保持部を有する処理剤受容部材
と、前記処理剤受容部材の固体処理剤の有無を検知する
検知手段と、を備えたことを特徴とする感光材料処理装
置用固体処理剤補充装置である。
【0015】(3) 固体処理剤の有無を検知する前記検
知手段が収納容器より処理剤受容部材の保持部へ固体処
理剤が挿入されない時に装填異常を検出し、および/ま
たは処理剤受容部材の保持部より処理槽へ固体処理剤が
排出されない時に排出異常を検出することを特徴とする
(2)項記載の感光材料処理装置用固体処理剤補充装置で
ある。
【0016】(4) 固体処理剤を溶解した処理槽で感光
材料を処理する感光材料処理装置に固体処理剤を処理槽
に補充する感光材料処理装置用固体処理剤補充装置にお
いて、正常時は処理量検出手段により検出された感光材
料の処理量に基づいて固体処理剤を補充し、異常時は継
続して運転を継続しながら不足量を記憶し、異常回復後
は前記不足量の記憶を呼び出し不足分を連続して補充す
ることを特徴とする感光材料処理装置用固体処理剤補充
装置である。
【0017】(5) 固体処理剤を溶解した処理槽で感光
材料を処理する感光材料処理装置に固体処理剤を補充す
る感光材料処理装置用固体処理剤補充装置において、固
体処理剤の入力部と出口部を有するハウジング部材と、
該ハウジング部材の内周面に回転可能に配置された固体
処理剤を保持する保持部を有する処理剤受容部材と、該
処理剤受容部材に取り付けられた防湿手段と、前記処理
剤受容部材の一方の回転で固体処理剤を搬送し、前記回
転と逆の回転で前記ハウジングの出口部を前記防湿手段
で閉止する前記処理剤受容部材の駆動手段と、を備えた
ことを特徴とする感光材料処理装置用固体処理剤補充装
置である。
【0018】(6) 前記処理剤受容部材が固体処理剤の
収納容器部の収納列数と同じ列数を持ち、かつ固体処理
剤を保持する保持部とを有することを特徴とする(5)項
記載の感光材料処理装置用固体処理剤補充装置である。
【0019】(7) 固体処理剤を溶解した処理槽で感光
材料を処理する感光材料処理装置に固体処理剤を補充す
る感光材料処理装置用固体処理剤補充装置において、固
体処理剤の入口部と出口部を有するハウジング部材と、
該ハウジング部材の内周面に回転可能に配置された固体
処理剤を保持する保持部を有する処理剤受容部材と、該
処理剤受容部材に取り付けられた防湿手段と、前記ハウ
ジング部材の出口部を開閉し,処理剤の補充時に出口部
を開くシャッタ部材と、前記処理剤受容部材の駆動手段
と、を備えたことを特徴とする感光材料処理装置用固体
処理剤補充装置である。
【0020】この発明でいう「固体処理剤」とは、粉末
あるいは顆粒を一定の形状に圧縮成形した円形断面等を
有する錠剤型をいう。また、「単位補充動作回数」とは
固体処理剤を補充する補充機構部が単位動作を繰り返す
回数を言う。更に、「所定量を補充」とは、感光材料処
理装置に固体処理剤を補充する際、予め決められた固体
処理剤の所定の量を補充することを言い、カラーネガフ
ィルムの現像槽では例えば1個、漂白槽では例えば2個
が所定量となる。
【0021】
【作用】ここで、本発明の作用について説明すると、請
求項1の作用は、感光材料を感光材料処理装置にセット
し、感光材料を固体処理剤を溶解した処理槽で処理す
る。平行して、処理量検出手段により感光材料の処理量
を検出する。前記処理量検出手段により検出された処理
量が予めきめられた所定量にたっすると、所定量制御手
段により供給手段で所定量を補充すべく制御し固体処理
材を補充する補充機構部が単位補充動作を少なくとも1
回以上繰り返し動作をして補充するように作動する。そ
のことにより補充が、さらに正確な補充タイミングが行
われる。
【0022】また、請求項2の作用は、固体処理剤を処
理槽に補充する処理剤受容部材の保持部に固体処理剤を
挿入または固体処理剤保持部より固体処理剤を排出す
る。この時、検知手段で前記保持部で固体処理剤の有無
を検知して固体処理剤が保持部に挿入されているか、排
出されているかを検知する。その結果として、固体処理
剤の搬送状態が確認できる。
【0023】また、請求項3の作用は、上記の請求項2
記載の作用で、検知手段が固体処理剤の収納容器より保
持部へ固体処理剤が挿入されてない時に装填異常検出お
よび/または固体処理剤が排出がされてない時に排出異
常検出をする。その結果、前記の異常が発生したときに
直ぐ分かるようになる。
【0024】また、請求項4の作用は、固体処理剤の補
充が正しく行われている時は、感光材料の処理量が予め
きめられた所定量になった時に固体処理剤を補充する。
また、固体処理剤の補充が正しく行われていない時は、
継続して運転をしながら固体処理剤の不足量を記憶して
おき、処理剤の補充が可能となった後に、固体処理剤の
不足量の記憶を呼び出して不足量を連続して補充する。
その結果として、固体処理剤が不足しても直ぐ運転不可
とはならず、新しい固体処理剤の準備ができるまで、応
急運転ができ便利となる。
【0025】また、請求項5の作用は、固体処理剤を処
理剤受容部材の保持部で保持し、処理剤受容部材(ロー
タ)の駆動手段でロータの一方の回転方向で固体処理剤
を搬送し、前記回転と逆の回転方向で防湿手段により固
体処理剤の吸湿を防止する。この事により、簡単な構成
で固体処理剤をロータ内に停滞させないで収納容器内に
保存し吸湿の防止と合わせ、固体処理剤の搬送ができ
る。
【0026】また、請求項6の作用は、請求項5の作用
で固体処理剤の収納容器部の収納列数と同じ列数を持っ
たロータとなっており、請求項5の作用に加え、ロータ
内で、固体処理剤が緩衝し合うことなく所定位置に保持
される。従って搬送が確実となる。
【0027】更に請求項7の作用は、固体処理剤の入口
部と出口部を有するハウジング部材を設け、ハウジング
部材に内周面に回転可能に固体処理剤を保持する保持部
を有し、さらに防湿手段を取り付けた処理剤受容部材を
設けてこれを駆動手段により駆動し防湿する。さらに、
シャッタ部材によりハウジング部材の出口部を開閉し、
処理剤の補充時に出口部を開くようにして防湿する。こ
のことにより、大きな防湿の効果が得られる。
【0028】
【実施例】次に、本発明の実施例の感光材料処理装置
(以下自動現像機ともいう)用の固体処理剤補充装置に
ついて図面に基づいて説明する。
【0029】(実施例1)図1は、プリンタープロセッ
サの概略構成図である。図に示すように、プリンタープ
ロセッサは自動現像機Aと写真焼付機Bとを一体的に構
成されている。写真焼付機Bの左下部には、未露光のハ
ロゲン化銀写真感光材料である印画紙をロール状に収納
したマガジンMがセットされる。マガジンから引き出さ
れた印画紙は、送りローラR1及びカッター部Cを介し
て所定のサイズに切断され、シート状印画紙となる。こ
のシート状印画紙は、ベルト搬送部Beによって搬送さ
