JPH07272388A - 情報再生装置 - Google Patents

情報再生装置

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Publication number
JPH07272388A
JPH07272388A JP5736394A JP5736394A JPH07272388A JP H07272388 A JPH07272388 A JP H07272388A JP 5736394 A JP5736394 A JP 5736394A JP 5736394 A JP5736394 A JP 5736394A JP H07272388 A JPH07272388 A JP H07272388A
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JP
Japan
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recording medium
information recording
reproducing
magazine rack
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Pending
Application number
JP5736394A
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English (en)
Inventor
Ryosuke Kobayashi
良輔 小林
Yasutaka Yamada
泰隆 山田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP5736394A priority Critical patent/JPH07272388A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 オートチェンジャー方式の情報再生装置の再
生中断時間をなくす。 【構成】 利用者がマガジンラック2の収容内容を見
て、D番目ディスクの指定を操作面上のテンキー13に
対して行った場合、制御部190は、これを再生指示と
見なして、ディスク再生動作モードに移行する。制御部
190はこの指定により、ディスク番号Dを取得する。
切り換え後、D番目ブロックバッファの格納内容である
B0〜Bxブロックの出力をバッファ100に指示す
る。この出力によって音声出力部160及び表示部17
0から音声出力、映像出力が行われる。この音声出力と
並行して、装着機構50による装着作業が行われる。装
着終了後、アクセス制御部30及びデータデコーダ40
に対して、Bx+1〜Bmブロックの読み出し指示を出
力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】オートチェンジャ方式の情報再生
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】情報再生装置は、ディスクを記録媒体と
し、その中に記憶されている情報を再生するものであ
り、近年盛んに利用されている。ディスクを媒体として
いるため、これらの情報再生装置にはディスク交換の煩
わしさが存在するが、上記のオートチェンジャ方式もの
はこのような交換作業をディスク番号の指定によって自
動的に行うことができる。自動交換によると、ディスク
のピックアップ面を傷つけたり、汚したりすることがな
いため、好適な再生状態を維持することができる。
【0003】尚、上記オートチェンジャ方式は、複数枚
のディスクに関連する一連の情報を収録したもの、いわ
ゆる、全集タイプのものの再生に最適である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のオ
ートチェンジャ方式の情報再生装置では、ディスクの再
生準備が整うまでの間、情報再生が中断されることにな
り、中断時間が多少長くなると、利用者を苛立たせるこ
とになる。また全集タイプのディスクが再生されている
場合、上記再生中断で利用者は興ざめしてしまう。
【0005】このような状況に対処するため、コマーシ
ャル等、予め用意された情報を上記再生中断時間に再生
させることも考えられる。但しこの場合、望んでいるも
のと違う情報が再生されるため、利用者の苛立ちをかえ
ってあおる場合がある。本発明は、上記問題点に鑑み、
