JPH07272322A - 情報光記録媒体 - Google Patents

情報光記録媒体

Info

Publication number
JPH07272322A
JPH07272322A JP6060669A JP6066994A JPH07272322A JP H07272322 A JPH07272322 A JP H07272322A JP 6060669 A JP6060669 A JP 6060669A JP 6066994 A JP6066994 A JP 6066994A JP H07272322 A JPH07272322 A JP H07272322A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
recording medium
optical recording
information optical
phase change
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6060669A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2984538B2 (ja
Inventor
Masaki Ito
雅樹 伊藤
Tsutomu Itano
勉 板野
Shu Obata
周 小幡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP6060669A priority Critical patent/JP2984538B2/ja
Publication of JPH07272322A publication Critical patent/JPH07272322A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2984538B2 publication Critical patent/JP2984538B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録再生を繰り返しても記録再生信号のジッ
ターが増加しない情報光記録媒体を提供する。 【構成】 透明基板1上に第1干渉層2、相変化層3、
第2干渉層4、および反射層5が、この順に形成され
る。第1干渉層2はZnSとSiO2 を含み、厚さは2
00〜250nmである。相変化層3はGe2 Sb2
5 を含み、厚さは10〜20nmである。第2干渉層
4はZnSとSiO2 を含み、厚さは40〜100nm
である。反射層5はSiを含み、厚さは50〜100n
mである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は情報光記録媒体に関し、
特に書き換え可能な情報光記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、情報記録の分野では、高密度化お
よび大容量化に対する要求が高まっている。このような
要求を満たし得る情報記録装置として、光ディスク装置
がある。光ディスク装置は、レーザー光を用いて、情報
の記録/再生を行う。光ディスク装置は、従来の磁気記
録媒体に比べて、10〜100倍の記録密度を有してい
る。さらに、光ディスク装置では、記録/再生用のヘッ
ドと媒体とを非接触の状態にしたまま、情報の記録/再
生が可能である。このため、長時間の使用の後でも、記
録媒体の損傷が少ない。
【0003】光ディスク装置は、情報光記録媒体に情報
を記録する。情報光記録媒体は、再生専用型、追記型、
および書き換え型の三種に大別することができる。再生
専用型は、情報の読出のみが可能なものである。追記型
の情報光記録媒体は、情報の記録・再生が可能なもので
ある。ただし追記型の情報光記録媒体では、一旦記録さ
れた情報を消去することはできない。書き換え型の情報
光記録媒体は、情報の記録・再生が可能なものである。
書き換え型の情報光記録媒体では、記録済みの情報を消
去して、書き換えることが可能である。これらの情報光
記録媒体は、用途に応じて使い分けられる。書き換え型
の情報光記録媒体は、コンピュータ用のデータファイル
に適している。
【0004】書き換え型の情報光記録媒体の記録方式
は、光磁気方式と相変化方式の2つに大別できる。
【0005】相変化方式では、情報光記録媒体内部に相
変化層が設けられる。相変化層には、結晶状態の部分
と、非晶状態の部分とがある。情報は、結晶状態の部分
と、非晶状態の部分の組合せによって記録される。
【0006】結晶状態から非晶状態への移行、および、
非晶状態から結晶状態への移行は、相変化と呼ばれる。
相変化は、相変化層を加熱・冷却することにより、引き
起こすことができる。相変化層の加熱は、レーザー光の
照射によって行われる。相変化層の特定部分を、所望の
状態に相変化させるには、相変化層の冷却速度を制御す
る。冷却速度は、照射されるレーザー光の発光出力と発
