JPH07280704A - 車両用ヘッドライトの試験方法及び装置 - Google Patents
車両用ヘッドライトの試験方法及び装置Info
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- JPH07280704A JPH07280704A JP5181975A JP18197593A JPH07280704A JP H07280704 A JPH07280704 A JP H07280704A JP 5181975 A JP5181975 A JP 5181975A JP 18197593 A JP18197593 A JP 18197593A JP H07280704 A JPH07280704 A JP H07280704A
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N7/00—Television systems
- H04N7/18—Closed-circuit television [CCTV] systems, i.e. systems in which the video signal is not broadcast
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- H04N7/181—Closed-circuit television [CCTV] systems, i.e. systems in which the video signal is not broadcast for receiving images from a plurality of remote sources
Abstract
(57)【要約】
【目的】 車両内から見ることのできるオーバーヘッド
モニタを用いて、試験中の車両内にいる作業員に情報を
提供することができ、作業員は無線通信装置によって試
験装置と通信する。 【構成】ヘッドライトの照明の映像が目標スクリーン上
に投射され、照度及び位置決めのための基準映像も目標
スクリーン上にあり、ビデオカメラが目標スクリーンの
電気的映像を捕らえ、映像は解析を可能にするためにデ
ィジタル化される。第２ビデオカメラが車両ヘッドライ
トに向けられており、第２ビデオカメラからの映像も同
様にディジタル化させ、これによってヘッドライトの位
置及び照度を決定する。
モニタを用いて、試験中の車両内にいる作業員に情報を
提供することができ、作業員は無線通信装置によって試
験装置と通信する。 【構成】ヘッドライトの照明の映像が目標スクリーン上
に投射され、照度及び位置決めのための基準映像も目標
スクリーン上にあり、ビデオカメラが目標スクリーンの
電気的映像を捕らえ、映像は解析を可能にするためにデ
ィジタル化される。第２ビデオカメラが車両ヘッドライ
トに向けられており、第２ビデオカメラからの映像も同
様にディジタル化させ、これによってヘッドライトの位
置及び照度を決定する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用ヘッドライト
の方向調整及び照度を試験する方法及びこの方法を実施
する装置に関する。
の方向調整及び照度を試験する方法及びこの方法を実施
する装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】当局から委任され、自動車の作業条件を
適切に保つために行われる自動車安全試験は、多数の手
順からなり、車両の各種の運転装置を試験するものであ
る。より手順よく試験するために、また試験の正確さと
一貫性とを高めるために、自動化された試験方法が要求
される。従って今日の試験設備は、ますます自動化さ
れ、コンピュータで制御され、多くの機能を有してい
る。ヘッドライトの方向調整及び照度検査は、しばしば
この種の手順の組み合わせからなる。しかしヘッドライ
トの試験に適する自動化された方法を開発し実用するこ
とは、従来困難であり、たとえば、手動用試験装置を自
動化された装置に応用することは不成功であった。この
種の試みは、手順を十分に自動化することができず、作
