JP2002086376A - 視覚センサの誘導方法 - Google Patents

視覚センサの誘導方法

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JP2002086376A JP2000278776A JP2000278776A JP2002086376A JP 2002086376 A JP2002086376 A JP 2002086376A JP 2000278776 A JP2000278776 A JP 2000278776A JP 2000278776 A JP2000278776 A JP 2000278776A JP 2002086376 A JP2002086376 A JP 2002086376A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マニピュレータ手先に搭載された視覚センサ
を対象物に誘導する際、操作者(人)の介在、微調整を
必要とせず自動的に視覚センサを誘導することができる
視覚センサの誘導方法を提供する。 【解決手段】 マニピュレータ手先に視覚センサを搭載
し、マニピュレータを駆動することで対象物に視覚セン
サを誘導する方法において、対象物の概略位置208
と、予め設定した誘導位置と対象物との距離101とか
ら誘導位置104を、さらに誘導姿勢105を決定す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マニピュレータ手
先に搭載された視覚センサを対象物に誘導する視覚セン
サの誘導方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ハンドアイシステムと呼ばれる、視覚セ
ンサを搭載したマニピュレータを用いて視覚センサを対
象物に誘導し、対象物を検出する方法がある。この際、
対象物が視覚センサの視野に入るよう、あるいは、対象
物が視覚センサ視野の中央に位置するよう、視覚センサ
を誘導する必要がある。まず、第1の従来の技術を、特
開平5−80842号の「移動ロボットの制御方法」を
例に説明する。ワーク近くに2次元状のマークを配置
し、マニピュレータには画像入力手段が取り付けられて
いる。画像入力手段は、視覚情報を取得する機能を持つ
ため、視覚センサに相当する。図3に第1の従来の技術
に係る視覚センサの誘導方法ブロック図を示す。ティー
チング時には、画像入力手段の視野内にマークが入るよ
う、マニピュレータを操作し、画像入力手段によって、
予め、マーク画像(ティーチングマーク画像301)を
取得する。プレイバック時にも、画像入力手段によって
マーク画像302を取得する。第1の従来の技術の誘導
位置・誘導姿勢算出手段305は、比較照合手段303
と座標変換手段304とから構成される。比較照合手段
303では、ティーチングマーク画像301とマーク画
像302とを入力し、これらを比較照合する。これは、
ティーチングマーク画像301とマーク画像302との
マーク位置にずれがあるためである。比較照合手段30
3の比較照合の結果、ティーチングマーク画像301と
マーク画像302とのマーク位置の差が求められる。座
標変換手段304はこのマーク位置の差を入力し、これ
をマニピュレータ座標系に変換し、ティーチングマーク
画像301が取得できる位置・姿勢に画像入力手段を誘
導するような、誘導位置104と誘導姿勢105とを出
力する。
【0003】次に、第2の従来の技術を、「脇迫ら:
“遠隔操作型配電作業ロボットの距離センサシステ
ム”,日本ロボット学会誌,15巻,3号,468〜4
73ページ,1997」を例に説明する。距離センサが
パン・チルト軸を持つ架台に置かれており、操作者が、
パン・チルト軸を遠隔操作することで対象物までの距離
を計測する。距離センサは、視覚情報を取得する機能を
持つため、視覚センサに、また、架台は、距離センサの
位置と姿勢とを変更する機能を持つため、マニピュレー
タに、それぞれ相当する。図4に第2の従来の技術に係
る視覚センサの誘導方法ブロック図を示す。なお、図4
では、第2の従来の技術の誘導位置・誘導姿勢算出手段
404の説明をするために、操作者による操作と、ティ
ーチングプレイバックによる操作との2つの方式を同時
に示している。操作者は、距離センサのカメラの映像を
見ながら、対象物がカメラの中央に来るように、距離セ
ンサの架台を遠隔操作する。操作者による操作指令40