光時間とを調節することにより、制御できる。相変化層
内の、結晶状態の部分と、非晶状態の部分とは、反射率
の相違、または反射光の位相の相違によって、検出でき
る。
【0007】相変化方式の書き換え型の情報光記録媒体
に記録された情報の記録・消去方法は、従来からいくつ
か提案されてきた。近年では、同一のレーザー光で、記
録と消去とを同時に実行する方法が、盛んに研究されて
いる。このような方法は、ワンビームオーバーライトと
呼ばれる。ワンビームオーバーライトでは、古い情報の
消去と新しい情報の書込みとが、同時に実行される。
【0008】ところが、ワンビームオーバーライトによ
って情報を記録した場合、再生信号のジッターが大き
い、という問題があった。この現象の原因は、結晶状態
の領域と、非晶状態の領域とで、レーザー光の吸収率が
異なることにある。
【0009】この現象を解消するために、両領域の吸収
率を等しくすることが試みられた。具体的には、情報光
記録媒体内部の各層の厚さを調節することによって、両
領域の吸収率が調節された。しかし、この方法では、再
生信号のジッターを減少することはできなかった。
【0010】これは、結晶状態の領域と、非晶状態の領
域とで、状態変化のときの、潜熱が相違するためと推定
される。そして、この推定を基にして、結晶状態の領域
の吸収率が非晶状態の領域のものよりも大きくなるよう
に、情報光記録媒体内部の層を構成する方法が提案され
ている。
【0011】このような方法の一例が、1992年12
月社団法人電子通信学会発行「信学技法」MR92−1
48(CPM92−148)第37頁〜第42頁に記載
された「高速オーバライト相変化光ディスク」という論
文に記載されている。この文献に記載された技術の特徴
は、Auで構成された反射層にある。そして、この論文
では、このような構成によってオーバーライト時のマー
クの歪みが低減されるとしている。なお、オーバーライ
ト時のマークの歪みは、再生信号のジッターに対応する
現象である。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した構
造の情報光記録媒体では、書き換えを多数回行うと、再
生信号のジッターが増大する、という問題がある。これ
は、多数回の書き換えを行うと、反射層であるAu膜が
剥離もしくは変形するためであると推定されている。
【0013】
【課題を解決するための手段】このような従来技術の問
題点に鑑み、本発明の目的は、書き換えを多数回行った
後も、再生信号のジッターが増大しない情報光記録媒体
を提供することにある。さらに具体的には、本発明の目
的は、結晶状態の領域の吸収率が非晶状態の領域のもの
よりも大きくなるように構成された情報光記録媒体にお
いて、多数回の書き換えの後も反射層に剥離もしくは変
形が生じない情報光記録媒体を提供することにある。
【0014】このような目的を達成するため、本発明で
は、情報光記録媒体では、反射層がSiを含むように構
成される。
【0015】本発明の他の実施態様では、情報光記録媒
体が、透明基板1と、この透明基板1よりも上層に設け
られZnSとSiO2との混合物を含む第1干渉層2
と、この第1干渉層2よりも上層に設けられGe2Sb2
Te5を含む相変化層3と、この相変化層3よりも上層
に設けられZnSとSiO2との混合物を含む第2干渉
層4と、この第2干渉層4よりも上層に設けられSiを
含む反射層5とを含むように構成される。
【0016】本発明の他の実施態様では、情報光記録媒
体の相変化層の厚さが10nm乃至20nmに設定され
る。本発明の効果をさらに顕著にするためには、相変化
層の厚さを10nm乃至16nmに設定すればよい。
【0017】本発明の他の実施態様では、情報光記録媒
体の第2干渉層の厚さが40乃至100nmに設定され
る。本発明の効果をさらに顕著にするためには、第2干
渉層の厚さを40nm乃至55nmに設定すればよい。
【0018】本発明の他の実施態様では、情報光記録媒
体の反射層の厚さが50乃至100nmに設定される。
本発明の効果をさらに顕著にするためには、反射層の厚
さを55nm乃至85nmに設定すればよい。
【0019】本発明の他の実施態様では、情報光記録媒
体の第1干渉層の厚さが200乃至250nmに設定さ
れる。本発明の効果をさらに顕著にするためには、第1
干渉層の厚さを220μm乃至250nmに設定すれば
よい。
【0020】本発明の他の実施態様では、情報光記録媒
体の反射層および透明基板の少なくとも一方に保護層が
設けられる。
【0021】本発明の他の実施態様では、波長630乃
至830nmのレーザー光を用いて、上述の構造を有す
る情報光記録媒体に情報の書込/読出が行われる。この
ときの相変化層におけるレーザー光のスポットの直径は
1.0μm乃至1.4μmが適当である。
【0022】本発明の他の実施態様では、情報光記録媒
体が、透明基板の表面をスパッタした後ZnSとSiO
