JPH07276134A - パイプ供給装置、パイプ切断装置、パイプ端面加工装置及び自動パイプ切断加工装置 - Google Patents

パイプ供給装置、パイプ切断装置、パイプ端面加工装置及び自動パイプ切断加工装置

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JPH07276134A
JPH07276134A JP8777794A JP8777794A JPH07276134A JP H07276134 A JPH07276134 A JP H07276134A JP 8777794 A JP8777794 A JP 8777794A JP 8777794 A JP8777794 A JP 8777794A JP H07276134 A JPH07276134 A JP H07276134A
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JP
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pipe
cutting
receiving
passage
moving
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JP8777794A
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English (en)
Inventor
Tadashi Kojima
正 小島
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Sumitomo Riko Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Riko Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡易な装置により、パイプの自動的な供給、
所望の長さの切断、自動的な端面処理を行う。 【構成】 パイプ供給台10上にパイプを載置し搬送す
るチェーン17が設けられており、パイプ供給台前側か
ら上部にかけて設けたパイプ振り分け部20によって、
パイプ供給板25に貯められたパイプが自動的にチェー
ンに供給される。パイプ切断装置30に送られたパイプ
は、切断長さがパイプ切断長規定装置40のパイプ受け
止め部の位置を調節することによって自由に調整され
る。所望の長さに調整され切断されたパイプは、パイプ
把持部によってパイプ端面加工装置50に自動的に送ら
れる。パイプ端面加工装置では、パイプの両端面のバリ
等が左右のバフ部58a,58bによって自動的に除去
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パイプ供給装置、パイ
プ切断装置、パイプ端面加工装置及び自動パイプ切断加
工装置に係り、特にそれらの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばパイプ切断装置やパイプ加
工装置用としてパイプを整列して供給するパイプ供給装
置は、パイプ配列台にパイプを1本ずつ配列していた。
また、従来のパイプ切断装置は、切断可能領域が切断長
さ150mm前後を境界として、パイプを150mm以
下の長さに切断するタイプの機械と、それ以上の長さを
切断するタイプの機械に分けられており、また、パイプ
1本ずつを切断するものであった。そして、上記パイプ
切断装置は、切断不能となるいわゆる破尺パイプ長は最
低でも300mm程度の長さが必要であった。また、従
来、切断されたパイプの端面を加工するパイプ端面加工
装置としては、切断と同時に端面処理が可能なNC旋盤
装置が用いられていた。そして、従来、長尺パイプを所
望の寸法に切断し端面のバリ等を除去する自動パイプ切
断加工装置は、1本ずつ供給されたパイプを切断し、切
断したパイプの端面をNC旋盤等により片面ずつバリ取
りを行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記パイプ供
給装置においては、パイプの供給が1本ずつであるた
め、その後の切断工程等の作業性も制限され、生産性が
悪く、これを解消するためには複数の供給装置が必要と
され、設備費用が高価になるという問題があった。ま
た、上記パイプ切断装置においては、切断長の領域が機
械によって限られるため、例えば45mm〜400mm
のような広い範囲の長さの切断を行おうとするときは、
1台の機械で全範囲の切断を行うことが出来ず、少なく
とも2種類の機械を用意する必要があるという問題があ
る。また、上記パイプ切断装置は、破尺パイプ長をパイ
プ切断設定長以下にすることを必ずしも行うことが出来
ず、破尺最小長が300mm程度にもなるという非常な
無駄があった。
【0004】さらに、パイプの端面処理にNC旋盤装置
を使用する場合には、端面が非常に精度よく処理される
という利点はあるが、パイプの両面を同時に処理するこ
とが出来ず、連続的にパイプ両端を処理したい場合に
は、2台のNC旋盤装置が必要になり装置コストが非常
に高価になるという問題がある。特に、例えば端面はバ
リを除去するのみの簡単な処理でよい場合に、高価なN
C旋盤装置を用いることなく簡易かつ安価な装置の使用
が望まれている。そして、パイプを自動的に供給し、切
断し、その端面のバリ等の除去を行う自動パイプ切断加
工装置いおいては、上記各部分の問題が解消され、複数
のパイプを連続的に供給し、複数本をまとめて切断でき
かつ広い範囲の切断長さに対応でき、かつ切断されたパ
イプの端面のバリ等の除去を迅速かつ安価に行うことが
出来る装置が望まれている。
【0005】本発明は、上記した問題を解決しようとす
るもので、パイプ載置台上に複数のパイプを連続的かつ
規則的に供給するパイプ供給装置を提供することを目的
とし、複数のパイプを連続的に切断すると共に破尺の長
さを短くしつつ広い範囲の切断長さに対応することが出
来るパイプ切断装置を提供することを目的とし、さらに
切断されたパイプの両端のバリ等の除去を迅速かつ安価
に行うパイプ端面処理装置を提供することを目的とす
る。そして、複数のパイプを連続的に供給し、そのパイ
プを連続的にかつ広い範囲の切断長さに切断すると共に
破尺長を短くし、かつ切断されたパイプの端面を迅速か
つ安価に処理することができる自動パイプ切断加工装置
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、上記請求項1に係る発明の構成上の特徴は、長辺方
向に平行に設けた複数のパイプ配置部を有するパイプ配
列台上に複数のパイプを供給するパイプ供給装置であっ
て、パイプ配列台の長辺側の一端に設けられ、同パイプ
配列台に平行かつ外端が上方に向けて傾斜した板状のパ
イプ整列部と、パイプ整列部の下端から上方に延びた垂
直通路部と、垂直通路部の下端に位置するパイプを上端
に押し上げる押上部材と、垂直通路の上端からパイプ配
列台の他端方向に下方に向けて傾斜した傾斜通路部と、
傾斜通路部のパイプ配置部の上方に設けられた複数のパ
イプ落下部と、各パイプ落下部の間の上端位置に設けら
れて、直前のパイプ落下部の閉鎖及び直上の傾斜通路部
の閉鎖の切り替えを行うシャッタ部材と、各パイプ落下
部上の傾斜通路部に設けたパイプ通過検出手段と、傾斜
通路部を落下するパイプを最後に検出したパイプ通過検
出手段の直前に位置するシャッタ部材を移動させて、パ
イプ落下部の閉鎖状態から傾斜通路部の閉鎖状態に切り
替える傾斜通路部閉鎖切り替え制御手段と、一端近傍の
パイプ通過検出手段によるパイプ検出が最後のパイプ検
出であるときに、そのパイプ検出結果に応じて傾斜通路
部を閉鎖している全てのシャッタ部材を移動させて各パ
イプ落下部の上端を閉鎖状態にさせるパイプ落下部閉鎖
切り替え制御手段とを設けたことにある。
【0007】また、上記請求項2に係る発明の構成上の
特徴は、前記請求項1に記載のパイプ供給装置におい
て、パイプ配置部をパイプ配列台の長辺方向に移動可能
にしたことにある。
【0008】また、上記請求項3に係る発明の構成上の
特徴は、被切断用パイプを載置しパイプ保持部により保
持するパイプ切断部と、パイプ切断部のパイプ排出端側
から所定長さ延出したパイプの先端を受け止めるパイプ
受け止め部と、パイプ受け止め部によるパイプの受け止
めを検出するパイプ検出手段と、パイプ受け止め部のパ
イプ受け止め位置を調節するパイプ受け止め位置調節手
段と、パイプ検出手段による検出結果を受けて、パイプ