2に基づき、距離センサの誘導位置104と誘導姿勢1
05とが決定される。また、距離センサと対象物との位
置関係がおおよそ既知である場合には、予めティーチン
グしたデータに基づきプレイバックする、ティーチング
プレイバック方式で実行される。プレイバック時には、
プレイバック指令401により、ティーチングデータ4
03が読み出され、誘導位置104と誘導姿勢105と
が決定される。
【0004】以下では、第2の従来の技術を装柱に対す
る配電作業に適用した例を詳しく説明する。従来の装柱
に対する配電作業で行われる視覚センサ誘導の概略説明
図を図5に示す。501は装柱で、電柱502、アーム
503、第1の碍子504、第2の碍子505、第3の
碍子506から構成される。通常、電柱502は地面に
対しほぼ垂直に設置されており、アーム503は電柱5
02に対し垂直に取り付けられている。第1の碍子50
4、第2の得子505、第3の碍子506は、アーム5
03に固定されている。507はマニピュレータで、先
端に搭載してある視覚センサ511の位置と姿勢とを変
更する。マニピュレータ507は、コントローラ508
を介し、操作者510がティーチボックス509を操作
することで駆動される。512は誘導前の視覚センサ位
置で、得られる映像が誘導前の映像514である。51
3は誘導後の視覚センサ位置で、得られる映像が誘導後
の映像515である。誘導後の視覚センサ位置513の
時の視覚センサ511と、それを配置するマニピュレー
タ507と、誘導後の映像515と、それへの映像信号
線とを点線で表示している。
【0005】ここでは、視覚センサにより装柱501を
遠方から捉え、視覚センサを対象物に近付けることを行
う(対象物は第1の碍子504とする)。より具体的に
は、誘導前の映像514が得られる誘導前の視覚センサ
位置512の時の視覚センサ511を、第1の碍子50
4の映像(誘導後の映像515)が得られる誘導後の視
覚センサ位置513に誘導する。これは、注目する対象
物(この場合第1の碍子504)の位置・姿勢情報をよ
り詳細に検出する際に必要となる。この時、視覚センサ
511が持つ光学歪みを考慮すると、第1の碍子504
が、誘導後の映像515内で、ほぼ中央に位置するよう
に、視覚センサ511を配置する方が望ましい。また、
この場合、第1の碍子504の特徴を良好に捉えるため
には、視覚センサ511を第1の碍子504のほぼ真横
に配置する方が望ましい。第2の従来の技術の操作者5
10による操作では、この誘導位置104と誘導姿勢1
05との決定を、操作者510が誘導前の映像514を
見て、誘導後の映像515が得られるように、ティーチ
ボックス509を操作し、マニピュレータ507を駆動
して実行する。また、第2の従来の技術のティーチング
プレイバックによる操作では、コントローラ508に保
存されたティーチングデータ403が、操作者510が
ティーチボックス509を操作することにより出される
プレイバック指令401により読み出され、マニピュレ
ータ507がプレイバックを実行し、視覚センサ511
の誘導位置104と誘導姿勢105とが決定される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】第1の従来の技術で述
べた特開平5−80842号の「移動ロボットの制御方
法」では、予めワーク近くにマークを配置する必要があ
り、あるいは、ティーチングマーク画像301を予めテ
ィーチングする必要があり、そのための労力が発生し、
手間が掛かるという問題があった。また、配置されるマ
ークは2次元状であるが、平面上でない対象物にマーク
を配置する場合、視覚センサ511が見える場所にマー
クを配置する必要があるという問題があった。また、第
1の碍子504を誘導後の映像515内ほぼ中央で、か
つ、第1の碍子504のほぼ真横を捉えるように視覚セ
ンサ511を誘導するためには、視覚センサ511の位
置と姿勢を3次元的に変更する必要があるが、マークが
2次元状であるために、2次元的な位置と姿勢の変更し
か行えないという問題があった。
【0007】第2の従来の技術で述べた操作者510に
よる操作では、操作者510が誘導前の映像514や誘
導後の映像515を見ながら、誘導前の視覚センサ位置
512の視覚センサ511を誘導後の視覚センサ位置5
13に誘導するため、操作者(人)の介在が必要で自動
化できないという問題があった。また、第1の碍子50
4を誘導後の映像515内ほぼ中央で、かつ、第1の碍