2の混合物の焼結ターゲットをアルゴンガスでスパッタ
して第1干渉層を形成する第1のステップと、Ge2S
b2Te5のターゲットをアルゴンガスでスパッタして相
変化層を形成する第2のステップと、ZnSとSiO2
の混合物の焼結ターゲットをアルゴンガスでスパッタし
て第2干渉層を形成する第3のステップと、Siターゲ
ットをアルゴンガスでスパッタすることにより反射層5
を形成する第4のステップとを含む製造方法で製造され
る。
【0023】
【実施例】
〔構造〕次に、図面を参照して、本発明の第1の実施例
について説明する。
【0024】図1を参照すると、本実施例の情報光記録
媒体Dでは、透明基板1上に、第1干渉層2、相変化層
3、第2干渉層4、反射層5、および保護層6が、この
順に積層される。
【0025】透明基板1としては、ポリカーボネイト樹
脂板、ポリオレフィン樹脂板、フォトポリマーが設けら
れたガラス板、およびフォトポリマーが設けられたアク
リル板などが使用できる。透明基板1は、例えば、直径
130mm、120mm、90mmなどの円形に形成さ
れる。透明基板1は、トラッキング・サーボ用の案内溝
や案内ピットを形成しておくことが望ましい。案内溝お
よび案内ピットのトラックピッチは、0.6〜1.6μ
m程度である。
【0026】第1干渉層2は、ZnSとSiO2の混合
物である。第1干渉層2の厚さは、200〜250μm
である。より効果を顕著にするためには、第1干渉層2
の厚さは、220〜250μmであることが好ましい。
第1干渉層2中の、SiO2の存在比は10〜20モル
%が望ましい。第1干渉層2の屈折率は約2.2である
ことが望ましい。
【0027】相変化層3は、Ge2Sb2Te5を主成分
とする。相変化層3の厚さは、10〜20nmである。
より効果を顕著にするためには、相変化層3の厚さは、
10〜16nmであることが好ましい。必要に応じて、
相変化層3にNなどの元素を少量添加しても良い。これ
らの元素を少量添加することによって、相変化層3の結
晶粒界が大きくなるのを防止することができる。結晶粒
界が大きくなるのを防止することにより、再生信号ノイ
ズの増加を防止できる。
【0028】第2干渉層4は、ZnSとSiO2の混合
物である。第2干渉層4の厚さは、40〜100nmで
ある。より効果を顕著にするためには、第2干渉層4の
厚さは、40〜55nmであることが好ましい。第2干
渉層4中の、SiO2の存在比は10〜20モル%が望
ましい。また、第2干渉層4の屈折率は約2.2である
ことが望ましい。
【0029】反射層5はSiを主成分とする。反射層5
の具体的な材料の一例は、Bを1原子%未満含んだSi
である。反射層5の厚さは、50〜100nmである。
より効果を顕著にするためには、反射層5の厚さは、5
5〜85nmであることが好ましい。
【0030】各層の厚さは、レーザー光の波長等の使用
条件に合わせて設定されるべきである。その際、第1干
渉層2、反射層5、第2干渉層4、相変化層3の順に厚
さの調節を行うのがよい。つまり、第1干渉層2の最適
厚は、使用条件に最も影響されやすい。一方、相変化層
3では、使用条件が変化しても、最適厚は大きく変化し
ない。
【0031】保護層6は、紫外線硬化樹脂等で構成され
る。
【0032】以上説明した情報光記録媒体を、2枚貼り
合わせることも可能である。図2を参照すると、情報光
記録媒体Dは、情報光記録媒体D0と情報光記録媒体D
1とを含む。情報光記録媒体D0および情報光記録媒体
D1は、接着層7によって接着されている。情報光記録
媒体D1は、透明基板1、第1干渉層2、相変化層3、
第2干渉層4、反射層5、および保護層6で構成され
る。これらは、図1に示されるものと同様の構造の情報
光記録媒体を構成する。情報光記録媒体D1は、透明基
板11、第1干渉層12、相変化層13、第2干渉層1
4、反射層15、および保護層16で構成される。これ
らは、図1に示されるものと同様の構造の情報光記録媒
体を構成する。接着層7は、情報光記録媒体D0の保護
層6と情報光記録媒体D1の保護層16とを接着する。
【0033】以上の構成を有する情報光記録媒体は、波
長630〜830nm程度の半導体レーザーを用いて、
書込/読出を行うのに適している。このとき、相変化層
3付近において、レーザーのスポットの直径が1.0μ
m〜1.4μmになるように、レーザー光線を集光すべ
きである。 〔製造方法〕次に、例を用いて、第1の実施例の情報光
記録媒体の製造方法について説明する。
【0034】以下の例では、図2に示される構造の情報
光記録媒体Dが形成される。すなわち、2枚に情報光記
録媒体D0およびD1が形成され、これらが接着され
る。
【0035】以下の例で製造される情報光記録媒体Dの
各部の寸法は、次の通りである。すなわち、透明基板1
の厚さ、透明基板1の直径、透明基板1の案内溝のピッ
チ、第1干渉層2の厚さ、相変化層3の厚さ、第2干渉
層4の厚さ、および反射層5の厚さが、それぞれ、1.
