JPH07278859A - 金属加工品を清浄にするための方法及び装置 - Google Patents

金属加工品を清浄にするための方法及び装置

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JPH07278859A
JPH07278859A JP6129856A JP12985694A JPH07278859A JP H07278859 A JPH07278859 A JP H07278859A JP 6129856 A JP6129856 A JP 6129856A JP 12985694 A JP12985694 A JP 12985694A JP H07278859 A JPH07278859 A JP H07278859A
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tank
liquid
cleaning
conduit
negative pressure
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JP6129856A
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English (en)
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Wilhelm Neubauer
ノイバウアー ヴィルヘルム
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AICHELIN IND GmbH
AICHELIN IND OFEN
AIHIERIN IND GmbH
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AICHELIN IND GmbH
AICHELIN IND OFEN
AIHIERIN IND GmbH
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23GCLEANING OR DE-GREASING OF METALLIC MATERIAL BY CHEMICAL METHODS OTHER THAN ELECTROLYSIS
    • C23G5/00Cleaning or de-greasing metallic material by other methods; Apparatus for cleaning or de-greasing metallic material with organic solvents
    • C23G5/02Cleaning or de-greasing metallic material by other methods; Apparatus for cleaning or de-greasing metallic material with organic solvents using organic solvents
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B08CLEANING
    • B08BCLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
    • B08B3/00Cleaning by methods involving the use or presence of liquid or steam
    • B08B3/04Cleaning involving contact with liquid
    • B08B3/08Cleaning involving contact with liquid the liquid having chemical or dissolving effect

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Organic Chemistry (AREA)
  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
  • Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置の簡素化と、それに伴う経費低減 【構成】 加工品(13)を液(41)で処理し、特
に、清浄に続く熱処理のために金属加工品を清浄にする
のに役立つ方法及び装置である。加工品(13)が洗浄
タンク(11)内に運び込まれ、次にこのタンクが空密
に閉鎖される。洗浄タンク(11)内に負圧が発生され
る。更に、液(41)を入れたタンク(40)に至る直
接的導管接続(27,28,29,33)が実現され
る。洗浄タンク(11)に充填するために、負圧は、液
(41)が洗浄タンク(11)内に吸い込まれるように
調整される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加工品を液で処理する
ための方法、特に、清浄に続く熱処理のために金属加工
品を清浄にするための方法に関するものである。
【0002】本発明は、更に、加工品を液で処理するた
めの装置、特に、清浄に続く熱処理のために金属加工品
