JPH07277155A - 車両横移動用台車 - Google Patents

車両横移動用台車

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JPH07277155A
JPH07277155A JP6074601A JP7460194A JPH07277155A JP H07277155 A JPH07277155 A JP H07277155A JP 6074601 A JP6074601 A JP 6074601A JP 7460194 A JP7460194 A JP 7460194A JP H07277155 A JPH07277155 A JP H07277155A
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JP
Japan
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vehicle
perforated plate
reinforcing
lateral movement
wheel
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JP6074601A
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Mitsutoshi Takebe
光利 武部
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NITTO HANBAI KK
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NITTO HANBAI KK
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 軽量でありながら剛性を有し、塗装作業時に
発生する塗装ミストを通過させることがで、衛生的な環
境の下で塗装作業ができる車両横移動用台車の提供。 【構成】 床に設けられたレール上を走行し、車両の各
ホイールをそれぞれ載せる部分に多数の孔が千鳥状に穿
設された多孔板を有し、多孔板の各孔の周辺には補強用
リブが形成されており、多孔板の中央部はわずかに膨れ
上がっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車その他の車両の
整備工場等において、板金、塗装等を行うときに用する
車両横移動用台車に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車その他の車両の整備工場等におい
て、板金、塗装等を行うときに用する車両横移動用台車
は、例えば実開昭62ー49472号公報に、車両の各
車輪を載せて床に敷設されたレールを走行する台車であ
って、両側を起立させて突条縁に形成した支持板と該支
持板の両端部の側方に突出する腕体に軸支した車輪とか
らなるものが記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】上記公報に記載され
ている車両横移動用台車は、車両の各ホイールを載置す
る部分に多数の孔が穿設されていないために、塗装作業
時に塗装ミストを吸引することができず、塗装作業を極
めて不衛生な環境の下にしなければならないという問題
を有している。
【0004】また、上記公報に記載されている車両横移
動用台車は、車両の各ホイールを載置する部分に多数の
孔が穿設されていないために、台車の重量が大きく、不
使用時にこれら各台車をレールからピックアップし重ね
て収納するときに、多大の労力を要するという問題をも
有している。
【0005】本発明は、軽量でありながら剛性を有し、
塗装作業時に発生する塗装ミストを通過させることがで
き、衛生的な環境の下で塗装作業ができる車両横移動用
台車を提供することを目的とするものである。
【0006】
【問題点を解決するための手段】本発明に係る車両横移
動用台車は、床に設けられたレール上を走行し、車両の
各ホイールをそれぞれ載せる部分に多数の孔が千鳥状に
穿設された多孔板を有し、多孔板の各孔の周辺には補強
用リブが形成されているものである。
【0007】本発明に係る車両横移動用台車は、床に設
けられたレール上を走行し、車両の各ホイールをそれぞ
れ載せる部分に多数の孔が千鳥状に穿設された多孔板を
有し、多孔板の各孔の周辺には補強用リブが形成されて
おり、多孔板の台車の走行方向の両端下部には端部補強
部材が設けられており、台車の走行方向と直角方向の両
端部には補強突出部及び折り曲げ部が設けられているも
のである。
【0008】本発明に係る車両横移動用台車は、床に設
けられたレール上を走行し、車両の各ホイールをそれぞ
れ載せる部分に多数の孔が千鳥状に穿設された多孔板を
有し、多孔板の各孔の周辺には補強用リブが形成されて
おり、多孔板の中央部はわずかに膨れ上がっており、多
孔板の台車の走行方向の両端下部には端部補強部材が設
