JP2015062277A - 弾性波フィルタ装置及びデュプレクサ - Google Patents

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Abstract

【課題】通過帯域内における損失の悪化を抑制することができる弾性波フィルタ装置を提供する。【解決手段】1ポート型弾性波共振子9と、1ポート型弾性波共振子9に直列に接続されている弾性波フィルタ部18とを備え、1ポート型弾性波共振子9に並列にインダクタンス10が接続されており、上記弾性波フィルタ部18の通過帯域の中心周波数をf0、1ポート型弾性波共振子9の共振周波数をfr1としたとき、fr1>f0である、弾性波フィルタ装置。【選択図】図1

Description

本発明は、帯域通過型フィルタとして用いられる弾性波フィルタ装置及び弾性波フィルタ装置を有するデュプレクサに関し、より詳細には、複数の弾性波共振子を用いて構成されている弾性波フィルタ装置及びデュプレクサに関する。
従来、携帯電話機などの帯域フィルタとして弾性波フィルタが広く用いられている。例えば下記の特許文献1には、複数の弾性表面波共振子を有するラダー型フィルタが開示されている。特許文献1では、インダクタンスが並列に接続されている第1の直列腕共振子と、インダクタンスが接続されていない第2の直列腕共振子とが設けられている。第1の直列腕共振子の共振周波数をfsr1、第2の直列腕共振子の共振周波数をfsr2としたときに、fsr1<fsr2とされている。
また、下記の特許文献2に記載の弾性波フィルタでは、並列にインダクタンスが接続されている直列腕共振子の共振周波数が、インダクタンスが接続されていない直列腕共振子の共振周波数よりも低くされている。
特開2004−242281号公報 特開2011−176746号公報
特許文献1や特許文献2に記載のように、インダクタンスが並列に接続されている直列腕共振子の共振周波数は、他の直列腕共振子の共振周波数よりも低くされている。
しかしながら、上記インダクタンスのQ値が低くなると、通過帯域内における損失が大きくなるという問題があった。他方、Q値の大きいインダクタンスを用いると、製造工程が煩雑となり、コストが高くつくという問題があった。
本発明の目的は、通過帯域内の損失の悪化を抑制することができる弾性波フィルタ装置及び該弾性波フィルタ装置を用いたデュプレクサを提供することにある。
本発明に係る弾性波フィルタ装置は、圧電基板と、弾性波フィルタ部と、1ポート型弾性波共振子と、インダクタンスとを備える。上記弾性波フィルタ部は、上記圧電基板上に形成された少なくとも1つのIDT電極を含む。上記1ポート型弾性波共振子は、上記弾性波フィルタ部と直列に接続されているIDT電極を有する。
上記インダクタンスは、上記1ポート型弾性波共振子に並列に接続されている。本発明では、上記弾性波フィルタ部の通過帯域の中心周波数をf0としたとき、上記1ポート型弾性波共振子の共振周波数fr1が中心周波数f0よりも高域側に位置している。
本発明に係る弾性波フィルタ装置のある特定の局面では、上記1ポート型弾性波共振子におけるIDT電極の上記波長が、上記1ポート型弾性波共振子及び上記弾性波フィルタ部におけるIDT電極の電極指ピッチで定まる波長のうち最も小さい。その場合には、設計の自由度を高めることができる。
本発明に係る弾性波フィルタ装置の他の特定の局面では、上記1ポート型弾性波共振子におけるIDT電極の電極指ピッチにより定まる波長が、上記弾性波フィルタ部の電極指ピッチで定まる波長よりも小さい。この場合には、設計の自由度を高めることができる。
本発明に係る弾性波フィルタ装置のさらに他の特定の局面では、上記インダクタンスが上記圧電基板に設けられている。従って、小型化を進めることができる。
