JPH0727459A - 電機機器の排熱装置 - Google Patents
電機機器の排熱装置Info
- Publication number
- JPH0727459A JPH0727459A JP5196663A JP19666393A JPH0727459A JP H0727459 A JPH0727459 A JP H0727459A JP 5196663 A JP5196663 A JP 5196663A JP 19666393 A JP19666393 A JP 19666393A JP H0727459 A JPH0727459 A JP H0727459A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- fan
- bottom plate
- openings
- circuit board
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Light Sources And Details Of Projection-Printing Devices (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】出加減等を内蔵する機器の冷却空気の吸引によ
る誤作動や故障を防止し、小型化の可能性を増大する。 【構成】機器を私有の卯するケーシングの底板部分に開
口を形成し、少なくともその１個にファンを配設する。
る誤作動や故障を防止し、小型化の可能性を増大する。 【構成】機器を私有の卯するケーシングの底板部分に開
口を形成し、少なくともその１個にファンを配設する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、電機機器内部の排熱
装置、とくに静電複写機、同プリンタ、ファクシミリな
ど室内で主として使用する機器、制御用回路板のみを含
む機器に用いるに適した排熱装置に関するものである。
装置、とくに静電複写機、同プリンタ、ファクシミリな
ど室内で主として使用する機器、制御用回路板のみを含
む機器に用いるに適した排熱装置に関するものである。
【０００２】上記のような機器内部の冷却手段として
は、ファンのような送風手段を利用するものが従来から
広く実用されている。「図５」はこのような周知の排熱
手段を備えた機器の一例を、上部カバーを除去して略示
する平面図であって、内部機構を収納するケーシングの
底板４に不図示のスペーサを介して基板６、電源ユニッ
ト５が配置してあり、これらを挿むように、側面ないし
は後面に、ファン１とルーバー１５を配設してある。
は、ファンのような送風手段を利用するものが従来から
広く実用されている。「図５」はこのような周知の排熱
手段を備えた機器の一例を、上部カバーを除去して略示
する平面図であって、内部機構を収納するケーシングの
底板４に不図示のスペーサを介して基板６、電源ユニッ
ト５が配置してあり、これらを挿むように、側面ないし
は後面に、ファン１とルーバー１５を配設してある。
【０００３】このように構成することによって、前記フ
ァン１から外気を吸引し、ルーバー１５から加熱空気を
排出することによって基板６、電源ユニット５等を冷却
するようにしてある。
ァン１から外気を吸引し、ルーバー１５から加熱空気を
排出することによって基板６、電源ユニット５等を冷却
するようにしてある。
【０００４】しかしながら、このように空気を吸排する
ためのフアン、ルーバーなどをケーシングの側面、後面
など立ち上がり部位に設けると、機器近傍にある細かい
クリップ、ピンのような金属部品が吸引されて侵入し易
く、これが基板や電源の装着部位に達して異常作動や故
障の原因となるという問題があった。
ためのフアン、ルーバーなどをケーシングの側面、後面
など立ち上がり部位に設けると、機器近傍にある細かい
クリップ、ピンのような金属部品が吸引されて侵入し易
く、これが基板や電源の装着部位に達して異常作動や故
障の原因となるという問題があった。
【０００５】また、上記のように換気口などが側面、後
面などの立ち上がり部位にあると、その外部近傍に、壁
や他物体がある場合、空気の還流が妨げられて冷却機能
の低下をきたし、惹いては装置の異常作動を招来するお
それがあるので機器の設置場所が限定され、さらにま
た、機器自体の高さ寸法をファンの高さよりも低くする
ことが不可能となるので、機器の薄型化を困難にする欠
点を免れない。
面などの立ち上がり部位にあると、その外部近傍に、壁
や他物体がある場合、空気の還流が妨げられて冷却機能
の低下をきたし、惹いては装置の異常作動を招来するお
それがあるので機器の設置場所が限定され、さらにま
た、機器自体の高さ寸法をファンの高さよりも低くする
ことが不可能となるので、機器の薄型化を困難にする欠
点を免れない。
【０００６】本発明はこのような事態に対処すべくなさ
れたものであって、機器内の空気を還流させるための換