複数枚のディスクを中断なく連続再生できる情報再生装
置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の情報再生装置は、複数の情報記録媒体を収
容したマガジンラックと、再生しようとする情報記録媒
体を指定する媒体指定手段と、ドライブ機構を有し、該
機構上にセットされている情報記録媒体の再生を行う主
再生手段と、媒体指定手段によって指定された情報記録
媒体をマガジンラックから取出し、主再生手段にセット
する媒体セット手段と、各情報記録媒体における再生先
頭位置から所定範囲の情報が各情報記録媒体の識別コー
ドと関連づけて記憶されている先頭情報記憶手段と、媒
体指定手段によって指定された情報記録媒体に相当する
情報を前記先頭情報記憶手段から読出し再生する補助再
生手段と、媒体指定手段によって情報記録媒体が指定さ
れたとき補助再生手段を起動し、該補助再生手段が所定
量の情報の再生を終了すると主再生手段による情報記録
媒体の再生を行うよう主再生手段と補助再生手段の切換
えを制御する再生制御手段と、を備えていることを特徴
としている。
【0007】請求項1の情報再生装置は更に、マガジン
ラックの交換を検出するラック交換検出手段と、ラック
の交換がされたとき、媒体セット手段を起動して、新た
なマガジンラックに収容されている全ての情報記録媒体
を一枚ずつ所定の順序で主再生手段のドライブ機構上に
セットさせる第1の媒体セット制御手段と、ドライブ機
構上にセットされた各情報記録媒体の再生先頭位置から
所定範囲の情報を読出し、対応する情報記録媒体の識別
コードと関連づけて前記先頭情報記憶手段に書き込む一
方、交換前の各媒体の先頭情報を消去する第1の先頭情
報作成手段と、を備えていることを特徴としている。
【0008】請求項1、2記載の情報再生装置は更に、
マガジンラック内における情報記録媒体の交換を検出す
る手段と、情報記録媒体の交換がされたとき、媒体セッ
ト手段を起動して新たにマガジンラックに収容された情
報記録媒体をドライブ機構上にセットさせる第2の媒体
セット制御手段と、ドライブ機構上にセットされた情報
記録媒体の現在先頭位置から所定の範囲の情報を読出
し、当該情報記録媒体の識別コードと関連づけて前記先
頭情報記憶手段に書き込む一方、交換前の情報記録媒体
の先頭情報を消去する第2の先頭情報作成手段と、を備
えていることを特徴としている。
【0009】請求項3記載の情報再生装置は更に、マガ
ジンラックに付帯して設けられ、当該マガジンラックに
当初収容されていた全情報記録媒体の再生先頭位置から
所定範囲の情報が各情報記録媒体の識別コードと関連づ
けて格納しているメモリカートリッジと、マガジンラッ
クの交換に際し、取り去られるマガジンラックに付帯す
るメモリカートリッジに対して、その時点で先頭情報記
憶手段に記憶されている内容を退避させる退避手段と、
マガジンラックの交換に際し、新たにセットされるマガ
ジンラックに付帯して設けられたメモリカートリッジに
格納している情報を先頭情報記憶手段に転送する転送手
段と、を備えていることを特徴としている。
【0010】請求項1記載の情報再生装置は更に、前記
先頭情報記憶手段がマガジンラックに付帯するメモリカ
ートリッジであることを特徴としている。
【0011】
【作用】請求項1の情報再生装置によればマガジンラッ
クによって収容された情報記録媒体のうち、再生されよ
うとするものが媒体指定手段によって指定される。媒体
指定手段によって指定された情報記録媒体はマガジンラ
ックから取り出され、媒体セット手段によって主再生手
段にセットされる。主再生手段はドライブ機構を有して
いるので、該機構上にセットされた情報記録媒体は再生
されることになる。また、上記指定が行われた時点で、
再生制御手段によって補助再生手段が既に起動されてい
る。補助再生手段の再生内容とは先頭情報記憶手段の記
憶内容であり、これは各情報記録媒体の再生先頭位置か
ら所定範囲までの情報である。更にこれらは各情報記録
媒体の識別コードと関連づけられている。上記主再生手
段に情報記録媒体がセットされるまで、補助再生手段に
よって媒体指定手段の指定に対応する内容が読み出され
る。該補助再生手段による所定量の情報再生が終了する
と、主再生手段による再生が行われるように補助再生手
段から主再生手段への切換えが再生制御手段によって行
われる。
【0012】また、請求項2において、情報再生装置は
