JPH07273597A - 共振器型弾性表面波フィルタ - Google Patents

共振器型弾性表面波フィルタ

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JPH07273597A
JPH07273597A JP5845694A JP5845694A JPH07273597A JP H07273597 A JPH07273597 A JP H07273597A JP 5845694 A JP5845694 A JP 5845694A JP 5845694 A JP5845694 A JP 5845694A JP H07273597 A JPH07273597 A JP H07273597A
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JP
Japan
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surface acoustic
acoustic wave
series
frequency
resonance frequency
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Pending
Application number
JP5845694A
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English (en)
Inventor
Nobuyoshi Sakamoto
信義 坂本
Shigeyuki Morimoto
茂行 森本
Masakatsu Kasagi
昌克 笠置
Hoku Hoa Uu
ウー・ホク・ホア
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 通過域の損失やチップサイズの増大、歩留り
の劣化を招くことなく、減衰域の減衰量を増大させるこ
とができるとともに、使用可能な圧電基板が少ない場合
であっても、減衰域を自由に設定することができるよう
にする。 【構成】 共振器型弾性表面波フィルタは、弾性表面波
共振器24,25,26,27により構成される2段の
はしご型回路と、すだれ状電極28,29により構成さ
れる容量素子とからなる。はしご型回路は、各段ごと
に、直列素子と並列素子を有する。容量素子は、はしご
型回路の2段目の直列素子及び並列素子をなす弾性表面
波共振器26,27に直列接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、無線通信装
置の高周波部に設けられる帯域通過フィルタとして使用
される共振器型弾性表面波フィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、無線通信装置においては、高周波
部に設けられる帯域通過フィルタとして、共振器型弾性
表面波フィルタが用いられることが多い。これは、この
フィルタが小型、軽量、無調整等の特徴を有するからで
ある。
【0003】従来の共振器型弾性表面波フィルタは、複
数の弾性表面波共振器を直列及び並列に交互に縦続接続
することにより、はしご型回路を形成するように構成さ
れている。
【0004】図2は、このような従来の共振器型弾性表
面波フィルタの構成を示す平面図である。なお、図2に
は、2段のはしご型回路を構成する場合を代表として示
す。図において、11は、フィルタリングすべき信号が
供給される入力端子であり、12は、フィルタリングさ
れた信号が供給される出力端子である。13は、圧電基
板であり、14,15,16,17は、この圧電基板1
3上に形成された弾性表面波共振器である。
【0005】各弾性表面波共振器14,15,16,1
7は、弾性表面波を励振するすだれ状電極141,15
1,161,171と、各すだれ状電極141,15
1,161,171の両側に位置し、対応するすだれ状
電極141,151,161,171により励振された
弾性表面波を反射する反射器142,143,152,
153.162,163,172,173を有する。
【0006】入力端子11は、すだれ状電極141の一
端に接続され、このすだれ状電極141の他端は、すだ
れ状電極161の一端に接続されるとともに、すだれ状
電極151を介して接地されている。すだれ状電極16
1の他端は、出力端子12に接続されるとともに、すだ
れ状電極171を介して接地されている。
【0007】ここで、直列素子をなす弾性表面波共振器