気口等を機器の底面側に配置するようにして、細かい金
属部品の機器内への吸引を可及的に少なくし、換気口近
傍の壁等によって設置場所が制限されるようなこともな
く、換気口などの存在による装置自体の外観の美麗さ、
品位などを損なうようなこともない装置を提供すること
を目的とするものである。
れたものであって、機器内の空気を還流させるための換
気口等を機器の底面側に配置するようにして、細かい金
属部品の機器内への吸引を可及的に少なくし、換気口近
傍の壁等によって設置場所が制限されるようなこともな
く、換気口などの存在による装置自体の外観の美麗さ、
品位などを損なうようなこともない装置を提供すること
を目的とするものである。
【０００７】
【課題を解決する技術手段、その作用】上記の目的を達
成するため、本発明は、電源ユニット、回路基板などを
収納する電機機器のケーシング底板に２個以上の開口を
設け、すくなくとも１個の開口に外気吸引用のファンを
配設してなるか、または、上記のものにおいて、ファン
を設けた開口と、少なくとも１個の他の開口との間に電
源ユニット、回路基板のいずれか（または双方）が存在
するように両開口を設けてなるか、または、または電機
機器のケーシング底板と該機器を載置する床面の間の間
隙を８〜１２ｍｍに設定してなることを特徴とする電機
機器の排熱装置である。
成するため、本発明は、電源ユニット、回路基板などを
収納する電機機器のケーシング底板に２個以上の開口を
設け、すくなくとも１個の開口に外気吸引用のファンを
配設してなるか、または、上記のものにおいて、ファン
を設けた開口と、少なくとも１個の他の開口との間に電
源ユニット、回路基板のいずれか（または双方）が存在
するように両開口を設けてなるか、または、または電機
機器のケーシング底板と該機器を載置する床面の間の間
隙を８〜１２ｍｍに設定してなることを特徴とする電機
機器の排熱装置である。
【０００８】このように構成することによって、机上に
ある細かい金属片を吸引して誤作動や故障の原因を生ず
ることを回避し、排熱用空気の吸引排出を考慮して設置
場所の限定する必要がない。
ある細かい金属片を吸引して誤作動や故障の原因を生ず
ることを回避し、排熱用空気の吸引排出を考慮して設置
場所の限定する必要がない。
【０００９】
【実施例の説明】「図１」は本発明の実施例を示す機器
の上面図、「図２」は同上側断面図である。「図１」に
示すように、底板４には、スペーサ１２を介して基板
６、電源ユニット５が配設してある。前記底板４には開
口２、同３が、少なくとも基板６を挿むようにもうけて
あり、夫々塵埃等の侵入を阻止するためにパンチングメ
タル、メッシュ７、８等が配設してある。
の上面図、「図２」は同上側断面図である。「図１」に
示すように、底板４には、スペーサ１２を介して基板
６、電源ユニット５が配設してある。前記底板４には開
口２、同３が、少なくとも基板６を挿むようにもうけて
あり、夫々塵埃等の侵入を阻止するためにパンチングメ
タル、メッシュ７、８等が配設してある。
【００１０】前記開口２の直上位置には支持台１３によ
ってプロペラを備えた角型のファン１が配設してあり、
これによって外気をケーシング内に吸引する。ケーシン
グの底板４の床面側には適数の脚１１が設けてあって、
床面と低板との間の間隙での空気の流通が自由に行われ
るようになっている。この場合、上記間隙は８乃至１２
ｍｍ程度に設定すれば外気の吸引には充分である。
ってプロペラを備えた角型のファン１が配設してあり、
これによって外気をケーシング内に吸引する。ケーシン
グの底板４の床面側には適数の脚１１が設けてあって、
床面と低板との間の間隙での空気の流通が自由に行われ
るようになっている。この場合、上記間隙は８乃至１２
ｍｍ程度に設定すれば外気の吸引には充分である。
【００１１】電源スイッチ１４をオンすることによって
ファン１が駆動され、ケーシング内の空気が排出される
とともに、開口２から外気が導入されて前記開口２が流
出して、電源５、基板６から発生する熱が排出される。
ファン１が駆動され、ケーシング内の空気が排出される
とともに、開口２から外気が導入されて前記開口２が流
出して、電源５、基板６から発生する熱が排出される。
【００１２】「図３」は他の実施例を示す電機機器の上
面図、「図４」は同上ＢーＢ線に沿った側断面図であ
る。電源５、基板６を挿むように底板４には、メッシュ
７、８を設けた開口２、３がもうけてある。
面図、「図４」は同上ＢーＢ線に沿った側断面図であ
る。電源５、基板６を挿むように底板４には、メッシュ
７、８を設けた開口２、３がもうけてある。
【００１３】ケーシング内部の前記開口３近傍位置に
は、軸流ファン１６が配設してあって、これによって外
気をケーシング内に吸引し、開口２から排気して内部機
構の冷却に資する。
は、軸流ファン１６が配設してあって、これによって外
気をケーシング内に吸引し、開口２から排気して内部機
構の冷却に資する。
【００１４】本発明は、小型の静電複写機、同プリン