更に、ラック交換検出手段と、第1の媒体セット制御手
段と、第1の先頭情報作成手段とを備えるので、ラック
交換検出手段によってマガジンラック交換が検出され
る。ラックの交換がなされたとき、第1の媒体セット制
御手段によって媒体セット手段が起動され、新たなマガ
ジンラックに収容されている全ての情報記録媒体が一枚
ずつ所定の順序で主再生手段のドライブ機構上にセット
される。ドライブ機構上にセットされた各情報記録媒体
の、再生先頭位置から所定範囲までの情報が、第1の先
頭情報作成手段によって読み出され、読み出された情報
は、対応する情報記録媒体の識別コードと関連づけて前
記先頭情報記憶手段に書き込まれる。その一方、交換前
の各媒体の先頭情報は消去される。
【0013】また、請求項3において、情報再生装置は
更に、第2の媒体セット制御手段と、第2の先頭情報作
成手段とを備えるので、マガジンラック内における情報
記録媒体交換がなされたとき、第2の媒体セット制御手
段によって媒体セット手段が起動され、新たにマガジン
ラックに収容された情報記録媒体がドライブ機構上にセ
ットされる。セットされた情報記録媒体の現在先頭位置
から所定の範囲の情報は、第2の先頭情報作成手段によ
って読出され、読み出された情報は、当該情報記録媒体
の識別コードと関連づけて前記先頭情報記憶手段に書き
込まれる。その一方、交換前の情報記録媒体の先頭情報
は消去される。
【0014】また、請求項4において、情報再生装置は
更に、メモリカートリッジと、退避手段と、転送手段と
を備えるので、マガジンラックに付帯して設けられたメ
モリカートリッジには、当該マガジンラックに当初収容
されていた全情報記録媒体の再生先頭位置から所定範囲
の情報が各情報記録媒体の識別コードと関連づけて格納
されている。メモリカートリッジンうち、新たにセット
されるマガジンラックに付帯して設けられたものは、そ
の格納情報が転送手段によって先頭情報記憶手段に転送
される。取り去られるマガジンラックに付帯するものに
は、先頭情報記憶手段に記憶されている内容が退避され
る。
【0015】
【実施例】以下、本発明に係るオートチェンジャ方式の
情報再生装置の一実施例としてCDーROMプレーヤー
について説明する。 (実施例1)図1はCD−ROMプレーヤーの全体構成
を示し、該プレーヤーはプレーヤー本体1とその本体1
にセットされるマガジンラック2とからなる。
【0016】プレーヤー本体1はその上面にマガジンラ
ック2を収容する開口11を有し、前面に表示パネル1
2やテンキー13、スピーカ14a、14b等を有す
る。プレーヤー本体1の内部にはラックホルダ15(図
3参照)、イジェクト機構18(図3参照)、光ディス
クカートリッジをセットするドライブ機構16(図3参
照)、光ピックアップ17(図3参照)等が設けられて
いる。
【0017】前記マガジンラック2は図1に示されてい
るように手前側21aと背面側21bとが開口された箱
体であり、内部は図2に模式的に示すように仕切板22
a、22b、22c・・・によって複数もディスク収容
スペース23a、23b、23c・・・が形成されてい
る。マガジンラック2の手前側開口21aは利用者が光
ディスクカートリッジM1、M2、M3・・・・のマガ
ジンラック2への挿抜を検出するためのトグルスイッチ
24a、24b、24c・・・が設けられている。
【0018】プレーヤー1本体1側のラックホルダ15
は図1では見えないが、開口11の内部下方に存在し、
主としてエレベータ機構からなる。即ち、マガジンラッ
ク2を開口11から内部に押し下げるとエレベータ機構
が下降してマガジンラック2を開口11内の所定高さ位
置に保持し、イジェクト機構18を操作するとエレベー
タ機構が上昇してマガジンラック2を開口11から上方
へ脱出させる。また、図示はしないが、イジェクト機構
18の他に、光ディスクカートリッジを交換するために
マガジンラック2を持ち上げ操作する機構もあり、この
機構が操作されると、エレベータ機構が、マガジンラッ
ク2に対する光ディスクカートリッジの交換が可能とな
る高さまで上昇する。更に図示はしないが、ラックホル
ダ15にはマガジンラック2の各トグルスイッチ24
a、24b、24c・・・のスイッチ状態を検出するセ
ンサースイッチが設けられ、このセンサーの検出結果か
ら番号デコーダ130(図3参照)がマガジンラック2
の左又は右から何番目に収容されている光ディスクカー
トリッジが交換されたかを解読するようにしている。
