JP2898069B2 - 自動供給・排出を伴うプリント基板の自動加工方法と装置 - Google Patents

自動供給・排出を伴うプリント基板の自動加工方法と装置

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JP2898069B2 JP2193104A JP19310490A JP2898069B2 JP 2898069 B2 JP2898069 B2 JP 2898069B2 JP 2193104 A JP2193104 A JP 2193104A JP 19310490 A JP19310490 A JP 19310490A JP 2898069 B2 JP2898069 B2 JP 2898069B2
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/0011Working of insulating substrates or insulating layers
    • H05K3/0044Mechanical working of the substrate, e.g. drilling or punching

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は単数もしくは複数のプリント基板の自動加工
機に対しプリント基板を自動的に供給・排出するととも
に、多品種のプリント基板に対して自動加工を実施する
方法及び装置に関する。
〔従来の技術〕
プリント基板の自動加工の代表的なものである穴あけ
加工は、通常第11図に示す如く、多数のプリント基板P
を積み重ね、上下に当て板Q,Rを重ね、四隅を粘着テー
プTにより固定し、前後に基準ピンOP1,OP2を嵌挿して
加工単位Aとし、これを穴あけ加工機の加工テーブルに
載置し、所定の加工プログラムに従って実施される。こ
のときプリント基板の加工プログラムを指令した紙テー
プを紙テープリーダにより読取り、読取った加工プログ
ラムを穴あけ加工機のNC装置に入力して穴あけ加工を行
なう。そして加工終了後、作業者は手作業で穴あけ加工
機からプリント基板の加工単位を取出し、新規の加工単
位と変換していた。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来ここで穴あけ加工機を複数台併設してプリント基
板の穴あけ加工を行う場合にも、プリント基板は上記の
ように手作業で供給及び排出されていた。また近時プリ
ント基板にも多品種少量生産が要望されており、異なる
品種のプリント基板加工を行なう際にその都度紙テープ
の掛け替え等面倒な段取り替えを行なわねばならず、非
能率的であった。これは穴あけ加工のみならず、プリン
ト基板の自動加工全般における課題であった。
本発明はかかる点に鑑み、単数又は複数のプリント基
板自動加工機に対しプリント基板の供給、加工、及び加
工済みのプリント基板の排出を自動的に行い、作業能率
の向上を計ることができる方法及び装置の提供を目的と
する。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、複数品種のプ
リント基板を複数の自動加工機に自動供給し、各プリン
ト基板をその固有の加工プログラムに従って各自動加工
機により加工し、加工完了した各プリント基板を各自動
加工機から自動排出するためのプリント基板の自動供給
・加工・排出方法において、プリント基板収納装置から
プリント基板を、複数の自動加工機の各々の前段に設け
られた保管位置のうち、空状態の保管位置へ振分け搬送
するステップと、保管位置の後段の自動加工機が空状態
のときに、保管位置に搬送されたプリント基板の品種を
保管位置において識別するステップと、保管位置で識別
されたプリント基板の品種に対応した加工プログラムを
記憶手段から読出して、保管位置の後段の自動加工機の
加工制御部に設定するステップと、保管位置から空状態
の後段の自動加工機へプリント基板を送出、位置決めし
て、加工プログラムに従った加工を開始するステップ
と、保管位置からのプリント基板の送出に呼応して、プ
リント基板収納装置から空状態になった保管位置への次
のプリント基板の振分け搬送を開始するステップと、自
動加工機による加工完了に呼応して自動加工機から加工
済の前記プリント基板を自動排出するステップとを具備
