JPH07275889A - 消臭材 - Google Patents

消臭材

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Publication number
JPH07275889A
JPH07275889A JP7483294A JP7483294A JPH07275889A JP H07275889 A JPH07275889 A JP H07275889A JP 7483294 A JP7483294 A JP 7483294A JP 7483294 A JP7483294 A JP 7483294A JP H07275889 A JPH07275889 A JP H07275889A
Authority
JP
Japan
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carrier
bacteria
supported
toilet bowl
supporting
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7483294A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichiro Hirata
準一郎 平田
Hiroshi Moriguchi
浩史 森口
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Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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Filing date
Publication date
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  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
  • Purification Treatments By Anaerobic Or Anaerobic And Aerobic Bacteria Or Animals (AREA)
  • Treatment Of Sludge (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 排水口1に目皿2が被せられ、目皿2から下
方に垂設されたフック3に袋状のステンレスメッシュ4
が掛止され、このメッシュ4内に菌担持担体5が収容さ
れている。この菌はバチルスサブチルスである。 【効果】 排水口内で発生する臭気が菌の作用により除
去されるため、トイレの臭さが低減される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は男子便器の排水口内に設
置される消臭材に関する。
【0002】
【従来の技術】男子便器から発生する臭気を少なくする
ために、男子便器の目皿上に固形の消臭材を置くことが
行なわれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】男子便器においては、
排水口内からも臭気が発生することが多い。特に、排水
口内に尿石が析出すると、強い臭気が発生する。この尿
石の析出は、一般人は気が付かないことが多く、トイレ
臭気がなかなかとれない原因となっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明の消臭材
は、男子便器の排水口内に設置される消臭材であって、
菌保持用の担体と、該担体に担持された消臭機能を発揮
する菌とからなることを特徴とするものである。
【0005】かかる本発明によると、排水口内で発生す
る臭気が菌の作用により除去されるため、トイレの臭さ
が低減される。
【0006】なお、本発明の消臭材は、長期にわたって
使用していると担体に尿石が析出することがあるが、こ
の析出量が過度に多くなった場合には、排水口から取り
出して新しい消臭材と交換すれば良い。
【0007】本発明では、担体としては、ゼオライト、
シリカゲル、活性炭などの粒状体が好適である。
【0008】この担体に担持させる消臭機能を発揮する
菌としては、チオバチルス属であって硫化物を酸化する
菌、バチルス属、ストレプトコッカス属の菌などが好適
であり、具体的にはThiobacillus thiooxidans,Thiobac
illus thioparus,Bacillus subtillis,Bacillus coagul
ans,Lactobacillus casei,Lactobacillus plantarum,La
ctobacillus acidophilus,Streptococcus faecalisなど
が挙げられる。
【0009】このような菌を担体に担持させるには、例
えば、これらの菌を活性炭などのポーラスな担体と混合
したり、担体と共に培養し、その後分離乾燥する、ある
いは、凍結乾燥する、などにより行なえば良い。
【0010】菌の担持量としては、担体に対し菌が10
6 〜108 コ程度が好適である。
【0011】本発明の消臭材は、このような菌担持担体
を袋状のネット又はメッシュ、孔あき容器などに収容し
たものが好適であり、このようにすることにより、消臭
材の排水口内への出し入れが容易となる。
【0012】このようなネット、メッシュ、孔あき容器
などを目皿から吊すようにしても良い。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して実施例について説明す
る。第1図は実施例に係る消臭材を設置した男子便器の
排水口部分の断面図である。
【0014】この排水口1に目皿2が被せられ、目皿2
から下方に垂設されたフック3に袋状のステンレスメッ
シュ(目開き0.5mm)4が掛止され、このメッシュ
4内に菌担持担体5が収容されている。
【0015】この菌担持担体5は、粒径が1.0〜3.
0mmのゼオライトの表面に、バチルスサブチルスを担
持させたものである。
【0016】この担持方法は、培養後、菌体を遠心分離
により得た後、担体と共に混合乾燥した。また、菌の担
持量は、ゼオライトに対し菌107 コの割合とした。
【0017】この男子便器は、1時間当り平均20人が
使用するものであり、80gの担体を有した消臭材を7
日間設置したところ、その間、臭気は著しく少なくなっ
た。
【0018】
【発明の効果】以上の通り、本発明の消臭材によると、
男子便器の排水口からの臭気発生が抑制される。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る消臭材の使用状態を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1 排水口 2 目皿 4 メッシュ 5 菌担持担体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 男子便器の排水口内に設置される消臭材
    であって、 菌保持用の担体と、該担体に担持された消臭機能を発揮
    する菌とからなることを特徴とする消臭材。
JP7483294A 1994-04-13 1994-04-13 消臭材 Withdrawn JPH07275889A (ja)

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