JPH0727597B2 - 自動通報装置 - Google Patents

自動通報装置

Info

Publication number
JPH0727597B2
JPH0727597B2 JP11085387A JP11085387A JPH0727597B2 JP H0727597 B2 JPH0727597 B2 JP H0727597B2 JP 11085387 A JP11085387 A JP 11085387A JP 11085387 A JP11085387 A JP 11085387A JP H0727597 B2 JPH0727597 B2 JP H0727597B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
setting
notification
information center
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP11085387A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63276698A (ja
Inventor
力 小又
和彦 岩城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP11085387A priority Critical patent/JPH0727597B2/ja
Publication of JPS63276698A publication Critical patent/JPS63276698A/ja
Publication of JPH0727597B2 publication Critical patent/JPH0727597B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、LPガスの検針値を定期的に、LPGボンベの残
量が少なくなったときこのことを随時、電話回線を介し
て情報センターに自動的に通報する自動通報装置に関す
るものである。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする問題点〕
従来この種の装置として、例えばLPG販売業者とLPG消費
先とに情報センターと端末とをそれぞれ設置し、これら
の間を電話回線のような通信回線で結び、端末から情報
センターにガスの検針値を定期的に通報したり、LPGボ
ンベの残量が少なくなっていることを通報したりするよ
うにしたものが考えられている。
上述の通報を行うために、通報先すなわち情報センター
の電話番号、検針値の通報日及び時刻、通報ボンベ残量
点などの情報が装置設置時に装置内に設定格納されてい
なければならない。
ところで、LPGボンベの残量管理を行うに当って設定さ
れる通報ボンベ残量点は、ボンベ交換後のガス使用量に
よって定められるが、ガスの産気率が夏場と冬場で異な
るため、産気率の高い夏場に設定した残量点では、冬場
にはボンベ残量が少なくなったことを通報する前にガス
供給が停止してしまい、ボンベ交換までガスの使用が不
能になるという不具合が生じる。逆に、冬場に設定した
残量点では、夏場にはボンベ残量が少なくなったことを
通報した時まだ使用可能なLPガスが大量に存在し、ボン
ベ交換が早過ぎるという不具合が生じる。
そこで、産気率の異なる夏場と冬場で通報ボンベ残量点
を変えることが考えられるが、従来はこのような設定情
報の変更を行う場合、その都度オペレータが各装置の設
置先に出向いてこの設定情報の変更を多数の装置につい
て一時的に集中的に行わなければならないため、多数の
オペレータが必要となり、実質的に不可能である。
よって本発明は、現場に出向いて設定情報である警告残
量点の変更作業を行わなくてもLPガスの残量を管理する
ために必要な情報の変更を行うことのできる自動通報装
置を提供しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕
上記問題点を解決するため本発明によりなされた自動通
報装置は、第1図の基本構成図に示す如く、ガス消費量
を積算する積算手段31−1と、ガス消費に伴って減るLP
Gボンベ内のLPガスの残量が設定警告残量点となったか
どうかを管理するガス残量管理手段31−2と、前記積算
したガス消費量を検針値として情報センターに通報すべ
きときと、前記LPガスの残量が警告残量点となったとき