けられており、台車の走行方向と直角方向の両端部には
補強突出部及び折り曲げ部が設けられており、多孔板の
中央部のわずかに膨れ上がっている部分の下部空間を横
断して前記両補強突出部に補強用横板部材が固着されて
いるものである。
【0009】
【作用】 板金、塗装等の作業場の床にレールが敷設さ
れており、車両を走行させて該車両の各ホイールをレー
ル上の各台車上にそれぞれ載せた後、車両を乗せた台車
を人が押してレール上を走行させて車両を横方向に移動
させる。この時車両の各ホイールを載せた台車はレール
上を走行するので、車両を各作業場の所定位置へ正確に
移動させることができる。
【0010】車両の各ホイールをそれぞれ載せる部分に
多数の孔が千鳥状に穿設された多孔板により、塗装作業
時に発生する塗装ミストを通過させることができ、塗装
作業室内に設けられた床集塵用ピット等を介して、塗装
行程時の塗装ミストを回収することができ、衛生的な環
境の下で塗装作業ができる。
【0011】多孔板の各孔は千鳥状に穿設されており、
千鳥状に設けられた各孔の周辺には補強用リブが形成さ
れているので、車両の各ホイールを載せる多孔板に孔を
設けたことによる剛性の低下を補い、多孔板の軽量化を
はかりながら所定の剛性を確保することができる。
【0012】多孔板の台車の走行方向の両端下部には端
部補強部材が設けられているので、台車の端部の直線が
確保でき、また台車の走行方向と直角方向の両端部には
補強突出部が設けられているので、車両の各ホイールを
載せる台車の軽量化をはかりながら所定の剛性を確保で
きる。
【0013】車両の各ホイールを載せる多孔板の中央部
はわずかには膨れ上がっており、この部分の下部空間を
横断して前記両補強突出部に補強用横板部材が固着され
ているので、多孔板はアーチブリッジ状の構造となり、
この構造により台車の軽量化をはかりながら台車に所定
の剛性を付与する。
【0014】
【実施例】図1から図5は、本発明に係る車両横移動用
台車の1実施例を示すもので、図1は台車の平面図、図
2は床を断面で示した台車の正面図、図3は図1のA−
A線で切断した断面図、図4は図1のB−B線で切断し
た断面の拡大図、図5は台車の一部分を示す拡大図であ
る。
【0015】図1から図5を参照して本発明に係る車両
横移動用台車の1実施例を説明すると、1は台車で、コ
ンクリート製の床2に設けられた2対の溝20に敷設さ
れたレール3上を走行するものである。台車1は薄鋼板
で形成されており、車両の各ホイール4をそれぞれ載せ
る部分に多数の孔5が千鳥状に穿設された多孔板6を有
しており、多孔板6の各孔5の周辺には補強用リブ7が
形成されている。
【0016】多孔板6の中央部は前後左右からアーチ1
6状にわずかに膨れ上がっており、台車1の走行方向の
多孔板6の両端下部には端部補強部材18が設けられて
おり、台車1の走行方向と直角方向の両端部には補強突
出部10が設けられている。補強突出部10の端部は下
方に折曲げられた折り曲げ部9が形成されている。
【0017】多孔板6の中央部のアーチ16状にわずか
に膨れ上がっている部分8の下部空間12を横断して両
補強突出部10、10に補強用横板部材11が溶接等に
より固着されている。
【0018】13は台車1の車輪、15は車両のホイー
ル4が台車1にスムースに乗り込めるように設けられた
ホイール乗り込み板、14はブレーキハンドルでこれに
より台車1のブレーキ(図示せず)を操作し、台車1を
所定の場所に停止させておくことができる。17は車両
のホイール4が台車1に乗り込むときのガイドとなるホ
イールガイド板、19は台車1をレール3からピックア
ップするときあるいはレール3にセットするとき等台車
1を持ち運びするための取っ手である。
【0019】各台車1は4つの車輪13を有しており、
車両はその各ホイール4が台車1の走行方向と直角方向
から台車1のホイール乗り込み板15を渡りホイールガ
イド板17にガイドされて多孔板6上に乗るように進入
退出する。各台車1にはブレーキ(図示せず)が設けら
れており、ブレーキハンドル14によって操作される。
【0020】本発明に係る車両横移動用台車の1実施例
の作用について説明すると、板金、塗装等の作業場の床
2に敷設されている少なくとも一対のレール3上を走行
する例えば4輪の自動車等の車両を移動させるときに
は、その車両の各ホイール4が乗ることができるように
4個の台車1をレール3上に載せ、ブレーキハンドル1
4を操作して各台車1が不用意に動かないようにして、
各台車1上に車両の各ホイール4をそれぞれ載せた後、
車両を乗せた台車1を人が押してレール3上を走行させ
て車両を横方向に移動させる。
【0021】車両の各ホイール4をそれぞれ載せる台車
1の多孔板6には多数の孔5が千鳥状に穿設されている
ので、例えば塗装作業室(図示せず)内に設けられた床
集塵用ピット(図示せず)を介して、塗装行程時の塗装
ミストを回収することができる。
【0022】多孔板6の各孔5は例えばバーリング加工
