JP3087153B2 - 熱源内蔵容器の冷却装置 - Google Patents

熱源内蔵容器の冷却装置

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JP3087153B2
JP3087153B2 JP05223899A JP22389993A JP3087153B2 JP 3087153 B2 JP3087153 B2 JP 3087153B2 JP 05223899 A JP05223899 A JP 05223899A JP 22389993 A JP22389993 A JP 22389993A JP 3087153 B2 JP3087153 B2 JP 3087153B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の目的】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば複写機、同プ
リンタなどのように内部に発熱源を備えた装置にに用い
る冷却装置に関するものである。
【0002】
【従来技術と解決すべき課題】内部に熱源を有する複写
機などの装置では、内部温度の上昇による機能劣化を防
止するために、通常冷却ファンを用いる冷却手段を配設
してあるのが普通である。
【0003】「図3」はこのような冷却手段の典型的な
構成を略示する要部側面図であって、内部機構を収納し
た容器104の側壁適所に吸引用開口を設け、その内部
にダクト102を配設し、該ダクト内側端に吸引ファン
101を配設してある。図示のように容器側壁面には外
気に混じる塵埃等の侵入を防止するためにフィルタ10
3が展張配置してある。
【0004】このような構成のものでは、長期の使用に
よって、図示のように、フイルタ103の外面に塵埃等
が次第に蓄積されて、冷却ファンの機能の低下を招来す
ることを免れない。実験によれば、フィルタが円滑に空
気の流通を許容する場合と目詰まりした場合とでは、内
部温度が訳15。C程度上昇することが確認されてい
る。このような温度上昇が装置内の部品の機能、寿命に
悪影響を与えることは云う迄もない。
【0005】本発明はこのような事態に対処すべくなさ
れたもので、上述のような冷却装置においてフィルタが
目詰まりしても冷却ファンに供給される空気量が急激に
減少して装置本来の機能の低下、部品の故障などを招来
するような事態を回避して、保守、修理の機械を充分に
あたえ得るような冷却装置を提供することを目的とする
ものである。
【0006】
【発明の構成】
【課題を解決する技術手段、その作用】上記の目的を達
成するため、本発明は、内部に熱源を有する装置の容器
適所に設けられフィルタをそなえた開口部に取着したダ
クトに吸引ファンを配設した冷却装置において、前記ダ
クトに、フィルタを介せずに空気を吸引する開口を別設
してなるか、または、形成した開口を容器に形成した開
口に連通して外気を吸引するようにするか、または、容
器に形成した開口を、フィルタを具備した開口から充分
に離隔した位置に配置してなることを特徴とするもので
ある。
【0007】このように構成することによって、熱源を
備えた装置を、内部部材に与える悪影響を可及的に抑制
して長期にわたって安定して使用できる。
【0008】
【実施例の説明】「図1」は本発明の実施例を示す冷却
装置の要部側面図であって、冷却ファンの部分のみを示
している。前記「図3」に示すものと対応する部位には
同一の符号を付して示してあり、それらについての説明
は省略する。
【0009】ダクト102には、フイルタ103側の空
気吸引開口のほかにダクトの適所にフイルタを具有しな
い開口105が形成してある。
【0010】このような構成となっているので、本来の
開口からの吸引がフィルタ103の目詰まりによって機
能低下すると、それに対応する装置内の空気が前記開口
105から吸引されて容器内を循環して装置内部品の冷
却に寄与することになる。この場合には吸引空気は一旦
フィルタ103を通過しているので、開口105にはフ
ィルタを必要としない。
【0011】このような構成によって、フィルタが目詰
まりした場合の容器内温度は、フイルタが機能する場合
に比して約10。Cに温度上昇を押えることができた。
公知の装置の場合、前述のようにフイルタの目詰まりに
よる装置内温度上昇が約15。Cであったので、上記実
施例装置によって装置内温度を約5。C低下させること
ができたことになる。
【0012】「図2」は他の実施例を示す要部側面図で
あって、この場合にも前記実施例装置と対応する部位に
は同一の符号を付して示してある。
【0013】図示の装置では、容器104適所に設けた
開口107とダクト102に設けた開口105とを、ラ
ビリンス状に形成した複雑に屈曲した通路106によっ
て連通してある。
【0014】このように構成することによって、フィル
タ103が目詰まりした場合、前記通路106を介して
外気を吸引できるので冷却手段としての機能の低下を防
止することが可能となる。前記通路106は複雑に屈曲
しているので、この部分にはフイルタを設けなくとも塵
埃の侵入を有効に阻止できる。
【0015】この実施例装置の場合、ダクト102から
吸引する空気が外気であるため、前記実施例装置よりも
冷却機能がよく、フィルタが目詰まりしていない場合に
比して目詰まりしたときの温度上昇を5。C程度に抑え
得ることを確認している。
【0016】つぎに、図示はしないが、さらに他の実施
態様について述べると、上記「図2」に示すように外気
を吸引する開口をそなえた装置において、該開口をフィ
ルタが配設された面以外の部分に構成することを特徴と
する。
【0017】装置の外部においては、フイルタの存在す
る面近傍には気流が発生するから、当然ながら塵埃も集
まる状態になる。したがってこの部位から離れた位置に
外気吸引用開口を配置することによって、これから侵入
する塵埃をより減少させることができる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
発熱部材を内蔵する機器において、適所に冷却ファンを
配置し、外気を吸引して冷却するようにした装置におい
て、フィルタを配置した本来の吸引口以外に開口を別設
して、フイルタが目詰まりしたときに該別設開口から空
気を冷却ファンに供給するようにしたから、フィルタが
目詰まりした時にも一定の冷却機能を維持でき、装置内
部品の機能劣化や故障等の発生を可及的に防止し、保守
管理を容易ならしめる効果がある。また、複写機、プリ
ンタなど画像形成装置に適用した場合に顕著な効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す冷却装置の側面図
【図2】他の実施例示す冷却装置の側面図
【図3】公知の冷却装置の側面図
【符号の説明】
101 冷却ファン 102 ダクト 103 フイルタ 104 容器 105 開口 107 通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F25D 1/00 H05K 7/20

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に熱源を有する装置の容器適所に設け
    られフィルタをそなえた開口部に取着したダクトに吸引
    ファンを配設した冷却装置において、 前記ダクトに、フィルタを介せずに空気を吸引する開口
    を別設してなることを特徴とする冷却装置。
  2. 【請求項2】ダクトに形成した開口を容器に形成した開
    口に連通して外気を吸引することを特徴とする「請求項
    1」記載の冷却装置。
  3. 【請求項3】容器に形成した開口を、フィルタを具備し
    た開口から充分に離隔した位置に配置してなる「請求項
    2」記載の冷却装置。
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JP4420230B2 (ja) * 2005-05-24 2010-02-24 株式会社ケンウッド 電子機器の空冷装置
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