JPH0727718A - 連続して繊維物質の薄いウエブを二次元的に監視する装置 - Google Patents

連続して繊維物質の薄いウエブを二次元的に監視する装置

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JPH0727718A
JPH0727718A JP5354770A JP35477093A JPH0727718A JP H0727718 A JPH0727718 A JP H0727718A JP 5354770 A JP5354770 A JP 5354770A JP 35477093 A JP35477093 A JP 35477093A JP H0727718 A JPH0727718 A JP H0727718A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 イメージ分析技術を適用して工程のスループ
ツトを100%監視できるようにする。 【構成】 多数の存在物を含むウエブについて,上記ウ
エブから電磁放射を受け,これに応答してイメージ信号
を生ずるイメージングユニツトであつて,上記イメージ
信号が上記存在物を含んで上記ウエブの像に対応し,上
記ウエブが上記イメージングユニツトに相対的に運動
し,上記ウエブの相対運動の方向に垂直の方向にウエブ
を横切る少なくとも1つの筋を繰り返し走査するように
した上記イメージングユニツト及び上記イメージングユ
ニツトから上記イメージング信号を受け,受け取つたイ
メージ信号に対応するデイジタルデータを生じ,デイジ
タルデータを分析し,この分析に基づいて上記ウエブ中
の興味ある存在物を見出し,見出した興味ある存在物の
パラメータを求め,そのパラメータを示す出力信号を生
ずる処理手段が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は繊維物質の薄いウエブ中
の存在物を工程中で実時間で測定し制御する方法と装置
に関する。提示した実施例においては,かかる存在物は
綿と他の繊維物質中の個々の繊維,ネツプ,不純物粒子
を含む。この薄いウエブは工程から得た物質サンプルか
ら意図的に形成したものでも良いし,あるいはある種の
工程処機械中に元々存在するものであつても良い。側定
はイメージ分析により行い,スペクトル範囲を広げた電
荷結合素子(CCD)カメラに基づくものが好ましい。
【0002】本発明の分野を更に説明すると,連続的に
運転されている繊維生産工程機械から工程中のサンプル
を取得するための手段が提供される。これによりノメー
ジ分析は空間的(spatial),スペクトル的(s
pectral),時間的(temporal),パタ
ーン認識又はフイルタリング(filtering)
(SSTF)を可能とする。このSSTFで薄いウエブ
中の個々の存在物の同定が可能となる。
【0003】
【従来の技術】ネツプとか不純物の粒子が繊維物質中に
存在することは,これらへの厳しさが増しているだけに
問題である。例えば綿花の生産と収穫の技術は繰綿や繊
維工場の初めの段階でより積極的なクリーニング操作を
必要としている。このような操作は異物や不純物を取り
除くけれども,多くの場合不純物はもつと細かい粒子に
砕かれ,その中には繊維の塊の中に残つてしまうものも
ある。こうなると後の工程で除去するのはもつと困難と
なる。もつと悪いことにはこのように益々積極的に行わ
れるようになるクリーニングによつてネツプ形成のレベ
ルが増大してしまう。従つてそれらを最適に制御するた
めに,繰綿や工場においてこれらの好ましくない存在物
のレベルを連続的に監視することが益々重要となつてき
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】多くの生産環境におい
ては,工程を流れるものを100%監視することは全く
不可能であり,測定には工程中にある物質のサンプルを
取得しなければならない。繊維工程機械中でサンプリン
グに利用できる繊維の状態は房状かスライバ状である。
代表するサンプルを獲得することが必要であり,これを
イメージ分析測定用に薄いウエブ状に準備しなければな
らない。最近開発されたイメージ分析技術を賢明に適用
して工程のスループツトを100%監視できるような顕
著な例外がある。その良い例は後に実施例において述べ
るように,カード機の薄いウエブを監視することであ
る。以前の方法や装置では圧倒的に高価なものとなる
か,あるいは実用にならないイメージ解析の適用となつ
てしまう。本発明はこれらの困難を克服するものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によりカードウエ
ブの品質を制御するためのオンライン監視が提供され
る。好ましくない存在物は100%の薄いカードウエブ
中から発見され(Found),後工程中での,あるい
は結局はこれから生産される繊維製品の販売価格上への
インパクトの厳しさに関して識別され(Identif
ied),ウエブからかかる存在物を取り除く(exc
lude)ために優先性を持つた制御が行われる。この
ようなウエブのクリーニング処置を頭文字を組み合わせ
た″FIX”で識別する。
【0006】本発明による特殊な面によれば,繊維物質
のウエブを監視するための装置が提供される。ウエブは
繊維処理工程機械で処理している間でも監視できるし,
又は繊維処理工程機械から離れて形成することもでき
る。ウエブには繊維,不純物と言つた複数の存在物が含
まれている。イメージングユニツトはウエブから電磁放
射を受け,これに応答してイメージ信号を生じる。この
イメージ信号は存在物を含むウエブのイメージに対応す
るもので,ウエブはイメージングユニツトに相対運動を
行つている。イメージングユニツトはウエブの相対的運
動の方向に直角の方向にウエブをよぎつている少なくと
も1つの筋を繰り返し走査する。コンピユータはイメー
ジングユニツトからイメージ信号を受け,これに対応し
たデイジタルデータを生じる。コンピユータはこのデイ
ジタルデータを分析し,そのデータ分祈を基にウエブ中
の興味のある存在物を見つけ出す。更にコンピユータは
発見した興味ある存在物のパラメータを求め,ウエブ中
の興味ある存在物のパラメータを示す出力信号を生じ
る。
【0007】本発明の他の面によれば,イメージングユ
ニツトとコンピユータは更に受け取つた電磁放射からウ
エブの同じ場所について複数の光学的イメージを生じる
ための,スペクトル格子やプリズムと言つた弁別装置を
含み,これら光学的イメージは互いに他のイメージから
そのスペクトル内容において区別されている。コンピユ
ータは複数の光学的イメージに対応して複数のデイジタ
ルデータを生じ,このデイジタルデータを分析して,興
味ある存在物のイメージを見出す。またコンピユータは
複数のデイジタルデータ表現の分析をもとに,興味ある
存在物で生じた電磁放射のスペクトル内容を求める。
【0008】本発明の他の面によれば,更にイメージン
グユニツトにはウエブの同じ部分の時間的に離れた複数
のイメージを生じるための装置が含まれる。実施例には
ウエブからの電磁放射を受け,その一部をブロツクし,
またその空間的に離れた少なくとも第1,第2の部分を
伝送するためのマスクが配置されている。イメージング
光学系は電磁放射の空間的に離れた第1,第2のイメー
ジの焦点を検出器のアレイ上に結び,その検出器は電磁
放射の空間的に離れた第1,第2の部分に対応するイメ
ージ信号を生じる。
【0009】また本発明の他の面によれば,イメージン
グユニツトはウエブの同じ部分について時間的に分離さ
れた少なくとも第1,第2のイメージを生じる。第1の
時間的に分離されたイメージはウエブが第1照明条件で
照らされている間に生じ,第2の時間的に分離されたイ
メージはウエブが第1照明条件とは異なつた第2照明条
件で照らされている間に生じる。1つの実施例では,第
1の照明条件はウエブの前面からの照明であり,第2の
照明条件はウエブの裏面からの照明である。コンピユー
タは存在物の見かけ上の大きさ,見かけ上の形状,見か
け上の色などに従つて存在物の分類も行う。
【0010】
【実施例】本発明は以下の提案された実施例の詳細な説
明と添付の図面によつてよく理解されるであろう。
【0011】図1はダクト11中を矢印13の方向に空
気搬送されている繊維房10を示す。ダクトの一方の側
には穴あきの壁12が,これをシールする硬いカバープ
レート14と組み合わせて付けてある。カバープレート
14はダクト11の内外の圧力差を克服する。図1にそ
の収納位置で示したサンプラプレート18は流体式モー
タと制御システムのような駆動機構17に取り付けら
れ,ライン25からの制御信号の指令で軸19の周りに
流れの中に回転し,プレートに当たる繊維房10を捕獲
する。反時計方向に流れの中を回転する間にプレートに
当たつた適当な量の房10が集められ,量後はプレート
18の回転運動によつて図2に示す閉じた位置まで動
く。プレート18が図2に示す閉じた位置に来たあと,
制御ライン25を通つて制御信号が加わると,シーリン
グプレート14は適当な機械的機構23,例えば流体ピ
ストンとシリンダ及び制御システムによつて,その位置
から外され,穴あき壁12が露出される。
【0012】図2はサンプリングプレート18が穴あき
プレート12の上に来て,サンプリング位置に達した所
を示している。穴あきプレート12上の繊維サンプル2
0とサンプリングプレート18の組み合わされたシーリ
ング動作で,ダクト11内外の圧力差には対抗できるの
で,シーリングプレート14は引つ込められている。
【0013】この動作の桔果,繊維サンプル20は穴2
7を通してニードルサンプラ32でサンプリングできる
よう提供される。このニードルサンプラは同時に提出す
るShofner他の特許出願″試験のために繊維及び
他の存在物を個々に分離するためのニードル式装置″に
記述されている。図2の下右側には点線で引込まれた,
即ち開いた位置にある把持/フイードローラ34′を持
つニードルサンプラ32′か示されている。ニードルサ
ンプラ32′(点線)は丁度その右から左への運動を開
始する所である。ニードル列33′は幅が紙面に垂直に
約2から4インチが好ましいが,ニードル列33′は穴
あきプレート12に極めて近接して動き,存在物20を
代表するサンプルを穴27を通してサンプラ32に充分
積載されるまで取得してから左へ動く。この位置でニー
ドルサンプラ32の把持/フイードローラ34は図2の
下,左側に実線で示すように閉じ,サンプル積載のステ
ツプは完了する。この図においては,ローラ34は中心
軸の周りに回転するか,及び/又は回転及び/又は移動
制御信号に応答して直線的に動くようにした通常の把持
フイードローラを表すよう意図したものである。
【0014】サンプラ32は適当な機構で水平方向に移
動し,下に向かつて回転する。サンプラ32は流体モー
タ37から伸びるアーム35に固定的に取り付けられて
いることが好ましい。キヤリツジ39は直線チエインド
ライブとレール36上に搭載されていて,キヤリツジ3
9はレイル36上の水平運動によつてモータ37を運
ぶ。ライン39の信号のコントロール下にあるモータと
モータコントロールシステム38はチエインドライブと
レイル36に運動力を与え,サンプラ32は実線で示し
たサンプラ32と破線で示したサンプラ32′の間の位
置に動く。更にライン43からのコントロールでモータ
