JPH07272406A - ディスク再生装置 - Google Patents

ディスク再生装置

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JPH07272406A
JPH07272406A JP6057331A JP5733194A JPH07272406A JP H07272406 A JPH07272406 A JP H07272406A JP 6057331 A JP6057331 A JP 6057331A JP 5733194 A JP5733194 A JP 5733194A JP H07272406 A JPH07272406 A JP H07272406A
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浩二 島津
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、再生指定曲の始まるブロックから
同時に映像情報や音響情報が記録されているディスクを
用いた場合でも、音響情報と映像情報の最初の部分が欠
落することなく再生できるディスク再生装置の提供を目
的とする。 【構成】 本発明のディスク再生装置は、ディスクのサ
ブコード情報から再生位置情報を出力する再生位置検出
手段7と、再生指定位置にアクセスした後再生トラック
位置を手前方向にキックした後再び再生状態とするキッ
ク後再生手段12と、アクセス完了時点でのアクセス位
置情報に一定値を加減算して第1および第2のシフト位
置情報を出力する第1のシフト手段13および第2のシ
フト手段22と、再生位置が第1のシフト位置を通過し
たら音響ミュートを解除するディジタルミュート解除手
段と、再生位置が第2のシフト位置を通過したら映像ミ
ュートを解除する映像ミュート解除手段とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CD−GあるいはCD
グラフィックと呼ばれる静止画を表示する情報を記録し
たCD(コンパクトディスク)や、ビデオCDと呼ばれ
る動画を表示する情報を記録したCDや、これに類する
光ディスクを再生することのできるディスク再生装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、コンパクトディスクと呼ばれる小
形光ディスクの規格は多様化しており、その再生装置は
音響情報のみでなく映像信号までも同時に再生可能とな
っている。その1つがCD−Gカラオケと呼ばれる演奏
装置で、静止画情報を記録した光ディスクを再生して音
響情報をスピーカから出力するとともに、その曲の歌詞
などの静止画情報をテレビジョンなどに表示することの
できるディスク再生装置である。
【0003】以下図面を参照しながら、上述した従来の
光ディスク再生装置の一例について説明する。
【0004】図10は従来のディスク再生装置の一例の
構成を示すブロック図である。図10において、1はC
D−G(あるいはCDグラフィックスと呼ばれる音響情
報と静止画情報の記録されたコンパクトディスクと呼ば
れる光記録ディジタルディスク)などのディスク状記録
媒体(以下、ディスクと表現する)、2は使用者が本デ
ィスク再生装置の使用に際して操作するキー入力スイッ
チ等を有する再生位置指定手段としてのキー入力手段、
3はキー入力手段2への操作キー入力を受け付け、後述
の信号読み取り手段4との間で各種制御信号をやり取り
して信号読み取り手段4のメカニズム的な動作を制御し
ディスク再生装置全体の主要動作を制御する制御手段、
4はディスク1上に記録されている信号を読み取るため
の光ピックアップ、および光ピックアップ駆動部、駆動
制御用サーボ回路、ディスク駆動モータ、ディジタル音
響情報を取り出すとともにタイムコード情報や静止画情
報を含むサブコード信号も取り出す信号処理回路などか
らなる信号読み取り手段、6は信号読み取り手段4の出
力からサブコード情報を抽出するサブコード抽出手段、
17は信号読み取り手段4の出力の1つであるディジタ
ル音響情報をディジタル的にミュートあるいはミュート
解除して通過させるディジタルミュート手段、18はデ
ィジタルミュート手段17の出力をアナログ音響情報に
変換するDA変換手段、19はDA変換手段18からの
アナログ音響情報をアナログ的にミュートあるいはミュ
ート解除して通過させるアナログミュート手段、25は
信号読み取り手段4の出力の1つであるディジタル映像
情報信号をディジタル的にミュートあるいはミュート解
除して通過させる映像情報ミュート手段である。
【0005】7はサブコード抽出手段6の出力からディ
スク1の現在の再生位置を検出する再生位置検出手段、
5は制御手段3を駆動してディスク1の希望再生位置に
アクセスするアクセス手段、8はアクセス手段5により
アクセス完了となされたときのディスク1の再生位置検
出手段7の出力を記憶しておく位置記憶手段、16はア
クセス手段5によりアクセス完了となされたときにアナ
ログミュート手段19をミュート解除となすアナログミ
ュート解除手段、10は位置記憶手段8の出力と再生位
置検出手段7の出力の大きさを比較する位置比較手段、
9はアクセス手段5によりアクセス完了とさなれた後で
一定時間、位置比較手段10の出力をもとにその位置で
一時停止とする一時停止手段、11は一時停止手段9で
の一時停止が完了した時点で位置記憶手段8に記憶され
ているディスク1の再生位置に再度アクセスする再アク
セス手段、29は再アクセス手段11によるアクセス動
作が位置比較手段10の出力で確認されたらディスク再
生状態とする再生手段、15は再生手段29による再ア
クセスが完了してから位置比較手段10の出力により位
置記憶手段8の記憶している再生位置を通過することを
検出した時点でディジタルミュート手段17をミュート
解除となすディジタルミュート解除手段、24は再生手
段29による再生動作への移行が完了してから位置比較
手段10の出力により位置記憶手段8の記憶している再
