JPH052894U - 宇宙用視覚情報処理装置 - Google Patents

宇宙用視覚情報処理装置

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JPH052894U
JPH052894U JP2957891U JP2957891U JPH052894U JP H052894 U JPH052894 U JP H052894U JP 2957891 U JP2957891 U JP 2957891U JP 2957891 U JP2957891 U JP 2957891U JP H052894 U JPH052894 U JP H052894U
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pattern
camera
image
mark
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Application number
JP2957891U
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Inventor
成樹 葛岡
Original Assignee
三菱電機株式会社
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Publication of JPH052894U publication Critical patent/JPH052894U/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 宇宙空間においてオペレータの操作なしに自
動的に部材1の穴2にロボットアーム6で保持した部材
をはめ込み組立を行うのに必要な視覚情報処理装置を得
る。 【構成】 ロボットアーム5の先端に取り付けたカメラ
7、撮影画像を一時的に蓄積するフレームメモリバッフ
ァ、画像上からマーク13の外郭線で囲まれたパターン
を検出するパターン検出回路、パターン面積計測回路、
距離計算装置、パターン重心計測回路、方向計算装置か
ら構成される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、宇宙空間で自律または半自律のロボットが複数の部材を組み立て る際に用いる視覚情報処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図2は宇宙空間でロボットが複数の部材を組み立てる際にもちいる視覚情報処 理装置を示す構成図であり、図において1は組立対象の部材、2は部材1に設け られたはめ込み穴、3は部材1に接合する他の部材、4は部材3に設けられはめ 込み穴2にはめ込むはめ込み棒、5は部材3を部材1に組み立てるロボットアー ム、6はロボットアーム5の先端において部材3を把持するためのエンドエフェ クタ、7ははめ込み棒4がはめ込み穴2に正しくはめ込まれることを監視するた めのカメラ、8はカメラ7の出力画像を地上等に伝送する画像伝送装置、9は伝 送された画像を受信する画像受信装置、10は受信した画像を表示する画像表示 装置、11はロボットアーム5を制御するアーム制御装置、12はアーム制御装 置11の指令に応じてロボットアーム5を駆動するアーム駆動装置である。
【0003】 従来の宇宙用視覚情報処理装置は上記のように構成され、部材1のはめ込み穴 2に部材3のはめ込み棒4をはめ込んで組み立てるとき、カメラ7がはめ込み穴 2とはめ込み棒4の位置関係を撮影し、撮影した画像を画像伝送装置8及び画像 受信装置9を経由して画像表示装置10に表示する。オペレータは画像表示装置 10の画像を監視してはめ込み棒4が正しくはめ込み穴2にはめ込めるようにア ーム制御装置11を操作する。アーム制御装置11の出力はアーム駆動装置12 に伝えられロボットとアーム5を制御する。 即ち従来の宇宙用視覚情報処理装置は部材組立を撮影・表示し、オペレータが ロボットアームを直接制御するものであった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】 上記のような従来の宇宙視覚情報処理装置においては、組立を実施している宇 宙空間からオペレータのいる地上もしくは宇宙機まで画像を伝送する必要があり 、膨大なデータ量の画像データを伝送するため画像伝送装置8、画像受信装置9 には高速な回路が、両者間に高速データ回線が必要となる。また部材の組立をす べてオペレータが実施するためオペレータの負荷が高くなる。さらにオペレータ が地上にいる場合、画像データの伝送に数秒の時間がかかりオペレータは時間遅 れのある画像を監視しながらロボットアーム5を制御するので操作に熟練が必要 となる。
【0005】 この考案はかかる課題を解決するためになされたもので、組立を実施する宇宙 空間においてオペレータの操作なしに自動的に部材組立を行うのに必要な視覚情 報処理装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案に係わる宇宙用視覚情報処理装置は、ロボットのエンドエフェクタ上 にカメラを取り付け組立対象の部材に記したマークの撮影パターンを検出し、パ ターンの面積と重心を計測することによりアーム先端の組み立て対象部材との距 離、方向を計算してアームの駆動経路を決定するものである。
【0007】
【作用】
この考案における宇宙用視覚情報処理装置は、組立対象の部材に記したマーク の撮影パターンの面積と重心とを計測することによりアーム先端と組立対象部材 との相対距離、方向を求めてアーム先端を組立部材に正しく接合するためのアー ム駆動経路を求め、次にカメラを取り付けているのと同所にあるエンドフェクタ に組立部材を把持して先に求めた経路に従ってアームを駆動させて部材を組み立 てる。
【0008】
【実施例】
実施例1. 図1はこの考案の一実施例を示す構成図であり、1〜2及び5〜7は上記従来 装置と全く同一のものである。12はロボットアーム5を駆動するアーム駆動装 置、13ははめ込み穴2の周囲に記したマーク、14はカメラ7で撮影した画像 を蓄積するフレームメモリバッファ、15はフレームメモリバッファ14の画像 からマーク13の画像の外郭線で囲まれた範囲をパターンとして検出するパター ン検出回路、16は検出したパターンの面積を計測するパターン面積計測回路、 17は計測したパターン面積からカメラ7とマーク13との距離を計算する距離 計算装置、18はパターン検出回路15で検出したパターンの重心位置を計測す るパターン受信計測回路、19は計測したパターン重心位置からカメラ7がマー ク13に接近する方向を計算する方向計算装置、12は距離計算装置17と方向 計算装置19の出力を元に事前に計画したアーム移動経路との誤差を検出して誤 差がなくなるようにロボットアーム5を駆動するアーム駆動装置である。 図3は部材1のはめ込み穴2とその周辺のマーク13を正面から見た図である 。 図4はカメラ7で撮影した画像であり、20は撮影画像のフレーム、21はマ ーク13の外郭線で囲まれたパターン、22ははめ込み穴2の画像、23はパタ ーン21の重心である。
【0009】 上記のように構成された宇宙用視覚情報処理装置ではまずロボットアーム7に 取り付けたカメラ7で部材1のはめ込み穴2及びその周辺のマーク13を撮影し 、フレームメモリバッファ14に画像を一時的に蓄積する。パターン検出回路1 5ではフレームメモリバッファ14上の画像でマーク13の外郭線で囲まれた範 囲をパターン21として検出する。検出したパターン21はパターン面積計測回 路16で面積を計測し、距離計算装置17にて面積からカメラ7とマーク13間 の距離を計算する。またパターン21はパターン重心計測回路18でパターンの 重心23を決定し画像のフレーム20におけるパターンの重心位置を計算し、方 向計算装置19でカメラ17がマーク13に接近する方向を計算する。アーム駆 動装置12は距離計算装置17および方向計算装置19の出力を元にアーム5を 駆動する。具体的には例えばパターンの重心23が絶えず画像のフレーム20の 中心にくるようにカメラ7を設定しつつカメラ7とマーク13間の距離が事前に 設定した経路に一致するようにカメラ7をマーク13に接近させる。このように してカメラ7をマーク13に正しく接近させることができた後に一度ロボットア ーム5を部材1から離し、同じロボットアーム5の先端につけてあるエンドエフ ェクタ6をカメラ7と入れ替えて部材3を把持してさきに求めたロボットアーム 先端の経路に沿って駆動すると部材3のはめ込み棒4を部材1のはめ込み穴2に はめ込むことができる。
【0010】 実施例2. なお上記実施例ではパターンの重心が画像フレームの中心にくるようにカメラ を設定しつつカメラをマークに近づけたが、この考案は事前に設定しておいた任 意のロボットアーム経路にそってカメラを接近させると距離・方向がどのように 変化するかをあらかじめ計算しておき、実際の距離・方向が事前計算結果と一致 するようにロボットアームをフィードバック制御することにより任意の方向から の部材接合に対しても適用できる。
【0011】
【考案の効果】
この考案は従来オペレータに画像を伝送し、オペレータが画像を監視しつつロ ボットアームを制御して部材を組み立てていたものを、接合すべき部材にマーク を印し、マークを撮影した画像からパターンを抽出しその面積と重心から距離・ 方向を自動的に計算しその結果にしたがってロボットアームを駆動するという簡 単な構造により、従来の画像伝送が不要になり、またオペレータの操作負荷を軽 減させるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す構成図である。
【図2】従来の宇宙用視覚情報処理装置の構成図であ
る。
【図3】部材のはめ込み穴とその周辺のマークを正面か
ら見た概念図である。
【図4】カメラで撮影した画像の概念図である。
【符号の説明】
7 カメラ 13 マーク 14 フレームメモリバッファ 15 パターン検出回路 16 パターン面積計測回路 17 距離計算装置 18 パターン重心計測回路 19 方向計算装置