子504のほぼ真横を捉えるように視覚センサ511を
誘導する必要があるため、その誘導に微調整が必要で、
マニピュレータ507の操作に熟練を要する、あるいは
手間が掛かるという問題があった。第2の従来の技術で
述べたティーチングプレイバックによる操作では、装柱
501とマニピュレータ507との位置関係を予め知っ
ておく必要があり、そのための労力が発生し、手間が掛
かるという問題があった。また、ティーチングの際に、
装柱501とマニピュレータ507との位置関係にずれ
がある場合には、プレイバック時に、誘導後の映像51
5から第1の碍子504が外れる、あるいは、誘導後の
映像515の中央に第1の碍子504が位置しない、あ
るいは、視覚センサ511が第1の碍子504の真横に
配置されない、という問題があった。本発明は、このよ
うな従来の技術における課題を解決するものであり、マ
ニピュレータ手先に搭載された視覚センサを対象物に誘
導する際、操作者(人)の介在、微調整を必要とせず自
動的に視覚センサを誘導することができ、対象物を確実
に視野内ほぼ中央に捉えることができることにより光学
歪みが改善され良好な対象物の検出が実行でき、視覚セ
ンサの位置と姿勢を3次元的に変更することができ、余
分な労力を必要とせず、手間の掛からない、簡便な視覚
センサの誘導方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め、本発明の請求項1記載の視覚センサの誘導方法は、
マニピュレータ手先に視覚センサを搭載し、前記マニピ
ュレータを駆動することで対象物に前記視覚センサを誘
導する方法において、前記対象物の概略位置と、予め設
定した誘導位置と対象物との距離とから誘導位置を決定
するようにするものである。また、請求項2記載の視覚
センサの誘導方法は、前記概略位置と、前記誘導位置と
から、前記視覚センサの姿勢を決定する少なくとも1つ
の軸が、前記概略位置と前記誘導位置とを通るベクトル
と一致するように誘導姿勢を決定するようにするもので
ある。また、請求項3記載の視覚センサの誘導方法は、
マニピュレータ手先に視覚センサを搭載し、前記マニピ
ュレータを駆動することで対象物に前記視覚センサを誘
導する方法において、前記対象物の概略位置と、予め設
定した誘導位置と対象物との距離とから誘導位置及び姿
勢を決定するようにするものである。また、請求項4記
載の視覚センサの誘導方法は、前記対象物の姿勢を決定
する少なくとも1つの軸と、前記視覚センサの光軸とが
鉛直に交わるように視覚センサの誘導位置、誘導姿勢、
または誘導位置と誘導姿勢を決定するようにするもので
ある。
【0009】
【発明の実施の形態】図5を用いて説明した従来の技術
の場合と同様、本実施例でも、誘導前の映像514が得
られる誘導前の視覚センサ位置512の視覚センサ51
1を、誘導後の映像515が得られる誘導後の視覚セン
サ位置513に誘導することを行う。以下、図1及び図
2を用いて本発明の実施例を説明する。図2に本発明の
実施例に係る視覚センサの誘導方法モデル図を示す。図
2では、装柱501の構成要素である、第1の碍子50
4とアーム503の一部のみを示している。201及び
203は視覚センサ511の内部に設置された座標系
で、201が、誘導前の視覚センサ位置512の視覚セ
ンサの座標系(誘導前の視覚センサ座標系)、203
が、誘導後の視覚センサ位置513の視覚センサの座標
系(誘導後の視覚センサ座標系)である。図5に示した
視覚センサ511の紙面手前方向をXs軸、上方向をY
s軸、左方向(視覚センサの視線方向)をZs軸とす
る。これによれば、視覚センサ511の底面はXsZs
平面と平行となる。誘導後の視覚センサ座標系203の
各座標軸には、誘導前の視覚センサ座標系201のそれ
らと区別するために、「’」を付している。202はマ
ニピュレータのベース部に設置された座標系(マニピュ
レータ座標系)で、図5で示したマニピュレータ507
の紙面右方向をXr軸、、奥方向をYr軸、上方向をZ
r軸とする。これによれば、マニピュレータ507の底
面はXrYr平面と平行となる。
【0010】本実施例は、この誘導後の視覚センサ座標
系203の位置と姿勢とを決定するものである。より具
体的には、マニピュレータ座標系202に関する誘導後
の視覚センサ座標系203の位置と姿勢とを求めるもの
である。マニピュレータ507と視覚センサ511とは
校正されているため、マニピュレータ507の移動に伴