を清浄にするための装置であって、洗浄タンク内に負圧
を発生するための装置と、洗浄タンクと液を入れたタン
クとの間の導管接続とを備えたものに関するものであ
る。
【0003】
【従来の技術】前記種類の方法及び装置がドイツ特許公
報第4138400号により知られている。
【0004】公知の方法及び公知の装置では、金属加工
品が洗浄タンク内で清浄にされる。このために、洗浄タ
ンクは、洗浄タンクの蓋の下方に配置されたシャワー装
置により充填される。シャワー装置から洗浄液の無圧噴
流が流出して、その下に配置された加工品を上から洗
う。これは、洗浄タンク内で液の希望するレベルが達成
されるまで行われる。
【0005】後続の清浄工程の1つの間に、洗浄タンク
内で液より上に残る空間が排気され、それもしかも、液
の飽和蒸気圧より低い負圧になるまで排気される。こう
して、浸漬浴を100℃よりかなり低い温度で沸騰させ
て、上昇する蒸気泡によって加工品を処理することを達
成することができる。
【0006】公知の装置では、特に、洗浄タンクに充填
し、その後さまざまな清浄工程を処理するために、一定
の装置支出が必要である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の課題
は、装置の簡素化が、それに伴い経費低減が、可能とな
るように、冒頭指摘した種類の方法及び装置を改良する
ことである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願の第1発明は、加工
品(13)を液(41)で処理するための方法、特に、
清浄に続く熱処理のために金属加工品を清浄にするため
の方法であって: a)加工品(13)を洗浄タンク(11)内に運び込む
工程と; b)洗浄タンク(11)を空密に閉鎖する工程と; c)洗浄タンク(11)内に負圧を発生し、且つ液(4
1)を入れたタンク(40)に至る直接的導管接続(2
7,28,29,33;30,31,32)を実現する
工程とを含み、液(41)が洗浄タンク(11)内に吸
い込まれるように負圧が調整されている方法を要旨とす
る。
【0009】本願の第2の発明は、加工品(13)を液
(41)で処理するための装置、特に、清浄に続く熱処
理のために金属加工品を清浄にするための装置であっ
て、洗浄タンク(11)内に負圧を発生するための装置
と、洗浄タンク(11)と液(41)を入れたタンク
(40)との間の導管接続(27,28,29,33;
30,31,32)とを備えたものにおいて、導管接続
(27,28,29,33;30,31,32)が洗浄
タンク(11)をタンク(40)と直接接続し、洗浄タ
ンク(11)内に負圧が印加され且つ導管接続(27,
28,29,33;30,31,32)が開いている
と、液(41)がタンク(40)から洗浄タンク(1
1)内に吸い込まれることを特徴とする装置を要旨とす
る。
【0010】
【実施例】冒頭指摘した方法において、前述の課題は、
本発明によれば: a)加工品を洗浄タンク内に運び込む工程と; b)洗浄タンクを空密に閉鎖する工程と; c)洗浄タンク内に負圧を発生し、且つ液を入れたタン
クに至る直接的導管接続を実現する工程とを含み、液が
洗浄タンク内に吸い込まれるように負圧が調整されてい
ることによって解決される。
【0011】前記課題は、更に、冒頭指摘した種類の装
置において、導管接続が洗浄タンクをタンクと直接接続
し、洗浄タンク内に負圧が印加され且つ導管接続が開い
ていると、液がタンクから洗浄タンク内に吸い込まれる
ことによって解決される。
【0012】本発明の根底にある課題がこうして完全に
解決される。
【0013】つまり本発明は、いずれにしても真空ポン
プによって洗浄タンク内にかなりの負圧を発生すること
ができる事実を、洗練された仕方で利用する。しかし次
に、洗浄タンクが排気されて未充填の場合、この負圧は
処理液を洗浄タンク内に吸い込むのに利用することもで
きる。それ故、この方式では、洗浄タンクに充填するた
めの特別のポンプが省かれる。なぜなら、真空ポンプ
は、前述の如く、100℃よりかなり低い温度で処理液
の沸騰を引き起こすのに利用されるだけでなく、更に
は、洗浄タンクに充填するのにも利用されるからであ
る。
【0014】これによって装置支出が著しく低下するこ
とは明白である。”負圧沸騰”技術は、こうして、生産
費の著しく低い装置でも利用することができ、従って本
発明方法は幅広い基礎の上で利用することができる。
【0015】従って、金属加工品の清浄において、加工
品を最終的に乾燥させるためにも、まだ湿ってはいるが
温かい加工品を負圧雰囲気に曝すことによって負圧法を
利用することは、それ自体やはり知られているので、全
体として、合計3つの機能のために、つまり処理液の吸
込み、100℃以下で沸騰させるための負圧発生、そし
て最後に負圧乾燥のための負圧発生のためにも、所要の
真空ポンプを利用することができる。
【0016】本発明方法の好ましい1構成では、液が洗
浄タンクの底の範囲で接続口を介して吸い込まれる。こ
のために、本発明装置では、導管接続が洗浄タンクの底
に注ぎ込んでいる。
【0017】この措置の利点として、処理液を充填する
ための特別のシャワー装置がもはや必要ないので、更な
る経費節約が可能となる。むしろ、所要の導管を備えた