したことを特徴とするプリント基板の自動供給・加工・
排出方法を提供する。
さらに本発明は、複数品種のプリント基板を複数の自
動加工機に自動供給し、各プリント基板をその固有の加
工プログラムに従って各自動加工機により加工し、加工
完了した各プリント基板を各自動加工機から自動排出す
る自動供給・排出機構を備えたプリント基板の自動加工
装置において、多品種のプリント基板を収納するラック
と、ラックから複数の自動加工機へプリント基板を搬送
する搬送コンベアと、搬送コンベアにより搬送されたプ
リント基板を複数の自動加工機の各々の前段位置で選択
的に停止させる停止手段と、複数の自動加工機と停止手
段との間に設置され、停止手段からプリント基板を受
領、保管すると共に、空状態の自動加工機に所定のタイ
ミングでプリント基板を送出する複数のプリント基板ス
トッカと、複数のプリント基板ストッカの各々に具備さ
れ、プリント基板の品種識別を行う品種識別手段と、予
めプリント基板の品種毎に対応した所定の加工プログラ
ムを有すると共に品種識別手段からの品種識別信号に対
応した加工プログラムを複数の自動加工機の各々に設定
し、制御する加工制御手段と、複数のプリント基板スト
ッカの各々からその後段の自動加工機へのプリント基板
の送出を検知するプリント基板の送出検知手段と、プリ
ント基板ストッカから自動加工機へのプリント基板の送
出に呼応して、ラックから空状態になったプリント基板
ストッカへの次のプリント基板の振分け搬送を行うべく
搬送コンベア及び停止手段を制御する搬送制御手段とを
具備したことを特徴とする自動供給・排出機構を備えた
プリント基板の自動加工装置を提供する。
〔作用〕
上記構成において、搬送制御手段はプリント基板の供
給指令を受けるとまずラックからプリント基板を送出
し、搬送コンベア及び停止手段を介してプリント基板ス
トッカにプリント基板を供給する。そして加工制御手段
は、供給されたプリント基板の品種を品種識別手段によ
って識別した後、プリント基板を自動加工機へ供給す
る。このとき送出検知手段から送出信号が搬送制御手段
に送られ、それにより搬送制御手段はラックから新規に
未加工のプリント基板を搬送する。一方加工制御手段は
品種識別手段からの信号に従って自動加工を実施し、加
工後プリント基板を排出機構に排出する。その後直ちに
加工制御手段は、プリント基板ストッカに供給された後
続のプリント基板に対して品種識別手段を作動させる。
〔実施例〕
第2図は本発明の実施例として、複数のプリント基板
穴あけ加工機(以下穴あけ機という)に対するプリント
基板の自動供給・加工・排出方法を実施するための自動
加工装置を示す。本図において、複数の穴あけ機1a,1b,
1c…(以下総称するときは単に1という)は例えば単軸
穴あけ機であり、これら穴あけ機群と適所に設けた多品
種のプリント基板の加工単位Aを収納する複数のラック
2a,2b…(以下総称するときは単に2という)との間に
搬送コンベアを敷設する。搬送コンベア3と各穴あけ機
1との間には、加工単位Aを加工前に待機させるプリン
ト基板ストッカ4a,4b,4c…(以下総称するときは単に4
という)をそれぞれ配備する。各プリント基板ストッカ
4には、搬送コンベア3から供給された前述の加工単位
Aの品種の識別する品種識別手段5a,5b,5c…(以下総称
するときは単に5という)と、プリント基板ストッカ4
から穴あけ機1へのプリント基板の送出を検知する送出
検知手段CP1,CP2,CP3…(以下総称するときは単にCPと
いう)とがそれぞれ備えられる。各穴あけ機1には、プ
リント基板の加工工程を制御する加工制御手段NC1,NC2,
NC3…(以下総称するときは単にNCという)が設けられ
る。またMCは、ラック2からプリント基板ストッカ4へ
の加工単位Aの搬送を制御する搬送制御手段である。
穴あけ機1は第3図に示す如く、ベッド10上に加工テ
ーブル11を前後方向(図で左右方向)に摺動可能に載置
する。またベッド10上のほぼ中央にフレーム12が設けら
れ、フレーム12の前面に取付けたサドル13には穿孔を行
なうスピンドル14が昇降可能に取付けられている。この
穴あけ機1は周知構造であり、詳細な説明を省略する。
穴あけ機1の加工テーブル11には、加工単位Aの正確
な受入れ及び排出を行うための案内機構20を備える。案
内機構20は第6図及び第7図に示す如く、加工テーブル
11の長手方向に設けた複数のベルトコンベア等による移
