JPH07276904A - 自動車用ホイールキャップ - Google Patents
自動車用ホイールキャップInfo
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- JPH07276904A JPH07276904A JP6069275A JP6927594A JPH07276904A JP H07276904 A JPH07276904 A JP H07276904A JP 6069275 A JP6069275 A JP 6069275A JP 6927594 A JP6927594 A JP 6927594A JP H07276904 A JPH07276904 A JP H07276904A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wheel cap
- cap body
- peripheral edge
- soft molding
- clamp member
- Prior art date
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60B—VEHICLE WHEELS; CASTORS; AXLES FOR WHEELS OR CASTORS; INCREASING WHEEL ADHESION
- B60B7/00—Wheel cover discs, rings, or the like, for ornamenting, protecting, venting, or obscuring, wholly or in part, the wheel body, rim, hub, or tyre sidewall, e.g. wheel cover discs, wheel cover discs with cooling fins
- B60B7/01—Rings specially adapted for covering only the wheel rim or the tyre sidewall, e.g. removable tyre sidewall trim rings
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 軟質モールディング2を備えたホイールキャ
ップにおいて、軟質モールディング2を取り外したとき
でも見栄えが悪くなるのを防止する。 【構成】 軟質モールディング2の内周縁部2aに複数
の取付穴2bを形成し、環状に形成したクランプ部材3
の係止爪3bをこの取付穴2bに通した状態でクランプ
部材3をホイールキャップ本体1の外周縁部1aにはめ
込むことにより、ホイールキャップ本体1には外観上好
ましくない穴を形成せずに軟質モールディング2をホイ
ールキャップ本体1に取り付ける。
ップにおいて、軟質モールディング2を取り外したとき
でも見栄えが悪くなるのを防止する。 【構成】 軟質モールディング2の内周縁部2aに複数
の取付穴2bを形成し、環状に形成したクランプ部材3
の係止爪3bをこの取付穴2bに通した状態でクランプ
部材3をホイールキャップ本体1の外周縁部1aにはめ
込むことにより、ホイールキャップ本体1には外観上好
ましくない穴を形成せずに軟質モールディング2をホイ
ールキャップ本体1に取り付ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用ホイールキャ
ップに関し、特にホイールキャップ本体の周囲に軟質モ
ールディングを備えたタイプのホイールキャップに関す
る。
ップに関し、特にホイールキャップ本体の周囲に軟質モ
ールディングを備えたタイプのホイールキャップに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車の走行中にタイヤが縁石に
乗り上げてタイヤの外側の面が膨らんだ場合などに、ホ
イールキャップがタイヤに押し出されてホイールから脱
落するのを防止するため、タイヤの外側面が膨らんでも
外周端がタイヤと接触しない程度の大きさの硬質のホイ
ールキャップ本体と、ホイールキャップ本体の外周縁部
に取り付けられる軟質のモールディングとから構成され
たホイールキャップが提案されている。このホイールキ
ャップでは、タイヤ変形時の外側面の膨出を軟質モール
ディングの弾性変形で吸収することにより、ホイールキ
ャップの脱落を防止することができる。
乗り上げてタイヤの外側の面が膨らんだ場合などに、ホ
イールキャップがタイヤに押し出されてホイールから脱
落するのを防止するため、タイヤの外側面が膨らんでも
外周端がタイヤと接触しない程度の大きさの硬質のホイ
ールキャップ本体と、ホイールキャップ本体の外周縁部
に取り付けられる軟質のモールディングとから構成され
たホイールキャップが提案されている。このホイールキ
ャップでは、タイヤ変形時の外側面の膨出を軟質モール
ディングの弾性変形で吸収することにより、ホイールキ
ャップの脱落を防止することができる。
【0003】このタイプのホイールキャップでは、タイ
ヤの変形時でも軟質モールディングがホイールキャップ
本体から外れないようにしっかりと取り付けておくこと
が必要となる。例えば、本件出願人は、実願平5−10
102号において、軟質モールディングの裏面の内周縁
部に根元のくびれた係止突起を形成するとともに、ホイ
ールキャップ本体に形成した取付穴にこの係止突起を根
元まで圧入して引っかけることにより軟質モールディン
グをホイールキャップ本体に取り付けるようにした構造
のホイールキャップを提案している。
ヤの変形時でも軟質モールディングがホイールキャップ
本体から外れないようにしっかりと取り付けておくこと
が必要となる。例えば、本件出願人は、実願平5−10
102号において、軟質モールディングの裏面の内周縁
部に根元のくびれた係止突起を形成するとともに、ホイ