生位置を通過することを検出した時点で映像情報ミュー
ト手段25をミュート解除となす映像ミュート解除手段
である。
【0006】20はアナログミュート手段19からのオ
ーディオ信号を一定の増幅率で電力増幅する増幅手段、
21は増幅手段20かのアナログ音響情報を音波に変換
するスピーカ、26は映像情報ミュート手段25から出
力されるディジタル映像情報信号をもとに映像表示のた
めの画面データを映像用一時記憶メモリー素子などに作
成記憶する画面データ作成手段、28は画面データ作成
手段26からの映像画面データを表示するテレビジョン
などの映像表示手段、27はディスク再生装置全体の主
要機能をソフトウェアとともに実現しその動作を制御す
るマイクロコンピュータである。
【0007】図11は図10に示した従来のディスク再
生装置のマイクロコンピュータの処理動作の要部を示す
フローチャート図、図12はディスク記録情報読みだし
動作の説明図である。
【0008】以下、図10、図11、図12を用いてC
D−Gディスクを従来例のディスク再生装置で再生する
場合の具体的動作について説明する。
【0009】図11のステップ101に示すように、キ
ー入力手段2に設けられている再生スタートスイッチ
(図示せず)をONすることによりステップ102へ進
み、ディスク1へのユーザーによる再生指定曲へのアク
セス動作を開始し、信号読み取り手段4でディスク1を
回転させ、ディスク1上の記録情報を読み込めるよう制
御する。ステップ103ではディスク1の記録情報を信
号読み取り手段4で読み込んだ後にサブコード抽出手段
6でサブコード情報が抽出してマイクロコンピュータ2
7に入力した情報によりディスク1の再生位置を確認す
ることでアクセスが完了したか否かを判断する。すなわ
ち、指定曲以外の曲内にあるときはアクセス完了とみな
さず、指定曲の1つ前の曲の最後部分にアクセスして後
再生状態と同様にトラックキックなどすること無くディ
スク1上のピットの流れに沿っていくうちに指定曲に突
入したことでアクセス完了したと本従来のディスク再生
装置では考えるものとする。アクセス完了とみなされな
い場合はステップ103からステップ102に戻り、前
後両方向への数本程度のトラックジャンプなどが実行さ
れて再びステップ103でアクセス完了か否かが判断さ
れる。
【0010】ここで、指定曲の1つ前の曲の最後部分に
アクセスした後ディスク1上のピットの流れに沿ってい
くうちに指定曲に突入してサブコード情報が指定曲であ
ると検出できたとする。
【0011】次に、ステップ104でそのディスク1の
サブコード情報をアクセス完了位置情報としてマイクロ
コンピュータ27内のメモリに記憶する。本例では図1
2(a)のようなCD−Gディスクをディスク1として
使用しているものとする。ユーザーはTNO=2、すな
わち2曲目の再生を指定したとすると、図12(a)で
のA〜DのブロックはTNO=1で、E〜I以降のブロ
ックはTNO=2であるので、アクセス完了時というの
は信号読み取り手段4はディスク1の記録情報を図12
(a)でのA〜Dのブロックを順に読み取っていき、E
のブロックに入ったと検知したときのことであり、その
ときのディスク1上の位置が図12(a)に示すように
5M00S00F(5分0秒0フレーム)であったとす
る。また、ここから音響信号とCD−Gの映像信号は開
始しているものとする。実際には信号読み取り手段4が
ディスク1上の位置が5M00S00Fを読み取ろうと
する時点でマイクロコンピュータ27がアクセス完了と
判断できるのではなく信号読み取り手段4でディスク1
の情報を読み出す時間とサブコード抽出手段6でサブコ
ードを抽出してマイクロコンピュータ27が読み込む時
間、判断に要する時間などで実際の判断は遅れてしまう
がサブコード情報のTNO=2の曲番情報と5M00S
00Fの位置情報は同一の時点でマイクロコンピュータ
27に取り込まれるのでマイクロコンピュータ27はア
クセス完了は5M00S00Fのディスク位置だとステ
ップ104で記憶する。
【0012】次に、ステップ105ではアナログミュー
ト手段19にかけているミュート出力を解除する。これ
はスピーカ21に出力するための増幅手段20の前段に
つながるアナログミュート手段19は一般に応答時間が
長く、増幅手段21として使用される集積回路などによ
っては100mS程度の時間になることも考えられるた
め、本例では一旦アクセス完了した時点でアナログミュ
ートを解除しておき、一時停止動作に入れておいてアナ
ログミュート手段19のミュートが完全に解除されたと
みなれさる時間経過後(本例では500mS後とする)
に再びアクセスしてからアナログミュート手段19にD
A変換手段18からのアナログ音響情報を入力させるた
めである。
【0013】ステップ106では上述のようにアナログ
ミュート手段19のミュートが完全に解除されるのを待
つために信号読み取り手段4を一時停止動作とする。さ
らに、ステップ107で一時停止になってから一定時間
経過したか否かを判断する。本例では500mS経過後
に終了と判断とするとそれまではステップ106とステ
ップ107を繰り返してアクセス完了した5M00S0
0Fのディスク位置で一時停止動作を行う。
【0014】この一時停止動作とは本例では5M00S
00Fを越えると前方にトラックキック動作をして5M
0S00Fより前の位置に戻してはディスク1上のサブ
コードを読む動作を繰り返すことを意味する。一時停止
になってから500mS間経過したとするとステップ1
08で再アクセス動作を行う。この再アクセス動作はス
テップ102のアクセス動作と異なり、前回アクセス完
了した5M00S00Fのディスク位置を目標にアクセ
スする。このほうがステップ102のアクセス動作をも
う一度行うより簡単に早くアクセスできるためである。
【0015】次に、ステップ109で再アクセス動作が
完了したか否かを判断する。すなわち、5M00S00
Fよりも前の部分にアクセスして後再生状態と同様にト
ラックキックなどすること無くディスク1上のピットの
流れに沿っていくうちに5M00S00Fのディスク位