本発明に係る弾性波フィルタ装置のさらに別の特定の局面では、上記弾性波フィルタ部は、上記圧電基板と、上記圧電基板上に設けられた直列腕と、上記直列腕と接地電位と間に接続される並列腕と、上記直列腕に設けられた複数の直列腕共振子と、上記並列腕に設けられた並列腕共振子とを備え、上記複数の直列腕共振子及び並列腕共振子が、IDT電極を有する弾性波共振子からなるラダー型弾性波フィルタ部である。この場合、複数の直列腕共振子には並列にインダクタンスが接続されていない。また、ラダー型弾性波フィルタ部の上記直列腕共振子の共振周波数のうち最も高い共振周波数をfr2としたときに、上記1ポート型弾性波共振子の共振周波数fr1が、共振周波数fr2よりも高域側に位置している。
本発明に係る弾性波フィルタ装置のさらに他の特定の局面では、上記1ポート型弾性波共振子におけるIDT電極の電極指ピッチにより定まる波長が、上記直列腕共振子の電極指ピッチで定まる波長よりも小さい。
より好ましくは、上記1ポート型弾性波共振子の上記波長が、上記複数の直列腕共振子における電極指ピッチで定まる波長のうち最も小さい波長よりも小さい。
本発明に係る弾性波フィルタ装置のさらに別の特定の局面では、上記1ポート型弾性波共振子の共振周波数fr1が、上記複数の直列腕共振子において最も共振周波数が低い直列腕共振子の共振周波数よりも高い。
本発明に係る弾性波フィルタ装置のさらに別の特定の局面では、上記複数の直列腕共振子の共振周波数よりも、上記1ポート型弾性波共振子の共振周波数fr1が高い。
本発明に係る弾性波フィルタ装置のさらに他の特定の局面では、上記インダクタンスのQ値が20以下である。
本発明に係る弾性波フィルタ装置のさらに他の特定の局面では、上記弾性波フィルタ部は、上記圧電基板と、上記圧電基板上に設けられた縦結合共振子型弾性波フィルタとを含むフィルタ部である。
本発明に係るデュプレクサは、本発明に従って構成されている弾性波フィルタ装置からなる第1の帯域フィルタと、上記第1の帯域フィルタとは通過帯域が異なる第2の帯域フィルタとを有する。
本発明に係る弾性波フィルタ装置によれば、上記インダクタンスのQ値を低くした場合であっても、通過帯域内における挿入損失を小さくすることが可能となる。従って、低損失の弾性波フィルタ装置を提供することができる。また、本発明によれば、低損失のデュプレクサを提供することが可能となる。
本発明の第1の実施形態に係るデュプレクサの回路図である。 本発明の第1の実施形態に係るデュプレクサの平面図である。 第1の実施形態において第1の直列腕共振子に並列に接続されているインダクタンスのQ値と周波数との関係を示す図である。 第1の実施形態において第1の直列腕共振子に並列に接続されているインダクタンス値Lと周波数との関係を示す図である。 第1の直列腕共振子とインダクタンスとの並列回路を示す回路図である。 図5に示した回路の共振特性を示す図である。 図1に示した回路構成のデュプレクサにおいて、インダクタンスのQ値を40、20、4.7及び1とした場合の送信特性を示す図である。 図1に示した回路構成のデュプレクサにおける第1の直列腕共振子とインダクタンスとの並列回路において、インダクタンスのQ値を40、20、4.7及び1とした場合の各共振特性を示す図である。 比較例のデュプレクサにおいて、インダクタンスのQ値を変化させた場合の送信特性を示す図である。 比較例のデュプレクサにおいて、インダクタンスのQ値を変化させた場合の1ポート型弾性波共振子とインダクタンスとの並列回路の共振特性を示す図である。 第2の実施形態に係る弾性波フィルタ装置の弾性波フィルタ部の回路図である。 (a)〜(d)は、第2の実施形態に係る弾性波フィルタ装置が構成されている多層基板の異なる高さ位置に設けられている電極構造を示す各模式的平面図である。 (a)〜(d)は、第2の実施形態の比較例としての第2の比較例に係る弾性波装置の異なる高さ位置の電極構造を示す各模式的平面図である。 第2の実施形態及び第2の比較例の弾性波装置の減衰量周波数特性を示す図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の具体的な実施形態を説明することにより、本発明を明らかにする。
