JPH07279795A - 電磁作動式の燃料噴射弁 - Google Patents

電磁作動式の燃料噴射弁

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JPH07279795A
JPH07279795A JP7079195A JP7919595A JPH07279795A JP H07279795 A JPH07279795 A JP H07279795A JP 7079195 A JP7079195 A JP 7079195A JP 7919595 A JP7919595 A JP 7919595A JP H07279795 A JPH07279795 A JP H07279795A
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JP
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fuel injection
injection valve
diaphragm
valve
electromagnetic coil
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JP7079195A
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English (en)
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Uwe Grytz
グリッツ ウーヴェ
Ulrich Vieweg
ヴィーヴェーク ウルリッヒ
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Robert Bosch GmbH
Original Assignee
Robert Bosch GmbH
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M61/00Fuel-injectors not provided for in groups F02M39/00 - F02M57/00 or F02M67/00
    • F02M61/16Details not provided for in, or of interest apart from, the apparatus of groups F02M61/02 - F02M61/14
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M51/00Fuel-injection apparatus characterised by being operated electrically
    • F02M51/06Injectors peculiar thereto with means directly operating the valve needle
    • F02M51/061Injectors peculiar thereto with means directly operating the valve needle using electromagnetic operating means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M55/00Fuel-injection apparatus characterised by their fuel conduits or their venting means; Arrangements of conduits between fuel tank and pump F02M37/00
    • F02M55/007Venting means

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 弁内室への湿分の侵入を阻止し、ひいては不
都合な毛管流を遮断する。 【構成】 電磁コイル3の軸方向の延び範囲で、半径方
向に延びる少なくとも1つの横方向孔50が弁ケーシン
グ1に加工成形されており、該横方向孔50が、弁ケー
シング1を少なくとも部分的に取り囲む圧力補償部材5
3によってカバーされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関の燃料噴射装
置に用いられる電磁作動式の燃料噴射弁であって、弁ケ
ーシングと、電磁コイルと、該電磁コイルを少なくとも
部分的に取り囲むコイル枠体と、前記弁ケーシングを少
なくとも部分的に取り囲むプラスチック被覆体と、同じ
くプラスチックから形成された電気的な接続コネクタと
が設けられており、該接続コネクタが、少なくとも2つ
のコンタクトピンを備えており、該コンタクトピンを介
して、前記電磁コイルの励磁が行なわれるようになって
いる形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】既に多数の燃料噴射弁が知られている。
すなわち、欧州特許第0348786号明細書に基づき
公知の燃料噴射弁は電気的な接続コネクタを有してお
り、この接続コネクタを介して、電磁コイルの電気的な
接触接続が行なわれ、ひいては電磁コイルの励磁が行な
われる。この接触接続自体は金属性のコンタクトピンを
介して行なわれる。このコンタクトピンは電磁コイルか
ら固有の接続コネクタにまで延びていて、プラスチック
の射出成形時にプラスチックによってほぼ完全に埋め込
まれる。
【0003】しかし、プラスチック射出成形時にプラス
チックに埋め込まれたコンタクトピンは実際には完全に
密に取り囲まれていない。それどころか、コンタクトピ
ンとプラスチック被覆体との間には極めて微細な毛管状
ギャップが形成される。特に熱作用時には、この効果は
一層増幅される。なぜならば、プラスチック対金属の互
いに異なる熱膨張係数に基づき、材料ずれが生ぜしめら
れるからである。内燃機関もしくは燃料噴射弁の運転時
では、特に内燃機関と、電磁コイルの加熱とによって、
電磁コイルの範囲と接続コネクタの範囲とにおいて温度
上昇が生ぜしめられる。このような温度上昇もやはり毛
管状ギャップの形成を促進する。極めて微細な毛管状ギ
ャップの形成に基づき、コイル枠体と弁ケーシングとの
間に封入された空気と、燃料噴射弁の外部に存在する環
境大気との間に直接的な接続が生じてしまうので、燃料
噴射弁はいわば「呼吸」してしまう。
【0004】必然的に外部周辺大気と内部空気との間の
圧力補償は温度に関連して行なわれ得る。燃料噴射弁の
運転時における温度上昇時では、電磁コイルの容積膨張
と、封入された空気の容積膨張とに基づき内圧が毛管状
ギャップを介して外方に減圧されるので、圧力平衡は維
持される。冷却時では逆の方向で圧力補償が行なわれる
ので、周辺空気が弁内室に流入する。この場合、特に高
い湿分は極めて不都合となる。燃料噴射弁の内部への湿
分の流入の危険は、特にたとえば自動車のリヤエンジン
の場合のように内燃機関が特に飛沫水の危険にさらされ
ている場合や、過酷な環境条件が支配している場合に極
めて大となる。その結果、コンタクトピンやコイル線材
において腐食が生ぜしめられ、このような腐食はコイル
線材の破壊を招くおそれがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
で述べた形式の燃料噴射弁を改良して、前記欠点が回避
され、弁内室への湿分の侵入が阻止され、ひいては不都
合な毛管流が遮断されるような燃料噴射弁を提供するこ
とである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では、前記電磁コイルの軸方向の延び範
囲で、半径方向に延びる少なくとも1つの横方向孔が弁
ケーシングに加工成形されており、該横方向孔が、弁ケ
ーシングを少なくとも部分的に取り囲む圧力補償部材に
よってカバーされているようにした。
【0007】
【発明の効果】本発明による燃料噴射弁は従来のものに
比べて次のような利点を具備している。すなわち、外部
環境とコイル室との間での意図的な圧力補償を提供する
ことにより、弁の内部に湿分が流入しなくなるので、コ
ンタクトピンおよびコイル線材における腐食が排除さ
れ、ひいてはコイル線材の破壊も排除されている。
【0008】請求項2以下に記載の手段により、請求項
1に記載の燃料噴射弁の有利な改良が可能となる。
【0009】高い伸縮能力を備えた、耐熱性でかつ耐燃
料性のダイヤフラムが使用されると特に有利である。こ
のようなダイヤフラムはフルオロ炭化水素エラストマ
(FKM)、フルオロシリコーンまたはニトリルブタジ
エンゴム(NBR,HNBR)から成っている。さら
に、このようなダイヤフラムの代わりに半透過性の織
布、たとえば商標名ゴアテックス(Goretex)で
知られる織布が使用されても有利である。なぜならば、
これによって湿分が内部に侵入し得なくなることが保証
されるからである。
【0010】
【実施例】以下に、本発明の実施例を詳しく説明する。
【0011】図1に示した、内燃機関の燃料噴射装置に
用いられる電磁作動式の燃料噴射弁は、強磁性材料から
成る管状の弁ケーシング1を有している。この弁ケーシ
ング1内では、コイル枠体2に電磁コイル3が配置され
ている。コイル枠体2は、段状に形成されかつ弁長手方
向軸線7に対して同心的に延びるコア4を部分的に取り
囲んでいる。このコア4は管状に形成されており、この
コア4を介して燃料供給が行なわれる。弁ケーシング1
は電磁コイル3とは反対の側の端部において、ノズルボ
ディ6を軸方向で部分的に取り囲んでいる。弁ケーシン
グ1とノズルボディ6との間を液密にシールするために
は、ノズルボディ6の周面に環状溝10が形成されてお