37はサンプラを弧線45で示す方向に選択的に回転す
る。
【0015】ニードルサンプラ32は穴あきプレート1
2に隣接したサンプリング位置から,図3に示すように
回転し移動している。密閉用のプレート14は図1に示
した閉止位置に戻り,サンプリングプレート18は時計
方向に回転して収納位置に戻る。サンプリングプレート
18に着いて残つている繊維は圧搾空気で吹き飛はさ
れ,ダクト16中の搬送空気に戻される。図3には,更
にニードルサンプラが回転し,プレゼンテーシヨンシリ
ンダ40と正しく合う位置に来ていることが示されてい
る。シリンダ40は好ましくはその表面の目打ち44に
ピン42を設けてあり,繊維をくしけずり,配列して,
繊維とその上に沈積した存在物の薄いウエブの提示装置
として役目をする(ここには薄いウエブは示されていな
い)。繊維はサンプラ32の把持/フイードローラ34
の回転によつてシリンダ40の回転と協動して,ピン3
3から一様に解放され,繊維と他の存在物は一様にシリ
ンダ40上に沈積する。空間43とサクシヨン45は目
打ち44を通して空気流を与えサンプラ32からシリン
ダ40上へと存在物が沈積するのを助ける。この転送ス
テツプの第1の目的は繊維サンプルの100%をネツプ
や不純物と言つた全ての存在物も含めて,本質的に何等
の変更も加えずに移すことにある。第2の目的はイメー
ジ分析システム50に提供するのに好ましい薄いウエブ
の形にサンプルを形成することである。ニードル式サン
プラ32,別のニードルサンプリング手段,別の測定手
段については同時に提出する特許出願″試験のために繊
維及び他の存在物を個々に分離するためのニードル式装
置″に記述されていて,参照としてここにも組み込まれ
ている。各ニードルサンプラ32から約1gのサンプル
がプレゼンテーシヨンシリンダ40に転送するのが好ま
しい。この量はニードルサンプラ32の幅4インチに関
係している。
【0016】プレゼンテーシヨンシリンダ40はイメー
ジ分析手段50による検査のため存在物の薄いウエブを
提示する。図3の実施例においては,シリンダ40上の
細かいピン42と目打ち44が一様な取外しと沈積を確
実に行うため,またニードル33からサンプルを外す時
にくしけずりと分離作用を確実にするために用いられて
いる。イメージ分析手段50は好ましい形で沈積されて
いる薄いウエブを調べる。サンプル中の繊維存在物の一
様性と配列についての考察を以下に詳述する。
【0017】本発明のイメージ分析や制御のやり方を説
明する前に,サンプリングサイクルの完了について説明
する。手段50によるイメージ分析測定が完了すると,
ブラシ52は矢印53で示されるように右に動き,はり
毛54がピン42とかみ合う。ブラシ52とシリンダ4
1は各々矢印55と57で示した方向に回転し,この際
繊維,ネツプ,不純物,その他の存在物はブラシ52の
くしけずり作用と穴44から加えられる圧搾空気56に
よつてシリンダ40から取り除かれる。同軸排出器58
が導菅59に吸引を与えるために用いられていて,この
吸引でブラシ52とシリンダ40の領域から空気搬送ダ
クト11に空気流を戻す。この動作が終わるとスライド
バルブ60が閉じる。これでシステムは次の測定シーケ
ンスに対する準備ができたことになる。上記の説明で,
機械的な運動と制御は普通の手段で行われ,全操作は普
通のマイクロプロセツサベースのコントローラか,図9
のコンピユータシステム144のようなコンピユータで
制御されるのが望ましいが,各ステツプはもし望むなら
手動ででも制御できる。
【0018】図4は本質的には同じイメージ分析測定手
段50を用いた他の実施例を示す。薄いウエブ62が形
成され,イメージ分析測定手段50に提示される。この
場合サンプルは前と同様にニードルサンプラ32で獲得
され,プレゼンテーシヨンシリンダ40に広げられる
が,ここでは次に薄いウエブ62がプレゼンテーシヨン
シリンダ40の周長よりも少し長いガラス板64上にブ
ラシでかき取られる。板64は矢印65で示すように左
右の直線運動をするように搭載されていて,駆動ローラ
67で駆動される。このようにして密度,配列,その他
の準備,提示特性,シリンダ40によるサンプル上への
効果などは前と同じように保持されるが,ここでは好ま
しい観察環境66が設けられている。この環境では前方
照明68と後方照明70が同時に又は別々に好ましい照
明が得られるように使用される。背景のコントラストと
他の要素はモータ駆動のキヤリア72で与えられる。キ
ヤリア72は黒い背景を与えるものが好ましいが,後方
照明のモードとして,白あるいは他の色,鏡面又は何も
無しとすることもできる。広範囲の背景と前方照明で強
調されたコントラスト又は分解性又は一般に存在物認識
能力を選ぶことができる。
【0019】測定が完了すると,薄いウエブサンプル6
2はガイドローラ76の下にガラス板64と共に動き,
除去空気源77からのきれいな圧搾空気で取外され,同
軸排出器80で駆動されるエアースイープ78で運び出
される。試験されたサンプルはこのようにして図3に示
した工程に戻される。クリーナホイール75は残留物を
除き,板64を次の試験のために準備する。
【0020】図5は繊維個別化装置102を示し,この
装置は個々に分離した繊維と存在物を導菅を通して感知
ステーシヨン82に供給し,感知ステーシヨン82は分
度は存在物や繊維を観察ステーシヨン88に供給する。
サンプルは装置102で個々ばらばらに分離される。分
離された存在物103は電気−光学的感知ステーシヨン
82(M3)を通つた後,回転する穴空きドラム84上
に沈積される。この沈積はサクシヨン86で搬送空気を
集めることによつて助けられる。ステーシヨン88では
図3及び4で示したと同様なやり方でイメージ分析シス
テム50が示されている。この実施例では,サンプルは
空間91に導入され,収集空間92に放出されてサクシ
ヨン93で排出される環境制御気体90によつて調質さ
れる。またサンプルは同様にして空間96とサクシヨン
97によつて集められる環境制御気体94によつても調
質することができる。
【0021】シリンダ84の表面速度はサンプル100
の繊維個別化装置102への供給割合との組み合わせで
調節し,基本的に個々に分離された存在物が検査のため
電気−光学的センサ82とイメージ分析システム50の
両方に提供されるようにできることは明らかである。プ
レゼンテーシヨンシリンダ84の速度が遅いと複数の存
在物が沈積してステーシヨン88のイメージ分析システ
ム50で検査されるようになる。1991年9月19日
出願の特許出願第07/762613号明細書で紹介さ
れた時刻印字概念を,電気−光学的拡散光センサ82か
らの信号と,ステーシヨン88のイメージ分析システム
50の間に適用することが好ましい。即ちサンプル10
0がステーシヨン82とステーシヨン88で感知される
時刻の間には一定の時間遅れがある。このように,ステ
ーシヨン82と88の測定は時間的に関連がある。
【0022】図6は本発明のオンライン工程監視の最も
重要な実施例を示すもので,ここではイメージ分析手段
50はカード機112のドツフアシリンダ110上の薄
いウエブを検査する。あるいはイメージ分析手段50は
ウエブがドツフア又はクラツシユローラ122を出た後
で,トランペツト125を通つてスライバ126になる
前でウエブ120を検査する。存在物はその配置や密度
に関しては本質的にはドツフアシリンダ110上とウエ
ブ120中では同じであることはすぐ理解されよう。ま
た″自由空間″中でウエブを検査する方か好ましく,そ
こでは前方,後方照明はずつとやり易く最高のコントラ
ストと分解性のためにも好ましい。しかしある場台には
図6に示すような空間124でウエブで測定することが
不可能である。更に他の場合には,ドツフアシリンダ1
10の歯で移送されるときに薄いウエブを調べても,イ
メージ分析システム50の弁別能力にとつては充分であ
る。
【0023】以上図3,4,5及び6にイメージ分析手
段による検査のために,繊維サンプルから薄いウエブを
形成する手段を述べた・サンプルは運転している工程か
ら自動的に収集されてもよいし,試験室の品質管理装置
のための試験サンプルの一部であつてもよいし,あるい
はまたカード機や同様の機械中で既に薄いウエブとして
見出せるものであつてもよい。すべて本発明で提案する
イメージ分析手段50で有利にも検査することができ
る。次にイメージ分析の主題に移り,空間的,スペクト
ル的,時間的パターン認識又はフイルタリング,即ちS
STFの概念を説明する。
【0024】図7,8に光学的イメージングシステム1
29の概観を示す。システムには第1及び第2の光学的
イメージングユニツト130と132が含まれ,これら
にはCCDカメラが含まれている。各イメージングユニ
ツト130と132は綿のようなノンウオーブンウエブ
であることが好ましいウエブ134の少なくとも0.5
m幅の部分を観察できるように配置される。イメージン
グユニツト130と132は約0.01mの重複135
でウエブの約半分ずつを観察するのが望ましい。2つの
イメージングユニツト130と132の目的はウエブ1
00%を光学的に見ることにあるが,データレートは半
分に減じられる。即ち各光学的ユニツト130又は13
2からのデータを別々に分析するときは1つのユニツト
でウエブ全体を観測し,1つのカメラが2つのユニツト
と同じ解像度を得ている場合とくらべて,データレート
は約半分となる。
【0025】動いているウエブ134は広帯域放射源1
36と138で照明される。この放射源は赤外を含む可
視光,非可視光を与える。光源136はウエブ134の
前面を照射し,光源138は反対の後ろ又は下側を照射
する。このような照射配置でウエブ134に当たる照明
のタイプはウエブ134を後ろから透過する光の量,又
は前面から反射される光の量,あるいは両者に関する情
報を与えるよう変化させることができる。
【0026】イメージングユニツト130と132及び
照射源136と138はデータ収集−コントロールユニ
ツト140と142を介してイメージ処理−貯蔵コンピ
ユータシステム144に接続される。光学的イメージン
グユニツト130と132はイメージ信号を生じ,この
信号は処理のためにユニツト140と142を通つてシ
ステム144に伝送される。コンピユータシステム14
4はユニツト140と142を通して照射源136と1
38に制御信号を出し,ウエブ134上への照明の強度
と時間を制御する。またシステム144には情報リンク
146を含んでいて,後に述べる外部システムに情報と
制御を与える。
【0027】各光学的イメージングユニツト130と1
32の動作の詳細は図9,10及び11を参照すること
によつてよく理解できよう。図9には1つのイメージン
グユニツト130の動作を示しながら,光学的イメージ
ングシステム129の詳細が示されており,ユニツト1
32は同様に動作すると理解されたい。図7,8及び9
を参照して光学的ユニツト130はウエブ134の右側
から,図7,8及び9で1ないし4の添字を付した4つ
の筋150を同時に観測するよう配置されている。提案
した実施例では,筋150のそれぞれは幅0.5mm
で,ウエブ134を直角に横切る方向に長さ約0.51
0mの距離に伸びている。2つのイメージングユニツト
130と132がウエブ全体を見るのに用いられている
ので,筋150は実際はウエブを横切つて連続して延び
ていると考えてよい。1〜4の記号を付けた4つの筋1