業者のかなりの工夫が必要であり、従って手違いを生じ
る危険がある。
適切に保つために行われる自動車安全試験は、多数の手
順からなり、車両の各種の運転装置を試験するものであ
る。より手順よく試験するために、また試験の正確さと
一貫性とを高めるために、自動化された試験方法が要求
される。従って今日の試験設備は、ますます自動化さ
れ、コンピュータで制御され、多くの機能を有してい
る。ヘッドライトの方向調整及び照度検査は、しばしば
この種の手順の組み合わせからなる。しかしヘッドライ
トの試験に適する自動化された方法を開発し実用するこ
とは、従来困難であり、たとえば、手動用試験装置を自
動化された装置に応用することは不成功であった。この
種の試みは、手順を十分に自動化することができず、作
業者のかなりの工夫が必要であり、従って手違いを生じ
る危険がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、従来
技術の欠点をなくするとこのできる、自動車用ヘッドラ
イト試験用の自動化された装置を提供することにある。
本発明の次の目的は、作業者の手助けなしに実行でき
る、自動化された自動車用ヘッドライトの試験装置を提
供することにある。本発明の第３の目的は、自動車用ヘ
ッドライトの試験を早く実行できる、この種の装置を提
供することにある。本発明の第４の目的は、ヘッドライ
トの位置の変化を容易に補整でき、そしてヘッドライト
の各種の形状及び位置に応用できるヘッドライト試験装
置を提供することにある。本発明の第５の目的は、自動
化された車両試験装置に組み込むか、又は一緒に利用で
きるヘッドライト試験装置を提供することにある。
技術の欠点をなくするとこのできる、自動車用ヘッドラ
イト試験用の自動化された装置を提供することにある。
本発明の次の目的は、作業者の手助けなしに実行でき
る、自動化された自動車用ヘッドライトの試験装置を提
供することにある。本発明の第３の目的は、自動車用ヘ
ッドライトの試験を早く実行できる、この種の装置を提
供することにある。本発明の第４の目的は、ヘッドライ
トの位置の変化を容易に補整でき、そしてヘッドライト
の各種の形状及び位置に応用できるヘッドライト試験装
置を提供することにある。本発明の第５の目的は、自動
化された車両試験装置に組み込むか、又は一緒に利用で
きるヘッドライト試験装置を提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明による車両のヘッ
ドライトの方向調整及び照度を試験する方法は、(i)ヘ
ッドライトが目標スクリーン上に映像を投射するよう
に、車両を前記目標スクリーンに対して配置し、 (ii)
既知の位置及び照度の多数の基準映像を前記目標スクリ
ーン上に発生させ、(iii) 前記ヘッドライト及び基準映
像を含む前記目標スクリーンの第１ビデオ映像を発生さ
せ、(iv) 前記車両の少なくともヘッドライト部分の第
２ビデオ映像を発生させ、(v) 前記第１及び第２ビデオ
映像を解析して、前記ヘッドライトの照度及び方向調整
を決定することからなっている。
ドライトの方向調整及び照度を試験する方法は、(i)ヘ
ッドライトが目標スクリーン上に映像を投射するよう
に、車両を前記目標スクリーンに対して配置し、 (ii)
既知の位置及び照度の多数の基準映像を前記目標スクリ
ーン上に発生させ、(iii) 前記ヘッドライト及び基準映
像を含む前記目標スクリーンの第１ビデオ映像を発生さ
せ、(iv) 前記車両の少なくともヘッドライト部分の第
２ビデオ映像を発生させ、(v) 前記第１及び第２ビデオ
映像を解析して、前記ヘッドライトの照度及び方向調整
を決定することからなっている。
【０００５】配置工程は、目標スクリーンに関する車両
の方向に対応する信号を発生する工程からなり、かつ解
析工程が、方向信号を解析する工程を有し、さらに、車
両が所定範囲に配置された時に、作業員に指示する情報
を発生する工程を有している。
の方向に対応する信号を発生する工程からなり、かつ解
析工程が、方向信号を解析する工程を有し、さらに、車
両が所定範囲に配置された時に、作業員に指示する情報
を発生する工程を有している。
【０００６】本発明の方法をを実施するための装置は、