切断部に保持されたパイプを切断部材により切断させる
切断制御手段と、パイプ受け止め部をパイプ受け止め位
置と所定の下方位置との間を移動させるパイプ受け止め
部上下動制御手段と、パイプ受け止め部の上部に設けら
れ、同パイプ受け止め部と一体となって上下動する切断
パイプ把持部と、パイプ受け止め部が下方位置に移動し
たとき、パイプ把持部を切断部方向のパイプ把持位置に
移動させてパイプ端を把持させ、またパイプを把持した
同パイプ把持部を元の位置に戻すパイプ把持部駆動制御
手段と、パイプ把持部が元の位置へ戻された後に、同パ
イプ把持部を切断パイプ処理位置に移動させるパイプ把
持部移動制御手段とを設けたことにある。
【0009】また、上記請求項4に係る発明の構成上の
特徴は、前記請求項3に記載のパイプ切断装置におい
て、パイプ検出手段によりパイプ受け止めを検出しない
とき、パイプ受け止め部を切断部の反対側に移動させる
パイプ受け止め部移動手段を設けたことにある。
【0010】また、上記請求項5に係る発明の構成上の
特徴は、所定方向に移動するパイプ搬送路に、移動方向
に直角にパイプを両端が突出した状態で載置する複数の
パイプ載置部を設けたパイプ搬送部と、パイプ搬送路の
両側に設けられ、パイプ載置部から突出したパイプの各
端面の仕上げ加工を行う一対の端面仕上げ部材と、一対
の端面仕上げ部材の各反対側のパイプ搬送路の上部に設
けたパイプ押え部材とを備えたことにある。
【0011】また、上記請求項6に係る発明の構成上の
特徴は、前記請求項5に記載のパイプ端面仕上げ装置に
おいて、パイプ搬送部の幅を調節可能にするパイプ搬送
部幅調節手段を設けたことにある。
【0012】また、上記請求項7に係る発明の構成上の
特徴は、複数のパイプを長辺方向に整列配置する複数の
パイプ配置部を有するパイプ配列台と、パイプ配置部を
長辺方向に移動させるパイプ配置部移動手段と、パイプ
配列台の長辺側の一端に設けられ、同パイプ配列台に平
行かつ外端が上方に向けて傾斜した板状のパイプ整列部
と、パイプ整列部の下端から上方に延びた垂直通路部
と、垂直通路部の下端に位置するパイプを上端に押し上
げる押上部材と、垂直通路の上端からパイプ配列台の他
端方向に下方に向けて傾斜した傾斜通路部と、傾斜通路
部のパイプ配置部の上方に設けた複数のパイプ落下部
と、各パイプ落下部の上端の間に設けられ直前のパイプ
落下部の閉鎖及び直上の傾斜通路部の閉鎖の切り替えを
行うシャッタ部材と、各パイプ落下部上の傾斜通路部に
設けたパイプ通過検出手段と、傾斜通路部を落下するパ
イプを最後に検出したパイプ通過検出手段の直前に位置
するシャッタ部材を移動させて、パイプ落下部の閉鎖状
態から傾斜通路部の閉鎖状態に切り替える通路部閉鎖切
り替え制御手段と、一端近傍のパイプ通過検出手段によ
るパイプ検出が最後のパイプ検出であるときに、そのパ
イプ検出結果に応じて傾斜通路部を閉鎖している全ての
シャッタ部材を移動させて各パイプ落下部の上端を閉鎖
状態にさせるパイプ落下部閉鎖切り替え制御手段と、パ
イプ配列台に近接して設けられパイプ配置部移動手段に
より供給されたパイプを載置しパイプ保持部により保持
するパイプ切断部と、パイプ切断部のパイプ排出端側か
ら延出したパイプの先端を受け止めるパイプ受け止め部
と、パイプ受け止め部によるパイプの受け止めを検出す
るパイプ検出手段と、パイプ受け止め部のパイプ受け止
め位置を調節するパイプ受け止め位置調節手段と、パイ
プ検出手段による検出結果を受けて、パイプ切断部上に
保持されたパイプを切断部材により切断させる切断制御
手段と、パイプ受け止め部をパイプ受け止め位置と所定
の下方位置との間を移動させるパイプ受け止め部上下動
制御手段と、パイプ受け止め部の上部に設けられ、同パ
イプ受け止め部と一体となって上下動する切断パイプ把
持部と、パイプ受け止め部が下方位置に移動したとき、
パイプ把持部を切断部方向のパイプ把持位置に移動させ
てパイプ端を把持させ、またパイプを把持した同パイプ
把持部を元の位置に戻すパイプ把持部駆動制御手段と、
所定方向に移動するパイプ搬送路に移動方向に直角にパ
イプを両端が突出した状態で載置する複数のパイプ載置
部を設けたパイプ搬送部と、パイプ把持部が元の位置へ
戻された後に、パイプ把持部をパイプ載置部上に移動さ
せてパイプを供給するパイプ把持部移動制御手段と、パ
イプ搬送路の両側に設けられパイプ載置部から突出した
パイプの各端面の仕上げ加工を行う一対の端面仕上げ部
材と、一対の端面仕上げ部材の各反対側のパイプ搬送路
の上部に設けられたパイプ押え部材とを設けたことにあ
る。
【0013】また、上記請求項8に係る発明の構成上の
特徴は、前記請求項7に記載の自動パイプ切断加工装置
において、パイプ検出手段によりパイプ受け止めを検出
しないとき、パイプ受け止め部を切断部の反対側に移動
させるパイプ受け止め部移動手段を設けたことにある。
【0014】また、上記請求項9に係る発明の構成上の
特徴は、前記請求項7または請求項8に記載の自動パイ
プ切断加工装置において、パイプ搬送部の幅を調節可能
にするパイプ搬送部幅調節手段を設けたことにある。
【0015】
【発明の作用・効果】上記のように構成した請求項1に
係る発明においては、パイプ整列部に供給されたパイプ
の内の下端に位置するパイプが、押上部材によって垂直
通路部の上端に押し上げられ、垂直通路部に続くパイプ
振り分け部の傾斜通路部に流れ込む。最初に傾斜通路部
に流れ込んだパイプは、傾斜通路部のパイプ配列台他端
側に設けられたパイプ通過検出手段によって最後に検出
され、その直後に位置するパイプ落下部から落下してそ
の下に位置するパイプ配列台のパイプ配置部に配置され
る。そして、パイプ通過検出手段の直前のシャッタ部材
が傾斜通路部閉鎖切り替え制御手段の制御下にて閉鎖し
ていた直前のパイプ落下部を開放すると共に直上の傾斜
通路部を閉鎖する。上記パイプ通過検出手段によるパイ
プ検出後、押上部材により2番目のパイプが垂直通路上
端に押し上げられ、傾斜通路部に流れ込み、パイプ配列
台の他端から2番目のパイプ通過検出手段によって検出
される。そして、その直後のシャッタ部材によって開放
されたパイプ落下部から落下してその下のパイプ配置部
に配置される。さらに、後端から2番目のパイプ通過検
出手段の直前のシャッタ部材が傾斜通路部閉鎖切り替え
制御手段の制御下にて閉鎖していた直前のパイプ落下部
を開放すると共に直上の傾斜通路部を閉鎖する。
【0016】以上の動作の繰り返しにより、パイプ振り
分け部によって複数のパイプがパイプ配列台上のパイプ
配置部に自動的に供給される。そして、傾斜通路部のパ
イプ配列台の一端側に設けたパイプ通過検出手段によっ
て最後に検出されたパイプが、その直後に位置するパイ
プ落下部から落下すると、パイプ落下部閉鎖切り替え制
御手段の制御下にて傾斜通路部を閉鎖する全てのシャッ
タ部材が移動して、傾斜通路部を開放すると共にパイプ
落下部を閉鎖して、傾斜通路部を初期状態に戻し、パイ
プの供給動作を終了する。以上に説明したように、請求
項1に係る発明によれば、複数のパイプを自動的にパイ
プ配列台の所定のパイプ配置部に供給することができ、
パイプ配列の時間短縮と省力化を実現することができ
る。
【0017】また、上記のように構成した請求項2に係
る発明においては、パイプ配置部をチェーン等の回転移
動部材として、パイプ載置台の長辺方向に移動可能にし
たことにより、供給したパイプを他の場所に自動的に移
動させることができるので、例えばパイプ切断装置等の
設けられた目的の場所に連続的なパイプ供給を行うこと
ができる。
【0018】また、上記のように構成した請求項3に係
る発明においては、パイプをパイプ切断部のパイプ排出
端から押し出すことにより、パイプ先端が切断長さを規
定するパイプ受け止め部に受け止められ、かつパイプ検
出手段により検出されて、パイプは定められた長さに止
められる。そして、切断制御手段の制御下にて切断部材
によるパイプの切断が開始され、パイプ受け止め部上下
動制御手段によりパイプ受け止め部がパイプ受け止め位
置から下方位置に移動する。さらに、パイプ受け止め部
の上部に設けられたパイプ把持部が、パイプ把持部駆動
制御手段の制御下にてパイプ把持位置に移動し、パイプ
を把持する。そして、パイプ切断終了後にパイプ把持部
は元の位置に戻され、パイプ受け止め部はパイプ受け止
め位置に戻される。その後、新たに切断部のパイプ排出
端部からパイプが押し出され、次のパイプ切断動作が行
われる。一方、パイプを把持したパイプ把持部は、パイ
プ把持部移動制御手段により上記パイプ切断動作とは別