送部材21と、加工単位Aに設けた基準ピンOP1,OP2を案
内するガイドプレート22とを備え、連結杆25により側枠
23,24と連結して枠状に形成される。さらに案内機構20
の後端(図で右端)には、移送部材21を駆動する駆動軸
26が設けられる。案内機構20は、常時(プリント基板の
加工作業時)は加工テーブル11の溝27内に収納され、加
工単位Aの供給時及び排出時には、第3図に示したよう
に適宜の傾動手段28により鎖線20aの加工単位Aの受入
位置及び鎖線20bの排出位置に傾動される。
ラック2は、第8図及び第9図に示す如く多数の加工
単位Aを収納する昇降棚30と、この昇降棚30を順次上昇
する昇降機構31とを備える。32は昇降棚30に傾斜して取
付けた受棚である。昇降機構31は外筐33の内面に取付け
たラックギア34にピニオンギア35を噛合させ、昇降棚30
に取付けた駆動モータ36によりピニオンギア35を駆動
し、昇降棚31を昇降するものである。37は上部開口38を
適宜高さに設定した前部覆板である。
昇降棚30が駆動モータ36の駆動により上昇し、加工単
位Aが前部覆板37の上部開口38に達したとき、加工単位
Aは自重によりラック2から放出され、搬送コンベア3
と直交して設けた受取板40上に移動する。
搬送コンベア3は複数本、例えば本実施例では3本の
ベルトを適宜の間隔で並列したものである。受取板40は
各ラック2の前部覆板37に対向して設置され、その上面
に搬送コンベア3の各ベルトを嵌入する溝41を備える。
受取板40の一端(ラック2側)は傾動シリンダ43に昇降
可能に連結され、他端は支軸42により軸支され、かつ適
所にストッパ44が上方に突出して設けられる。
受取板40は、常時はその上面を搬送コンベア3より下
方に位置し、ラック2から加工単位Aが放出されるとき
には、傾動シリンダ43が作動して受取板40の可動端を持
ち上げ、第8図に示す如く搬送コンベア3を溝41に収容
して上方の傾斜位置に移動する。そしてこの位置でラッ
ク2から放出された加工単位Aを受取り、ストッパ44に
よって受取板40上に保持する。受取板40にはさらに、加
工単位Aのストッパ44への当接を検出する適切なセンサ
APが設けられる。
プリント基板ストッカ4は第3図に示す如く、穴あけ
機1の加工テーブル11がベッド10上で最後端に後退し、
かつ案内機構20が前記の受入位置20aに傾動したとき、
案内機構20の上面に連続する傾斜角度を有して設置され
ることが好ましい。
第4図に示したように、プリント基板ストッカ4は加
工単位Aを所定の姿勢で案内する基準ピンOP1,OP2のガ
イドバー50と、加工単位Aをプリント基板ストッカ4上
で停止させるストッパ51と、加工単位Aの品種を識別す
る品種識別手段5と、穴あけ機1への加工単位Aの送出
を検知する送出検知手段CPとを備える。
ストッパ51は、リンク機構52を介して回動用シリンダ
53に連結され、加工単位Aがプリント基板ストッカ4に
供給されるときにはプリント基板ストッカ4の前端で上
方に突出し、供給された加工単位Aをプリント基板スト
ッカ4上に保持する。また加工単位Aを穴あけ機1に送
出するときには、ストッパ51は回動用シリンダ53の作動
により下方へ没入し、加工単位Aは自重により穴あけ機
1の加工テーブル11上に移動する。このとき加工単位A
の供給ストッカ4から穴あけ機1への移動は、送出検知
手段CP(以下単にセンサCPという)によって検知され
る。
品種識別手段5は、あらかじめ加工単位Aに設けられ
た品種識別部Bの内容を読取る機能を有する。第11図に
品種により形成する位置と個数の異なる多数の溝Baから
なる品種識別部Bを備えた加工単位Aの一例を示す。品
種識別手段5は例えば光センサや多数の並列したリミッ
トスイッチ等を備え、これらのセンサにより検出された
各加工単位Aの固有の信号をマイクロコンピュータCPU
に供給し、マイクロコンピュータCPUに内蔵されている
メモリMRから対応する加工プログラムを読出して穴あけ
機1の加工制御手段NCに供給することにより、所望の加
工が自動的に選択され実施される。
前記搬送コンベア3には、第2図に示したように各プ
リント基板ストッカ4a,4b,4c…のそれぞれに対向する位
置に停止手段60a,60b,60c…(以下総称するときは単に6
0という)を設ける。停止手段60は搬送コンベア3によ
り搬送される加工単位Aを停止するストッパ61と、スト