れ、露光部Eにおいて光源およびレンズLにより、原画
Oの画像が露光される。露光されたシート状印画紙はさ
らに複数対の送りローラR2,R3,R4により搬送さ
れ、自動現像機A内に導入される。自動現像機Aでは、
シート状印画紙は、処理槽であるそれぞれ発色現像槽1
A、漂白定着槽1B、安定槽1C,1D,1E内(実質
的に3槽構成の処理槽1)をローラ搬送手段(参照記号
なし)により順次搬送され、それぞれ、発色現像処理、
漂白定着処理、安定化処理がなされる。前記各処理がな
されたシート状印画紙は、乾燥部5において乾燥されて
機外に排出される。
【0030】なお、図中の一点鎖線は、ハロゲン化銀写
真感光材料の搬送経路を示す。また、実施例において
は、感光材料はカットされた状態で自動現像機A内に導
かれるものであるが、帯状で自動現像機A内に導かれる
ものであってもよい。その場合、自動現像機Aと写真焼
付機Bとの間に、感光材料を一時的に滞留させるアキュ
ムレータを設けても良い。また、自動現像機Aは、写真
焼付機Bと一体的に構成しても、自動現像機A単体だけ
でもよいことは言うまでもない。また、自動現像機Aに
よって処理されるハロゲン化銀写真感光材料は、露光済
の印画紙に限られるものでははなく、露光済のネガフィ
ルム等でもよいことは言うまでもない。また、本発明の
説明として、発色現像槽1A、漂白定着槽1B、安定槽
1C,1D,1Eを有する実質的に3槽構成の処理槽1
を有する自動現像機Aについて行うが、これに限られる
ものではなく、発色現像槽、漂白槽、定着槽、安定槽を
有する実質的に4槽構成の自動現像機であっても良い。
上記の発色現像槽1A、漂白定着槽1B、安定槽1Eの
各処理槽にそれぞれ連通する固体処理剤投入部である図
示しない恒温槽2A,2B,2Eが設けてある。
【0031】図2は、図1自動現像機AのI−I断面図
である。漂白定着槽1B、安定槽1C,1D,1Eにお
いては、発色現像槽1Aと同じ構成となるので、以下、
処理槽1として説明する場合は、発色現像槽1A、漂白
定着槽1B、安定槽1C,1D,1E何れも指すことと
する。また、漂白恒温槽2B、安定恒温槽2Eにおいて
は、発色恒温槽2Aと同じ構成となるので、以下、恒温
槽2として説明する場合は、前記の恒温槽何れも指すこ
ととする。また図には、構成をわかりやすくするため
に、感光材料を搬送する搬送手段等は省略してある。ま
た、本実施例においては、固体処理剤として錠剤を用い
た場合について説明するが本発明の固体処理剤補充装置
は、錠剤以外の顆粒,粉末剤を包装したものにも適用で
きる。
【0032】感光材料を処理する処理槽1は、処理槽1
を形成する仕切壁の外側に一体的に設けた固体処理剤J
を供給する固体処理剤投入部20および恒温槽2が設けら
れている。処理槽1と恒温槽2とは連通窓21が形成され
た仕切壁21Aにより仕切られており、処理液は流通でき
るようになっている。そして恒温槽2の上方に設けた固
体処理剤投入部20には固体処理剤Jを受容する囲い25を
設けたので、固体処理剤Jは処理槽1に移動することが
ない。なお、囲い25は処理液の通過は可能であるが、固
体処理剤Jは溶け終わるまで通過できない網状またはフ
ィルタ状となっている。フィルタ22は、恒温槽2の下方
に交換可能に設けられ、処理液中の不溶物、紙くず等を
除去する機能を果たす。フィルタ22の中は、恒温槽2の
下方壁を貫通して設けられた循環パイプ23を介して循環
ポンプ24の吸引側に連通している。処理液の循環系は、
循環通路を形成する循環パイプ23、循環ポンプ24、およ
び、処理槽1等で構成されている。循環ポンプ24の吐出
側に連通した循環パイプ23の他端は処理槽1の下方壁を
貫通し、処理槽1に連通している。循環ポンプ24が作動
すると処理液は恒温槽2から吸い込まれ、処理槽1に吐
出されて、処理液は処理槽1内の処理液と混じり合い、
再び恒温槽2へと入る循環を繰り返すことになる。ま
た、処理液の循環方向は図2に示した方向に限られる必
要はなく、逆方向であってもよい。
【0033】廃液管11は、処理槽1内の処理液をオーバ
ーフローさせるためのものであり、液面レベルを一定に
保つとともに、他の処理槽から感光材料に付着して持ち
込まれる成分や、感光材料から浸み出す成分が貯留し、
増加することを防ぐ。棒状のヒータ26は、恒温槽2の上
方壁を貫通して恒温槽2内の処理液中に浸漬するよう配
設されている。ヒータ26は、恒温槽2および処理槽1内
の処理液を加温するものであり、処理槽1内の処理液を
処理に適した温度範囲(例えば20〜55℃)に温度調整す
る。
【0034】処理量検出手段31は、自動現像機Aの入口
に設けられて処理される感光材料の処理量を検出するた
めに用いられ、左右方向に複数の検出部材を配して感光
材料の幅を検出するとともに、検出されている時間を測
定する。感光材料の搬送速度は機械的に予め設定されて
いるので、幅情報と時間情報とから感光材料の処理面積
により処理量が算出できる。各種類の各固体処理剤補充
装置毎に処理量検出手段の検出に基づき固体処理剤を補
充する。更にこの処理量検出手段31は、赤外線センサ、
マイクロスイッチ、超音波センサ等の感光材料の幅およ
び搬送時間を検出できるものであればよい。また、例え
ば間接的に感光材料の処理面積が検出できるプリンター
プロセッサの場合、焼付を行った感光材料の量、あるい
は、予め決まっている面積を有する感光材料の場合処理
数を検出するものでもよい。さらに、検出するタイミン
グは、本実施例では処理される前であるが、処理した
後、あるいは処理液中に浸漬されている間でも良い(こ
のような場合は、処理量検出手段31を設ける位置を処理
後に検出できる位置や処理中に検出できる位置に適宜変
更することによりできる)。更に検出される情報とし
て、上述の説明では、感光材料の処理面積について述べ
たが、これに限られるものではない。例えば処理される
か、処理されたか又は処理中の感光材料の処理量に比例
した値であればよく、処理槽に収容された処理液の濃度
あるいは濃度変化等であっても良い。また、処理量検出
手段31は供給不足カウンタのメモリを持ち固体処理剤補
充装置が故障等で停止し、固体処理剤補充装置の動作が
不能の時や固体処理剤の不足の時でも処理を継続する場
合、処理剤の補充不足量としてカウンタメモリに記憶さ
せ、固体処理剤補充装置が動作可能となった時点で、前
記カウンタメモリを呼び出し連続して固体処理剤の補充
を行う。なお、補充不足のカウンタメモリは固体処理剤
の種類により1錠でも補充が遅れると処理槽内の処理剤
の活性度が下がり写真性能に問題を発生する場合はカウ
ントを行わず、直ちに自動現像機の現像処理を中断させ
る。処理量検出手段31は1台の自動現像機Aに対して1
つ設けるのが好ましいが、各処理槽1A,1B,1C,
1D,1Eごとに設けてもよい。
【0035】補充装置制御部42は固体処理剤補充装置30