ールキャップ本体に形成した取付穴にこの係止突起を根
元まで圧入して引っかけることにより軟質モールディン
グをホイールキャップ本体に取り付けるようにした構造
のホイールキャップを提案している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この構成で
は、軟質モールディングを、例えば損傷した場合などに
ホイールキャップ本体から取り外してしまうと、ホイー
ルキャップ本体に形成されている取付穴が露呈して、見
栄えが悪くなるという問題があった。このため、ホイー
ルキャップ本体には穴を形成せず、軟質モールディング
を取り外したときでも外観が低下しないようにすること
が好ましい。
は、軟質モールディングを、例えば損傷した場合などに
ホイールキャップ本体から取り外してしまうと、ホイー
ルキャップ本体に形成されている取付穴が露呈して、見
栄えが悪くなるという問題があった。このため、ホイー
ルキャップ本体には穴を形成せず、軟質モールディング
を取り外したときでも外観が低下しないようにすること
が好ましい。
【0005】したがって、本発明の解決すべき技術的課
題は、ホイールキャップ本体と軟質モールディングとか
らなるホイールキャップにおいて、ホイールキャップ本
体に穴を形成せずに軟質モールディングを着脱可能に取
り付けることができるようにして、軟質モールディング
を取り外したときでもホイールキャップの見栄えが悪く
なるのを防止することである。
題は、ホイールキャップ本体と軟質モールディングとか
らなるホイールキャップにおいて、ホイールキャップ本
体に穴を形成せずに軟質モールディングを着脱可能に取
り付けることができるようにして、軟質モールディング
を取り外したときでもホイールキャップの見栄えが悪く
なるのを防止することである。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】本発明に
係る自動車用ホイールキャップは、上述の技術的課題を
解決するために以下のように構成されたことを特徴とし
ている。
係る自動車用ホイールキャップは、上述の技術的課題を
解決するために以下のように構成されたことを特徴とし
ている。
【0007】すなわち、このホイールキャップは、軟質
モールディングをホイールキャップ本体に取り付けるた
めの弾性クランプ部材を備え、軟質モールディングは、
ホイールキャップ本体の外径面と嵌合する内径面を有す
るとともに、表面から裏面へ貫通する複数の取付穴を内
周縁部に有している。また、クランプ部材は、ホイール
キャップ本体の外周縁部及び軟質モールディングの内周
縁部の表面側に重なる環状のベース部と、ベース部から
裏面側へ突出する係止爪とから構成されており、係止爪
が、軟質モールディングの取付穴に挿通する基部と、基
部の先端から軟質モールディングの径方向内方へ屈曲し
てベース部との間にホイールキャップ本体の外周縁部と
軟質モールディングの内周縁部を挟持する先端係止部と
から構成されている。
モールディングをホイールキャップ本体に取り付けるた
めの弾性クランプ部材を備え、軟質モールディングは、
ホイールキャップ本体の外径面と嵌合する内径面を有す
るとともに、表面から裏面へ貫通する複数の取付穴を内
周縁部に有している。また、クランプ部材は、ホイール
キャップ本体の外周縁部及び軟質モールディングの内周
縁部の表面側に重なる環状のベース部と、ベース部から
裏面側へ突出する係止爪とから構成されており、係止爪
が、軟質モールディングの取付穴に挿通する基部と、基
部の先端から軟質モールディングの径方向内方へ屈曲し
てベース部との間にホイールキャップ本体の外周縁部と
軟質モールディングの内周縁部を挟持する先端係止部と
から構成されている。
【0008】また、上記構成においては、軟質モールデ
ィングを、ホイールキャップ本体の外径面と嵌合する内
径面を有するものとして形成するのではなく、内周縁部
がホイールキャップ本体の外周縁部に重なる形状に形成
して取付穴をホイールキャップ本体の外径面に沿うよう
に配置し、クランプ部材を、軟質モールディングの内周
縁の表面側に重なる環状のベース部と、ベース部から裏
面側へ突出する係止爪とから構成してもよい。この場合
も、係止爪は、軟質モールディングの取付穴に挿通する
基部と、基部の先端から軟質モールディングの径方向内
方へ屈曲してベース部との間にホイールキャップ本体の
外周縁部と軟質モールディングの内周縁部を挟持する先
端係止部とから構成される。
ィングを、ホイールキャップ本体の外径面と嵌合する内
径面を有するものとして形成するのではなく、内周縁部
がホイールキャップ本体の外周縁部に重なる形状に形成
して取付穴をホイールキャップ本体の外径面に沿うよう
に配置し、クランプ部材を、軟質モールディングの内周
縁の表面側に重なる環状のベース部と、ベース部から裏
面側へ突出する係止爪とから構成してもよい。この場合
も、係止爪は、軟質モールディングの取付穴に挿通する
基部と、基部の先端から軟質モールディングの径方向内
方へ屈曲してベース部との間にホイールキャップ本体の
外周縁部と軟質モールディングの内周縁部を挟持する先
端係止部とから構成される。
【0009】上記各構成においては、軟質モールディン
グをホイールキャップ本体に取り付けるのは、クランプ
部材の係止爪を軟質モールディングの取付穴に通した状
態で、クランプ部材の係止爪の基部を撓ませて先端係止
部を径方向外方へ逃がしておいてからベース部をホイー
ルキャップ本体の表面側に重ね、さらに、先端係止部を
ホイールキャップ本体に外径面側から押し込んで先端係
止部とベース部との間にホイールキャップ本体の外周縁
部を挟み付けるようにして行われる。このとき、同時に
軟質モールディングの内周縁部も係止爪の先端係止部と
ベース部との間に挟持される。
グをホイールキャップ本体に取り付けるのは、クランプ
部材の係止爪を軟質モールディングの取付穴に通した状
態で、クランプ部材の係止爪の基部を撓ませて先端係止