50は互いに4.0mmだけウエブ134の動く方向と
平行の方向で離れている。4つの筋150の縁から縁ま
での間隔は3.5mmである。
【0028】光学的イメージングシステム129は1対
のレンズ152と154及び空間マスク156を含んで
いる。レンズ152と154の目的はウエブ134の像
をミラー160の前面から反射した後,CCDカメラと
格子組立148上に結ぶためである。空間マスク156
の機能はCCDと格子組立158の視野を4本の筋15
0に限定することである。ウエブ134は矢印161の
方向に動いているので,CCDと格子組立158がウエ
ブを異なつた時間で4回にわたつて観測するのが好まし
い。即ちウエブ134のすべては4本の筋150のおの
おのを通過するであろう。従つてウエブ134の最初に
筋150の第1の筋で観測された部分は次に150の第
2の筋で2回目に観測され,3回目に150の第3の筋
で観測され,4回目には150の第4の筋で観測される
ことになる。後でより詳細に示すように,このような重
複を行つているのは正確度を増し,及び/又は得られる
情報量を増すためである。
【0029】CCDと格子組立148からの信号はデー
タ収集−コントロールユニツト140の一部である読取
り電子回路162に送られる。読取り電子回路162は
その出力をイメージプロセツサ164に与え,その出力
は表示−貯蔵ユニツト166に与えられる。164と1
66は共にイメージ処理と貯蔵を行うコンピユータシス
テム144の一部である。
【0030】ウエブ134の速度はロータリエンコーダ
168のような速度検出器で常に監視されていて,この
検出器は速度情報を電子回路162を介してコンピユー
タシステム144に与える。この速度情報は重要で,こ
れによりシステムが4本の筋150で与えられる重複性
の利点を活用し,組立構成機構148で検出された望ま
しくない不純物のような項目のウエブ中の位置をたど
り,下流で取り出すことができるようになるのである。
【0031】図10にはマスク156の詳細が示されて
いる。マスク156にはスリツト170,172,17
3,174があり,これはCCDと格子組立158の視
角を4本の筋150に限定するためのものである。この
ようにスリツト170,172,173,174は筋1
50の大きさと形をコントロールする。幅0.5mmの
筋とすることが好ましいので,幅(dx)は対象面上の
希望するイメージ幅0.5と第1の光学的要素152の
拡大率との積で求められる。マスクの幅dy/y2はレ
ンズ152の拡大率と監視したい監視幅(約0.512
m)との積で求められる。かくしてウエブから1mm離
れて配置された焦点距離60mmの光学的要素152に
対しては,次のように計算できる。 M =63.8・10−3 dx=32μm dy=32mm
【0032】マスク156は精密カツト金属フイルムか
ガラス基体にクロムでけい線処理したもので作ることが
できる。
【0033】次に図11を参照すると,CCDアレイと
格子組立158の断面図が示されている。光はコンピユ
ータシステム144で制御された電子シヤツタ175を
通つて組立158に入り,最初に分散格子176上に当
たる。分散格子176はケース182中に窓180に隣
接したスペーサブロツク178で取り付けられている。
シヤツタ175と分散格子176を通過した後光は窓1
80を通り,ケース182の反対側に取り付けられたC
CDアレイ184上に入る。格子176は入射光を8つ
のスペクトルチヤンネルに分散し,格子はウエブの運動
方向に対応した方向に分散が生ずるように配向されてい
る。かくして分散はスリツト170,172,173,
174に垂直の方向に,また4つの筋150に垂直の方
向に起こる。分散格子は8つのスペクトル成分がウエブ
上4mm(ウエブ上の4筋)に対応するCCDの領域に
広がるように設計され,大きさを与えられている。この
ようにして,150の各筋のそれぞれを1つのアレイ1
84の上に形成する代わりに,筋150の各筋のそれぞ
れに8本の相隣り合うイメージをアレイ184上に結像
させる。150の4つの筋の大きさと筋の間の間隔を各
筋の8個の像がCCDアレイ184の上にオーバラツプ
しないで結ばれるように選ぶことが望ましい。分散格子
は光をスペクトルチヤンネルに分解するので,アレイ1
84上に形成される各筋の像は筋150のそれぞれ異な
つた色情報を提供する。このデザインによつて,入射す
る光の強度だけを測るCCDアレイを用いて,可視波長
における色情報を観測するのに簡単でコンパクトなデザ
インができ上がる。
【0034】可視領域の外の放射を求めたいときは,透
過分散格子176を図12及び13に示すように反射格
子と置き換えるべきである。この実施例においては,C
CDと格子組立158はケース182中に電子シヤツタ
175と格子184を含んでいる。しかしこの実施例で
は反射格子186は電子シヤツタ175と窓180の外
側に配置されているので,近赤外放射のような不可視光
は反射され,電子シヤツタ175を通り格子184上に
至る。反射格子186の機能は不可視光を図11に示す
格子176と同様なやり放でスペクトルチヤンネルに分
割することである。もちろんCCDアレイ184は不可
視光に鋭敏なタイプのものを使わなければならない。例
えば非赤外放射に対してはCCDアレイは珪化白金アレ
イ又はテルル化水銀カドミユームアレイなどがある。こ
れらを適用した場合は特に可視領域アレイよりも分解能
が落ちる。
【0035】上記の説明において,特に図9に関して,
光学的イメージングユニツト130をデータ取集−コン
トロールユニツト140と一緒に説明した。光学的イメ
ージングユニツト132と142は本質的にユニツト1
30と140と等価なものであり,従つて図9では13
0と132両イメージングユニツトと,140と142
両データ収集−コントロールユニツトを記述し,表して
いると理解すべきである。
【0036】図9に示すシステム129の動作は図13
ないし15に示した電子的デイジタルプロセツシングを
参照してよく理解できるだろう。CCDアレイ184は
1024×32イメージピクセル190から構成されて
いて,この場合,32ピクセル単位がアレイ184上の
ウエブ134の像の動きと平行に配置されていて,また
1024ピクセル列190はアレイ184上に現れるウ
エブ134の像に直角に配向している。アレイ184は
A/Dコンバータ192で1度に4ピクセルを読み込ま
れるのが好ましい。ここで各ピクセル190で感知され
た電圧はデイジタル数に変換され,これはDEMUX1
94からデイジタルメモリ196に出力さされる。この
メモリは平均化−全強度アキユムレータ198で読み取
られ,アキユムレータの出力はイメージバツフア200
に加えられる。アキユムレータ198の機能はアレイ1
84からの1024ピクセル出力の4列を平均し,イメ
ージの各列を作りイメージバツフア200に入れること
である。この平均処理は再び図9を参照してウエブ13
4の0.5mmの1切片が筋150をよぎつて通過する
ことを考えるとよく理解できる。
【0037】先ずこの仮定の切片が最初に第1筋150
に現れることを考える。電子シヤツタ175がCCD1
84を感光させ,ウエブのこの仮定の切片が第1回目と
して観測される。次いでこの切片は第1の筋位置から第
2の筋位置に動く。イメージプロセツサ144はエンコ
ーダ168からの速度信号を受け,ウエブが0.5mm
動く度にシヤツタ175を開く。このようにしてシヤツ
タ175が9回目に開いたとき仮定の切片は第2の筋1
50の位置に来て,この切片はCCDアレイ184で2
度目として観測される。同様にして,シヤツタ175の
17回目の開きで切片は第3の筋に来て,シヤツタ17
5の25回目の開きで切片は第4の筋に来て,切片はそ
れぞれ第3回目,第4回目として観測される。以上の説
明から,ウエブの各切片は上述の過程を経て4回測定さ
れることが認識されよう。このようにして,第1,第
9,第17及び第25回目の0.5mm切片の観測を平
均して,各切片に対する平均測定が得られる。
【0040】図14にメモリ196のコントロールにつ
いて示した。メモリ196は4つのブツク,ブツク1か
らブツク4に分割され,それぞれ記号202,204,
206,208で識別されている。図13及び14によ
つて,データの収集は次のように説明される。ロータリ
エンコーダ168(図9)から正しい位置の表示を受け
ると,シヤツタ175(図118は約0.0001se
c・開き,CCDアレイ184を露出する。イメージ収
集の過程が開姶され,CCDアレイ184の第1の10
24ピクセル行を1度に4ピクセルずつ読み,これをブ
ツク1の頁1の列1の1番右の1024位置にストアす
る。CCDアレイ184の次の1024ピクセル行を読
み,これは最初の行とおなじ空間的情報を与えるもので
あるが,異なつたスペクトル波長にあるものなので,ブ
ツク1の頁2の列1にストアする。各ブツクは8つの頁
を持ち,CCDアレイ184の最初の8行はブツク1の
8つの頁の最初の行に読み込まれる。CCDアレイ18
4の次の8行はブツク1の8つの頁の2番目の行に読み
込まれる。CCDアレイ184の次の8行(16〜2
4)はブツク1の1〜8頁の3行目に読み込まれ,CC
Dアレイ184の最後の8行はブツク1の1〜8頁の4
行目に読み込まれる。
【0041】CCDはすべて読み取られたのち,クリア
され,プロセツサ144はウエブ134が0.5mm前
に動いたことをエンコーダ168が示すまで特つ。その
点がくるとシヤツタ175は再び開き,第2の露出が行
われる。第2の露出結果は上記のようにしてブツク1の
1〜8頁の5〜8行にストアされる。同様にして続く露
出の結果はブツク1に1〜8頁の29〜32行にストア
されるまでストアされる。9番目の露出で図14に記号
204で示すようにブツク2が始まる。ブツク2には露
出9〜16が含まれることになる。同様にブツク3とブ
ツク4はそれぞれ露出17〜24と25〜32とに対し
て作られる。上の論議で明らかなように,ブツク1は最
も古い露出結果が含まれ,ブツク4には最も新しい露出
結果が含まれている。
【0042】更にブツク1の8つの頁の行1はブツク2
の各頁の行2,ブツク3の各頁の行3,ブツク4の各頁
の行4と同じウエブ切片像に対応することが判る。この
ようにして,イメージバツフア200中の最初の頁の行
1を作るため,アキユムレータ198は(ブツク1,頁
1,行1)+(ブツク2,頁1,行2)+(ブツク3,
頁1,行3)+(ブツク4,頁1,行4)を平均する。
アキユムレータ198はイメージメモリバツフアの頁2
〜8の行1を上に述べたと同じようにしてブツク1〜4
の頁2〜8から作る。
【0043】イメージバツフア200中の頁1の行2を
作るため,アキユムレータ198は露出2,10,1
8,26から得たデータを用いる。イメージバツフア2
00中の頁1の行2は,(ブツク1,頁1,行5)+
(ブツク2,頁1,行6)+(ブツク3,頁1,行7)
+(ブツク4,頁1,行8)を平均して得られる。同様
にして続いて行われる露出はイメージバツフア200の
8頁の最初の8行を作るのに用いられる。他の例とし
て,イメージバツフア200の行8を作るため,アキユ
ムレータ198は(ブツク1,行29)+(ブツク2,
行30)+(ブツク3,行31)+(ブツク4,行3
2)を加える。イメージバツフア200の8行が計算さ
れたら,ブツク2,3,4はそれぞれブツク1,2,3
に再指定される。そして新しいブツク4がCCD184