14,16のインピーダンスをZ11とし、並列素子を
なす弾性表面波共振器15,17のインピーダンスをZ
12とすると、図2の共振器型弾性表面波フィルタは、
図3に示すような等価回路で表される。
【0008】各弾性表面波共振器14,15,16,1
7の等価回路は、“弾性表面波工学、電子通信学会発
行、昭和58年”の第192頁に記載されるように、共
振周波数の近傍では、近似的に図4のように表される。
ここで、L0は、等価インダクタであり、C0は等価容
量であり、Cdは制動容量である。なお、図4では、説
明を簡単にするために、損失抵抗rを省略してある。
【0009】図4の等価回路のインピーダンス特性は、
図5のように表される。ここで、frは共振周波数であ
り、faは反共振周波数である。この共振周波数frと
反共振周波数faは、それぞれ、次式(1),(2)の
ように表される。
【0010】
【数1】
【数2】 図6は、弾性表面波共振器14,15,16,17のイ
ンピーダンス特性の相互関係を示す特性図である。
【0011】図において、fr1は、直列素子をなす弾
性表面波共振器14,16の共振周波数を示し、fa1
は、同じく反共振周波数を示す、fr2は、並列素子を
なす弾性表面波共振器15,17の共振周波数を示す、
fa2は同じく反共振周波数を示す。
【0012】図示の如く、弾性表面波共振器14,16
の共振周波数fr1は、弾性表面波共振器15,17の
反共振周波数fa2と同じ値f0に設定されている。こ
れにより、共振器型弾性表面波フィルタの周波数特性
は、図7に示すように、f0を中心周波数とし、反共振
周波数fa1を高域側の極周波数とし、共振周波数fr
2を低域側の極周波数とするような帯域通過特性とな
る。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】無線通信装置の高周波
部に設けられる帯域通過フィルタには、減衰域の位置や
減衰量の異なる種々の仕様が与えられる。したがって、
共振器型弾性表面波フィルタを帯域通過フィルタとして
使用する場合には、減衰域の位置や減衰量を自由に設定
可能なことが要求される。これを具体例を使って説明す
る。
【0014】今、図8に示す斜線部XL1,XH1で規
定される位置や減衰量を有する減衰域を要求する使用が
与えられているとする。この仕様を満たすためには、F
1で示すような周波数特性を設定すればよい。この状態
において、仕様が斜線部XL2,XH2で規定される位
置や減衰量を有する減衰域を要求するものに変更された
とする。この仕様を満たすためには、周波数特性をF2
に変更する必要がある。
【0015】周波数特性をF1からF2に変更するため
には、図9に示すように、減衰域を広げる必要がある。
言い換えれば、減衰域の極周波数fa1,fr2の位置
を中心周波数f0側に寄せる必要がある。
【0016】しかし、この例の場合、減衰域を広げるだ
けでは、変更後の仕様を満たすことができない。すなわ
ち、減衰域を広げても、周波数特性の両端で、減衰量が
不足する。したがって、この場合は、さらに、図10に
示すように、減衰量を増やす必要がある。これにより、
変更後の仕様を満たすことができる。
【0017】減衰域の位置を自由に設定可能であるため
には、中心周波数f0や極周波数fa1,fr2を自由
に設定可能であることが要求される。中心周波数f0や
極周波数fa1,fr2を自由に設定可能であるために
は、弾性表面波共振器の共振周波数frや反共振周波数
faを自由に設定可能であることが要求される。
【0018】共振周波数frや反共振周波数faを自由
に設定可能であるためには、圧電基板10の電気機械結
合係数k2 を自由に設定可能であることが要求される。
これは、弾性表面波共振器の共振周波数frと反共振周
波数faは、次式(3)に示すように、圧電基板10の
電気機械結合係数k2 によって規定されるからである。
【0019】
【数3】 しかし、共振器型弾性表面波フィルタの圧電基板10と
して使用可能な基板は、水晶、ニオブ酸リチウム、ある
いはタンタル酸リチウムを使った圧電基板等の極わずか
な基板に限られる。したがって、従来の共振器型弾性表
面波フィルタにおいては、仕様に応じて、減衰域の位置
を自由に設定することが困難であるという問題があっ
た。
【0020】一方、減衰量を増やすには、はしご型回路
の段数を自由に増やすことができることが要求される。
【0021】しかし、はしご型回路の段数を増やすと、
通過域での損失が増大してしまう。また、この場合、弾