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 宇宙空間で複数の部材を組み立てる際に
    用いる宇宙用視覚情報処理において、組立対象の部材に
    記したマークを撮影するロボットアーム先端に取り付け
    られたカメラ、カメラで撮影した画像を一時的に蓄積す
    るフレームメモリバッファ、画像上でのマークの外郭線
    で囲まれたパターンを検出するパターン検出回路、検出
    したパターンの面積を計測するパターン面積計測回路、
    計測した面積からカメラとマーク間の距離を計算する距
    離計算装置、さらに検出したパターンの重心を計測する
    パターン重心計測回路、計測した重心らカメラがマーク
    へ接近する方向を計算する方向計算装置を有することを
    特徴とする宇宙用視覚情報処理装置。
JP2957891U 1991-04-26 1991-04-26 宇宙用視覚情報処理装置 Pending JPH052894U (ja)

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JP2957891U JPH052894U (ja) 1991-04-26 1991-04-26 宇宙用視覚情報処理装置

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JPH052894U true JPH052894U (ja) 1993-01-19

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JP (1) JPH052894U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002086376A (ja) * 2000-09-13 2002-03-26 Yaskawa Electric Corp 視覚センサの誘導方法
JPWO2020178933A1 (ja) * 2019-03-04 2021-11-25 株式会社Fuji シミュレーションシステム

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