2mm、130mm、1.2μm、235nm、13n
m、45nm、および70nmである。
【0036】なお、情報光記録媒体Dの各部の寸法がこ
れ以外の場合でも、同様の方法が使用できる。
【0037】第1のステップにおいて、透明基板1上に
第1干渉層2が設けられる。
【0038】透明基板1の材料は、ポリカーボネイト樹
脂である。透明基板1の寸法は、直径130mm、厚さ
1.2である。透明基板1には、1.2mmピッチの案
内溝が設けられている。
【0039】第1干渉層2はスパッタリングによって形
成される。スパッタリングは、1×10-6Torr以下
の真空中に排気後、行われる。第1干渉層2を形成する
前に、透明基板1の表面を、約0.2nmほど、アルゴ
ンでスパッタエッチングする。この後、ZnSとSiO
2の混合物の焼結ターゲットを、アルゴンガスでスパッ
タする。SiO2の含有量は17モル%である。このス
パッタによって第1干渉層2が形成される。第1干渉層
2の厚さは235nmである。
【0040】第2のステップにおいて、第1干渉層2上
に、相変化層3が形成される。相変化層3の厚さは13
nmである。相変化層3は、Ge2Sb2Te5のターゲ
ットを、アルゴンガスでスパッタすることにより、形成
される。
【0041】第3のステップにおいて、相変化層3上
に、第2干渉層4が形成される。第2干渉層4は、Zn
SとSiO2の混合物の焼結ターゲットを、アルゴンガ
スでスパッタすることにより形成される。SiO2の含
有量は17モル%である。第1干渉層2の厚さは45n
mである。
【0042】第4のステップにおいて、第2干渉層4上
に、反射層5形成される。反射層5は、Siターゲット
をアルゴンガスでスパッタすることにより形成される。
この際、Siターゲットには、Bを微量添加しておく。
反射層5の厚さは70nmである。
【0043】第5のステップにおいて、反射層5上に、
保護層6が形成される。保護層6の厚さは10μmであ
る。保護層6の形成方法は以下の通りである。まず、紫
外線硬化樹脂を反射層5上にスピンコートする。次に、
紫外線を照射して、この紫外線硬化型樹脂を硬化する。
【0044】第6のステップとして、情報光記録媒体D
0と情報光記録媒体D1を接着する。情報光記録媒体D
0およびD1は、上述の第1〜5のステップにしたがっ
て製造されたものである。接着方法は、ホットメルトに
よる。情報光記録媒体D0およびD1は、透明基板1お
よび透明基板11が外側になるように接着される。
【0045】第7のステップとして、媒体の第1段階の
初期化が行われる。具体的には、相変化層3および相変
化層13の結晶状態を揃える。具体的には、媒体に波長
830nmのレーザー光を照射する。レーザー光のスポ
ットの形状は楕円である。レーザー光の照射の際、5.
65m/秒の一定の媒体線速度で回転させる。
【0046】第8のステップとして、媒体の第2段階の
初期化を行う。具体的には、媒体の情報が記録されるべ
き領域に、2値のランダムパターンを記録する。ランダ
ムパターンの記録は10回繰り返される。 〔比較実験〕第1の実施例の情報光記録媒体の有効性を
示す比較実験の結果について説明する。比較実験は、第
1の実施例の情報光記録媒体の効果の確認と、情報光記
録媒体内部の各層の厚さの許容範囲の妥当性の検証と
を、目的とする。
【0047】次に実験方法について説明する。
【0048】1回の実験で、情報光記録媒体の3つの特
性が検証された。
【0049】第1の特性は、記録再生特性である。記録
再生特性は、以下の手順で検証された。
【0050】まず、情報光記録媒体に記録周波数8.3
7MHzの矩形波を記録する。矩形波のデューティーは
50%である。次に、2.12MHzの矩形波を重ね書
き記録する。この矩形波のデューティーも50%であ
る。この後、情報光記録媒体を再生し、再生信号のC/
N比と、消去率とを測定する。
【0051】以上の記録再生過程における諸条件は以下
の通りである。
【0052】情報光記録媒体の回転速度は3600rp
mである。半導体レーザーの波長は680nmである。
相変化層3におけるレーザー光のスポットの直径は約
1.0μmである。信号再生、トラッキング・サーボ、
およびフォーカシング・サーボにおけるレーザー光のパ
ワーは1.0mWである。信号記録時、レーザー光のパ
ワーは、高パワーと中間パワーの2段階に制御される。
高パワー時のレーザー光のパワーは13mWである。中
間パワー時のレーザー光のパワーは5mWである。矩形
波は、情報光記録媒体上の半径30mmの位置に書込ま
れる。この位置における媒体線速度は11.3m/se
cである。
【0053】第2の特性は、反復記録再生特性である。
反復記録再生特性は、以下の手順で検証された。まず、
情報光記録媒体に8.37MHzの矩形波と2.12M
Hzの矩形波を交互に重ね書きした。繰り返し回数は2
00回である。この後、記録信号を再生し、ジッターが
増大しているか否かを調査した。
【0054】第3の特性は、高温高湿度環境保存性であ
る。高温高湿度環境保存性は、以下の手順で検証され
た。まず、情報光記録媒体を、温度80℃、湿度80%