の次の8露出を用いて作り出され,イメージバツフア2
00の各8頁の次の8行が最初の8行と同様に計算され
る。この過程はイメージバツフア200が渦巻状のイメ
ージバツフアであるように何時までも続き,常に全8頁
に16行のイメージ情報を含んでいる。上の既述からイ
メージバツフアは常にウエブ134の各16行からな
る″頁″と呼ばれる8個の像,即ちイメージを含んでい
ることがわかる。イメージバツフア200中の8つのイ
メージ(頁)はそれぞれ周波数(色)について異なつて
いる。即ち各像は特定のスペクトル領域を表している。
もしウエブがその特定のスペクトル領域で1つの像を生
ずると,かかる像はイメージバツフア200のその特定
のスペクトル領域を含む頁に現れる。
【0044】イメージバツフア200の出力は更に,図
15に示す別の実施例の説明で詳細に示すように解析さ
れる。ここではアキユムレータ198は2つのアキユム
レータ198aと198bに分割され,イメージバツフ
ア200は2つのイメージバツフア200aと200b
に分割されている。図15はこれらのエレメントを象徴
的に示したものであり,アキユムレータやイメージバツ
フアを実際物理的に分割するものではなく,このように
分割して示せば理解し易いためである。
【0045】図15に示した実施例はシステム129に
内蔵された重複性の利点を他の方法で示したものであ
る。ウエブ134の各切片はCCD184で4回観測さ
れ,あるいは像にされることを想起されたい。上の実施
例では4つの重複した像は1つの像を作るのに平均され
た。しかし図15に示した実施例においては重複性は別
の方法で使われる。この実施例を利用するには,ウエブ
134の照明は各16の露出毎に変更する。例えば最初
の16露出の間は光源138が点灯してウエブ134を
ウエブの裏側から照射し,ウエブを透過する光だけを検
出器184で受ける。次の16露出(17〜32露出)
の時は,光源は消し,光源140を点灯し,ウエブから
の反射光だけをアレイ184で受ける。その後光源13
8と140は交互に16露出毎に点滅し,ウエブ134
は同時には一方の側だけから照らされるようにする。ア
キユムレータ198aはイメージバツフア200aの中
に上述のような方法でブツクの形で像を作る。この場合
上と異なるのは,アキユムレータ198aは光源138
が点灯するときの最初の16露出と続く奇数番目のセツ
トの16露出からのデータだけを受けることである。ア
キユムレータ198bは光源138が消灯し,光源14
0が点灯するときの偶数番目のセツトの16露出からの
データだけに基づいてイメージバツフア200bの中に
イメージブツクを作る。このようにしてイメージバツフ
ア200aは透過光イメージを,イメージバツフア20
0bは反射光イメージを含むことになる。これら両イメ
ージは実際は前に述べたような方法で別々の8頁に含ま
れる8イメージである。
【0046】アキユムレータ198aと198bを操作
する他の方法は照明を各8露出毎に変え,光源138が
露出1〜8の間と露出17〜24の間だけ点灯し,光源
140は露出9〜16の間と露出25〜32の間たけ点
灯するようにする。この場合,アキユムレータ198a
は8露出の奇数番目のセツトだけからの情報をイメージ
バツフア200aに対して生じ,198bは8露出の偶
数番目のセツトだけからのデータをイメージバツフア2
00bに対して生ずる。
【0047】図9に示したシステムは4重の重複が得ら
れるが,もし望むならば全ての真の重複をやめ,ウエブ
134が筋150を通過するとき4つの異なつた光条件
下でウエブを観測するようにもできる。例えばマツトが
4つの異なつた光条件下で露出され,筋150の1つの
下をマツトの切片が通過する毎に異なつたタイプの照明
が与えられるようにする。例えばマツト134は最初の
8露出では赤色で照明され,2番目の8露出では緑色で
照明され,3番目の8露出では黄色で照明され,4番目
の8露出では青色で照明されるようにできる。5番目の
8露出で光条件は再び前と同じ順序でサイクルを8露出
毎に繰り返す。このようにしてマツト134の各切片は
筋150を通過するときに4つの異なつた光条件にさら
され,マツト134の異なつた部分が異なつた位置で色
々な光条件にさらされる。例えばマツトの1つの部分は
筋1で赤にさらされ,マツトの他の部分は筋2で赤にさ
らされる。しかしマツトの全ての切片は異なつた位置で
4つの光の全てにさらされるだろう。この実施例では1
98aと198bのような4つのアキユムレータを用
い,各アキユムレータはある光条件がマツト134を照
射しているときだけデータを受け入れるようにプログラ
ムされるのが好ましい。そのような場合,各アキユムレ
ータは8露出の4つめ毎のセツトからのデータに応答す
る。
【0048】上の例では,図9の光学システムは筋15
0の数を変えて希望する量の重複を持つように作られる
ことを示す。この重複はマツト134が筋150の各々
の下を通過するとき同じように露出し,結果を平均する
ことにより,信号対雑音比を減ずるのに用いることがで
きる。あるいはマツトを異なつた波長又は方向又は光の
タイプと言つた異なつた光条件にさらし,その際ウエブ
134についてより多くの情報を集めるのにこの重複性
を用いることもできる。
【0049】図16には反射格子186を挿入し,反射
光をCCDアレイ184に入れるようにしたことを除い
て,図9と同様なシステムを示す。このシステムは光源
138と140で与えられる照明が近赤外放射であると
きに用いられる。従つて図5は図12の光学的配列を図
9のシステムにどのようにして適合させるかを示したも
のである。
【0050】再び図13及び15を参照し,アレイ18
4は1024ピクセルの行を含んでおり,各ピクセルは
ウエブ134の0.5mm×0.5mmの領域を観測す
ることを想起されたい。ウエブ134の全幅は1mであ
るので,2つの光学的イメージングユニツト130と1
32は何処でも0から24ピクセル重なるようにセツト
される。提案した実施例においては,ユニツト130と
132は20ピクセル又は0.01m重なるようにセツ
トされ,各カメラもウエブがその外側の縁で4ピクセル
又は2mmの距離だけ重なるような視角を持つようにさ
れる。光学的イメージングユニツト130と132の重
なる領域はユニツト130と132が重なる領域でウエ
ブ134の同じ部分を精密に見ているように調節するた
めに用いられる。このような重なりによつてウエブ13
4を完全に観測し,ユニツト130と132の調節が一
層容易となる。またユニツト130と132の代わりに
希望する解像度を下げるか,もつと高い解像度のCCD
アレイ184を用いるかして,1つの光学的イメージン
グユニツトにすることもできることが理解されよう。
【0051】次に図17,18,19,20に表示−貯
蔵システム166のブロツク図を示す。これらの図では
2つのイメージバツフア210と212が示されてお
り,これらの各バツフアは図13のバツフア200と等
価なものである。従つてバツフア210と212はそれ
ぞれ8つのメモリ位置に8つのイメージを含んでおり,
それぞれは頁と見なされる。各頁は16×1024アレ
イのデータである。イメージバツフア210と212は
それぞれプロセツシングバツフア214と216に読み
込まれる。バツフア214と216のデータを操作する
ため2つのデイジタル信号プロセツサ(DSP)218
と220が設けられ,2つのDSP218と220は中
央プロセツサ222でコントロールされている。プロセ
ツサ222はターミナル224とコミユニケーシヨンリ
ンク146につながれている。
【0052】プロセツシングバツフア214と216中
にストアされた生データはウエブ134の複数の特徴物
を示すものである。DSP218と220及び中央プロ
セツサ222はイメージに含まれるスペクトル及び空間
的情報を用い興味ある存在物の位置を見つけ分類し,又
は識別するのに用いるようプログラムされている。例え
ば提示された実施例では,システム166は繊維ウエブ
134中の不純物とネツプの位置を見つけるようプログ
ラムされている。図24ではプログラムの最初のステツ
プ230はプロセツシングバツフア214と216の各
ピクセルにその強度値に基づいて1又は0の2進値を割
り当てるためのものである。今の目的には値1(on)
を持つピクセルは特徴物を示し,値0(off)を持つ
ピクセルには背景を示すと定義する。透過光のモードで
受けたイメージ情報に対しては興味の対象物は光を減ず
るので,プログラムは背景値の30%以下のピクセルに
は値1を割り当てる。反射光のモードで受けたイメージ
情報に対しては背景値の30%以上のピクセルに興味が
あり,それらには値1を割り当て,他のピクセルには値
0を割り当てる。この2進値の割り当てはバツフア21
4と216の8頁中のすべてのイメージについて行われ
る。上述の2進値の割り当てで透過又は反射光の何れか
で生じたイメージを操作するのに,同一特徴物の識別技
術と大きさを求めるアルゴリズムが用いられる。
【0053】流れ図の2進値イメージへの変換に続くス
テツプ232で示されるように,イメージバツフアは上
のピクセル列を特徴物のオーバラツプについてチエツク
することでスクリーンされる。これはピクセルの上の列
の回りの各ピクセルをチエツクすることで行うことがで
きる。隣接する5ピクセルすべてが値1であると,特徴
物がオーバラツプしたものと考えられる。次いでその特
徴物で占められた列の数が求められ,その数はコントロ
ール回路に与えられ,その列の数だけリフレツシユタイ
ムを進めさせる。このようにしてイメージバツフアのリ
フレツシユ時間がコントロールされ;ヴロセツシングバ
ツフア214と216に与えられる次の特徴物の縁が重
ならないようにする。代わりの実施例では,重なりを避
けるためにイメージバツフアのリフレツシユタイムをコ
ントロールするよりも,プロセツサはバツフア214と
216の最後の列(後縁)にある興味ある特徴物を同定
する。境界上で同定されたこれらの特徴物は別のメモリ
にストアされる。次いでプロセツシングバツフア214
と216がリフレツシユされると,バツフア214と2
16の2つの頁の間の境界を重ねているセーブされた特
徴物の残りの部分を見つけるために,バツフア214と
216の各々の第1列(前縁)が分析される。このよう
にしてDSP218と220は境界を重ねた2つの特徴
物から1つの特徴物(粒子イメージ)を再構築する。
【0054】オーバラツプが同定され補償されると特徴
物はステツプ234で同定される。特徴物は値1の2つ
又はそれ以上の隣接するピクセルとして定義される。隣
接性は水平,垂直又は斜め何れの方向でもよい。これら
の特徴物の境界は追跡技術,バイパスフイルタ,微分計
算などで求められる。いつたん特徴物が位置付けされそ
の境界が求められると,その特徴物は形状について確認
される。例えば形状は特徴物の境界をよく知られたマー
ジングとスプリツテイング技術を用いて堆計することに
よつて求められる。綿繊維中のほとんどの不純物は簡単
な幾何学的形状をしていると期待され,また主として特
徴物の縦横比に興味があるのでこの技術はうまく働く。
特徴物の形状を求める他の方法は粒子境界の一次元表示
を定義することである。この方法によれは,特徴物の図
心から境界までの距離を図心角(極角)の関数として記
録する。図23に円形の特徴物が例示されていて,動径