部を径方向外方へ逃がしておいてからベース部をホイー
ルキャップ本体の表面側に重ね、さらに、先端係止部を
ホイールキャップ本体に外径面側から押し込んで先端係
止部とベース部との間にホイールキャップ本体の外周縁
部を挟み付けるようにして行われる。このとき、同時に
軟質モールディングの内周縁部も係止爪の先端係止部と
ベース部との間に挟持される。
【0010】クランプ部材の係止爪は軟質モールディン
グの取付穴に対応して複数箇所に形成されるので、軟質
モールディングはホイールキャップ本体に確実に保持さ
れる。また、上記各構成ではホイールキャップ本体には
穴が形成されないため、軟質モールディングを損傷時な
どにホイールキャップ本体から取り外しても見栄えが悪
くなることはない。
グの取付穴に対応して複数箇所に形成されるので、軟質
モールディングはホイールキャップ本体に確実に保持さ
れる。また、上記各構成ではホイールキャップ本体には
穴が形成されないため、軟質モールディングを損傷時な
どにホイールキャップ本体から取り外しても見栄えが悪
くなることはない。
【0011】上記構成においては、クランプ部材のベー
ス部の径方向内方端に、先端係止部側へ突出する第1フ
ック部を形成するとともに、ホイールキャップ本体の外
周縁部の表面に、クランプ部材をホイールキャップ本体
に取り付けた状態で第1フック部に径方向外方側から接
する第1係止凸部を形成したり、クランプ部材の先端係
止部の径方向内方端に、ベース部側へ突出する第2フッ
ク部を形成するとともに、ホイールキャップ本体の外周
縁部の裏面に、クランプ部材をホイールキャップ本体に
取り付けた状態で第2フック部に径方向外方側から接す
る第2係止凸部を形成したりすることができる。
ス部の径方向内方端に、先端係止部側へ突出する第1フ
ック部を形成するとともに、ホイールキャップ本体の外
周縁部の表面に、クランプ部材をホイールキャップ本体
に取り付けた状態で第1フック部に径方向外方側から接
する第1係止凸部を形成したり、クランプ部材の先端係
止部の径方向内方端に、ベース部側へ突出する第2フッ
ク部を形成するとともに、ホイールキャップ本体の外周
縁部の裏面に、クランプ部材をホイールキャップ本体に
取り付けた状態で第2フック部に径方向外方側から接す
る第2係止凸部を形成したりすることができる。
【0012】このように構成すれば、クランプ部材をホ
イールキャップ本体に取り付けたときに、第1、第2フ
ック部と第1、第2係止凸部とが係合してクランプ部材
がホイールキャップ本体から外れにくくなるので、軟質
モールディングをホイールキャップ本体に対してより確
実に取り付けることができる。
イールキャップ本体に取り付けたときに、第1、第2フ
ック部と第1、第2係止凸部とが係合してクランプ部材
がホイールキャップ本体から外れにくくなるので、軟質
モールディングをホイールキャップ本体に対してより確
実に取り付けることができる。
【0013】また、上記各構成においては、軟質モール
ディングとクランプ部材とをインサート成形により一体
的に構成することができる。そうすれば、ホイールキャ
ップ本体への軟質モールディングの取付時に軟質モール
ディングにクランプ部材を組み付けなくてもよいので、
取付作業を簡素化することができる。
ディングとクランプ部材とをインサート成形により一体
的に構成することができる。そうすれば、ホイールキャ
ップ本体への軟質モールディングの取付時に軟質モール
ディングにクランプ部材を組み付けなくてもよいので、
取付作業を簡素化することができる。
【0014】
【実施例】以下に、図1から図3に示した本発明の第1
実施例に係る自動車用ホイールキャップについて詳細に
説明する。
実施例に係る自動車用ホイールキャップについて詳細に
説明する。
【0015】図1はこのホイールキャップの正面図であ
る。このホイールキャップは、ホイールキャップ本体1
と、その外周縁部に取り付けられる大略環状の軟質モー
ルディング2と、軟質モールディング2をホイールキャ
ップ本体1に取り付けるためのクランプ部材3とから構
成されている。
る。このホイールキャップは、ホイールキャップ本体1
と、その外周縁部に取り付けられる大略環状の軟質モー
ルディング2と、軟質モールディング2をホイールキャ
ップ本体1に取り付けるためのクランプ部材3とから構
成されている。
【0016】図2はホイールキャップ本体1への軟質モ
ールディング2の取付構造を示す部分破断斜視図、図3
はその分解斜視図である。ホイールキャップ本体1は、
硬質の合成樹脂により形成されたものであり、軟質モー
ルディング2が取り付けられる平坦な外周縁部1aと、
それよりも内側の、表面側(図2の上面側)が凸状に湾
曲した形状の中央部分1bとを有している。
ールディング2の取付構造を示す部分破断斜視図、図3
はその分解斜視図である。ホイールキャップ本体1は、
硬質の合成樹脂により形成されたものであり、軟質モー
ルディング2が取り付けられる平坦な外周縁部1aと、
それよりも内側の、表面側(図2の上面側)が凸状に湾
曲した形状の中央部分1bとを有している。
【0017】軟質モールディング2は、タイヤの変形に
伴って撓む程度の柔軟性を有する合成樹脂材料で環状に
形成されたものであって、その内径面2cがホイールキ
ャップ本体1の外径面1cと嵌合するように形成されて
いる。また、軟質モールディング2の内周縁部2aに
は、表面から裏面へ貫通する複数の取付穴2bが形成さ
れている。この取付穴2bは、本実施例では、図1に破
線で示しているように軟質モールディング2の全周にわ
たって一定のピッチで形成されているが、その配置は適
宜定めることができる。
伴って撓む程度の柔軟性を有する合成樹脂材料で環状に
形成されたものであって、その内径面2cがホイールキ
ャップ本体1の外径面1cと嵌合するように形成されて
いる。また、軟質モールディング2の内周縁部2aに
は、表面から裏面へ貫通する複数の取付穴2bが形成さ