性表面波共振器が増え、共振器型弾性表面波フィルタの
チップサイズが大きくなるとともに、歩留りも劣化す
る。したがって、従来の共振器型弾性表面波フィルタに
おいて、仕様に応じて、減衰量を増大させることが困難
であるという問題があった。
【0022】
【課題を解決するための手段】この発明の共振器型端正
表面波フィルタは、複数段のはしご型回路と容量素子と
により構成される。はしご型回路は、各段ごとに直列素
子と並列素子を有する。容量素子は、はしご型回路の一
部の段の直列素子及び並列素子の少なくとも一方の素子
に直列接続されている。直列素子と並列素子は、弾性表
面波共振器により構成され、容量素子は、すだれ状電極
により構成されている。
【0023】
【作用】今、説明を簡単にするために、はしご型回路は
2段の回路であるとし、容量素子は、この2段のはしご
型回路の2段目の直列素子と並列素子の両方に接続され
ているとする。
【0024】弾性表面波共振器に容量素子を直列に接続
すると、この直列回路の反共振周波数は、弾性表面波共
振器単体の反共振周波数と同じであるが、共振周波数
は、高域側にずれる。
【0025】したがって、1段目の直列素子の共振周波
数と、1段目の並列素子の反共振周波数と、2段目の直
列素子と容量素子とからなる直列回路の共振周波数と、
2段目の並列素子と容量素子とからなる直列回路の反共
振周波数の4つの周波数をほぼ一致させることにより、
高域側と低域側の減衰域に、それぞれ2つの極を設定す
ることができる。
【0026】これにより、各減衰域の特性を持ち上げる
ことができるので、はしご型回路の段数を増やすことな
く、減衰域の減衰量を増大させることができる。その結
果、通過域の損失やチップサイズの増大、歩留りの劣化
を招くことなく、減衰域の減衰量を増大させることがで
きる。
【0027】また、低域側の減衰域に設定された2つの
極のうち、中心周波数側に位置する極の周波数は、2段
目の並列素子と容量素子との直列回路の共振周波数によ
り表される。したがって、この極周波数は、2段目の並
列素子に直列接続された容量素子の容量を適宜設定する
ことにより、適宜設定することができる。これにより、
この低域側の減衰域の位置を自由に設定することができ
る。
【0028】一方、高域側の減衰域に設定された2つの
極のうち、中心周波数側に位置する極の周波数は、2段
目の直列素子と容量素子とからなる直列回路の反共振周
波数により表される。この直列回路の反共振周波数は、
直列素子の反共振周波数により表される。この直列素子
の反共振周波数は、圧電基板の電気機械結合係数により
規定される。したがって、この極周波数に関しては、こ
れを自由に設定することができるか否かが問題となる。
【0029】しかし、2段目の直列素子の共振周波数を
設定する場合は、これを中心周波数に一致させる必要が
ない。これにより、この直列素子の共振周波数を従来よ
り自由に設定することができるため、その反共振周波数
も従来より自由に設定することができる。その結果、高
域側の減衰域の位置も従来より自由に設定することがで
きる。
【0030】
【実施例】以下、図面を参照しながら、この発明の実施
例を詳細に説明する。図1は、この発明の第1の実施例
の構成を示す平面図である。図において、21は、フィ
ルタリングすべき信号が供給される入力端子である。2
2は、フィルタリングされた信号が供給される出力端子
である。23は、圧電基板である。24,25,26,
27は、この圧電基板23上に形成された弾性表面波共
振器である。28,29は、この圧電基板23上に形成
されたすだれ状電極である。
【0031】各弾性表面波共振器24,25,26,2
7は、それぞれ、弾性表面波を励振するすだれ状電極2
41,251,261,271と、この弾性表面波を反
射する反射器242,243,252,253,26
2,263,272,273を有する。
【0032】入力端子21は、すだれ状電極241の一
端に接続されている。このすだれ状電極241の他端
は、すだれ状電極251を介して接地されるとともに、
すだれ状電極28を介して、すだれ状電極261の一端
に接続されている。このすだれ状電極261の他端は、
出力端子22に接続されるとともに、すだれ状電極29
の一端に接続されている。このすだれ状電極29の他端
は、すだれ状電極271を介して接地されている。
【0033】ここで、弾性表面波共振器24,26のイ
ンピーダンスをZ11とし、弾性表面波共振器25,2
7のインピーダンスをZ12とし、すだれ状電極28の