(a) 試験されるヘッドライトからの照明パターンを受け
るために、車両の前方に位置することのできる目標スク
リーン、(b) 前記目標スクリーンに多数の基準映像を与
えるために、このスクリーンに取り付けられた手段、
(c) 前記ヘッドライト及び前記基準映像によって前記目
標スクリーンの照明の映像を提供するために、前記目標
スクリーンに焦点を合わせた第１ビデオカメラ、(d) 前
記車両の映像を提供するために、前記車両のヘッドライ
ト部分に設けられた第２ビデオカメラ、(e) 前記目標ス
クリーンの映像及び前記ヘッドライト部分の映像を受信
し、これらの映像を処理し、ヘッドライトの照度及び方
向調整を決定するために、前記ビデオカメラと結合され
て作動する手段からなっている。
(a) 試験されるヘッドライトからの照明パターンを受け
るために、車両の前方に位置することのできる目標スク
リーン、(b) 前記目標スクリーンに多数の基準映像を与
えるために、このスクリーンに取り付けられた手段、
(c) 前記ヘッドライト及び前記基準映像によって前記目
標スクリーンの照明の映像を提供するために、前記目標
スクリーンに焦点を合わせた第１ビデオカメラ、(d) 前
記車両の映像を提供するために、前記車両のヘッドライ
ト部分に設けられた第２ビデオカメラ、(e) 前記目標ス
クリーンの映像及び前記ヘッドライト部分の映像を受信
し、これらの映像を処理し、ヘッドライトの照度及び方
向調整を決定するために、前記ビデオカメラと結合され
て作動する手段からなっている。
【０００７】装置は、車両の作業員の位置から観察でき
る位置に設けられたビデオモニタ及びモニタを処理手段
と結合することによって、モニタに示される照度及び方
向調整の決定に関する指示及びデータを与えるための手
段を有している。車両の方向を目標スクリーンに関して
決定し、かつこれに対応する出力信号を発生するため
に、処理手段と結合された手段を有し、出力信号の一部
以上は、モニタに示された情報である。車両方向を決定
する手段は、車両に沿って配置された既知の基準点から
の車両の距離を決定する手段を有し、距離を決定する手
段は、車両の反対側に配置された光学的センサーの組か
らなっている。
る位置に設けられたビデオモニタ及びモニタを処理手段
と結合することによって、モニタに示される照度及び方
向調整の決定に関する指示及びデータを与えるための手
段を有している。車両の方向を目標スクリーンに関して
決定し、かつこれに対応する出力信号を発生するため
に、処理手段と結合された手段を有し、出力信号の一部
以上は、モニタに示された情報である。車両方向を決定
する手段は、車両に沿って配置された既知の基準点から
の車両の距離を決定する手段を有し、距離を決定する手
段は、車両の反対側に配置された光学的センサーの組か
らなっている。
【０００８】装置はさらに、制御信号に対応して、目標
スクリーンを車両の前に配置するための手段を有し、制
御信号を発生し、かつ処理手段の動作を制御するための
無線手段を有している。受信及び処理手段は、少なくと
も目標スクリーンの映像のディジタル信号を発生する手
段及びディジタル信号を解析する手段を有し、処理手段
はマイクロ・コンピュタを有している。基準映像は、位
置の基準映像及び照度の基準映像の両者からなり、基準
映像を発生するために、目標スクリーン上に設けられた
多数の光源を有している。
スクリーンを車両の前に配置するための手段を有し、制
御信号を発生し、かつ処理手段の動作を制御するための
無線手段を有している。受信及び処理手段は、少なくと
も目標スクリーンの映像のディジタル信号を発生する手
段及びディジタル信号を解析する手段を有し、処理手段
はマイクロ・コンピュタを有している。基準映像は、位
置の基準映像及び照度の基準映像の両者からなり、基準
映像を発生するために、目標スクリーン上に設けられた
多数の光源を有している。
【０００９】前記またはその他の本発明の目的のために
提供されるヘッドライト試験用設備は、試験される車両
に見合う一つ以上の試験用車線を有している。車両が車
線上の試験位置に置かれた場合、ヘッドライトのビーム
が投射されるべき目標面は、車両の前方位置している。