に、通報先の電話番号を自動的にダイヤリングして電話
番号4を確保し、該確保した電話回線を通じて前記検針
値及び残量が警告残量点となったことを情報センターに
通報する通報手段31−3と、前記通報先の電話番号、前
記警告残量点などを記憶する書き換え可能な設定情報記
憶手段31bと、前記通報手段による通報のため確保した
電話回線を介して前記通報の後前記情報センターから受
信する情報により既に前記設定情報記憶手段に記憶され
ている設定警告残量点を変更設定する設定手段31−4と
を備える。
〔作用〕
以上の構成により、ガス消費に伴って減るLPGボンベ内
のLPガスの残量を管理するのに必要な設定情報記憶手段
31bに記憶されている設定警告残量点を設定手段31−4
が変更するのに必要な情報は、通報手段31−3による通
報のため確保した電話回線4を介して通報の後情報セン
ターから受信するようにしているので、検針値の通報の
ために確保した電話回線を利用することができ、設定警
告残量点を変更設定するためにのみ情報センター側にお
いて電話回線を確保することが必要ない。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図に基づいて説明する。
第2図は本発明による自動通報装置を適用したLPガスホ
ームセキュリティシステムの構成を示すブロック図であ
る。
図において、1は情報センターであり、ホストコンピュ
ータ1aとDTMF(デュアルトーンマルチフリクエンシィ)
送受信装置1bと加入者電話機1cとからなり、電話回線2
を介して図示しない最寄りの電話交換局に接続されてい
る。31〜3nは本発明による自動通報装置を組込んだ端末
機であり、全ての端末機は同一の構成で、各々は電話回
線4を介して図示しない最寄りの電話交換局に接続され
ている。上記情報センター1はLPG販売業者の例えばLPG
配送所などに、各端末機31〜3nはLPG消費先にそれぞれ
設置される。
各端末機は第3図に示すようにコントローラ3aを有す
る。該コントローラ3aの端子L1及びL2には電話回線4
が、端子T1及びT2には加入者電話機3bが、端子TC2及びT
C3にはガス漏れセンサ3cが、端子TC4及びTC5には遮断弁
(図示せず)を内蔵するLPガスメータ3の流量センサス
イッチ3d′が、端子TB1〜TB3にはLPガスメータ3dの遮断
弁の制御などを行う制御器3eが、端子TB4,TB5及びTC1
はボンベ交換スイッチ3f及び該スイッチ3fに内蔵のイン
ジケータ用LED3gがそれぞれ接続されている。
ガス漏れセンサ3cはコンセントを通じてAC100Vが独立に
供給されており、常時は6V、電源断時は0V、ガス漏れ検
出時は12Vの有電圧をコントローラ3aの端子TC2及びTC3
に供給する。
LPガスメータ3dの流量センサスイッチ3d′は、LPガスメ
ータ3dを通じて一定流量のLPガスが流れる毎にオンして
パルスを発生し、これをコントローラ3aの端子TC4及びT
C5に供給する。
制御器3eはコンセントを通じてAC100Vが独立に供給され
ており、コントローラ3aからのガス遮断信号に応じてLP
ガスメータ3d内の遮断弁を閉駆動する遮断弁閉駆動信号
を発生すると共に、停電によりAC100V電源が供給されな
くなったとき、コントローラ3aの端子TB3に停電信号を
供給する。
コントローラ3aは第4図に示すようにマイクロコンピュ
ータ(CPU)31を有する。CPU31は制御プログラムを記憶
したROM31aと各種のデータを記憶するRAM31bなどを内蔵
し、ROM31a中の制御プログラムとRAM31b中のデータとに
基づき後述するフローチャートに従って動作する。CPU3
1はまたパラレルデータ入出力ポートIO、入力ポートI1
〜I8、出力ポートO1〜O4などを有する。
上記パラレルデータ入出力ポートIOには、データバスDB
を介してDTMF MODEM(変復調回路)32並びに時計及びカ
レンダー33が接続されている。DTMF MODEM32は水晶発振
子32aを有し、CPU31で処理可能な0〜9の数字を表わす
4ビットパラレルデータと、電話回線4を通じて伝送さ
れるDTMF信号との間の変換を行う。DTMF信号は2つの異
なる周波数の信号の組合せで0〜9の数字を表わす。時
計及びカレンダー33は水晶発振子33aを有し、クロック
をカウンタにより計数して年月日からなる日付データと
時分からなる時刻データとを発生してこれをCPU31に供