容量をC21とし、すだれ状電極29の容量をC22と
すると、図1の共振器型弾性表面波フィルタは、図11
の等価回路のように表される。
【0034】図示の如く、この実施例の共振器型弾性表
面波フィルタは、弾性表面波共振器24,25,26,
27からなる2段のはしご型回路と、すだれ状電極2
8,29からなる容量素子とにより構成される。ここ
で、はしご型回路の各段は、逆L字型に接続された1つ
の直列素子と1つの並列素子により構成される。また、
容量素子は、2段目の直列素子と並列素子の両方に直列
接続されている。
【0035】各弾性表面波共振器24,25,26,2
7の等価回路は、上述した図4のように表される。した
がって、弾性表面波共振器26とすだれ状電極28との
直列回路30の等価回路は、図12のように表される。
この直列回路30のインピーダンスをZとすると、この
インピーダンスZは、次式(4)のように表される。
【0036】
【数4】 この式(4)より、直列回路30の共振周波数frc及
び反共振周波数facは、それぞれ次式(5),(6)
のように表される。
【0037】
【数5】
【数6】 式(6)と上述した式(2)との比較から明らかなよう
に、直列回路30の反共振周波数facは、弾性表面波
共振器26単体の反共振周波数faと変わらない。これ
に対し、直列回路30の共振周波数frcは、式(5)
と上述した式(1)との比較から明らかなように、弾性
表面波共振器26単体の共振周波数frより高域側にず
れる。図13に、この様子を示す。
【0038】共振周波数frcの高域側への移動量は、
すだれ状電極28の容量C21が小さくなるほど大きく
なる。一方、この容量C21が無限大になると、0とな
る。すなわち、容量素子を付加しない場合と同じにな
る。
【0039】このことは、“電子情報通信学会技術研究
報告 US87−36 1987年”の第14頁にアド
ミッタンスの形で開示されている。
【0040】なお、詳細な説明は省略するが、弾性表面
波共振器27とすだれ状電極29とからなる直列回路3
1の共振周波数frcと反共振周波数facも、直列回
路30の共振周波数frcと反共振周波数facと同じ
ように表される。
【0041】図14は、弾性表面波共振器24,25,
26,27と直列回路30,31の共振周波数fr,f
rcと反共振周波数fa,facの関係を示す図であ
る。
【0042】図において、fr1は直列素子をなす弾性
表面波共振器24,26の共振周波数を示し、fa1は
同じく反共振周波数を示す。また、fr2は、並列素子
をなす弾性表面波共振器25,27の共振周波数を示
し、fa2は同じく反共振周波数を示す。さらに、fr
c1,frc2はそれぞれ直列回路30,31の共振周
波数を示し、fac1,fac2は同じく反共振周波数
を示す。
【0043】図示の如く、1段目の並列素子をなす弾性
表面波共振器25の共振周波数fr2及び反共振周波数
fa2と、2段目の並列素子をなす弾性表面波共振器2
7の共振周波数fr2及び反共振周波数fa2は、それ
ぞれほぼ同じ値に設定されている。
【0044】これに対し、1段目の直列素子をなす弾性
表面波共振器24の共振周波数fr1及び反共振周波数
fa1と、2段目の直列素子をなす弾性表面波共振器2
6の共振周波数fr1及び反共振周波数fa1はそれぞ
れ異なる値に設定されている。すなわち、弾性表面波共
振器26の共振周波数fr1及び反共振周波数fa1は
弾性表面波共振器24の共振周波数fr1及び反共振周
波数fa1より低域側にずらされている。
【0045】また、弾性表面波共振器24の共振周波数
fr1と、弾性表面波共振器25の反共振周波数fa2
と、直列回路30の共振周波数frc1と、直列回路3
1の反共振周波数fac2は、ほぼ同じ値f0に設定さ
れている。
【0046】これにより、共振器型弾性表面波フィルタ
の周波数特性は、図15に示すように、f0を中心周波
数とし、高域側の減衰域と低域側の減衰域にそれぞれ2
つの極を有するような帯域通過特性となる。
【0047】これにより、各減衰域の特性が持ち上げら
れるので、はしご型回路の段数を増やすことなく、各減
衰域の減衰量を増大させることができる。その結果、通
過域の損失やチップサイズの増大、歩留りの劣化を招く
ことなく、各減衰域の減衰量を増大させることができ
る。
【0048】また、低域側の減衰域に設定された2つの
極のうち、中心周波数f0側に位置する極の周波数は、
直列回路31の共振周波数frc2により表される。こ
の共振周波数frc2は、すだれ状電極29の容量C2