目標面上に投射されたビームの映像は、ビデオカメラで
モニタされる。カメラによって発生された目標面の電気
的映像は、適当なプロセッサで解析され、これによって
ヘッドライトビームの映像の照度及び位置が決定され
る。目標面上に基準点が設けられ、それらの映像は、ヘ
ッドライトの映像とともに記録される。これによってヘ
ッドライトビームの映像の位置を目標上に正確に位置さ
せ、かつ既知の照度と関係ずけることができる。
提供されるヘッドライト試験用設備は、試験される車両
に見合う一つ以上の試験用車線を有している。車両が車
線上の試験位置に置かれた場合、ヘッドライトのビーム
が投射されるべき目標面は、車両の前方位置している。
目標面上に投射されたビームの映像は、ビデオカメラで
モニタされる。カメラによって発生された目標面の電気
的映像は、適当なプロセッサで解析され、これによって
ヘッドライトビームの映像の照度及び位置が決定され
る。目標面上に基準点が設けられ、それらの映像は、ヘ
ッドライトの映像とともに記録される。これによってヘ
ッドライトビームの映像の位置を目標上に正確に位置さ
せ、かつ既知の照度と関係ずけることができる。
【００１０】第２のビデオカメラは、試験される車両の
全部の映像を作るように配置されている。カメラから供
給されるデータによって、ヘッドライトの位置を決定す
ることができる。ヘッドライト及びその映像の位置なら
びに照度が計算されると、プロセッサでヘッドライトの
照度及び方向調整を検査する。
全部の映像を作るように配置されている。カメラから供
給されるデータによって、ヘッドライトの位置を決定す
ることができる。ヘッドライト及びその映像の位置なら
びに照度が計算されると、プロセッサでヘッドライトの
照度及び方向調整を検査する。
【００１１】適当なセンサー技術を利用して、車両を比
較的広い案内車線の範囲における目標の前に位置させる
ことができ、試験装置は、車両の位置を正確に決定し、
補整し、また基準位置に対する不一致を補整することが
でき、従って人手によって正確に配置させる必要はな
い。試験装置は変化に適応し、変化にかかわらず、標準
化された結果を与える。
較的広い案内車線の範囲における目標の前に位置させる
ことができ、試験装置は、車両の位置を正確に決定し、
補整し、また基準位置に対する不一致を補整することが
でき、従って人手によって正確に配置させる必要はな
い。試験装置は変化に適応し、変化にかかわらず、標準
化された結果を与える。
【００１２】図面において、ヘッドライト１２を有する
車両１０は、一般に車線１４で示される試験地帯に位置
している。この地帯をヘッドライト試験の専用としても
よく、もっと一般的な試験区域としてもよい。図示され
たように、ヘッドライト１２は、それぞれ右側及び左側
のヘッドライトからなるが、車両の各側に多素子ランプ
又はランプの対を有する「通常」又は「ハイビーム」の
左右ヘッドライトでもよい。たとえば、試験車線は、車
線内の車両の縦横方向の位置を決める目標を提供するた
めに、適当なマーカー（図示しない）を有してもよい。
車両１０は、一般に車線１４で示される試験地帯に位置
している。この地帯をヘッドライト試験の専用としても
よく、もっと一般的な試験区域としてもよい。図示され
たように、ヘッドライト１２は、それぞれ右側及び左側
のヘッドライトからなるが、車両の各側に多素子ランプ
又はランプの対を有する「通常」又は「ハイビーム」の
左右ヘッドライトでもよい。たとえば、試験車線は、車
線内の車両の縦横方向の位置を決める目標を提供するた
めに、適当なマーカー（図示しない）を有してもよい。
【００１３】車両１０を車線１４上に置くと、目標面又
はスクリーン１６は車両の前方に位置している。目標ス
クリーン１６は、１対の扉１８、２０からなる。扉は、
たとえば、車庫の扉の類でもよく、車線１４の主軸に直
交する矢印２２で示された水平軸に沿って滑動すること
ができるので、図示された試験位置におくことができ、
又は試験が終わった時に、車線１４から後退させて、車
両を外に出すこともできる。所望により、枢支された扉
や上部から下がるスクリーンを用いることもできる。目
