JPH084622A - 電磁作動式の燃料噴射弁 - Google Patents

電磁作動式の燃料噴射弁

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JPH084622A
JPH084622A JP7147881A JP14788195A JPH084622A JP H084622 A JPH084622 A JP H084622A JP 7147881 A JP7147881 A JP 7147881A JP 14788195 A JP14788195 A JP 14788195A JP H084622 A JPH084622 A JP H084622A
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JP
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protective sleeve
fuel injection
valve
valve housing
injection valve
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JP7147881A
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Klaus-Henning Krohn
クローン クラウス−ヘニング
Waldemar Hans
ハンス ヴァルデマール
Christian Preussner
プロイスナー クリスチアン
Johann Bayer
バイヤー ヨハン
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Robert Bosch GmbH
Original Assignee
Robert Bosch GmbH
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Publication date
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    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M51/00Fuel-injection apparatus characterised by being operated electrically
    • F02M51/06Injectors peculiar thereto with means directly operating the valve needle
    • F02M51/061Injectors peculiar thereto with means directly operating the valve needle using electromagnetic operating means
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 弁内部への液体の吸込を回避し、ひいてはコ
ンタクトピンもしくはコイル線材の腐食を排除する。 【構成】 弁ハウジング1が保護スリーブ50によって
少なくとも半径方向で完全に取り囲まれており、該保護
スリーブ50と弁ハウジング1との空間的な間隔に基づ
き室54が形成されるように前記保護スリーブ50の少
なくとも所定の範囲が形成されており、前記保護スリー
ブ50の一方の端部がプラスチック被覆体43と密に結
合されており、前記保護スリーブ50の他方の端部が弁
ハウジング1に対して遊びを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関の燃料噴射装
置に用いられる電磁作動式の燃料噴射弁であって、強磁
性材料から成る弁ハウジングと、電磁コイルと、該電磁
コイルを少なくとも部分的に取り囲むコイル枠体と、コ
アと、該コアと協働する可動子と、前記弁ハウジングを
少なくとも部分的に取り囲むプラスチック被覆体と、同
じくプラスチックから形成された電気的な接続コネクタ
とが設けられており、該接続コネクタに少なくとも2つ
のコンタクトピンが所属しており、該コンタクトピンを
介して前記電磁コイルの励磁が行なわれる形式のものに
関する。
【0002】
【従来の技術】既に多数の燃料噴射弁が公知である。た
とえば欧州特許第0348786号明細書に基づき公知
の燃料噴射弁は電気的な接続コネクタを有している。こ
の電気コネクタを介して電磁コイルの電気的な接触接
続、ひいては電磁コイルの励磁が行なわれる。この接触
接続自体は金属性のコンタクトピンを介して行なわれ
