JPH0727293A - オリフィス式スチ―ムトラップ - Google Patents
オリフィス式スチ―ムトラップInfo
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- JPH0727293A JPH0727293A JP19892893A JP19892893A JPH0727293A JP H0727293 A JPH0727293 A JP H0727293A JP 19892893 A JP19892893 A JP 19892893A JP 19892893 A JP19892893 A JP 19892893A JP H0727293 A JPH0727293 A JP H0727293A
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- Japan
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- pressure chamber
- valve
- orifice
- piston member
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Abstract
て、蒸気の漏洩を防止することができるようにするこ
と。 【構成】 弁ユニット5に、入口3と出口4を連通する
弁口11を形成する。弁口11に対向して弁体10を配
置する。弁体10の端部にピストン部材9を連設する。
ピストン部材9の上部に圧力室12を形成する。ピスト
ン部材9の外周に第1オリフィス13を形成する。ピス
トン部材9の中心に弁体10まで貫通する第2オリフィ
ス14を設ける。圧力室12の上部に連通部16を設け
る。連通部16の上端にバイメタル17と鋼球18から
成る温度応動弁19を配置する。
Description
復水のみを自動的に排出するスチ―ムトラップに関し、
特に、2つのオリフィス間に形成された圧力室の圧力変
動に基づいて変位するピストン部材によって弁体を駆動
し、入口と出口を連通する弁口を開閉するようにしたオ
リフィス式スチ―ムトラップに関する。
実開昭48−91538号公報を参照して説明する。こ
れは、入口と出口を連通する弁口を開閉する弁体と、弁
体を駆動する圧力応動部材と、圧力応動部材の一側に形
成される圧力室と、圧力室を入口側に連通する第1オリ
フィスと、圧力室を出口側に連通する第2オリフィスと
から成り、圧力応動部材の他側に形成される室を入口に
連通せしめたものである。低温復水が第1オリフィスを
通して圧力室に流入する場合、圧力室での低温復水の再
蒸発量が少ないので圧力室は低圧であり、圧力応動部材
が弁体を開弁方向に駆動して弁口を開けることにより復
水を排出するものである。高温復水が第1オリフィスを
通して圧力室に流入すると、復水は高温であるために再
蒸発量が多くなり著しく容積が増大するので圧力室が高
圧域と成り、圧力応動部材が弁体を閉弁方向に駆動して
弁口を塞ぎ、蒸気の漏洩を防止するものである。
入口側での復水の発生量が少なく、第1オリフィスを通
して蒸気が圧力室に流入すると、蒸気は圧力室で再蒸発
しないので圧力室の圧力が上昇せず、圧力応動部材が弁
体を開弁方向に駆動して弁口を開いてしまい、蒸気を吹
き放してしまう問題があった。
量が少なくて蒸気が圧力室に流入してくると確実に閉弁
して蒸気の吹き放しを防止することのできるオリフィス
式スチ―ムトラップを得ることである。
るために講じた本発明の技術的手段は、入口と出口を連
通する弁口を開閉する弁体と、弁体を駆動するピストン
部材と、ピストン部材の一側に形成される圧力室と、圧
力室を入口側に連通する第1オリフィスと、圧力室を出
口側に連通する第2オリフィスとから成ると共に、ピス
トン部材の他側に形成される室を入口に連通せしめたも
のにおいて、圧力室と入口を連通する連通部を設けて、
該連通部を低温時のみ連通する温度応動弁を取り付けた
ものである。
入口側から低温復水が流入する場合、温度応動弁により
圧力室と入口は連通している。従って、低温復水は直接
圧力室に流入するので、ピストン部材が弁体を開弁方向
に駆動して弁口を開けることにより低温復水を排出す
る。入口側から高温復水が流入する場合、温度応動弁が
駆動して圧力室と入口との連通は絶たれるが、第1オリ
フィスを介して一部の高温復水が圧力室に流入する。圧
力室に流入した高温復水は再蒸発によって著しく容積が
増大するので圧力室は高圧域となり、ピストン部材が弁
体を開弁方向に維持して弁口を開け続けて高温復水を排
出する。入口側での復水が減少して、第1オリフィスを
通して蒸気が圧力室に流入する場合、蒸気は圧力室で再
蒸発せず、第2オリフィスから出口側に排出されるので
圧力室の圧力が上昇しないと共に、入口側の蒸気圧力に
よりピストン部材が弁体を閉弁方向に駆動して弁口を塞
ぐことにより、蒸気の吹き放しを防止する。
明する(図1参照)。本体1と蓋部材2をねじ締結して
トラップケ―シングを形成する。本体1の上端に入口3
と、蓋部材2の下端に出口4を形成する。入口3と出口
4は同軸上に配置すると共に、蓋部材2に同軸上に弁ユ
ニット5をねじ結合する。弁ユニット5は、下弁ユニッ
ト6と上弁ユニット7とで形成して、下弁ユニット6に
弁座8を取り付ける。弁座8と上弁ユニット7と下弁ユ
ニット6の中央にはそれぞれ孔部を設け、該孔内にピス
トン部材9を配置する。ピストン部材9の下端には弁体
10を連設すると共に、弁体10に対向する位置に弁口
11を形成する。ピストン部材9と上弁ユニット7の孔
部とで圧力室12を形成し、圧力室12と入口3側を連
通する第1オリフィス13を、ピストン部材9の外周と
上弁ユニット7の孔部の内周とで形成する。ピストン部
材9の中央に弁体10まで貫通する第2オリフィス14
を形成して、圧力室12と出口4とを連通する。下弁ユ
ニット6の孔部の外端には異物を越し取る円筒状のスク
リ―ン15取り付ける。
して連通部16を形成して、圧力室12と入口3とを連
通する。この連通部16の上端に、円板状のバイメタル
17と鋼球18とで形成する温度応動弁19を配置す
る。図1に示す状態は、温度応動弁19の周囲が高温状
態で連通部16を閉じている状態を示す。バイメタル1
7は、所望の低温時においては反転して連通部16を連
通するものである。
口3側から低温復水が流入する場合、バイメタル17は
上に凸状になり、入口3と圧力室12とを連通すること
により、多くの低温復水が圧力室12に流入し、ピスト
ン部材9が下方へ押し下げられて弁体10が変位して弁
口11を開けることによって、低温の復水は出口4側へ
排出される。
バイメタル17は図1に示すように下に凸状になり、連
通部16は閉じられ、連通部16からの圧力室12への
復水の流入はなくなる。弁ユニット5の外周に溜った高
温復水の一部は、各ユニットの孔部から第1オリフィス
13を通って圧力室12に至る。圧力室12は第2オリ
フィス14を介して出口4と連通しているために低圧状
態にあり、従って、圧力室12に流入した高温復水は再
蒸発して圧力室12内の圧力が上昇し、ピストン部材9
は下方へ押し下げられた状態を維持して、高温復水を排
出する。
てくると、第1オリフィス13を介して蒸気が圧力室1
2に流入する。蒸気は圧力室12で再蒸発しないので圧
力室12の圧力が上昇することがないと共に、その蒸気
圧力によってピストン部材9は上方へ押し上げられるこ
とにより、弁体10が弁口11を塞ぎ蒸気の出口4への
漏洩を防止する。
力室に流入してきた場合でも閉弁できるので、蒸気を吹
き放してしまうことがなく、エネルギ―の浪費を防止す
ることができる。
例の断面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 入口と出口を連通する弁口を開閉する弁
体と、弁体を駆動するピストン部材と、ピストン部材の
一側に形成される圧力室と、圧力室を入口側に連通する
第1オリフィスと、圧力室を出口側に連通する第2オリ
フィスとから成ると共に、ピストン部材の他側に形成さ
れる室を入口に連通せしめたものにおいて、圧力室と入
口を連通する連通部を設けて、該連通部を低温時のみ連
通する温度応動弁を取り付けたことを特徴とするオリフ
ィス式スチ―ムトラップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19892893A JP2884308B2 (ja) | 1993-07-15 | 1993-07-15 | オリフィス式スチ―ムトラップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19892893A JP2884308B2 (ja) | 1993-07-15 | 1993-07-15 | オリフィス式スチ―ムトラップ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0727293A true JPH0727293A (ja) | 1995-01-27 |
JP2884308B2 JP2884308B2 (ja) | 1999-04-19 |
Family
ID=16399302
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19892893A Expired - Fee Related JP2884308B2 (ja) | 1993-07-15 | 1993-07-15 | オリフィス式スチ―ムトラップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2884308B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110131564A (zh) * | 2019-06-20 | 2019-08-16 | 宜昌市禹猫智能科技有限公司 | 节能蒸汽自动疏水阀结构 |
-
1993
- 1993-07-15 JP JP19892893A patent/JP2884308B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110131564A (zh) * | 2019-06-20 | 2019-08-16 | 宜昌市禹猫智能科技有限公司 | 节能蒸汽自动疏水阀结构 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2884308B2 (ja) | 1999-04-19 |
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