置に到達したことでアクセス完了したと考えるものとす
る。アクセス完了とみなされない場合はステップ109
からステップ108に戻り前後両方向への数本程度のト
ラックジャンプなどが実行されて再びステップ109で
アクセス完了か否かが判断される。ここで再アクセスが
完了したとみなれさたとするとステップ110で映像情
報ミュートを解除して信号読み取り手段4やサブコード
抽出手段6からの映像情報を画面データ作成手段26に
伝送できるように動作させる。その後ステップ111で
ディジタルミュートを解除して信号読み取り手段4から
の音響情報をDA変換手段18に伝達とするようディジ
タルミュート手段17を制御する。
【0016】以上のように本従来例のディスク再生装置
では、使用するディスクに記録されているディスク1上
の使用者の指定した音響情報と映像情報はスピーカ21
と映像表示手段28から出力されることとなる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来のディスク再生装置は、図12に示すような指
定曲の始まるブロックから同時に映像情報や音響情報が
開始するディスクを用いる場合には、ディスク1に記録
されている使用者の指定した音響情報と映像情報の最初
の部分はスピーカ21や映像表示手段28から出力され
ずに欠落してしまうことが生じてしまう。この様子を図
12を用いて説明する。図11でのステップ109のア
クセス完了と認識するのはマイクロコンピュータ27が
サブコード抽出手段6からのサブコードを読み込む図1
2(b)に示した5M00S00Fのブロック(図12
(a)のブロックE)が再生終了した時点以降になる。
【0018】ここでは、マイクロコンピュータ27が図
12(a)のブロックFの頭部分でアクセス完了を認識
したとしても、図11のステップ110とステップ11
1での映像情報ミュート解除とディジタルミュート解除
の開始がマイクロコンピュータ27から出力するプログ
ラムの処理時間の関係で1フレーム分の時間だけ遅れた
とすれば、図12内の(c),(d)で示すように図1
2(a)のブロックGの頭部分でそれぞれがミュート解
除されることとなる。さらに、音響情報や映像情報も上
記のミュート解除動作ですぐに情報がDA変換手段18
や画面データ作成手段26で処理されるようになるわけ
ではなく、ミュート解除の伝達がシリアル信号であった
り、ミュート解除の指令がディジタルミュート手段17
や映像情報ミュート手段25に到達してから実際にDA
変換手段18や画面データ作成手段26で音響情報や映
像情報が処理できるようになるまで時間が必要なのが普
通である。
【0019】このため、図12内の(e)のように映像
情報が画面データ作成手段26で処理開始されるように
なるのは映像ミュート解除から2フレーム遅れて図12
(a)内のブロックIの先頭からにになり、また図12
内の(f)のように音響情報がDA変換手段18で処理
開始されるようになるのはディジタルミュート解除から
1フレーム遅れて図12(a)内のブロックHの先頭か
らというように遅れてしまうこととなり、図12(a)
内のブロックE〜Gまでは映像情報、音響情報ともに欠
落してしまうことになる。音響情報は最初の音が切れて
しまい違和感を感じるし、CD−Gの映像情報の場合に
は音響情報よりもさらに深刻で、図12(a)内のブロ
ックEに示すように映像画面のクリア指令(PRESET MEM
ORYと呼ばれる指令)情報が入っている場合に、使用者
が最初にTNO=2以外のCD−G記録の曲を再生して
いる途中でTNO=2の曲再生を指定したとすれば、映
像表示手段28に表示される映像は最初に表示していた
TNO=2以外の曲の映像が消去されることなくその上
にTNO=2の曲の映像情報が重ねられていくことにな
り、その映像は非常に見苦しいものとなってしまう。
【0020】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、映像
情報のミュート解除のタイミングと音響情報のミュート
解除のタイミングとをそれぞれ独立したタイミングとな
し、しかも図12に示すように指定曲の始まるブロック
から同時に映像情報や音響情報が開始するディスクを用
いた場合でもディスク1に記録されている使用者の指定
した音響情報と映像情報の最初の部分がスピーカ21や
映像表示手段28から出力されずに欠落してしまうこと
のないタイミングで出力するディスク再生装置の提供を
目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明のディスク再生装置は、ディスク上に記録さ
れたディジタル信号を読み取る信号読み取り手段と、前
記ディジタル信号からサブコード情報を抽出して出力す
るサブコード抽出手段と、前記ディジタル信号のうちデ
ィジタル音響情報をミュートする音響ミュート手段と、
前記ディジタル信号のうちディジタル映像情報をミュー
トする映像ミュート手段と、ディスク上の再生位置を指
定する再生位置指定手段と、ディスク上の再生位置を検
出し、再生位置に対応するサブコードコード情報を出力
する再生位置検出手段と、指定された再生位置に前記信
号読み取り手段をアクセスさせるアクセス手段と、この
アクセス手段のアクセス完了後に前記信号読み取り手段
の信号読み取り位置を交替させるトラックキック手段
と、前記アクセス手段のアクセス完了時点での前記再生
位置検出手段の出力であるアクセス位置情報から一定値
を加減算して、第1および第2のシフト位置情報を出力
する第1および第2のシフト手段と、前記第1のシフト
位置情報と前記再生位置情報とを比較する第1の位置比
較手段と、前記信号読み取り位置が前記第1のシフト位
置情報に対応するディスク上の位置を通過したら、音響
ミュートを解除させる音響ミュート解除手段と、前記第
2のシフト位置情報と、前記再生位置情報とを比較する
第2の位置比較手段と、前記信号読み取り位置が前記第
2のシフト位置情報に対応するディスク上の位置を通過
したら映像ミュートを解除させる映像ミュート解除手段