標を既知の試験位置に置くために、適当な止め部材又は
センサを設けることもできる。目標スクリーンの表面は
白色のマット仕上げでもよい。
はスクリーン１６は車両の前方に位置している。目標ス
クリーン１６は、１対の扉１８、２０からなる。扉は、
たとえば、車庫の扉の類でもよく、車線１４の主軸に直
交する矢印２２で示された水平軸に沿って滑動すること
ができるので、図示された試験位置におくことができ、
又は試験が終わった時に、車線１４から後退させて、車
両を外に出すこともできる。所望により、枢支された扉
や上部から下がるスクリーンを用いることもできる。目
標を既知の試験位置に置くために、適当な止め部材又は
センサを設けることもできる。目標スクリーンの表面は
白色のマット仕上げでもよい。
【００１４】目標スクリーン１６は、多数の位置指示点
又は指標２４を有する。これらは点照明用の小型の指示
ランプでもよい。各指標は、スクリーン上の所定の位置
にある。スクリーンを所定の位置に置くと、指標が座標
系を与えるので、スクリーンに投射されたヘッドライト
の映像２６の位置を決めることができる。このほかに、
各ヘッドライト映像の隣りの目標上に多数の照度基準映
像２８が設けれられている。これらの基準映像の照度は
既知である。これらの位置指標及び照度基準映像を別々
の手段で、又は同じ手段で発生させてもよい。さらに、
照度基準映像をスクリーン上に取りつけられた光源で、
又は、たとえば試験車線の隣に取りつけられた光源から
投射される映像で発生させてもよい。
又は指標２４を有する。これらは点照明用の小型の指示
ランプでもよい。各指標は、スクリーン上の所定の位置
にある。スクリーンを所定の位置に置くと、指標が座標
系を与えるので、スクリーンに投射されたヘッドライト
の映像２６の位置を決めることができる。このほかに、
各ヘッドライト映像の隣りの目標上に多数の照度基準映
像２８が設けれられている。これらの基準映像の照度は
既知である。これらの位置指標及び照度基準映像を別々
の手段で、又は同じ手段で発生させてもよい。さらに、
照度基準映像をスクリーン上に取りつけられた光源で、
又は、たとえば試験車線の隣に取りつけられた光源から
投射される映像で発生させてもよい。
【００１５】第１ビデオカメラ３０の焦点は、目標スク
リーン１６に合わせてある。図示されるように、カメラ
の位置は、穴３２の中でもよく、又は他の適当な位置で
もよい。第２ビデオカメラ３４の位置は、たとえば、ス
クリーン１６の隣り又は前の車線１４の縁部にある柱脚
上でもよい。
リーン１６に合わせてある。図示されるように、カメラ
の位置は、穴３２の中でもよく、又は他の適当な位置で
もよい。第２ビデオカメラ３４の位置は、たとえば、ス
クリーン１６の隣り又は前の車線１４の縁部にある柱脚
上でもよい。
【００１６】図４に示すように、２つのカメラのビデオ
出力はディジタイザ３６に供給される。ディジタイザは
フレーム映像を捕らえ、捕えられた映像のディジタル形
式の出力信号を与える。プロセッサ３８は、カメラ３０
からの目標映像を解析して、目標上に投射された各ヘッ
ドライトの光のパターンの中心を決定する。これらの位
置は決定され、基準点２８の映像の位置と比較される。
目標上の基準点の正確な位置は既知であり、そして目標
自体の空間的方向も既知であるから、ヘッドライトビー
ム映像の正確な位置を決定できる。実用的には、ヘッド
ライト映像の最大照度の点を利用して、ヘッドライトの
位置を決定できる。
出力はディジタイザ３６に供給される。ディジタイザは
フレーム映像を捕らえ、捕えられた映像のディジタル形
式の出力信号を与える。プロセッサ３８は、カメラ３０
からの目標映像を解析して、目標上に投射された各ヘッ
ドライトの光のパターンの中心を決定する。これらの位
置は決定され、基準点２８の映像の位置と比較される。
目標上の基準点の正確な位置は既知であり、そして目標
自体の空間的方向も既知であるから、ヘッドライトビー
ム映像の正確な位置を決定できる。実用的には、ヘッド
ライト映像の最大照度の点を利用して、ヘッドライトの
位置を決定できる。
【００１７】さらにプロセッサ３８は、既知の照度を有
する照度基準映像２８の記録されかつ数値化された映像
