JPH0727835Y2 - スイッチング電源回路 - Google Patents

スイッチング電源回路

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JPH0727835Y2
JPH0727835Y2 JP1990122952U JP12295290U JPH0727835Y2 JP H0727835 Y2 JPH0727835 Y2 JP H0727835Y2 JP 1990122952 U JP1990122952 U JP 1990122952U JP 12295290 U JP12295290 U JP 12295290U JP H0727835 Y2 JPH0727835 Y2 JP H0727835Y2
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JP
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power supply
voltage
switching power
supply circuit
circuit
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秀樹 小島
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Toko Inc
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、入力電圧の変動にともなう過電流保護動作の
開始点のばらつきを少なくしたスイッチング電源回路に
関する。
〔従来技術〕 第4図は従来のスイッチング電源回路の回路図の1例を
示すが、トランスTの1次巻線L1、スイッチングトラン
ジスタである絶縁ゲート型電界効果トランジスタQ、過
電流検出用抵抗Rが入力端子1A、1B間に直列接続し、ト
ランスTの2次巻線L2には整流ダイオードD、平滑コン
デンサC1からなる整流平滑回路が接続している。CTはト
ランジスタQの「オン」「オフ」動作を制御するパルス
幅制御回路である。
このスイッチング電源回路はフライバック式であり、入
力端子1A、1Bに直流入力が加えられると、トランジスタ
Qが「オン」している時に1次巻線L1に流れる電流によ
る励磁エネルギーがトランスTに蓄えられ、トランジス
タQが「オフ」している時にその励磁エネルギーを2次
巻線L2から電流として放出されて整流平滑回路を経て直
流出力を出力端子2A、2Bに得る。直流出力は、通常定電
圧である。
過負荷状態になり、制御回路CTに加えられる過電流検出
用抵抗Rの検出電圧が設定値を越えると、トランジスタ
Qが「オフ」して出力電圧が急激に低下する過電流保護
動作が行われる。
ところが入力電圧が変動すると第7図の特性図に示すよ
うに、過電流保護動作の開始点、つまり過電流保護動作
の開始される出力電流の値はP1、P2のようにばらつく。
第5図と第6図は過電流検出用抵抗Rの検出電圧の波形
図であり、夫々入力電圧の低い場合と高い場合を相対的
に示してある。
入力電圧が低い場合には、1次巻線L1に加わる電圧が低
いので所定の出力電圧を得るためのトランジスタQの
「オン」時間が長くなり、入力電圧が高い場合にはその
逆で短くなる。トランジスタQの電流は、「オン」する
と時間と共に増加するので、検出電圧VRも増加する。従
って、入力電圧の低い場合の第5図の検出電圧VRの最大
値VR1は第6図の検出電圧VRの最大値VR2よりも大きくな
る。制御回路CTは、検出電圧VRが一定の設定値を越える
とトランジスタQを「オフ」させて過電流保護動作を開
始するので、入力電圧の低い方が早く過電流保護動作に
入る。すなわち、過電流保護動作が開始される出力電流
の値は小さくなる。
〔課題〕
本考案は、入力電圧が変動しても過電流保護動作の開始
される出力電流の値のばらつきを少なくできるスイッチ
ング電源回路を提供することにある。
〔課題を解決するための技術手段〕
本考案はトランスの1次巻線、スイッチングトランジス
タ、過電流検出用抵抗からなる直列回路に直流入力を加
え、該スイッチング素子を「オン」「オフ」させてトラ
ンスの2次巻線に接続する整流、平滑回路を経て直流出
力を得るスイッチング電源回路において、過電流検出用
抵抗の検出電圧がコンデンサを介してスイッチングトラ
ンジスタの制御回路に加えられることを特徴とする。
〔実施例〕
以下、本考案のスイッチング電源回路の実施例を示す第
1図、第2図、第3図を参照しながら説明する。第1図
は回路図、第2図と第3図は過電流検出用抵抗の検出電
圧のコンデンサを経た後の波形図である。なお、第4図
と同一部分は同じ符号を付与してある。
第1図においても、トランスTの1次巻線L1、絶縁ゲー
ト型電界効果トランジスタQ、過電流検出用抵抗Rが入
力端子1A、1B間に直列接続し、トランスTの2次巻線L2
には整流ダイオードD、平滑コンデンサC1からなる整流
平滑回路が接続する。トランジスタQの「オン」「オ
フ」動作はパルス幅制御回路CTで制御される。
過電流検出用抵抗Rは、第4図とは異なりコンデンサC2
を介して制御回路CTに接続される。従って、コンデンサ
を経た後の検出電圧VRCは直流分が除かれており、交流
分が制御回路CTに加えられる。
第2図と第3図は入力電圧が低い場合と高い場合の検出
電圧VRCを相対的に示すが、検出電圧VRCのゼロレベルは
トランジスタQが「オン」している時t1の正側の面積S1
と「オフ」している時t2の負側の面積S2が等しくなるよ
うな位置にある。そして、検出電圧VRCの正側の電圧が
設定値を越えた時、制御回路CTにより過電流保護動作が
開始される。
ゼロレベルが前記したような位置にあるので、入力電圧
が低くトランジスタQの「オン」時間の長い第2図の場
合はゼロレベルが検出電圧VRCの上の方にあり、入力電
圧が高くトランジスタQの「オン」時間の短い第3図の
場合は、下の方にある。すなわち、入力電圧が低い場合
には正側の電圧の検出電圧VRCに対する割合が小さくな
り、高い場合には大きくなる。結局、入力電圧の変動に
より抵抗Rの検出電圧VRが変化しても、コンデンサCを
経た検出電圧VRCの最大値VRC1、最大値VRC2の差が小さ
くなるようにゼロレベルが上下に移動することになる。
これは、制御回路CTが設定された検出電圧VRCで過電流
保護動作を行う場合に入力電圧の変動の影響が小さいこ
とを意味し、過電流保護動作の開始される出力電流の値
のばらつきが少なくなることに結びつく。
なお実施例ではフライバック式のスイッチング電源回路
を説明したが、フオワード式でもよい。
スイッチング素子の「オン」「オフ」制御は実施例のよ
うに他励式でも、また自励式でもよい。
〔効果〕
以上述べたように、本考案のスイッチング電源回路は、
過電流検出用抵抗の検出電圧をコンデンサを介して制御
回路に加えることにより、交流分の正側のみを検出し、
検出電圧が実質的に入力電圧の変動の影響を受け難くし
てある。
従って、過電流保護動作の開始される出力電流の値のば
らつきを少なくできる。
なお、カレントトランスを用いて過電流を検出しても、
本考案と同様の効果が得られるが、価格の面で不利であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のスイッチング電源回路の実施例を示す
回路図、第2図と第3図はコンデンサを経た過電流検出
用抵抗の検出電圧の波形図、第4図は従来のスイッチン
グ電源回路の回路図、第5図と第6図は過電流検出用抵
抗の検出電圧の波形図、第7図は従来の過電流保護動作
の特性図である。 T:トランス、L1:1次巻線、L2:2じ巻線、R:過電流検出用
抵抗、C2:コンデンサ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】トランスの1次巻線、スイッチングトラン
    ジスタ、過電流検出用抵抗からなる直列回路に直流入力
    を加え、該スイッチングトランジスタを「オン」「オ
    フ」させてトランスの2次巻線に接続する整流平滑回路
    を経て直流出力を得るスイッチング電源回路において、
    過電流検出用抵抗の検出電圧がコンデンサを介してスイ
    ッチングトランジスタの制御回路に加えられることを特
    徴とするスイッチング電源回路。
JP1990122952U 1990-11-22 1990-11-22 スイッチング電源回路 Expired - Lifetime JPH0727835Y2 (ja)

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JPH0480286U JPH0480286U (ja) 1992-07-13
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JP2784136B2 (ja) * 1993-10-19 1998-08-06 浜松ホトニクス株式会社 スイッチング電源の過負荷・短絡保護回路

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JPS6387173A (ja) * 1986-09-29 1988-04-18 Canon Inc 電源装置

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