を図心の回りに回して得られたこの特徴物の表示が示さ
れている。示した表示を矩形の図心のまわりに動径を回
転させて得られた表示と比較する。この方法は特に高い
径対称性を持つ粒子を認識するのに適している。このア
プローチの他の利点は特徴物が一次元で表わされ,メモ
リスペースと処理時間が節約されることである。
【0055】ステツプ236に示すように,特徴物の位
置が求まり,その大きさと形状に関する情報が得られた
ら,その特徴物は先ず異常なスペクトルの性質について
分類される。綿の色は見たところ白から薄い黄色までの
範囲にあり,黄又は白以外に強い反応を持つ物質は異物
より成り,取り除くべき物と見なされる。例えば糖分を
含んでいるネツプは近赤外スペクトル領域で強いスペク
トル反応を示す。このように近赤外スペクトルに強い反
応を示すような特徴物は不純物として捉え,後述するよ
うにして除去する。フローチヤートのステツプ238は
特徴物のスペクトル特性に基づいて不純物を直ちに同定
することを示している。
【0056】次にステツプ239に示すように,特徴物
は1度に1つずつ反射光バツフアから選ばれる。その特
徴物がどんな方向であれ4mm以上の直径を持つていれ
ば,この特別な適用においては未知の不純物粒子と見な
される。何故なら興味ある粒子,例えば不純物,ネツ
プ,種子表皮破片などはほとんど4mmよりは小さいか
らである。次に同じ特徴物の透過光で照射された時の大
きさと,1つの比が計算される。即ち透過光で観測され
た粒子の大きさを反射光で観測された粒子の大きさで割
る。綿,特に薄いウエブではかなり半透明であるので,
綿自体は基分的には透過光ではなく反射光で観測され
る。これとは異なり不純物,草,樹皮等のような不透明
な異物は本質的に全ての光をブロツクするので透過照明
の下で高いコントラストを示す。反対にネツプとして知
られる繊維の硬いもつれや塊は反射光下で最もよく見る
ことができる。種子表面断片は半透明な繊維塊と核とな
る種子表面とでできており,透過,反射照明での反応を
比較することによつて求められる。フローチヤートのス
テツプ244に示すように,前述の比が0.1以下であ
ると,その特徴物はステツプ245で径対称であるかど
うかについて評価される。図23で示したように径対称
であるとステツプ247で示すようにネツプと同定され
る。そうでなければこの特徴物はステツプ250で示す
ように繊維塊又は房と同定される。ステツプ246で示
されるように,比が0.1と0.8の間にあると,これ
はステツプ252のように直ちに種子表皮断片と同定さ
れる。最後に比が0.8以上だと(ステツプ248),
プログラムはステツプ254に示すように縦横方向比を
分析する。もし縦横方向比が,例えば2以下と小さい
と,ステツプ256に示すように粒子は葉カスであると
同定される。もし方向比が4以上と言うように大きい
と,ステツプ258に示すようにその不純物は樹皮又は
草と同定される。図9に示したウエブ134のような綿
のウエブ中の粒子を同定し分類することはその綿が観測
されている点の上流,下流を問わず,綿の処理に関して
何等かの決定を行うのに有用である。例えば極めて不純
物の多い綿が観察されたら操作者は綿のクリーナの処置
から手を付け,あるいは上流の機械のクリーニング効率
を上げるであろう。もし特別なタイプの不純物が観測さ
れたら,上流に何か特別なタイプの問題があることを示
唆するだろう。もし妙な色の条件が観測されたら,染色
されたぼろきれの一部が上流で綿の中に入り込んどこと
を示し,これは多量の量終製品を損なうことになりかね
ない。
【0057】同様に綿のウエブ中の粒子を同定し分類す
ることは,下流での処理に有用な情報を提供する。例え
ば近赤外領域で強いイメージを示すねばねばしたネツプ
は処理工程機械を著しく妨害し,最終製品の品質を落と
してしまう。このように,糖分を含んたネツプの除去は
下流での処理に高い優先度を与えられる。ある適用にお
いては小さな葉カス等は何の問題も生じないが,樹皮断
片は問題がある。そのような場合は下流の処理には検出
された草の除去が強調され,恐らく葉カスは無視される
だろう。
【0058】以上綿又は他の繊維のウエブ中の不純物を
見つけ同定する装置と方法について述べたが,次に好ま
しくない存在物をウエブから除去することについて述べ
る。上述した装置と方法によつて存在物は見出されて,
除去の価値に優先的な分類にしたがつて同定される。図
25は薄いウエブ134から好ましくない存在物を除去
しクリアするための圧搾空気を使つた現案の除去器30
0の断面図を示し,図26は図25の21−21線での
断面図を示す。図27は図25の除去額域350の拡大
図である。図6,25,27にみられるように,薄いウ
エブ320はプレート330と332の間を通つて搬送
されていて,プレートには矩形の隙間335を持つ入力
ノズル334の列を持つている。間隙は約3mmのオー
ダで図25には幅Dの338で示されている。図26の
断面を見たところで矩形間隙335の長さは1cmのオ
ーダであることが示されており,間隙の間隔340
(S)も1cmのオーダである。ウエブ320は幅が約
1m又は40インチで,ノズル列334はウエブ320
を横切つて垂直に延びている。図25に示されたテーパ
を持つた単一の減速ノズル336は同じく約3mmのオ
ーダ,長さは1mで,ノズル列334の下に位置してい
て,334からの吹き出し空気を受けている。
【0059】図9,25,26を参照してノズル列33
4は図8に示された筋150の下流に既知の距離をおい
て位置されている。ウエブの速度はロータリエンコーダ
168で常にコンピユータシステム144に報告されて
いるので,コンピユータ144は特定のウエブ切片が,
例えば筋150の最初の帯からノズル列334まで通過
するのに要する時間を計算する。好ましくない存在物が
システム144で検出されると,その位置(空間座標)
が薄いウエブ134(図25では320)に関連して求
められ,システム144は好ましくない存在物がノズル
列に達するのに必要な時間を計算する。イメージユニツ
ト130と132中のCCDアレイ184はウエブ13
4(320)を横切る0.5mmの筋を,0.5mm矩
形を見る各ピクセルで観測していることを想起された
い。従つてアレイを横切つて好ましくない存在物のイメ
ージまでのピクセルを数えることによつて,存在物の横
方向の位置が求められる。存在物の横の位置に基づいて
コンピユータシステム144は存在物がノズル334に
達したとき,その内どのノズルが存在物の上に来るかを
求める。存在物が除去領域350に達した時に,多くの
取出器供給パイプ355の内の1つに,迅速作動ソレノ
イドバルブ354の内の1つによつて圧搾空気の一吹き
を加える。コンピユータシステム144は制御線353
を通して制御信号を加え,1つ又はそれ以上のバルブ3
54を働かせ供給パイプ355を通して圧搾空気を吹き
出す。清浄な圧搾空気がパイプ352が各供給パイプ3
55に供給され,各供給パイプ355はノズル334の
内の1つのマウス337に位置している。供給パイプ3
55を出た圧搾空気はノズルマウス337を取り巻いて
好ましくは圧搾空気339のように僅かに圧力の掛かつ
た部屋を形成する部屋360から容積測定式の流れを送
り出す。供給パイプ355と部屋360からの組み合わ
された空気流は空気の一吹きとなつて,存在物356を
薄いウエブ320から減速ノズル336を通してウエイ
ストパイプ358の中へ吹き払う。減速ノズル336は
除去領域350に非常に僅かな正の初期圧を生ずるよう
な大きさとし,薄いウエブ320の存在物の回りの成分
を除去領域350から押し離し,一方同時に好ましくな
い存在物356を屑収集パイプ358中に吹き出す。圧
搾空気が供給パイプ355から遮断されたとき,初期正
圧の後で減速ノズル336中の空気の動きの惰性で生ず
る負圧が短期間生じ,これにより除去領域(1cm×3
mmの矩形)を取り巻く成分が内部へ動く。この負圧の
期間はウエブ320の存在物を除去した後の穴を一部分
は閉じるが,ウエブ320を屑収集パイプ358の中へ
引き込まないような時間としてある。
【0060】好ましくない存在物をシステムの外へ送り
出すため空気は屑収集パイプ358を通つて常に動いて
いる。屑収集パイプ358と入力室360は除去ノズル
334と336の独立した動作を妨害しないような大き
さとしてあり,これら除去ノズルは代表的なカードのウ
エブ(幅)に対しては約100個が配置されている。更
に,供給空気パイプ360は充分大きく,何処かの除去
ノズル334で生ずる短いパルスの相互作用は1つ以上
の除去ノズル334が同時に働いたときでも,実質的に
他には影響しないようになつている。供給パイプ360
に入つて来る空気はフイルタを通つており,さもなけれ
ば除去の目的に適応するよう調質されている。
【0061】図27は圧搾空気を用いた第2のタイプの
除去器400を示したもので,図6のドツフアシーリン
グ110のようなクロスシリンダから存在物を除去する
のに適したものである。図6と図27で″X″印をつけ
た位置402は除去器400を取り付けるのに適した位
置でイメージ分析システム50とクラツシユローラ12
2の間である。図27を参照してイメージ分析システム
50はドツフアシリンダ110上の除去すべき存在物を
発見し,同定する。前記パターン認識,決定,タイミン
グは図9のコンピユータシステム144で取り扱われ,
線146上の制御信号は除去器のコントラーラ404で
迅速作動ソレノイドバルブ406を励起する。この動作
で清浄な圧搾空気が部屋408に,そして吹き付け用の
空気穴410に供給される。同時に(あるいはもし望む
なら別個の,他のバルブと異なつたタイミングで),ソ
レノイドバルブ406は清浄な圧搾空気を同軸の除去器
420に供給する。吹払い用の空気流412と排出器を
駆動する空気流416が同時にスタートすると仮定する
と,圧力をかける吹出し用の空気流412と吸引を行う
排出用の空気流416の組み合わされた動作で,高速で
動く小さな量の″押しそして引く″又は″パルス状″の
空気をドツフアワイヤ422を横切つて存在物418と
これに付いた僅かつ繊維419をワイヤ422から持ち
上げて,収集パイプ424に引き込む方向に与えること
になるのは明らかである。空気流414は空気流412
の流入と空気流416に伴う吸引で駆動される。まとめ
ると,除去器400の働きは短期間(ミリセカンド)の
急激に動く(マツハ1に近い)体積パルス(1/3立方
センチ)を供給し,これで存在物をシリンダのワイヤか
ら挿き出し,ウエブから取り除くものと考えられよう。
除去穴の幅と長さは図23〜26の除去器300のよう
に,3mm×10mmで,ドツフアシリンダ110上の
ウエブの1m幅をよぎつて100個が配置されている。
【0062】この実施例においては,圧搾空気排出ノズ
ルが示されているが,機能的に等価のものであれば他の
排出手段も使うことができる。そのような手段は機械的
パンチング,カツテイング,又はフツキング又は同様な
手段がある。動いている綿ウエブ中の不純物のような興
味の対称とする特徴物を発見し,同定するためのシステ
ム148を用いることを提案しているが,除去器と関連
させて他のタイプの検出システムも用いることができる
と理解されたい。同様に除去器や繊維処理器もここに述
べた検出システムと共に使うことができる。ここに述べ
た各種の実施例は本発明を示すための例として意図され
たものであり,本発明は多くの再配置,改変,一部の除