とを有する。
【0022】また、本発明のディスク再生装置は上記ト
ラックキック手段に代えて、第1のシフト位置情報と第
2のシフト位置情報のうち、ディスクの再生方向におい
て最前位置を示す位置情報を選択し、その最前位置に信
号読み取り手段をアクセスさせる再アクセス手段を設け
たものである。
【0023】
【作用】本発明は上記構成により、指定されたディスク
上の再生位置にアクセスが完了した後信号読み取り手段
の信号読み取り位置を交替させ、かつ、映像情報のミュ
ートを解除するタイミングと音響情報のミュートを解除
するタイミングをそれぞれ独立したタイミングとしてミ
ュートを解除することで、再生位置指定手段により指定
された曲の始まるブロックから直ちに映像情報や音響情
報が記録されているディスクを再生した場合でも、指定
曲の映像情報と音響情報の最初の部分が映像表示装置や
スピーカから出力されずに欠落することを防ぐことがで
きる。
【0024】また、トラックキック手段に代え、音響ミ
ュートを解除するタイミングとして最適なディスク上の
位置に対応する第1のシフト位置情報と、映像ミュート
を解除するタイミングに最適なディスク上の位置に対応
する第2のシフト位置情報のうち最前位置に前記信号読
み取り手段をアクセスさせる再アクセス手段を設けるこ
とにより、信号読み取り位置を必要以上に後退させるこ
とがなく、再アクセス手段の再アクセス動作後直ちに音
響ミュートあるいは映像ミュートのいずれか一方のミュ
ートを解除することができるため、ディスク上に記録さ
れた音声情報および映像情報の欠落を防止するディスク
の再生動作を高速で処理することができる。
【0025】
【実施例】以下本発明のディスク再生装置の実施例につ
いて、図1〜図9を参照しながら詳細に説明する。な
お、図10と同一の構成部分については同一の番号を付
与し、説明を省略する。
【0026】図1は本発明の第1の実施例におけるディ
スク再生装置の構成を示すブロック図、図2は本発明の
第1の実施例のマイクロコンピュータの処理動作の要部
を示すフローチャート、図3は本発明の第1の実施例の
ディスク記録情報読みだし動作の説明図である。
【0027】図1において、12は再アクセス手段11
によるアクセス動作が位置比較手段10(以下「第3の
位置比較手段10」という)の出力で確認されたらディ
スク1での再生トラック位置を手前方向にトラックキッ
クしてのち再び再生状態とするキック後再生手段、13
は位置記憶手段8により記憶されているアクセス手段5
によりアクセス完了となされたときのディスク1の再生
位置情報に一定値を加減算して記憶する第1のシフト手
段、14は第1のシフト手段13の記憶している再生位
置情報と再生位置検出手段7の出力の大きさを比較する
第1の位置比較手段、15はキック後再生手段12によ
る再アクセスが完了してから第1の位置比較手段14の
出力により第1のシフト手段13の記憶している再生位
置を通過することを検出した時点でディジタルミュート
手段17をミュート解除となすディジタルミュート解除
手段、22は位置記憶手段8により記憶されているアク
セス手段5によりアクセス完了となされたときのディス
ク1の再生位置情報に一定値を加減算して記憶する第2
のシフト手段、23は第2のシフト手段22の記憶して
いる再生位置情報と再生位置検出手段7の出力の大きさ
を比較する第2の位置比較手段、24はキック後再生手
段12による再アクセスが完了してから第2の位置比較
手段23の出力により第2のシフト手段22の記憶して
いる再生位置を通過することを検出した時点で映像情報
ミュート手段25をミュート解除となす映像ミュート解
除手段である。
【0028】図2は図1に示した本発明の第1の実施例
のマイクロコンピュータの処理動作の要部を示すフロー
チャートである。
【0029】以上のように構成されたディスク再生装置
について、以下その動作を説明する。なお、従来例と同
一動作の部分については、図11と同一の番号を付して
説明を省略する。
【0030】ステップ109で再アクセスが完了した後
ステップ40でディスク1の再生トラックを前方向にキ
ックしてアクセス完了時点よりも10フレーム程度以上
前の位置に再生位置を移動させる。その後にステップ4
1で映像情報ミュートとディジタルミュートをかけたま
までトラックキックなどすること無くディスク1上のピ
ットの流れに沿っていく再生動作に移行させる。そし
て、ステップ42では最初にアクセス完了した5M00
S00Fのディスク位置よりも映像情報ミュートに要す
る遅れ時間分だけ前のディスク位置(本例では4フレー
ム前)の4M59S71Fの通過を検出するまで待って
おき、この4M59S71Fの通過を検出したらステッ
プ43で映像情報ミュートを解除して信号読み取り手段
4やサブコード抽出手段6からの映像情報を画面データ
作成手段26に伝送できるように動作させる。この動作
により、図3(b)の矢線で示したように一旦TNO=
2となるディスク1の5M00S00Fにアクセス完了
した後にディスク1の前方向に移動して再生動作に入
り、図3(a)内の4M59S71Fにあたるブロック
Aを読み込んだ時点でマイクロコンピュータ27は映像
ミュート解除動作を開始して図3(c)に示すように図
3(a)内のブロックCの先頭で映像情報ミュート手段
25の映像情報ミュートを解除する。これを受けて画面
データ作成手段26は図3(a)内のブロックE、すな
わちTNO=1の映像情報の記録開始している時点から
の映像情報を使用して画面データの作成が行えることに
なり、映像情報の欠落は映像表示手段28には表れない
こととなる。その後ステップ44では最初にアクセス完
了した5M00S00Fのディスク位置よりも音響情報
ミュートに要する遅れ時間分だけ前のディスク位置(本
例では3フレーム前)の4M59S72Fの通過を検出
するまで待っておき、この4M59S72Fの通過を検
出したらステップ45でディジタルミュートを解除して
信号読み取り手段4からの音響情報をDA変換手段18
に伝達するようディジタルミュート手段17を制御す