【0019】プレーヤー本体1の開口11には着脱スイ
ッチ60が設けられ、マガジンラック2のラックホルダ
15へのセットの有無を検出している。尚、上記したマ
ガジンラック2の構成並びにラックホルダ15の構成、
何番目の光ディスクカートリッジが交換されたかの検
出、マガジンラック2のセットの有無検出といった構成
は現行のオートチェンジャ方式のCD−ROMプレーヤ
ーにおいて公知であるので、詳細な構成は省略する。
【0020】次に内部構成を、図3のブロック図を用い
て説明する。図1に示した構成に加えて、CD−ROM
プレーヤー1内部には、ドライブ機構16と、光ピック
アップ17と、装着機構18と、アクセス制御部30
と、データデコーダ40と、装着機構50と、番号バッ
ファ65と、バッファ100と、入力部140と、デジ
タル信号処理部150と、音声出力部160と、表示部
170と、制御部190と、SW1と、SW2とを備え
ている。
【0021】ドライブ機構16は、光ディスクカートリ
ッジM1をセットする基台と、セットされた光ディスク
カートリッジ20内のディスクを回動するスピンドルモ
ータとを備える。光ピックアップ17は、ドライブ機構
16にセットされた状態のディスクカートリッジの記録
情報をアクセスする。光ディスクカートリッジに出版物
の情報が複数ブロックにわたって記録されているが、一
回のアクセスによって、そのうちの1ブロック分が読み
出される。
【0022】アクセス制御部30は、ドライブ機構16
及び光ピックアップ17のためのサーボ機構であり、所
望のブロックが読み出させるようにドライブ機構16及
び光ピックアップ17を制御する。このアクセス制御部
30が存在するため、制御部190は、読み出し指示及
び読み出しブロックの指定のみで目的ブロックを読み出
させることができる。
【0023】データデコーダ40は、光ピックアップ1
7によって読み出された所望ブロックのデータを復調し
て、デジタル信号に変換する。装着機構50は、マガジ
ンラック2内の収容スペースを指定されることで、該当
スペースに収容された光ディスクカートリッジM1を取
り出し、搬送して、ドライブ機構16にセットする。ま
た、収容指示を受けることで、ドライブ機構16にセッ
トされた光ディスクカートリッジM1を元のスペースに
収容する。上記収容スペースの認知のために装着機構5
0は各収容スペースに割り当てられた番号を参照してい
る。この番号はディスク番号と呼ばれ、各ディスクの指
定に用いられる。
【0024】番号バッファ65には、制御部190から
発せられた装着命令に含まれていたディスク番号が、次
の装着命令の出力まで保持される。バッファ100は、
一時記憶領域であり、ブロックバッファという単位で区
分されている。上記ブロックバッファは、図4に示すよ
うにマガジンラック2のディスク収容数(図中のN)だ
け存在し、また、ブロックバッファb1、b2、b3・
・・は収容スペース23a、23b、23c・・・と同
じく、対応するディスク毎に「1」、「2」、「3」・
・・なるディスク番号が割り当てられ、そのディスクの
記録内容のうち再生先頭位置からの複数分が格納され
る。このためブロックバッファには、表紙イメージや目
次部分の映像情報e1、e2、e3・・・が格納される
ことになる。格納量は装着機構50による自動装着が行
われる間の再生中断時間に基づき定められる。
【0025】入力部140は、テンキー13を備え、操
作者によるディスク番号の入力を受け付ける。デジタル
信号処理部150は、デジタル化されたブロックデータ
が、音声情報であるか、映像情報であるか、あるいは制
御プログラムであるかを判定し、判定結果に応じて出力
先を、音声出力部160、表示部170、制御部190
に切り換える。
【0026】音声出力部160は、A/D変換器と、ス
ピーカ14a、14bとを備え、デジタル信号処理部1
50によって分離された音声情報を音声出力する。表示
部170は、表示パネルジェネレータと、表示パネル1
2とを備え、デジタル信号処理部150によって分離さ
れた映像情報を表示する。制御部190は、CDーRO
Mプレーヤー1の制御を行う。制御内容を図5〜8のフ
ロ−チャ−トに示す。尚、本フロ−チャ−トにおいて、
Dはディスク番号が格納される変数であり、B0、Bm
はそれぞれ、先頭及び末尾のブロックデータを示す。B
xは、1ブロックバッファに格納可能な最大ブロック数
を示している。CDーROMプレーヤー1が起動される