を制御する電気制御回路系である。補充装置制御部42に
は後述する所定量制御手段40、所定量検出手段等が含ま
れる。所定量制御手段40は処理量検出手段により検出さ
れる処理量が所定量に達した時、供給手段で所定量を補
充すべく制御する。
【0036】さらに、異常検出表示部43は、固体処理剤
が収納容器より処理剤受容部材の保持部へ装填がなされ
ない時に装填異常を検出表示する。さらに、固体処理剤
が処理剤受容部材の前記保持部より処理槽へ排出されな
い時に排出異常等を検知表示する。なお、前記装填異常
を表示するか、排出異常等を表示するか何れか1つでも
よい。
【0037】本発明による固体処理剤補充装置30は、露
光された感光材料を処理する感光材料処理装置の処理槽
の上方に設定され、収納容器33、収納容器装填部34、供
給手段35、シュータ27、駆動手段36から構成されてい
て、上部カバー301によって密閉されている。上部カバ
ー301は、前記処理槽1および恒温槽2を収容する本体1
01と本体背部の支軸302により揺動自在に結合されてい
て、上部カバー301は、図示一点鎖線Z方向に持ち上げ
て、操作者側の前面および上面を大きく開放することに
より、固体処理剤補充装置30の点検や、フィルタ22の交
換作業をすることができる。また、前記上部カバー301
の上面の一部には、天窓303が揺動自在に結合されてい
て、天窓303を図示一点鎖線方向に開放して、前記収納
容器33の装着,交換を行う。
【0038】図3は、固体処理剤の各種形状を示す断面
図である。図3(A)は円形断面を有しコーナーに円弧
状の面とりrを施した円筒状の固体処理剤Jの断面図
で、図3(B)は円形断面で上下面がそれぞれ平らで円
周面が凸面円弧状Rを有した固体処理剤Jの断面図であ
る。また、図3(C)は円形断面で上下面が球形をなす
固体処理剤Jの断面図である。さらに、図3(D)は中
空穴を有するドーナツ型の固体処理剤Jの断面図であ
る。
【0039】図4は、収納容器の平面図及び側面図を示
す。図4(A)は一部破断断面図を含む平面図、図4
(B)は一部破断断面図を含む収納容器33の側面図であ
る。また、図5は、収納容器の斜視図を示す。図4及び
図5に示すように、収納容器33は複数個の錠剤型固体処
理剤Jを収納する中空四角柱状の包装体331と、包装体3
31の中空体の一方の開口に接続し前記固体処理剤を排出
可能にする排出開口部を有する出口部材332と、包装体3
31の他方の開口を閉止するキャップ部材333と、前記出
口部材332のレール部332Aに摺動して上下に移動可能な
スライド蓋334とから構成されている。包装体331の内側
には、3枚の仕切壁331Sが一体に固定されていて、包
装体331の内部は4つの分室331A,331B,331C,331
Dに区分されている。そして、各分室には、ほぼ円筒形
状をなす固体処理剤Jの各外円周が外接しそれぞれ約10
個を縦列状態に収容することができる。すなわち第1の
分室331Aには10個の固体処理剤J1AからJ10Aが第
2の分室331Bには同数の固体処理剤J1BからJ10B
が、以下同様にしてJ1CからJ10C,J1DからJ10
Dがそれぞれ収納されている。
【0040】包装体331の各分室の底部には、突起条331
Eが突出していて、固体処理剤Jの外周面と当接し固体
処理剤Jの移動を容易にするとともに、固体処理剤Jか
ら脱落した粉を突起条331Eの頂部から落下させる。固
体処理剤Jから脱落した粉は、突起条331Eから下方の
溝部に溜まるから、たとえこの溝部で粉が固着しても、
固体処理剤Jは突起条331E上を移動するから支障はな
い。
【0041】出口部材332の開口の外側両側面には、レ
ール部332Aが形成されていてスライド蓋334の両側面に
形成された溝部334Aに嵌合し、摺動可能になってい
る。
【0042】また、スライド蓋334の下部両端に突出し
た突起部334Bは、後述の開閉規制部材355に係合してス
ライド蓋334の自動開閉を行う。
【0043】また、前記出口部材332の両側面には、ピ
ン332Bが突出していて、後述の収納容器装填部34のカ
ム溝に挿脱する。
【0044】上記ピン332Bは、後述の収納容器装填部3
4の押圧部材によって加圧されて、収納容器33は供給手
段35の基準面に圧着される。また、上記キャップ部材33
3の背面333Aには、識別突起部333Bが一体に形成され
ていて、異なる他の収納容器の誤装填を防止している。
【0045】図6は、収納容器装填部、供給手段および
駆動手段の側断面図である。図に示すように、収納容器
装填部34の固定枠体341および供給手段35のハウジング
部材351は本体101の上部に固定されている。固定枠体34
1の両側板部341Aの図示右端付近には、支軸342が突出
していて、前記収納容器33を保持する容器保持部材343
の両側に固定されたアーム部343Aの下端付近の穴に嵌
合し、容器保持部材343は支軸342を中心にして揺動可能
にしている。また両側板部341Aとアーム部343Aとに
は、それぞれ固定ピンが植設されていて、引張りバネ34
4が張設されているから、上記容器保持部材343は図示一
点鎖線に示すように、ばね付勢されて時計方向に揺動し
て、容器保持部材343の底部が、固定枠体341の図示右上
部に突出したストッパ部341Bに当接した左上りの位置
で、容器保持部材343は停止し、収納容器33を装填する
前の状態を維持する。
【0046】固定枠体341の両側板部341Aの左端付近
は、爪部341Cを有し、ここに支軸342を中心にする円弧
状の溝部341Dが穿設されている。前記収納容器33を収
納容器装填部34の容器保持部材343に装填して、容器保
持部材343を支軸342を中心にして揺動させ、容器保持部
材343の左端部を図示C方向に押し下げると、収納容器3
3のピン332Bが、後述の収納容器装填部34の押圧部材34
3Cにより押圧されながら溝部341D内を進行する。溝部
341Dの最下部はL型に曲げられた案内部341Eに形成
し、前記ピン332Bが前記押圧部材343Cに付勢されてこ
この案内溝341Eに進入したとき、収納容器33の出口部
材332の前面は、供給手段35の入口部351Aに密接する。
【0047】供給手段35は、ハウジング部材351と、該
ハウジング部材351の内周面に回転可能に配置され、収
納容器33内の固体処理剤を入口部351Aから一定量受容
して出口部351Bに移動させる回転可能な処理剤受容部
材(ロータ)352と、上記出口部351Bを開閉可能にする
シャッタ部材353とから構成されている。
【0048】ハウジング部材351の入口部351Aの端面で
開口の周縁には、弾性パッキン358が埋設されていて、
収納容器33のスライド蓋334が入口部351Aに密接された
とき、外気を遮断して防湿効果を高めている。次に、固