って、マニピュレータ座標系202に関する視覚センサ
座標系(201や203)の位置と姿勢が分かる。マニ
ピュレータ座標系202に関する誘導前の視覚センサ座
標系201の位置と姿勢をT、誘導後の視覚センサ座標
系203の位置と姿勢をT’とする。T及びT’は位置
と姿勢を表す4行4列の同次変換行列である。従って、
本実施例は、T’を求めることが目的となる。なお、2
04から207の説明については、図1の説明の中で記
載する。
【0011】視覚センサ座標系に関する概略位置207
は、誘導前の視覚センサ位置512で視覚センサ511
を用いて第1の碍子504を見た時の、誘導前の視覚セ
ンサ座標系201に関する第1の碍子504の概略位置
で、図2では、ベクトル表記している。この視覚センサ
座標系に関する概略位置207をマニピュレータ座標系
202に関する位置で表し、
【数1】 とする。ここで、tは転置である。マニピュレータ座標
系に関する概略位置208は、マニピュレータ507と
視覚センサ511とが校正されているため(Tが分かる
ため)、視覚センサ座標系に関する概略位置207から
容易に求めることができる。以降では、マニピュレータ
座標系202に関する座標値を扱う。なお、視覚センサ
座標系に関する概略位置207は、視覚センサ511と
して、レーザレンジファインダ等を用いて求めることが
できる。
【0012】図1に本発明の実施例に係る視覚センサの
誘導方法ブロック図を示す。図2における204は、視
覚センサ座標系に関する概略位置207を示す計測点を
表している。対象物距離101は、誘導後の視覚センサ
位置513の視覚センサ511と、第1の碍子504と
の距離であり、予め設定する。すなわち、図2において
は、誘導後の視覚センサ座標系203の原点(205)
と計測点204との距離であり、これをLとする。本実
施例における誘導位置・誘導姿勢算出手段106は、誘
導位置算出手段102と誘導姿勢算出手段103とから
構成される。誘導位置算出手段102では、マニピュレ
ータに関する概略位置208と対象物距離101とを入
力し、誘導位置104、すなわち、誘導後の視覚センサ
座標系203の位置を出力する。計測点204を中心と
し、半径をLとした球面206を設定する。球面206
の方程式は
【数2】 となる。計測点204を通り、XrYr平面に平行な平
面は
【数3】 となる。球面206と視覚センサ座標系に関する概略位
置207のベクトルとの交点を
【数4】 とすると、視覚センサ座標系に関する概略位置207の
ベクトルを含みZrに平行な平面は
【数5】 となる。式(2)、(3)、(5)を連立し解くと、
【数6】 となる。
【0013】2つある解の内、視覚センサ511側の方
を取ると、これが誘導後の視覚センサ座標系203の位
置、すなわち、誘導位置104となる。これにより、第
1の碍子504と同じ高さで、距離Lの位置に誘導後の
視覚センサ座標系203の位置を決定することができ
る。誘導姿勢算出手段103では、誘導位置104とマ
ニピュレータ座標系に関する概略位置208とを入力
し、誘導姿勢105、すなわち、誘導後の視覚センサ座
標系203の姿勢を出力する。誘導後の視覚センサ座標
系203のXs’Zs’平面とマニピュレータ座標系2
02のXrYr平面とが平行であるとすると、Ys’軸
の単位ベクトルは
【数7】 となる。計測点204と誘導後の視覚センサ座標系の原
点205とを通るベクトルを正規化し
【数8】 とすると、これがZs’軸の単位ベクトルとなる。X
s’軸は式(7)と(8)との外積演算
【数9】 により求めると、これがXs’軸の単位ベクトルとな
る。
【0014】式(7)、(8)、(9)の各軸を要素と
した誘導後の視覚センサ座標系203の姿勢が
【数10】 で求められる。これにより、第1の碍子504に視覚セ
ンサ511の視線方向が向かっている誘導後の視覚セン
サ座標系203の姿勢を決定することができる。式
(6)、(10)より、誘導後の視覚センサ座標系20
3の位置と姿勢T’は
【数11】 となる。以上により、誘導後の視覚センサ座標系203
を、第1の碍子504と同じ高さで、距離Lの位置に、
視覚センサ511の視線が第1の碍子504に向かう姿
勢で、決定することができる。
【0015】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明は、対象
物の概略位置と、予め設定した誘導位置と対象物との距
離とから誘導位置を求めるようにしたので、対象物と同