タ、ファクシミリなどに適用でき、さらに制御基板のみ
を有するＩＯボックスやＣＰＵの画像処理、信号変換用
の回路基板のみを備えた箱状体のものなどに好適に利用
できる。
タ、ファクシミリなどに適用でき、さらに制御基板のみ
を有するＩＯボックスやＣＰＵの画像処理、信号変換用
の回路基板のみを備えた箱状体のものなどに好適に利用
できる。
【００１５】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるとき
は、電源、回路基板等発熱の可能性のある部品を内蔵す
るケーシングに適用する冷却手段として用いることによ
って、クリップ等細かい金属部材が吸引侵入することに
よる誤作動の可能性を極端に小さくでき、装置本体の薄
型化が可能となり、また、吸気、排気の方向に比較的大
きい空間を維持するための考慮がさして必要なくなるの
で設置場所の自由度が増すとともに、装置本体周辺に開
口部を形成する必要もないので、装置の外観上の品位が
高まる。
は、電源、回路基板等発熱の可能性のある部品を内蔵す
るケーシングに適用する冷却手段として用いることによ
って、クリップ等細かい金属部材が吸引侵入することに
よる誤作動の可能性を極端に小さくでき、装置本体の薄
型化が可能となり、また、吸気、排気の方向に比較的大
きい空間を維持するための考慮がさして必要なくなるの
で設置場所の自由度が増すとともに、装置本体周辺に開
口部を形成する必要もないので、装置の外観上の品位が
高まる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施例を示すケーシング底面部の平面
図
図
【図２】同上側断面図
【図３】他の実施例を示すケーシング底面部の平面図
【図４】同上側断面図
【図５】公知の冷却手段の配置例を示すケーシング底面
部の平面図
部の平面図
１ ファン ２、３ 開口 ５ 電源ユニット ６ 回路基板 ７、８ メッシュ １１ 脚 １２ スペーサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｇ０３Ｂ 27/52 Ｂ 8102−2Ｋ Ｇ０３Ｇ 21/20 2107−2Ｈ Ｇ０３Ｇ 21/00 ５３４
Claims (3)
- 【請求項１】電源ユニット、回路基板などを収納する電
機機器のケーシング底板に２個以上の開口を設け、すく
なくとも１個の開口に外気吸引用のファンを配設してな
る電機機器の排熱装置。 - 【請求項２】ファンを設けた開口と、少なくとも１個の
他の開口との間に電源ユニット、回路基板のいずれか
（または双方）が存在するように両開口を設けてなる
「請求項１」記載の電機機器の排熱装置。 - 【請求項３】電機機器のケーシング底板と該機器を載置
する床面の間の間隙を８〜１２ｍｍに設定してなる「請
求項１」または「請求項２」のいずれか記載の排熱装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5196663A JPH0727459A (ja) | 1993-07-15 | 1993-07-15 | 電機機器の排熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5196663A JPH0727459A (ja) | 1993-07-15 | 1993-07-15 | 電機機器の排熱装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0727459A true JPH0727459A (ja) | 1995-01-27 |
Family
ID=16361532
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5196663A Pending JPH0727459A (ja) | 1993-07-15 | 1993-07-15 | 電機機器の排熱装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0727459A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009086218A (ja) * | 2007-09-28 | 2009-04-23 | Kyocera Mita Corp | 熱源保有装置の冷却構造および画像形成装置 |
-
1993
- 1993-07-15 JP JP5196663A patent/JPH0727459A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009086218A (ja) * | 2007-09-28 | 2009-04-23 | Kyocera Mita Corp | 熱源保有装置の冷却構造および画像形成装置 |
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