体処理剤補充装置の駆動手段の説明を行う。収納容器装
填部34の下部には、本発明による駆動手段36が設けてあ
る。モータ361の駆動軸に固定されたタイミングプーリ3
62を巻回するタイミングベルト363はプーリ364,365、
テンションプーリ366を介して前記処理剤受容部材352の
回転軸に固設したプーリ367を回転させる。前記プーリ3
65と同軸上にはカム368が固定されている。一方、前記
容器保持部材343の底面には、爪部341Cが固定されてい
て、上記カム368に係合する。即ち、モータ361の駆動回
転により、プーリ365およびカム368が回転すると、カム
368の凸部は爪部341Cを押し上げ、凹部は爪部341Cと
離間し、カム368の回転により、爪部341Cおよびこれと
一体をなす容器保持部材343に繰り返し衝撃を加える。
これによって収納容器33内の固体処理剤Jは、包装体33
1の傾斜面に沿って転動しながら排出口に向って進行
し、中途で停止することはない。
【0049】また、プーリ365と2箇所の切欠き部を有
する切欠き円板369は同軸上になっていて、フォトイン
タラプタ型の光センサPS3が前記切欠き部通過を検知
(原点検知)することによって位置検出信号を発し、前
記処理剤受容部材352の半回転停止制御を行う。
【0050】図7は、収納容器のスライド蓋の開閉動作
を説明する側面図である。図に示すように、上記ハウジ
ング部材351の入口部の上方には、スライド蓋334の開閉
を規制する開閉規制部材355が固設されている。すなわ
ち、収納容器装填部34に装着した収納容器33を図示破線
の初期位置から図示C方向に押し下げ、図示一点鎖線の
中間位置に達すると、スライド蓋334の突起部334Bは、
前記開閉規制部材355の下ストッパ355Bに当接し、下降
が阻止される。収納容器33をさらに下方に揺動させる
と、スライド蓋334は停止したままであるから、収納容
器33の出口部材332の開口部は次第に開放されていく。
収納容器33の下降が所定位置に達して停止されると、出
口部材332の開口部は弾性的に全開されて、収納容器33
内の固体処理剤Jは供給手段35内に送り込まれる。図示
実線はこの全開状態を示す。
【0051】次に、収納容器33内の固体処理剤Jが消費
されて皆無になると、残量検知信号発生により、収納容
器33の交換操作を行う。すなわち、収納容器33を後方に
引込めると、引張りバネ344(図6参照)の付勢力によ
って、収納容器33および容器保持部材343は時計方向に
回動して左端部が上昇する。この上昇過程の前半で、前
記開閉規制部材355の上ストッパ355Aは、突起部334B
の上昇を規制してスライド蓋334は停留させ、収納容器3
3の出口部材332、包装体331から成る本体部のみを上昇
されるから、出口部材332(図6参照)の開口部はスラ
イド蓋334によって閉止状態になる。さらに収納容器33
が上昇する後半の過程では、この開口部の閉止状態のま
ま、上死点である初期状態に戻される。
【0052】図8は、供給手段の斜視図である。図に示
すように、処理剤受容部材352は4個の分割ロータ352
A,352B,352C,352Dが同軸芯上に固定されてい
る。この各分割ロータはそれぞれ1箇所のポケット352
AP,352BP,352CP,352DPを穿設されていて、
各ポケットに1個の固体処理剤を収容することができ
る。そして上記各ポケット352AP,352BP(図示せ
ず),352CP,352DP(図示せず)は各位相がずらせ
てあるから、処理剤受容部材352が1回転すると、収納
容器33(図7参照)の排出開口から先ず第1のポケット
352CPに固体処理剤J1Cが装填され、次いで第2,
第3,第4の各ポケット(352AP,352BP,352D
P,352CP)に順次装填され、同様に出口部351Bから
順次外部へ排出される(図10参照)。
【0053】各分割処理剤受容部材352A,352B,352
C,352Dには固体処理剤がポケットに有る時遮光にな
る位置で、しかも4個の分割したロータを組み上げた
時、各々のポケットの位相がずれる事によりポケットが
重ならない部分に4個の貫通穴が穿設されている。各々
のポケット352APと352DP及び352BPと352CPの
各ポケットの貫通穴が処理剤受容部材の回転中心を基準
に同一円周上に点対称で配置されている。ハウジング部
材351の出口部351Bを摺動部材356が遮蔽している時
(図9参照)、発光素子と受光素子とから成る透過型の
検知手段の光センサPS1,PS2の光路が、ポケット
352APと352CPの貫通穴またはポケット352BPと352
DPの貫通穴を同時に通過するようになっていて、前記
各ポケット内の固体処理剤の有無が検知される。
【0054】ここで、一例として、カラープリント用感
光材料処理装置の発色現像槽、漂白定着槽、安定化槽に
所定量を補充する時の補充動作回数、単位補充動作回数
当たりの補充数、及び所定量を次の〔表1〕に示す。な
お安定化槽については1回目の補充動作で補充され、2
回目の補充動作では補充されないようになっており、単
位補充動作回当たりの補充数は0.5となっている。
【0055】
【表1】
【0056】〔表1〕で使用ポケットとは処理剤受容部
材に固体処理剤が入るポケットを意味し、「0」印はポ
ケットがあることを意味する。さらに、他の例として、
カラーネガフィルム現像用感光材料処理装置の各処理槽
に所定量を補充する時の補充動作回数、単位補充動作回
数当たりの補充数、及び所定量を次の〔表2〕に示す。
なお安定化槽については1回目の補充動作で補充され、
2回目の補充動作では補充されないようになっており、
単位補充動作回当たりの補充数は0.5となっている。
【0057】
【表2】
【0058】〔表2〕で使用ポケットとは処理剤受容部
材に固体処理剤が入るポケットを意味し、「0」印はポ
ケットがあることを意味する。
【0059】図9は、供給手段の断面図である。図に示
すように、処理剤受容部材352の外径は、ハウジング部
材351の内径より若干小さく、隙間gを形成している。
隙間gは上記内外径を等しくすると、この嵌合間隙に固
体処理剤Jの粉末が入り込んで固着すると、処理剤受容
部材352が回転不可能になってしまうため、また、摺動
部材がハウジング部材の内径面に付着した方の粉末を摺
動しながらかき落とし出口部351Bから排出するために
設けた。
【0060】処理剤受容部材352は外径の2個所には、
2個の摺動部材356が弾性部材357を介して取り付けら
れ、防湿手段の摺動部材356の周辺の突起状部が、ハウ
ジング部材351の内径に線当たりすることにより、ハウ
ジング部材351と処理剤受容部材352が防湿状態を保って
いる。また、ハウジング部材351の入口部351Aには、弾
性パッキン358が埋め込まれていて、図5の収納容器33
