JPH07274326A - ガス絶縁開閉装置用管路内装計器用変流器 - Google Patents

ガス絶縁開閉装置用管路内装計器用変流器

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Publication number
JPH07274326A
JPH07274326A JP6060785A JP6078594A JPH07274326A JP H07274326 A JPH07274326 A JP H07274326A JP 6060785 A JP6060785 A JP 6060785A JP 6078594 A JP6078594 A JP 6078594A JP H07274326 A JPH07274326 A JP H07274326A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductor
duct
gis
instrument
conductors
Prior art date
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Pending
Application number
JP6060785A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Kikko
義彰 橘高
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissin Electric Co Ltd filed Critical Nissin Electric Co Ltd
Priority to JP6060785A priority Critical patent/JPH07274326A/ja
Publication of JPH07274326A publication Critical patent/JPH07274326A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Gas-Insulated Switchgears (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 GIS用管路内装CTにおいて、管路内装C
Tの長さを短くすることにより、GISユニットを小型
化する。 【構成】 絶縁ガスを封入した管路容器15内に、導体1
1,19 、この導体を支持する絶縁スペーサ14,16 、及び
導体を囲んで配置されるCT13を備えたGIS用管路内
装CTにおいて、導体の途中で導体を分離し、その分離
した導体相互間を接続する接触子10を設け、この接触子
をCTの内径内に配置する。CTの端部と接触子間の管
路容器の軸方向の距離を取る必要がなくなるため、管路
容器の軸方向の寸法を短縮でき、GISユニットを小型
化できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガス絶縁開閉装置用管
路内装計器用変流器に関するものである。(以下、「ガ
ス絶縁開閉装置」をGISと略称し、「計器用変流器」
を「CT」と略称する。)
【0002】
【従来の技術】従来のGIS用管路内装CTについて図
を用いて説明する。図2は、管路内装CTを装備したG
ISの1ユニットの側面を示す。このGISユニットに
おいて、管路内装CT2,2はガス遮断器1と断路器
4,6間を接続する管路の一部に設けられる。
【0003】従来の管路内装CT2の内部構造を図3に
示す。円筒状に形成された管路容器15の両端の開口部
に、絶縁スペーサ14,16が取りつけられる。この絶
縁スペーサ14,16間に3相分の導体11,19が固
定される。各相毎に導体11を取り囲んでCT13が配
置される。このCT13は、支持部17により管路容器
15に固定される。また、CT13の内側には、電界緩
和のためのシールド12が配置される。
【0004】上記の管路内装CT2の各導体11,19
は、組立作業を容易にするために途中で2つの導体1
1,19に分割されており、一方の導体19に取り付け
たチューリップ接触子10により着脱自在に接続され
る。管路内装CT2をGISユニットに組み込む際に
は、あらかじめ、一方の絶縁スペーサ14の導体20に
導体19がボルトで固定され、他方の絶縁スペーサ16
の支持導体21に導体11がボルトで固定され、CT1
3が管路容器15に固定される。その後、GISユニッ
トのガス遮断器1に対して、絶縁スペーサ14、管路容
器15、絶縁スペーサ16の順に取りつけられる。
【0005】この絶縁スペーサ16を管路容器15に取
りつける際に、絶縁スペーサ14に固定された導体19
の先端に取り付けたチューリップ接触子10に、絶縁ス
ペーサ16に固定された導体11の先端が挿入される。
これにより、導体11,19間の接続が完成する。この
2つの導体11,19間を接続する接触子10は、形状
が複雑になるため、その周囲に電界集中が起こりやすく
なる。このため、接触子10はCT13のシールド12
の端部から十分な絶縁距離をおいて配置される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の管路内装CT2
においては、2つの導体11,19を接続する接触子1
0をCT13と並べて配置するため、接触子10とシー
ルド12の端部との距離を大きくとって、接触子10の
周囲に電界集中が生じないようにする必要が生じる。こ
のため、管路容器15の長さa2 が長いものとなる。図
3から理解されるように、管路容器15の全長a2 に対
してCT13本体が占める割合は1/3程度しかなく、
管路容器15内は無駄にスペースが取られている。
【0007】図2に示したGISに限らず、GISの本
来の特徴である小型化のために、GISのユニット構成
は極力小さくなるように工夫される。しかるに、従来の
管路内装CTでは、CT13の長さに比べて管路容器1
5が長いものとなり、これに伴い、GISユニットは、
全長Aが長くなり大型化していた。本発明は、GIS用
管路内装CTにおいて、管路内装CTの長さを短くする
ことにより、GISを小型化することを目的とするもの
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、絶縁ガスを封入した管路容器内に、導体、
この導体を支持する絶縁スペーサ、及び前記導体を囲ん
で配置されるCTを備えたGIS用管路内装CTにおい
て、前記導体の途中で導体を分離し、その分離した導体
相互間を接続する接触子を設け、この接触子をCTの内
径内に配置する。
【0009】
【作用】導体を接続する接触子をCTの内径内に配置す
ることにより、CTの径を増加する必要性が生じる一
方、接触子とCTとの間の管路容器の軸方向の絶縁距離
を取る必要がなくなる。管路容器の軸方向の長さが短縮