の高温高湿度環境に、500時間保存した。この後、情
報光記録媒体内部の各層で、剥離や酸化がおきているか
否かを調査した。
【0055】そして、以上の実験を、内部の層厚が異な
る複数の情報光記録媒体に対して実施した。結果を以下
に示す。 〔実験1〕実験1で用いられた情報光記録媒体の第1干
渉層2、相変化層3、第2干渉層4、および反射層5の
厚さは、それぞれ、235nm、13nm、45nm、
および70nmである。実験の結果、記録再生特性は、
C/N比54dB、消去率25dBであった。この結果
は、この媒体が良好な記録再生特性を有することを示し
ている。また、反復記録再生特性および高温高湿度環境
保存性も良好であった。以上の結果から、実験1の情報
光記録媒体は、実用に供し得るものであることが判明し
た。 〔実験2〕実験2で用いられた情報光記録媒体の第1干
渉層2、相変化層3、第2干渉層4、および反射層5の
厚さは、それぞれ、250nm、13nm、45nm、
および70nmである。実験の結果、記録再生特性、反
復記録再生特性、および高温高湿度保存性のいずれの点
においても、実験2の情報光記録媒体が実用に供し得る
ものであることが判明した。 〔実験3〕実験3で用いられた情報光記録媒体の第1干
渉層2、相変化層3、第2干渉層4、および反射層5の
厚さは、それぞれ、220nm、13nm、45nm、
および70nmである。実験の結果、記録再生特性、反
復記録再生特性、および高温高湿度保存性のいずれの点
においても、実験3の情報光記録媒体が実用に供し得る
ものであることが判明した。 〔実験4〕実験4で用いられた情報光記録媒体の第1干
渉層2、相変化層3、第2干渉層4、および反射層5の
厚さは、それぞれ、240nm、13nm、15nm、
および70nmである。この情報光記録媒体では、相変
化層3を安定に初期化することができなかった。よっ
て、実験4の情報光記録媒体は、実用にならないことが
判明した。なお、相変化層3の第1段階の初期化に用い
たレーザー光の波長は830nmである。 〔実験5〕実験5で用いられた情報光記録媒体の第1干
渉層2、相変化層3、第2干渉層4、および反射層5の
厚さは、それぞれ、235nm、9nm、45nm、お
よび70nmである。この情報光記録媒体では、良好な
記録再生特性が得られなかった。具体的には、良好なC
/N比を達成することができなかった。よって、実験5
の情報光記録媒体は、実用にならないことが判明した。 〔実験6〕実験6で用いられた情報光記録媒体の第1干
渉層2、相変化層3、第2干渉層4、および反射層5の
厚さは、それぞれ、235nm、21nm、45nm、
および70nmである。この情報光記録媒体では、良好
な反復記録再生特性を得ることができなかった。すなわ
ち、書き換えを繰り返していくと、再生信号のジッター
が増大した。よって、実験6の情報光記録媒体は、実用
にならないことが判明した。 〔実験7〕実験7で用いられた情報光記録媒体の第1干
渉層2、相変化層3、第2干渉層4、および反射層5の
厚さは、それぞれ、190nm、13nm、45nm、
および70nmである。この情報光記録媒体では、良好
な反復記録再生特性を得ることができなかった。すなわ
ち、書き換えを繰り返していくと、再生信号のジッター
が増大した。よって、実験7の情報光記録媒体は、実用
にならないことが判明した。 〔実験8〕実験8で用いられた情報光記録媒体の第1干
渉層2、相変化層3、第2干渉層4、および反射層5の
厚さは、それぞれ、260nm、13nm、45nm、
および70nmである。この情報光記録媒体では、良好
な反復記録再生特性を得ることができなかった。すなわ
ち、書き換えを繰り返していくと、再生信号のジッター
が増大した。よって、実験8の情報光記録媒体は、実用
にならないことが判明した。 〔実験9〕実験9で用いられた情報光記録媒体の第1干
渉層2、相変化層3、第2干渉層4、および反射層5の
厚さは、それぞれ、235nm、13nm、45nm、
および40nmである。この情報光記録媒体では、記録
再生特性の試験の際に、トッキング・サーボが不安定と
なった。よって、実験9の情報光記録媒体は、実用にな
らないことが判明した。 〔実験10〕実験10で用いられた情報光記録媒体の第
1干渉層2、相変化層3、第2干渉層4、および反射層
5の厚さは、それぞれ、235nm、13nm、45n
m、および110nmである。この情報光記録媒体で
は、良好な記録再生特性を得ることができなかった。具
体的には、記録感度が大幅に低下した。よって、実験1
0の情報光記録媒体は、実用にならないことが判明し
た。 〔実験11〕実験11で用いられた情報光記録媒体の第
1干渉層2、相変化層3、第2干渉層4、および反射層
5の厚さは、それぞれ、235nm、13nm、30n
m、および70nmである。この情報光記録媒体では、
記録再生特性の試験の際に、トッキング・サーボが不安
定となった。よって、実験11の情報光記録媒体は、実
用にならないことが判明した。 〔実験12〕実験12で用いられた情報光記録媒体の第
1干渉層2、相変化層3、第2干渉層4、および反射層
5の厚さは、それぞれ、235nm、13nm、110