と比較することによって、ヘッドライトビームの照度を
決定する。たとえば、照度をヘッドライト映像の最大照
度の点において決定することができるし、又はヘッドラ
イト映像の積分法又は平均法により、相対的又は平均的
な数値を得ることができる。
する照度基準映像２８の記録されかつ数値化された映像
と比較することによって、ヘッドライトビームの照度を
決定する。たとえば、照度をヘッドライト映像の最大照
度の点において決定することができるし、又はヘッドラ
イト映像の積分法又は平均法により、相対的又は平均的
な数値を得ることができる。
【００１８】ヘッドライトに投射されたカメラ３４から
の映像のディジタル形式の出力信号を、同様にプロセッ
サ３８で処理することによって、ヘッドライトの最大照
度の点を決定する。これらの点を利用して、ヘッドライ
トの床上の高さ及び両者間の距離をを決定する。次にプ
ロセッサ３８は、この情報をスクリーン映像のデータと
組み合わせることにより、ヘッドライトの焦点及び照度
が適当な範囲にあるかどうかを決定する。カメラに自動
焦点能力を与えることによって、既知の位置から車両の
前方までの距離及びカメラの角度を決定し、これによっ
て、ヘッドライトの高さ及び間隔ならびにヘッドライト
から目標スクリーンまでの距離を計算することができ
る。
の映像のディジタル形式の出力信号を、同様にプロセッ
サ３８で処理することによって、ヘッドライトの最大照
度の点を決定する。これらの点を利用して、ヘッドライ
トの床上の高さ及び両者間の距離をを決定する。次にプ
ロセッサ３８は、この情報をスクリーン映像のデータと
組み合わせることにより、ヘッドライトの焦点及び照度
が適当な範囲にあるかどうかを決定する。カメラに自動
焦点能力を与えることによって、既知の位置から車両の
前方までの距離及びカメラの角度を決定し、これによっ
て、ヘッドライトの高さ及び間隔ならびにヘッドライト
から目標スクリーンまでの距離を計算することができ
る。
【００１９】車両の方向をさらに正確に定めるために、
図３において点線で示されたセンサ４０を利用すること
もできる。このセンサは、光学的又はエコーを利用する
既知の距離計でもよい。実施例において、４個のセンサ
が用いられ、それぞれ２個のセンサが車両の両側にあ
り、前部及び後部に位置している。前部及び後部の各セ
ンサは、スクリーンに平行である。図４において、車両
までの距離はプロセッサ３８に送られ、車両がスクリー
ンに直角に位置しているかどうか及び偏差の量を計算す
る。映像データの処理中に方向調整の少量の誤差を補整
することができる。車両の方向調整の誤差が所定範囲を
超えていると、プロセッサは、作業員に、車両をもっと
平行に中央に置くよう適当な指令を出すことができる。
図３において点線で示されたセンサ４０を利用すること
もできる。このセンサは、光学的又はエコーを利用する
既知の距離計でもよい。実施例において、４個のセンサ
が用いられ、それぞれ２個のセンサが車両の両側にあ
り、前部及び後部に位置している。前部及び後部の各セ
ンサは、スクリーンに平行である。図４において、車両
までの距離はプロセッサ３８に送られ、車両がスクリー
ンに直角に位置しているかどうか及び偏差の量を計算す
る。映像データの処理中に方向調整の少量の誤差を補整
することができる。車両の方向調整の誤差が所定範囲を
超えていると、プロセッサは、作業員に、車両をもっと
平行に中央に置くよう適当な指令を出すことができる。
【００２０】この目的のために、オーバーヘッド・モニ
タ・ディスプレイ４２が設けられている。モニタは、車
両の方向調整のやり直しを作業員に指示するほかに、た
とえば、車両を車線に出すこと、車両の最初の位置を指
示すること、ヘッドライトを「通常」又は「ハイビー
ム」にすること、試験が終わったこと、車両を試験区域
から外に出してもよいことなどを指示することができ、
作業員にヘッドライトの交換や方向調整を指示すること
もできる。
タ・ディスプレイ４２が設けられている。モニタは、車
両の方向調整のやり直しを作業員に指示するほかに、た
とえば、車両を車線に出すこと、車両の最初の位置を指
示すること、ヘッドライトを「通常」又は「ハイビー