外などが特許請求の範囲に定義した本発明の範囲を逸脱
することなく行えることを理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】空気的にダクト中を搬送されている繊維房と,
ダクトの壁に設けたサンプラを示す断面図である。
【図2】ダクトから繊維サンプルを取り出す動作中のサ
ンプラを示す図1と同様な図である。
【図3】更にサンプラの動作と,サンプラがシリンダに
繊維を引き渡しているところを示す図である。
【図4】サンプラが繊維サンプルをシリンダに渡し,シ
リンダはサンプルをガラス板に渡すところを示す図であ
る。
【図5】繊維は分繊器で処理され,個々の繊維モニタを
通つて搬送され,更に監視のために円筒スクリーン上に
沈積される他の実施例を示す図である。
【図6】本発明をドツフアシリンダと上のウエブ及び/
又は繊維機械のドツフイングローラを離れるときのウエ
ブと関連して実装した様子を示す断面図である。
【図7】ニードルサンプラで採取された繊維スライバを
含む導菅の断面図である。
【図8】図7のニードルサンプラから繊維サンプルを取
外す処理ステーシヨンを示す図である。
【図9】2つのCCDカメラとウエブの前後の照明を含
む光学的イメージングシステムを示す図である。
【図10】図9の光学的イメージングシステムの詳細図
である。
【図11】図9の光学的イメージングシステムに用いら
れるマスクを示す図である。
【図12】CCDカメラがメモリとメモリバツフアに読
み込む様子を示す図である。
【図13】CCDからのイメージがストアされる4つの
メモリブツクを示す図である。
【図14】CCDの読み取りとイメージをメホリにスト
アする別のシステムを示す図である。
【図15】光学的イメージングシステムで生じたイメー
ジを処理するために用いられる処理システムのブロツク
ダイアグラムである。
【図16】イメージバツフア中の2つのイメージを示す
図である。
【図17】存在物の幾何学的形状を示す図である。
【図18】図17に示した存在物の特徴的信号を示し,
ここに信号は動径を幾何学的形状の図心の廻りに回転し
て発生させ,動径の角位置に対して半径の長さをグラフ
としてある図である。
【図19】存在物の幾何学的形状を示す図である。
【図20】図19に示した存在物の特徴的信号を示し,
ここに信号は動径を幾何学的形状の図心の廻りに回転し
て発生させ,動径の角位置に対して半径の長さをグラフ
としてある図である。
【図21】繊維ウエブ中の異なつた存在物を区別するた
めに本発明の光学的システムを用いる1つの方法を示し
た,コンピユータプログラムの動作を示す流れ図であ
る。
【図22】繊維ウエブ中の異なつた存在物を区別するた
めに本発明の光学的システムを用いる別の方法を示し
た,コンピユータプログラムの動作を示す流れ図であ
る。
【図23】本発明により除去装置の断面図である。
【図24】図23の除去装置の19−19線の断面図で
ある。
【図25】図23に対応する排出器の拡大図である。
【図26】図24に対応する排出器の拡大図である。
【図27】本発明による排出器をドツフアシリンダのよ
うなクロスシリンダに実装した断面図である。
【符号の説明】
10 繊維房 12 壁 13 矢印 14 カバープレート 16 ダクト 17 駆動機構 18 サンプラプレート 19 軸 23 機械的機構 25 制御ライン
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年3月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】光学的イメージングシステム129は1対
のレンズ152と154及び空間マスク156を含んで
いる。レンズ152と154の目的はウエブ134の像
をミラー160の前面から反射した後,CCDカメラと
格子組立上に結ぶためである。空間マスク156の機能
はCCDと格子組立の視野を4本の筋150に限定する
ことである。ウエブ134は矢印160の方向に動いて
いるので,CCDと格子組立がウエブを異なつた時間で
4回にわたつて観測するのが好ましい。即ちウエブ13
4のすべては4本の筋150のおのおのを通過するであ
ろう。従つてウエブ134の最初に筋150の第1の筋
で観測された部分は次に150の第2の筋で2回目に観
測され,3回目に150の第3の筋で観測され,4回目
には150の第4の筋で観測されることになる。後でよ
り詳細に示すように,このような重複を行つているのは
正確度を増し,及び/又は得られる情報量を増すためで
ある。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】CCDと格子組立からの信号はデータ収集
−コントロールユニツト140の一部である読取り電子
回路162に送られる。読取り電子回路162はその出
力をイメージプロセツサ164に与え,その出力は表示
−貯蔵ユニツト166に与えられる。164と166は
共にイメージ処理と貯蔵を行うコンピユータシステム1
44の一部である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】図10にはマスク156の詳細が示されて
いる。マスク156にはスリツト170,172,17
3,174があり,これはCCDと格子組立の視角を4
本の筋150に限定するためのものである。このように
スリツト170,172,173,174は筋150の
大きさと形をコントロールする。幅0.5mmの筋とす
ることが好ましいので,幅(dx)は対象面上の希望す
るイメージ幅0.5と第1の光学的要素152の拡大率
との積で求められる。マスクの幅dy/yはレンズ1
52の拡大率と監視したい監視幅(約0.512m)と
の積で求められる。かくしてウエブから1mm離れて配
置された焦点距離60mmの光学的要素152に対して
は,次のように計算できる。 M =63.8・10−3 dx=32μm dy=32mm
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】次に図11を参照すると,CCDアレイと
格子組立の断面図が示されている。光はコンピユータシ
ステム144で制御された電子シヤツタ175を通つて
組立158に入り,最初に分散格子176上に当たる。
分散格子176はケース182中に窓180に隣接した
スペーサブロツク178で取り付けられている。シヤツ
タ175と分散格子176を通過した後光は窓180を
通り,ケース182の反対側に取り付けられたCCDア
レイ184上に入る。格子176は入射光を8つのスペ
クトルチヤンネルに分散し,格子はウエブの運動方向に
対応した方向に分散が生ずるように配向されている。か
くして分散はスリツト170,172,173,174
に垂直の方向に,また4つの筋150に垂直の方向に起
こる。分散格子は8つのスペクトル成分がウエブ上4m
m(ウエブ上の4筋)に対応するCCDの領域に広がる
ように設計され,大きさを与えられている。このように
して,150の各筋のそれぞれを1つのアレイ184の
上に形成する代わりに,筋150の各筋のそれぞれに8
本の相隣り合うイメージをアレイ184上に結像させ
る。150の4つの筋の大きさと筋の間の間隔を各筋の
8個の像がCCDアレイ184の上にオーバラツプしな
いで結ばれるように選ぶことが望ましい。分散格子は光
をスペクトルチヤンネルに分解するので,アレイ184
上に形成される各筋の像は筋150のそれぞれ異なつた
色情報を提供する。このデザインによつて,入射する光
の強度だけを測るCCDアレイを用いて,可視波長にお
ける色情報を観測するのに簡単でコンパクトなデザイン
ができ上る。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0052
【補正方法】変更
【補正内容】
【0052】プロセツシングバツフア214と216中
にストアされた生データはウエブ134の複数の特徴物
を示すものである。DSP218と220及び中央プロ
セツサ222はイメージに含まれるスペクトル及び空間
的情報を用い興味ある存在物の位置を見つけ分類し,又
は識別するのに用いるようプログラムされている。例え
ば提示された実施例では,システム166は繊維ウエブ
134中の不純物とネツプの位置を見つけるようプログ
ラムされている。図21ではプログラムの最初のステツ
プ230はプロセツシングバツフア214と216の各
ピクセルにその強度値に基づいて1又は0の2進値を割
り当てるためのものである。今の目的には値1(on)
を持つピクセルは特徴物を示し,値0(off)を持つ
ピクセルには背景を示すと定義する。透過光のモードで
受けたイメージ情報に対しては興味の対象物は光を減ず
るので,プログラムは背景値の30%以下のピクセルに
は値1を割り当てる。反射光のモードで受けたイメージ
情報に対しては背景値の30%以上のピクセルに興味が
あり,それらには値1を割り当て,他のピクセルには値
0を割り当てる。この2進値の割り当てはバツフア21
4と216の8頁中のすべてのイメージについて行われ
る。上述の2進値の割り当てで透過又は反射光の何れか
で生じたイメージを操作するのに,同一特徴物の識別技
術と大きさを求めるアルゴリズムが用いられる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0059
【補正方法】変更
【補正内容】
【0059】図9,25,26を参照してノズル列33
4は図8に示された筋150の下流に既知の距離をおい
て位置されている。ウエブの速度はロータリエンコーダ
168で常にコンピユータシステム144に報告されて
いるので,コンピユータ144は特定のウエブ切片が,
例えば筋150の最初の帯からノズル列334まで通過
するのに要する時間を計算する。好ましくない存在物が
システム144で検出されると,その位置(空間座標)
が薄いウエブ135(図25では320)に関連して求
められ,システム144は好ましくない存在物がノズル
列に達するのに必要な時間を計算する。イメージユニツ
ト130と132中のCCDアレイ184はウエブ13
4(320)を横切る0.5mmの筋を,0.5mm矩
形を見る各ピクセルで観測していることを想起された
い。従つてアレイを横切つて好ましくない存在物のイメ
ージまでのピクセルを数えることによつて,存在物の横
方向の位置が求められる。存在物の横の位置に基づいて
コンピユータシステム144は存在物がノズル334に
達したとき,その内どのノズルが存在物の上に来るかを
求める。存在物が除去領域350に達した時に,多くの
取出器供給パイプ355の内の1つに,迅速作動ソレノ
イドバルブ354の内の1つによつて圧搾空気の一吹き
を加える。コンピユータシステム144は制御線353
を通して制御信号を加え,1つ又はそれ以上のバルブ3
54を働かせ供給パイプ355を通して圧搾空気を吹き
出す。清浄な圧搾空気がパイプ352が各供給パイプ3
55に供給され,各供給パイプ355はノズル334の
内の1つのマウス337に位置している。供給パイプ3
55を出た圧搾空気はノズルマウス337を取り巻いて
好ましくは圧搾空気339のように僅かに圧力の掛かつ
た部屋を形成する部屋360から一定量の空気流を送り
出す。供給パイプ355と部屋360からの組み合わさ
れた空気流は空気の一吹きとなつて,存在物356を薄
いウエブ320から減速ノズル336を通してウエイス