2を適宜設定することにより、適宜設定することができ
る。これにより、低域側の減衰域の位置は、すだれ状電
極29の容量C22を適宜設定することにより、適宜設
定することができる。
【0049】これに対し、高域側の減衰域に設定された
2つの極のうち、中心周波数f0側に位置する極の周波
数は、直列回路30の反共振周波数fac1により表さ
れる。この反共振周波数fac1は、弾性表面波共振器
26の反共振周波数fa1により表される。この反共振
周波数fa1は、圧電基板23の電気機械結合係数k2
により規定される。したがって、この極周波数に関して
は、これを自由に設定することができるか否かが問題と
なる。
【0050】しかし、弾性表面波共振器26の共振周波
数fr1を設定する場合は、これを中心周波数f0に一
致させる必要がない。これにより、この弾性表面波共振
器26の共振周波数fr1を従来より自由に設定するこ
とができるので、その反共振周波数fa1も従来より自
由に設定することができる。その結果、高域側の減衰域
も位置を設定する場合も、これを従来より自由に設定す
ることができる。
【0051】なお、低域側の減衰域に設定された2つの
極のうち、中心周波数f0から離れた側に位置する極の
周波数は、弾性表面波共振器25の共振周波数fr2で
表される。したがって、この極周波数も、電気機械結合
係数k2 により規定されるため、これを自由に設定する
ことができるか否かが問題となる。
【0052】しかし、この極は、中心周波数f0側の極
と異なり、減衰域の位置を規定するものではなく、減衰
域の特性を持ち上げるものであるため、その周波数を厳
密に設定する必要がない。しがたって、この周波数の設
定が困難になることはない。
【0053】同様に、高域側の減衰域に設定された2つ
の極のうち、中心周波数f0から離れた側に位置する極
も、減衰域の特性を持ち上げるためのものなので、その
周波数の設定が困難になることはない。
【0054】なお、すだれ状電極28,29の容量C2
1,C22は、電極指のピッチPと長さL(図1参照)
を適宜設定することにより、適宜設定することができ
る。この場合、この実施例では、図1に示すように、す
だれ状電極28,29の電極指のピッチPが、弾性表面
波共振器247,25,26,27を構成するすだれ状
電極241,251,261,271の電極指のピッチ
Pより大きくなるように設定されている。
【0055】これは、容量C21,C22を得るための
すだれ状電極28,29から弾性表面波が励振され、こ
の弾性表面波が希望の周波数領域で悪影響を与えるのを
防止するためと、すだれ状電極28,29の製造性をよ
くするためである。
【0056】以上詳述にしたこの実施例によれば、次の
ような効果が得られる。 (1) まず、この実施例によれば、2段のはしご型回
路の2段目の直列素子(弾性表面波共振器26)と並列
素子(弾性表面波共振器27)に、それぞれ容量素子
(すだれ状電極28,29)を直列接続するようにした
ので、高域側と低域側の減衰域にそれぞれ2つの極を設
定することができる。これにより、はしご型回路の段数
を増やすことなく、減衰域の減衰量を増大させることが
できるので、通過域の損失やチップサイズの増大、歩留
りの劣化を招くことなく、減衰域の減衰量を増大させる
ことができる。
【0057】(2) また、この実施例によれば、低域
側の減衰域に設定された2つの極のうち、中心周波数f
0側に位置する極の周波数を、直列回路31の容量素子
の容量C22を適宜設定することにより、適宜設定する
ことができるので、この減衰域の位置を自由に設定する
ことができる。
【0058】(3) また、この実施例によれば、2段
目の直列素子をなす弾性表面波共振器26の共振周波数
fr1を中心周波数f0に一致させる必要がないので、
高域側の減衰域に設定された2つの極のうち、中心周波
数f0側に位置する極の周波数を自由に設定することが
できる。これにより、この高域側の減衰域の位置も自由
に設定することができる。
【0059】(4) また、この実施例によれば、容量
素子を構成するすだれ状電極28,29の電極指のピッ
チPが、弾性表面波共振器24,25,26,27を構
成するすだれ状電極241,251,261,271の
電極指のピッチPより大きくなるように設定されている
ので、すだれ状電極28,29により励振された弾性表
面波が希望の周波数領域で悪影響を与えるのを防止する
ことができるとともに、すだれ状電極28,29の製造
性をよくすることができる。