じ高さで、すなわち対象物の真横で、予め設定した誘導
位置と対象物との距離を保った位置に視覚センサの位置
を自動的にかつ3次元的に決定することができる。ま
た、本発明は、対象物の概略位置と、誘導位置とから誘
導姿勢を求めるようにしたので、対象物に視覚センサの
視線方向が向かうように、すなわち対象物が視覚センサ
で得られる視野の中央となるように、視覚センサの姿勢
を自動的にかつ3次元的に決定することができる。ま
た、その結果、光学歪みが改善され、良好な対象物の検
出が実行できる。更に、本発明は、誘導位置及び誘導姿
勢を自動的に決定するようにしたので、手間を掛けず
に、また、余分な労力を必要とせずに、簡便に視覚セン
サを誘導することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例に係る視覚センサの誘導方法
ブロック図である。
【図2】 本発明の実施例に係る視覚センサの誘導方法
モデル図である。
【図3】 第1の従来の技術に係る視覚センサの誘導方
法ブロック図である。
【図4】 第2の従来の技術に係る視覚センサの誘導方
法ブロック図である。
【図5】 従来の装柱に対する配電作業で行われる視覚
センサ誘導の概略説明図である。
【符号の説明】
101 対象物距離 102 誘導位置算出手段 103 誘導姿勢算出手段 104 誘導位置 105 誘導姿勢 106 誘導位置・誘導姿勢算出手段 201 誘導前の視覚センサ座標系 202 マニピュレータ座標系 203 誘導後の視覚センサ座標系 204 計測点 205 誘導後の視覚センサ座標系の原点 206 球面 207 視覚センサ座標系に関する概略位置 208 マニピュレータ座標系に関する概略位置 301 ティーチングマーク画像 302 マーク画像 303 比較照合手段 304 座標変換手段 305 第1の従来の技術の誘導位置・誘導姿勢算出
手段 401 プレイバック指令 402 操作指令 403 ティーチングデータ 404 第2の従来の技術の誘導位置・誘導姿勢算出
手段 501 装柱 502 電柱 503 アーム 504 第1の碍子 505 第2の碍子 506 第3の碍子 507 マニピュレータ 508 コントローラ 509 ティーチボックス 510 操作者 511 視覚センサ 512 誘導前の視覚センサ位置 513 誘導後の視覚センサ位置 514 誘導前の映像 515 誘導後の映像
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高岡 佳市 福岡県北九州市八幡西区黒崎城石2番1号 株式会社安川電機内 Fターム(参考) 3F059 AA15 BA03 DB01 DB05 5C022 AA01 AB62 AC69 AC74

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マニピュレータ手先に視覚センサを搭載
    し、前記マニピュレータを駆動することで対象物に前記
    視覚センサを誘導する方法において、 前記対象物の概略位置と、予め設定した誘導位置と対象
    物との距離とから誘導位置を決定することを特徴とする
    視覚センサの誘導方法。
  2. 【請求項2】 前記概略位置と、前記誘導位置とから、
    前記視覚センサの姿勢を決定する少なくとも1つの軸
    が、前記概略位置と前記誘導位置とを通るベクトルと一
    致するように誘導姿勢を決定することを特徴とする請求
    項1記載の視覚センサの誘導方法。
  3. 【請求項3】 マニピュレータ手先に視覚センサを搭載
    し、前記マニピュレータを駆動することで対象物に前記
    視覚センサを誘導する方法において、 前記対象物の概略位置と、予め設定した誘導位置と対象
    物との距離とから誘導位置及び姿勢を決定することを特
    徴とする視覚センサの誘導方法。
  4. 【請求項4】 前記対象物の姿勢を決定する少なくとも
    1つの軸と、前記視覚センサの光軸とが鉛直に交わるよ
    うに視覚センサの誘導位置、誘導姿勢、または誘導位置
    と誘導姿勢を決定することを特徴とする請求項1、2ま
    たは3に記載の視覚センサの誘導方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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