給する。該時計及びカレンダー33のカウンタの内容はCP
U31から供給されるデータにより書き替えられ、時計及
びカレンダー33が発生する日付データ及び時間データの
修正が行われるようになっている。
入力ポートI1には停電検出I/F(インターフェース)34
を介して端子TB3が接続されていて、制御器3e(第3
図)が停電時に発生する停電検出信号が入力される。入
力ポートI2にはスイッチI/F35を介して端子TB4が接続さ
れていて、ボンベ交換スイッチ3f(第3図)のオンによ
り発生されるボンベ交換信号が入力される。入力ポート
I3にはガス漏れ検出I/F36を介して端子TC2が接続されて
いて、ガス漏れセンサ3c(第3図)がガス漏れ検出時に
発生する12V電圧に応じてガス漏れ検出信号が入力され
る。入力ポートI4には検針メータIF37を介して端子TC4
が接続されていて、LPガスメータ3d(第3図)の流量セ
ンサスイッチ3d′のオン・オフにより発生される流量パ
ルスが入力される。
入力ポートI5にはバッテリー検出回路38の出力が接続さ
れていて、3Vのリチウム電池39の電圧が一定値以下に低
下したことをバッテリー検出回路38が検出すると、検出
信号が入力される。入力ポートI6には16Hz回路40の出力
が接続されていて、電話回線4を通じて外部から着信呼
び出し中であることをコンデンサC1を介して印加される
16Hzの呼出し信号の検出により16Hz検出回路40が検出す
ると、着信検出信号が入力される。入力ポートI7にはTE
L検出回路41の出力が接続されていて、加入者電話機3b
が使用中であることをTEL検出回路41が検出すると、使
用中検出信号が入力される。入力ポートI8にはデータ設
定スイッチ42が接続されていて、該データ設定スイッチ
42のオンによりデータ設定信号が入力される。
また、クロック入力ポートCKにはクロックパルス発生器
43が接続されていて、CPU31の動作に使用されるクロッ
クパルスが入力される。電源入力ポートVDDには給電回
路44が接続されていて、CPU31の動作に必要な電源電圧
が供給される。
一方、出力ポートO1は遮断I/F45を介して端子TB1に接続
されていて、LPガスメータ3d(第3図)に内蔵されてい
る遮断弁を閉する際遮断弁オン信号を出力する。出力ポ
ートO2はLED出力I/F46を介して端子TC1に接続されてい
て、LED3g(第3図)を点灯する際LEDオン信号を出力す
る。出力ポートO3はスイッチ回路47の制御入力に接続さ
れていて、スイッチ回路47をオンするためのスイッチオ
ン信号を出力する。
スイッチ回路47はそのオンによりスイッチングトランジ
スタQをオン状態にし、電話回線4を全波整流器48、ス
イッチングトランジスタQを介して結合トランスTの一
次巻線L1に接続する。結合トランスTの2次巻線L2は電
話回線4に対して疑似負荷として働き、該2次巻線L2
はコンデンサC2、アンプ49を介してDTMF MODEM32の出力
が、コンデンサC3を介してDTMF MODEM32の入力がそれぞ
れ接続されている。以上により、出力ポートO3にスイッ
チオン信号が出力されている間、電話回線4を介して端
末機4と情報センター1との間でDTMF信号によるデータ
の授受が可能になる。
出力ポートO4は電圧コンバータ50の制御入力に接続され
ていて、電源コンバータ50を介してDTMF MODEM32、アン
プ49などに電源電圧V2を供給する際にオン信号を出力す
る。電源コンバータ50には給電回路44の出力電圧V1が供
給されている。給電回路44は抵抗R及びダイオードD1
介して端子TC2に接続され、ガス漏れセンサ3cが通常出
力している6Vの電圧が供給されると共に、リチウム電池
39の電圧がダイオードD2を介して供給されている。
なお、51は手動切換スイッチで、図示のようにa接点側
あるときには電話回線4に加入者電話機3bと共に16Hz検
出回路40、TEL検出回路41及び全波整流器48を接続し、
図示と反対のb接点側にあるときには電話回線4に加入
者電話機3bのみを接続するようになっている。
上記CPU31が予め定められたプログラムに従って行う機
能には、ガス検針機能、ガス残量管理機能、ガス遮断論
理機能、ガス漏れセンサ監視機能、電池電圧検出機能、
時計及びカレンダー機能、設定機能、テスト機能、伝送
制御機能がある。以下、各機能の概略を説明する。
〔ガス検針機能〕