の出口部材332の排出開口に密接し、処理槽内の処理液
による蒸気との防湿効果を保っている。
【0061】一方、ハウジング部材351の出口部351B
は、外部に後述するシャッタ部材353により開閉可能
になっている。そしてシャッタ部材353の内面にも弾
性パッキン359が貼着されていて、出口部351Bの外気と
の防湿効果を維持している。
【0062】図10は、シャッタ駆動機構図である。図に
示すように、駆動第2歯車393は処理剤受容部材352の軸
381と同軸になってプーリ367に掛けられたタイミングベ
ルト363により、同期回転するようになっている。ま
た、駆動第1歯車391は前記駆動第2歯車393と2倍の回
転比でかみ合う歯車でピン392が設けられている。一
方、駆動リンク395は一端がピン392と嵌合しており、他
端は後述するシャッタ部材353に設けられたピン394と嵌
合して位置関係は図のように駆動第1歯車391のピン392
が最下端の時、シャッタ部材353がハウジング出口部351
Bを閉じる位置に設置してある。またシャッタ部材353は
前記軸381に回動自在になっていて、シャッタ部材353は
駆動リンク395により単位補充動作中に2回の揺動を繰
り返えし、下端位置で固体処理剤Jの補充を行えるよう
になっている。さらに、摺動部材356は駆動第2歯車393
と同軸上で、同期回転し、単位補充動作で180度回転す
る。シャッタ部材353との位置関係はシャッタ部材353が
出口を閉じている時、摺動部材356も出口を閉じる位置
に設置してある。摺動部材356は180度対向して2個有る
ので交互に出口を閉じ、防湿を確保する。以上により駆
動第2歯車393の回動によりシャッタ部材は揺動し出口
部351Bを開閉するようになっている。以上により防湿が
できると同時に、図示しない処理槽からの固体処理剤の
投入にともなう液の跳ね返りが防止できる。なおシャッ
タ部材、摺動部材に関する部分の補充動作に付いては後
述の図12で説明する。
【0063】図11は、シャッタ駆動関係の作動タイムチ
ャートである。ここで、単位補充動作時のシャッタ駆動
関係の作動を図10,11で説明する。図11(a)は駆動第
2歯車393の回転角と回転方向を示しており、先ず初期
位置より図で270度の正回転(時計方向回転)時点で90
度の逆回転(反時計方向回転)をする。また、図11
(b)は駆動第1歯車391の回転角と回転方向を示して
おり、先ず、駆動第2歯車393の回転により駆動され初
期位置より図で540度の逆回転(反時計方向回転)時点
で、180度の正回転(時計方向回転)をする。さらに、
図11(c)はシャッタ部材353の回転角と回転方向を示
しており、先ず、駆動第2歯車393の回転により駆動リ
ンク395を介して図のように初期位置より正回転、逆回
転、正回転、逆回転を繰り返す。一方、図11(d)は摺
動部材356の回転角と回転方向を示しており、先ず初期
位置より図で270度の正回転の時点で90度の逆回転をす
る。
【0064】図12は、供給手段による固体処理剤の補充
過程の一部を示す断面図である。なお、シャッタ部材35
3についてすでに図10で説明しているので詳しい説明は
省略する。図12(A)は、処理剤受容部材352のC列の
ポケット352CPに収納容器33内のC列先端の1個の固
体処理剤J1Cが収められた状態を示し、図12(B)
は、処理剤受容部材352の回転により、A列のポケット3
52APに固体処理剤J1Aが収められた状態を示し、図
12(C)は、処理剤受容部材352がさらに回転して前記
ポケット352CPがハウジング部材351の出口部351Bに
合致し、ポケット352CPに入った固体処理剤J1Cが
投下される状態を示す。さらに、図示しないが処理剤受
容部材352の回転により、2個目の固体処理剤J1Aが
投下され、2個の固体処理剤が投下されたのちに、出口
部351Bはシャッタ部材353により閉止される。次に、B
列のポケット352BP、D列のポケット352DPにも順次
固体処理剤J1B,J1Dの装填と投下が行われ、出口
部351Bは再びシャッタ部材353により閉止される。かく
して、処理剤受容部材352の半回転により各2個の固体
処理剤が順次投下され、投下終了後に、出口部351Bは
シャッタ部材353の復動により閉止状態になる。
【0065】図13は、光センサ、原点光センサ、モータ
及びロータの動作のタイムチャート図である。図に示す
ように、光センサPS1及び光センサPS2は図8に示
される光センサで、光センサPS3及びモータ361は図
6に示される原点位置を検出する検出センサであり、駆
動するセンサである。処理剤受容部材(ロータ)352は
図8、図12に示すロータである。それぞれのタイムチャ
ートは図のようになっている。なお、詳しい説明は後述
の図14、図15の説明と合わせ行う。
【0066】図14は、感光材料処理装置の作動第1フロ
ーチャートである。第1フローチャートは感光材料処理
装置が運転を開始する前の事前チェックのためのフロー
チャートであり、また、図15は、感光材料処理装置の作
動第2フローチャートである。第2フローチャートは感
光材料処理装置の運転の主フローチャートである。ここ
で、図10、13、14、15について説明する。装置起動信号
が出る直前、または直後に光センサPS1,PS2の両
出力をチェックし、両光センサが共に光が入る時、言い
換えると光センサPS1,PS2の光路がポケット352
APと352CPの貫通穴またはポケット352DPと352B
Pの貫通穴を同時に検出している時の初期位置(原点)
に処理剤受容部材352が停止しており、前記ポケット内
に固体処理剤に収納されていない事を確認し、一方のみ
遮蔽の場合は、原点で固体処理剤有り異常を、両者遮蔽
の場合は固体処理剤有り及び切欠き円板369の原点位置
の異常出力を行う。この時は固体処理剤の補充操作を禁
止する。また、両方に光が入る場合は正常であるのでモ
ータ361を正回転(時計方向回転)させ処理剤受容部材3
52を正回転させる(図6参照)。
【0067】処理剤受容部材352が正回転して行く途中
で光センサPS2がポケット352APまたは352DPの貫
通穴を続いて、光センサPS1がポケット352BPまた
は352CPの貫通穴を検出する。更に、正回転して、ポ
ケット352BP及び352DPまたはポケット352AP及び3
52CPが入口部351Aと一致し、収納容器内の固体処理
剤が転がりポケット内に供給される(図9参照)。処理
剤受容部材352は正回転し、ポケット352BP及び352D
Pまたは352AP及び352CPの貫通穴が各々センサPS
1及びPS2を通過する。この時、光センサPS1及び
PS2で前記ポケット内に固体処理剤が収納されている
ことを断光で検出して、各処理剤の種類による光センサ
PS1及びPS2の断光となるべきセンサが入光の場合