と、制御部190は、図5に示すように着脱スイッチ6
0の着脱検出(ステップS10)、再生指示となるテン
キーの押下(ステップS20)、番号デコーダ130に
よるディスク番号のデコード(ステップS30)を常時
監視している。
【0027】 (1)ブロックバッファの総入れ替え(図6参照) 着脱スイッチ60によって着脱が検出されると(ステッ
プS10)、ブロックバッファの総入れ替えモードに移
行する。先ず、制御部190は、ディスク番号Dを1と
し(ステップS40)、SW1をBに切り換えて(ステ
ップS60)、バッファ100のD番目のブロックバッ
ファを格納先にする(ステップS70)。格納先を決定
した後、D番目ディスクの装着を指示する装着命令を、
装着機構50に出力する(ステップS80)。出力後、
D番目ディスクのアクセスを光ピックアップ17に行わ
せ、B0〜Bxブロックの情報を読み出させる(ステッ
プS90)。読出後、データデコーダ40に読み出され
た情報の信号化を行わせ、デジタル信号化されたブロッ
ク情報をバッファ100のD番目のブロックバッファに
格納させる(ステップS100)。格納後、D番号をイ
ンクリメントして(ステップS110)、更にD番目デ
ィスクをドライブ機構16から離脱させ、マガジンラッ
ク2の元の収容スぺースに戻す(ステップS120)。
以上の動作の格納動作はN回繰り返されるが、その結
果、バッファ100には、各ディスクカートリッジのB
0〜Bxブロックの内容が充填される。
【0028】(2)ディスク再生動作(図7参照) 利用者がマガジンラック2の収容内容を見て、D番目デ
ィスクの指定を操作面上のテンキー13に対して行った
場合、制御部190は、これを再生指示と見なして、デ
ィスク再生動作モードに移行する。上記テンキー13の
入力値は、デコードされ制御部190に入力されるが、
制御部190はこの入力値により、ディスク番号Dを取
得する(ステップS130)。取得後、ドライブ機構1
6に装着されているディスクカートリッジ20のディス
ク番号を番号バッファ65から取り出し、それがD番目
であるか否かを判定する(ステップS140)。もし異
なれば、装着機構50に収容命令を出力し(ステップS
150)、出力後、バッファ100のD番目のブロック
バッファを読出元にする(ステップS160)。更にD
番目ディスクの装着命令を装着機構50に出力し(ステ
ップS170)、SW2の接点をDに切り換える(ステ
ップS180)。切り換え後、D番目ブロックバッファ
の格納内容の出力をバッファ100に指示する(ステッ
プS190)。この出力によって音声出力部160及び
表示部170から音声出力、映像出力が行われる。この
音声出力と並行して、装着機構50による装着作業が行
われる。この間に利用者が、別ディスクの再生を指示す
れば、それを検知して(ステップS195)、新たなデ
ィスク番号Dを取得する(ステップS130)。上記バ
ッファの大きさは、装着時間に応じて決められているた
め、格納内容の出力と、装着作業とはほぼ同時に終了す
るが、終了時点で、SW1→A、SW2→Cに切り換え
る(ステップS200)。このとき既に、ドライブ機構
16は、ディスクアクセス可能であるので、アクセス制
御部30及びデータデコーダ40に対して、Bx+1〜
Bmブロックの読み出し指示を出力する。指示を受け取
るとアクセス制御部30及びデータデコーダ40は、光
ピックアップ17にアクセスを行わせて、Bx+1〜B
mブロックの情報が読み出させる。読み出されたブロッ
ク情報は、データデコーダ40によってデジタル信号化
され、音声出力部160、表示部170からそれぞれ、
音声出力、映像出力される。(ステップS210)。こ
の間に利用者が、別ディスクの再生を指示すれば、それ
を検知して(ステップS215)、新たなディスク番号
Dを取得する(ステップS130)。
【0029】 (3)D番目ブロックバッファの入れ替え(図8参照) 利用者は、エレベータ機構に指示を与えて、取り替え位
置までマガジンラック2を上昇させ、D番目の収容ディ
スクを抜き出して、代わりに準備しておいたディスクを
挿入する。この挿抜はトグルスイッチ24によって検出
される。再度、イジェクト機構18が駆動され、マガジ
ンラック2が装着されると、番号デコーダ130は、挿
抜を検出したトグルスイッチ24がどれであるかを検知
し、取り替えの有った収容スペースのディスク番号を取
得する(ステップS220)。次に制御部190は、D