個に切断パイプ処理位置に移動され処理される。そし
て、パイプ把持部は、その後パイプ把持部移動制御手段
によりパイプ受け止め部上に戻される。 そして、被切
断パイプの残りが切断長さより短くなると、パイプをパ
イプ排出端部から押し出すことによりパイプ破尺として
放棄される。以上に説明したように、上記請求項3に係
る発明によれば、複数のパイプの切断長さの規定、切
断、切断されたパイプの排出が自動的に行われ、パイプ
切断処理の工程を効率よく行うことができ、生産性を高
めると共にパイプの切断コストを低減させることが出来
る。また、パイプ切断長さをパイプ受け止め位置調節手
段により自在に調整可能なので、広い範囲の切断長さに
対応可能であり、パイプ切断装置の汎用性が高められ
る。さらに、いわゆる破尺パイプ長を少なくとも切断パ
イプ長より短くすることができるので、パイプの無駄な
廃棄を避けることができる。
【0019】また、上記のように構成した請求項4に係
る発明においては、残りのパイプが規定の切断長さにわ
ずかに足りないような場合に、規格外れのパイプがパイ
プ排出端側から押し出されたときに、パイプ受け止め部
がパイプ切断部の反対側に移動しているので、パイプが
パイプ受け止め部に当たって排出の動きが止められるこ
とがない。その結果、寸法不足のパイプがパイプ受け部
に邪魔されることなく、パイプ破尺として円滑に放棄さ
れる。
【0020】また、上記のように構成した請求項5に係
る発明においては、パイプ載置部に載置されたパイプ
は、パイプ搬送路の移動に伴ってその外側に沿った位置
に設けた第1の端面仕上げ部材により一端面が仕上げ加
工され、続いて第2の端面仕上げ部材により他端面が仕
上げ加工される。すなわち、請求項5に係る発明によれ
ば、簡易な構成により切断されたパイプの両端面を一括
して仕上げることができ、仕上げ時間の短縮と仕上げコ
ストの低減を図ることができる。また、端面仕上げ時
に、パイプの各端部はパイプ押え部材により軽く押さえ
られているので、パイプ端部の跳ね上がりが防止される
と共に両端面仕上げ部材との接触によりパイプに回転が
与えられ、端面仕上げが均一に行われる。さらに、端面
仕上げ部材として例えば回転バフ部材等の簡易な部材を
用いることにより、高価なNC旋盤装置を使用する必要
がないので、製造設備のコストダウンを実現することが
出来る。
【0021】また、上記のように構成した請求項6に係
る発明においては、パイプ搬送部幅調節装置によりパイ
プ搬送部の幅を調節することができるので、長さの異な
る切断パイプに自在に対応することができる。
【0022】また、上記のように構成した請求項7に係
る発明においては、上記請求項1に記載のパイプ供給装
置により自動的に供給した複数のパイプを、上記請求項
3に係るパイプ切断装置により切断し、切断したパイプ
を上記請求項5に係るパイプ端面仕上げ装置により自動
的に両端を一括して仕上げるようにした。その結果、上
記した請求項1、請求項3及び請求項5に係る作用効果
を得ることができ、パイプの供給から切断及び端面仕上
げを連続的に行うことができるので、作業の省力化を実
現でき、切断パイプの製造コストを低減させることが出
来る。
【0023】また、上記のように構成した請求項8に係
る発明においては、上記請求項7に係る自動パイプ切断
加工装置において、寸法不足で規格外れのパイプがパイ
プ排出端側から押し出されたときに、パイプ受け止め部
に邪魔されることなく、パイプ破尺として円滑に放棄さ
れる。
【0024】また、上記のように構成した請求項9に係
る発明においては、パイプ搬送部幅調節装置によりパイ
プ搬送部の幅を調節することができるので、切断装置で
種々の長さに切断された切断パイプの端面仕上げに自在
に対応することができる。
【0025】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明
すると、図1及び図2は、同実施例に係る自動パイプ切
断加工装置を平面図及び正面断面図により概略的に示し
たものである。自動パイプ切断加工装置は、パイプ供給
台10と、パイプ供給台10に設けられたパイプ供給装
置20と、パイプ供給台10の右端に連続して設けられ
たパイプ切断装置30と、パイプ切断装置30の後方に
連続して設けられたパイプ端面加工装置50及びパイプ
供給台10の下部に設けられたこれら各装置の動作を制
御する電気制御装置60とを備えている。
【0026】パイプ供給台10は、図2に示すように、
前後一対で合わせて4対の鉄製の支柱11a〜11dを
設けており、支柱11a〜11dの下端には、これら支
柱間に設けられた鉄材により長方形の下部枠組12が形
成されている。また、各支柱11a〜11dの上端に
は、支柱間及び両端側の支柱の外側に向けて延びた鉄材
により上部枠組13が設けられている。各支柱11a〜
11dは、その下端に高さ調整用の脚を設けている。上
部枠組13の一部には、図2に示すように、チェーン配
設部14が固定されている。チェーン配設部14は、図
3に示すように、断面が長方形状の枠14aを設けてお
り、枠14aの上面には3個のパイプ落下口14bが設
けられている。枠14a内のパイプ落下口14bとの対
応位置には3本のチェーン支持部14cが立設されてい
る。
【0027】上部枠組13の両端近傍位置には、図示し
ない支持部に回転自在に支持された回転軸が設けられ、
回転軸には前後方向に各々3個ずつのスプロケット15
a,15bが設けられている。また、上部枠組13の両
端支柱11a,11d位置には、枠組13を挟んで上部
に2個及び下部に1個の計3個のスプロケットの組16
a,16bが、逆正三角形位置に前後に各3組設けられ
ている。これら各組の各8個のスプロケットには、チェ
ーン17が各1本巻装されている。このチェーン17
は、両側部に、図3に示すように、パイプPを支持する
突起17aが設けられている。そして、スプロケットの
組16a,16bの内の下側スプロケットの回転軸は各
々電動モータ18の軸に直結されており、電動モータ1
8の正転または逆転により、回転軸を回転させてチェー
ン17を右方向又は左方向に移動させるようになってい
る。各チェーン17は、初期の停止状態にてその左端に
パイプ押圧部材19が取り付けられている。そして、上
部枠組13の左端位置には、上記パイプ押圧部材19が
チェーン左端に在ることを検出するチェーン初期位置検
出センサ19aが設けられている。
【0028】そして、パイプ供給台10の第2番目と第
3番目の支柱位置及びその中間位置には、各々パイプ供
給装置20のパイプ振り分け部21が設けられている。
パイプ振り分け部21は、図4に示すように、上端枠組
13及びチェーン配設部14に垂直に立設されたパイプ
を誘導する3枚の部分からなる振り分け通路板21a
と、振り分け通路板21aの上部に所定の間隔のパイプ
通路21cを隔てた通路形成板21bとを設けている。
パイプ通路21cは、所定高さで前側から後側に向けて
下方に傾斜して設けられている。そして、第1及び第2
振り分け通路板21a1,21a2間、第2及び第3振
り分け通路板21a2,21a3間及び第3振り分け通
路板21a3と通路形成板21bの垂直部分間には、下
側に向けた3本のパイプ落下通路21d1〜21d3が
設けられている。第2及び第3の振り分け通路板21a
2,21a3の上端には、第1シャッタ部材22a及び
第2シャッタ部材22bが、各振り分け通路板を垂直に
貫通しかつ回転自在に設けた回転軸22a1,22b1
に固定して設けられており、回転軸22a1,22b1
の回転により正転又は逆転するようになっている。回転
軸22a1,22b1は、図2に示すように、上部枠部
材13の左端に設けた回転駆動装置27に接続されてい
る。回転駆動装置27は、図5に示すように、前後端に
設けたエアシリンダ27a,27bにより、回転軸22
a1,22b1の左端に設けた支持片27a1,27b
1を前後に移動させることにより、回転軸22a1,2
2b1を回動させるものである。そして、各シャッタ部
材22a,22bは、通常その直前に位置するパイプ落
下通路21d1,21d2を閉鎖してパイプ通路21c
を連続させており、回転軸22a1,22b1の回動に
より、図4に示す時計方向に回動し、パイプ落下通路2
1d1,21d2を開放すると共に各々直上のパイプ通
路21cを閉鎖するようになっている。通路形成板21
bのパイプ落下通路21d1〜21d3上の直前位置に
は、第1、第2及び第3のパイプ通過センサ23a〜2
3cが、前方から順に設けられており、パイプ通過路2
1cをパイプPが通過したとき、これを検出してパイプ