る。このコンタクトピンは電磁コイルから固有の接続コ
ネクタにまで延びていて、プラスチックの射出成形時に
プラスチックによって十分に取り囲まれる。射出成形時
のプラスチック被覆は弁ハウジングを少なくとも部分的
に取り囲む。
【0003】プラスチック射出成形によるプラスチック
被覆体とコンタクトピンもしくは弁ハウジングとの間の
結合は、圧力密ではない。それどころか、射出成形後の
プラスチックの収縮特性により、極めて微細な毛管ギャ
ップが形成され、この毛管ギャップはコイル室と、外部
周囲との連通部を成してしまう。
【0004】内燃機関もしくは燃料噴射弁の運転時で
は、電磁コイルのコイル室が加熱される。弁内部の加熱
されて膨張した空気と、弁を取り囲む周辺大気との体積
補償が行なわれる。弁が運転暖機状態から冷却される
と、プラスチック被覆体とコンタクトピンもしくは弁ハ
ウジングとの間の毛管ギャップを介してコイル室に周辺
空気が吸い込まれる。すなわち、弁内部が「呼吸」して
しまう訳である。噴射弁の冷却が飛沫水によって行なわ
れるか、もしくは冷却時に飛沫水が毛管ギャップに滞留
すると、液体が弁内部に、特にコイル室に吸い込まれ
る。その結果、コンタクトピンおよびコイル線材に腐食
が生じ、この腐食はコイル線材の破壊を招くおそれがあ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
で述べた形式の燃料噴射弁を改良して、弁内部への液体
の吸込が回避されて、コンタクトピンもしくはコイル線
材の腐食が排除されているような燃料噴射弁を提供する
ことである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では、弁ハウジングが保護スリーブによ
って少なくとも半径方向で完全に取り囲まれており、該
保護スリーブと弁ハウジングとの空間的な間隔に基づき
室が形成されるように前記保護スリーブの少なくとも所
定の範囲が形成されており、前記保護スリーブの一方の
端部がプラスチック被覆体と密に結合されており、前記
保護スリーブの他方の端部が弁ハウジングに対して遊び
を有しているようにした。
【0007】
【発明の効果】本発明による燃料噴射弁は従来のものに
比べて次のような利点を有している。すなわち、滞留し
た飛沫水または別の液体が弁内部に、特にコイル室内と
コンタクトピンとに搬送されることなしに、弁内室のス
ムーズな「呼吸」を行なうことができる。この目的のた
めには、プラスチック射出成形により形成されるプラス
チック被覆体と弁ハウジングとの間に場合によって生じ
る毛管ギャップを閉鎖することなしに、弁の外周面に廉
価でかつ丈夫な保護スリーブを固定するので有利であ
る。すなわち、滞留した液体は大きな抵抗なく弁の「呼
吸」時に弁ハウジングと保護スリーブとの間に吸い込ま
れ、この場合、液体は弁内部には到達しない。このこと
は、保護スリーブと弁ハウジングとの間に形成された体
積が、弁内部に封入された空気の温度上昇により形成さ
れた「呼吸」補償体積よりも大きく形成されているとい
う理由で確保される。
【0008】請求項2以下に記載の手段により、請求項
1に記載の燃料噴射弁の有利な改良が可能となる。
【0009】保護スリーブに多数の小さな通路が形成さ
れていると特に有利である。この通路は小幅のリブによ
って形成されるので、大きな表面を有する大きな内部体
積が得られる。したがって、揺動負荷時または位置変化
時でも吸い込まれた液体が毛管ギャップから遠ざけられ
ることが保証される。すなわち、小さな通路に基づき生
じる毛管保持力は吸い込まれた液体の移動を阻止する訳
である。常時新たに加熱される燃料噴射弁を介して、吸
い込まれた少量の液体は短時間の後に再び蒸発し去る
が、しかしこのことは保護スリーブの機能化のための前
提条件ではない。
【0010】毛管ギャップが、コイル室と、弁ハウジン
グと保護スリーブとの間に形成された室との間での無圧
体積補償のためには十分でない場合に、弁ハウジングに
補償孔が設けられると有利である。
【0011】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面につき詳しく
説明する。
【0012】図1に例示した、内燃機関の燃料噴射装置
に用いられる電磁作動式の燃料噴射弁は、強磁性材料か
ら成る管状の弁ハウジング1を有している。この弁ハウ
ジング1内では、コイル枠体2に電磁コイル3が配置さ
れている。コイル枠体2は段状に形成された、弁長手方
向軸線7に対して同心的に延びるコア4を部分的に取り
囲んでいる。このコア4は管状に形成されていて、この
コア4を介して燃料供給が行なわれる。弁ハウジング1