り、この環状溝10には、シールリング11が配置され
ている。
【0012】ノズルボディ6の、電磁コイル3寄りの端
面13と、この端面13に軸方向で向い合って位置よう
に弁ケーシング1に設けられた内側肩部15との間に
は、ストッパプレート16が締付け固定されている。こ
のストッパプレート16は弁ニードル21の運動を制限
するために働く。この弁ニードル21は、ノズルボディ
6に設けられた、ガイド範囲を有する段付けされた長手
方向孔17内に配置されていて、弁ケーシング1に設け
られた段付けされた長手方向開口18に突入している。
弁ニードル21に設けられた、たとえば四角形として形
成された2つのガイド区分22は、長手方向孔17のガ
イド範囲によって案内される。しかし、両ガイド区分2
2は燃料のための軸方向の通過部をも開放している。弁
ニードル21は半径方向遊びを持って、ストッパプレー
ト16の貫通開口23を貫通している。弁ニードル21
の、ニードルピン25を備えた下流側の端部はノズルボ
ディ6に設けられた噴射開口26から突出している。ノ
ズルボディ6の、ストッパプレート16とは反対の側の
下流側の端部には、たとえば円錐台形状の座面28が形
成されている。この座面28は弁ニードル21の、弁閉
鎖部分として働く端部と協働して、燃料噴射弁の開閉を
行なう。
【0013】弁ニードル21の他方の端部は管状の可動
子30に固く結合されている。この場合、可動子30は
座面28寄りの範囲32で弁ニードル21の保持部分3
3を取り囲んでいる。可動子30に設けられた、電磁コ
イル3寄りの段部34には、戻しばね37の一方の端部
が接触している。戻しばね37の他方の端部は管状の調
節スリーブ40に支持されている。この調節スリーブ4
0はコア4に設けられた、段付けされた貫通孔41内に
プレス嵌めされている。
【0014】コア4と弁ケーシング1とは軸方向で少な
くとも部分的にプラスチック被覆体43によって取り囲
まれている。電磁コイル3の電気的な接触接続を行な
い、ひいては電磁コイル3の励磁を行なう電気的な接続
コネクタ45は、たとえばプラスチック被覆体43と一
緒に加工成形されている。プラスチックから製造された
接続コネクタ45には、たとえば金属性の2つのコンタ
クトピン46が所属している。これらのコンタクトピン
46は電磁コイル3の巻き体に直接に接続されている。
コンタクトピン46は座面28とは反対の方向で、電磁
コイル3を取り囲むコイル枠体2から突出していて、プ
ラスチック被覆体43のプラスチック射出成形時にプラ
スチックに埋め込まれる。コンタクトピン46はピン端
部47でしか露出していない。すなわち、コンタクトピ
ン46はこの場所ではプラスチックによって直接に取り
囲まれていないので、対応するコネクタ部材(図示しな
い)との差込み接続が可能となる。
【0015】プラスチック部分と金属部分との間の結合
は完全に密であるとは言えない。すなわち、燃料噴射弁
においても、プラスチック射出成形時にプラスチックに
よって取り囲まれるコンタクトピン46の範囲で完全な
シール性を保証することは不可能である。それどころ
か、コンタクトピン46とプラスチック被覆体43との
間には極めて微細な毛管状ギャップが形成される。特に
熱作用時では、この効果は一層増幅される。なぜなら
ば、プラスチックと金属との熱膨張係数差に基づき、材
料ずれが生ぜしめられるからである。内燃機関もしくは
燃料噴射弁の運転時では、特に内燃機関によって、また
電磁コイル3の加熱によっても、電磁コイル3と接続コ
ネクタ45との範囲において温度上昇が生ぜしめられ
る。このような温度上昇はやはり毛管状ギャップの形成
を増大させる。極めて微細な毛管状ギャップの形成に基
づき、コイル枠体2と弁ケーシング1との間に封入され
た空気と、燃料噴射弁の外部に存在する環境大気との間
に直接的な接続が生ぜしめられるので、燃料噴射弁はい
わば「呼吸」してしまう。
【0016】外部環境大気と内部空気との間の圧力補償
は必然的に温度に関連して行なわれ得る。燃料噴射弁の
運転時における温度上昇時では、電磁コイル3と、封入
された空気との容積膨張に基づき内圧は毛管状ギャップ
を介して外方に向かって減圧されるので、圧力平衡が維
持される。冷却時では、圧力補償が逆の方向で行なわれ
るので、周囲空気が弁内室に侵入し、この場合、特に吸
い込まれた空気の高い湿分は極めて不都合となる。燃料
噴射弁の内部への湿分の侵入の危険は、特に自動車のリ
ヤエンジンの場合のように内燃機関が飛沫水の危険にさ
らされているか、または過酷な環境条件が支配している
場合に特に大となる。毛管状ギャップを介して純粋な水
だけが吸い込まれるわけではなく、別の粒子も連行され
るので、コイル室内の腐食が一層促進されてしまう。し
たがって、コイル線材の破壊は排除されていない。
【0017】本発明によれば、この問題は電磁コイル3
の軸方向の延び範囲において弁ケーシング1の壁に加工