通過信号を出力する。
【0029】通路形成板21bの前端には、パイプ供給
通路形成板24が設けられており、パイプ供給通路形成
板24の下端は前方上方を向いている。パイプ供給通路
形成板24は、第1振り分け通路板21a1の前端との
間に、垂直供給通路24aを設けている。また、パイプ
供給台10の前端縁の支柱11aと支柱11d間には、
パイプ供給通路形成板24の下端に平行に上方に傾斜し
たパイプ供給板25が設けられている。そして、パイプ
供給板25とパイプ供給通路形成板24との間は、略パ
イプの外径よりやや大きな隙間25aが設けられ、パイ
プ供給板25に投入された複数のパイプは、この隙間部
分で一列に整列される。また、パイプ供給通路形成板2
4の下端からパイプ5本分隔てた位置にはパイプ貯留検
出センサ24cが設けられており、パイプ供給板25上
にパイプが貯留されているか否かを検出するようになっ
ている。パイプ供給板25の上記垂直供給通路24の直
下位置には、開口部25bが設けられており、エアシリ
ンダ26の軸26aの上端に設けた押上棒26bの先端
が位置している。そして、押上棒26bは、エアシリン
ダ26に駆動されて上下動し、パイプ供給板25の下端
位置にあるパイプを垂直供給通路24aの上端位置に押
し上げ、垂直供給路24aの上端に続くパイプ振り分け
部21に供給する。
【0030】パイプ切断装置30は、図1及び図2に示
すように、支持台31上の左前側に油圧ユニットボック
ス32を設け、左後側に切断ユニット部33を設けてい
る。切断ユニット部33は、支持ボックス34を設けて
おり、支持ボックス34の上部空間には、図1及び図2
に示すように、上記パイプ供給台10の右端の一部が配
置されており、パイプ供給台10の右端側のスプロケッ
ト15b及びパイプ搬送用チェーン17が設けられてい
る。そして、支持ボックス34上の右端側には、回転軸
に近接して切断用台35が設けられている。切断用台3
5上の左端側には、図6に示すように、パイプ供給台1
0のチェーン17の高さに対応してパイプの通路を形成
すると共にパイプをクランプする左クランプ部35aが
設けられている。また、切断用台35の右端側には、左
クランプ部35aに対応して右クランプ部35bが設け
られている。そして、左クランプ部35a及び右クラン
プ部35bは、各々切断用台35内に設けた油圧シリン
ダ35a1,35b1によってクランプ及びクランプ解
除が行われる。右クランプ部35bの上部には、パイプ
先端が切断用台35右端に達したことを検出するパイプ
供給検出センサ36が設けられている。左クランプ部3
5aと右クランプ部35bの間は、後述する切断刃37
cが通過する切断空間になっており、パイプPが両クラ
ンプ部35a,35bによって固定された状態で、切断
刃37cによるパイプの切断が行われるようになってい
る。
【0031】そして、切断ユニット部33は、図8に示
すように、支持ボックス34上の前後に立設された2本
の支柱34a,34bにより支持された切断駆動部37
を設けている。切断駆動部37は、油圧シリンダ37a
の軸に固定され、油圧シリンダ37aによって上下する
電動モータ37bを設けており、電動モータ37bの回
転軸に円形のダイヤモンドブレード等の切断刃37cが
取り付けられている。
【0032】そして、支持ボックス34の右側部には、
図6に示すように、初切りストッパ39が設けられてお
り、下側のエアシリンダ39aの駆動により、右クラン
プ部35bのパイプ排出口35b2の開閉を行うように
なっている。初切りストッパ39は、未切断のパイプの
先端が切断用台35に供給されるときに、パイプ排出口
35b2を閉鎖し、廃棄する初切り部分の切断が行われ
た後にパイプ排出口35b2を開放し、初切り部分を落
下させて廃棄するものである。
【0033】支持台31上の右側には、図2に示すよう
に、パイプ切断長規定装置40を載置する右支持ボック
ス40aが設けられている。右支持ボックス40a上に
は、図6に示すように、パイプ切断長さを調整する調整
台41が設けられており、調整台41は下側のスライド
ネジ41aによって左右方向に可動になっており、上記
切断ユニット部33からの距離が調整できるようになっ
ている。スライドネジ41aの駆動は、図1の右端に示
す駆動装置41a1によって行われるようになってい
る。調整台41には、位置調節機構42が設けられてい
る。位置調節機構42は、横移動板部材43aがその下
面に設けた図示しない線状凸部を調整台41に設けた図
示しない溝に摺動可能に嵌合して配設されている。そし
て、調整台41の右端にエアシリンダ43bが設けられ
ており、エアシリンダ43bの駆動により、横移動板部
材43aは、左右方向に移動するようになっている。
【0034】そして、横移動板部材43aの左端部の下
側面には、図6に示すように、エアシリンダ44aが設
けられており、上方に突出した軸44a1が、パイプ受
け止め部44を支持している。パイプ受け止め部44
は、支持台44bを設けており、支持台44b上にパイ
プストッパ支持ボックス44cが立設されている。パイ
プストッパ支持ボックス44cには、同支持ボックスを
左右に貫通して、パイプストッパ44dが設けられてい
る。パイプストッパ44dは、コイルバネ44d1によ
って左方向に付勢されており、左端のパイプ接触面がパ
イプPによって押されたとき、その衝撃力を弱めるため
に、右方向に最大で3〜5mm程度移動可能なようにな
っている。そして、支持台44bの右端には、パイプの
供給を検出するパイプ端面検出センサ44eが設けられ
ており、パイプストッパ44dがバネの付勢力に抗して
右端へ達したとき、これを検出することにより、パイプ
Pの供給を判定するようになっている。
【0035】パイプストッパ支持ボックス44cの上面
には、パイプ把持部支持台44fが設けられている。パ
イプ把持部支持台44fは、切断ユニット部33の右側
から後方のパイプ端面仕上げ装置50の後述するパイプ
送り部52の前端位置にまで延びており、その上面中央
部には、前後方向に線状凸部44f1を設けている。パ
イプ把持部支持台44f上には、縦移動板部材45が、
その底面に設けた線状溝をパイプ把持部支持台44fの
線状凸部に嵌合して設けられている。縦移動板部材45
の前端には、図7に示すように、支持ボックス40a上
に設けた図示しない支柱により支持されて配置されたエ
アシリンダ45aの軸の先端が固定されており、縦移動
板部材45は、このエアシリンダ45aの駆動によって
前後方向に移動するようになっている。縦移動板部材4
5の右端にはエアシリンダ支持板45bが垂直に設けら
れており、その右側面にはエアシリンダ45cが固定さ
れている。
【0036】縦移動板部材45の上面には、パイプ把持
部46が、その底面に設けた図示しない線状溝を縦移動
板部材45の図示しない線状凸部に嵌合して設けられて
いる。パイプ把持部46は右端及び前後側に垂直板46
aを設けており、右端の垂直板には、上記エアシリンダ
45cの軸が固定されており、パイプ把持部46は、エ
アシリンダ45cによって左右方向への移動が可能にな
っている。右端垂直板46a上には、図6に示すよう
に、3個のパイプ把持部材46bを駆動する3個のエア
シリンダ46cが設けられている。パイプ把持部材46
bは、図6に示すように、挟持片46b1と支持片46
b2とを略直角に連結させてなり、連結部分が軸46b
3に固定されており、軸46b3はパイプ把持部46の
前後側垂直板46aに回動可能に取り付けられている。
そして、支持片46b2の上端は、エアシリンダ46c
の軸の先端に回動可能に取り付けられている。挟持片4
6b1の下側には、パイプ受け部46dが設けられてい
る。そして、エアシリンダ46cの作動により、支持片
46b2が押され、挟持片46b1が軸46b3を中心
として回動し、パイプ受け部46d上のパイプPを挟ん
で把持する。
【0037】パイプ端面加工装置50は、図8〜図10
に示すように、支持ボックス51上にパイプ送り部52
を設けている。パイプ送り部52は、左右2枚の支持板
53a,53bが立設されており、左支持板53aは支
持ボックス51上に固定されている。左支持板53aの
内側左端位置には、パイプ把持部検出スイッチ52aが
設けられており、パイプ把持部46のパイプ端面加工装
置側への移動を検出する。右支持板53bは、前後中央
位置に設けたスライドネジ54によって横方向位置(図
9に示す矢印F方向)が調節されるようになっている。
また、左右支持板53a,53bの後端の下側には、加