LPガスメータ3dが一定流量毎に出力するパルスを検針メ
ータI/F37を介して入力ポートI4に受けて積算し、その
積算値をRAM31bに記憶する。積算値すなわち検針値は例
えば000000〜999999のパルス数によって表わされる。
上述の積算値(検針値)は自動的に情報センター1に通
報される。通報には2通りの仕方がある。
1つは従来から行われている定時通報であり、初期設定
にて設定された期日(通報周期)、時刻(通報時刻)に
定期的に情報センター1に積算値を送信する。
他の1つは毎月決められた設定日の決められた通報時刻
に情報センター1に最新の積算値を検針値として送信す
るものである。
〔ガス残量管理機能〕
LPガスメータ3dから一定流量毎に入力されるパルスを積
算し、ボンベ内のLPガスの残量を計算する。LPガスの残
量が初期設定により設定された2つの残量警告値になっ
たときに情報センター1に通報する。LPガスの残量は、
ボンベ交換スイッチ3fのオン時又は残量が0となったと
きに、初期設定により設定される設定ボンベ容量に再設
定される。
上記ボンベ交換スイッチ3fのオン時には、情報センター
1にボンベ交換通報を行い、同時に確認用のLED3g(ス
イッチ3fに内蔵)を点灯する。
〔ガス遮断論理機能〕
LPガスメータ3dからの一定流量毎のパルスによりガス消
費量を監視し、単位時間毎に演算を行い流量の異常を判
断する。異常と判断したときは、LPガスメータ3d内の遮
断弁に対して、制御器3eを介して遮断信号を出力すると
共に、情報センター1にその旨を通報する。
上記異常を判断するために、初期設定により最大合計流
量が設定され、該設定された最大合計流量を越えてガス
が流れたとき、ガス栓の誤開放又はゴム管はずれなどが
あると判断する。上記異常の判断は、LPガスメータ3dか
らのパルスが設定された最大合計流量から計算により求
められるパルス間隔より短い間隔で連続して5個発生し
たときに行う。また、この最大流量オーバのときも遮断
弁に対して制御器3eを介してガス遮断信号を出力すると
共に情報センター1にその旨を通報する。
〔ガス漏れセンサ監視機能〕
ガス漏れセンサ3cが発生する有電圧信号(0,6,12V)を
監視する。ガス漏れセンサ3cからの入力が9±0.5V以上
になったとき45秒間チェックし、45秒経過前に9±0.5V
未満となった場合、再度センサからの入力を監視する状
態に戻る。9±0.5V以上の状態が45秒以上継続した場
合、ガス漏れと判断して制御器3eを介してガス遮断信号
を出力し、情報センター1にガス漏れを通報する。
入力電圧が2±0.5V未満となったとき10秒間チェック
し、2±0.5V未満の状態が10秒以上継続した場合、ガス
漏れセンサ3cの動作不能(断線、コンセント抜けなど)
と判断して情報センター1にガス漏れセンサ3cの異常を
通報する。ただし、制御器3eから停電検出信号が入力さ
れているときには、ガス漏れセンサ3cについての異常通
報は行わない。
〔電池電圧検出機能〕
内蔵するリチウム電池39の電圧が低下したことをバッテ
リー検出回路38が検出した場合、電池電圧低下を情報セ
ンター1に通報する。この通報は動作不能になる約1カ
月前の電圧時に行われる。
〔時計及びカレンダー機能〕
上記定時通報の送信時刻用に時計が使用され、上記自動
検針通報の送信時刻及び送信日付用に時計及びカレンダ
ーが使用される。閏年の補正は自動的に行われる。
時刻データは時分(24時間)からなり、日付データは年
月日からなる。時刻データ及び日付データは初期設定に
より設定され、かつその後通報毎に設定、修正される。
〔設定機能〕
必要な設定データは初期設定によりRAM31b中の所定エリ
アに設定される。設定データは通報時に情報センター1
より伝送される設定データにより逐次更新可能である。
設定データとしては以下のものが設定される。
1.ユーザID(ユーザコード番号) 2.通報先電話番号(最大11桁) 3.ダイヤル方式(ダイヤルパルス/プッシュボタン) 4.通報時刻(定時通報及び自動検針通報時刻:時分) 5.通報周期(定時通報の周期:日〔00〜99〕) 6.通報日(自動検針通報日:日〔00〜28〕) 7.ガスメータ検針値(メータ検針値6桁) 8.最大合計流量(3桁〔パルス/時間〕) 9.設定ボンベ容量(設定ボンベの容量6桁〔パルス
数〕) 10.警告残量点1(第1警告点〔パルス数〕) 11.警告残量点2(第2警告点〔パルス数〕) 12.現在時刻(現在の時刻:時分) 13.現在日付(現在の年月日:西暦) なお、通報周期として00を設定した場合には、定時通報