成形された少なくとも1つの、たとえば2つの横方向孔
50によって解決される。この横方向孔50は外部環境
と弁内室との間での、毛管状ギャップを介して行なわれ
ると不都合な作用を生ぜしめる圧力補償を極めて意図的
に引き受ける。横方向孔50の数は固有の弁構成に関連
しているので、2つよりも多い横方向孔50が望ましい
場合もある。
【0018】弁ケーシング1には、環状の環状溝52が
設けられており、この環状溝52からは、横方向孔50
が電磁コイル3の方向に延びている。この環状溝52に
は、圧力補償部材、たとえばゴムから製造された環状の
ダイヤフラム53が被せ嵌められる。このダイヤフラム
53は組込み位置において、弁ケーシング1に設けられ
た横方向孔50を完全にカバーする。ダイヤフラム53
の機能を得るためには、必ずしも環状溝を弁ケーシング
1の周面に設ける必要はない。むしろ重要となるのは、
横方向孔50が何らかの形でダイヤフラム52によって
カバーされることである。
【0019】図3に示したように、ダイヤフラム53
は、比較的厚い横断面の範囲と、比較的薄い横断面の範
囲とを有している。両範囲はそれぞれ交互に設けられて
いる。比較的厚い横断面の範囲は補強区分54を成して
いる。この補強区分54はダイヤフラム53の安定性と
剛性とを著しく高める。この補強区分54は、高フレキ
シブルなダイヤフラム壁55として形成された比較的薄
い横断面の範囲と、たとえば1〜6回交互して設けられ
ている。軸方向で見て薄いダイヤフラム壁55の上下に
は、ダイヤフラム53を環状に制限するダイヤフラム縁
部57が設けられている。このダイヤフラム縁部57
は、たとえば補強区分54と同じ厚さを有していて、そ
の高い半径方向緊締力に基づき、環状溝52におけるダ
イヤフラム53のプレス嵌めを生ぜしめる。ダイヤフラ
ム壁55は少なくとも1つの横方向孔50をカバーして
いなければならない。このことは、横方向孔50の数対
ダイヤフラム壁55の数の割合に基づき容易に実現可能
である。
【0020】ダイヤフラム53の品質に対しては、種々
の要求が課せられる。すなわち、ダイヤフラム53は、
その運動可能性に基づき既に僅かな圧力変動をも補償す
る能力を有しなければならない。弁内室における温度上
昇時および内圧上昇時には、高フレキシブルな薄いダイ
ヤフラム壁55が半径方向外側に運動して、弁ケーシン
グ1から少しだけ持ち上がり、それに対して弁内室にお
ける冷却時および場合によっては生じる負圧時では、ダ
イヤフラム壁55は再び弁ケーシング1に引き込まれる
か、もしくは横方向孔50に少しだけ引き込まれる。こ
のときに、それぞれダイヤフラム縁部57は、弁ケーシ
ング1に常時密に接触することに基づきシール作用を発
揮する。このために必要となる伸縮能力の他に、ダイヤ
フラム53の材料は耐燃料性および耐熱性を有していな
ければならない。したがって、ダイヤフラム53のため
には、ゴム材料、たとえばニトリルブタジエンゴム(N
BR,HNBR)、フルオロ炭化水素エラストマ(FK
M)またはフルオロシリコーンが適当である。すなわ
ち、ダイヤフラム53は、弁内室への湿分の侵入の危険
が生じることなく圧力補償を可能にして、不都合な毛管
流を阻止する訳である。
【0021】図2には、横方向孔50をカバーする本発
明による圧力補償部材の第2実施例が示されている。第
2実施例では、薄いダイヤフラム壁55の代わりに、半
透過性の材料から成る織布55′、たとえば商標名ゴア
テックス(Goretex)で知られる織布が使用され
ている。織布55′は、外方から内方への蒸気遮断体と
して働くように導入される。すなわち、この織布55′
は「呼吸」時にたとえば内方から外方への水蒸気の搬送
を引き受けることができる。したがって、ガス交換を実
現することができる。この場合、弁内部に湿分は侵入し
ない。半透過性の織布55′はプラスチックから成る支
持体53′の流込み成形時に埋め込まれていてよい。こ
の支持体53′は第1実施例におけるダイヤフラム53
と同じ形を有している。織布55′を備えた支持体5
3′は、たとえば環状溝52へのクリップ留めにより弁
ケーシング1に固定されている。横方向孔50の数およ
び比較低薄い横断面の範囲の幅は同じく可変に設定する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による圧力補償部材を備え
た燃料噴射弁の縦断面図である。
【図2】本発明の第2実施例による圧力補償部材を備え
た燃料噴射弁の縦断面図である。
【図3】図1のIII−III線に沿った断面図であ
る。
【符号の説明】 1 弁ケーシング、 2 コイル枠体、 3 電磁コイ
ル、 4 コア、 6ノズルボディ、 7 弁長手方向
軸線、 10 環状溝、 13 端面、 15 内側肩
部、 16 ストッパプレート、 17,18 長手方
向孔、 21弁ニードル、 22 ガイド区分、 23
貫通開口、 25 ニードルピン、 26 噴射開