工済みパイプの収容箱53cが設けられている。
【0038】両支持板53a,53bの両端には、図9
に示すように、回転軸55a,55bが左右方向に水平
にかつ回転自在に取り付けられている。そして、後側の
回転軸55bは、電動モータ55b1により駆動される
ようになっている。回転軸55a,55bの両支持板5
3a,53b近傍位置には、図10に示すように、各々
一対のスプロケット53a1,53b1が取り付けられ
ており、スプロケット53a1,53b1にはチェーン
56a,56bが巻装されている。チェーン56a,5
6bには、上記パイプ切断装置30におけるパイプの間
隔に合わせた3個1組のパイプ載置部57がチェーン5
6a,56bの全周に等間隔で複数組設けられている。
チェーン56a,56bの動きは、図9に示す1ピッチ
(1p)を動いた後、一定時間停止する周期で行われ
る。そして、チェーン56a,56bの停止時に、前端
側に停止するパイプ載置部57上に、上記切断部から移
動したパイプ把持部46が、パイプ載置部57上で停止
し、把持したパイプを載置させるようになっている。
【0039】左支持板53aの左側面の後方位置には、
左バフ部58aが設けられており、また、右支持板53
bの右側面の前後中央部分に、右バフ部58bが設けら
れている。各バフ部58a,58bは、円筒形のワイヤ
バフを設けており、各支持板53a,53bに設けた図
示しないブラケットに支持された回転軸58a1,58
b1にワイヤバフを取り付けることにより回転自在に支
持されている。各バフ部58a,58bは、図1に示す
ように、前方に向けて延びた回転軸58a1,58b1
の先端が電動モータ58a2,58b2の軸にベルト掛
けされており、電動モータ58a2,58b2の駆動に
より回転するようになっている。そして、右バフ部58
bと対向する左支持板53a位置には、図9に示すよう
に、左パイプ押え部59aが設けられている。また、左
バフ部58aと対向する右支持板53b部分にも、同様
に右パイプ押え部59bが設けられている。左パイプ押
え部59aは、図10に示すように、左支持板53aに
取り付けられた支持部59a1と、支持部59a1に2
本の軸によって上下動可能に水平に支持されパイプPに
直接接触する接触部59a2とを設けている。接触部5
9a2は、鉄製の厚板部S1の底面にプラスチック製の
薄いクッション部S2を設けている。右押え部59bも
同様に構成されている。
【0040】次に、上記のように構成した自動パイプ切
断加工装置を電気的に制御する電気制御装置60につい
て説明すると、図11は同装置の電気回路構成を示して
いる。この電気制御装置60は、マイクロコンピュータ
等により構成された制御回路61を設けており、制御回
路61は、図12〜14に示すフローチャートに対応し
たパイプ供給プログラム及びパイプ切断プログラムを実
行すると共に、図15に示す切断パイプ排出インターラ
プトプログラムを割り込み実行するものである。この制
御回路61の入力側には、上記パイプ貯留検出センサ2
4c,チェーン初期位置検出センサ19a、第1〜第3
パイプ通過センサ23a〜23c、パイプ供給検出セン
サ36、切断終了検出センサ37d、パイプ端面検出セ
ンサ44e、パイプ把持部検出センサ52aが接続され
ている。これら各センサは、近接スイッチであり、例え
ば磁気センサ、光電センサ等が用いられる。また、制御
回路61の出力側には、上記第1電動モータ18、第1
及び第2シャッタ部材22a,22bのエアシリンダ2
7a,27b、押上棒26bのエアシリンダ26、左ク
ランプ部35a及び右クランプ部35bの油圧シリンダ
35a1,35b1、切断駆動部37の油圧シリンダ3
7a、初切りストッパ39のエアシリンダ39a、横移
動板部材43aのエアシリンダ43b、パイプ受け止め
部44のエアシリンダ44a、縦移動板部材45のエア
シリンダ45a、パイプ把持部46のエアシリンダ45
c、パイプ把持部材46bのエアシリンダ46cが、各
駆動回路62a〜62nを介して接続されている。駆動
回路62a〜62nは、制御回路61からの制御信号に
応じて、第1電動モータ18、第1及び第2シャッタ部
材22a,22bのエアシリンダ27a,27b、押上
棒26bのエアシリンダ26、左クランプ部35a及び
右クランプ部35bの油圧シリンダ35a1,35b
1、切断駆動部37の油圧シリンダ37a、初切りスト
ッパ39のエアシリンダ39a、横移動板部材43aの
エアシリンダ43b、パイプ受け止め部44のエアシリ
ンダ44a、縦移動板部材45のエアシリンダ45a、
パイプ把持部46のエアシリンダ45c、パイプ把持部
材46bのエアシリンダ46cへの通電を制御する。た
だし、制御回路としては、マイクロコンピュータを用い
る代わりに、アナログ式のシークエンス制御回路を用い
るようにしてもよい。
【0041】次に、以上のように構成した実施例の動作
について説明する。まず、パイプ供給装置20のパイプ
供給板25に多数の長さ約3mの鉄製パイプが供給され
た後に、自動パイプ切断加工装置の図示しない電源スイ
ッチがオンされる、制御回路61は、図12に示す「パ
イプ供給プログラム」の実行をステップ70にて開始
し、各種変数の初期化をステップ71にて行った後に、
チェーン17が初期位置に在るか否かを判定する。現時
点にては、チェーン17は、移動していないので、制御
回路61はステップ72にて「YES」との判定の下に
プログラムをステップ73に移行させ、パイプの有無を
判定する。現時点にては多数のパイプがパイプ供給板2
5に供給されており、パイプ貯留検出センサ25cによ
り検出信号が出力されているので、制御回路61は、ス
テップ73にて「YES」との判定の下にプログラムを
ステップ74に移行させて、ステップ74にてエアシリ
ンダ26の駆動信号を出力し、これに応じて駆動回路6
2dは、エアシリンダ26を作動させる。これにより、
エアシリンダ26の軸26aに設けた押上棒26bが、
パイプ供給板25の下端のパイプPを押し上げて垂直供
給路24aの上端に移動させる。このパイプPは、垂直
供給路24aに続くパイプ振り分部21のパイプ通路2
1cを転がり落ち、パイプ供給台10の後端側のパイプ
落下通路21d3から落下し、その下に位置するチェー
ン17cに載置される。
【0042】このとき、パイプは、第3パイプ通過セン
サ23cによって検出され、パイプ通過センサ23c
は、パイプ通過信号を制御回路61に出力する。制御回
路61はこれを受けてステップ75にて「YES」との
判定の下にプログラムをステップ76に移行させ、エア
シリンダ27bを駆動させ回転軸22b1を回動させ
る。これに伴って、第2ストッパ22bが、上方に向け
て回動し、直上のパイプ通路21c部分を遮断する。次
に、制御回路61は、ステップ77にてエアシリンダ2
6の駆動信号を出力し、上記したように押上棒26bに
よりパイプPを垂直供給路24a上端に押し上げ、さら
にパイプ通路21cに供給する。このとき、パイプP
は、第2ストッパ22bによって阻止され、第2ストッ
パの直前のパイプ落下通路21d2から落下し、その下
方に位置するチェーン17b上に載置される。
【0043】このとき、パイプは、第2パイプ通過セン
サ23bによって検出され、第2パイプ通過センサ23
bは、パイプ通過信号を制御回路61に出力する。制御
回路61はこれを受けてステップ78にて「YES」と
の判定の下にプログラムをステップ79に移行させ、エ
アシリンダ27aを駆動させ回転軸22a1を回動させ
る。これに伴って、第1ストッパ22aが、上方に向け
て回動し、直上のパイプ通路21c部分を遮断する。次
に、制御回路61は、ステップ80にてエアシリンダ2
6の駆動信号を出力し、上記したように押上棒26bに
よりパイプPを垂直供給路24a上端に押し上げ、さら
にパイプ通路21cに供給する。このとき、パイプP
は、第1ストッパ22aによって阻止され、第1ストッ
パ22aの直前のパイプ落下通路21d1から落下し、
その下方に位置するチェーン17a上に載置される。
【0044】このとき、パイプは、第1パイプ通過セン
サ23aによって検出され、第1パイプ通過センサ23
aは、パイプ通過信号を制御回路61に出力する。制御
回路61はこれを受けてステップ81にて「YES」と
の判定の下にプログラムをステップ82、83に移行さ
せ、エアシリンダ27a,27bを駆動させ回転軸22
a1,22b1を逆方向に回動させる。これに伴って、
第1及び第2ストッパ22a,22bが、下方に向けて
回動し、直前のパイプ落下通路21d1,21d2を遮