【0060】図16は、この発明の第2の実施例の等価
回路を示す回路図である。なお、図16において、先の
図11と同一部には、同一符号を付して詳細な説明を省
略する。
【0061】先の実施例では、2段目の直列素子と並列
素子の両方に容量素子を直列接続する場合を説明した。
これに対し、この実施例は、直列素子にのみ容量素子を
直列接続するようにしたものである。このような構成に
よれば、図17に示すように、高域側の減衰域に2つの
極を設定することができる。
【0062】なお、図には示さないが、この実施例は、
並列素子にのみ直列に容量素子を接続するようにしても
よい。このような構成によれば、低域側の減衰域にの
み、2つの極を設定することができる。
【0063】図18は、この発明の第3の実施例の等価
回路を示す回路図である。なお、図18において、先の
図11と同一部には、同一符号を付して詳細な説明を省
略する。
【0064】先の実施例では、はしご型回路の2段目の
直列素子及び並列素子の少なくとも一方に直列に容量素
子を接続する場合を説明した。これに対し、この実施例
は、1段目の直列素子及び並列素子の少なくとも一方に
直列に容量素子を接続するようにしたものである。な
お、図18には、直列素子と並列素子の両方に容量素子
を接続する場合を代表と示す。
【0065】このような構成であっても、共振器型弾性
表面波フィルタの周波数特性は、1段目の周波数特性と
2段目の周波数特性との合成によって得られるので、先
の実施例と同じような周波数特性を得ることができる。
【0066】図19は、この発明の第4の実施例の等価
回路を示す回路図である。なお、図19において、先の
図11と同一部には、同一符号を付して詳細な説明を省
略する。
【0067】先の実施例では、共振器型弾性表面波フィ
ルタを1段で使用する場合を説明した。これに対し、こ
の実施例では、上述したようなフィルタを単位フィルタ
として、これを複数縦続接続することにより、共振器型
弾性表面波フィルタを構成するようにしたものである。
【0068】単位フィルタを縦続接続する形態として
は、接続構成と周波数特性の両方が同じものを縦続接続
する形態と、接続構成が同じで、周波数特性が異なるも
のを縦続接続する形態と、接続構成と周波数特性の両方
が異なるものを縦続接続する形態と、これらを組み合わ
せる形態がある。
【0069】接続構成と周波数特性の両方が同じものを
縦続接続する形態としては、例えば、図11に示すフィ
ルタを縦続接続する形態が考えられる。図19はこの形
態を代表として示す。なお、図19には、2段縦続接続
する場合を代表として示す。このような構成によれば、
縦続接続に応じた減衰量を確保することができる。
【0070】また、接続構成が同じで、周波数特性が異
なるものを縦続接続する形態としては、例えば、図11
に示すフィルタを、各段の容量C21あるいはC22を
適宜異ならせながら、複数縦続接続する形態が考えられ
る。このような構成によれば、容量C21あるいはC2
2の数に応じた極数を確保することができる。
【0071】また、接続構成と周波数特性の両方が異な
るものを縦続接続する形態としては、例えば、図11に
示すフィルタと図16に示すフィルタを縦続接続する形
態が考えられる。この場合、複数のC21の値を同じに
するか否かにより、高域側の極数を異ならせることがで
きる。
【0072】以上、この発明の4つの実施例を説明した
が、この発明は、上述したような実施例に限定されるも
のではない。 (1) 例えば、先の実施例では、はしご型回路とし
て、2段のはしご型回路を用いる場合を説明した。しか
し、この発明は、容量素子を有する段と有しない段を組
み合わせることにより、減衰域に複数の極を設定するも
のであるから、3段以上のはしご型回路を用いるように
してもよい。この場合、容量素子を有しない段は少なく
とも1つあればよい。
【0073】(2) また、先の実施例では、はしご型
回路として、各段が逆L字型の構成を有する回路を用い
る場合を説明した。しかし、この発明は、各段が直列素
子と並列素子を有する構成であれば、どのような構成の
はしご型回路を用いるようにしてもよい。言い換えれ
ば、各段が帯域通過特性を得ることができるような構成
であれば、どのような構成のはしご型回路を用いるよう
にしてもよい。
【0074】したがって、各段が、例えば、図20
(a)に示すようなπ型や同図(b)に示すようなT型
の構成を有するものであってもよい。
【0075】なお、並列素子に容量素子を直列接続する