番目のブロックバッファを格納先にして(ステップS2
30)、D番目ディスクの装着命令を装着機構に出力し
(ステップS240)、B0〜Bxブロックの情報を読
み出させ(ステップS250)、読み出した内容をD番
目ブロックバッファに格納させる(ステップS26
0)。格納後、装着ディスクをもとの収容スペースに戻
す。
【0030】以上説明したように、本実施例によれば、
ドライブ機構への装着が行われるまでの間、対応するデ
ィスクの記録内容が出力される為、ディスク指定のタイ
ミングで再生出力を行うことができる。そのため、利用
者を不用意に苛立たせることがない。 (第2実施例)第2実施例では、マガジンラック再装着
時におけるブロックバッファの格納作業が、即座に行わ
れるように工夫されている。
【0031】そのため、第2実施例では、図9に示すよ
うにマガジンラック2は、例えば一側面にメモリカート
リッジ200が設置されており、また、ラックホルダ1
5の底面の対応する部位には、コネクタ210が備えら
れている。更にイジェクト機構18に代えてイジェクト
機構220を備えている。メモリカートリッジ200
は、バッファを形成するメモリと、当該メモリのための
電源とを同一カートリッジに納めたものである。上記メ
モリによって形成されるバッファは、記憶フォーマット
をバッファ100と統一しており、バッファ100の記
憶内容を同一フォーマットでバックアップすることがで
きる。更にメモリカートリッジ200の底面には、本体
との接続を行うコネクタ端子が存在する。
【0032】コネクタ210は制御部190にメモリカ
ートリッジ200の記憶内容をアクセスさせるため、メ
モリカートリッジ200と結合するピンコネクタであ
る。上記結合をマガジンラック2装着によって行わせる
ため、コネクタ210は、メモリカートリッジ200を
臨む位置に設置されている。イジェクト機構220は、
イジェクト機構18と類似構成のものである。但しイジ
ェクト機構220は、利用者によるイジェクト操作が行
われてもラックのイジェクトを即座には行わず、しばら
く装着状態を維持した後に、イジェクトを行う。この状
態維持は、バッファ100の充填内容をメモリカートリ
ッジ200に退避するためである。
【0033】これらの構成が付加されたため、図5のフ
ロ−チャ−トに示した制御部190の制御内容は、図1
0に置き換わり、図6に示したフロ−チャ−ト(ブロッ
クバッファ総入れ替えモード)は、図11に示すものに
置き換わる。更にブロックバッファ総退避モードが付加
されたため、図12のフロ−チャ−トが追加される。制
御部190は、図10に示すように着脱スイッチ60に
よる着脱検出(ステップS10)、再生指示となるテン
キーの押下(ステップS20)、番号デコーダ130に
よるディスク番号のデコード(ステップS30)、利用
者によるイジェクト操作(ステップS280)を常時監
視している。
【0034】 (1)ブロックバッファの総入れ替え(図11参照) 着脱スイッチ60によって着脱が検出されると(ステッ
プS10)、ブロックバッファの総入れ替えモードに移
行する。先ず、制御部190は、メモリカートリッジ2
00に記憶内容が存在するか否かを判定する(ステップ
S285)。もしなければ、ディスクの装填、収容を繰
り返し、バッファ100を充填する(図5のステップS
40〜ステップS120)。もし存在すれば、ディスク
番号Dを1とし(ステップS290)、メモリカートリ
ッジ200のD番目のブロックバッファを転送元(ステ
ップS300)。バッファ100のD番目のブロックバ
ッファを転送先にする(ステップS310)。次にB0
〜Bxブロックの情報のブロック転送を行い、D番目ブ
ロックバッファへの格納を行う(ステップS100)。
格納後、D番号をインクリメントして(ステップS11
0)、次のブロックバッファの転送を行わせる(ステッ
プS340)。以上の格納動作をN回繰り返されるとバ
ッファ100は充填された状態となる。
【0035】 (1)ブロックバッファの総退避(図12参照) 利用者によるイジェクト操作が行われると、イジェクト
機構220は即座には、マガジンラック2のイジェクト
は行わず、装着状態を維持する。この状態で、制御部1
90はマガジンラック2が装着されたとみなし、ブロッ
クバッファの総退避モードに移行する。先ず、制御部1
90は、ディスク番号Dを1とし(ステップS35
0)、メモリカートリッジ200のD番目のブロックバ