口、 28 端面、 30 可動子、 32 範囲、
33保持部分、 34 段部、 37 戻しばね、 4
0 調節スリーブ、 41貫通孔、 43 プラスチッ
ク被覆体、 45 接続コネクタ、 46 コンタクト
ピン、 47 ピン端部、 50 横方向孔、 53,
53′ ダイヤフラム、 54 補強区分、 55 ダ
イヤフラム壁、 55′ 織布、 57 ダイヤフラム
縁部
フロントページの続き (72)発明者 ウルリッヒ ヴィーヴェーク ドイツ連邦共和国 フレンスドルフ ロイ ンドルファー ハウプトシュトラーセ 22

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の燃料噴射装置に用いられる電
    磁作動式の燃料噴射弁であって、弁ケーシングと、電磁
    コイルと、該電磁コイルを少なくとも部分的に取り囲む
    コイル枠体と、前記弁ケーシングを少なくとも部分的に
    取り囲むプラスチック被覆体と、同じくプラスチックか
    ら形成された電気的な接続コネクタとが設けられてお
    り、該接続コネクタが、少なくとも2つのコンタクトピ
    ンを備えており、該コンタクトピンを介して、前記電磁
    コイルの励磁が行なわれるようになっている形式のもの
    において、前記電磁コイル(3)の軸方向の延び範囲
    で、半径方向に延びる少なくとも1つの横方向孔(5
    0)が弁ケーシング(1)に加工成形されており、該横
    方向孔(50)が、弁ケーシング(1)を少なくとも部
    分的に取り囲む圧力補償部材(53,53′)によって
    カバーされていることを特徴とする、電磁作動式の燃料
    噴射弁。
  2. 【請求項2】 前記圧力補償部材がダイヤフラム(5
    3)または織布(55′)として形成されている、請求
    項1記載の燃料噴射弁。
  3. 【請求項3】 前記圧力補償部材(53,53′)が、
    弁ケーシング(1)を環状に取り囲んでいる、請求項1
    または2記載の燃料噴射弁。
  4. 【請求項4】 2つの横方向孔(50)が弁ケーシング
    (1)に設けられている、請求項1記載の燃料噴射弁。
  5. 【請求項5】 前記ダイヤフラム(53)が、比較的厚
    い横断面の範囲(54)と、比較的薄い横断面の範囲
    (55)とを有しており、両範囲(54,55)が、そ
    れぞれ周方向で互いに交互に配置されている、請求項1
    記載の燃料噴射弁。
  6. 【請求項6】 前記ダイヤフラム(53)が、少なくと
    も前記比較的薄い横断面の範囲にダイヤフラム壁(5
    5)を有しており、該ダイヤフラム壁(55)がゴム材
    料から製造されており、該ダイヤフラム壁(55)によ
    って、少なくとも1つの横方向孔(50)がカバーされ
    ている、請求項5記載の燃料噴射弁。
  7. 【請求項7】 前記ダイヤフラム壁(55)のためのゴ
    ム材料として、フルオロ炭化水素エラストマ、フルオロ
    シリコーンまたはニトリルブタジエンゴムが使用されて
    いる、請求項6記載の燃料噴射弁。
  8. 【請求項8】 前記横方向孔(50)をカバーする前記
    織布(55′)が、半透過性材料から成っている、請求
    項2記載の燃料噴射弁。
  9. 【請求項9】 前記織布(55′)が、プラスチックか
    ら成る環状の支持体(53′)の流込み成形時に該支持
    体(53′)に埋め込まれている、請求項2、3または
    8記載の燃料噴射弁。
JP7079195A 1994-04-09 1995-04-04 電磁作動式の燃料噴射弁 Abandoned JPH07279795A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4412277.2 1994-04-09
DE4412277A DE4412277A1 (de) 1994-04-09 1994-04-09 Elektromagnetisch betätigbares Brennstoffeinspritzventil

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JPH07279795A true JPH07279795A (ja) 1995-10-27

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US (1) US5685493A (ja)
EP (1) EP0676542B1 (ja)
JP (1) JPH07279795A (ja)
DE (2) DE4412277A1 (ja)
ES (1) ES2123845T3 (ja)

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