滑り子又はその他の弁装置を適宜設けることによって、
洗浄タンクに元々設けられている排水口が同時に流入口
として利用される。無圧噴流による加工品の最初の清浄
が、又は高圧噴射による清浄も、必要でないような幾つ
かの用途では、特別のシャワー装置を省くことが可能で
ある。
【0018】本発明方法の別の1構成では、液が、洗浄
タンク内で加工品より上に配置されたシャワー装置を介
して吸い込まれる。このために、本発明装置では、導管
接続が、洗浄タンク内で、加工品より上に配置されたシ
ャワー装置に注ぎ込んでいる。
【0019】この措置の利点として、既に冒頭触れたド
イツ特許公報第4138400号により知られているよ
うに、数多くの適用事例においてシャワー装置で加工品
の予備清浄を行うことができる。
【0020】本発明方法の更に別の1構成では、負圧を
発生するために、洗浄タンクから空気が吸引されて凝縮
装置に通される。この目的のために、本発明装置では、
凝縮装置を介して真空ポンプと接続された真空導管が洗
浄タンクに接続されている。
【0021】この措置の利点として、吸引空気中に蒸気
の状態で含まれた処理液を回収することが可能となる。
【0022】それ故、本発明方法の1展開では、凝縮装
置内で吸引空気から凝縮液を分離して、次にタンクに供
給することができる。このために、本発明装置では、凝
縮装置の凝縮液集合容器がタンクと接続可能である。
【0023】この措置の利点として、処理液は閉回路内
に維持され、蒸気の絶えざる取出しによって濃縮される
ことがない。
【0024】本発明方法の別の実施態様では、液がタン
クから洗浄タンク内に吸い込まれると、タンクが、凝縮
装置から流出する空気で通気される。このために、本発
明装置では、タンクの通気管が真空ポンプの出口と接続
されている。
【0025】この措置の利点として、タンク内で液より
上の空気は常に湿潤保持され、それもしかも液の蒸気自
体によって湿潤保持され、タンク内で液の過剰な蒸発が
起きることもない。
【0026】その他の利点は、明細書及び添付図面から
明らかとなる。
【0027】前記特徴及び以下なお説明する特徴は、そ
の都度記載した組合せにおいてだけでなく、本発明の枠
から逸脱することなく、別の組合せや単独でも勿論適用
することができる。
【0028】
【図示例】本発明の1実施例が図面に示してあり、以下
詳しく説明する。
【0029】図において符号10は、金属加工品の清浄
装置全体である。しかし、ここで付言しておくなら、本
発明装置は金属加工品の清浄に利用する事例に限定され
てはいない。むしろ本発明は、加工品を液で処理するこ
とが問題となる数多くの別の事例においても利用するこ
とができる。
【0030】この点に関するその他の詳細は、既に触れ
たドイツ特許公報第4138400号に見られ、それを
引き合いに出すことで、その開示内容は本願の開示内容
ともされる。
【0031】装置10が洗浄タンク11を含み、このタ
ンクは図示実施例の場合水平構造である。
【0032】洗浄タンク11内に加工品13用ホルダ1
2がある。洗浄タンク11が水平構造の場合、扉14が
側面に配置されており、加工品13は二重矢印15で示
唆したように扉14を通して装入搬出を行うことができ
る。
【0033】洗浄タンク11の底16は僅かに傾けて構
成されており、洗浄タンク11の排出を容易とするため
に、最も深い箇所が、略示したトラフ17に移行してい
る。
【0034】洗浄タンク11の底に中空体20があり、
これは圧力導管21及び弁22を介して送風機23と結
ばれている。中空体20は多数の小穴を備えている。送
風機23を作動させると、矢印24で示唆したように、
空気泡が中空体20から進出する。空気泡は洗浄タンク
11内を上昇し、加工品13の周囲を洗う。加工品に付
着した汚れ粒子等は空気泡によって連行される。空気の
吹込み自体は知られており、専門業界で”フローテーシ
ョン”の概念で呼ばれる。
【0035】トラフ17内の接続口27を介して導管2
8が洗浄タンク11に接続されている。導管28中に弁
29が設けられている。
【0036】洗浄タンク11の上部にシャワー装置30
があり、これが導管31に接続されている。導管31中
に弁32が設けられている。導管28、31は、共通の
導管33内で合流する。シャワー装置30の作動時、図
中矢印34で示唆したように該装置から無圧液噴流が流
出する。
【0037】共通導管33は、処理液41の入ったタン
ク40の底39の近傍にまで通してある。
【0038】洗浄タンク11内に、更に、中央の高さに
なお溢れ口45が設けられており、これが導管46に接
続されている。導管46中に弁47が設けられている。
導管46はやはりタンク40に通じている。
【0039】洗浄タンク11の上面はフード50の形状
に構成されている。フード50内に導管51が注ぎ込ん
でいる。導管51は凝縮装置52と、それもしかも凝縮
器53と接続されており、凝縮器は他方で凝縮液用集合
容器54に接続されている。
【0040】集合容器54から導管58が弁59を介し
てやはりタンク40に通じている。凝縮器53から導管
63が分岐点に通じており、そこから導管64が真空ポ
ンプ65の吸込み口へと設けられている。真空ポンプ6
5の圧側出口は導管66を介して導管67に接続されて
いる。導管67は、一方で逆止め弁68及び導管69を
介してタンク40に通じ、他方で排気口73へと通じて
いる。
【0041】装置10の動作様式は以下の如くである:
洗浄過程を開始するために、まず、洗浄タンク11に扉
14を介して加工品13が装入される。引き続き扉14
は圧密に閉鎖される。
【0042】図示省略した電子制御装置によって、いま
や、遠隔操作弁が操作される。この弁は、普通、電磁弁
として構成されている。
【0043】洗浄タンク11に充填するために、弁2
2、47、59、71が閉じられ、弁29が開かれる。
選択的に又は弁29を補足して、一点鎖線で示した導管
31中に配置された弁32も開くことができる。
【0044】次に真空ポンプ65がオンにされると、該
ポンプは洗浄タンク11の内部空間から空気を吸引す
る。この吸引は導管51、凝縮器53及び導管63、6
4を介して行われる。吸引空気中になお残留液が蒸気の
状態で存在する限り、これは凝縮器53内で分離され
て、集合容器54内に移される。充填過程の終了後、又
は、負圧沸騰及び大気圧圧力補償後、凝縮液は導管58
及び弁59を介してタンク40に戻される。
【0045】真空ポンプ65の吐出し空気は導管66、
67を介して排気口73に達する。導管66が導管67
に注ぐ箇所に、従って逆止め弁68の入口に、飽和空気
が現れる。
【0046】洗浄タンク11内に負圧が発生する結果、
弁29が開くと液41がタンク40から吸い込まれる。
液は、導管33、導管28及び弁29を介して接続口2
7へと流れ、そこからトラフ17の範囲で洗浄タンク1
1に流入する。洗浄タンク11内に持続的に負圧が印加
されると、益々、液41が洗浄タンク11内に、所定の
液レベルとなるまで吸い込まれる。
【0047】液41がタンク40から吸い込まれる結
果、タンクを通気する必要がある。これは、導管69及
び逆止め弁68を介して行われる。従って、逆止め弁6
8の入口に飽和空気が印加されるので、タンク40は飽
和空気によって通気され、タンク40内で未制御な気化
が起きることはない。
【0048】洗浄タンク11内で希望するレベルが達成
されたなら、真空ポンプ65がオフとされ又同時に弁2
9が遮断されることにより、(図示省略した)センサを
介して充填過程が中断される。
【0049】選択的に又は付加的に、弁32、導管31
及びシャワー装置30を介して充填過程を行うこともで
きることは自明である。その場合、液41はシャワー装
置30を介して洗浄タンク11内に吸い込まれ、液41
はシャワー装置30から無圧噴流(矢印34)の形で流
出し、洗浄タンク11の充填時加工品13を上から洗
う。
【0050】洗浄タンク11は溢れ口45より上のレベ
ルまで充填するのが好ましい。
【0051】フローテーションの次の工程においていま
や弁29、32、47が閉じられ、弁22、59、71
が開かれる。真空ポンプ65がオフとなると送風機23
がオンとされる。
【0052】送風機23が中空体20内にガス圧を発生
し、洗浄タンク11内で空気泡が下から液41中を上昇
して、加工品13の周囲を洗う。洗浄タンク11内に吹
き込まれた空気は、この場合、導管51を介して排出さ
れる。導管51から空気は凝縮器53、導管63、導管
70及び開いた弁71を介して排気口73へと達する。
この場合にも、分離された凝縮液は集合容器54、導管
58及び弁59を介してタンク40に送り戻される。
【0053】前記措置によって、汚れ粒子が加工品13
から除去される。比重が小さいことから液41の表面に
沈積する油脂も汚れ粒子に属する。
【0054】フローテーションの終了後、送風機23が
オフとされ、まず、すべての弁が閉じられる。弁47が
開くことによっていまや溢れ口45が作動し、洗浄タン
ク11内の液レベルが低下して、溢れ口45の高さとな
る。こうして、液41の表面を浮遊する油脂成分は溢れ
口45によって除去することができる。
【0055】負圧沸騰工程のために液面は、望ましく
は、溢れ口45のすぐ下に調整される。これは、例えば
弁29を短時間開くことによって引き起こすことができ
る。
【0056】いまや弁がすべて閉じられ、真空ポンプ6
5がオンにされる。真空ポンプ65は洗浄タンク11内
で液41より上の空間に負圧を発生し、この負圧は、液
41が例えば70℃の温度で既に沸騰するように調整さ
れる。この”負圧沸騰”は、上昇する蒸気泡の結果とし
て加工品13の清浄をもたらす。この工程でも凝縮液
は、既に何回となく述べた如く、吸引蒸気から分離さ
れ、大気圧圧力補償の達成後、タンク40に送り戻され
る。
【0057】最後に洗浄タンク11を空にするために、
弁29、59が開かれ、残りの弁はすべて閉じられる。
こうして液41は洗浄タンク11から接続口27、弁2
9及び導管28、33を介してタンク40に還流する。
その際にタンク40内で排除される空気は弁59、導管
58、凝縮装置52及び導管51を介して洗浄タンク1
1の内部空間に導入される。こうして、洗浄タンク11
とタンク40との間で液41と空気との完全な補償が得
られる。
【0058】
【発明の効果】本発明によれば、金属加工品を清浄する
ための装置の簡素化が可能であり、それに伴い経費低減
が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を説明するのにも利用することので
きる本発明装置の1実施態様を略示したブロック構成図
である。
【符号の説明】
10 清浄装置 11 洗浄タンク 12 ホルダ 13 加工品 14 扉 16 底 17 トラフ 20 中空体 21 圧力導管 22 弁 23 送風機 27〜32 直接的導管接続 33 共通導管 40 タンク 45 溢れ口 46 導管 47 弁 50 フード 51 導管 52 凝縮装置 53 凝縮器 54 集合容器 58 導管 59 弁 63、64 導管 65 真空ポンプ 66 導管 67 導管 68 逆止め弁 69 導管 71 弁 73 排気口

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工品(13)を液(41)で処理する
    ための方法、特に、清浄に続く熱処理のために金属加工
    品を清浄にするための方法であって: a)加工品(13)を洗浄タンク(11)内に運び込む
    工程と; b)洗浄タンク(11)を空密に閉鎖する工程と; c)洗浄タンク(11)内に負圧を発生し、且つ液(4
    1)を入れたタンク(40)に至る直接的導管接続(2
    7,28,29,33;30,31,32)を実現する
    工程とを含み、液(41)が洗浄タンク(11)内に吸
    い込まれるように負圧が調整されている方法。
  2. 【請求項2】 液(41)が洗浄タンク(11)の底
    (16)の範囲で接続口(27)を介して吸い込まれる
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 液(41)が、洗浄タンク(11)内で
    加工品(13)より上に配置されたシャワー装置(3
    1)を介して吸い込まれることを特徴とする請求項1に
    記載の方法。
  4. 【請求項4】 負圧を発生するために、洗浄タンク(1
    1)から空気が吸引されて凝縮装置(52)に通される
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項又は複数
    項に記載の方法。
  5. 【請求項5】 凝縮装置(52)内で吸引空気から凝縮
    液が分離され、凝縮液がタンク(40)に供給されるこ
    とを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 液(41)がタンク(40)から洗浄タ
    ンク(11)内に吸い込まれると、タンク(40)が、
    凝縮装置(52)から流出する空気で通気されることを
    特徴とする請求項4又は5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 加工品(13)を液(41)で処理する
    ための装置、特に、清浄に続く熱処理のために金属加工
    品を清浄にするための装置であって、洗浄タンク(1
    1)内に負圧を発生するための装置と、洗浄タンク(1
    1)と液(41)を入れたタンク(40)との間の導管
    接続(27,28,29,33;30,31,32)と
    を備えたものにおいて、導管接続(27,28,29,
    33;30,31,32)が洗浄タンク(11)をタン
    ク(40)と直接接続し、洗浄タンク(11)内に負圧
    が印加され且つ導管接続(27,28,29,33;3
    0,31,32)が開いていると、液(41)がタンク
    (40)から洗浄タンク(11)内に吸い込まれること
    を特徴とする装置。
  8. 【請求項8】 導管接続(27,28,39,33)が
    洗浄タンク(11)の底(16)に注ぎ込むことを特徴
    とする請求項7に記載の装置。
  9. 【請求項9】 導管接続(30,31,32,33)
    が、洗浄タンク(11)内で、加工品(13)より上に
    配置されたシャワー装置(30)に注ぎ込むことを特徴
    とする請求項7に記載の装置。
  10. 【請求項10】 凝縮装置(52)を介して真空ポンプ
    (65)と接続された真空導管(51)が洗浄タンク
    (11)に接続されていることを特徴とする請求項7〜
    9のいずれか1項又は複数項に記載の装置。
  11. 【請求項11】 凝縮装置(52)の凝縮液集合容器
    (54)がタンク(40)と接続可能であることを特徴
    とする請求項10に記載の装置。
  12. 【請求項12】 タンク(40)の通気管(69)が真
    空ポンプ(65)の出口と接続されていることを特徴と
    する請求項10又は11に記載の装置。
JP6129856A 1993-05-28 1994-05-20 金属加工品を清浄にするための方法及び装置 Pending JPH07278859A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4317862.6 1993-05-28
DE4317862A DE4317862A1 (de) 1993-05-28 1993-05-28 Verfahren und Vorrichtung zum Reinigen von metallischen Werkstücken

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