は電磁コイル3とは反対の側の端部で、軸方向において
部分的にノズルボディ6を取り囲んでいる。弁ハウジン
グ1とノズルボディ6との間を液密にシールするために
は、ノズルボディ6の周面に環状溝10が形成されてい
る。この環状溝10には、シールリング11が配置され
ている。
【0013】ノズルボディ6の、電磁コイル3寄りの端
面13と、この端面13に軸方向で向かい合って位置す
る、弁ハウジング1に設けられた内側肩部15との間に
は、ストッパプレート16が締付け固定されている。こ
のストッパプレート16は、弁ニードル21の運動を制
限するために働く。この弁ニードル21は、ノズルボデ
ィ6に設けられた、ガイド範囲を有する段付けされた長
手方向孔17内に配置され、かつ弁ハウジング1に設け
られた段付けされた長手方向孔18に突入している。弁
ニードル21にたとえば四角形体として形成された2つ
のガイド区分22は、長手方向孔17のガイド範囲を通
って案内される。しかし、前記ガイド区分22は燃料の
ための軸方向通過部を開放している。弁ニードル21は
半径方向の遊びを持って、ストッパプレート16に設け
られた貫通孔23を貫いており、弁ニードル21のニー
ドルピン25を備えた下流側の端部はノズルボディ6に
設けられた噴射開口26から突出している。ノズルボデ
ィ6の、前記ストッパプレート16とは反対の側の下流
側の端部には、円錐台形の座面28が形成されている。
この座面28は弁ニードル21の、弁閉鎖部分として働
く端部と協働して、燃料噴射弁の開閉を行なう。
【0014】弁ニードル21の他方の端部は管状の可動
子30に固く結合されており、この場合、この可動子3
0は座面28寄りの範囲32で弁ニードル21の保持部
分33を取り囲んで、この保持部分33に係合してい
る。可動子30の、電磁コイル3寄りの段部34には、
戻しばね37の一方の端部が接触している。戻しばね3
7の他方の端部は管状の調節スリーブ40に支持されて
いる。この調節スリーブ40はコア4に設けられた、段
付けされた貫通孔41にプレス嵌めされている。
【0015】コア4と弁ハウジング1とは軸方向におい
て、少なくとも部分的にプラスチック被覆体43によっ
て取り囲まれている。電磁コイル3は電気的な接続コネ
クタ45を介して接触接続され、ひいては励磁される。
この電気的な接続コネクタ45は、たとえばプラスチッ
ク被覆体43と一緒に成形されている。プラスチックか
ら製造された接続コネクタ45には、たとえば金属性の
2つのコンタクトピン46が所属している。両コンタク
トピン46は電磁コイル3の巻き体と直接に接続されて
いる。コンタクトピン46は上流側で、電磁コイル3を
取り囲むコイル枠体2から突出していて、プラスチック
射出成形時にプラスチックによって十分に取り囲まれて
いる。コンタクトピン46はそのピン端部47でしか裸
出していない。すなわち、ピン端部47はプラスチック
によって直接に取り囲まれていないので、対応するコネ
クタ部分(図示しない)との差込み接続が可能となる。
【0016】プラスチック部分と金属部分との間の結合
は完全に密ではない。すなわち、燃料噴射弁において
も、コンタクトピン46の、プラスチック射出成形時に
プラスチックによって取り囲まれた範囲と、弁ハウジン
グ1に被覆された、プラスチック被覆体43の前記噴射
開口26寄りの端部の範囲とにおいて完全なシール性を
保証することは不可能である。それどころか、金属部
分、たとえばコンタクトピン46と、プラスチック被覆
体43との間に極めて微細な毛管ギャップが形成されて
しまう。特に熱作用時には、この効果は一層増幅され
る。なぜならば、プラスチックと金属との熱膨脹係数差
に基づき、材料ずれが生ぜしめられるからである。内燃
機関もしくは燃料噴射弁の運転時では、特に内燃機関に
基づき、また電磁コイル3の加熱によっても、電磁コイ
ル3と接続コネクタ45との範囲において温度上昇が生
ぜしめられる。この温度上昇はやはり毛管ギャップの形
成を促進する。極めて微細な毛管ギャップの形成に基づ
き、コイル枠体2と弁ハウジング1との間に封入された
空気と、燃料噴射弁の外部に存在する周辺大気との間に
直接的な連通が生ぜしめられるので、燃料噴射弁がいわ
ゆる「呼吸」をしてしまうおそれがある。
【0017】燃料噴射弁の運転時における温度上昇時で
は、電磁コイル3およぼ封入された空気の体積膨張に基
づき内圧が毛管ギャップを介して外方に減圧されるの
で、圧力平衡が維持される。冷却時では、圧力補償が逆
の方向で行なわれる。特に内燃機関が著しく飛沫水の危
険にさらされていると、燃料噴射弁の内部への液体の流
入の危険が極めて大きくなる。毛管ギャップには純粋な
水だけが吸い込まれる訳ではなく、別の粒子(たとえば