ム」にすること、試験が終わったこと、車両を試験区域
から外に出してもよいことなどを指示することができ、
作業員にヘッドライトの交換や方向調整を指示すること
もできる。
【００２１】計算に必要な基準値やアルゴリズムを、ハ
ード・デイスクのような記憶装置４４に記憶させること
ができる。試験結果もこれに記憶させることができる。
実用的には、プロセッサとして、既知のパソコン型のマ
イクロ・プロセッサを用い、情報により処理する。
ード・デイスクのような記憶装置４４に記憶させること
ができる。試験結果もこれに記憶させることができる。
実用的には、プロセッサとして、既知のパソコン型のマ
イクロ・プロセッサを用い、情報により処理する。
【００２２】実用的には、プロセッサ３８は、キーボー
ド、モニタ及びプリンタのような出力及び入力手段を有
し、これによって特定の車両の情報を入力し、試験の結
果を示すことができる。しかし試験を効率化するため
に、無線の手動送信機４６と受信機４８とを用いてもよ
い。これをプロセッサと組合わせると、作業員は、試験
装置を遠隔制御することができるので、たとえば、試験
中の車両の中から試験を行うことができる。図４におい
て、プロセッサは、可逆モータ・ドライブのような目標
の位置決め手段５０を通じて、目標の位置を制御するこ
ともできるので、作業員は、試験中の車両の中から扉１
８及び２０を閉じて、試験を開始でき、また車両から離
れないで、車両を試験区域から外に出すこともできる。
ド、モニタ及びプリンタのような出力及び入力手段を有
し、これによって特定の車両の情報を入力し、試験の結
果を示すことができる。しかし試験を効率化するため
に、無線の手動送信機４６と受信機４８とを用いてもよ
い。これをプロセッサと組合わせると、作業員は、試験
装置を遠隔制御することができるので、たとえば、試験
中の車両の中から試験を行うことができる。図４におい
て、プロセッサは、可逆モータ・ドライブのような目標
の位置決め手段５０を通じて、目標の位置を制御するこ
ともできるので、作業員は、試験中の車両の中から扉１
８及び２０を閉じて、試験を開始でき、また車両から離
れないで、車両を試験区域から外に出すこともできる。
【００２３】
【発明の効果】本発明の試験方法は、適当なセンサー技
術を利用して、車両を比較的広い案内車線の範囲におけ
る目標の前に位置させることができ、試験装置は、車両
の位置を正確に決定し、補整し、また基準位置に対する
不一致を補整することがでる。従って、人手によって正
確に配置させる必要はない。さらに、試験装置は変化に
適応し、変化にかかわらず、標準化された結果を得るこ
とができる。
術を利用して、車両を比較的広い案内車線の範囲におけ
る目標の前に位置させることができ、試験装置は、車両
の位置を正確に決定し、補整し、また基準位置に対する
不一致を補整することがでる。従って、人手によって正
確に配置させる必要はない。さらに、試験装置は変化に
適応し、変化にかかわらず、標準化された結果を得るこ
とができる。
【図１】本発明による装置の側方透視図である。
【図２】図１の装置の平面図である。
【図３】本発明の他の実施例による、図２と同様の平面
図である。
図である。
【図４】本発明の主な構成図である。
１０ 車両 １２ ヘッドライト １４ 車線 １６ スクリーン １８ 扉 ２０ 扉 ２２ 矢印 ２４ 指標 ２６ ヘッドライトの映像 ２８ 照度基準映像 ３０ 第１ビデオカメラ ３２ 穴 ３４ 第２ビデオカメラ ３６ ディジタイザ ３８ プロセッサ ４０ センサ ４２ ディスプレイ ４４ 記憶装置 ４６ 送信機 ４８ 受信機 ５０ 位置決め手段
Claims (15)
- 【請求項１】 (i) ヘッドライトが目標スクリーン上に
映像を投射するように、車両を前記目標スクリーンに対
して配置し、 (ii) 既知の位置及び照度の多数の基準映
像を前記目標スクリーン上に発生させ、(iii) 前記ヘッ
ドライト映像及び基準映像を含む前記目標スクリーンの
第１ビデオ映像を発生させ、 (iv) 前記車両の少なくと
もヘッドライト部分の第２ビデオ映像を発生させ、(v)
前記第１及び第２ビデオ映像を解析して、前記ヘッドラ
イトの照度及び方向調整を決定することからなる、車両