る。この動作により、ステップ43で映像ミュート解除
の場合の説明と同じように、図3(b)の矢線で示した
ように一旦TNO=2となるディスク1の5M00S0
0Fにアクセス完了した後にディスク1の前方向に移動
して再生動作に入り、図3(a)内の4M59S72F
にあたるブロックBを読み込んだ時点でマイクロコンピ
ュータ27はディジタルミュート解除動作を開始して図
3(d)に示すように図3(a)内のブロックDの先頭
でディジタルミュート手段17の音響情報ミュートを解
除する。これを受けてDA変換手段18は図3(a)内
のブロックE、すなわちTNO=1の映像情報の記録開
始している時点からの音響情報を使用してアナログ音響
情報の作成が行えることになり音響情報の欠落はスピー
カ21からの出力音には表れないこととなる。
【0031】以上のように本発明の第1の実施例のディ
スク再生装置ではディスク1に記録されている。音響情
報と映像情報は少しも欠落すること無くスピーカ21と
映像表示手段28から出力されるディスク再生装置を実
現することができる。
【0032】次に本発明の第2の実施例におけるディス
ク再生装置について説明する。図4は本発明の第2の実
施例におけるディスク再生装置の構成を示すブロック
図、図5は本発明の第2の実施例の動作を示すフローチ
ャート図、図6は本発明の第2の実施例のディスク記録
情報読みだし動作の説明図である。
【0033】図4において、11は第1のシフト手段1
3の出力である第1のシフト位置情報と、第2のシフト
手段22の出力である第2シフト位置情報のうち、最前
位置を示す位置情報を選択し、信号読み取り手段4をそ
の最前位置にアクセスさせる再アクセス手段である。
【0034】以上のように構成されたディスク再生装置
について、以下その動作を説明するが、本発明の第1の
実施例で説明したのと同様の箇所はステップ番号を同じ
ものとしており、その説明も省略する。
【0035】図5のステップ106では前述のようにア
ナログミュート手段19のミュートが完全に解除される
のを待つために信号読み取り手段4を一時停止動作とす
る。さらに、ステップ107で一時停止になってから5
00mS間経過したとするステップ48に進み、ステッ
プ48で最初にアクセス完了した5M00S00Fのデ
ィスク位置よりも映像情報ミュートに要する遅れ時間分
だけ前(本例では4フレーム前)の4M59S71Fデ
ィスク位置、最初にアクセス完了したディスク位置より
も音響情報ミュートに要する遅れ時間分だけ前のディス
ク位置(本例では3フレーム前)の4M59S72Fの
ディスク位置のうちで最小値はどれかを選出する。本例
では4M59S71Fのディスク位置が最小であると選
出してステップ49へ進み、この最小と選出した4M5
9S71Fのディスク位置を目標に再アクセス動作を行
う。この再アクセス動作は前述の本発明の第1の実施例
でのステップ108の再アクセス動作のように前回アク
セス完了した5M00S00Fのディスク位置を目標に
アクセスするのではなく4M59S71Fのディスク位
置を目標にアクセスする。次に、ステップ109で再ア
クセス動作が完了したか否かを判断する。すなわち、4
M59S71Fよりも前の部分にアクセスして後、再生
状態と同様にトラックキックなどすること無くディスク
1上のピットの流れに沿っていくうちに4M59S71
Fのディスク位置に到達したことでアクセス完了したと
考えるものとする。アクセス完了とみなされない場合は
ステップ109からステップ49に戻り、前後両方向へ
の数本程度のトラックジャンプなどが実行されて再びス
テップ109でアクセス完了か否かが判断される。ここ
で再アクセスが完了したとするとステップ41に進み、
トラックキックなどすること無くディスク1上のピット
の流れに沿っていく再生動作に移行させる。これ以降は
本発明の第1の実施例と同様なので説明は省略する。
【0036】この動作により、図6(b)の矢線で示し
たように、一旦TNO=2となるディスク1の5M00
S00Fにアクセス完了した後に一時停止動作となり、
その一定時間経過後に一時停止動作を解除して後に4M
59S71Fのディスク位置にアクセスしてから再生動
作に入れれば、図6(a)内の4M59S71Fにあた
るブロックAを読み込んだ時点でマイクロコンピュータ
27は映像ミュート解除動作を開始して、図6(c)に
示すように図6(a)内のブロックCの先頭で映像ミュ
ート手段25の映像情報ミュートを解除する。これを受
けて画面データ作成手段26は図6(a)内のブロック
E、すなわちTNO=1の映像情報の記録開始している
時点からの映像情報を使用して画面データの作成が行え
ることになり、映像情報の欠落は映像表示手段28には
表れないこととなる。これ以降も本発明の第1の実施例
と同様なので説明は省略する。
【0037】以上のように本発明の第2の実施例のディ
スク再生装置によれば、図1におけるキック後再生手段
12によりトラックキックさせて、信号読み取り手段4
を本来必要な後退位置(本例では4M59S71F)よ
り余分に後退させる場合に比べ高速にディスクの再生動
作を行うことができる。すなわち、ディスクの再生処理
速度を落とすことなく、ディスク1上に記録されている
音響情報および映像情報が欠落することのないディスク
再生装置を実現することができる。
【0038】次に、本発明の第3の実施例におけるディ
スク再生装置について説明する。図7は、本発明の第3
の実施例におけるディスク再生装置の構成を示すブロッ
ク図、図8は本発明の第3の実施例のマイクロコンピュ
ータの処理動作の要部を示すフローチャート、図9は本
発明の第2の実施例のディスク記録情報読みだし動作の
説明図である。
【0039】図7において、30は一時停止手段9の動
作が完了した時点で信号読み取り手段4が第1のシフト
手段13の記憶する第1のシフト位置情報と、第2のシ
フト位置手段22の記憶する第2のシフト位置情報の中
でディスク上の最前位置を表す位置情報を選択し、信号
読み取り手段4が前記最前位置より手前にあるか否かの