機能は行わない。また、通報日として00を設定した場合
には、自動検針通報は動作しない。
〔テスト機能〕
電話回線4を介して情報センター1との間で機能のテス
トを行うことができる。データ設定スイッチ42がオンの
とき、異常信号を入力すると、回線テスト情報を情報セ
ンター1に送信する。回線テスト情報以外は現状を示し
て送信する。
〔伝送制御機能〕
情報センター1に情報を送信するとき、加入者電話機3b
が使用中であるか、着信呼び出し中であるかのチェック
を行い、電話回線4が空となるまで待つ。
電話回線4が空であれば、予め設定してある通報先電話
番号に従い、自動ダイヤルする。
情報センター1が話し中か、誤接続若しくは情報センタ
ー1から応答がないとき又は正常に送信が終了しないと
きは、一旦電話回線4を解放し、例えば50秒後に再ダイ
ヤルする。例えば合計3回のダイヤルでも情報の送信が
できない場合には、例えば5分後に再ダイヤルする。こ
の再ダイヤルにおける一定時間毎の3回のダイヤルでも
情報の送信が出来ない場合には、更に例えば5分後に再
々ダイヤルする。
以上説明したCPU31の機能から明らかなように、CPU31は
〔ガス検針機能〕によってガス消費量を積算する積算手
段31−1として働いている。また、CPU31は〔ガス残量
管理機能〕によってガス消費に伴って減るLPGボンベ内
のLPガスの残量が設定警告残量点となったかどうかを管
理するガス残量管理手段31−2として働いている。更
に、CPU31は〔ガス検針機能〕及び〔ガス残量管理機
能〕によって、積算したガス消費量を検針値として情報
センターに通報すべきときと、LPガスの残量が警告残量
点となったときに、通報先の電話番号を自動的にダイヤ
リングして電話回線を確保し、該確保した電話回線を通
じて検針値及び残量が警告残量点となったことを情報セ
ンターに通報する通報手段31−3として働いている。更
にまた、CPU31は〔設定機能〕によって通報のため確保
した電話回線を介して通報の後情報センターから受信す
る情報により既にRAM31bに記憶されている設定警告残量
点を変更設定する設定手段31−4として働いている。
上記CPU31の機能のうち、RAM31bに設定されている日付
データ及び時刻データに基づいて毎月決まった日時に検
針データを情報センター1に通報する機能と、情報セン
ター1から情報を受信してこれを設定情報としてRAM31b
に記憶する機能とを第5図のフローチャートを参照して
詳述する。
第5図のフローチャートはタイムスライス方式により2
つのフローチャートは並列実行されており、共に電源投
入によりスタートしている。一方のフローチャートAに
おいては、スタート後最初のステップS1Aで入力ポートI
4の状態によりガス流量パルスがLPガスメータ3dにおい
て発生しているか否かを判定する。このステップS1Aの
判定がYESのときは、続くステップS2AにおいてRAM31bの
定エリアに格納されている過去の検針値に+1してこれ
をRAM31bの所定エリアのものに代えて格納する。判定が
NOのときはステップS2Aを飛ばしてステップS3Aに進む。
ステップS3Aでは、RAM31bの所定エリアに設定されてい
る通報日付データと、時計及びカレンダー33から読み出
した現在の日付データとを比較して通報日であるか否か
を判定する。判定がYESであればステップS4Aに進み、こ
こでRAM31bの所定エリアに設定されている通報時刻デー
タと、時計及びカレンダー33から読み出した現在の時刻
データとを比較して通報時刻であるか否かを判定する。
ステップS3Aの判定がNOのときはステップS1Aに戻る。
上記ステップS4Aの判定がYESのときには、ステップS5A
に進み、ここで自動検針通報のための通報要因発生フラ
グを立てステップS1Aに戻る。判定がNOのときはステッ
プS5Aを飛ばしステップS1Aに戻る。フローチャートAで
は上述の仕事を繰返し実行する。
一方、フローチャートBにおいては、電源投入後の最初
のステップS1Bで通報要因発生フラグが立っているか否
かを判定する。このステップS1Bはその判定がYESとなる
まで繰返される。ステップS1Bの判定がYESとなると、ス
テップS2Bに進み、ここで入力ポートI6及びI7の状態に
より電話回線が空か否かをチェックする。ステップS2B