は装填異常を検出する。
【0068】処理剤受容部材352はさらに正回転し、ポ
ケット352BPと352DPまたは352APと352CPが出口
部351Bと一致し収納された固体処理剤Jを恒温槽2に
落下投入する。処理剤受容部材352はさらに正回転しセ
ンサPS1がポケット352CPまたは352BPの貫通穴を
検出し、この検出信号によりモータ361(図6参照)を
一定時間(0.1から1秒)停止させ、処理剤受容部材352
を停止さる。次いでモータを逆転して処理剤受容部材35
2を逆回転させる。なお、この時は次のポケット352AP
と352CPまたは352BPと352DPと入口部351Aは一致
しておらず固体処理剤の収納容器から処理剤受容部材へ
の供給は行われない。
【0069】処理剤受容部材352が逆回転していく途中
でセンサPS2がポケット352DPまたは352APの貫通
穴を検出し、次いで、センサPS1及びPS2が同時に
ポケット352DPと352BPまたはポケット352APと352
CPの貫通穴を検出する。この両方の入光信号のAND
条件出力によりモータ361にブレーキ(例えば電気ブレ
ーキ)を0.1から1秒かけて停止させる。以降ブレーキ
を解除し、原点停止を保持する。停止した後に約1秒間
センサPS1及びPS2の出力をチェックし、一方のみ
しか貫通しない場合は、落下、両方が貫通穴を検出して
いない場合は、原点、落下の異常出力を行い単位補充動
作を完了する。
【0070】以上、記載したシーケンスの中で固体処理
剤がポケットから落下しない場合は光センサPS1及び
PS2のAND条件が成立せず初期位置(原点)の停止
が不能となる。このため、モータが正回転を開始してか
らの経過時間をタイマでカウントし、1補充動作の所定
時間データと比較し、所要時間データ値と一致または、
それ以上となった時または、光センサPS3(図6参
照)の切欠検出タイミングを前記原点タイミングに合わ
せておき、光センサPS3の切欠検出した後で、モータ
にブレーキを掛け停止させて落下及び原点の異常を出力
する。
【0071】収納容器の固体処理剤の数量データメモリ
内容と、収納容器交換信号が出力されてからの固体処理
剤補充回数をカウントメモリし、メモリ内容値より、補
充回数カウントメモリ値が1以上になった場合、固体処
理剤無しの異常出力を行い、それ以降の補充動作を禁止
する。
【0072】(実施例2)実施例は供給手段の他の実施
例で処理剤受容部材(ロータ)の1回転(360度)で固
体処理剤を受容して処理槽に補充し、最後に防湿する。
なお、実施例1と同一構造は一部省略し、また同様の構
造については同一名称、同一符号を付けて説明は重複す
るので省略する。
【0073】図16は、供給手段の斜視図である。図に示
すように、処理剤受容部材37に4個の分割ロータ37A,
37B,37C,37Dが同軸上に固定されている。この各分
割ロータはそれぞれ1箇所のポケット37AP,37BP,
37CP,37DPを設けられていて、各ポケットに1個の
固体処理剤(J1A,J1B,J1C,J1D)を収容
することができるようになっている。上記各ポケット37
AP,37BP,37CP,37DPはそれぞれ位相がずらせ
てあり、処理剤受容部材が1回転すると、収納容器33の
排出口から先ず第1のポケット37APに固体処理剤J1
Aが装填され、次いで第2のポケット37BP、第3のポ
ケット37CP、第4のポケット37DPに順次装填され、
同様に後述する図17の出口部351Bから順次図示しない
恒温槽へ補充される。
【0074】各分割ロータ37A,37B,37C,37Dはポ
ケットに固体処理剤が有る時、4個の分割したローラを
組み上げた時、ポケットの中で各々のポケットが位相を
ずらし重ならない部分に4個の貫通穴が穿設されてい
る。各々のポケットの貫通穴はポケット37AP,37B
P,37CP,37DPが処理剤受容部材の回転中心と同一
円周上に配置されている。発光素子と受光素子とから成
る透過型の検知手段の光センサPS4が収納容器の位置
にあり、固体処理剤が無いとき、ポケット37AP,37B
P,37CP,37DPの貫通穴を同時に通過するようにな
っていて、前記各ポケット内への固体処理剤の有無が検
知される。また、検知手段の光センサPS5は同様に後
述する図17の出力部351Bに設けられている。
【0075】図17は、供給手段の断面図である。処理剤
受容部材37は外径の1箇所には、実施例1と同様に1個
の摺動部材356が取り付けられ、摺動部材356の突起状部
が、ハウジング部材351の内径に線当たりすることによ
り、ハウジング部材351と処理剤受容部材37とは防湿状
態を保っている。
【0076】また、ハウジング部材351の入口部351Aに
は、弾性パッキン358が埋め込まれていて、収納容器33
の出口部材332の排出開口に密接し、外気(処理槽内の
処理液による蒸気)との防湿効果を保っている。
【0077】一方、ハウジング部材351の出口部351B
は、外部にシャッタ部材353により開閉可能になってい
る。そして後述するシャッタ部材353の内面にも弾性パ
ッキン359が貼着されていて、出口部351Bの外気との防
湿効果を維持している。
【0078】シャッタ部材353は、前記処理剤受容部材3
7の回転駆動に連動したリンク機構等でハウジング部材3
51の外周の一部に沿って往復動し、固体処理剤の補充時
に出口部351Bを開き、さらに、処理剤受容部材37の回
転に連動して固体処理剤Jが図示しない処理槽に補充さ
れたのち、出口部351Bを閉止する。
【0079】以上により、処理剤受容部材が図で時計方
向に回転し固体処理剤4個が順次投入された後に、シャ
ッタ部材が閉じ防湿される。
【0080】なお、実施例では処理剤受容部材の分割ロ
ータを4個設けたが、これに限定されるものではなく、
他の個数を設けても良い。
【0081】(実施例3)実施例は供給手段の処理剤受
容部材(ロータ)を適時回転方向を変えてあらかじめ決
めた個数の固体処理剤を補充する他の実施例である。
【0082】図18は供給手段の斜視図である。図に示す
ように、処理剤受容部材38は3個の分割ロータ38A,38
B,38Cが同軸上に固定されている。この各分割処理剤
受容部材はそれぞれ1箇所のポケット38AP,38BP,
38CPを穿設されていて、各ポケットに1個の固体処理
剤を収容することができる。そして各ポケット38AP,
38BP,38CPはそれぞれ位相がずらせてあるから、処
理剤受容部材38が1回転すると、後述する図19の収納容
器33の排出口から先ず第1のポケット38APに固体処理
剤J1Aが装填され、次いで第2のポケット38BP,第
3のポケット38CPに順次装填される。
【0083】各分割処理剤受容部材(ロータ)38A,38
B,38Cは3個の分割したローラを組み上げた時、ポケ