れている。この取付穴2bは、本実施例では、図1に破
線で示しているように軟質モールディング2の全周にわ
たって一定のピッチで形成されているが、その配置は適
宜定めることができる。
【0018】クランプ部材3は、ホイールキャップ本体
1の外周縁部1aの表面及び軟質モールディング2の内
周縁部2aの表面に重なる環状のベース部3aと、この
ベース部3aから裏面側へ突出する係止爪3bとから構
成されている。この係止爪3bは、軟質モールディング
2の取付穴2bに対応した位置に形成された基部3c
と、基部3cの先端から径方向内方へ屈曲した先端係止
部3dとから構成されている。基部3cは取付穴2bの
内側端面2dに接するように形成され、先端係止部3d
は、ベース部3aとの間にホイールキャップ本体1の外
周縁部1aと軟質モールディング2の内周縁部2aを同
時に挟持するように寸法構成されている。クランプ部材
3は、ホイールキャップ本体1の外周縁部1aをベース
部3aと先端係止部3dとで表裏から挟み付け、かつそ
のときに係止爪3bがホイールキャップ本体1の外周縁
部1aから容易に外れない程度の弾性を持った合成樹脂
材料で形成されている。
1の外周縁部1aの表面及び軟質モールディング2の内
周縁部2aの表面に重なる環状のベース部3aと、この
ベース部3aから裏面側へ突出する係止爪3bとから構
成されている。この係止爪3bは、軟質モールディング
2の取付穴2bに対応した位置に形成された基部3c
と、基部3cの先端から径方向内方へ屈曲した先端係止
部3dとから構成されている。基部3cは取付穴2bの
内側端面2dに接するように形成され、先端係止部3d
は、ベース部3aとの間にホイールキャップ本体1の外
周縁部1aと軟質モールディング2の内周縁部2aを同
時に挟持するように寸法構成されている。クランプ部材
3は、ホイールキャップ本体1の外周縁部1aをベース
部3aと先端係止部3dとで表裏から挟み付け、かつそ
のときに係止爪3bがホイールキャップ本体1の外周縁
部1aから容易に外れない程度の弾性を持った合成樹脂
材料で形成されている。
【0019】本実施例では、軟質モールディング2をホ
イールキャップ本体1に装着する際、まず、クランプ部
材3の係止爪3bを径方向外方へ撓ませながら取付穴2
bに挿入するか、あるいは軟質モールディング2または
クランプ部材3を全体的に楕円形状に変形させながら係
止爪3bを取付穴2bの中に挿入することにより、軟質
モールディング2とクランプ部材3とを取り付ける。次
に、基部3cを撓ませることによりクランプ部材3の係
止爪3bを径方向外方へ逃がした状態でベース部3aを
ホイールキャップ本体1の外周縁部1aの表面に重ねて
から、係止爪3bをホイールキャップ本体1の外周縁部
1aに外径面1c側から押し込む。この作業が終了する
と、クランプ部材3の係止爪3bがホイールキャップ本
体1の周囲を全体的に抱き込み、軟質モールディング2
がホイールキャップ本体1に取り付いた状態となる。
イールキャップ本体1に装着する際、まず、クランプ部
材3の係止爪3bを径方向外方へ撓ませながら取付穴2
bに挿入するか、あるいは軟質モールディング2または
クランプ部材3を全体的に楕円形状に変形させながら係
止爪3bを取付穴2bの中に挿入することにより、軟質
モールディング2とクランプ部材3とを取り付ける。次
に、基部3cを撓ませることによりクランプ部材3の係
止爪3bを径方向外方へ逃がした状態でベース部3aを
ホイールキャップ本体1の外周縁部1aの表面に重ねて
から、係止爪3bをホイールキャップ本体1の外周縁部
1aに外径面1c側から押し込む。この作業が終了する
と、クランプ部材3の係止爪3bがホイールキャップ本
体1の周囲を全体的に抱き込み、軟質モールディング2
がホイールキャップ本体1に取り付いた状態となる。
【0020】このように、本実施例によれば、クランプ
部材3の係止爪3bが軟質モールディング2の取付穴2
bに対応してホイールキャップ本体1の周囲の複数箇所
に形成されているので、軟質モールディング2はホイー
ルキャップ本体1に確実に保持される。また、ホイール
キャップ本体1には穴が形成されていないため、軟質モ
ールディング2を損傷時などにホイールキャップ本体1
から取り外しても見栄えが悪くなることはない。
部材3の係止爪3bが軟質モールディング2の取付穴2
bに対応してホイールキャップ本体1の周囲の複数箇所
に形成されているので、軟質モールディング2はホイー
ルキャップ本体1に確実に保持される。また、ホイール
キャップ本体1には穴が形成されていないため、軟質モ
ールディング2を損傷時などにホイールキャップ本体1
から取り外しても見栄えが悪くなることはない。
【0021】次に、図4に示した第2実施例について説
明する。本実施例では、ホイールキャップ本体11は第
1実施例と同様に外周縁部11aと中央部分11bとか
ら構成されているが、軟質モールディング12は、その
内周縁部12aがホイールキャップ本体11の外周縁部
11aに重なるように構成されている。また、軟質モー
ルディング12に形成された表面から裏面へ貫通する複
数の取付穴12bは、その径方向内方側の端面12cが
ホイールキャップ本体11の外径面11cに一致する位
置に配置されている。
明する。本実施例では、ホイールキャップ本体11は第
1実施例と同様に外周縁部11aと中央部分11bとか
ら構成されているが、軟質モールディング12は、その
内周縁部12aがホイールキャップ本体11の外周縁部
11aに重なるように構成されている。また、軟質モー
ルディング12に形成された表面から裏面へ貫通する複
数の取付穴12bは、その径方向内方側の端面12cが
ホイールキャップ本体11の外径面11cに一致する位
置に配置されている。
【0022】クランプ部材13は、軟質モールディング
12の内周縁部12aの表面側に重なる環状のベース部
13aと、このベース部13aから裏面側へ突出する係