断し、初期状態に戻す。そして、制御回路61は、ステ
ップ84にてエアシリンダ26の駆動を一定時間停止さ
せた後、プログラムをステップ72に戻し、以下ステッ
プ72からステップ84の処理を行う。ここで、エアシ
リンダ26の駆動を一定時間停止させることにより、パ
イプの供給されたチェーン上にさらにパイプを積み重ね
ないようにしたものである。以上に説明したように、上
記パイプ供給装置20を用いることにより、複数のパイ
プをパイプ供給台10上の所定のチェーン17a〜17
c上に自動的に整列させることができるので、パイプ配
列の時間短縮と省力化を実現することができる。
【0045】次に、パイプ供給台10上に配列されたパ
イプPを、パイプ切断装置30によって所望の長さに切
断する行程について説明する。制御回路61は、図13
に示す「パイプ切断プログラム」の実行をステップ90
にて開始し、ステップ91にて各種変数の初期化を行っ
た後、パイプP先端の部分を除去する初切りを行う。す
なわち、制御回路61は、ステップ92にてエアシリン
ダ39aの駆動信号を出力し、これに応じて駆動回路6
2hがエアシリンダ39aを駆動する。これにより初切
りストッパ39が上方に移動し、切断用台35の右クラ
ンプ部35bのパイプ排出口35b2を閉鎖する。
【0046】次に、制御回路61はステップ93にて第
1電動モータ18の駆動信号を出力し、駆動回路62a
は、これを受けて第1電動モータ18の正転を開始させ
る。これにより、チェーン17が右方向への移動を開始
し、載置したパイプPを切断用台35に向けて搬送す
る。そして、パイプPが切断用台35に達すると、初切
りストッパ39に当たると共に、パイプ供給検出センサ
36によって検出される。パイプ供給検出センサ36
は、検出信号を制御回路61に出力し、制御回路61
は、ステップ94にて「YES」との判定の下に、プロ
グラムをステップ95に移行させ、油圧シリンダ35a
1,35b1の駆動信号を出力する。これに応じて駆動
回路62e,62fは、油圧シリンダ35a1,35b
1を作動させ、左クランプ部35a及び右クランプ部3
5bによりパイプPをクランプさせる。さらに、制御回
路61はステップ96にて第1電動モータ18の停止信
号を出力し、これに応じて駆動回路62aは、第1電動
モータ18の回転を停止させる。これにより、チェーン
17の移動が停止し、パイプPの供給が停止される。
【0047】次に、パイプの切断行程が行われる。制御
回路61は、ステップ97にて切断駆動部37の油圧シ
リンダ37aの駆動信号を出力し、これに応じて駆動回
路62gが油圧シリンダ37aを作動させる。これによ
り第2電動モータ37bが下方に移動し、第2電動モー
タ37bに取り付けられた切断刃37cがパイプPの切
断を行う。そして、切断が終了し、第2電動モータ37
bが上昇して元の位置に戻ると、切断終了検出センサ3
7dが、検出信号を制御回路61に出力する。これを受
けて、制御回路61はステップ98にて「YES」との
判定の下に、プログラムをステップ99に移行させ、初
切りストッパ39を下方に移動させ、右クランプ部35
bのパイプ排出口35b2を開放する。そして、制御回
路61はステップ100にて左クランプ部35a及び右
クランプ部35bによるパイプPのクランプ状態を解除
させる。
【0048】次に、制御回路61はステップ101にて
第1電動モータ18の駆動信号を出力し、駆動回路62
aは、これを受けて第1電動モータ18の正転を開始さ
せる。これにより、チェーン17が右方向への移動を開
始し、先端の切断されたパイプPをさらに右方向に押
す。このとき、パイプPの初切り部分は、下方に落下す
る。そして、パイプPの先端が規定切断長に設定された
パイプストッパ44dに当たってこれを押すと、パイプ
ストッパ44dは、コイルバネ44d1の付勢力に抗し
て右方向に3mm程度移動して停止する。このパイプス
トッパ44dの移動を、パイプ端面検出センサ44eが
検出して検出信号を制御回路61に出力する。これを受
けて制御回路61は、ステップ102にて「YES」と
の判定の下に、プログラムをステップ103に移行さ
せ、左右のクランプ部の油圧シリンダ35a1,35b
1の駆動信号を出力する。これに応じて駆動回路62
e,62fは、油圧シリンダ35a1,35b1を作動
させ、左クランプ部35a及び右クランプ部35bによ
りパイプPをクランプさせる。さらに、制御回路61は
ステップ104にて第1電動モータ18の停止信号を出
力し、これに応じて駆動回路62aは、第1電動モータ
18を回転を停止させる。これにより、チェーン17の
移動が停止し、パイプPの供給が停止される。
【0049】次に、制御回路61は、ステップ105に
て油圧シリンダ37aの駆動信号を出力し、これに応じ
て駆動回路62gが油圧シリンダ37aを作動させる。
これにより第2電動モータ37bが下方に移動し、第2
電動モータ37bに取り付けられた切断刃37cがパイ
プPの切断を行う。この切断開始後に、パイプ把持部4
6による切断中のパイプの把持が行われる。すなわち、
制御回路61はステップ106にて、パイプ受け止め部
44のエアシリンダ44aの駆動信号を出力し、これに
応じて駆動回路62jがエアシリンダ44aを作動さ
せ、支持台44bを下方の所定位置に移動させる。さら
に、制御回路61はステップ107にて縦移動板部材4
5のエアシリンダ45cの駆動信号を出力し、これに応
じて駆動回路62mがエアシリンダ45cを作動させパ
イプ把持部46を予め定められたパイプPの右端位置に
移動させる。そして、パイプ右端位置に達すると、制御
回路61はステップ108にてパイプ把持部46のエア
シリンダ46cの駆動信号を出力し、これを受けて駆動
回路62nはエアシリンダ46cを作動させる。これに
より、パイプ把持部46の支持片46b2が左方向に押
され、軸46b3を中心として挟持片46b1が回動し
て切断中のパイプPを挟む。
【0050】そして、切断が終了し、切断終了検出セン
サ37dが、検出信号を制御回路61に出力すると、制
御回路61はステップ109にて「YES」との判定の
下に、プログラムをステップ110に移行させ、左クラ
ンプ部35a及び右クランプ部35bによるパイプPの
クランプ状態を解除させる。さらに、制御回路61はス
テップ111にてエアシリンダ45cを作動させ切断さ
れたパイプを把持したパイプ把持部46を右方向に移動
させて初期の位置に戻す。次に、制御回路61はステッ
プ112にて、エアシリンダ44aを作動させ、支持台
44bを上方に移動させて元の位置に戻す。そして、制
御回路61は、プログラムをステップ101に戻し、以
下ステップ101〜ステップ112の処理を繰り返し、
供給されたパイプを規定された長さに切断する作動を繰
り返し行う。
【0051】そして、パイプの残りが、規定長さ以下に
なると、制御回路61はステップ102にて「NO」と
の判定の下に、プログラムを図14に示すステップ11
3に移行させ、調整台41上に設けた位置調整機構42
のエアシリンダ43bの駆動信号を出力し、これに応じ
て駆動回路62iがエアシリンダ43bを作動させ、横
移動板部材43aを右方向に予め定められた距離だけ移
動させる。そして、制御回路61はステップ114にて
上記したようにチェーン17を右方向に移動させ、規定
寸法以下のパイプを切断用台35から排出させる。この
とき、横移動板部材43aが右方向に移動しており、パ
イプストッパ44dも右方向に移動しているので、規定
寸法以下のパイプの長さが規定よりわずかに足りない場
合であっても、パイプがパイプストッパ44dに当たっ
て動きが取れなくなるような不都合が生じることがな
い。
【0052】次に、制御回路61はステップ115にて
チェーン17の移動を停止させ、ステップ116にて横
移動部材43aを左方向に移動させて元の位置に戻す。
そして、制御回路61は、ステップ117にて第1電動
モータ18の逆転信号を出力する。これに応じて駆動回
路62aは第1電動モータ18を逆転させてチェーン1
7を左方向に移動させる。そして、チェーン初期位置検
出センサ19aが、パイプ押圧部材19を検出すると、
検出信号を出力し、これに応じて制御回路61は、ステ
ップ118にて第1電動モータ18を停止させ、チェー
ン17を初期の停止位置にて停止させる。これにより1
本の長いパイプが規定寸法のパイプに切断する行程が終
了し、次のパイプを切断するため、制御回路61はプロ
グラムをステップ92に戻す。
【0053】上記「パイプ切断プログラム」の実行中に
おいて、制御回路61は図15に示す「切断パイプ排出