塩)も連行されるので、コイル室49における腐食は一
層促進されてしまい、したがってコイル線材の破壊危険
は排除されていない。
【0018】本発明によれば、この問題は飛沫水ガード
として働く保護スリーブ50によって解決される。この
保護スリーブ50は燃料噴射弁を外周で軸方向では少な
くとも部分的に、かつ半径方向では完全に取り囲んでい
る。たとえばプラスチックから製造された管状の保護ス
リーブ50の、接続コネクタ45寄りの上端部は材料接
続的に、つまりたとえば超音波溶接によって、プラスチ
ック被覆体43に密に固定されており、それに対して保
護スリーブ50の、噴射開口26寄りの下端部は弁ハウ
ジング1を遊び嵌めにより取り囲んでいる。これによっ
て、噴射弁の「呼吸空気」はそれぞれ、金属性の弁ハウ
ジング1とプラスチック被覆体43との間の毛管ギャッ
プを介して、弁ハウジング1と保護スリーブ50との間
に形成された環状ギャップに流入する。プラスチックの
他に、別の材料、たとえば金属も保護スリーブ50のた
めに使用することができる。保護スリーブ50は噴射開
口26寄りの端部52で、弁ハウジング1の外輪郭に類
似して段付けされて形成されている。保護スリーブ50
の外側下方の段部53は弁ハウジング1を取り囲んでい
るが、ただし所定の間隔を持って取り囲んでいる。保護
スリーブ50と弁ハウジング1との間に形成された室5
4は、保護スリーブ50と弁ハウジング1との間での
「呼吸」によって吸い込まれた液体を収容して、保持す
るために働く。
【0019】前記室54は多数の小さな通路もしくは毛
管に分割されている。これらの通路もしくは毛管は保護
スリーブ50の内壁から半径方向内側に突入したリブ5
7によって形成される。この場合、各2つのリブ57が
介在する1つの通路を制限している。図2には、保護ス
リーブ50を備えた燃料噴射弁の断面図として、リブ5
7の構成が示されている。各リブ57の間に形成された
通路の体積は、内燃機関もしくは燃料噴射弁の運転温度
域にわたって生じる「呼吸体積」よりもはるかに大きく
形成されている。これにより、吸い込まれた液体が燃料
噴射弁の内部に流入しないことが保証されている。それ
どころか、リブ57によって形成された、多数の小さな
通路のラビリンスは揺動負荷時または位置変化時に毛管
保持力に基づき、吸い込まれた液体が、燃料案内部分に
よってシールされたコイル室49にまで進入することを
阻止する。
【0020】コイル室と、弁ハウジング1と保護スリー
ブ50との間に形成された室54との間での無圧の体積
補償のためには毛管ギャップが十分でない場合には、保
護スリーブ50によってカバーされた範囲に、コイル室
49から弁ハウジング1の周面に通じた補償孔59を設
けることが有利である。
【0021】図3には、保護スリーブ50に設けられた
多数の通路を有するラビリンスを形成するための別の実
施例が示されている。リブ57は半径方向に延びるよう
に配置されているのではなく、円軌道に沿って延びるよ
うに配置されている。前記通路の種々異なる配置形式を
有するさらに別の実施例(図示しない)によっても、前
記機能を正確に満たすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】燃料噴射弁の断面図である。
【図2】図1に示した燃料噴射弁のII−II線に沿っ
た断面図である。
【図3】保護スリーブにおける通路形成の別の実施例を
示す断面図である。
【符号の説明】
1 弁ハウジング、 2 コイル枠体、 3 電磁コイ
ル、 4 コア、 6ノズルボディ、 7 弁長手方向
軸線、 10 環状溝、 11 シールリング、 13
端面、 15 内側肩部、 16 ストッパプレー
ト、 17 長手方向孔、 18 長手方向開口、 2
1 弁ニードル、 22 ガイド区分、23 貫通開
口、 25 ニードルピン、 26 噴射開口、 28
座面、30 可動子、 32 範囲、 33 保持部
分、 34 段部、 37 戻しばね、 40 調節ス
リーブ、 41 貫通孔、 43 プラスチック被覆
体、 45 接続コネクタ、 46 コンタクトピン、
47 ピン端部、 49コイル室、 50 保護スリ
ーブ、 52 端部、 53 段部、 54 室、 5
7 リブ、 59 補償孔
フロントページの続き (72)発明者 ヴァルデマール ハンス ドイツ連邦共和国 バンベルク アダム− クラフト−シュトラーセ 7 エフ (72)発明者 クリスチアン プロイスナー ドイツ連邦共和国 バンベルク ヤーコプ スプラッツ 11アー (72)発明者 ヨハン バイヤー ドイツ連邦共和国 シュトルレンドルフ ツア ポイント 6

