JP2548186Y2 - 直流安定化電源装置の制御回路 - Google Patents

直流安定化電源装置の制御回路

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JP2548186Y2
JP2548186Y2 JP10891390U JP10891390U JP2548186Y2 JP 2548186 Y2 JP2548186 Y2 JP 2548186Y2 JP 10891390 U JP10891390 U JP 10891390U JP 10891390 U JP10891390 U JP 10891390U JP 2548186 Y2 JP2548186 Y2 JP 2548186Y2
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泰隆 谷山
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東立通信工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は温度ドリフト改良回路及び出力電圧のソフト
立上り改良回路を設けた直流安定化電源装置の制御回路
に関する。
[従来の技術] 第8図は従来のDC−DCコンバータを示す。第8図にお
いて、ST1はスイッチング トランジスタ、T1はトラン
ス、CO1は制御回路、t1,t2は入力端子、t3,t4は出力端
子、IC1は発光ダイオードD3及びホト トランジスタPT
よりなるホトカプラ、IC2はシャント レギュレータ集
積回路、R1,R2,R3は抵抗、C1,C2はコンデンサ、D1はダ
イオードである。
即ち、入力端子t1,t2に直流電圧が加えられ、且つス
イッチング トランジスタST1のベースに制御回路CO1か
らパルス信号が加えられると、トランスT1の2次巻線に
巻線比に比例した電圧が抽出される。このトランスT1の
2次巻線に抽出された電圧はダイオードD1で整流され、
コンデンサC2で平滑されて出力端子t3,t4に直流電圧が
取り出される。この場合、シャント レギュレータ集積
回路IC2の基準電圧を抵抗R2,R3で検出し、ホトカプラIC
1の発光ダイオードD3に流れる電流IFを制御してホトカ
プラIC1のホト トランジスタPTに流れる電流で制御回
路CO1を制御している。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来の直流安定化電源装置
の制御回路では、第7図に示すように、出力電圧が急峻
に立上る欠点があり、このように急激に出力を出そうと
する制御回路CO1が動作してスイッチング トランジス
タST1に過大な電流が流れてスイッチング トランジス
タST1を破壊したり、入力投入時に一瞬電圧が跳ね上が
ることがあった。又、出力電圧の周囲温度に対する変化
はシャント レギュレータ集積回路IC2の特性により決
まる。
そこで、本考案は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、出力電圧をソフト立上りに改良でき、且つ出力電圧
の温度ドリフトを改良できる直流安定化電源装置の制御
回路を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段および作用] 本考案は上記課題を解決するために、直流電圧が加え
られる入力端子の正側と負側の間に直列に接続されたト
ランスの1次巻線及びスイッチングトランジスタと、前
記トランスの2次巻線に整流素子及び平滑素子を介して
接続された出力端子と、前記スイッチングトランジスタ
のベースに接続された制御回路と、この制御回路と前記
入力端子の負側との間に接続されたホトカプラを構成す
るホト トランジスタと、このホト トランジスタとホ
トカプラを構成する発光ダイオードと、この発光ダイオ
ードの一方の端子と前記出力端子の正側との間に接続さ
れた定電圧ダイオードと、前記発光ダイオードの他方の
端子と前記出力端子の負側との間に接続されたシャント
レギュレータ集積回路と、このシャントレギュレータ集
積回路と前記発光ダイオードとの接続点にアノードが接
続されたダイオードと、このダイオードのカソードと前
記出力端子の負側との間に接続されたコンデンサとを具
備することを特徴とするもので、定電圧ダイオードによ
り出力電圧の温度ドリフトを改良し、ホトカプラの発光
ダイオードとシャント レギュレータ集積回路との接続
点にダイオードを介して接続されたコンデンサにより出
力電圧をソフト立上りに改良するものである。
[実施例] 以下図面を参照して本考案の実施例を詳細に説明す
る。
第1図は本考案の一実施例を示す。第1図中、第8図
と同一部分は同一符号を付して説明する。第1図におい
て、ZDは定電圧ダイオード、D2は整流ダイオード、C3,C
4はコンデンサ、R4〜R8は抵抗、Lはチョークコイルで
ある。
即ち、入力端子t1,t2に直流電圧が加えられ、且つス
イッチング トランジスタST1のベースに制御回路CO1か
らパルス信号が加えられると、トランスT1の2次巻線に
巻線比に比例した電圧が抽出される。このトランスT1の
2次巻線に抽出された電圧はダイオードD1で整流され、
コンデンサC2で平滑されて出力端子t3,t4に直流電圧が
取り出される。この場合、シャント レギュレータ集積
回路IC2の基準電圧を検出し、ホトカプラIC1の発光ダイ
オードD3に流れる電流IFを制御してホトカプラIC1のホ
ト トランジスタPTに流れる電流で制御回路CO1を制御
している。
次に、温度ドリフト改良回路10について説明する。第
2図(a)に示すようなホトカプラIC1の発光ダイオー
ドD3に流れる電流iFはホトカプラIC1の温度変化に対し
て第2図(b)に示すような固有の特性変化を示す。一
方、第3図(a)に示すような定電圧ダイオードZDに流
れる電流iDは定電圧ダイオードZDの温度変化に対して第
3図(b)に示すような固有の特性変化を示す。したが
って、ホトカプラIC1の発光ダイオードD3と定電圧ダイ
オードZDとを直列に接続して、電流iFの変化と電流iDの
変化とを組合わせて、第1図の電流IFをコントロールす
ることにより、出力電圧の変化を少くすることができ
る。このような定電圧ダイオードZDを有する温度ドリフ
ト改良回路10を設けることにより、第4図に示すように
A1=+50℃,B1=常温,C1=−5℃のようなデータ結果を
得ることができ、これにより2.2mV/℃の変化となり、従
来の回路(第8図)の温度ドリフト特性(第5図)に比
して約1/2少ない変化にすることができる。従来の回路
のように定電圧ダイオードが無い場合には第5図に示す
ように、A2=+50℃,B2=常温,C2=−5℃のようなデー
タ結果となり、これより3.8mV/℃の変化となる。
尚、抵抗R4はシャント レギュレータ集積回路IC2の
カソード電流を補正する抵抗である。
又、定電圧ダイオードZDの機能目的として、出力が定
電圧ダイオードZDの定電圧電位より低くなると、電流IF
が流れなくなり、ホトカプラIC1のホトトランジスタがO
FFとなり出力を遮断する。
次に、出力電圧のソフト立上り改良回路11について説
明する。即ち、コンデンサC3への充電によりシャント
レギュレータ集積回路IC2のカソード電位をソフトに立
上げることにより、出力電圧をソフトにする。整流ダイ
オードD2はコンデンサC3の端子間電位が出力電圧立上り
完了時のシャント レギュレータ集積回路IC2のカソー
ド電位より高くなったとき、抵抗R5から流れる電流を防
止する。コンデンサC3の端子間電圧は出力電圧に近い値
になるよう抵抗R5/R6の定数を決める。このような出力
電圧のソフト立上り改良回路11を設けることにより、第
6図に示すような結果を得ることができ、従来の回路
(第8図)の出力電圧の立上り特性(第7図)に比して
ソフトに立上っている。
[考案の効果] 以上述べたように本考案によれば、出力電圧をソフト
立上りに改良でき、且つ出力電圧の温度ドリフトを改良
できる直流安定化電源装置の制御回路を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す回路図、第2図及び第
3図は本考案に係る温度ドリフト改良回路を説明するた
めの図、第4図は本考案に係る温度ドリフト特性の一例
を示す特性図、第5図は従来の温度ドリフト特性を示す
特性図、第6図は本考案に係る出力電圧の立上り特性の
一例を示す特性図、第7図は従来の出力電圧の立上り特
性を示す特性図、第8図は従来の直流安定化電源装置の
制御回路を示す回路図である。 ST1……スイッチング トランジスタ、T1……トラン
ス、CO1……制御回路、IC1……ホトカプラ、IC2……シ
ャント レギュレータ集積回路、ZD……定電圧ダイオー
ド、10……温度ドリフト改良回路、11……出力電圧のソ
フト立上り改良回路。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】直流電圧が加えられる入力端子の正側と負
    側の間に直列に接続されたトランスの1次巻線及びスイ
    ッチングトランジスタと、 前記トランスの2次巻線に整流素子及び平滑素子を介し
    て接続された出力端子と、 前記スイッチングトランジスタのベースに接続された制
    御回路と、 この制御回路と前記入力端子の負側との間に接続された
    ホトカプラを構成するホト トランジスタと、 このホト トランジスタとホトカプラを構成する発光ダ
    イオードと、 この発光ダイオードの一方の端子と前記出力端子の正側
    との間に接続された定電圧ダイオードと、 前記発光ダイオードの他方の端子と前記出力端子の負側
    との間に接続されたシャントレギュレータ集積回路と、 このシャントレギュレータ集積回路と前記発光ダイオー
    ドとの接続点にアノードが接続されたダイオードと、 このダイオードのカソードと前記出力端子の負側との間
    に接続されたコンデンサと を具備することを特徴とする直流安定化電源装置の制御
    回路。
JP10891390U 1990-10-19 1990-10-19 直流安定化電源装置の制御回路 Expired - Lifetime JP2548186Y2 (ja)

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