インターラプトプログラム」を割り込み実行し、切断し
たパイプを把持するパイプ把持部46をパイプ端面加工
装置の方向に移動させて、パイプ搬送部に切断したパイ
プを供給させている。すなわち、制御回路61はステッ
プ120にて「切断パイプ排出インターラプトプログラ
ム」の実行を開始し、ステップ121にてパイプストッ
パ44d即ち切断されたパイプを把持したパイプ把持部
46を含むパイプ受け止め部44が上昇して元の位置に
戻された否かを判定する。元の位置に戻されたとき、制
御回路61は「YES」との判定の下にプログラムをス
テップ122に移行させ、縦移動板部材45のエアシリ
ンダ45aの駆動信号を出力し、これに応じて駆動回路
62kがエアシリンダ45aを作動させ、パイプ把持部
46を後方に移動させる。
【0054】そして、パイプ端面加工装置50のパイプ
送り部52の前端に設けたパイプ把持部検出センサ52
aがパイプ把持部46を検出すると、制御回路61はス
テップ123にて「YES」との判定の下にプログラム
をステップ124に移行させ、エアシリンダ45aの駆
動停止信号を出力し、これに応じて駆動回路62kがエ
アシリンダ45aの作動を停止させ、パイプ把持部46
を停止させる。つぎに、制御回路61は、ステップ12
5にてパイプ把持部46のパイプエアシリンダ46cの
駆動停止信号を出力し、これに応じて駆動回路62nは
エアシリンダ46cの作動を停止させる。これによりパ
イプ把持部46によるパイプ把持が解除され、パイプは
パイプ搬送部57上に載置される。そして、制御回路6
1は、ステップ126にてエアシリンダ45aの駆動信
号を出力し、これに応じて駆動回路62kは、エアシリ
ンダ45aを作動させ、縦移動板部材45を前方に移動
させ、パイプ把持部を元の位置に戻す。
【0055】以上に説明したように、上記パイプ切断装
置によれば、パイプ供給装置20から連続的に供給され
た複数本のパイプを、先端の初切り部の除去、切断長さ
の規定、切断されたパイプのパイプ端面加工装置50へ
の移送を自動的に行うことができるので、切断工程の生
産性を高めることができると共にパイプの切断コストを
低減させることが出来る。上記パイプ切断装置によれ
ば、パイプ切断長さを調整台により広い範囲に渡って、
自在に調整することができるので、単一の装置で広い範
囲の長さの切断に対処することができ、装置の汎用性が
高められる。さらに、上記パイプ切断装置によれば、い
わゆる破尺パイプ長を少なくとも切断パイプ長より短く
することができるので、パイプの無駄な廃棄を避けるこ
とができる。
【0056】パイプ把持部46によってパイプがパイプ
載置部57に載置され後、図9に示すように、電動モー
タ55b1の回転開始によりチェーン56a,56bが
移動し、これに伴ってパイプ載置部57も移動する。パ
イプ載置部57の移動は、図9に示す1ピッチ毎に所定
時間停止するようになっており、パイプ載置部57への
パイプの載置が円滑に行われるようになっている。そし
て、パイプ載置部57が右バフ部58bに達すると、パ
イプ載置部57に載置されたパイプの右端面が右バフ部
58bによってバフ加工されて、端面のバリ等が除去さ
れて円滑に仕上げが行われる。このとき、パイプの左端
部は、左支持板53aに設けた左パイプ押え部59aに
よって軽く押さえられているので、バフ加工時における
パイプの浮き等を防止することが出来る。そして、パイ
プ載置部57の移動と、左パイプ押え部59aによるパ
イプの軽い押えにより、パイプが自動的に回動するた
め、端面加工がパイプの全周にわたって均一に施される
効果が得られる。そして、次の1ピッチの移動中に、パ
イプ載置部57は左バフ部58a位置に到達し、上記し
たと同様に、パイプ左端面が左バフ部58aによって加
工される。そして、加工されたパイプは、さらに搬送さ
れて左右支持板53a,53bの後端の下側に設けた収
容箱53cに収容される。
【0057】以上に説明したように、上記パイプ端面加
工装置によれば、簡易な構成により切断されたパイプの
両端面を一括して仕上げることができ、仕上げ時間の短
縮と仕上げコストの低減を図ることができる。また、切
断パイプの長さに応じて右支持板53bを左右に移動さ
せることによりパイプ送り部の幅を自由に調整すること
ができるので、長さの異なる切断パイプに自在に対応す
ることができる。また、端面仕上げ時に、パイプの各端
部はパイプ押え部材により軽く押さえられており、パイ
プ端部の跳ね上がりが防止されると共に両端面仕上げ部
材との接触によりパイプに回転が与えられ、端面仕上げ
が均一に行われる。さらに、端面仕上げ装置として回転
バフ部材等の簡易な部材を用いることにより、高価なN
C旋盤装置を使用する必要がないので、製造設備のコス
トダウンを実現することが出来る。
【0058】そして、本実施例に係る自動パイプ切断処
理装置は、上記パイプ供給装置とパイプ切断装置と、パ
イプ端面仕上げ装置を組み合わせることにより、上記し
た各装置の効果を合わせて享受することができ、高品質
の切断パイプを高い生産性でかつ安価に製造することが
できる。
【0059】なお、上記実施例において、パイプの処理
本数については3本に限るものでなく、その増減は適宜
行うことができ、それに応じて各装置の変更を行うこと
ができる。また、上記実施例におけるチェーンとスプロ
ケットの組合せとベルトとプーリの組合せの変更につい
ても自由に行うことが出来る。さらに、エアシリンダと
油圧シリンダの使用についても変更することができる。
【0060】また、本実施例においては、パイプ供給装
置とパイプ切断装置とパイプ端面加工装置とを組み合わ
せた自動パイプ切断加工装置について説明しているが、
各装置単体に別の装置を組み合わせて使用しても良く、
いずれか2つの装置を組み合わせて使用しても良い。さ
らに、上記実施例においては、パイプの切断加工の場合
について説明しているが、上記パイプ切断加工装置等を
金属やセラミック製等の丸棒の供給、切断、端面加工に
用いることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る自動パイプ切断加工
装置を概略的に示す平面図である。
【図2】同自動パイプ切断加工装置の図1のII−II
線方向を概略的に示す断面図である。
【図3】パイプ供給装置のチェーン配設部の断面図であ
る。
【図4】図1のIV−IV線方向の断面図である。
【図5】シャッタ部材の回転機構を示す説明図である。
【図6】パイプ切断装置の要部を示す正面図である。
【図7】同パイプ切断装置の切断長調節部分を示す平面
図である。
【図8】図1のVIII−VIII線方向を示す側面図
である。
【図9】パイプ端面加工装置の要部を示す平面図であ
る。
【図10】図9のX−X線方向の断面図である。
【図11】自動パイプ切断加工装置の電気回路構成を示
す回路図である。
【図12】図11に示す制御回路により実行される「パ
イプ供給プログラム」のフローチャートである。
【図13】図11に示す制御回路により実行される「パ
イプ切断プログラム」のフローチャートの一部である。
【図14】図11に示す制御回路により実行される「パ
イプ切断プログラム」のフローチャートの一部である。
【図15】図11に示す制御回路により実行される「切
断パイプ排出インターラプトプログラム」のフローチャ
ートである。
【符号の説明】
10…パイプ供給台、11a〜11d…支柱、14…チ
ェーン配設部、17…チェーン、18…電動モータ、2
0…パイプ供給装置、21…パイプ振り分け部、21a
…振り分け通路板、21b…通路形成板、21c…パイ
プ通過路、22a,22b…第1,第2シャツタ部材、
23a〜23c…第1,第2,第3パイプ通過センサ、
24…パイプ供給通路形成板、25…パイプ供給板、2
4c…パイプ貯留検出センサ、26b…押上棒、30…
パイプ切断装置、35…切断用台、36…パイプ供給検
出センサ、37…切断駆動部、37d…切断刃、40…
パイプ切断量規定装置、41…調整台、42…位置調整
機構、43a…横移動板部材、44…パイプ受け止め
部、44e…パイプ端面検出センサ、45…縦移動板部
材、46…パイプ把持部、50…パイプ端面加工装置、
53a,53b…左,右支持板、57…パイプ載置部、
58a,58b…左,右バフ部、59a,59b…左,
右押え部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65G 47/68 A 47/78 E B 47/90 C