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の燃料噴射装置に用いられる電
    磁作動式の燃料噴射弁であって、強磁性材料から成る弁
    ハウジングと、電磁コイルと、該電磁コイルを少なくと
    も部分的に取り囲むコイル枠体と、コアと、該コアと協
    働する可動子と、前記弁ハウジングを少なくとも部分的
    に取り囲むプラスチック被覆体と、同じくプラスチック
    から形成された電気的な接続コネクタとが設けられてお
    り、該接続コネクタに少なくとも2つのコンタクトピン
    が所属しており、該コンタクトピンを介して前記電磁コ
    イルの励磁が行なわれる形式のものにおいて、弁ハウジ
    ング(1)が保護スリーブ(50)によって少なくとも
    半径方向で完全に取り囲まれており、該保護スリーブ
    (50)と弁ハウジング(1)との空間的な間隔に基づ
    き室(54)が形成されるように前記保護スリーブ(5
    0)の少なくとも所定の範囲が形成されており、前記保
    護スリーブ(50)の一方の端部がプラスチック被覆体
    (43)と密に結合されており、前記保護スリーブ(5
    0)の他方の端部が弁ハウジング(1)に対して遊びを
    有していることを特徴とする、電磁作動式の燃料噴射
    弁。
  2. 【請求項2】 弁ハウジング(1)と前記保護スリーブ
    (50)との間に形成された前記室(54)が、前記保
    護スリーブ(50)の内壁から半径方向内側に突出した
    多数のウェブ(57)によって形成されていて、ひいて
    は前記室(54)が多数の小さな通路を有している、請
    求項1記載の燃料噴射弁。
  3. 【請求項3】 弁ハウジング(1)と前記保護スリーブ
    (50)との間に形成された前記室(54)が、円形に
    配置されて互いに内外に組み込まれた多数のウェブ(5
    7)によって形成されていて、ひいては前記室(54)
    が多数の小さな通路を有している、請求項1記載の燃料
    噴射弁。
  4. 【請求項4】 前記保護スリーブ(50)がプラスチッ
    クから製造されていて、超音波溶接によってプラスチッ
    ク被覆体(43)に密に固定されている、請求項1記載
    の燃料噴射弁。
  5. 【請求項5】 前記室(54)が、前記保護スリーブ
    (50)の、プラスチック被覆体(43)とは反対の側
    の端部(52)に位置している、請求項1記載の燃料噴
    射弁。
  6. 【請求項6】 前記室(54)の体積が、通常の運転温度
    域における燃料噴射弁の「呼吸体積」よりも大きく形成
    されている、請求項1記載の燃料噴射弁。
  7. 【請求項7】 コイル室(49)から弁ハウジング
    (1)の周面に通じた補償孔(59)が設けられてい
    る、請求項1から6までのいずれか1項記載の燃料噴射
    弁。
JP7147881A 1994-06-18 1995-06-14 電磁作動式の燃料噴射弁 Abandoned JPH084622A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4421429.4 1994-06-18
DE4421429A DE4421429A1 (de) 1994-06-18 1994-06-18 Elektromagnetisch betätigbares Brennstoffeinspritzventil

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH084622A true JPH084622A (ja) 1996-01-09

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ID=6520972

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7147881A Abandoned JPH084622A (ja) 1994-06-18 1995-06-14 電磁作動式の燃料噴射弁

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5634597A (ja)
EP (1) EP0687811B1 (ja)
JP (1) JPH084622A (ja)
DE (2) DE4421429A1 (ja)
ES (1) ES2131726T3 (ja)

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