止爪13bとから構成されており、係止爪13bは、軟
質モールディング12の取付穴12bの径方向内方側端
面12cとホイールキャップ本体11の外径面11cに
接する基部13cと、基部13cの先端から軟質モール
ディング12の径方向内方へ屈曲してベース部13aと
の間にホイールキャップ本体11の外周縁部11aと軟
質モールディング12の内周縁部12aを挟持する先端
係止部13dとから構成されている。
12の内周縁部12aの表面側に重なる環状のベース部
13aと、このベース部13aから裏面側へ突出する係
止爪13bとから構成されており、係止爪13bは、軟
質モールディング12の取付穴12bの径方向内方側端
面12cとホイールキャップ本体11の外径面11cに
接する基部13cと、基部13cの先端から軟質モール
ディング12の径方向内方へ屈曲してベース部13aと
の間にホイールキャップ本体11の外周縁部11aと軟
質モールディング12の内周縁部12aを挟持する先端
係止部13dとから構成されている。
【0023】本実施例においても、軟質モールディング
12は、第1実施例と同様にしてホイールキャップ本体
11に確実に取り付けることができ、また、ホイールキ
ャップ本体11には穴が形成されていないため、軟質モ
ールディング12を損傷時などにホイールキャップ本体
11から取り外しても見栄えが悪くなることもない。
12は、第1実施例と同様にしてホイールキャップ本体
11に確実に取り付けることができ、また、ホイールキ
ャップ本体11には穴が形成されていないため、軟質モ
ールディング12を損傷時などにホイールキャップ本体
11から取り外しても見栄えが悪くなることもない。
【0024】次に、図5に示した第3実施例について説
明する。本実施例は、軟質モールディング22とクラン
プ部材23とを一体的に形成したものであり、第1実施
例と同じようにベース部23aと、基部23c及び先端
係止部23dからなる係止爪23bとから構成されたク
ランプ部材23が、軟質モールディング22の内周縁部
22aに組み込まれた構成になっている。このようにク
ランプ部材23と軟質モールディング22とを一体的に
形成するのは、まず、第1実施例と同様に中央部分21
bの周囲に形成されたホイールキャップ本体21の外周
縁部21aに対して所定の強さではさみ付けることがで
きる程度の硬度を持った合成樹脂でクランプ部材23を
成形し、さらにこのクランプ部材23をインサートとし
て、それよりも柔軟性のある合成樹脂材料による射出成
形を行えばよい。そうすれば、軟質モールディング22
の取付穴22bに予め係合爪23bの基部23cが挿入
された状態で両者を一体的に形成できる。
明する。本実施例は、軟質モールディング22とクラン
プ部材23とを一体的に形成したものであり、第1実施
例と同じようにベース部23aと、基部23c及び先端
係止部23dからなる係止爪23bとから構成されたク
ランプ部材23が、軟質モールディング22の内周縁部
22aに組み込まれた構成になっている。このようにク
ランプ部材23と軟質モールディング22とを一体的に
形成するのは、まず、第1実施例と同様に中央部分21
bの周囲に形成されたホイールキャップ本体21の外周
縁部21aに対して所定の強さではさみ付けることがで
きる程度の硬度を持った合成樹脂でクランプ部材23を
成形し、さらにこのクランプ部材23をインサートとし
て、それよりも柔軟性のある合成樹脂材料による射出成
形を行えばよい。そうすれば、軟質モールディング22
の取付穴22bに予め係合爪23bの基部23cが挿入
された状態で両者を一体的に形成できる。
【0025】このように構成すれば、ホイールキャップ
本体21への軟質モールディング22の取付時に軟質モ
ールディング22にクランプ部材23を組み付ける必要
がなくなるので、取付作業を簡素化することができる。
なお、この構成では、ホイールキャップ本体21への取
り付けは、軟質モールディング22を変形させながら係
合爪23bを径方向外側へ逃がしたうえで、ホイールキ
ャップ本体21の外径面21cに軟質モールディング2
2の内径面22cを嵌合させてから、ホイールキャップ
本体21の外周縁部21aに係止爪21bをはめ込むこ
とになる。
本体21への軟質モールディング22の取付時に軟質モ
ールディング22にクランプ部材23を組み付ける必要
がなくなるので、取付作業を簡素化することができる。
なお、この構成では、ホイールキャップ本体21への取
り付けは、軟質モールディング22を変形させながら係
合爪23bを径方向外側へ逃がしたうえで、ホイールキ
ャップ本体21の外径面21cに軟質モールディング2
2の内径面22cを嵌合させてから、ホイールキャップ
本体21の外周縁部21aに係止爪21bをはめ込むこ
とになる。
【0026】次に、図6及び図7に示した第4実施例に
ついて説明する。本実施例では、ホイールキャップ本体
31の外周縁部31aは、中央部分31bよりも厚肉で
あって、表面側に第1係止凸部31fが形成された形状
となっており、この第1係止凸部31fと中央部分31
bとの境界部に、周方向へ連続した溝31dが形成され
ている。また、ホイールキャップ本体31の外周縁部3
1aには、裏面側にも周方向へ連続した溝31eが形成
されており、この裏面側の溝31eは、表面側の溝31
dよりも直径の大きな円周に沿って形成されている。こ
の溝31eに対して、それよりも外周側の部分が第2係
止凸部31gとして構成されている。
ついて説明する。本実施例では、ホイールキャップ本体
31の外周縁部31aは、中央部分31bよりも厚肉で
あって、表面側に第1係止凸部31fが形成された形状
となっており、この第1係止凸部31fと中央部分31
bとの境界部に、周方向へ連続した溝31dが形成され
ている。また、ホイールキャップ本体31の外周縁部3
1aには、裏面側にも周方向へ連続した溝31eが形成
されており、この裏面側の溝31eは、表面側の溝31