ットの中で各々のポケットが位相をずらし重ならない部
分に貫通穴が穿設されていて、各々のポケットの貫通穴
は処理剤受容部材の回転中心と同一円周上に配置されて
いる。発光素子と受光素子とからなる透過型の検知手段
の光センサPS6が収納容器の位置にあり、固体処理剤
が無いとき、ポケット38AP,38CP,38BPの貫通穴
を同時に通過するようになっていて、各ポケット内への
固体処理剤の有無が検知される。また、もう1つの検知
手段の光センサPS7は同様に後述する図19の出力部35
1Bに設けられている。
【0084】図19は、供給手段の断面図である。処理剤
受容部材38は外径の1箇所には、1個の摺動部材356が
弾性部材357を介して取り付けられ、摺動部材356の突起
状部が、ハウジング部材351の内径に線当たりすること
により、ハウジング部材351と処理剤受容部材38とは防
湿状態を保っている。また、ハウジング部材351の入口
部には、弾性パッキン358が埋め込まれていて、収納容
器33の出口部材332の排出開口に密接し、外気(処理槽
内の処理液による蒸気)との防湿効果を保っている。
【0085】一方、ハウジング部材351の出口部351B
は、外部にシャッタ部材353により開閉可能になってい
る。そして後述するシャッタ部材353の内面にも弾性パ
ッキン359が貼着されていて、出口部351Bと外気との防
湿効果を維持している。
【0086】シャッタ部材353は、前記処理剤受容部材3
8の回転駆動に連動したリンク機構等でハウジング部材3
51の外周の一部に沿って往復動し、固体処理剤Jの投入
時に出口部351Bを開き、さらに、処理剤受容部材38の
回転駆動に連動して固体処理剤Jが図示しない処理槽に
投下されたのち、出口部351Bを閉止する。
【0087】なお、実施例では処理剤受容部材の分割ロ
ータを3個設けたが、これに限定されるものではなく他
の個数設けても良い。
【0088】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されているような効果を奏す
る。請求項1の効果は処理量検出手段で処理量を検出
し、処理量が所定量に達した時、固体処理剤を所定量づ
つ補充するようにして補充を正確に、さらに補充タイミ
ングを正確に行えるようになる。
【0089】請求項2の効果は処理剤受容部材で固体処
理剤を保持する保持部を有し、検知手段で前記処理剤受
容部材の固体処理剤の有無を検知できるようにしたの
で、固体処理剤の搬送状態が確認ができるようになっ
た。
【0090】請求項3の効果は固体処理剤の有無を検知
する検知手段が収納容器より処理剤受容部材の前記保持
部への装填がなされない時に装填異常を検出し、および
/または処理剤受容部材の前記保持部より処理槽への固
体処理剤の排出がなされない時に排出異常を検出するよ
うにしたので、異常が発生した時に直ぐ分かるようにな
った。
【0091】請求項4の効果は正常時は前記感光材料の
処理量情報手段により検出された処理量情報に基づい
て、固体処理剤を投入し、異常時は継続して運転を継続
しながら不足量を記憶し、異常回復後は前記不足量の記
憶を呼び出し不足分連続して補充することにしたので、
固体処理剤が不足しても直ぐ使用不可とならず新しい収
納容器の準備ができるまで、応急運転ができ便利になっ
た。
【0092】請求項5の効果は固体処理剤を保持する保
持部を有し、防湿手段で前記固体処理剤の吸湿を防止
し、前記処理剤受容部材の駆動手段で前記処理剤受容部
材の一方の回転で固体処理剤を搬送し、前記回転と逆の
回転で前記ハウジングの出口部を前記防湿手段で閉止し
て収納容器内の固体処理剤を防湿したので、固体処理剤
を収納容器内に保存し供給手段内に固体処理剤を停滞さ
せないで、固体処理剤の吸湿を防止でき固体処理剤の搬
送が確実となった。
【0093】請求項6の効果は請求項5の構成で収納容
器部で固体処理剤の収納列数を有し、処理剤受容部材で
収納容器内の収納列数と同じ列数を持ち、固体処理剤を
保持する保持部を有したので、請求項5の効果に加え、
固体処理剤が確実に処理剤受容部材に挿入、または排出
されるようになった。
【0094】請求項7の効果は、ハウジング部材に入口
部と出口部を設け、内周面に回転可能に固体処理剤を保
持し、さらに防湿手段を取り付けた処理剤受容部材を設
けて防湿し、さらにシャッタ部材により出口部を開閉
し、処理剤の補充時に出口部を開くようにして防湿する
ようにしたので、大きな防湿効果が得られるようになっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1のプリンタープロセッサの概略構成図
である。
【図2】図1のI−I断面図である。
【図3】実施例1の固体処理剤の各種形状を示す断面図
である。
【図4】実施例1の収納容器の平面図および側面図であ
る。
【図5】実施例1の収納容器の斜視図である。
【図6】実施例1の収納容器装填部、供給手段及び駆動
手段の側断面図である。
【図7】実施例1の収納容器のスライド蓋の開閉動作の
説明する側面図である。
【図8】実施例1の供給手段の斜視図である。
【図9】実施例1の供給手段の断面図である。
【図10】実施例1のシャッタ駆動関係図である。
【図11】実施例1のシャッタ駆動関係の作動タイムチ
ャートである。
【図12】実施例1の供給手段による固体処理剤の補充
過程を示す断面図である。
【図13】実施例1の光センサ、原点光センサ、モータ
及びロータの動作タイムチャートである。
【図14】実施例1の感光材料処理装置の作動第1フロ
ーチャートである。
【図15】実施例1の感光材料処理装置の作動第2フロ
ーチャートである。
【図16】実施例2の供給手段の斜視図である。
【図17】実施例2の供給手段の断面図である。
【図18】実施例3の供給手段の斜視図である。
【図19】実施例3の供給手段の断面図である。
【符号の説明】