されることにより、GISユニットの寸法(図2のA)
が短かくなる。また、管路容器の径方向の寸法の増加
は、量的に少なく、かつGISユニットの各容器間の空
間でもって吸収することができるので、GISユニット
全体の大きさには影響を及ぼさない。したがって、GI
Sユニットは全体として小型化される。
【0010】
【実施例】本発明の実施例について、図を用いて説明を
する。本実施例の管路内装CTの内部構造を図1に示
す。円筒状に形成された管路容器15の両端の開口部に
絶縁スペーサ14,16が取りつけられる。この絶縁ス
ペーサ14,16の支持導体20,21間に3相分の導
体が固定される。各導体は、チューリップ接触子10に
より着脱自在に接続される2つの導体11,19により
構成される。図示の例では、接触子10は導体19側に
取り付けられる。
【0011】各相毎に導体を取り囲むようにCT13が
配置される。図1では、CT13の1相分を断面で示し
ている。導体11,19とCT13の配置関係は、接触
子10がCT13の内部即ち内径内に位置するように配
置される。図示の例では、導体11と接触子10がシー
ルド12の内径内に配置されている。なお、シールド1
2は省略することができる。CT13は、支持部17に
より管路容器15に固定される。
【0012】このように、接触子10をCT13の内径
内に配置すると、CT13及びシールド12の内径d1
は、図3の従来例のシールド12の内径d2 よりも、導
体11,19より接触子10の径が増加した分及び、接
触子10の周囲の電界集中を緩和するために必要な分だ
け増加させなければならない。このため、管路容器15
の径も増加する。しかしながら、管路容器15の軸方向
の寸法a1 については、接触子10とシールド12の端
部との間の絶縁距離を取る必要がなくなるので、管路容
器15の軸方向の長さa1 が、前述の図3の従来例の長
さa2 に比べて短縮される。
【0013】以上のように構成された管路内装CT2
は、GISユニットに前述の図2に示すように組み込ま
れる。図2のGISユニットは、2つの母線3,3が、
断路器4、ガス遮断器1、断路器6を介して連結される
母線連絡ユニットである。本実施例の管路内装CT2,
2は、ガス遮断器1の両端に接続される管路を構成す
る。なお、図2の8,9は管路、5、7は接地開閉器で
ある。
【0014】管路内装CT2をGISユニットに組み込
む際には、あらかじめ、一方の絶縁スペーサ14の導体
20に導体19がボルトで固定され、他方の絶縁スペー
サ16の支持導体21に導体11がボルトで固定され、
CT13が管路容器15に固定される。その後、GIS
ユニットのガス遮断器1に対して、絶縁スペーサ14、
管路容器15、絶縁スペーサ16の順に取りつけられ
る。
【0015】この絶縁スペーサ16を管路容器15に取
りつける際に、導体19の先端に取り付けたチューリッ
プ接触子10に、絶縁スペーサ16に固定された導体1
1の先端が挿入される。これにより、導体11,19間
の接続が完成する。以上説明した本実施例の管路内装C
T2,2がGISユニットに組み込まれると、管路容器
15の径方向の寸法の増加については、GISユニット
の各容器間のスペースにより吸収されるので、GISユ
ニットが大型化することはない。これに対し、管路容器
15の軸方向の寸法aの減少は、GISユニットの全体
の寸法Aを短縮する。これにより、GISユニットを小
型化することができる。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、GIS用管路内装CT
において、管路内装CTの長さを短くすることにより、
GISユニットを小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の管路内装CTの内部を示す側面断面
図。
【図2】管路内装CTを装備したGISユニットの例を
示す側面図。
【図3】従来の管路内装CTの内部を示す側面断面図。
【符号の説明】
1…ガス遮断器 2…管路内装CT 10…接触子 11,19…導体 12…シールド 13…CT 14,16…絶縁スペーサ 15…管路容器 17…CT支持部 20,21…支持導体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁ガスを封入した管路容器内に、導
    体、この導体を支持する絶縁スペーサ、及び前記導体を
    囲んで配置される計器用変流器を備えたガス絶縁開閉装
    置用管路内装計器用変流器において、前記導体の途中で
    導体を分離し、その分離した導体相互間を接続する接触
    子を設け、この接触子を前記計器用変流器の内径内に配
    置したことを特徴とするガス絶縁開閉装置用管路内装計
    器用変流器。
JP6060785A 1994-03-30 1994-03-30 ガス絶縁開閉装置用管路内装計器用変流器 Pending JPH07274326A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6060785A JPH07274326A (ja) 1994-03-30 1994-03-30 ガス絶縁開閉装置用管路内装計器用変流器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6060785A JPH07274326A (ja) 1994-03-30 1994-03-30 ガス絶縁開閉装置用管路内装計器用変流器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07274326A true JPH07274326A (ja) 1995-10-20

Family

ID=13152303

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6060785A Pending JPH07274326A (ja) 1994-03-30 1994-03-30 ガス絶縁開閉装置用管路内装計器用変流器

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JP (1) JPH07274326A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7417847B2 (en) * 2004-02-27 2008-08-26 Abb Technology Ag Compact current transformer casing for gas-insulated switchgear assemblies

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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