トパイプ358の中へ吹き払う。減速ノズル336は除
去領域350に非常に僅かな正の初期圧を生ずるような
大きさとし,薄いウエブ320の存在物の回りの成分を
除去領域350から押し離し,一方同時に好ましくない
存在物356を屑収集パイプ358中に吹き出す。圧搾
空気が供給パイプ355から遮断されたとき,初期正圧
の後で減速ノズル336中の空気の動きの惰性で生ずる
負圧が短期間生じ,これにより除去領域(1cm×3m
mの矩形)を取り巻く成分が内部へ動く。この負圧の期
間はウエブ320の存在物を除去した後の穴を一部分は
閉じるが,ウエブ320を屑収集パイプ358の中へ引
き込まないような時間としてある。
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図22
【補正方法】変更
【補正内容】
【図22】
【手続補正書】
【提出日】平成6年3月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】光学的イメージングシステム129は1対
のレンズ152と154及び空間マスク156を含んで
いる。レンズ152と154の目的はウエブ134の像
をミラー160の前面から反射した後,CCDカメラと
格子組立上に結ぶためである。空間マスク156の機能
はCCDと格子組立の視野を4本の筋150に限定する
ことである。ウエブ134は矢印160の方向に動いて
いるので,CCDと格子組立がウエブを異なつた時間で
4回にわたつて観測するのが好ましい。即ちウエブ13
4のすべては4本の筋150のおのおのを通過するであ
ろう。従つてウエブ134の最初に筋150の第1の筋
で観測された部分は次に150の第2の筋で2回目に観
測され,3回目に150の第3の筋で観測され,4回目
には150の第4の筋で観測されることになる。後でよ
り詳細に示すように,このような重複を行つているのは
正確度を増し,及び/又は得られる情報量を増すためで
ある。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】CCDと格子組立からの信号はデータ収集
−コントロールユニツト140の一部である読取り電子
回路162に送られる。読取り電子回路162はその出
力をイメージプロセツサ164に与え,その出力は表示
−貯蔵ユニツト166に与えられる。164と166は
共にイメージ処理と貯蔵を行うコンピユータシステム1
44の一部である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】図10にはマスク156の詳細が示されて
いる。マスク156にはスリツト170,172,17
3,174があり,これはCCDと格子組立の視角を4
本の筋150に限定するためのものである。このように
スリツト170,172,173,174は筋150の
大きさと形をコントロールする。幅0.5mmの筋とす
ることが好ましいので,幅(dx)は対象面上の希望す
るイメージ幅0.5と第1の光学的要素152の拡大率
との積で求められる。マスクの幅dy/yはレンズ1
52の拡大率と監視したい監視幅(約0.512m)と
の積で求められる。かくしてウエブから1mm離れて配
置された焦点距離60mmの光学的要素152に対して
は,次のように計算できる。 M =63.8・10−3 dx=32μm dy=32mm
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】次に図11を参照すると,CCDアレイと
格子組立の断面図が示されている。光はコンピユータシ
ステム144で制御された電子シヤツタ175を通つて
組立158に入り,最初に分散格子176上に当たる。
分散格子176はケース182中に窓180に隣接した
スペーサブロツク178で取り付けられている。シヤツ
タ175と分散格子176を通過した後光は窓180を
通り,ケース182の反対側に取り付けられたCCDア
レイ184上に入る。格子176は入射光を8つのスペ
クトルチヤンネルに分散し,格子はウエブの連動方向に
対応した方向に分散が生ずるように配向されている。か
くして分散はスリツト170,172,173,174
に垂直の方向に,また4つの筋150に垂直の方向に起
こる。分散格子は8つのスペクトル成分がウエブ上4m
m(ウエブ上の4筋)に対応するCCDの領域に広がる
ように設計され,大きさを与えられている。このように
して,150の各筋のそれぞれを1つのアレイ184の
上に,形成する代わりに,筋150の各筋のそれぞれに
8本の相隣り合うイメージをアレイ184上に結像させ
る。150の4つの筋の大ささと筋の間の間隔を各筋の
8個の像がCCDアレイ184の上にオーバラツプしな
いで結ばれるように選ぶことが望ましい。分散格子は光
をスペクトルチヤンネルに分解するので,アレイ184
上に,形成される各筋の像は筋150のそれぞれ異なつ
た色情報を提供する。このデザインによつて,入射する
光の強度だけを測るCCDアレイを用いて,可視波長に
おける色情報を観測するのに簡単でコンパクトなデザイ
ンができ上る。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0052
【補正方法】変更
【補正内容】
【0052】プロセツシングバツフア214と216中
にストアされた生データはウエブ134の複数の特徴物
を示すものである。DSP218と220及び中央プロ
セツサ222はイメージに含まれるスペクトル及び空間
的情報を用い興味ある存在物の位置を見つけ分類し,又
は識別するのに用いるようプログラムされている。例え
ば提示された実施例では,システム166は繊維ウエブ
134中の不純物とネツプの位置を見つけるようプログ
ラムされている。図21ではプログラムの最初のステツ
プ230はプロセツシングバツフア214と216の各
ピクセルにその強度値に基づいて1又は0の2進値を割
り当てるためのものである。今の目的には値1(on)
を持つピクセルは特徴物を示し,値0(off)を持つ
ピクセルには背景を示すと定義する。透過光のモードで
受けたイメージ情報に対しては興味の対象物は光を減ず
るので,プログラムは背景値の30%以下のピクセルに
は値1を割り当てる。反射光のモードで受けたイメージ
情報に対しては背景値の30%以上のピクセルに興味が
あり,それらには値1を割り当て,他のピクセルには値
0を割り当てる。この2進値の割り当てはバツフア21
4と216の8頁中のすべてのイメージについて行われ
る。上述の2進値の割り当てで透過又は反射光の何れか
で生じたイメージを操作するのに,同一特徴物の識別技
術と大きさを求めるアルゴリズムが用いられる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0059
【補正方法】変更
【補正内容】
【0059】図9,25,26を参照してノズル列33
4は図8に示された筋150の下流に既知の距離をおい
て位置されている。ウエブの速度はロータリエンコーダ
168で常にコンピユータシステム144に報告されて
いるので,コンピユータ144は特定のウエブ切片が,
例えば筋150の最初の帯からノズル列334まで通過
するのに要する時間を計算する。好ましくない存在物が
システム144で検出されると,その位置(空間座標)
が薄いウエブ135(図25では320)に関連して求
められ,システム144は好ましくない存在物がノズル
列に達するのに必要な時間を計算する。イメージユニツ
ト130と132中のCCDアレイ184はウエブ13
4(320)を,横切る0.5mmの筋を,0.5mm
矩形を見る各ピクセルで観測していることを想起された
い。従つてアレイを横切つて好ましくない存在物のイメ
ージまでのピクセルを数えることによつて,存在物の横
方向の位置が求められる。存在物の横の位置に基づいて
コンピユータシステム144は存在物がノズル334に
達したとき,その内どのノズルが存在物の上に来るかを
求める。存在物が除去領域350に達した時に,多くの
取出器供給パイプ355の内の1つに,迅速作動ソレノ
イドバルブ354の内の1つによつて圧搾空気の一吹き
を加える。コンピユータシステム144は制御線353
を通して制御信号を加え,1つ又はそれ以上のバルブ3
54を働かせ供給パイプ355を通して圧搾空気を吹き
出す。清浄な圧搾空気がパイプ352が各供給パイプ3
55に供給され,各供給パイプ355はノズル334の
内の1つのマウス337に位置している。供給パイプ3
55を出た圧搾空気はノズルマウス337を取り巻いて
好ましくは圧搾空気339のように僅かに圧力の掛かつ
た部屋を形成する部屋360から一定量の空気流を送り
出す。供給パイプ355と部屋360からの組み合わさ
れた空気流は空気の一吹きとなつて,存在物356を薄
いウエブ320から減速ノズル336を通してウエイス
トパイプ358の中へ吹き払う。減速ノズル336は除
去領域350に非常に僅かな正の初期圧を生ずるような
大きさとし,薄いウエブ320の存在物の回りの成分を
除去領域350から押し離し,一方同時に好ましくない
存在物356を屑収集パイプ358中に吹き出す。圧搾
空気が供給パイプ355から遮断されたとき,初期正圧
の後で減速ノズル336中の空気の動きの惰性で生ずる
負圧が短期間生じ,これにより除去領域(1cm×3m
mの矩形)を取り巻く成分が内部へ動く。この負圧の期
間はウエブ320の存在物を除去した後の穴を一部分は
閉じるが,ウエブ320を屑収集パイプ358の中へ引
き込まないような時間としてある。
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図22
【補正方法】変更
【補正内容】
【図22】
フロントページの続き (72)発明者 ジヨセフ・シー・ボールドウイン アメリカ合衆国テネシー37923・ノツクス ヴイル・グレイランド・ドライブ9004

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の存在物を含むウエブについて上記
    ウエブから電磁放射を受け,これに応答してイメージ信
    号を生ずるイメージングユニツトであつて,上記イメー
    ジ信号が上記存在物を含んで上記ウエブの像に対応し,
    上記ウエブが上記イメージングユニツトに相対的に運動
    し,上記ウエブの相対運動の方向に垂直の方向にウエブ
    を横切る少なくとも1つの筋を繰り返し走査するように
    した上記イメージングユニツト及び上記イメージングユ
    ニツトから上記イメージング信号を受け,受け取つたイ
    メージ信号に対応するデイジタルデータを生じ,デイジ
    タルデータを分析し,この分析に基づいて上記ウエブ中
    の興味ある存在物を見出し,見出した興味ある存在物の
    パラメータを求め,そのパラメータメータを示す出力信
    号を生ずる処理手段よりなる繊維工程機械で処理されて
    いる繊維物質のウエブを監視するための装置。。
  2. 【請求項2】 上記イメージングユニツトと処理手段が
    更に,受け取つた電磁放射からウエブの同じ場所の複数
    の互いに他からそのスペクトル内容で区別されている光
    学的像を生じる弁別手段及び複数の光学的像に対応した
    複数のデイジタルデータ表現を生じ,その各表現を分析
    して興味ある存在物の像を見出し,複数のデイジタルデ
    ータ表現の分析に基づいて興味ある存在物で生じた電磁
    放射のスペクトル内容を求める上記処理手段よりなる,
    請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 上記処理手段が,更に存在物のスペクト
    ル内容に基づいて好ましくない存在物として興味ある存
    在物を同定する手段よりなる,請求項2に記載の装置。
  4. 【請求項4】 上記イメージングユニツトが更に,ウエ
    ブから電磁放射を受け,電磁放射の一部をブロツクし,
    電磁放射の少なくとも第1及び第2の空間的に分離され
    た部分を伝達するためのマスク 電磁放射の空間的に分離された部分を方向付け焦点を結
    ばせるためのイメージング光学系 電磁放射の空間的に分離された部分を少なくとも第1及
    び第2の空間的スペクトル的に分離するスペクトル分離
    手段 検出器のアレイ 第1及び第2の空間的に分離された部分の像を上記検出
    器のアレイ上にウエブの異なつた部分の像として結像さ
    せるための上記ノメージ光学系及び第1及び第2の空間
    的に分離された部分に対応したノメージ信号を生じるた
    めの上記検出器のアレイ よりなる,請求項1に記載の装置。
  5. 【請求項5】 上記イメージングユニツトが更に,ウエ
    ブからの電磁放射を受けるために配置され形成された少
    なくとも第1と第2のスリツトを持ち,電磁放射の一部
    をブロツクし,上記スリツトを通して電磁放射の少なく
    とも第1と第2の空間的に離れた筋を伝達し,ウエブ上
    の筋に対応する上記放射の筋はウエブの相対的運動の方
    向に垂直に配置されるごとくしたマスク 電磁放射の空間的に離れた筋を方向付け結像させるため
    のイメージング光学系電磁放射の空間的に離れた各筋を
    少なくとも第1と第2の空間的にまたスペクトル的に分
    離された筋に分け,上記第1と第2の空間的にまたスペ
    クトル的に分離された各筋が異なつた内容を持つ複数の
    隣接したスペクトル列より成るごとくしたスペクトル分
    離手段 検出器のアレイ 第1と第2の空間的,スペクトル的に分離された筋のイ
    メージを上記検出器のアレイ上にウエブの異なつた筋の
    イメージとして結像させるための上記イメージング光学
    系 第1と第2の空間的,スペクトル的に分離された筋に対
    応するイメージ信号を生じるための上記検出器のアレイ
    及びイメージ信号を受け,これに基づいてデイジタルデ
    ータを生じ,各空間的,スペクトル的に分離された筋に
    対応するデータを異なつたメモリ場所の同じ位置に保存
    し,異なつたスペクトル列に対応するデータを異なつた
    メモリ場所に保存するための上記処理手段よりなる,請
    求項1に記載の装置。
  6. 【請求項6】 上記イメージングユニツトが更に,ウエ
    ブからの電磁放射を受けるために配置され形成された少
    なくとも第1と第2のスリツトを持ち,電磁族射の一部
    をブロツクし,上記スリツトを通して電磁放射の少なく
    とも第1と第2の空間的に離れた筋を伝達し,ウエブ上
    の筋に対応する上記放射の筋はウエブの相対運動の方向
    に垂直に配置されるごとくしたマスク 電磁放射の空間的に離れた筋を方向付け結蔵させるため
    のイメージング光学系 電磁放射の空間的に離れた筋を少なくとも第1と第2の
    空間的にまたスペクトル的に分離された筋に分け,上記
    第1と第2の空間的にまたスペクトル的に分離された各
    筋が異なつた内容を持つ複数の隣接したスペクトル列よ
    り成るごとくしたスペクトル分離手段 検出器のアレイ 第1と第2の空間的,スペクトル的に分離された筋のイ
    メージを上記検出器のアレイ上にウエブの異なつた筋の
    イメージとして結像させるための上記イメージング光学
    系 第1と第2の空間的,スペクトル的に分離された筋に対
    応するイメージ信号を生じるための上記検出器のアレイ
    及びイメージ信号を受け,これに基づいてメモリ中にデ
    ータブツクの形でデイジタルデータを生じ,各ブツクが
    複数の頁を持ち各頁は複数のデータ列を持つごとくした
    上記処理装置で,各空間的,スペクトル的に分離された
    筋に対応するデータを異なつた頁の同じ列に保存し,異
    なつたスペクトル列に対応するデータを異なつた頁に保
    存するごとくした上記処理手段よりなる,請求項1に記
    載の装置。
  7. 【請求項7】 上記イメージングユニツトが更に,ウエ
    ブからの電磁放射を受けるために配置され形成された少
    なくとも第1と第2のスリツトを持ち,電磁放射の一部
    をブロツクし,上記スリツトを通して電磁放射の少なく
    とも第1と第2の空間的に離れた筋を伝達し,ウエブ上
    の筋に対応する上記放射の筋はウエブの相対運動の方向
    に垂直に配置されるごとくしたマスク 電磁放射の空間的に離れた筋を方向付け結像させるため
    のイメージング光学系検出器のアレイ 第1と第2の空間的に分離された筋の像をウエブの異な
    つた筋の像として上記検出器アレイ上に結ばせるための
    上記イメージング光学系 第1と第2の空間的に分離された筋に対応するメメージ
    信号を生じるための上記検出器アレイ及びイメージ信号
    を受け,これに基づいてデイジタルデータを生じ,第1
    及び第2の空間的に分離された筋に対応するイメージ信
    号に基づいてウエブの同じ像のそれぞれ第1及び第2の
    デイジタル表現を生じるために,空間的に分離された各
    筋に対応するデータを異なつたメモリ場所の同じ位置に
    保存するための上記処理手段よりなる,請求項1に記載
    の装置。
  8. 【請求項8】 上記処理手段が,更に平均デイジタル表
    現を生じるために,同じ像の第1と第2のデイジタル表
    現を平均するための手段よりなる,請求項7に記載の装
    置。
  9. 【請求項9】 上記処理手段が,更にウエブの存在物の
    特性を示す比較出力を生じるために,第1と第2のデイ
    ジタル表現を比較するための手段よりなる,請求項7に
    記載の装置。
  10. 【請求項10】 上記イメージングユニツトと処理手段
    が,更に,ウエブに第1及び第2の照明条件を与え,ウ
    エブの各部分に対しその部分が第1の筋の位置に来たと
    き,その同じ部分が第2の筋の位置に来たときとは異な
    つた照明条件を生じ,各ウエブ部分が少なくとも2つの
    異なつた照明条件で観測されるようにするための照明源 上記第1及び第2のデイジタル表現を照明条件に対応す
    るメモリ場所に保存し,上記第1及び第2のデイジタル
    表現がそれぞれ第1及び第2照明条件下で同じウエブの
    像に対応するようにするための上記処理手段よりなる,
    請求項7に記載の装置。
  11. 【請求項11】 更に上記第1及び第2のデイジタル
    表現を比較し,この比較に基づいて興味ある存在物を分
    類するための上記処理手段よりなる,請求項10に記載
    の装置。
  12. 【請求項12】 更に,ウエブの片側を照明しウエブか
    らの反射光をイメージングユニツトに向かわせ第1照明
    条件を生じてこれを反射照明条件とし,ウエブの他の側
    を照明してウエブから光を透過させて第2照明条件を生
    じてこれを透過照明条件とするための上記照明手段 上記第1及び第2のデイジタル表現を比較し,この比較
    に基づいて興味ある存在物を見出し分類するための上記
    処理手段よりなる,請求項10に記載の装置。
  13. 【請求項13】 更に,ウエブの片側を照明しウエブか
    らの反射光をイメージングユニツトに向かわせ第1照明
    条件を生じてこれを反射照明条件とし,ウエブの他の側
    を照明してウエブから光を透過させて第2照明条件を生
    じてこれを透過照明条件とするための上記照明手段 上記第1及び第2のデイジタル表現を比較し,この比較
    に基づいて興味ある存在物を見出し分類し,第1及び第
    2のデイジタル表現に基づいて興味ある存在物のそれぞ
    れ第1及び第2の見かけ大きさを求め,第1の見かけ大
    きさが第2の見かけ大きさよりも予め定めた量より大き
    いときは興味ある存在物が繊維より成ることを求めるた
    めの上記処理手段よりなる,請求項10に記載の装置。
  14. 【請求項14】 更に第1の見かけ大きさが予め定めた
    範囲内にあるかどうかを求め,第1見かけ大きさが予め
    定めた範囲内にあり,また第1見かけ大きさが第2見か
    け大きさより予め定めた量より大きいときは興味ある存
    在物がネツプであると同定するための上記処理手段より
    なる,請求項13に記載の装置。
  15. 【請求項15】 更にデイジタルデータの分析に基づい
    て興味ある存在物の見かけ形状を求め,見かけ形状の少
    なくとも一部を基に興味ある存在物のタイプを同定する
    ための上記処理手段よりなる,請求項1に記載の装置。
  16. 【請求項16】 更にデイジタルデータの分析に基づい
    て興味ある存在物の見かけ大きさを求め,見かけ大きさ
    の少なくとも一部を基に興味ある存在物のタイプを分類
    するための上記処理手段よりなる,請求項1に記載の装
    置。
  17. 【請求項17】 更にデイジタルデータの分析に基づい
    て興味ある存在物の見かけの色を求め,見かけの色の少
    なくとも一部を基に興味ある存在物のタイプを分類する
    ための上記処理手段よりなる,請求項1に記載の装置。
  18. 【請求項18】 更にデイジタルデータの分析に基づい
    て興味ある存在物の位置を求め,存在物の位置に関する
    情報を含む出力信号を生じるための上記処理手段よりな
    る,請求項1に記載の装置。
  19. 【請求項19】 多数の存在物を含むウエブについて,
    上記ウエブから電磁放射を受け,これに応答してイメー
    ジ信号を生ずるイメージングユニツトであつて,上記イ
    メージ信号が上記存在物を含んで上記ウエブの像に対応
    し,上記ウエブが上記イメージングユニツトに相対的に
    運動し,上記ウエブの相対運動の方向に垂直の方向にウ
    エブを横切る少なくとも1つの筋を繰り返し走査するよ
    うにした上記イメージングユニツト及び上記イメージン
    グユニツトから上記イメージング信号を受け,受け取つ
    たイメージ信号に対応するデイジタルデータを生じ,デ
    イジタルデータを分析し,この分析に基づいて上記ウエ
    ブ中の興味ある存在物を見出し,見出した興味ある存在
    物のパラメータを求め,そのパラメータメータを示す出
    力信号を生ずる処理手段よりなる繊維物質のウエブを監
    視するための装置
  20. 【請求項20】 更にウエブを形成し,これを上記イメ
    ージングユニツトで観測するために提示するための手段
    よりなる,請求項19に記載の装置。
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