dよりも直径の大きな円周に沿って形成されている。こ
の溝31eに対して、それよりも外周側の部分が第2係
止凸部31gとして構成されている。
【0027】軟質モールディング32は、第1実施例と
同様に、タイヤの変形に伴って撓む程度の柔軟性を有す
る合成樹脂材料で環状に形成されたものであって、その
内径面32cがホイールキャップ本体31の外径面31
cと嵌合するように形成され、その内周縁部32aに
は、表面から裏面へ貫通する複数の取付穴32bが形成
されている。
同様に、タイヤの変形に伴って撓む程度の柔軟性を有す
る合成樹脂材料で環状に形成されたものであって、その
内径面32cがホイールキャップ本体31の外径面31
cと嵌合するように形成され、その内周縁部32aに
は、表面から裏面へ貫通する複数の取付穴32bが形成
されている。
【0028】クランプ部材33は、ホイールキャップ本
体31の外周縁部31aの表面及び軟質モールディング
32の内周縁部32aの表面に重なる環状のベース部3
3aと、このベース部33aから裏面側へ突出する、基
部33cと先端係止部33dとからなる係止爪33bと
から構成されている。さらに、ベース部33aの径方向
内方端には、ホイールキャップ本体31の表面の溝31
dに係合する第1フック部33eが形成され、先端係止
部33dの径方向内方端には、ホイールキャップ本体3
1の裏面の溝31eに係合する第2フック33fが形成
されている。
体31の外周縁部31aの表面及び軟質モールディング
32の内周縁部32aの表面に重なる環状のベース部3
3aと、このベース部33aから裏面側へ突出する、基
部33cと先端係止部33dとからなる係止爪33bと
から構成されている。さらに、ベース部33aの径方向
内方端には、ホイールキャップ本体31の表面の溝31
dに係合する第1フック部33eが形成され、先端係止
部33dの径方向内方端には、ホイールキャップ本体3
1の裏面の溝31eに係合する第2フック33fが形成
されている。
【0029】このように構成すれば、図7に示すように
ホイールキャップ本体31の第1係止凸部31fに第1
フック部33eが係合し、第2係止凸部31gに第2フ
ック部33fが係合するので、クランプ部材33がホイ
ールキャップ本体31から外れにくくなる。したがっ
て、ホイールキャップ本体31に対して軟質モールディ
ング32をより確実に取り付けることができる。なお、
本実施例のホイールキャップ本体31は、軟質モールデ
ィング32を取り外したときに、表面側の溝31dがデ
ザイン上のポイントになるように形成されている。ま
た、裏面側の溝31eは、部分的に形成したものであっ
てもよい。
ホイールキャップ本体31の第1係止凸部31fに第1
フック部33eが係合し、第2係止凸部31gに第2フ
ック部33fが係合するので、クランプ部材33がホイ
ールキャップ本体31から外れにくくなる。したがっ
て、ホイールキャップ本体31に対して軟質モールディ
ング32をより確実に取り付けることができる。なお、
本実施例のホイールキャップ本体31は、軟質モールデ
ィング32を取り外したときに、表面側の溝31dがデ
ザイン上のポイントになるように形成されている。ま
た、裏面側の溝31eは、部分的に形成したものであっ
てもよい。
【0030】さらに、この第4実施例において、ホイー
ルキャップ本体31は、図8に示すように形成してもよ
い。つまり、溝31d,31eの代わりに、段差31
d’,31e’を形成することにより、第1、第2係止
凸部31f,31gを形成するようにしてもよい。この
ように構成しても、ホイールキャップ本体31の第1、
第2係止凸部31f,31gとクランプ部材33の第
1、第2フック部33e,33fとがかみ合うので、軟
質モールディング32をホイールキャップ本体31に確
実に取り付けることができる。また、第2係止凸部31
gは、ホイールキャップ本体31の裏面に部分的に形成
したものであってもよい。
ルキャップ本体31は、図8に示すように形成してもよ
い。つまり、溝31d,31eの代わりに、段差31
d’,31e’を形成することにより、第1、第2係止
凸部31f,31gを形成するようにしてもよい。この
ように構成しても、ホイールキャップ本体31の第1、
第2係止凸部31f,31gとクランプ部材33の第
1、第2フック部33e,33fとがかみ合うので、軟
質モールディング32をホイールキャップ本体31に確
実に取り付けることができる。また、第2係止凸部31
gは、ホイールキャップ本体31の裏面に部分的に形成
したものであってもよい。
【0031】さらに、図6から図8に示した第4実施例
では、ホイールキャップ本体31の表裏両面ともに係止
凸部31f,31gを形成し、クランプ部材のベース部
33aと先端係止部33dにフック部33e,33fを
形成しているが、係止凸部31f,31g及びフック部
33e,33fは、ホイールキャップ本体31の表面側
もしくは裏面側の片側にのみ形成してもよい。
では、ホイールキャップ本体31の表裏両面ともに係止
凸部31f,31gを形成し、クランプ部材のベース部
33aと先端係止部33dにフック部33e,33fを
形成しているが、係止凸部31f,31g及びフック部
33e,33fは、ホイールキャップ本体31の表面側
もしくは裏面側の片側にのみ形成してもよい。
【図1】 本発明の第1実施例に係るホイールキャップ
の正面図である。
の正面図である。
【図2】 ホイールキャップ本体への軟質モールディン
グの取付構造を示す部分破断斜視図である。
グの取付構造を示す部分破断斜視図である。
【図3】 図2の分解斜視図である。
【図4】 本発明の第2実施例に係るホイールキャップ
における、ホイールキャップ本体への軟質モールディン
グの取付構造を示す部分破断斜視図である。
における、ホイールキャップ本体への軟質モールディン
グの取付構造を示す部分破断斜視図である。
【図5】 本発明の第3実施例に係るホイールキャップ
における、ホイールキャップ本体への軟質モールディン
グの取付構造を示す部分破断斜視図である。
における、ホイールキャップ本体への軟質モールディン
グの取付構造を示す部分破断斜視図である。
【図6】 本発明の第4実施例に係るホイールキャップ
における、ホイールキャップ本体への軟質モールディン
グの取付構造を示す分解斜視図である。
における、ホイールキャップ本体への軟質モールディン
グの取付構造を示す分解斜視図である。
【図7】 図6に示したホイールキャップを組み立てた
状態の部分破断斜視図である。
状態の部分破断斜視図である。
【図8】 図6に示した取付構造の変形例を示す分解斜
視図である。
視図である。
1,11,21,31 ホイールキャップ本体 1a,11a,21a,31a 外周縁部 1b,11b,21b,31b 中央部分 1c,11c,21c,31c 外径面 31d,31e 溝 31d',31e' 段差 31f 第1係止凸部 31g 第2係止凸部 2,12,22,32 軟質モールディング 2a,12a,22a,32a 内周縁部 2b,12b,22b,32b 取付穴 2c,22c,32c 内径面 2d,12c 内側端面 3,13,23,33 クランプ部材 3a,13a,23a,33a ベース部 3b,13b,23b,33b 係合爪 3c,13c,23c,33c 基部 3d,13d,23d,33d 先端係止部 33e 第1フック部 33f 第2フック部
Claims (5)
- 【請求項1】 ホイールキャップ本体(1,21,31)と、該
ホイールキャップ本体(1,21,31)の外周縁部(1a,21a,31
a)に取り付けられる大略環状の軟質モールディング(2,2
2,32)とを備えた自動車用ホイールキャップにおいて、 上記軟質モールディング(2,22,32)をホイールキャップ
本体(1,21,31)に取り付けるための弾性クランプ部材(3,
23,33)を備え、 上記軟質モールディング(2,22,32)は、上記ホイールキ
ャップ本体(1,21,31)の外径面(1c,21c,31c)と嵌合する
内径面(2c,22c,32c)を有するとともに、表面から裏面へ
貫通する複数の取付穴(2b,22b,32b)を内周縁部(2a,22a,
32a)に有し、 上記クランプ部材(3,23,33)は、上記ホイールキャップ
本体(1,21,31)の外周縁部(1a,21a,31a)及び軟質モール
ディング(2,22,32)の内周縁部(2a,22a,32a)の表面側に
重なる環状のベース部(3a,23a,33a)と、該ベース部(3a,
23a,33a)から裏面側へ突出する係止爪(3b,23b,33b)とか
ら構成され、 上記係止爪(3b,23b,33b)が、上記軟質モールディング
(2,22,32)の取付穴(2b,22b,32b)に挿通する基部(3c,23
c,33c)と、該基部(3c,23c,33c)の先端から上記軟質モー
ルディング(2,22,32)の径方向内方へ屈曲して上記ベー
ス部(3a,23a,33a)との間に上記ホイールキャップ本体
(1,21,31)の外周縁部(1a,21a,31a)と軟質モールディン
グ(2,22,32)の内周縁部(2a,22a,32a)を挟持する先端係
止部(3d,23d,33d)とから構成されたことを特徴とする自
動車用ホイールキャップ。 - 【請求項2】 ホイールキャップ本体(11)と、該ホイー
ルキャップ本体(11)の外周縁部(11a)に取り付けられる
大略環状の軟質モールディング(12)とを備えた自動車用
ホイールキャップにおいて、 上記軟質モールディング(12)をホイールキャップ本体(1
1)に取り付けるための弾性クランプ部材(13)を備え、 上記軟質モールディング(12)は、上記ホイールキャップ
本体(11)の外周縁部(11a)に重なる内周縁部(12a)を有す
るとともに、表面から裏面へ貫通する複数の取付穴(12
b)をホイールキャップ本体(11)の外径面(11c)に沿う位
置に有し、 上記クランプ部材(13)は、上記軟質モールディング(12)
の内周縁部(12a)の表面側に重なる環状のベース部(13a)
と、該ベース部(13a)から裏面側へ突出する係止爪(13b)
とから構成され、 上記係止爪(13b)が、上記軟質モールディング(12)の取
付穴(12b)に挿通する基部(13c)と、該基部(13c)の先端
から上記軟質モールディング(12)の径方向内方へ屈曲し
て上記ベース部(13a)との間に上記ホイールキャップ本
体(11)の外周縁部(11a)と軟質モールディング(12)の内
周縁部(12a)を挟持する先端係止部(13d)とから構成され
たことを特徴とする自動車用ホイールキャップ。 - 【請求項3】 上記クランプ部材(33)のベース部(33a)
の径方向内方端に、上記先端係止部(33d)側へ突出する
第1フック部(33e)が形成され、 上記ホイールキャップ本体(31)の外周縁部(31a)の表面
には、上記クランプ部材(33)を該ホイールキャップ本体
(31)に取り付けた状態で上記第1フック部(33e)に径方
向外方側から接する位置に第1係止凸部(31f)が形成さ
れたことを特徴とする請求項1または2に記載の自動車
用ホイールキャップ。 - 【請求項4】 上記クランプ部材(33)の先端係止部(33
d)の径方向内方端に、上記ベース部(33a)側へ突出する
第2フック部(33f)が形成され、 上記ホイールキャップ本体(31)の外周縁部(31a)の裏面
には、上記クランプ部材(33)を該ホイールキャップ本体
(31)に取り付けた状態で第2フック部(33f)に径方向外
方側から接する位置に第2係止凸部(31g)が形成された
ことを特徴とする請求項1または2に記載の自動車用ホ
イールキャップ。 - 【請求項5】 上記軟質モールディング(22)とクランプ
部材(23)とがインサート成形により一体的に構成された
ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載