によって形成されているので、各孔5の周辺には補強用
リブ7が形成されており、そして補強用リブ7を周辺に
有する孔5は千鳥状に穿設されているので、車両の各ホ
イール4を載せる多孔板6に多数の孔5を設けたことに
よる多孔板6の剛性の低下を補い、多孔板6の軽量化を
はかりながら所定の剛性を確保することができる。つま
り、多孔板6の軽量化と強度の確保、剛性のアップとを
同時にしている。
【0023】また、台車1の走行方向の多孔板6の両端
下部には端部補強部材18が設けられているので、台車
1の前記両端部を直線とすることができ、また台車1の
走行方向と直角方向の両端部には補強突出部10が設け
られておりその端部は折り曲げ部9とされているので、
車両の各ホイール4を載せる台車1の軽量化をはかりな
がら所定の剛性を確保することができる。
【0024】車両の各ホイール4を載せる多孔板6の中
央部はわずかには膨れ上がった膨れ上がり部8が形成さ
れており、この膨れ上がり部8の下部空間12を横断し
て前記両補強突出部10、10に補強用横板部材11が
溶接等により固着されているので、多孔板6はアーチブ
リッジ状の構造となり、この構造により台車1は軽量化
されたものでありながら所定の剛性を有している。
【0025】
【発明の効果】本発明に係る車両横移動用台車は、床に
設けられたレール上を走行し、車両の各ホイールをそれ
ぞれ載せる部分に多数の孔が千鳥状に穿設された多孔板
を有し、多孔板の各孔の周辺には補強用リブが形成され
ているので、各台車の軽量でありながら剛性を有する多
孔板上に車両の各ホイールを載せて、塗装作業時に発生
する塗装ミストを通過させて床に設けられた床集塵用ピ
ット等に導き、衛生的な環境の下で塗装作業ができると
いう効果を有する。
【0026】本発明に係る車両横移動用台車は、各台車
の走行方向の両端下部には端部補強部材が設けられてお
り、台車の走行方向と直角方向の両端部には補強突出部
及び折り曲げ部が設けられているので、台車の軽量化と
強度の確保、剛性のアップとを同時にはかることができ
るという効果を有する。
【0027】本発明に係る車両横移動用台車は、多孔板
の中央部のわずかに膨れ上がっている部分の下部空間を
横断して前記両補強突出部間に補強用横板部材が固着さ
れているので、多孔板はアーチブリッジ状の構造とな
り、この構造により台車の軽量化をはかりながら台車に
所定の剛性を付与することができ、したがって、自動車
等の車両の各車輪を載せる各台車は小型軽量のものとな
り、不使用時にはこれら各台車をレールからピックアッ
プし重ねて収納することができる等収納に便利であると
いう効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図は、本発明に係る車両横移動用台車の1実施例を示す
ものである。
【図1】台車の平面図である。
【図2】床を断面で示した台車の正面図である。
【図3】図1のA−A線で切断した断面図である。
【図4】図1のB−B線で切断した断面の拡大図であ
る。
【図5】台車の一部分を示す拡大図である。
【符号の説明】
1 台車 2 床 3 レール 4 ホイール 5 孔 6 多孔板 7 補強用リブ 8 膨れ上がり部 9 折り曲げ部 10補強突出部 11補強用横板部材 18端部補強部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床に設けられたレール上を走行し、車両
    の各ホイールをそれぞれ載せる部分に多数の孔が千鳥状
    に穿設された多孔板を有し、多孔板の各孔の周辺には補
    強用リブが形成されていることを特徴とする車両横移動
    用台車。
  2. 【請求項2】 多孔板の台車の走行方向の両端下部には
    端部補強部材が設けられており、台車の走行方向と直角
    方向の両端部には補強突出部及び折り曲げ部が設けられ
    ていることを特徴とする請求項1に記載の車両横移動用
    台車。
  3. 【請求項3】 多孔板の中央部はわずかに膨れ上がって
    おり、この部分の下部空間を横断して両補強突出部に補
    強用横板部材が固着されていることを特徴とする請求項
    2に記載の車両横移動用台車。
JP6074601A 1994-04-13 1994-04-13 車両横移動用台車 Expired - Lifetime JP2707209B2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6249472U (ja) * 1985-09-18 1987-03-27
JPH0270558A (ja) * 1988-09-06 1990-03-09 Koichi Nishikawa 多目的用極小規模の自動車整備装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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