1,1A,1B,1C,1D,1E 処理槽 2 恒温槽 5 乾燥部 101 本体 11 廃液管 20 固体処理剤投入部 21 連通窓 21A 仕切壁 22 フィルタ 23 循環パイプ 24 循環ポンプ 25 囲い 26 ヒータ 27 シュータ 30,30A,30B,30C 固体処理剤補充装置 301 上部カバー 302 支軸 303 天窓 31 処理量検出手段 33 収納容器 331 包装体 331A,331B,331C,331D 分室 331E 突起条 331S 仕切板 332 出口部材 332A レール部 332B ピン 333 キャップ部材 333A 背面 333B 識別突起部 334 スライド蓋 334A 溝部 334B 突起部 34 収納容器装填部 341 固定枠体 341A 両側板部 341B ストッパ部 341C 爪部 341D 溝部 341E 案内部 342 支軸 343 容器保持部材 343A アーム部 343C 押圧部材 344 引張りバネ 35 供給手段 351 ハウジング部材 351A 入口部 351B 出口部 352 処理剤受容部材(ロータ) 352A,352B,352C,352D 分割ロータ 352AP ポケット 352BP ポケット 352CP ポケット 352DP ポケット 353 シャッタ部材 355 開閉規制部材 355A 上ストッパ 355B 下ストッパ 356 摺動部材 357 弾性部材 358 弾性パッキン 359 弾性パッキン 36 駆動手段 361 モータ 362 タイミングプーリ 363 タイミングベルト 364 プーリ 365 プーリ 366 テンションプーリ 367 プーリ 368 カム 369 切欠き円板 37 処理剤受容部材 37A,37B,37C,37D 分割ロータ 37AP,37BP,37CP,37DP ポケット 38 処理剤受容部材 38A,38B,38C 分割ロータ 38AP,38BP,38CP ポケット 381 軸 391 駆動第1歯車 392 ピン 393 駆動第2歯車 394 ピン 395 駆動リンク 40 所定量制御手段 42 補充装置制御部 43 異常検出表示部 A 自動現像機 B 写真焼付機 C カッター部 E 露光部 Be ベルト搬送部 J 固体処理剤 J1,J2,J3,J4 固体処理剤 J1A,J2A,J3A,J4A,J5A,J10A 固
体処理剤 J1B,J1C,J1D 固体処理剤 L レンズ M マガジン O 原画 PS1,PS2,PS3,PS4,PS5,PS6,P
S7 光センサ R1,R2,R3,R4 送りローラ g 隙間

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固体処理剤を溶解した処理槽で感光材料
    を処理する感光材料処理装置に固体処理剤を補充する感
    光材料処理装置において、前記感光材料の処理量を検出
    する処理量検出手段と、前記固体処理剤を補充する補充
    機構部を有し、前記補充機構部の単位補充動作回数を少
    なくとも1回以上繰り返して固体処理剤の所定量を補充
    する供給手段と、前記処理量検出手段により検出される
    前記処理量が前記所定量に達したとき前記供給手段で前
    記所定量を補充すべく制御する所定量制御手段と、を備
    えたことを特徴とする感光材料処理装置用固体処理剤補
    充装置。
  2. 【請求項2】 固体処理剤を溶解した処理槽で感光材料
    を処理する感光材料処理装置に固体処理剤を補充する感
    光材料処理装置用固体処理剤補充装置において、前記固
    体処理剤を保持する保持部を有する処理剤受容部材と、
    前記処理剤受容部材の固体処理剤の有無を検知する検知
    手段と、を備えたことを特徴とする感光材料処理装置用
    固体処理剤補充装置。
  3. 【請求項3】 固体処理剤の有無を検知する前記検知手
    段が収納容器より処理剤受容部材の保持部へ固体処理剤
    が挿入されない時に装填異常を検出し、および/または
    処理剤受容部材の保持部より処理槽へ固体処理剤が排出
    されない時に排出異常を検出することを特徴とする請求
    項2記載の感光材料処理装置用固体処理剤補充装置。
  4. 【請求項4】 固体処理剤を溶解した処理槽で感光材料
    を処理する感光材料処理装置に固体処理剤を処理槽に補
    充する感光材料処理装置用固体処理剤補充装置におい
    て、正常時は処理量検出手段により検出された感光材料
    の処理量に基づいて固体処理剤を補充し、異常時は継続
    して運転を継続しながら不足量を記憶し、異常回復後は
    前記不足量の記憶を呼び出し不足分を連続して補充する
    ことを特徴とする感光材料処理装置用固体処理剤補充装
    置。
  5. 【請求項5】 固体処理剤を溶解した処理槽で感光材料
    を処理する感光材料処理装置に固体処理剤を補充する感
    光材料処理装置用固体処理剤補充装置において、固体処
    理剤の入力部と出口部を有するハウジング部材と、該ハ
    ウジング部材の内周面に回転可能に配置された固体処理
    剤を保持する保持部を有する処理剤受容部材と、該処理
    剤受容部材に取り付けられた防湿手段と、前記処理剤受
    容部材の一方の回転で固体処理剤を搬送し、前記回転と
    逆の回転で前記ハウジングの出口部を前記防湿手段で閉
    止する前記処理剤受容部材の駆動手段と、を備えたこと
    を特徴とする感光材料処理装置用固体処理剤補充装置。
  6. 【請求項6】 前記処理剤受容部材が固体処理剤の収納
    容器部の収納列数と同じ列数を持ち、かつ固体処理剤を
    保持する保持部とを有することを特徴とする請求項5記
    載の感光材料処理装置用固体処理剤補充装置。
  7. 【請求項7】 固体処理剤を溶解した処理槽で感光材料
    を処理する感光材料処理装置に固体処理剤を補充する感
    光材料処理装置用固体処理剤補充装置において、固体処
    理剤の入口部と出口部を有するハウジング部材と、該ハ
    ウジング部材の内周面に回転可能に配置された固体処理
    剤を保持する保持部を有する処理剤受容部材と、該処理
    剤受容部材に取り付けられた防湿手段と、前記ハウジン
    グ部材の出口部を開閉し、処理剤の補充時に出口部を開
    くシャッタ部材と、前記処理剤受容部材の駆動手段と、
    を備えたことを特徴とする感光材料処理装置用固体処理
    剤補充装置。
JP6129156A 1994-02-16 1994-06-10 感光材料処理装置用固体処理剤補充装置 Pending JPH07281381A (ja)

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US08/380,374 US5559576A (en) 1994-02-16 1995-01-30 Solid processing agent replenishing device for use in a photosensitive material processing apparatus
EP95101860A EP0669554B1 (en) 1994-02-16 1995-02-10 Solid processing agent replenishing device for use in a photosensitive material processing apparatus

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JP1955094 1994-02-16
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