nm、および70nmである。この情報光記録媒体で
は、良好な記録再生特性を得ることができなかった。具
体的には、記録感度が大幅に低下した。よって、実験1
2の情報光記録媒体は、実用にならないことが判明し
た。
【0056】次に、以上の実験の解析結果について説明
する。
【0057】図3に示された表は、上述の実験1〜12
の結果をまとめたものである。そして、この表に示され
た実験結果を並べ替えたものが図4に示されている。こ
の並べ替えは、以下の手順に従って行われた。
【0058】第1のステップにおいて、まず各層の厚さ
を示す欄が並べ替えられた。すなわち、図3では、第1
干渉層2、相変化層3、第2干渉層4、反射層5の順で
あったものが、図4では、反射層5、第2干渉層4、相
変化層3、第1干渉層2の順になっている。
【0059】第2のステップにおいて、各実験結果が反
射層5の厚さの順に並べ替えられた。
【0060】第3のステップにおいて、反射層5の厚さ
が50〜100nmであるデータのみを選び出し、集合
1とした。集合1に属するデータは図4のS1で示され
ている。
【0061】第4のステップにおいて、集合1に属する
データのみを、第2干渉層4の厚さの順に並べ替えた。
【0062】第5のステップにおいて、集合1に属し且
つ第1干渉層2の厚さが40〜100nmであるデータ
のみを選び出し、集合2とした。集合2に属するデータ
は図4のS2で示されている。
【0063】第6のステップにおいて、集合2に属し且
つ相変化層3の厚さが10〜20nmであるデータのみ
を選び出し、集合3とした。集合3に属するデータは、
図4のS3で示されている。
【0064】第7のステップにおいて、集合3に属し且
つ第1干渉層2の厚さが200〜250nmであるデー
タのみを選び出し、集合4とした。集合4に属するデー
タは、図4のS4で示されている。
【0065】集合4は、第1干渉層2、相変化層3、第
2干渉層4、および反射層5の厚さが、それぞれ、20
0〜250nm、10〜20nm、40〜100nmお
よび50〜100nmの範囲に含まれるデータのみで構
成されている。そして、図4を参照すると、集合4に属
する実験で用いられた情報光記録媒体のみが、実用に供
し得るものである。したがって、各層の厚さがこの範囲
に属しているものは、実用に供し得る情報光記録媒体で
あることがわかる。 〔第1の実施例の効果〕以上のように、本実施例では、
情報光記録媒体Dが、反射層5がSiを含むように構成
され、さらに、第1干渉層2、相変化層3、第2干渉層
4、および反射層5の厚さが、それぞれ、200〜25
0nm、10〜20nm、40〜100nmおよび50
〜100nmの範囲に含まれるように構成される。この
ため、本実施例の情報光記録媒体Dは、反復して書き込
みを行っても記録再生信号のジッターが増大しない、と
いう効果を達成することができる。 〔第2の実施例〕次に、図面を参照して、本発明の第2
の実施例について説明する。本実施例の特徴は、透明基
板1下に保護層8が設けられることにある。この他の点
に関しては、本実施例の構成は、第1の実施例のものと
同じである。
【0066】図5を参照すると、本実施例の情報光記録
媒体Dでは、透明基板1下に保護層8が設けられてい
る。保護層8の材料は、例えば、SiO2である。
【0067】本実施例の特徴を、図2に示された情報光
記録媒体Dに適用しても良い。すなわち、図2の情報光
記録媒体Dの透明基板1および透明基板11に、保護層
8を設けても良い。
【0068】本実施例の構成によれば、第1の実施例の
効果に加えて、透明基板1を保護することができるとい
う効果が達成される。
【0069】
【発明の効果】以上のように、本発明は、Siを含む反
射層5を採用し、さらに、第1干渉層2、相変化層3、
第2干渉層4、および反射層5の厚さが所定の範囲内に
含まれるように情報光記録媒体を構成したので、反復し
て書き込みを行っても記録再生信号のジッターが増大し
ない、という効果を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例を示す図。
【図2】 本発明の第1の実施例の別の実施態様を示す
図。
【図3】 本発明の第第1の実施例の効果を検証する比
較実験の結果を示す図。
【図4】 本発明の第第1の実施例の効果を検証する比
較実験の結果を示す図。
【図5】 本発明の第2の実施例を示す図。
【符号の説明】
D、D1、D2 情報光記録媒体 1 透明基板 2 第1干渉層 3 相変化層 4 第2干渉層 5 反射層 6 保護層 7 接着層 8 保護層 11 透明基板 12 第1干渉層 13 相変化層 14 第2干渉層 15 反射層 16 保護層 18 保護層
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年4月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】本発明の他の実施態様では、情報光記録媒
体が、透明基板1と、この透明基板1よりも上層に設け
られZnSとSiO2 との混合物を含む第1干渉層2