図1は、本発明の第1の実施形態のデュプレクサの回路図である。デュプレクサ1は第1の帯域フィルタとしての送信フィルタ2と第2の帯域フィルタとしての受信フィルタ3とを有する。特に限定されるわけではないが、本実施形態のデュプレクサ1は、W−CDMAのBand1の通信方式に用いられる。従って、送信フィルタ2の通過帯域は、1920〜1980MHzであり、その中心周波数f0は1950MHzである。受信フィルタ3の通過帯域は、2110〜2170MHzである。すなわち、受信フィルタ3の通過帯域は、送信フィルタ2の通過帯域と異なっている。
送信フィルタ2及び受信フィルタ3の一端が共通接続端子4を介してアンテナ端子5に接続されている。送信フィルタ2の他端は送信端子6に接続されている。受信フィルタ3の他端は一対の平衡受信端子7,8に接続されている。
送信フィルタ2が、本発明の弾性波フィルタ装置の実施形態に相当する。送信フィルタ2は、ラダー型回路構成の弾性波フィルタ部18と、1ポート型弾性波共振子9とを有する。すなわち、送信端子6に、1ポート型弾性波共振子9が接続されている。送信端子6に、該1ポート型弾性波共振子9を介して、ラダー型からなる弾性波フィルタ部18が接続されている。この弾性波フィルタ部18は、複数の直列腕共振子S1〜S4と、複数の並列腕共振子P1〜P4とを有する。より具体的には、共通接続端子4と1ポート型弾性波共振子9と弾性波フィルタ部18との間の接続点11とを結ぶ直列腕に、送信端子6側から順に、複数の直列腕共振子S1〜S4が設けられている。
1ポート型弾性波共振子9には、並列にインダクタンス10が接続されている。直列腕共振子S1〜S4には並列にインダクタンスは接続されていない。
また、接続点11とグラウンド電位とを結ぶ並列腕に並列腕共振子P1が接続されている。並列腕共振子P1とグラウンド電位との間には、インダクタンス12が接続されている。
直列腕共振子S1,S2間の接続点13、直列腕共振子S2,S3間の接続点14及び直列腕共振子S3,S4間の接続点15と、グラウンド電位との間に、それぞれ、並列腕共振子P2,P3,P4が接続されている。並列腕共振子P2〜P4のグラウンド電位側端部は共通接続点16に共通接続されている。共通接続点16とグラウンド電位との間にインダクタンス17が接続されている。
本実施形態では、送信フィルタ2が、上記1ポート型弾性波共振子9と、ラダー型フィルタからなる弾性波フィルタ部18とを有する。そして、インダクタンス10が並列に接続されている1ポート型弾性波共振子9の共振周波数fr1が、弾性波フィルタ部18の通過帯域の中心周波数f0よりも高域側に位置している。それによって、インダクタンス10のQ値を低めたとしても、通過帯域内すなわち送信帯域における挿入損失を小さくすることができる。
図2はデュプレクサ1の平面図である。デュプレクサ1では、圧電基板21上に図示の電極構造が形成されている。それによって、デュプレクサ1は、単一の部品として構成されている。
圧電基板21は、圧電単結晶または圧電セラミックスからなる基板、あるいは圧電単結晶の膜が形成された基板を含む。本実施形態では、圧電基板21は、LiTiOまたはLiNbOのような圧電単結晶からなる。
圧電基板21上に、送信フィルタ2と受信フィルタ3とが構成されている。図2では、送信フィルタ2及び受信フィルタ3を構成している電極構造は略図的に示してある。すなわち、送信フィルタ2は、共通接続端子4と送信端子6との間に接続されている電極構造を有する。
より具体的には、1ポート型弾性波共振子9及び直列腕共振子S1〜S4は、弾性表面波共振子からなり、図示のXを矩形の枠で囲んだ領域に、IDT電極及び反射器が設けられている。すなわち、直列腕共振子S1〜S4も、IDT電極の両側に反射器が配置されている1ポート型の弾性表面波共振子からなる。並列腕共振子P1〜P4も同様に、1ポート型の弾性表面波共振子からなる。
1ポート型弾性波共振子9に並列に、コイル状導体パターンからなるインダクタンス10が接続されている。すなわち、インダクタンス10は、導体をコイル状に巻回してなるコイル状導体パターンにより構成されている。
他方、共通接続端子4と第1,第2の平衡受信端子7,8との間に、受信フィルタ3を構成する電極構造が形成されている。図2に示すように、受信フィルタ3は、共通接続端子4に接続されている1ポート型弾性表面波共振子22を有する。この1ポート型弾性表面波共振子22に、第1,第2の縦結合共振子型弾性表面波フィルタ部23,24が接続されている。第1,第2の縦結合共振子型弾性表面波フィルタ部23,24においても、IDTが構成されている部分及び反射器が構成されている部分を略図的に示すこととする。
本実施形態では、受信フィルタ3は、平衡−不平衡変換機能を有するバランス型の弾性表面波フィルタからなる。もっとも、本発明において、デュプレクサの第2の帯域フィルタは、縦結合共振子型弾性表面波フィルタに限らず、様々な帯域フィルタにより構成することができる。
従来、ラダー型フィルタの直列腕共振子に並列にインダクタンスを接続することにより、通過帯域外の減衰量を拡大し得ることが知られている。しかしながら、圧電基板の誘電率は比較的高い。従って、圧電基板のような誘電率は比較的高い基板上に導体パターンを形成して直接インダクタンスを形成すると、インダクタの寄生容量により、インダクタンスのQ値が小さくなる。すなわちQ値が悪くなる。
他方、上記のように直列腕共振子に並列にインダクタンスを接続した構成においては、インダクタンスのQ値が小さいと、通過帯域内における挿入損失が悪化する。従って、直列腕共振子に並列に接続されるインダクタンスのQ値を大きくすることが望ましい。しかしながら、Q値の大きいインダクタンスを誘電率が比較的高い基板上に直接形成することは困難であった。例えば、圧電基板とインダクタンスとの間に相対的に誘電率の低い部材を設ける、あるいはインダクタを平面構造でなく三次元構造、例えば積層構造を用いるなど複雑な工程を実施したり、デュプレクサを搭載した実装基板上にインダクタンス部品を外付けしたりしなければならなかった。
これに対して、本実施形態では、図2に示すように、平面構造のコイル状導体パターンからなるインダクタンス10を圧電基板上に設け、相対的にQ値が小さくなる場合、すなわち悪い場合であっても、フィルタの帯域内挿入損失の悪化を抑制することができる。これを、より具体的に詳述する。
図3及び図4は、インダクタンス10のQ値と周波数との関係、並びにインダクタンス値Lと周波数との関係を示す図である。図3から明らかなように、上記送信フィルタの通過帯域付近においては、インダクタンス10のQ値は約6程度と小さいことがわかる。また、インダクタンス値は4×10−9〜5×10−9(H)程度である。
他方、図5は、上記直列腕共振子S1とインダクタンス10との並列回路を示す。図6は、この並列回路の共振特性を示し、実線がS11の特性を、破線がS21の特性を示す。なお、図6の特性は、1ポート型弾性波共振子9の共振周波数fr1を1977MHzとした場合の特性である。
また、上記受信フィルタ3において、インダクタンス10のQ値を、40、20、4.7及び1にそれぞれ変更し、4種類のデュプレクサを構成した。このデュプレクサにおける送信特性を図7に示す。なお、インダクタンス10のQ値以外の設計パラメータは以下の通りである。
1ポート型弾性波共振子9:波長=1.9616μm。電極指の対数=177対。共振周波数fr1=1975.5MHz。
直列腕共振子S1:波長=1.9754μm。電極指の対数=133対。共振周波数fr2=1965.1MHz。
直列腕共振子S2:波長=1.9820μm。電極指の対数=146対。共振周波数fr3=1959.2MHz。
直列腕共振子S3:波長=1.9967μm。電極指の対数=160対。共振周波数fr4=1945.1MHz。
直列腕共振子S4:波長=1.9754μm。電極指の対数=170対。共振周波数fr5=1965.1MHz。
なお、波長はIDT電極の電極指ピッチにより定まる波長である。
なお、インダクタンス10のQ値が40である構造では、圧電基板上に形成することは難しく、誘電率の低いSi等の非圧電基板に形成する必要がある。そのため、IDT電極が設けられる圧電基板とは別に準備する非圧電基板上にインダクタンス10を設ける場合、より大きなスペースを必要とした。
上記実施形態では、上記1ポート型弾性波共振子9の共振周波数fr1が、中心周波数f0よりも高くされている。比較のために、1ポート型弾性波共振子9の共振周波数fr1を中心周波数f0よりも低く、1928MHzとした比較例を用意した。インダクタンス10のQ値を後述のように変化させたこと、並びに上記1ポート型弾性波共振子9の共振周波数fr1が中心周波数f0よりも低くされていることを除いては、上記比較例は上記実施形態と同様とした。この比較例は、上記実施例とその他の構造は同様である。
図9は、比較例のデュプレクサにおける送信特性を示し、図10は比較例のデュプレクサの送信フィルタにおける上記1ポート型弾性波共振子9とインダクタンスとの並列回路の共振特性を示す図である。
比較例においては、インダクタンス10のQ値は、40、20、5及び1にそれぞれ変更した。図7及び図8と、図9及び図10とを比較すれば明らかなように、上記実施形態によれば、比較例に比べ通過帯域内の挿入損失を小さくし得ることがわかる。
すなわち、図9の矢印Aで示すように、比較例では、インダクタンスのQ値が40、20、5、1と低くなるにつれ、送信帯域における挿入損失、特に中心周波数よりも高域側における帯域内の挿入損失が悪化していくことがわかる。特に、インダクタンスのQ値が20以下の場合、中心周波数よりも高域側における通過帯域内における挿入損失をより一層悪化させることがわかる。
これに対して、図7の矢印Bで示すように、本実施形態では、中心周波数よりも高域側において、インダクタンス10のQ値が非常に小さくなったとしても、通過帯域内における挿入損失が、悪化しないことがわかる。これは、上記1ポート型弾性波共振子9の共振周波数−反共振周波数の周波数域が、通過帯域の中心周波数f0よりも高域側に位置しているためである。
すなわち、比較例では、図9に示したように、通過帯域内の中心周波数f0よりも高域側の周波数域において、挿入損失が大幅に悪化していた。本実施形態によれば、この挿入損失の悪化を極めて効果的に抑制することができる。よって、低損失の送信フィルタ2を得ることができる。
好ましくは、上記1ポート型弾性波共振子9における波長を、直列腕共振子S1〜S4における波長よりも小さくすることが望ましい。それによって、共振周波数fr1を容易に中心周波数f0よりも高域側に位置させることができる。より好ましくは、上記1ポート型弾性波共振子9の波長を、上記1ポート型弾性波共振子9及び複数の直列腕共振子S1〜S4における電極指ピッチで定まる波長のうち、最も小さくすることが望ましい。それによって、通過帯域内における中心周波数f0よりも高域側の周波数域における挿入損失をより効果的に抑制することができる。
また、1ポート型弾性波共振子9の共振周波数fr1は、上記1ポート型弾性波共振子9及びの複数の直列腕共振子S1〜S4において、最も共振周波数が低い直列腕共振子の共振周波数よりも高いことが望ましい。それによって、挿入損失の悪化をより効果的に抑制することができる。より好ましくは、1ポート型弾性波共振子9の共振周波数fr1が、上記1ポート型弾性波共振子9及び複数の直列腕共振子S1〜S4の共振周波数のうち最も高いことが望ましい。
上記実施形態では直列腕共振子S1〜S4は複数設けられている。直列腕共振子は1個のみが設けられてもよい。
また、1ポート型弾性波共振子9は、複数設けられていてもよい。この場合、複数の1ポート型弾性波共振子9を互いに直列に接続すればよい。
さらに、上記インダクタンス10のQ値については、通過帯域内における挿入損失を小さくするには高いことが望ましい。しかしながら、本発明の効果、すなわちQ値が低くとも通過帯域内の挿入損失を低める効果をより効果的に発現させるには、インダクタンスのQ値は20以下であることが望ましい。
インダクタンス10のQ値が20以下である場合には、通過帯域内の中心周波数よりも高域側部分における損失の悪化が問題となる。しかしながら、本発明に従って、上記1ポート型弾性波共振子9の共振周波数fr1を中心周波数f0よりも高域側に位置させることにより、このような挿入損失の悪化を効果的に抑制することができる。
なお、上述してきた実施形態では、デュプレクサの送信フィルタ2に本発明の弾性波フィルタ装置を用いたが、本発明の弾性波フィルタ装置はデュプレクサに限らず、様々な帯域通過型のラダー型フィルタに好適に用いることができる。
さらに、本発明の弾性波フィルタ装置における弾性波フィルタ部は、上記のようなラダー型フィルタに限らず、他の回路構成の帯域通過型の弾性波フィルタ部を有していてもよい。例えば、図11に示す第2の実施形態の回路図のように、1ポート型弾性波共振子9に直列に、縦結合共振子型弾性波フィルタ部31が接続されていてもよい。なお、縦結合共振子型弾性波フィルタ部31の1ポート型弾性波共振子9に接続されている側の端部とは反対側の端部とグラウンド電位との間には、1ポート型弾性波共振子32,33が接続されている。図12(a)〜(d)は、第2の実施形態の弾性波フィルタ装置が構成されている多層基板の異なる高さ位置の電極構造を示す模式的平面図である。
図12(a)は、この多層基板の平面図であり、(b)及び(c)は中間高さ位置における電極構造を示す模式的平面図であり、(d)は多層基板の底面の電極構造を模式的平面図で示す図である。
図12(b)に示すようにコイル状導体パターンによりインダクタンス10が設けられている。このインダクタンス10が、図11に示したように、1ポート型弾性波共振子9に並列に接続されている。本実施形態では、上記インダクタンス10は、上記のように多層基板内のコイル状導体パターンにより形成されている。
図13(a)〜(d)は、上記第2の実施形態の比較例としての第2の比較例の弾性波装置の異なる高さ位置における電極構造を示す各模式的平面図である。図13(a)〜(d)に示すように、多層基板111を用いて、第2の比較例の弾性波フィルタ装置が構成されている。図13(b)に示すように、第2の比較例では、図12(b)に示したインダクタンス10は設けられていない。
図14は第2の実施形態と、第2の比較例の弾性波フィルタ装置の減衰量周波数特性を示す図である。
図14から明らかなように、第2の実施形態では、通過帯域低域側の阻止帯域である1.2GHz付近において減衰量が大きくなっている。これは、多層基板41に設けたインダクタンス10と1ポート型弾性波共振子9の容量性とによる共振で発生した減衰極により、減衰量が大きくできるためと考えられる。
また、本発明によれば、1ポート型弾性波共振子9に並列に接続されるインダクタンス10のQ値は低くてもよい。従って、誘電率が高い圧電基板21上に導体パターンを形成することにより、インダクタンス10を容易に形成することができる。また、インダクタンス10を導体パターンにより形成する場合、その長さを短くすることができる。あるいは、コイル状導体パターンの場合には巻回数を少なくすることができる。従って、小型化も進めることが可能となる。
なお、上記実施形態では、コイル状導体パターンを圧電基板21上に形成したが、ミアンダ状導体パターンなどの他の形状の導体パターンを用いてもよい。
なお、上記実施形態では、1ポート型弾性波共振子9、複数の直列腕共振子S1〜S4及び並列腕共振子P1〜P4は弾性表面波共振子により構成されていたが、弾性境界波共振子のような他の弾性波共振子により構成されていてもよい。
1…デュプレクサ
2…送信フィルタ
3…受信フィルタ
4…共通接続端子
5…アンテナ端子
6…送信端子
7,8…第1,第2の平衡受信端子
9…1ポート型弾性波共振子
10…インダクタンス
11…接続点
12…インダクタンス
13〜15…接続点
16…共通接続点
17…インダクタンス
18…弾性波フィルタ部
21…圧電基板
22…1ポート型弾性表面波共振子
23,24…第1,第2の縦結合共振子型弾性表面波フィルタ部
31…縦結合共振子型弾性波フィルタ部
32,33…1ポート型弾性波共振子
41,111…多層基板
P1〜P4…並列腕共振子
S1〜S4…直列腕共振子

Claims (12)

  1. 圧電基板と、
    前記圧電基板上に形成された少なくとも1つのIDT電極を含む弾性波フィルタ部と、
    前記弾性波フィルタ部と直列に接続されたIDT電極を有する1ポート型弾性波共振子と、
    前記1ポート型弾性波共振子に並列に接続されたインダクタンスとを備え、
    前記弾性波フィルタ部の通過帯域の中心周波数をf0としたとき、前記1ポート型弾性波共振子の共振周波数fr1が中心周波数f0よりも高域側に位置している、弾性波フィルタ装置。
  2. 前記1ポート型弾性波共振子におけるIDT電極の前記波長が、前記1ポート型弾性波共振子及び前記弾性波フィルタ部におけるIDT電極の電極指ピッチで定まる波長のうち最も小さい、請求項1に記載の弾性波フィルタ装置。
  3. 前記1ポート型弾性波共振子におけるIDT電極の電極指ピッチにより定まる波長が、前記弾性波フィルタ部の電極指ピッチで定まる波長よりも小さい、請求項1に記載の弾性波フィルタ装置。
  4. 前記インダクタンスが、前記圧電基板に設けられている、請求項1〜3に記載の弾性波フィルタ装置。
  5. 前記弾性波フィルタ部は、前記圧電基板と、前記圧電基板上に設けられた直列腕と、前記直列腕と接地電位と間に接続される並列腕と、前記直列腕に設けられた複数の直列腕共振子と、前記並列腕に設けられた並列腕共振子とを備え、前記複数の直列腕共振子及び並列腕共振子が、IDT電極を有する弾性波共振子からなるラダー型弾性波フィルタ部であって、
    前記複数の直列腕共振子には、並列にインダクタンスが接続されておらず、
    前記ラダー型弾性波フィルタ部の直列腕共振子の共振周波数のうち最も高い共振周波数をfr2としたとき、前記第1ポート型弾性波共振子の共振周波数fr1が、該共振周波数fr2よりも高域側に位置している、請求項1〜4のいずれか1項に記載の弾性波フィルタ装置。
  6. 前記1ポート型弾性波共振子におけるIDT電極の電極指ピッチにより定まる波長が、前記直列腕共振子の電極指ピッチで定まる波長よりも小さい、請求項5に記載の弾性波フィルタ装置。
  7. 前記1ポート型弾性波共振子の前記波長が、前記複数の直列腕共振子における電極指ピッチで定まる波長のうち最も小さい波長よりも小さい、請求項5または6に記載の弾性波フィルタ装置。
  8. 前記1ポート型弾性波共振子の共振周波数fr1が、前記複数の直列腕共振子において最も共振周波数が低い直列腕共振子の共振周波数よりも高い、請求項5〜7のいずれか1項に記載の弾性波フィルタ装置。
  9. 前記複数の直列腕共振子の共振周波数よりも、前記1ポート型弾性波共振子の共振周波数fr1が高い、請求項5〜8のいずれか1項に記載の弾性波フィルタ装置。
  10. 前記インダクタンスのQ値が20以下である、請求項1〜9のいずれか1項に記載の弾性波フィルタ装置。
  11. 前記弾性波フィルタ部は、前記圧電基板と、前記圧電基板上に設けられた縦結合共振子型弾性波フィルタとを含むフィルタ部である、請求項1〜10のいずれか1項に記載の弾性波フィルタ装置。
  12. 請求項1〜11のいずれか1項に記載の弾性波フィルタ装置からなる第1の帯域フィルタと、
    前記第1の帯域フィルタとは通過帯域が異なる第2の帯域フィルタとを有する、デュプレクサ。
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