判断手段であり、本発明の第3の実施例は、判断手段3
0が信号読み取り手段4が前記前前位置より手前にある
と判断したときは再アクセス手段11が再アクセス動作
を行わず、かつキック後再生手段12がトラックキック
動作を行わずに再生状態となす構成となっている。
【0040】以上のように構成されたディスク再生装置
について、以下その動作を説明するが、本発明の第1の
実施例で説明したのと同様の箇所はステップ番号を同じ
ものとしており、説明も省略する。
【0041】図8のステップ106では前述のようにア
ナログミュート手段19のミュートが完全に解除される
のを待つために信号読み取り手段4を一時停止動作とす
る。さらに、ステップ107で一時停止になってから5
00mS間経過したとするとステップ46に進み、ステ
ップ46では最初にアクセス完了した5M00S00F
のディスク位置とその位置よりも映像情報ミュートに要
する遅れ時間分だけ前(本例では4フレーム前)の4M
59S71Fのディスク位置、最初にアクセス完了した
ディスク位置よりも音響情報ミュートに要する遅れ時間
分だけ前のディスク位置(本例では3フレーム前)の4
M59S72Fのディスク位置のうちで最小値はどれか
を選出する。本例では4M59S71Fのディスク位置
が最小であると選出してステップ47へ進み、ステップ
47ではディスク1の現在位置がこの最小値よりも前の
位置であるか否かをディスク1のサブコードを読み出す
ことで判定する。サブコードを読み出す動作は再生する
のと同様の動作でディスク1上のピットを読み出してお
り、現在位置を知れば4M59S71Fのディスク位置
にやがて到達するか或いは既に通り過ぎてしまったかが
判断できる。もしも4M59S71Fのディスク位置を
既に通り過ぎてしまっていたらこのままでは映像情報ミ
ュートとディジタルミュート解除のタイミングは最適と
はできないためステップ108に進んで再アクセス動作
を行う。逆に4M59S71Fのディスク位置よりも前
方にあるならこのまま時間が経てば映像情報ミュートと
ディジタルミュート解除のタイミングを最適とできる時
期がやってくるため、再アクセス動作を行わないでステ
ップ41に進みトラックキックなどすること無くディス
ク1上のピットの流れに沿っていく再生動作に移行させ
る。これ以降は本発明の第1の実施例と同様なので説明
は省略する。
【0042】この動作により、図9(b)の矢線で示し
たように一旦TNO=2となるディスク1の5M00S
00Fにアクセス完了した後に一時停止動作となり、そ
の一定時間経過後に一時停止動作を解除するまでは5M
00S00Fを境にして再生位置は行ったり来たりして
いるので、一時停止動作を解除時にたまたま4M59S
71Fのディスク位置よりも前の位置にあればそのまま
再生動作に入れればよく、図9(a)内の4M59S7
1FにあたるブロックAを読み込んだ時点でマイクロコ
ンピュータ27は映像ミュート解除動作を開始して図9
(c)に示すように図9(a)内のブロックCの先頭で
映像情報ミュート手段25の映像情報ミュートを解除す
る。これを受けて画面データ作成手段26は図9(a)
内のブロックE、すなわちTNO=2の映像情報の記録
開始している時点からの映像情報を使用して画面データ
の作成が行えることになり、映像情報の欠落は映像表示
手段28には表れないこととなる。これ以降も本発明の
第1の実施例と同様なので省略する。
【0043】一時停止手段9の一時停止動作完了時点で
の信号読み取り手段4が本来必要な後退位置(本例では
4M59S71F)より手前にある場合にも再アクセス
手段11が再アクセス動作を行い、さらにキック後再生
手段12がトラックキックを行うと、必要以上に信号読
み取り手段4の信号読み取り位置が後退し、次のディジ
タルミュート解除、映像ミュート解除動作までに余分な
時間がかかり、ディスク1の再生処理速度が遅くなる
が、以上のように本発明の第3の実施例によれば一時停
止動作完了時点での信号読み取り手段4の位置により、
再アクセスおよびトラックキックを行うべきか否かの判
断が行われるため、ディスク1の再生処理速度を遅らす
事なく、音響情報と映像情報の頭の部分が欠落しないデ
ィスク再生装置を実現することができる。
【0044】なお、本発明の実施例では曲の再生開始時
の映像ミュート解除の解除のタイミングと音響情報のデ
ィジタルミュート解除のタイミングについて課題解決す
るものとしたが、本発明をディスク再生装置に適用する
ことで曲の再生開始時の場合と同様にCD−Gの曲の途
中で使用者が一時停止操作させて後に使用者が再び一時
停止解除の操作をさせた場合の映像表示手段への映像を
自然なものとすることもできる。CD−Gのディスクで
はカラオケと呼ばれる伴奏に合わせて歌を歌う用途に使
われるものが多いが、このカラオケにCD−Gディスク
では再生中に使用者がディスクの音響情報である伴奏に
合わせてディスクの映像情報である映像表示手段に表示
される映像の中に示される歌詞を読みながら歌うことに
なり、その映像の中に示される歌詞表示は伴奏の進み方
に合わせて現在歌うべき歌詞の部分の色がもともと表示
されていた色から次々と変わっていくようになっている
ものが大部分である。しかも歌詞の色が変わっていくの
は文字単位ではなく、歌詞の文字の左側隅から徐々に部
分的に変わりながらやがて文字の左半分のみのいろが変
わり、時間の経過とともに文字の右側隅だけがもとの色
で大部分は色が変わった状態となり、最後は文字全体の
色が変わってしまうという仕様になっている。
【0045】このためにCD−Gのカラオケ曲の途中で
使用者が一時停止操作をさせたときに歌詞のある文字の
左半分のみの色が変わった状態であったとする。すなわ
ち、文字のもとの色が白で、変わった部分の色は青だと
すれば文字の左半分のみが青で右半分は白となってい
る。ここで使用者が再び一時停止解除の操作をさせた場
合にディスク再生装置は再び再生状態となり、ディスク
の映像情報は映像表示手段への映像に取り込まれること
になる。
【0046】しかし、従来例の説明で述べたように一時
停止動作とは、一時停止を開始したディスクの再生位置
(従来例では5M00S00F)を越えると前方にトラ
ックキック動作をして一時停止すべき位置(5M0S0
0F)より前の位置に戻してはディスク上のサブコード
を読む動作を繰り返すことであり、一時停止を解除する
ときはこの一時停止開始したディスクの再生位置にアク
セスしてから再生動作とするのが曲の再生開始時の処理
動作のプログラムが有効に使えて便利である。
【0047】従って、従来例のディスク再生装置では、
曲の再生開始時の映像ミュート解除の解除のタイミング
と音響情報のディジタルミュート解除のタイミングにつ
いて課題が存在したのと同様にカラオケCD−Gの曲の
途中で使用者が一時停止操作をさせて後に使用者が再び
一時停止解除の操作をさせた場合の映像表示手段への映
像は自然なものとはなり得ない。従来例のディスク再生
装置ではCD−Gのカラオケ曲の途中で使用者が一時停
止操作をさせたときに文字の左半分のみが青で右半分は
白となっていて、使用者が再び一時停止解除の操作をさ
せた場合にディスク再生装置は再び再生状態となり、画
面データ作成手段へのディスク映像情報は欠落部分が生
じるために映像表示手段の映像は文字の左半分が青で右
半分の中央よりが白、右側隅が青という具合に不自然な
文字表示となってしまう。
【0048】これに対して本発明のディスク再生装置で
は上述の操作を行っても映像ミュート解除の解除のタイ
ミングと音響情報のディジタルミュート解除のタイミン
グが最適となり、再び再生状態となったあとの画面デー
タ作成手段へのディスクの映像情報は欠落部分が生じな
いので映像表示手段の映像は文字の左半分の青に続いて
右半分もすべて青に変化していく自然な文字表示となす
ことができる。また、本発明の実施例では、第1のシフ
ト手段と第2のシフト手段とでは位置記憶手段により記
憶されているアクセス手段によりアクセス完了となされ
たときのディスクの再生位置情報に一定値を加減算して
記憶するとしたが、記憶せずに第2の位置比較手段と第
3の位置比較手段とを比較動作をする都度に位置記憶手
段により記憶されているディスクの再生位置情報に一定
値を加減算した再生位置の大きさと再生位置検出手段の
出力大きさを比較するものとしてもよい。
【0049】また、本発明の実施例では映像ミュート解
除の解除のタイミングは音響情報のディジタルミュート
解除のタイミングと異なるものとしたが両者のタイミン
グが同じ時期となるようにしてもよい。
【0050】また、本発明の実施例では使用ディスクと
してCD−Gディスクを用いたディスク再生装置につい
て説明したがビデオCDと呼ばれるディジタル圧縮した
動画像の再生可能なCDなどの他のディスクメディアを
使用するディスク再生装置を用いてもよい。
【0051】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、指定され
たディスク上の再生位置にアクセスが完了した後、信号
読み取り手段の信号読み取り位置を後退させ、かつ映像
情報のミュートを解除するタイミングと音響情報のミュ
ートを解除するタイミングとをそれぞれ独立したタイミ
ングとしてミュートを解除することで、指定された再生
位置に対応するディスク上のブロックから直ちに映像情
報や音響情報が記録されている場合にも再生指定位置の
映像情報と音響情報の最初の部分が映像表示装置やスピ
ーカから出力されずに欠落することを防止でき、ディス
クに記録された映像情報と音響情報を自然に再生するデ
ィスク再生装置を実現することができる。
【0052】また、本発明によれば、信号読み取り位置
を必要以上に後退させることなく、再アクセス後映像ミ
ュートあるいは音響ミュートのいずれか一方を直ちにミ
ュート解除できるため再生指定位置からディスクを再生
させた場合にも、音声情報と映像情報の頭の部分を欠落
させないディスクの再生動作を高速で処理するディスク
再生装置を実現することができる。
【0053】さらに、本発明のディスク再生装置は、基
本的なハードウェア構成を大きく変えずに、ソフトウェ
アの変更、追加を行うことで、ディスクの映像情報と音
響情報の欠落の防止を容易に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるディスク再生装
置の構成を示すブロック図
【図2】本発明の第1の実施例のマイクロコンピュータ
の処理動作の要部を示すフローチャート
【図3】本発明の第1の実施例のディスク記録情報読み
だし動作の説明図
【図4】本発明の第2の実施例におけるディスク再生装
置の構成を示すブロック図
【図5】本発明の第2の実施例のマイクロコンピュータ
の処理動作の要部を示すフローチャート
【図6】本発明の第2の実施例のディスク記録情報読み
だし動作の説明図
【図7】本発明の第3の実施例におけるディスク再生装
置の構成を示すブロック図
【図8】本発明の第3の実施例のマイクロコンピュータ
の処理動作の要部を示すフローチャート
【図9】本発明の第3の実施例のディスク記録情報読み
だし動作の説明図
【図10】従来のディスク再生装置の構成を示すブロッ
ク図
【図11】従来のディスク再生装置のマイクロコンピュ
ータの処理動作の要部を示すフローチャート
【図12】従来のディスク再生装置のディスク記録情報
読みだし動作の説明図
【符号の説明】
4 信号読み取り手段 5 アクセス手段 6 サブコード抽出手段 7 再生位置検出手段 8 位置記憶手段 9 一時停止手段 10 第3の位置比較手段 11 再アクセス手段 12 キック後再生手段 13 第3のシフト手段 14 第1の位置比較手段 15 ディジタルミュート解除手段 16 アナログミュート解除手段 17 ディジタルミュート手段 18 DA変換手段 19 アナログミュート手段 22 第1のシフト手段 23 第2の位置比較手段 24 映像ミュート解除手段 25 映像情報ミュート手段 29 再生手段 30 判断手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂本 徳行 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク上に記録されたディジタル信号