ッパ61により停止した加工単位Aをプリント基板ストッ
カ4に給送する給送板62とを備える。ストッパ61は第5
図に示す如く昇降シリンダ63を備え、常時は搬送コンベ
ア3より下方に位置し、加工単位Aをプリント基板スト
ッカ4に供給するときには昇降シリンダ63の作動により
搬送コンベア3の上面に突出して搬送される加工単位A
の移動を停止する。
給送板62は前記の受取板40と同様の構造を有し、第3
図に示す如く、上面に搬送コンベア3を嵌入する溝63を
形成し、一端即ちプリント基板ストッカ4側を支軸64に
よって軸支し、他端を傾動シリンダ65に連結する。給送
板62は、常時は搬送コンベア3の下方に位置し、加工単
位Aをプリント基板ストッカ4へ給送するときには、傾
動シリンダ65により第3図の傾斜位置に傾動する。この
とき加工単位Aは自重によりプリント基板ストッカ4に
移動する。停止手段60はさらに、加工単位Aのストッパ
61への当接を検出するセンサBPを備える。
第3図において、70は排出レール、71は搬送コンベ
ア、72は排送板を示す。排出レート70はプリント基板ス
トッカ4の下方に位置し、前記加工テーブル11上の案内
機構20が第3図に示した排出位置20bに傾動したとき、
これに連なるように傾斜して設けられる。排出コンベア
71は例えば3本のベルトより構成する。排送板72は給送
板62と同様の構造を有し、上面に排出コンベア71を嵌挿
する溝73を形成し、一端即ち排出レール側を傾動シリン
ダ74に連結し、他端を支軸75により軸支する。排送板72
は、常時は排出コンベア71より下方に位置し、加工単位
Aの搬出に際しては、傾動シリンダ74の作動により第3
図の傾斜位置に移動し、加工単位Aを受入れた後、再生
傾動シリンダ74の作動により下降して、加工単位Aを排
出コンベア71に載置する。なお、前述のセンサCPは、こ
こで加工単位Aが排出レール70に排出されたときにも、
搬送制御手段に信号を送り、これにより傾動シリンダ74
が作動する。
次に、上記の自動加工装置の作動と、複数の穴あけ機
1に対してプリント基板の加工単位Aを自動供給並びに
自動排出する手順とを、第10図を参照して説明する。た
だし図中PCBはプリント基板、すなわち加工単位Aを示
す。
本発明の実施例によるプリント基板の自動供給・加工
・排出方法は、加工単位Aをラック2から、受取板40、
搬送コンベア3、及び停止手段60を介してプリント基板
ストッカ4に供給し、穴あけ加工が行なわれた後、排出
レート70及び排送板72を介して排出コンベア71により搬
出するプリント基板の搬送工程Hと、加工単位Aをプリ
ント基板ストッカ4上で品種識別手段5により品種の識
別を行なった後に、案内機構20を介して加工テーブル11
に送出して穴あけ加工を実施し、加工後再び案内機構20
を介して加工テーブル11から排出レール70に排出する加
工工程Kとからなる。
搬送工程Hは搬送制御手段MCにより制御される。ま
ず、搬送制御手段MCに加工単位Aの供給指令を出すと、
搬送制御手段MCはマイクロコンピュータCPUの指示に基
づき、ラック2a,2b,2c…中から所定の順序に従って所定
のラック(例えば2a)を選択し、ラック2aの駆動モータ
36を作動するとともに受取板40を傾動して、加工単位A
をラック2aから受取板40に送出させる。加工単位Aが受
取板40のストッパ44に当接すると、センサAPがこれを検
出して搬送制御手段MCに信号を送り、それにより受取板
40が水平姿勢に戻され加工単位Aが搬送コンベア3上に
載置される。ここで搬送コンベア3を作動させることに
より、プリント基板を穴あけ機方向に搬送する。
このとき同時に(又は所定時間経過後に)搬送制御手
段MCは、マイクロコンピュータCPUの指示により、又は
後述するセンサCPからの信号に基づき、所望の穴あけ機
1(例えば1a)に対応する停止手段60(例えば60a)の
ストッパ61を搬送コンベア3の上面に突出させる。搬送
コンベア3によって搬送された加工単位Aが停止手段60
のストッパ61に当接すると、センサBPがこれを検出して
搬送制御手段MCに信号を送り、それにより対応する給送
板62が傾動して加工単位Aが対応するプリント基板スト
ッカ4aに給送される。加工単位Aの給送後、給送板は水
平姿勢に戻される。
この後、加工単位Aは後述する加工工程K1によって穴
あけ機1aにより自動加工され、加工後排出レール70に排
出される。排出レール70に加工単位Aが排出されると、