と、この第1干渉層2よりも上層に設けられGe2 Sb
2 Te5 を含む相変化層3と、この相変化層3よりも上
層に設けられZnSとSiO2 との混合物を含む第2干
渉層4と、この第2干渉層4よりも上層に設けられSi
を含む反射層5とを含むように構成される。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】本発明の他の実施態様では、情報光記録媒
体が、透明基板の表面をスパッタした後ZnSとSiO
2 の混合物の焼結ターゲットをアルゴンガスでスパッタ
して第1干渉層を形成する第1のステップと、Ge2
2 Te5 のターゲットをアルゴンガスでスパッタして
相変化層を形成する第2のステップと、ZnSとSiO
2 の混合物の焼結ターゲットをアルゴンガスでスパッタ
して第2干渉層を形成する第3のステップと、Siター
ゲットをアルゴンガスでスパッタすることにより反射層
5を形成する第4のステップとを含む製造方法で製造さ
れる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】相変化層3は、Ge2 Sb2 Te5 を主成
分とする。相変化層3の厚さは、10〜20nmであ
る。より効果を顕著にするためには、相変化層3の厚さ
は、10〜16nmであることが好ましい。必要に応じ
て、相変化層3にNなどの元素を少量添加しても良い。
これらの元素を少量添加することによって、相変化層3
の結晶粒界が大きくなるのを防止することができる。結
晶粒界が大きくなるのを防止することにより、再生信号
ノイズの増加を防止できる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】第2干渉層4は、ZnSとSiO2 の混合
物である。第2干渉層4の厚さは、40〜100nmで
ある。より効果を顕著にするためには、第2干渉層4の
厚さは、40〜55nmであることが好ましい。第2干
渉層4中の、SiO2 の存在比は10〜20モル%が望
ましい。また、第2干渉層4の屈折率は約2.2である
ことが望ましい。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】変更
【補正内容】
【0039】第1干渉層2はスパッタリングによって形
成される。スパッタリングは、1×10-6Torr以下
の真空中に排気後、行われる。第1干渉層2を形成する
前に、透明基板1の表面を、約0.2nmほど、アルゴ
ンでスパッタエッチングする。この後、ZnSとSiO
2 の混合物の焼結ターゲットを、アルゴンガスでスパッ
タする。SiO2 の含有量は17モル%である。このス
パッタによって第1干渉層2が形成される。第1干渉層
2の厚さは235nmである。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0040
【補正方法】変更
【補正内容】
【0040】第2のステップにおいて、第1干渉層2上
に、相変化層3が形成される。相変化層3の厚さは13
nmである。相変化層3は、Ge2 Sb2 Te5 のター
ゲットを、アルゴンガスでスパッタすることにより、形
成される。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】変更
【補正内容】
【0041】第3のステップにおいて、相変化層3上
に、第2干渉層4が形成される。第2干渉層4は、Zn
SとSiO2 の混合物の焼結ターゲットを、アルゴンガ
スでスパッタすることにより形成される。SiO2 の含
有量は17モル%である。第1干渉層2の厚さは45n
mである。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明基板と、 この透明基板よりも上層に設けられZnSとSiO2と
    の混合物を含む第1干渉層と、 この第1干渉層よりも上層に設けられGe2Sb2Te5
    を含む相変化層と、 この相変化層よりも上層に設けられZnSとSiO2と
    の混合物を含む第2干渉層と、 この第2干渉層よりも上層に設けられSiを含む反射層
    とを含むことを特徴とする情報光記録媒体。
  2. 【請求項2】 前記相変化層の厚さが10乃至20nm
    であり、前記第2干渉層の厚さが40乃至100nmで
    あり、前記反射層の厚さが50乃至100nmであり、
    前記第1干渉層の厚さが200乃至250nmであるこ
    とを特徴とする請求項1記載の情報光記録媒体。
  3. 【請求項3】 前記反射層および透明基板の少なくとも
    一方に保護層が設けられることを特徴とする請求項2記
    載の情報光記録媒体。
JP6060669A 1994-03-30 1994-03-30 情報光記録媒体 Expired - Fee Related JP2984538B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6060669A JP2984538B2 (ja) 1994-03-30 1994-03-30 情報光記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6060669A JP2984538B2 (ja) 1994-03-30 1994-03-30 情報光記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07272322A true JPH07272322A (ja) 1995-10-20