はその判定がYESとなるまで繰返される。ステップS2Bの
判定がYESとなると、ステップS3Bに進み、ここで出力ポ
ートO3及びO4に信号を出力して回線捕捉動作を行うと共
に、入出力ポートIOからダイヤル信号を出力してダイヤ
リング動作を行う。
その後、ステップS4Bに進み、ここで情報センター1と
接続したか否かを入出力ポートIOに入力される情報セン
ター1からの応答信号により判定する。このステップS4
Bの判定がNOのときはステップS5Bに進み、ここで40秒経
過したか否かを判定する。この判定がNOのときはステッ
プS4Bに戻り、このステップS5Bの判定がYESとなるま
で、ステップS4B及びS5Bを繰返し、ステップS5Bの判定
がYESとなったらステップS11Bに進む。
上記ステップS4Bの判定がYESのときには、ステップS6B
に進み、ここで入出力ポートIOから検針値及びその他の
情報を所定のホーマットで情報センター1にデータ伝送
する。その後、ステップS7Bに進み、ここで情報センタ
ー1からの応答信号を受信して通報要因発生フラグを0
にする。
続いてステップS8Bに進み、ここで入出力ポートIOに入
力れる情報センター1からの情報を受信し、これをRAM3
1b中に既に記憶されている設定情報に代えて記憶する。
その後、ステップS9Bに進み、ここで情報センター1に
情報を受信したことを示す応答を送信し、続くステップ
S10Bにおいて情報センター1から受信した情報が終了情
報であるか否かを判定する。このステップS10Bの判定が
NOの間はステップS8Bに戻り、応答信号の送信に応じて
情報センター1から送られてくる情報を受信する。以
下、ステップS10Bの判定がYESとなるまでステップS8B〜
S10Bが繰返され、ステップS10Bの判定がYESとなったと
ころでステップS11Bに進む。
ステップS11Bでは、出力ポートO3及びO4の出力信号をな
くして回線復旧を行った後ステップS1Bに戻る。
なお、上記ステップS4Bの判定がNOでステップS5B及びS1
1Bを経てステップS1Bに戻る場合には、通報要因発生フ
ラグが0となっていないので、再度回線捕捉、ダイヤリ
ングが行われるようになる。
〔効果〕
以上説明したように本発明によれば、通報のため確保し
た電話回線を介して通報の後情報センターから受信した
情報によってLPガスの残量を管理するのに必要な設定警
告残量点を変更するようにしているので、設定警告残量
点を変更するためオペレータが例えば年に2度も設置先
に出向いて設定作業を行う必要がないだけでなく、通報
のため確保した電話回線を利用しているので、設定警告
残量点を変更するため電話回線を新たに確保する操作も
必要ないので、設定警告残量点を変更設定するための作
業が極めて簡略化されるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による自動通報装置の基本構成を示すブ
ロック図、 第2図は本発明による自動通報装置を適用したLPガスホ
ームセキュリティシステムを示すブロック図、 第3図は第2図中の端末機の構成例を示す図、 第4図は第3図中のコントローラの回路構成を示す回路
図、 第5図は第4図中のCPUが実行する仕事の一部を示すフ
ローチャート図である。 31−1…積算手段(CPU)、31−2…ガス残量管理手段
(CPU)、31−3…通報手段(CPU)、31−4…設定手段
(CPU)、31b…設定情報記憶手段(RAM)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガス消費量を積算する積算手段と、 ガス消費に伴って減るLPGボンベ内のLPガスの残量が設
    定警告残量点となったかどうかを管理するガス残量管理
    手段と、 前記積算したガス消費量を検針値として情報センターに
    通報すべきときと、前記LPガスの残量が警告残量点とな
    ったときに、通報先の電話番号を自動的にダイヤリング
    して電話回線を確保し、該確保した電話回線を通じて前
    記検針値及び残量が警告残量点となったことを情報セン
    ターに通報する通報手段と、 前記通報先の電話番号、前記警告残量点などを記憶する
    書き換え可能な設定情報記憶手段と、 前記通報手段による通報のため確保した電話回線を介し
    て前記通報の後前記情報センターから受信する情報によ
    り既に前記設定情報記憶手段に記憶されている設定警告