ッファを転送先(ステップS370)。バッファ100
のD番目のブロックバッファを転送元にする(ステップ
S380)。次にB0〜Bxブロックの情報のブロック
転送を行い、D番目ブロックバッファへの格納を行う
(ステップS390)。格納後、D番号をインクリメン
トして(ステップS400)、次のブロックバッファの
転送を行わせる(ステップS370)。以上の格納動作
をN回繰り返すと、メモリカートリッジ200は充填さ
れた状態となる。上記の維持時間が経過した後、イジェ
クト機構220はマガジンラック2を外部に脱出させ
る。
【0036】以上説明したように第2実施例によれば、
マガジンラック2を再装着する際、バッファ100の格
納作業をメモリカートリッジ200からの転送作業によ
って代行するため、ブロックバッファの総入れ替えをわ
ずかな時間で行うことができる。そのため、ラック入れ
替えを頻繁に行うことができる。尚、上記の実施例で
は、バッファのバックアップ用にメモリカートリッジを
設けたが、メモリカートリッジを再生出力用のバッファ
に用いて、CD−ROMプレーヤー内部のバッファを構
成から外しても良い。
【0037】また、第1、第2実施例とも、CD−RO
Mを前提として説明を進めたが、CDV、CD−I、L
D等、他の情報記録媒体の再生装置に適用できることは
いうまでもない。
【0038】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1の発
明に係る情報再生装置によれば、情報記録媒体のセット
が完了するまで補助再生手段による再生出力が行われる
ので、所望の再生出力を再生指示のタイミングで利用者
に供給することができ、利用者に焦燥感を感じさせな
い。
【0039】また、請求項2に係る情報再生装置によれ
ば、ラック交換の後、前記先頭情報記憶手段にはラック
内の情報記録媒体の内容が書き込まれるので、上記補助
再生手段による再生出力を交換後のマガジンラックの収
容内容に対応させることができる。また、請求項3に係
る情報再生装置によれば、情報記録媒体交換の後、前記
先頭情報記憶手段には、新たに収容された情報記録媒体
の所定範囲の情報が書き込まれるので、上記補助再生手
段による再生出力を、交換後の情報記録媒体の記録内容
に対応させておくことができる。
【0040】また、請求項4において、先頭情報記憶手
段に記憶されている内容は、マガジンラックに付帯して
設けられたメモリカートリッジへも収容されるため、ラ
ック再装着時における先頭情報記憶手段への転送時間を
大きく短縮することができる。また、請求項5におい
て、各マガジンラックに上記先頭情報を保持させておく
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例におけるCD−ROMプレーヤー1
を示す斜視図である。
【図2】第1実施例におけるマガジンラック2を模式的
に示す斜視図である。
【図3】第1実施例におけるCD−ROMプレーヤー1
の内部ブロック図である。
【図4】バッファ100の内部構成を模式的に示す図で
ある。
【図5】制御部190のメインフロ−チャ−トである。
【図6】制御部190のブロックバッファ総入れ替えモ
ードにおけるフロ−チャ−トである。
【図7】制御部190のディスク再生動作時におけるフ
ロ−チャ−トである。
【図8】制御部190のD番目ブロックバッファの入れ
替えモードにおけるフロ−チャ−トである。
【図9】第2実施例におけるCD−ROMプレーヤーの
一部構成を示す図である。
【図10】第2実施例における制御部190のメインフ
ロ−チャ−トである。
【図11】第2実施例におけるブロックバッファ総入れ
替えモードのフロ−チャ−トである。
【図12】第2実施例におけるブロックバッファ総退避
モードのフロ−チャ−トである。
【符号の説明】
1 CDーROMプレーヤー 2 マガジンラック 12 表示パネル 13 テンキー 14 スピーカ 15 ラックホルダ 16 ドライブ機構 17 光ピックアップ 18 イジェクト機構 20 ディスクカートリッジ 24 トグルスイッチ 30 アクセス制御部 40 データデコーダ 50 装着機構 60 着脱スイッチ 65 番号バッファ 130 番号デコーダ 140 入力部 150 デジタル信号処理部 160 音声出力部 170 表示部 190 制御部 200 メモリカートリッジ 210 コネクタ 220 イジェクト機構