センサCPがこれを検出して搬送制御手段MCに信号を送
り、それにより対応する排送板72が傾動して加工単位A
を受取り、その後水平姿勢に戻って搬出コンベア71上に
加工単位Aを載置して排出する。
加工工程K(K1)は加工制御手段NCにより制御され
る。例えば穴あけ機1aの加工テーブル11上に加工単位A
が載置されていなければ、対応する加工制御手段NC1は
加工テーブル11をベッド10の最後部に配置し、案内機構
20を傾動して受入位置20aに保持する。そこで加工制御
手段NC1はまず品種識別手段5aを作動して前記搬送工程
Hによりプリント基板ストッカ4a上に供給されている加
工単位Aの品種を識別する。加工単位Aがプリント基板
ストッカ4a上に無い場合はそのまま待機する。品種識別
手段5aによって読取られた品種はマイクロコンピュータ
CPUに送られ、マイクロコンピュータCPUはメモリMRから
コード番号に対応する加工プログラムを読出し加工制御
手段NC1に入力する。
続いて加工制御手段NC1はプリント基板ストッカ4aの
ストッパ51を降下させ、所定の姿勢のまま加工単位Aを
案内機構20上に移動し、案内機構20を水平位置に戻して
加工単位Aを加工テーブル11上に載置する。ここで加工
単位Aがプリント基板ストッカ4aから送出されるとき
に、センサCPがこれを検出し、前記の搬送制御手段MCに
信号(プリント基板ストッカ空信号)を送り、これが加
工単位Aの供給指令となって搬送工程Hが開始され、ラ
ック2から後続の未加工の加工単位が放出される。
一方加工単位Aが加工テーブル11上に載置されると、
加工制御手段NC1は加工テーブル11を前方に移動し、ス
ピンドル14によって前記加工プログラムに従って穴あけ
加工を実施する。加工終了後、加工制御手段NC1は加工
テーブル11を再び後方に移動し、案内機構20を排出位置
20bに傾動して加工単位Aを排出レール70に排出する。
その後案内機構20は受入れ位置20aに傾動される。そこ
で上記のように加工制御手段NC1により加工工程K1が開
始される。
上記加工工程K1は他の穴あけ機1b,1c…においても同
様であり(図中K2,K3…)、マイクロコンピュータCPUの
指示に基づいて搬送制御手段MCが停止手段60を作動し、
遅延なく加工単位Aを各穴あけ機1に供給する。
〔発明の効果〕
本発明によれば、プリント基板をラック等の収納装置
から搬送コンベアにより自動加工機に配備されたプリン
ト基板ストッカに供給し、さらにプリント基板ストッカ
上で品種識別手段によりプリント基板の品種を識別した
後自動加工機に送って自動加工を行ない、そしてプリン
ト基板がプリント基板ストッカから自動加工機に送出さ
れると同時に後続の未加工プリント基板がラックから放
出かつ搬送されてプリント基板ストッカに供給され、か
つ加工済プリント基板が自動加工機から排出されると同
時に後続の未加工プリント基板の品種が識別され自動加
工機に供給されるので、プリント基板の自動加工機に対
して所望のプリント基板を遅延なく供給し、かつ品種に
応じた加工を自動的に実施し、すみやかに排出すること
が可能となる。したがって少品種多量生産はもちろん多
品種少量生産に対しても効率良く自動化が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を明示するブロック図、第2図は
本発明の実施例による複数の穴あけ機に対するプリント
基板の供給・加工・排出方法を実施する自動加工装置の
概略説明図、第3図は穴あけ機及びプリント基板ストッ
カ並びに停止手段の関連説明図、第4図はプリント基板
ストッカ及び停止手段の平面図、第5図は停止手段のス
トッパの正面図、第6図は穴あけ機の加工テーブルの平
面図、第7図は第6図のVII-VII線に沿う断面図、第8
図はラック及び受取板の関連説明図、第9図はその平面
図、第10図は本発明によるプリント基板の自動供給・加
工・排出手順を示すフローチャート、第11図はプリント
基板の加工単位の斜視図である。 1……穴あけ機、2……ラック、3……搬送コンベア、
4……プリント基板ストッカ、NC……加工制御手段、5
……品種識別手段、CP……送出検知手段、MC……搬送制
御手段、MR……メモリ、CPU……マイクロコンピュー
タ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 武政 宏 神奈川県相模原市弥栄2―8―20 (56)参考文献 特開 昭60−263639(JP,A) 特開 平1−188257(JP,A) 特開 平2−172658(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B23Q 7/00 - 7/14 B23Q 15/00 B23B 41/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数品種のプリント基板を複数の自動加工
    機に自動供給し、各プリント基板をその固有の加工プロ
    グラムに従って各自動加工機により加工し、加工完了し
    た各プリント基板を各自動加工機から自動排出するため
    のプリント基板の自動供給・加工・排出方法において、 プリント基板収納装置からプリント基板を、前記複数の
    自動加工機の各々の前段に設けられた保管位置のうち、
    空状態の該保管位置へ振分け搬送するステップと、 前記保管位置の後段の前記自動加工機が空状態のとき
    に、該保管位置に搬送された前記プリント基板の品種を
    該保管位置において識別するステップと、 前記保管位置で識別された前記プリント基板の品種に対
    応した加工プログラムを記憶手段から読出して、該保管
    位置の後段の前記自動加工機の加工制御部に設定するス
    テップと、 前記保管位置から前記空状態の後段の自動加工機へ前記
    プリント基板を送出、位置決めして、前記加工プログラ
    ムに従った加工を開始するステップと、 前記保管位置からの前記プリント基板の送出に呼応し
    て、前記プリント基板収納装置から空状態になった該保
    管位置への次のプリント基板の振分け搬送を開始するス
    テップと、 前記自動加工機による加工完了に呼応して該自動加工機
    から加工済の前記プリント基板を自動排出するステップ
    とを、 具備したことを特徴とするプリント基板の自動供給・加
    工・排出方法。
  2. 【請求項2】前記自動加工機から前記加工済のプリント
    基板を自動排出するまでの間、振分け搬送が開始された
    前記次のプリント基板を、該自動加工機の前段の前記保
    管位置にて一時的に保持するステップをさらに具備した
    請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】複数品種のプリント基板を複数の自動加工
    機に自動供給し、各プリント基板をその固有の加工プロ
    グラムに従って各自動加工機により加工し、加工完了し
    た各プリント基板を各自動加工機から自動排出する自動
    供給・排出機構を備えたプリント基板の自動加工装置に
    おいて、 多品種のプリント基板を収納するラックと、 前記ラックから前記複数の自動加工機へプリント基板を
    搬送する搬送コンベアと、 前記搬送コンベアにより搬送されたプリント基板を前記
    複数の自動加工機の各々の前段位置で選択的に停止させ
    る停止手段と、 前記複数の自動加工機と前記停止手段との間に設置さ
    れ、該停止手段からプリント基板を受領、保管すると共
    に、空状態の該自動加工機に所定のタイミングでプリン
    ト基板を送出する複数のプリント基板ストッカと、 前記複数のプリント基板ストッカの各々に具備され、プ
    リント基板の品種識別を行う品種識別手段と、 予めプリント基板の品種毎に対応した前記所定の加工プ
    ログラムを有すると共に前記品種識別手段からの品種識
    別信号に対応した加工プログラムを前記複数の自動加工
    機の各々に設定し、制御する加工制御手段と、 前記複数のプリント基板ストッカの各々からその後段の
    前記自動加工機へのプリント基板の送出を検知するプリ
    ント基板の送出検知手段と、 前記プリント基板ストッカから前記自動加工機へのプリ
    ント基板の送出に呼応して、前記ラックから空状態にな
    った該プリント基板ストッカへの次のプリント基板の振
    分け搬送を行うべく前記搬送コンベア及び前記停止手段
    を制御する搬送制御手段とを、 具備したことを特徴とする自動供給・排出機構を備えた
    プリント基板の自動加工装置。
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