    を読み取る信号読み取り手段と、前記信号読み取り手段
    の出力信号からサブコード情報を抽出するサブコード抽
    出手段と、前記ディスクの再生位置を指定する再生位置
    指定手段と、指定された前記ディスク上の再生位置に前
    記信号読み取り手段をアクセスさせるアクセス手段と、
    前記信号読み取り手段の信号読み取り位置に対応する前
    記サブコード情報を再生位置情報として出力する再生位
    置検出手段と、前記信号読み取り手段の出力信号のうち
    音響情報をミュートする音響ミュート手段と、前記信号
    読み取り手段の出力信号のうち映像情報をミュートする
    映像ミュート手段と、前記アクセス手段のアクセス完了
    位置から前記信号読み取り手段の信号読み取り位置を後
    退させるトラックキック手段と、前記アクセス手段のア
    クセス完了時に前記再生位置検出手段から出力されたア
    クセス位置情報から一定値を加減算して第1のシフト位
    置情報を出力する第1のシフト手段と、前記再生位置検
    出手段から出力された再生位置情報と前記第1のシフト
    位置情報とを比較する第1の位置比較手段と、前記第1
    の位置比較手段が前記第1のシフト位置情報と前記再生
    位置情報とが一致したと判断したときに前記音響ミュー
    ト手段のミュートを解除する音響ミュート解除手段と、
    前記アクセス手段のアクセス完了時に前記再生位置検出
    手段から出力されたアクセス位置情報から一定値を加減
    算して第2のシフト位置情報を出力する第2のシフト手
    段と、前記再生位置検出手段から出力された再生位置情
    報と前記第2のシフト位置情報とを比較する第2の位置
    比較手段と、前記第2の位置比較手段が前記第2のシフ
    ト位置情報と前記再生位置情報とが一致したと判断した
    ときに前記映像ミュート手段のミュートを解除する映像
    ミュート解除手段とを有するディスク再生装置。
  2. 【請求項2】 ディスク上に記録されたディジタル信号
    を読み取る信号読み取り手段と、前記信号読み取り手段
    の出力信号からサブコード情報を抽出するサブコード抽
    出手段と、前記ディスクの再生位置を指定する再生位置
    指定手段と、指定された前記ディスク上の再生位置に前
    記信号読み取り手段をアクセスさせるアクセス手段と、
    前記信号読み取り手段の信号読み取り位置に対応する前
    記サブコード情報を再生位置情報として出力する再生位
    置検出手段と、前記信号読み取り手段の出力信号のうち
    音響情報をミュートする音響ミュート手段と、前記信号
    読み取り手段の出力信号のうち映像情報をミュートする
    映像ミュート手段と、前記アクセス手段のアクセス完了
    時に前記再生位置検出手段から出力されたアクセス位置
    情報から一定値を加減算して第1のシフト位置情報を出
    力する第1のシフト手段と、前記アクセス手段のアクセ
    ス完了時に前記再生位置検出手段から出力されたアクセ
    ス位置情報から一定値を加減算して第2のシフト位置情
    報を出力する第2のシフト手段と、前記第1のシフト位
    置情報と前記第2のシフト位置情報のうち前記ディスク
    の再生方向において最前位置を示す位置情報を選択し前
    記信号読み取り手段を前記最前位置にアクセスさせる再
    アクセス手段と、前記再生位置検出手段から出力された
    再生位置情報と前記第1のシフト位置情報とを比較する
    第1の位置比較手段と、前記再生位置検出手段から出力
    された再生位置情報と前記第2のシフト位置情報とを比
    較する第2の位置比較手段と、前記第1の位置比較手段
    が前記第1のシフト位置情報と前記再生位置情報とが一
    致したと判断したときに前記音響ミュート手段のミュー
    トを解除する音響ミュート解除手段と、前記第2の位置
    比較手段が前記第2のシフト位置情報と前記再生位置情
    報とが一致したと判断としたときに前記映像ミュート手
    段のミュートを解除する映像ミュート解除手段とを有す
    るディスク再生装置。
  3. 【請求項3】 前記音響ミュート手段を通過したディジ
    タル音響情報をアナログ音響情報に変換するDA変換手
    段と、前記DA変換手段の出力であるアナログ音響情報
    をミュートするアナログミュート手段と、前記アクセス
    手段がアクセスを完了したときに前記アナログミュート
    手段のミュートを解除するアナログミュート解除手段
    と、前記アナログミュート解除手段のミュート解除動作
    後に前記信号読み取り手段の信号読み取り動作を一定時
    間停止させる一時停止手段と、前記一時停止手段により
    一定時間が経過したときに前記アクセス位置情報に対応
    するディスク上の位置に前記信号読み取り手段をアクセ
    スさせる再生アクセス手段と、前記一時停止手段が一時
    停止動作を完了した時点で、前記第1のシフト手段の出
    力である第1のシフト位置情報と前記第2のシフト手段
    の出力である第2のシフト位置情報のうち前記ディスク
    上の最前位置を示す位置情報を選択し、前記信号読み取
    り手段の信号読み取り位置が前記最前位置より手前にあ
    るか否かの判断手段とを有し、前記信号読み取り位置が
    前記最前位置より後方にあると前記判断手段が判断した
    ときのみ前記再アクセス手段による再アクセス動作およ
    び前記トラックキック手段による前記信号読み取り位置
    の後退を行うことを特徴とした請求項1記載のディスク
    再生装置。
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