    残量点を変更設定する設定手段と を備えることを特徴とする自動通報装置。
JP11085387A 1987-05-08 1987-05-08 自動通報装置 Expired - Fee Related JPH0727597B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11085387A JPH0727597B2 (ja) 1987-05-08 1987-05-08 自動通報装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11085387A JPH0727597B2 (ja) 1987-05-08 1987-05-08 自動通報装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63276698A JPS63276698A (ja) 1988-11-14
JPH0727597B2 true JPH0727597B2 (ja) 1995-03-29

Family

ID=14546321

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11085387A Expired - Fee Related JPH0727597B2 (ja) 1987-05-08 1987-05-08 自動通報装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0727597B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04313196A (ja) * 1991-03-29 1992-11-05 Mitsubishi Electric Corp 自動検針システム及び自動負荷制御システム

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5868195A (ja) * 1981-10-20 1983-04-22 株式会社東芝 自動検針端末装置
JPS60154738A (ja) * 1984-01-25 1985-08-14 Matsushita Electric Works Ltd 遠隔監視制御システム

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63276698A (ja) 1988-11-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3393507B2 (ja) 自動通報装置及び接続状態認識方法
JPH0727597B2 (ja) 自動通報装置
JP2511045B2 (ja) 自動通報装置
JPH0727596B2 (ja) 自動通報装置
JP3334845B2 (ja) 動作モードセレクタ
JPS63274256A (ja) 自動通報装置
JPS63274291A (ja) 自動通報装置
JP3301016B2 (ja) 自動検針通報装置におけるガス残量監視装置
JP3960682B2 (ja) 液体燃料消費管理装置および液体燃料供給管理システム
JP3125845B2 (ja) 自動検針システムにおける自動通報装置
JP2000312263A (ja) 自動通報装置および自動通報装置に用いられる接続状態認識方法
JP3153791B2 (ja) 自動通報装置におけるガス残量監視装置
JP3525404B2 (ja) Lpガス供給システムにおけるlpガス残量管理装置
JPS63275940A (ja) 自動通報装置
JP3171305B2 (ja) 自動検針システムにおける自動通報装置
JPS63276699A (ja) 自動通報装置
JP3334847B2 (ja) 自動通報装置
JPS63276700A (ja) 自動通報装置
JP2502116B2 (ja) 自動通報装置
JP3412125B2 (ja) 自動通報システム
JPH0745840Y2 (ja) 交通信号制御機
JP2003021299A (ja) ガス供給監視システム及びガス残量監視装置
JPH083808B2 (ja) 端末装置に対するデータ設定方法
JP2002352366A (ja) 自動通報装置
JPH07336451A (ja) 端末装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees