JPH07279935A - 留め具 - Google Patents

留め具

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JPH07279935A
JPH07279935A JP9817294A JP9817294A JPH07279935A JP H07279935 A JPH07279935 A JP H07279935A JP 9817294 A JP9817294 A JP 9817294A JP 9817294 A JP9817294 A JP 9817294A JP H07279935 A JPH07279935 A JP H07279935A
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JP
Japan
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fastener
flat plate
plate member
fixing
fixed component
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JP9817294A
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Junichi Yasu
淳一 安
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Tektronix Japan Ltd
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Sony Tektronix Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 平面プレート部10に被固定部品20を固定
する留め具40を緩み難く脱落しないようにする。 【構成】 平板部材には、ねじ穴46及び47が設けら
れ、また、平板部材の主面上には突起50及び51が設
けられる。そして、ボルト14をねじ穴に螺合させて締
め付けたときに、平面プレート部10と平板部材の主面
42との間に突起50及び51による隙間が生じ、これ
によって平板部材に弾性力が発生する。この弾性力によ
って、ボルト14とねじ穴46及び47の互いのねじ山
がより強固に噛み合い、ねじの緩みを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子機器の後面パネル
等の平面プレート部に被固定部品を固定する留め具に関
し、特に固定に必要なナット等の固定用部品の点数を大
幅に減少させることができる留め具に関する。
【0002】
【従来の技術】種々の電子機器では、RS−232C等
の入出力端子を介して外部の機器と信号のやり取りが一
般に行われる。入出力端子等の被固定部品は、電子機器
の後面パネル等の平面プレート部分に固定されることが
多い。
【0003】図10は、従来の留め具(固定用部品)を
用いて入出力端子を平面プレート部に固定する例の分解
斜視図を示している。この例は、特に入出力端子20を
電子機器の後面パネル等の平面プレート部10に固定す
る例を示している。なお、平面プレート部10は、後面
パネルの一部を破断した形で示している。このとき、外
部機器と電気的に接続されたコネクタ端子22が、入出
力端子20に嵌合されて接続され、信号のやり取りに使
用される。コネクタ端子22を入出力端子20に確実に
固定するため、コネクタ端子22の固定用ボルト24
は、ボルト14の6角ヘッド部に設けられたねじ穴(図
示せず)に螺合される。なお、後面パネル等は必ずしも
全体が平面ではないが、一部分が平面(平面プレート
部)であれば部品の固定に問題はない。
【0004】入出力端子20を固定する工程では、入出
力端子20が平面プレート部10の開口11にはめられ
た後、ボルト14を平面プレート部10の穴8及び入出
力端子20の穴21に通過させ、ボルト14をナット1
8に螺合させることにより、平面プレート部10に固定
される。このときボルト14の6角ヘッド部と穴8の間
には平ワッシャ12がはさまれている。また、ナット1
8と穴21の間にはスプリング・ワッシャ16をはさま
れている。
【0005】ナット18は、ねじ作用によりボルト14
にはめられているが、種々の要因により徐々に緩んで来
る。これら要因とは、例えば、入出力端子20へのコネ
クタ端子22の着脱の繰り返しなどによる振動や、コネ
クタ端子22の固定用ボルト24をねじ締めする際の回
転力である。そして、ついにはナット18がボルト14
からはずれ、電子機器の筐体内に脱落することがある。
この場合、ナット18によって電子機器の回路がショー
トし、破損する危険がある。
【0006】このような危険を防止するには、ナット1
8の脱落を防止する必要がある。そのための1つの手段
として、スプリング・ワッシャ16が使用されている。
図11は、スプリング・ワッシャによってねじの緩みが
低減できる原理を示す図である。スプリング・ワッシャ
16は、その輪の1カ所が切れており、切れた端部が互
いにずれている。このずれによって、ナット及びボルト
で締め付けたときに、輪のずれのある部分に締め付ける
力と対向する方向に弾性力が生じる。この結果として、
図11に示すように、ナット18を傾けるようにこの弾
性力(矢印で示す)が働く。ナットを傾けるように力が
働くことによって、ボルト14及びナット18の互いの
ねじ山がより強固に噛み合い、ねじの緩みを防止する。
【0007】しかし、スプリング・ワッシャを使用する
だけでは、ナットの脱落を完全には防止できないことも
ある。そこで、ナットの脱落をさらに効果的に防止する
ため、従来はナット18に加え、ボルト14のナット1
8を螺合させた先に、さらに第2のナット19を螺合さ
せることよって、ナットの緩みによる脱落を防止してい
た。このダブル(2重)ナットによると、締め付けたと
きに2つのナットが互いを押し合うことによって、各ナ
ットのねじ山がボルトのねじ山とより強固に噛み合い、
ねじの緩みを防止する。
【0008】上述したスプリング・ワッシャ及びダブル
・ナットによるねじの緩みの防止によって、ナットの脱
落はかなり防止できる。しかし、被固定部品20の固定
のために使用する固定用部品の点数が多くなるという欠
点がある。
【0009】図12は、ナットの脱落を防止しつつ、固
定用部品の点数を削減した従来例を示している。これ
は、打ち込み雌ねじ26を使用することが特徴である。
打ち込み雌ねじ26は、平面プレート10の穴8に筐体
内側(図の手前側)から打ち込んで圧入される。周知の
ように打ち込み雌ねじ26の圧入部の形状は、円ではな
く星型のようにギザギザになっている。このため、入出
力端子20にコネクタ端子22を固定するために固定用
ボルト24を回転させて打ち込み雌ねじ26に螺合させ
るときも、打ち込み雌ねじ26がそれにつれて回転する
ことがない。したがって、入出力端子20を平面プレー
ト10に固定しているボルト28に、固定用ボルト24
からの回転力が伝達されることがなく、ボルト28が緩
んで脱落する危険が少ない。また、ワッシャや2つのナ
ットを使用しないので、固定用部品の点数も削減され
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】図10に示すような従
来例では、ナットなど固定用部品の脱落を防止するため
には固定用部品の点数が多くなり、よって組立工程が多
くなって製造コストが高くなる。また、ナットが緩んだ
場合、脱落しないように支持するものがないので、緩み
による脱落の危険はなくならない。そこで、図12のよ
うに固定用部品の脱落を防止しつつ、部品点数を削減し
た従来例もある。しかし、この例では、コネクタ端子2
2に瞬間的な衝撃力が加わった場合に、打ち込み雌ねじ
26が脱落する危険がある。
【0011】さらにナット又はボルトが緩んできたとき
には、通常、増し締めを行って締め直すが、図10では
増し締めのためには、たとえ筐体外側のボルト14を締
める場合でも、筐体内側(図の手前側)のナット18及
び19が回転しないように筐体内側に入れた工具で抑え
る必要がある。図12の場合では、ボルト28を筐体内
側に入れた工具で回転させない限り増し締めできない。
これは機器の設計にあたって、増し締めの際に筐体内側
に入れる工具のための空間を確保しておかなければなら
ないことを意味する。これは、機器の小型化を妨げるこ
とになる。
【0012】そこで本発明の目的は、平面プレート部に
被固定部品を固定する際に、固定用部品の点数を削減
し、ねじが緩んでも脱落する危険の少ない留め具を提供
することである。本発明の他の目的は、被固定部品の固
定の工程を簡素化するのに適した留め具を提供すること
である。本発明の他の目的は、増し締めする場合でも工
具を機器の筐体内側に入れる必要がなく、よって機器の
小型化に寄与する留め具を提供することである。本発明
の他の目的は、被固定部品に導電線を接続して使用する
場合には、ノイズの低減のための高透磁率部材の固定場
所を提供できる留め具を提供することである。本発明の
他の目的は、被固定部品に導電線を接続して使用する場
合には、留め具自身を高透磁率部材で製造し、よってノ
イズを低減できる留め具を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、平板部材を用
いて平面プレート部に被固定部品を固定する留め具に関
する。平板部材には、ねじ穴が設けられ、また、平板部
材の主面上にはねじ穴の夫々に関して非対称に突起が設
けられる。そして、ボルトをねじ穴に螺合させて締め付
けたときに、平面プレート部と平板部材の主面との間に
突起による隙間が生じ、これによって平板部材に弾性力
が発生する。この弾性力によって、ボルトとねじ穴の互
いのねじ山がより強固に噛み合い、ねじの緩みを防止す
る。
【0014】また、ねじ穴を所定間隔で2つ以上設け、
平板部材のねじ穴の間に被固定部品を通す開口部又は切
り出し部を設けてもよい。これによって、1つのねじが
緩んでも他のねじで支えられて脱落を防止できる。さら
に開口部を設けた場合では、すべてのねじが緩んでも、
留め具は被固定部品にひっかかって完全な脱落は防止で
きる。
【0015】さらに、被固定部品に導電線が接続されて
使用される場合には、上記の留め具に導電線が通過する
開口を有する高透磁率部材を固定する固定手段を設けて
も良い。これによって、導電線のノイズ低減に使用する
フェライト等の高透磁率部材の固定場所を提供できる。
また、平板部材自身に高透磁率材料を使用しても良く、
これによれば簡易にノイズ低減が行える。
【0016】
【実施例】図1は、本発明による留め具の1好適実施例
を示している。本発明によれば、被固定部品20を後面
パネル等の平面プレート部10に固定するために筐体の
内側、即ち、図1で言えば、後面パネル等の平面プレー
ト部10の手前側に必要なのは、本発明による留め具4
0のみである。また、図2は、留め具40を第1主面4
2側から見た斜視図である。第1主面42上には、突起
50及び51が設けられる。
【0017】図3は、ボルト14をねじ穴46及び47
と螺合させて締め付けた状態を示している。平面プレー
ト部20の穴8を通過したボルト14は、留め具のねじ
穴46及び47と螺合する。しかし、ボルト14を締め
付けても、平面プレート部10と第1主面42との間に
は突起50及び51があるために隙間が生じる。ボルト
14を締め付けると、留め具40は矢印bで示す方向に
力を受けるが、突起50又は51のある部分では矢印a
で示す方向に力を受ける。よって留め具40は平板部材
であるため、ボルト14を締め付けると”たわん”で弾
性力が発生する。したがって、留め具40をボルト14
の軸に対して傾けるように弾性力が働く。留め具40を
傾けるように力が働くことによって、ボルトと留め具の
ねじ穴の互いのねじ山がより強固に噛み合い、ねじ(螺
合)の緩みを防止する。なお、図3では、平板部材であ
る留め具のたわみをやや強調して示しているが、実際に
はそれほどたわまなくとも充分に機能する。
【0018】突起50又は51を設ける位置は、第1主
面42上の2つのねじ穴46及び47を結ぶ直線上が最
も良い。図3の例では2つのねじ穴46及び47の外側
に突起50及び51を設けたが、内側でも良い。しかし
ながら、一般的にはねじ穴1個1個に関して非対称に突
起を配置すれば良い。ねじ穴夫々に関して非対称に突起
を配置すれば、平板部材である留め具40のたわみによ
る弾性力は、留め具40を傾けるように働くので、上述
したようにねじ山が互いにより強固に噛み合わされるこ
とになる。また、突起は、各ねじ穴につき2つ以上設け
ても良い。
【0019】留め具に設けるねじ穴及び突起は1つでも
良いが、2つ以上設けることによって仮に1つのねじ穴
に螺合しているボルトが緩んではずれても、留め具は他
のねじ穴で固定されているため、筐体内側に脱落する危
険が減少する。さらには、留め具40の開口部48を設
け、入出力端子等の被固定部品20をはめるようにすれ
ば、仮に全てのボルトが緩んではずれても、被固定部品
20に支持されて筐体内側に留め具が脱落する危険はほ
とんどなくなる。
【0020】図1では、被固定部品20を筐体の外側に
固定する例を示しているが、従来例と同様に筐体の内側
に固定しても良い。この場合には、被固定部品20の平
面部に突起が当たることになる。さらには、突起が当た
るのを平面プレート部にして、被固定部品20の厚さを
考慮して、突起50及び51の大きさを変更しても良
い。また、ねじ穴を2以上設けたときは、それに応じて
開口部の数を増加させても良い。
【0021】図4は、図1等に示した本発明の留め具に
おいて、突起の代わりに折り爪部を用いた好適実施例を
示す分解斜視図である。図4では、留め具40の2角に
折り爪部50’及び51’を設けた例を示している。た
だし、折り爪部の位置は、留め具40の4角の内の任意
の角で良い。さらには、図5に示すように、留め具40
の任意の辺を折り爪部としても良い。折り爪部の個数
は、2つに限らず1つ以上あれば良い。
【0022】図6は、本発明による留め具の他の好適実
施例を示している。図7は、留め具60の正面図であ
る。また、この留め具60は、開口部の代わりに切り出
し部68を設けている。入出力端子のような被固定部品
20には、通常組立後にはケーブルのような信号導電線
55が接続される。この留め具60では、開口部に信号
導電線55を予め通さず、例えば入出力端子20を装着
した後でも、側方から入出力端子20に切り出し部68
をはめるようにできるので、組立工程が容易になる。
【0023】右ねじのボルト14をねじ穴66及び67
に螺合させる場合には、図7の左側にあるねじ穴66を
最初にボルトと螺合させ、次にねじ穴67を螺合させ
る。これは、右ねじのボルトをねじ穴66対して締め付
ける場合には、右回しであるから留め具60に矢印cで
示す方向に回転力が加わるが、図7では上側にフレーム
70があって被固定部品にひっかかり、回転力を受けと
めることができるからである。図7において下側にフレ
ーム70を設けた場合では、逆にねじ穴67を最初に螺
合させれば良い。
【0024】さらに、切り出し部68を図7に示すよう
に矩形ではなく、フレーム70から端部69にかけて先
細るように形成すれば、切り出し部の端部69が被固定
部品20のハウジングにひっかかり、ボルトのねじ締め
による回転力を受けとめることができる。この場合に
は、ねじ締めの順番はさほど問題にならない。なお、上
記してきた切り出し部68を設けた場合において突起の
代わりに折り爪を設けるときは、留め具の4角以外に、
切り出し部の端部69に設けても良い。
【0025】図6に示すように、電子機器では被固定部
品20に導電線55が接続されて使用される場合が非常
に多い。このとき、信号導電線55に乗ってしまうノイ
ズを低減するため、即ち、電磁干渉(EMI)対策とし
て、フェライト等の高透磁率部材がしばしば使用され
る。周知のように、リング状のフェライトに信号導電線
55を通しておけば、フェライトはコモンモードチョー
クとして機能する。しかし従来は、このリング状のフェ
ライトを信号導電線55に単に通しただけなので、その
位置がずれて特性が安定しないことがあった。これは、
フェライトを固定する適当な場所が確保できないことが
1つの要因である。この問題の1つの解決手段が、図8
に示す本発明のさらに他の実施例による留め具である。
【0026】図8に示す本発明による留め具80は箱型
をしているが、その1面(主面)82は上述した平板部
材による留め具40の第1主面42と同じである。信号
導電線55は、リング状の高透磁率部材(フェライト)
100の開口及び留め具80の主面82に設けられた開
口部88を通過する。高透磁率部材100は、その1面
102に塗布した粘着剤によって箱型留め具80の内部
に固定される。また、箱型留め具80の側面90〜93
は、高透磁率部材100を支持し固定する固定手段とし
て機能する。これら側面90〜93は、上述した平板部
材の第1主面に側面90〜93となる折りしろを付加す
るだけで容易に実現できる。また、側面は4面ではな
く、2面でも良い。さらには、図5に示した折り爪部5
0”及び51”の長さをより長くして、被固定部品と留
め具の間に高透磁率部材を固定しても良い。
【0027】図8では、高透磁率部材を箱型留め具80
に固定して使用したが、さらには上述してきた留め具自
身を高透磁率材料で作成すれば、専用の高透磁率部材1
00を使用するほどではないが、ある程度のノイズ低減
効果を得ることができ、且つ簡単に実施できる。
【0028】以上本発明の好適実施例について説明した
が、本発明はここに説明した実施例のみに限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱することなく必要に応
じて種々の変形及び変更を実施し得ることは当業者には
明らかである。例えば、図9に示すように、第1主面4
2上に1つのねじ穴及び1つの突起を設けた留め具40
を形成しても良い。
【0029】
【発明の効果】本発明の留め具によれば、ダブル・ナッ
ト等が必要なくなり、組立に必要な部品点数が大幅に減
少する。よって組立工程を簡素化できるので、製造コス
トを低減できる。また、本発明の留め具は、それ自身も
簡単に製作できるため安価である。さらに留め具が脱落
する危険が少なくなり、よって電子機器の被固定部品の
固定に使用した場合にも回路破損の危険が少ない。ねじ
が緩んで増し締めが必要な場合にも、機器の筐体内側に
工具を入れる必要はなく、外部にあるボルトを回転させ
るだけで良い。筐体内側にある本発明の留め具は、手で
抑える程度で充分である。従って、機器内に工具を入れ
るための余計な空間を用意する必要がなく、機器の小型
化に貢献する。加えて、被固定部品に信号導電線を接続
して使用する場合においても、平板部材にわずかな改良
を加えるだけで、フェライト等の高透磁率部材の固定場
所を提供できる。さらに平板部材自体を高透磁率材料で
作成すれば、信号導電線に生じるノイズを簡易に低減で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による留め具の1好適実施例を示す分解
斜視図である。
【図2】本発明による留め具の第1主面側を上斜側から
見た斜視図である。
【図3】ボルトをねじ穴と螺合させて締め付けた状態を
示す図である。
【図4】本発明による留め具において、突起の代わりに
折り爪部を用いた好適実施例を示す分解斜視図である。
【図5】本発明による留め具において、突起の代わりに
折り爪部を用いた他の好適実施例を示す分解斜視図であ
る。
【図6】本発明による留め具の他の好適実施例を示す図
である。
【図7】図6に示した本発明による留め具の正面図であ
る。
【図8】本発明のさらに他の実施例による留め具及びこ
れに用いる高透磁率部材を示す図である。
【図9】本発明のさらに他の実施例による留め具を示す
図である。
【図10】従来の留め具(固定用部品)による被固定部
品の固定を説明するための分解斜視図である。
【図11】スプリング・ワッシャによってねじの緩みが
低減できる原理を示す図である。
【図12】従来の他の留め具(固定用部品)による被固
定部品の固定を説明するための分解斜視図である。
【符号の説明】
10 平面プレート部 11 平面プレート部の開口 12 ワッシャ 14 ボルト 16 スプリング・ワッシャ 18 第1ナット 19 第2ナット 20 被固定部品(入出力端子) 21 被固定部品の固定用穴 22 コネクタ端子 24 固定用ボルト 26 打ち込み雌ねじ 28 ボルト 40 留め具 42 第1主面 44 第2主面 46 ねじ穴 47 ねじ穴 48 開口部 50 突起 51 突起 50’折り爪部 51’折り爪部 50”折り爪部 51”折り爪部 55 信号導電線 60 留め具 62 第1主面 64 第2主面 66 ねじ穴 67 ねじ穴 68 切り出し部 80 箱型留め具 82 主面 86 ねじ穴 87 ねじ穴 88 開口部 90〜93 側面 100 高透磁率部材(フェライト)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平面プレート部に被固定部品を固定する
    平板部材を用いた留め具であって、 上記平板部材に設けたねじ穴と、 上記平板部材の主面上に設けた突起とを具え、 ボルトを上記平面プレート部及び上記被固定部品に設け
    た穴を介して上記ねじ穴に螺合させて締め付けたとき
    に、上記平面プレート部又は上記被固定部品と上記平板
    部材の主面との間に上記突起による隙間が生じ、上記平
    板部材に弾性力が発生することを特徴とする留め具。
  2. 【請求項2】 上記突起は上記ねじ穴の夫々に関して非
    対称に設けられることを特徴とする請求項1記載の留め
    具。
  3. 【請求項3】 上記突起の代わりに上記平板部材に折り
    爪部を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の留
    め具。
  4. 【請求項4】 上記ねじ穴を所定間隔で2つ以上設け、
    上記平板部材の上記ねじ穴の間に上記被固定部品を通す
    開口部又は切り出し部を設けたことを特徴とする請求項
    1、2又は3記載の留め具。
  5. 【請求項5】 上記被固定部品に導電線が接続される場
    合に、該導電線が通過する開口を有する高透磁率部材を
    固定する固定手段を具えたことを特徴とする請求項4記
    載の留め具。
  6. 【請求項6】 上記被固定部品に導電線が接続される場
    合に、上記平板部材に高透磁率材料を使用することを特
    徴とする請求項4記載の留め具。
JP9817294A 1994-04-12 1994-04-12 留め具 Pending JPH07279935A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110388374A (zh) * 2019-06-12 2019-10-29 中国电力科学研究院有限公司 一种具有防松功能的紧固件
CN113365450A (zh) * 2020-03-06 2021-09-07 和硕联合科技股份有限公司 扣合组件及其电子装置

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CN110388374A (zh) * 2019-06-12 2019-10-29 中国电力科学研究院有限公司 一种具有防松功能的紧固件
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