の自動車用ホイールキャップ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06927594A JP3248805B2 (ja) | 1994-04-07 | 1994-04-07 | 自動車用ホイールキャップ |
US08/418,384 US5511857A (en) | 1994-04-07 | 1995-04-07 | Wheel cap for automobile |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06927594A JP3248805B2 (ja) | 1994-04-07 | 1994-04-07 | 自動車用ホイールキャップ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07276904A true JPH07276904A (ja) | 1995-10-24 |
JP3248805B2 JP3248805B2 (ja) | 2002-01-21 |
Family
ID=13397951
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06927594A Expired - Fee Related JP3248805B2 (ja) | 1994-04-07 | 1994-04-07 | 自動車用ホイールキャップ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5511857A (ja) |
JP (1) | JP3248805B2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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USD747257S1 (en) * | 2013-02-14 | 2016-01-12 | Darren Anthony Grant Bowden | Wheel rim trim |
USD788012S1 (en) * | 2015-10-29 | 2017-05-30 | Richard D Hughes | Wheel rim extension |
FR3053633A3 (fr) | 2016-07-08 | 2018-01-12 | Michelin & Cie | Enjoliveur flexible pour roue de vehicule a siege flottant, et roue a siege flottant equipee d'un enjoliveur flexible |
USD904964S1 (en) * | 2017-12-31 | 2020-12-15 | Zalloy Automotive Limited | Wheel protector |
USD891350S1 (en) * | 2017-12-31 | 2020-07-28 | James Taqvi | Wheel protector connecting clip |
ZAA201801070S (en) * | 2018-07-13 | 2019-04-24 | Paddy¿S Pad 1201 Cc | A rim protector |
USD937743S1 (en) * | 2018-10-26 | 2021-12-07 | C.Cowles & Company | Wheel trim |
FR3091834B1 (fr) * | 2019-01-21 | 2021-11-19 | Renault Sas | Couvre-flanc aérodynamique pour pneu de roue de véhicule |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA630116A (en) * | 1961-10-31 | V. Shoemaker John | Wheel structure | |
GB680120A (en) * | 1949-08-27 | 1952-10-01 | Bluemel Brothers Ltd | Improvements in or relating to motor vehicle wheels |
US2964357A (en) * | 1956-09-25 | 1960-12-13 | Edward L Wood | Trim member for pneumatic tires and attachment means therefor |
US3048444A (en) * | 1957-11-22 | 1962-08-07 | Lyon Inc | Wheel cover |
JPS6290201A (ja) * | 1985-10-16 | 1987-04-24 | 株式会社 名南製作所 | ベニヤ単板のテンダ−処理装置 |
JPH0650901U (ja) * | 1992-11-04 | 1994-07-12 | 株式会社東海理化電機製作所 | 自動車用ホイールカバー |
-
1994
- 1994-04-07 JP JP06927594A patent/JP3248805B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1995
- 1995-04-07 US US08/418,384 patent/US5511857A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3248805B2 (ja) | 2002-01-21 |
US5511857A (en) | 1996-04-30 |
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