のヘッドライトの方向調整及び照度を試験する方法。 - 【請求項２】 前記配置工程が、前記目標スクリーンに
関する前記車両の方向に対応する信号を発生する工程か
らなり、かつ前記解析工程が、前記方向信号を解析する
工程を有する、請求項１の方法。 - 【請求項３】 前記配置工程が、車両が所定範囲に配置
された時に、作業員に指示する情報を発生する工程をさ
らに有する、請求項１の方法。 - 【請求項４】 (a) 試験されるヘッドライトからの照明
パターンを受けるために、車両の前方に位置することの
できる目標スクリーン、(b) 前記目標スクリーンに多数
の基準映像を与えるために、このスクリーンに取り付け
られた手段、(c) 前記ヘッドライト及び前記基準映像に
よって前記目標スクリーンの照明の映像を提供するため
に、前記目標スクリーンに焦点を合わせた第１ビデオカ
メラ、(d) 前記車両の映像を提供するために、前記車両
のヘッドライト部分に設けられた第２ビデオカメラ、
(e) 前記目標スクリーンの映像及び前記ヘッドライト部
分の映像を受信し、これらの映像を処理し、ヘッドライ
トの照度及び方向調整を決定するために、前記ビデオカ
メラと結合されて作動する手段からなる、車両のヘッド
ライトの照度及び方向調整を試験する装置。 - 【請求項５】 車両の作業員の位置から観察できる位置
に設けられたビデオモニタ及び前記モニタを前記処理手
段と結合することによって、前記モニタに示される前記
照度及び方向調整の決定に関する指示及びデータを与え
るための手段をさらに有する、請求項４の装置。 - 【請求項６】 制御信号に対応して、前記目標スクリー
ンを車両の前に配置するための手段をさらに有する、請
求項４の装置。 - 【請求項７】 前記制御信号を発生し、かつ前記処理手
段の動作を制御するための無線手段をさらに有する、請
求項５の装置。 - 【請求項８】 前記受信及び処理手段が、少なくとも前
記目標スクリーンの映像のディジタル信号を発生する手
段及び前記ディジタル信号を解析する手段を有する、請
求項４の装置。 - 【請求項９】 前記基準映像が、位置の基準映像及び照
度の基準映像の両者からなる、請求項４の装置。 - 【請求項１０】 前記基準映像を発生するために、前記
目標スクリーン上に設けられた多数の光源をさらに有す
る、請求項９の装置。 - 【請求項１１】 前記処理手段がマイクロ・コンピュタ
を有する、請求項８の装置。 - 【請求項１２】 車両の方向を前記目標スクリーンに関
して決定し、かつこれに対応する出力信号を発生するた
めに、前記処理手段と結合された手段をさらに有する、
請求項５の装置。 - 【請求項１３】 前記の車両方向を決定する手段が、前
記車両に沿って配置された既知の基準点からの前記車両
の距離を決定する手段を有する、請求項１２の装置。 - 【請求項１４】 前記の距離を決定する手段が、前記車
両の反対側に配置された光学的センサ−の組からなる、
請求項１３の装置。 - 【請求項１５】 前記出力信号の一部以上が、前記モニ
タに示された情報である、請求項１２の装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US07/960,692 | 1992-10-14 | ||
| US07/960,692 US5321439A (en) | 1992-10-14 | 1992-10-14 | Vehicle headlight testing system |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07280704A true JPH07280704A (ja) | 1995-10-27 |
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Family Applications (1)
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| JP (1) | JPH07280704A (ja) |
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