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の情報記録媒体を収容したマガジン
    ラックと、 再生しようとする情報記録媒体を指定する媒体指定手段
    と、 ドライブ機構を有し、該機構上にセットされている情報
    記録媒体の再生を行う主再生手段と、 媒体指定手段によって指定された情報記録媒体をマガジ
    ンラックから取出し、主再生手段にセットする媒体セッ
    ト手段と、 各情報記録媒体における再生先頭位置から所定範囲の情
    報が各情報記録媒体の識別コードと関連づけて記憶され
    ている先頭情報記憶手段と、 媒体指定手段によって指定された情報記録媒体に相当す
    る情報を前記先頭情報記憶手段から読出し再生する補助
    再生手段と、 媒体指定手段によって情報記録媒体が指定されたとき補
    助再生手段を起動し、該補助再生手段が所定量の情報の
    再生を終了すると主再生手段による情報記録媒体の再生
    を行うよう主再生手段と補助再生手段の切換えを制御す
    る再生制御手段と、 を備えていることを特徴とする情報再生装置
  2. 【請求項2】請求項1記載の情報再生装置は更に、 マガジンラックの交換を検出するラック交換検出手段
    と、 ラックの交換がされたとき、媒体セット手段を起動し
    て、新たなマガジンラックに収容されている全ての情報
    記録媒体を一枚ずつ所定の順序で主再生手段のドライブ
    機構上にセットさせる第1の媒体セット制御手段と、 ドライブ機構上にセットされた各情報記録媒体の再生先
    頭位置から所定範囲の情報を読出し、対応する情報記録
    媒体の識別コードと関連づけて前記先頭情報記憶手段に
    書き込む一方、交換前の各媒体の先頭情報を消去する第
    1の先頭情報作成手段と、 を備えていることを特徴とする情報再生装置
  3. 【請求項3】請求項1、2記載の情報再生装置は更に、 マガジンラック内における情報記録媒体の交換を検出す
    る手段と、 情報記録媒体の交換がされたとき、媒体セット手段を起
    動して新たにマガジンラックに収容された情報記録媒体
    をドライブ機構上にセットさせる第2の媒体セット制御
    手段と、 ドライブ機構上にセットされた情報記録媒体の現在先頭
    位置から所定の範囲の情報を読出し、当該情報記録媒体
    の識別コードと関連づけて前記先頭情報記憶手段に書き
    込む一方、交換前の情報記録媒体の先頭情報を消去する
    第2の先頭情報作成手段と、 を備えていることを特徴とする情報再生装置
  4. 【請求項4】請求項3記載の情報再生装置は更に、 マガジンラックに付帯して設けられ、当該マガジンラッ
    クに当初収容されていた全情報記録媒体の再生先頭位置
    から所定範囲の情報が各情報記録媒体の識別コードと関
    連づけて格納しているメモリカートリッジと、 マガジンラックの交換に際し、取り去られるマガジンラ
    ックに付帯するメモリカートリッジに対して、その時点
    で先頭情報記憶手段に記憶されている内容を退避させる
    退避手段と、 マガジンラックの交換に際し、新たにセットされるマガ
    ジンラックに付帯して設けられたメモリカートリッジに
    格納している情報を先頭情報記憶手段に転送する転送手
    段とを備えていることを特徴とする情報再生装置
  5. 【請求項5】前記先頭情報記憶手段がマガジンラックに
    付帯するメモリカートリッジであることを特徴とする請
    求項1記載の情報再生装置
JP5736394A 1994-03-28 1994-03-28 情報再生装置 Pending JPH07272388A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014021296A1 (ja) * 2012-07-31 2014-02-06 太陽誘電株式会社 光記録システムおよびディスクカートリッジ

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WO2014021296A1 (ja) * 2012-07-31 2014-02-06 太陽誘電株式会社 光記録システムおよびディスクカートリッジ

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