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長辺方向に平行に設けた複数のパイプ配
    置部を有するパイプ配列台上に複数のパイプを供給する
    パイプ供給装置であって、 同パイプ配列台の長辺側の一端に設けられ、同パイプ配
    列台に平行かつ外端が上方に向けて傾斜した板状のパイ
    プ整列部と、 同パイプ整列部の下端から上方に延びた垂直通路部と、 同垂直通路部の下端に位置するパイプを上端に押し上げ
    る押上部材と、 前記垂直通路の上端から前記パイプ配列台の他端方向に
    下方に向けて傾斜した傾斜通路部と、 同傾斜通路部の前記パイプ配置部の上方に設けられた複
    数のパイプ落下部と、 各パイプ落下部の間の上端位置に設けられて、直前のパ
    イプ落下部の閉鎖及び直上の傾斜通路部の閉鎖の切り替
    えを行うシャッタ部材と、 前記各パイプ落下部上の前記傾斜通路部に設けたパイプ
    通過検出手段と、 前記傾斜通路部を落下するパイプを最後に検出したパイ
    プ通過検出手段の直前に位置する前記シャッタ部材を移
    動させて、前記パイプ落下部の閉鎖状態から前記傾斜通
    路部の閉鎖状態に切り替える傾斜通路部閉鎖切り替え制
    御手段と、 前記一端近傍のパイプ通過検出手段によるパイプ検出が
    最後のパイプ検出であるときに、そのパイプ検出結果に
    応じて前記傾斜通路部を閉鎖している前記全てのシャッ
    タ部材を移動させて前記各パイプ落下部の上端を閉鎖状
    態にさせるパイプ落下部閉鎖切り替え制御手段とを設け
    たことを特徴とするパイプ供給装置。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載のパイプ供給装置に
    おいて、 前記パイプ配置部を前記パイプ配列台の長辺方向に移動
    可能にしたことを特徴とするパイプ供給装置。
  3. 【請求項3】 被切断用パイプを載置しパイプ保持部に
    より保持するパイプ切断部と、 同パイプ切断部のパイプ排出端側から所定長さ延出した
    パイプの先端を受け止めるパイプ受け止め部と、 同パイプ受け止め部によるパイプの受け止めを検出する
    パイプ検出手段と、 前記パイプ受け止め部のパイプ受け止め位置を調節する
    パイプ受け止め位置調節手段と、 前記パイプ検出手段による検出結果を受けて、前記パイ
    プ切断部に保持されたパイプを切断部材により切断させ
    る切断制御手段と、 前記パイプ受け止め部を前記パイプ受け止め位置と所定
    の下方位置との間を移動させるパイプ受け止め部上下動
    制御手段と、 前記パイプ受け止め部の上部に設けられ、同パイプ受け
    止め部と一体となって上下動する切断パイプ把持部と、 前記パイプ受け止め部が前記下方位置に移動したとき、
    前記パイプ把持部を前記切断部方向のパイプ把持位置に
    移動させてパイプ端を把持させ、またパイプを把持した
    同パイプ把持部を元の位置に戻すパイプ把持部駆動制御
    手段と、 前記パイプ把持部が前記元の位置へ戻された後に、同パ
    イプ把持部を切断パイプ処理位置に移動させるパイプ把
    持部移動制御手段とを設けたことを特徴とするパイプ切
    断装置。
  4. 【請求項4】 前記請求項3に記載のパイプ切断装置に
    おいて、 前記パイプ検出手段によりパイプ受け止めを検出しない
    とき、前記パイプ受け止め部を前記切断部の反対側に移
    動させるパイプ受け止め部移動手段を設けたことを特徴
    とするパイプ切断装置。
  5. 【請求項5】 所定方向に移動するパイプ搬送路に、移
    動方向に直角にパイプを両端が突出した状態で載置する
    複数のパイプ載置部を設けたパイプ搬送部と、 前記パイプ搬送路の両側に設けられ、前記パイプ載置部
    から突出したパイプの各端面の仕上げ加工を行う一対の
    端面仕上げ部材と、 前記一対の端面仕上げ部材の各反対側のパイプ搬送路の
    上部に設けたパイプ押え部材とを備えたことを特徴とす
    るパイプ端面仕上げ装置。
  6. 【請求項6】 前記請求項5に記載のパイプ端面仕上げ
    装置において、 前記パイプ搬送部の幅を調節可能にするパイプ搬送部幅
    調節手段を設けたことを特徴とするパイプ端面仕上げ装
    置。
  7. 【請求項7】 複数のパイプを長辺方向に整列配置する
    複数のパイプ配置部を有するパイプ配列台と、 前記パイプ配置部を長辺方向に移動させるパイプ配置部
    移動手段と、 前記パイプ配列台の長辺側の一端に設けられ、同パイプ
    配列台に平行かつ外端が上方に向けて傾斜した板状のパ
    イプ整列部と、 同パイプ整列部の下端から上方に延びた垂直通路部と、 同垂直通路部の下端に位置するパイプを上端に押し上げ
    る押上部材と、 前記垂直通路の上端から前記パイプ配列台の他端方向に
    下方に向けて傾斜した傾斜通路部と、 同傾斜通路部の前記パイプ配置部の上方に設けた複数の
    パイプ落下部と、 各パイプ落下部の上端の間に設けられ直前のパイプ落下
    部の閉鎖及び直上の傾斜通路部の閉鎖の切り替えを行う
    シャッタ部材と、 前記各パイプ落下部上の前記傾斜通路部に設けたパイプ
    通過検出手段と、 前記傾斜通路部を落下するパイプを最後に検出したパイ
    プ通過検出手段の直前に位置する前記シャッタ部材を移
    動させて、前記パイプ落下部の閉鎖状態から前記傾斜通
    路部の閉鎖状態に切り替える通路部閉鎖切り替え制御手
    段と、 前記一端近傍のパイプ通過検出手段によるパイプ検出が
    最後のパイプ検出であるときに、そのパイプ検出結果に
    応じて前記傾斜通路部を閉鎖している前記全てのシャッ
    タ部材を移動させて前記各パイプ落下部の上端を閉鎖状
    態にさせるパイプ落下部閉鎖切り替え制御手段と、 前記パイプ配列台に近接して設けられ前記パイプ配置部
    移動手段により供給されたパイプを載置しパイプ保持部
    により保持するパイプ切断部と、 同パイプ切断部のパイプ排出端側から延出したパイプの
    先端を受け止めるパイプ受け止め部と、 同パイプ受け止め部によるパイプの受け止めを検出する
    パイプ検出手段と、 同パイプ受け止め部のパイプ受け止め位置を調節するパ
    イプ受け止め位置調節手段と、 前記パイプ検出手段による検出結果を受けて、前記パイ
    プ切断部上に保持されたパイプを切断部材により切断さ
    せる切断制御手段と、 前記パイプ受け止め部を前記パイプ受け止め位置と所定
    の下方位置との間を移動させるパイプ受け止め部上下動
    制御手段と、 前記パイプ受け止め部の上部に設けられ、同パイプ受け
    止め部と一体となって上下動する切断パイプ把持部と、 前記パイプ受け止め部が前記下方位置に移動したとき、
    前記パイプ把持部を前記切断部方向のパイプ把持位置に
    移動させてパイプ端を把持させ、またパイプを把持した
    同パイプ把持部を元の位置に戻すパイプ把持部駆動制御
    手段と、 所定方向に移動するパイプ搬送路に、移動方向に直角に
    パイプを両端が突出した状態で載置する複数のパイプ載
    置部を設けたパイプ搬送部と、 前記パイプ把持部が前記元の位置へ戻された後に、前記
    パイプ把持部を前記パイプ載置部上に移動させてパイプ
    を供給するパイプ把持部移動制御手段と、 前記パイプ搬送路の両側に設けられ、前記パイプ載置部
    から突出したパイプの各端面の仕上げ加工を行う一対の
    端面仕上げ部材と、 前記一対の端面仕上げ部材の各反対側のパイプ搬送路の
    上部に設けられたパイプ押え部材とを設けたことを特徴
    とする自動パイプ切断加工装置。
  8. 【請求項8】 前記請求項7に記載の自動パイプ切断加
    工装置において、 前記パイプ検出手段によりパイプ受け止めを検出しない
    とき、前記パイプ受け止め部を前記切断部の反対側に移
    動させるパイプ受け止め部移動手段を設けたことを特徴
    とする自動パイプ切断加工装置。
  9. 【請求項9】 前記請求項7または請求項8に記載の自
    動パイプ切断加工装置において、 前記パイプ搬送部の幅を調節可能にするパイプ搬送部幅
    調節手段を設けたことを特徴とする自動パイプ切断加工
    装置。
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