場合において、π型のように、並列素子が複数ある場合
は、必要に応じて、そのうちの一部あるいは全部に容量
素子を直列接続することができる。これは、直列素子に
容量素子を直列接続する場合において、T型のように、
直列素子が複数ある場合も同様である。
【0076】(3) このほかにも、この発明は、その
要旨を逸脱しない範囲で種々様々変形実施可能なことは
勿論である。
【0077】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
複数段のはしご型回路の一部の段の構成素子に容量素子
を直列接続するようにしたので、通過域の損失やチップ
サイズの増大、歩留りの劣化を招くことなく、減衰域の
減衰両を増大させることができるとともに、使用可能な
圧電基板が少ない場合であっても、減衰域の位置を自由
に設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例の構成を示す平面図で
ある。
【図2】従来の共振器型弾性表面波フィルタの構成を示
す平面図である。
【図3】従来の共振器型弾性表面波フィルタの等価回路
を示す回路図である。
【図4】弾性表面波共振器の等価回路を示す回路図であ
る。
【図5】弾性表面波共振器のインピーダンス特性を示す
を示す特性図である。
【図6】従来の共振器型弾性表面波フィルタのインピー
ダンス特性を示す特性図である。
【図7】従来の共振器型弾性表面波フィルタの周波数特
性を示す特性図である。
【図8】従来の共振器型弾性表面波フィルタの問題を説
明するための特性図である。
【図9】従来の共振器型弾性表面波フィルタの問題を説
明するための特性図である。
【図10】従来の共振器型弾性表面波フィルタの問題を
説明するための特性図である。
【図11】第1の実施例の等価回路を示す回路図であ
る。
【図12】第1の実施例の直列回路の等価回路を示す回
路図である。
【図13】第1の実施例の直列回路のインピーダンス特
性を示す特性図である。
【図14】第1の実施例の共振器型弾性表面波フィルタ
のインピーダンス特性を示す特性図である。
【図15】第1の実施例の共振器型弾性表面波フィルタ
の周波数特性を示す特性図である。
【図16】第2の実施例の等価回路を示す回路図であ
る。
【図17】第2の実施例の周波数特性を示す特性図であ
る。
【図18】第3の実施例の等価回路を示す回路図であ
る。
【図19】第4の実施例の等価回路を示す回路図であ
る。
【図20】第5の実施例のはしご型回路の構成を示す回
路図である。
【符号の説明】
21…入力端子 22…出力端子 23…圧電基板 24,25,26,27…弾性表面波共振器 30,31…直列回路 241,251,261,271,28,29…すだれ
状電極 242,243,252,253,262,263,2
72,273…反射器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウー・ホク・ホア 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各段ごとに、弾性表面波共振器により構
    成された直列素子と並列素子を有する複数段のはしご型
    回路と、 すだれ状電極により構成され、前記はしご型回路の一部
    の段の直列素子及び並列素子の少なくとも一方の素子に
    直列接続された容量素子とを具備したことを特徴とする
    共振器型弾性表面波フィルタ。
  2. 【請求項2】 各段ごとに、弾性表面波共振器により構
    成された直列素子と並列素子を有する複数段のはしご型
    回路と、 すだれ状電極により構成され、前記はしご回路の一部の
    段の直列素子及び並列素子の少なくとも一方の素子に直
    列接続された容量素子とを具備した単位フィルタを複数
    縦続接続するように構成されていることを特徴とする共
    振器型弾性表面波フィルタ。
  3. 【請求項3】 前記はしご型回路は、2段のはしご型回
    路であることを特徴とする請求項1または請求項2記載
    の共振器型弾性表面波フィルタ。
  4. 【請求項4】 前記すだれ状電極の電極指のピッチが、
    前記弾性表面波共振器を構成するすだれ状電極の電極指
    のピッチより大きくなるように設定されていることを特
    徴とする請求項1または請求項2記載の共振器型弾性表
    面波フィルタ。
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