JP2984538B2 JP2984538B2 (ja) 1999-11-29

Family

ID=13148972

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6060669A Expired - Fee Related JP2984538B2 (ja) 1994-03-30 1994-03-30 情報光記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2984538B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH035929A (ja) * 1989-06-01 1991-01-11 Teijin Ltd 光記録媒体及びその製造方法
JPH04263133A (ja) * 1991-02-19 1992-09-18 Nec Corp 情報光記録媒体とその記録再生方法
JPH04263134A (ja) * 1991-02-19 1992-09-18 Nec Corp 光学記録媒体およびその記録再生方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH035929A (ja) * 1989-06-01 1991-01-11 Teijin Ltd 光記録媒体及びその製造方法
JPH04263133A (ja) * 1991-02-19 1992-09-18 Nec Corp 情報光記録媒体とその記録再生方法
JPH04263134A (ja) * 1991-02-19 1992-09-18 Nec Corp 光学記録媒体およびその記録再生方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2984538B2 (ja) 1999-11-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3250989B2 (ja) 光学情報記録媒体、その記録再生方法、その製造法及び光学情報記録再生装置
US5753413A (en) Rewritable medium for recording information in which the atomic arrangement is changed without the shape being changed and the optical constant is changed
JP3076230B2 (ja) 光ディスク
JPH0765414A (ja) 情報記録用媒体
JP2002237096A (ja) 光記録媒体
JPH08203126A (ja) 光学的情報記録媒体ならびに光学的情報再生方法および 光学的情報記録再生消去方法
KR100342640B1 (ko) 광학적 정보 기록 매체 및 광학적 정보 기록 매체 상의정보를 기록, 재생, 및 소거하는 방법
JPH06187662A (ja) 光記録媒体
JPH09274736A (ja) 光ディスク及びその製造方法
JP2984538B2 (ja) 情報光記録媒体
JP3130847B2 (ja) 光学情報記録媒体
JP3138661B2 (ja) 相変化型光ディスク
JPH052769A (ja) 情報光記録媒体
JP3138506B2 (ja) 追記形光記録媒体およびその記録再生方法
JP2653082B2 (ja) 光記録媒体
JP2001331942A (ja) 光学情報記録再生方法及び光学情報記録再生装置
JPH02139733A (ja) 光情報記録媒体およびその光情報記録方法
JP2982329B2 (ja) 情報光記録媒体とその記録再生方法
JP2972435B2 (ja) 情報光記録媒体とその記録再生方法
JP3138514B2 (ja) 情報光記録媒体とその記録再生方法
JPH10293942A (ja) 光学情報記録媒体および光学情報記録再生消去方法
JP2643566B2 (ja) 光記録媒体
JP2940176B2 (ja) 光学記録媒体およびその記録再生方法
JPH0721584A (ja) 光情報記録媒体
US5590099A (en) Magneto-optical recording method and method for making information-carrying magneto-optical recording medium

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980210

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees