JPH07271578A - 信号処理装置 - Google Patents
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- JPH07271578A JPH07271578A JP1677195A JP1677195A JPH07271578A JP H07271578 A JPH07271578 A JP H07271578A JP 1677195 A JP1677195 A JP 1677195A JP 1677195 A JP1677195 A JP 1677195A JP H07271578 A JPH07271578 A JP H07271578A
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Abstract
の切り替えを効率よく行ない、また、演算装置毎あるい
はデータ毎に柔軟に処理を切り替える。 【構成】 パイプラインを構成する演算装置1,2,3
と、その制御情報を保持する制御情報保持回路5a〜5
c,6a〜6c,7a〜7cと、選択回路8,9,10
と、信号転送回路17,18,19とを備え、演算装置
1,2,3での処理の時間だけ遅延して選択信号16を
転送する。選択回路8,9,10は、転送された選択信
号16,21,22を用いて、制御情報保持回路を選択
して対応する演算装置1,2,3に制御情報を出力す
る。
Description
めのパイプライン処理方式を採用した信号処理装置に関
するものである。
処理能力を上げるため、処理を複数のステージに分け
て、ステージ毎に処理をオーバーラップさせて実行する
パイプライン処理方式が採用されている。
grammable Video Signal Processorfor HDTV Applicati
ons",IEEE Journal of Solid-State Circuits, Vol.25,
No.3, pp.730-734, June 1990 には、HDTVのため
のプログラマブルなデジタル映像信号処理装置が示され
ている。これは、フィルター動作のためのパイプライン
構成された複数段の積和演算回路を1チップに収めたも
のである。この信号処理装置によれば、フィルターの伝
達関数は、各積和演算回路にプログラムされた係数によ
り決定される。伝達関数を変更するためには、水平ブラ
ンキング期間に、フィルター動作を停止させたうえ全積
和演算回路の係数を一斉に更新する。
構成を図12に示す。図12の信号処理装置では、3つ
の演算装置を直列に接続して、すなわち3つのステージ
でパイプライン処理を行なう。図12において、20
1、202及び203は第1〜第3の演算装置であり、
クロック信号204に同期してパイプライン処理を行な
う。例えば、第1〜第3の演算装置201,202,2
03の各ステージは、それぞれ3段、2段及び3段のサ
ブステージに分割されている。205は制御回路であ
り、3つの演算装置201〜203の動作をそれぞれ制
御するための第1〜第3の制御信号206,207,2
08を出力する。210は入力装置であり、第1の演算
装置201に入力データ209を毎サイクル与える。第
1の演算装置201は、入力装置210から与えられた
入力データ209に第1の演算処理を施し、該処理の結
果のデータを第2の演算装置202に与える。第2の演
算装置202は、第1の演算装置201から与えられた
データに第2の演算処理を施し、該処理の結果のデータ
を第3の演算装置203に与える。第3の演算装置20
3は、第2の演算装置202から与えられたデータに第
3の演算処理を施し、該処理の結果のデータを出力す
る。第1の演算装置201は第1の制御信号206に従
って処理A又はXを、第2の演算装置202は第2の制
御信号207に従って処理B又はYを、第3の演算装置
203は第3の制御信号208に従って処理C又はZを
各々実行するものとする。
ン処理動作のタイミング図である。第1の演算装置20
1は、第1の演算処理Aを3つのサブステージA
(1)、A(2)、A(3)に分けてパイプライン処理
を行なう。第2の演算装置202は、第2の演算処理B
を2つのサブステージB(1)、B(2)に分けてパイ
プライン処理を行なう。第3の演算装置203は、第3
の演算処理Cを3つのサブステージC(1)、C
(2)、C(3)に分けてパイプライン処理を行なう。
各サブステージは1サイクルで完了する。
ータ(n)が第1の演算装置201に与えられ、サイク
ルt8でデータ(n)の3つの処理A、B、Cが完了
し、その処理結果がサイクルt9で出力される。サイク
ルt2ではデータ(n+1)が第1の演算装置201に
与えられ、サイクルt9でデータ(n+1)の3つの処
理A、B、Cが完了し、その処理結果がサイクルt10
で出力される。サイクルt3ではデータ(n+2)が第
1の演算装置201に与えられ、サイクルt10でデー
タ(n+2)の3つの処理A、B、Cが完了し、その処
理結果がサイクルt11で出力される。このように、パ
イプライン処理により、サイクルt9〜t11において
1サイクル毎に処理結果が出力される。
1に与えられるデータ(n+3)から演算処理をX、
Y、Zに切り替える必要が生じた場合、制御回路205
は、第1〜第3の演算装置201,202,203への
制御信号206,207,208を一斉に更新しようと
する。ところが、サイクルt4では、データ(n+1)
及びデータ(n+2)の処理Aが未完了であり、かつデ
ータ(n)、データ(n+1)及びデータ(n+2)の
処理B、Cがいずれも未完了であるため、第1〜第3の
制御信号206,207,208を一斉に更新すること
はできない。制御回路205は、サイクルt11まで待
って第1〜第3の制御信号206,207,208を一
斉に更新する。この結果、サイクルt4以降に第1の演
算装置201に与えられるデータ(n+3)、データ
(n+4)及びデータ(n+5)の処理X、Y、Zは、
図13に示すように、サイクルt11以降まで待たされ
ることとなる。
al. の信号処理装置は、水平ブランキング期間に処理の
一斉切り替えを行なう構成を採用していたので、水平ブ
ランキング期間内に該切り替えを完了できる限り支障は
生じない。ところが、1水平ライン中のある画素から処
理を切り替えること(図13においてサイクルt4から
データ(n+3)の処理をA、B、CからX、Y、Zに
切り替えることに相当する。)はできない。また、1画
素毎に処理を頻繁に切り替えるようなことは到底不可能
である。
は、第1〜第3の演算装置201,202,203の処
理を一斉に切り替える構成であったため、前記のとおり
処理切り替えの際にパイプライン動作に乱れが生じ、信
号処理性能の低下をもたらす問題点を有していた。
採用した信号処理装置における処理の切り替えを柔軟化
し、その信号処理性能を向上させることにある。
め、本発明は、演算装置毎あるいはデータ毎に処理をパ
イプライン的に切り替えることとしたものである。すな
わち、本発明は、パイプラインを構成する複数の演算装
置でのデータの流れに従って各演算装置の処理の切り替
えが行なわれるように、処理の切り替えを制御するため
の信号をデータの流れに従って転送又は生成することと
したものである。
装置は、演算装置毎に処理を切り替えることができるよ
うに、図1に例示するとおり、複数の演算装置1〜3
と、複数の制御情報保持回路5a〜5c,6a〜6c,
7a〜7cとに加えて、次のような複数の転送回路17
〜19と、複数の選択回路8〜10とを備えた構成を採
用したものである。すなわち、複数の転送回路17〜1
9は、複数の演算装置1〜3でのデータの流れに従って
選択信号16を順次転送するように互いに直列に接続さ
れ、各々前段の選択信号を入力し、かつ該入力した選択
信号を対応する演算装置の処理時間だけ遅延させて次段
へ転送するものである。複数の選択回路8〜10は、複
数の演算装置1〜3でのデータの流れに従って該複数の
演算装置の各々の処理の切り替えを制御するように、各
々対応する転送回路が入力する選択信号を入力し、該入
力した選択信号に従って複数の制御情報保持回路5a〜
5c,6a〜6c,7a〜7cの中から制御情報を選択
入力し、かつ該選択入力した制御情報を対応する演算装
置に供給するものである。図3に例示するように、1つ
のステージを構成する演算装置1が複数段のサブステー
ジに分割されている場合には、該複数段のサブステージ
を上記複数の演算装置と見立てて、同様の構成で該複数
の演算装置の処理をデータの流れに従って演算装置毎に
パイプライン的に切り替える。
は、演算装置毎にかつデータ毎に処理を切り替えること
ができるように、図5に例示するとおり、複数の演算装
置51〜53と、複数の制御情報保持回路5a〜5c,
6a〜6c,7a〜7cとに加えて、次のような複数の
転送回路57〜59と、複数の切り替え制御回路64〜
66と、複数の選択回路8〜10とを備えた構成を採用
したものである。すなわち、複数の転送回路57〜59
は、複数の演算装置51〜53でのデータの流れに従っ
て該データの有効性を示す有効信号(有効ビット)61
を順次転送するように互いに直列に接続され、各々前段
の有効信号を入力し、かつ該入力した有効信号を対応す
る演算装置の処理時間だけ遅延させて次段へ転送するも
のである。複数の切り替え制御回路64〜66は、各々
対応する転送回路が入力する有効信号を入力し、該入力
した有効信号と予め指定されたシーケンスとに従って選
択信号を生成するものである。複数の選択回路8〜10
は、複数の演算装置51〜53でのデータの流れに従っ
て該複数の演算装置の各々の処理の切り替えを制御する
ように、各々対応する切り替え制御回路が生成した選択
信号を入力し、該入力した選択信号に従って複数の制御
情報保持回路5a〜5c,6a〜6c,7a〜7cの中
から制御情報を選択入力し、かつ該選択入力した制御情
報を対応する演算装置に供給するものである。
は、上記第2の信号処理装置のように転送回路57〜5
9によって有効信号61を転送するのではなく、図10
及び図11に例示するとおり、切り替え制御回路114
〜116のエントリー97,98に有効情報94を持た
せ、該有効情報94に基づいて次段の有効信号87〜8
9を生成することとしたものである。
7〜19により、演算装置1〜3でのデータの流れに従
って選択信号が順次転送される。選択回路8〜10は、
各々対応する転送回路が入力する選択信号に従って制御
情報を選択入力し、該制御情報に従って演算装置1〜3
の各々の処理の切り替えを制御する。したがって、パイ
プラインを構成する複数の演算装置1〜3でのデータの
流れに従って各演算装置の処理を順次切り替えることが
可能となる。
転送回路57〜59により、演算装置51〜53でのデ
ータの流れに従って該データの有効性を示す有効信号が
順次転送される。切り替え制御回路64〜66は、各々
対応する転送回路が入力する有効信号と予め指定された
シーケンスとに従って選択信号を生成する。選択回路8
〜10は、各々対応する切り替え制御回路が生成した選
択信号に従って制御情報を選択入力し、該制御情報に従
って演算装置51〜53の各々の処理の切り替えを制御
する。したがって、パイプラインを構成する複数の演算
装置51〜53での有効なデータのみの流れに従って各
演算装置の処理を順次切り替えることが可能となる。
上記第2の信号処理装置における転送回路57〜59の
機能を切り替え制御回路114〜116で実現すること
ができる。すなわち、切り替え制御回路114〜116
は、各々前段の有効信号を入力し、かつ該入力した有効
信号と予め指定されたシーケンスとに従って、選択回路
8〜10への選択信号と次段への有効信号とを生成す
る。
ついて、図面を参照しながら説明する。なお、各実施例
では演算装置の数と、各演算装置の内部サブステージ数
とを特定しているが、本発明はこれらに限定されるもの
ではない。
例に係る信号処理装置のブロック図である。図1におい
て、1、2及び3は第1〜第3の演算装置であり、クロ
ック信号4に同期してパイプライン処理を行なう。第1
〜第3の演算装置1,2,3の各ステージは、それぞれ
3段、2段及び3段のサブステージに分割されている。
処理に対する制御情報を保持するための制御情報保持回
路であり、第1の選択回路8で3つの制御情報保持回路
5a,5b,5cのいずれか1つを選択して、第1の制
御情報11を第1の演算装置1へ与える。この3つの制
御情報保持回路5a,5b,5cによって、3つの異な
る処理を指定することができる。同様に、6a、6b、
6c、9及び12は第2の演算装置2に対する3つの制
御情報保持回路、第2の選択回路及び第2の制御情報で
あり、7a、7b、7c、10及び13は第3の演算装
置3に対する3つの制御情報保持回路、第3の選択回路
及び第3の制御情報である。第1〜第3の制御情報1
1,12,13には、例えば、加算や乗算などの演算の
種類を指定するための情報や、乗算の係数などの演算で
使われる情報などがある。
中から抽出したデータを第1の演算装置1に与える。例
えば、放送方式の1つであるMUSE(Multiple Sub-n
yquist Sampling Encoding)方式の場合には、図2に示
すように、映像の内容を表わす輝度信号Yと色信号Cの
他に、音声信号、コントロール信号、各種同期信号など
によって1フレームの入力データ信号が構成される。コ
ントロール信号は、信号処理を制御するための信号であ
る。同期信号には、フレームの開始を示すフレームパル
スや、ラインの開始を示すHD信号などが含まれる。入
力装置14は、送信されてくる電波の復調、アナログ信
号からデジタル信号への変換などの処理を経た後の入力
データ信号の中の特定のパターンの同期信号からフレー
ムやフィールドやラインの開始を検出し、カウンターな
どを用いて輝度信号Yや色信号Cなどの処理すべき信号
を抽出して出力する。
えられたデータに第1の制御情報11に従った演算処理
を施し、該処理の結果のデータを第2の演算装置2に与
える。第2の演算装置2は、第1の演算装置1から与え
られたデータに第2の制御情報12に従った演算処理を
施し、該処理の結果のデータを第3の演算装置3に与え
る。第3の演算装置3は、第2の演算装置2から与えら
れたデータに第3の制御情報13に従った演算処置を施
し、該処理の結果のデータを出力する。
タ信号から処理の切り替え情報を検出し、選択信号16
を出力する。例えば、MUSE方式の場合には、図2に
示すように、1ラインの中に輝度信号Yと色信号Cとが
分割して配置されており、切り替え検出回路15は同期
信号からラインの開始を検出し、カウンターなどにより
色信号Cと輝度信号Yとの切り替え位置を検出してそれ
ぞれの信号に応じた選択信号16を出力する。また、偶
数フィールドと奇数フィールドとで処理の切り替えを必
要とするので、コントロール信号や同期信号に基づき、
各フィールドの処理に応じた選択信号16を出力する。
17、18、19は各々対応する演算装置のパイプライ
ン段数と同じ段数のシフトレジスタで構成された第1〜
第3の信号転送回路であり、第1〜第3の演算装置1,
2,3でのデータの流れに従ってクロック信号4に同期
して選択信号16を転送する。本実施例では、第1の信
号転送回路17は切り替え検出回路15から選択信号1
6を受け取って3クロック後に選択信号21を出力し、
第2の信号転送回路18は第1の信号転送回路17から
選択信号21を受け取って2クロック後に選択信号22
を出力し、第3の信号転送回路19は第2の信号転送回
路18から選択信号22を受け取って3クロック後に選
択信号23を出力する。第1〜第3の選択回路8,9,
10は、それぞれ第1〜第3の信号転送回路17,1
8,19の入力選択信号16,21,22により制御情
報保持回路を選択する。
いて、以下図1を用いてその動作を説明する。
情報で行なわれる処理をそれぞれA、B、Cとし、制御
情報保持回路5b,6b,7bの制御情報で行なわれる
処理をそれぞれX、Y、Zとする。切り替え検出回路1
5は選択信号16に値“1”を出力し、この値は、信号
転送回路17,18,19で転送されて選択回路8,
9,10に与えられ、それぞれ、制御情報保持回路5
a,6a,7aを選択して、演算装置1,2,3が処理
ABCを行なっているとする。同じ処理を続ける場合、
切り替え検出回路15は選択信号16に同じ値“1”を
出し続ける。
替えを検出して、処理ABCから処理XYZに切り替え
る場合について説明する。この場合には、切り替え検出
回路15は選択信号16の値を“2”に変更して出力す
る。この選択信号16の値“2”は、第1〜第3の演算
装置1,2,3でデータの処理がパイプライン的に進む
のと同じ速さで第1〜第3の信号転送回路17,18,
19により転送される。つまり、切り替え後の最初のデ
ータが第1の演算装置1に到達する時に、選択信号の値
“2”は第1の信号転送回路17に到達しており、第1
の選択回路8は、この選択信号の値が“2”であるのに
応じて、制御情報保持回路5bを選択して、第1の演算
装置1で処理Xが実行されるように制御情報11を出力
する。第1の演算装置1に与えられたデータは、3段の
サブステージによって処理Xを施され、3クロック後に
出力され、第2の演算装置2に与えられる。この時、選
択信号16も同様に、3クロック後に第1の信号転送回
路17から選択信号21として出力され、第2の信号転
送回路18に与えられる。同様にして、第2及び第3の
演算装置2,3でのデータの流れに従って、選択信号が
第2及び第3の信号転送回路18,19によって転送さ
れ、第2及び第3の演算装置2,3での処理がそれぞれ
BからY、CからZに変わる。
れる選択信号23は、第3の演算装置3の次段に接続さ
れる演算装置での処理の切り替えに用いることができ
る。また、第3の演算装置3の次段に接続される複数の
専用演算装置の中から第3の演算装置3の出力データの
転送先を指定するのに用いることもできる。例えば、第
1〜第3の演算装置1,2,3でMUSE方式の輝度信
号Yの処理と色信号Cの処理とを選択的に実行した後、
輝度信号処理の結果のデータを後続の輝度信号処理専用
の演算装置へ、色信号処理の結果のデータを後続の色信
号処理専用の演算装置へそれぞれ転送するのに選択信号
23を用いることができる。必要がなければ、第3の
(最終段の)信号転送回路19を省略することも可能で
ある。
置の制御情報を選択信号の到達時に演算装置毎に切り替
えるものとしたが、演算装置に与える制御情報を演算装
置のサブステージ毎に分割し、パイプラインでのデータ
の処理の進み方、あるいは、図3に示すように、信号転
送回路のシフトレジスタでの選択信号の進み方に応じ
て、サブステージ毎に処理を切り替えてもよい。
処理装置のブロック図である。図3では、第1の演算装
置1に対応する選択回路はサブステージ毎の3つの選択
回路8(1),8(2),8(3)からなり、それぞ
れ、選択信号16、第1の信号転送回路17によって転
送された1クロック後、及び2クロック後の選択信号1
6(1),16(2)によって制御情報保持回路5a,
5b,5cを選択する。同様に、第2の演算装置2に対
応する選択回路はサブステージ毎の2つの選択回路9
(1),9(2)からなり、それぞれ、選択信号21,
21(1)によって制御情報保持回路6a,6b,6c
を選択する。選択信号21(1)は、第2の信号転送回
路18によって転送された選択信号21の1クロック後
の信号である。第3の演算装置3に対応する選択回路は
サブステージ毎の3つの選択回路10(1),10
(2),10(3)からなり、それぞれ、選択信号2
2,22(1),22(2)によって制御情報保持回路
7a,7b,7cを選択する。選択信号22(1),2
2(2)は、第3の信号転送回路19によって転送され
た選択信号22の1クロック後、及び2クロック後の信
号である。
号による処理の切り替えを、各演算装置のサブステージ
単位で行なった場合のタイミングを図4に示す。図4に
おいて、データ(n)はn番目の入力データである。入
力装置14は、毎サイクル、新しい入力データを順次、
第1の演算装置1に与える。データ(n)はサイクルt
1の時に、第1の演算装置1に与えられ、サイクルt
1、t2、t3で、処理Aの3つのステージの処理A
(1)、A(2)、A(3)を施され、サイクルt4で
第2の演算装置2に与えられる。サイクルt4、t5で
は、第2の演算装置2において処理Bの2つのステージ
の処理B(1)、B(2)が施され、サイクルt6で第
3の演算装置3に与えられる。サイクルt6、t7、t
8では、第3の演算装置3において処理Cの3つのステ
ージの処理C(1)、C(2)、C(3)が施され、サ
イクルt9で結果が出力される。データ(n+1)に対
しても、サイクルt2で第1の演算装置1に与えられた
後、同様に、処理A、B、Cがパイプライン的に施さ
れ、結果がサイクルt10で得られる。このように、入
力データに対して処理ABCを行なうために、切り替え
検出回路15は選択信号16に値“1”を出力する。
を処理XYZに切り替える場合を説明する。切り替え検
出回路15は、データ(n+2)が第1の演算装置1に
与えられた後、処理の切り替えを検出して選択信号16
に値“2”を出力する。この値は、データ(n+3)が
第1の演算装置1に与えられると同時に、サイクルt4
に、選択回路8(1)に与えられる。第1の演算装置1
の第1ステージでは、選択信号16の値“2”によって
処理X(1)が実施されるが、後続の演算ステージに対
しては、選択信号の値はまだ“1”であるので、切り替
わる前の処理が実行されている。例えば、サイクルt4
では、データ(n)、データ(n+1)及びデータ(n
+2)に対して、それぞれ、処理B(1)、A(3)、
A(2)が施されている。この選択信号16の値は、デ
ータの処理の流れに合わせて、第1〜第3の信号転送回
路17,18,19によって転送され、この選択信号に
応じて、それぞれの演算装置1,2,3の各ステージの
処理が切り替えられる。
れば、選択信号をデータの処理の流れに合わせて転送し
て、パイプラインステージ毎に処理を切り替えることに
よって、切り替え前の処理を全ての演算装置が完了する
のを待たずに、処理の切り替えを行なうことができ、デ
ータの処理能力を高めることができる。また、制御情報
保持回路を選択するための選択信号を、パイプライン処
理に合わせて転送するだけでよいので、制御が極めて容
易である。
例に係る信号処理装置のブロック図である。図5におい
て、51、52、53は第1〜第3の演算装置であり、
図1の信号処理装置と同様、それぞれ、3段、2段及び
3段のサブステージに分割され、クロック信号4に同期
して、パイプライン処理を行なう。60は入力装置であ
り、第1の実施例と同様に入力データ信号の中から抽出
したデータを第1の演算装置51に与えると共に、デー
タの有効性を示す有効ビット61を出力する。入力デー
タ信号のサンプリング周波数と第1の演算装置51の動
作周波数とが同じである場合には、入力装置60は有効
ビット61を毎サイクル出力する。第1の演算装置51
の動作周波数が入力データ信号のサンプリング周波数の
n倍の場合には、有効ビット61はnサイクルに1回の
割合で出力される。62は切り替え検出回路であり、入
力データ信号から処理の切り替え情報を検出し、切り替
え信号63を出力する。
の演算装置51,52,53に対応した第1〜第3の信
号転送回路であり、入力装置60が出力する有効ビット
61と、切り替え検出回路62が出力する切り替え信号
63とを、各演算装置51,52,53で処理されるデ
ータの流れに従って転送する。本実施例では、第1の信
号転送回路57は入力装置60から有効ビット61を受
け取って3クロック後に有効ビット87を出力し、第2
の信号転送回路58は第1の信号転送回路57から有効
ビット87を受け取って2クロック後に有効ビット88
を出力し、第3の信号転送回路59は第2の信号転送回
路58から有効ビット88を受け取って3クロック後に
有効ビット89を出力する。これと並行して、第1の信
号転送回路57は切り替え検出回路62から切り替え信
号63を受け取って3クロック後に切り替え信号81を
出力し、第2の信号転送回路58は第1の信号転送回路
57から切り替え信号81を受け取って2クロック後に
切り替え信号82を出力し、第3の信号転送回路59は
第2の信号転送回路58から切り替え信号82を受け取
って3クロック後に切り替え信号83を出力する。
制御回路であり、それぞれ、対応する信号転送回路5
7,58,59に与えられた有効ビット61,87,8
8及び切り替え信号63,81,82を入力し、有効で
あるデータに対して与えるべき制御情報の種類を示す選
択信号75,76,77を、予め指定されたシーケンス
で出力する。第1〜第3の選択回路8,9,10は第1
〜第3の切り替え制御回路64,65,66の出力によ
り、それぞれ、対応する3つの制御情報保持回路5a,
5b,5c,6a,6b,6c及び7a,7b,7cの
1つを選択して、制御情報を第1〜第3の演算装置5
1,52,53に出力する。例えば、第1の切り替え制
御回路64は、1クロック毎に、3つの制御情報保持回
路5a,5b,5cを切り替えて、1つの演算装置51
で3つの異なる処理を順次行なうこともできる。
5,66は、入力停止信号67,68,69を出力し
て、入力装置60又は前段の演算装置51,52からの
データ入力を停止させることができる。これによって、
例えば、同じデータに対して、2つ又は3つの処理をク
ロック毎に切り替えて行なうことができる。後段より入
力停止信号67,68,69を受け取ると、入力装置6
0、切り替え制御回路64,65は、データ出力の停止
及び対応する演算装置での処理の停止を制御する。更
に、第1の実施例と同様に、信号転送回路57,58,
59に送られてきた切り替え信号63,81,82を受
け取ると、切り替え制御回路64,65,66は選択す
る制御情報保持回路やそのシーケンスを切り替える。こ
のように、切り替え制御回路64,65,66によっ
て、処理をクロック毎及び切り替え信号毎に変えること
ができる。
8,59はそれぞれ、情報変更回路71,72,73を
備え、出力有効ビット87,88,89を変更すること
ができる。例えば、送られてくる有効ビットの2つに1
つを無効にする。これにより、対応する演算装置から出
力されるデータを半分の数に間引くことができる。
部構成例を示すブロック図である。図6において90は
カウンターであり、有効ビット61が“1”の場合をカ
ウントし、その数を出力する。図6に示す切り替え制御
回路64は4つのエントリーを2セット97,98備え
る。それぞれのエントリーは制御情報保持回路5a,5
b,5cのうちの1つを選択するための選択情報91
と、第1の演算装置51の入力データ保持を制御するた
めの入力停止情報92と、カウンターリセット情報93
とを持つ。2つのセット97,98はカウンター90に
与えられた切り替え信号63によって切り替えられる。
97の4つのエントリーをEN(0)、EN(1)、E
N(2)、EN(3)とする。この4つのエントリーの
1つがカウンター90の出力96によって選択され、保
持している選択情報91、入力停止情報92及びカウン
ターリセット情報93が読み出される。読み出されたカ
ウンターリセット情報93は、カウンターリセット信号
95としてカウンター90に与えられる。つまり、読み
出されたカウンターリセット情報93が“1”の場合
は、次に有効ビット61が“1”になった時にカウンタ
ー90の値が“0”にリセットされる。読み出された選
択情報91は選択信号75として第1の選択回路8に与
えられ、制御情報保持回路5a,5b,5cを選択する
のに用いられる。また、読み出された入力停止情報92
は、入力装置60への入力停止信号67として、第1の
演算装置51の入力データを保持させるのに用いられ
る。図6の例では、エントリーEN(0)、EN
(1)、EN(2)、EN(3)が順次読み出され、選
択情報91として:“a”が2回、“b”が2回読み出
され、“a”と“b”の値に対応して制御情報保持回路
が選択される。入力停止情報92はEN(1)の時に
“1”となり、第1の演算装置51に入力されるデータ
は保持され、次のサイクルでの演算でも同じデータが用
いられる。
6の内部構成も図6と同様であり、これら3つの切り替
え制御回路64,65,66により、エントリーに予め
設定された内容に従って、かつ有効なデータに対して、
制御情報保持回路を切り替え、また、演算装置に与えら
れるデータの保持を指示することができる。
は、第1の演算装置51では、1つのデータに対して2
つの処理AとXを交互に行ない、第2の演算装置52で
は、処理BとYを2クロック毎に切り替えて行ない、結
果のデータのうち、3つに1つを間引いて出力する。第
3の演算装置53では、与えられた有効なデータに対し
て、3つの処理C、Z、Rを順に切り替えて行なう。
て処理Aの第1ステージA(1)を行なう。サイクルt
2では、第1の切り替え制御回路64は入力装置60に
入力停止信号67を“1”として出力する。入力装置6
0はこの入力停止信号67により入力データ(n)を保
持し、第1の切り替え制御回路64は処理Xの情報を保
持する制御情報保持回路5bを選択するための選択信号
75を出力し、第1の演算装置51の処理は処理Aから
処理Xに切り替えられ、第1ステージX(1)が行なわ
れる。サイクルt3では入力停止信号67は“0”とな
り、データ(n+1)が与えられ、第1の切り替え制御
回路64は処理Aの情報を保持する制御情報保持回路5
aを選択するための選択信号75を出力し、処理A
(1)が行なわれる。同時に、データ(n)に対して、
第2ステージの処理A(2)が実行される。このように
して、データ(n)に対して、サイクルt1、t3及び
t5において、処理A(1)、A(2)及びA(3)が
行なわれ、サイクルt2、t4及びt6において、処理
X(1)、X(2)及びX(3)が行なわれ、第2の演
算装置52へ出力される。
タに対して、2つ毎に処理BとYを切り替える。つま
り、最初の2つのデータに対して処理Bを行ない、次の
2つのデータに対して処理Yを行ない、更に次の2つの
データに対して処理Bを行なう。得られた結果に対して
は3つに1つを無効にする。これは、無効にすべきデー
タの出力の時に、対応する有効ビット88(第2の信号
転送回路58の出力)を“0”にすることによって実現
される。この例では、データ(n+1)に対して、サイ
クルt9に処理Y(2)を行なって、サイクルt10で
出力する時に、有効ビット88を“0”にしている。同
様にサイクルt13でも処理X、Bを施されたデータ
(n+2)が無効になっている。
によって有効であることが示されたデータに対して、3
つの処理C、Z、Rをデータ毎に切り替えて行なう。こ
のようにして、処理を切り替えながらパイプライン的に
処理して、サイクルt11、t12にデータ(n)に対
して、処理ABCを施した結果と処理XBZを施した結
果が得られ、サイクルt14にはデータ(n+1)に対
して、処理XYRを、サイクルt15にはデータ(n+
2)に対して、処理ABCを施した結果が出力される。
有効ビット89は、第3の演算装置53の次段に接続さ
れる演算装置での入力データの有効/無効の指定に用い
ることができる。また、第3の演算装置53の処理結果
のデータを記憶装置に格納する場合に有効データだけを
格納して記憶装置の容量を節約するのに用いることもで
きる。必要がなければ、第3の(最終段の)信号転送回
路59を省略することも可能である。
処理装置における有効ビットの使用例を説明する。MU
SE方式では、輝度信号Yの静止画処理の中で、フレー
ム間内挿された画素信号に対してフィールド間内挿を行
なう際にデータの間引き処理が要求される。具体的に
は、周波数32MHzの画素信号中のデータのうち4つ
に1つを間引くことにより周波数24MHzの画素信号
を生成する。ただし、ここでは説明を簡単にするため
に、入力画素データのうちの3つに1つを間引く処理に
ついて説明する。図8において、入力画素データがd
1、d2、...であり、間引き後の画素データがe
1、e2、...である。データe1は3つのデータd
1、d2、d3にそれぞれ、係数a11、a12、a1
3を掛けて加算したものであり、データe2は2つのデ
ータd3、d4にそれぞれ、係数a21、a22を掛け
て加算したものである。データe3は3つのデータd
4、d5、d6に対し、データe1と同様に、それぞれ
係数a11、a12,a13を掛けて加算したものであ
り、データe4は2つのデータd6、d7に対し、デー
タe2と同様に、それぞれ係数a21、a22を掛けて
加算したものである。図8には、以上のようにしてデー
タ数が3分の2に低減された画素データe1、e
2、...の中の連続2データに積和演算処理を施す過
程が更に示されている。データf1、f2、f3は、そ
れぞれ2つの連続するデータe1とe2、e2とe3、
e3とe4に各々係数b1とb2を掛けて加算したもの
である。
号処理装置の動作を、図9を用いて説明する。係数a1
1、a12、a13を掛けて加算する処理をP1とし、
係数a21、a22を掛けて加算する処理をP2とし、
係数b1、b2を掛けて加算する処理をQとする。ま
た、第1の信号転送回路57は、常に“1”の有効ビッ
ト61を受け取るものとする。
にデータd3が与えられると、第1の演算装置51は、
すでに与えられているデータd1、d2と共に処理P1
を実行する。サイクルt2において第1の演算装置51
にデータd4が与えられると、第1の演算装置51は、
すでに与えられているデータd3と共に処理P2を実行
する。サイクルt3において第1の演算装置51にデー
タd5が与えられても、データd6が未着なので第1の
演算装置51は次の処理P1を実行することができな
い。そこで、第1の演算装置51は、意味のない処理P
3を実行する。サイクルt4以降にデータd6、d7、
d8、...が与えられると、処理P1、P2、P3が
繰り返し実行される。この結果、第1の演算装置51
は、サイクルt4に有効データe1を、サイクルt5に
有効データe2を、サイクルt6に無効データx1を、
サイクルt7に有効データe3を、サイクルt8に有効
データe4を、サイクルt9に無効データx2をそれぞ
れ第2の演算装置52に与える。第1の信号転送回路5
7は、処理P3に対応する結果のデータx1,x2が無
効であることを示すように、与えられた有効ビット61
を選択的に“0”に変更して有効ビット87を出力す
る。
1の出力データのうちの有効データのみを取り込んで処
理Qを実行するように、有効ビット87に従って制御さ
れる。第2の演算装置52でもし有効ビット87を用い
ない場合には、データe1、e2に対する処理とデータ
e2、x1、e3に対する処理とが異なり、処理の制御
が複雑で困難になる。また、無効データx1も取り込ん
でしまうためデータ保持回路などの回路規模が大きくな
る。本実施例によれば、有効なデータのみを第2の演算
装置52が取り込み、取り込んだ2つのデータに常に同
じ処理Qを施すことができて、処理の制御が容易にな
る。しかも、無効なデータは取り込まないのでデータ保
持回路などを少なくすることができる。
り替え制御回路がクロック毎に制御情報保持回路を選択
するための選択信号を切り替えて出力することによっ
て、複雑な組み合わせの処理を容易に行なうことがで
き、しかも、処理の切り替えによるパイプライン処理の
乱れ、すなわち処理能力の低下を防ぐことができる。ま
た、切り替え制御回路が入力停止信号を出力することに
よって、同じデータに対してクロック毎に複数の処理を
切り替えて行なうことができる。更に、有効ビットをデ
ータの処理の流れと同様に転送し、データが有効か無効
かによって、変更して出力することによって、有効であ
るデータに対して、処理の切り替えを行なうことがで
き、処理の切り替えの制御が容易になる。なお、本実施
例では有効ビットと切り替え信号との双方を転送するこ
ととしたが、有効ビットのみをデータの流れに従って転
送することとしても構わない。
送回路によって有効ビットを転送するものとしたが、図
10及び図11に示すように、切り替え制御回路のエン
トリーに有効情報を持たせ、該有効情報に基づいて有効
ビットの出力を制御することもできる。
号処理装置のブロック図である。第1〜第3の信号転送
回路107,108,109は、切り替え検出回路62
が出力する切り替え信号63のみを、各演算装置51,
52,53で処理されるデータの流れに従って転送す
る。第1の切り替え制御回路114は、入力装置60か
ら与えられた有効ビット61と切り替え検出回路62か
ら与えられた切り替え信号63とに基づく有効ビット8
7及び選択信号75の生成を司る。第2の切り替え制御
回路115は、第1の切り替え制御回路114から与え
られた有効ビット87と第1の信号転送回路107から
与えられた切り替え信号81とに基づく有効ビット88
及び選択信号76の生成を司る。また、第3の切り替え
制御回路116は、第2の切り替え制御回路115から
与えられた有効ビット88と第2の信号転送回路108
から与えられた切り替え信号82とに基づく有効ビット
89及び選択信号77の生成を司る。第1〜第3の切り
替え制御回路114,115,116の入力停止信号6
7,68,69を生成する機能は、第3の実施例と同様
である。
の内部構成例を示すブロック図である。図11の切り替
え制御回路114のエントリーには処理結果のデータが
有効かどうかを示す有効情報94が保持されており、読
み出されたエントリーの有効情報94が“1”の場合は
処理結果のデータが有効であり、“0”の場合は無効で
ある。読み出された有効情報94は、シフトレジスタな
どで構成される遅延回路99によって、対応する演算装
置51の処理に要するサイクル数だけ遅延されて、有効
ビット87として第2の切り替え制御回路115へ出力
される。
処理結果は有効であり、第3サイクルの処理結果は無効
である。なお、遅延回路99で遅延させるサイクル数を
考慮した有効情報94をエントリーに格納することによ
り遅延回路99を省略することも可能である。
等の効果が得られる。しかも、有効情報を切り替え制御
回路に保持することによって、任意のシーケンスで容易
に有効ビットの出力を制御することができる。
ば、パイプラインを構成する複数の演算装置の処理の切
り替えを制御するための信号(処理に関する選択信号又
はデータに関する有効信号)を該複数の演算装置でのデ
ータの流れに従って転送又は生成し、該転送又は生成さ
れた信号に従って各演算装置の処理を順次切り替えるこ
ととしたので、処理の切り替えが柔軟化する。本発明を
例えば映像信号処理装置に適用すれば、1水平ライン中
のある画素からの処理の切り替えや、1画素毎の処理の
切り替えをも容易に実現できる。
パイプライン動作の乱れが抑制される結果、信号処理性
能が向上する。
成を示すブロック図である。
号のフォーマットの一例を示す図である。
成を示すブロック図である。
作を示すタイミング図である。
成を示すブロック図である。
示すブロック図である。
作を示すタイミング図である。
例を示す図である。
理装置の動作を示すタイミング図である。
構成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
である。
処理と処理の切り替え動作とを示すタイミング図であ
る。
路 8〜10 選択回路 11〜13 制御情報 14 入力装置 15 切り替え検出回路 16,21〜23 選択信号 17〜19 信号転送回路 51〜53 演算装置 57〜59 信号転送回路 60 入力装置 61,87〜89 有効ビット(有効信号) 62 切り替え検出回路 63,81〜83 切り替え信号 64〜66 切り替え制御回路 67〜69 入力停止信号 71〜73 情報更新回路 75〜77 選択信号 90 カウンター 91 選択情報 92 入力停止情報 94 有効情報 97,98 エントリー 99 遅延回路 107〜109 信号転送回路 114〜116 切り替え制御回路
Claims (19)
- 【請求項1】 入力データ信号の中のデータに演算処理
を順次施すための信号処理装置であって、 互いに直列に接続され、各々前段のデータを入力し、該
入力したデータに演算処理を施し、かつ該演算処理の結
果のデータを次段へ出力するための複数の演算装置と、 各々制御情報を保持するための複数の保持回路と、 前記複数の演算装置でのデータの流れに従って選択信号
を順次転送するように互いに直列に接続され、各々前段
の選択信号を入力し、かつ該入力した選択信号を前記複
数の演算装置のうちの対応する演算装置の処理時間だけ
遅延させて次段へ転送するための複数の転送回路と、 前記複数の演算装置でのデータの流れに従って該複数の
演算装置の各々の処理の切り替えを制御するように、各
々前記複数の転送回路のうちの対応する転送回路が入力
する選択信号を入力し、該入力した選択信号に従って前
記複数の保持回路の中から制御情報を選択入力し、かつ
該選択入力した制御情報を前記複数の演算装置のうちの
対応する演算装置に供給するための複数の選択回路とを
備えたことを特徴とする信号処理装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の信号処理装置において、 前記入力データ信号の中からデータを抽出し、かつ該抽
出したデータを前記複数の演算装置のうちの最前段に供
給するための回路手段を更に備えたことを特徴とする信
号処理装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の信号処理装置において、 前記入力データ信号から処理切り替え情報を検出し、か
つ該検出した処理切り替え情報に従って前記複数の転送
回路のうちの最前段及び前記複数の選択回路のうちの最
前段に前記選択信号を供給するための回路手段を更に備
えたことを特徴とする信号処理装置。 - 【請求項4】 入力データ信号の中のデータに演算処理
を順次施すための信号処理装置であって、 互いに直列に接続され、各々前段のデータを入力し、該
入力したデータに演算処理を施し、かつ該演算処理の結
果のデータを次段へ出力するための複数の演算装置と、 各々制御情報を保持するための複数の保持回路と、 前記複数の演算装置に対応して互いに直列に接続され、
各々データの有効性を示す前段の有効信号を入力し、該
入力した有効信号と予め指定されたシーケンスとに従っ
て選択信号を生成し、かつ前記複数の演算装置のうちの
次段の演算装置へのデータの有効性を示す有効信号を前
記入力した有効信号に従って次段へ出力するための複数
の制御回路と、 前記複数の演算装置でのデータの流れに従って該複数の
演算装置の各々の処理の切り替えを制御するように、各
々前記複数の制御回路のうちの対応する制御回路が生成
した選択信号を入力し、該入力した選択信号に従って前
記複数の保持回路の中から制御情報を選択入力し、かつ
該選択入力した制御情報を前記複数の演算装置のうちの
対応する演算装置に供給するための複数の選択回路とを
備えたことを特徴とする信号処理装置。 - 【請求項5】 請求項4記載の信号処理装置において、 前記入力データ信号の中からデータを抽出し、該抽出し
たデータを前記複数の演算装置のうちの最前段に供給
し、かつデータ毎の有効信号を生成し、該生成した有効
信号を前記複数の制御回路のうちの最前段に供給するた
めの回路手段を更に備えたことを特徴とする信号処理装
置。 - 【請求項6】 請求項4記載の信号処理装置において、 前記複数の制御回路の各々は、 各々選択情報を保持するための複数のエントリーと、 前記入力した有効信号のうちデータが有効であることを
示す信号のみを計数するためのカウンターとを備え、 前記カウンターの出力に従って前記複数のエントリーか
ら前記選択情報を順次読み出し、かつ該読み出した選択
情報に従って前記選択信号を生成するようにしたことを
特徴とする信号処理装置。 - 【請求項7】 請求項4記載の信号処理装置において、 前記複数の制御回路の各々は、 各々入力停止情報を保持するための複数のエントリー
と、 前記入力した有効信号のうちデータが有効であることを
示す信号のみを計数するためのカウンターとを備え、 前記カウンターの出力に従って前記複数のエントリーか
ら前記入力停止情報を順次読み出し、かつ該読み出した
入力停止情報に従って前記複数の演算装置のうちの対応
する演算装置の入力データをその前段に保持させるよう
にしたことを特徴とする信号処理装置。 - 【請求項8】 請求項4記載の信号処理装置において、 前記複数の制御回路は、 前記複数の演算装置に対応して互いに直列に接続され、
各々前段の切り替え信号を入力し、かつ該入力した切り
替え信号を前記複数の演算装置のうちの対応する演算装
置の処理時間だけ遅延させて次段へ転送するための複数
の転送回路と、各々前記複数の転送回路のうちの対応す
る転送回路が入力する切り替え信号を入力し、かつ該入
力した切り替え信号に従って前記選択信号の生成シーケ
ンスを切り替えるための複数の切り替え制御回路とを備
えたことを特徴とする信号処理装置。 - 【請求項9】 請求項8記載の信号処理装置において、 前記入力データ信号から処理切り替え情報を検出し、か
つ該検出した処理切り替え情報に従って前記複数の転送
回路のうちの最前段及び前記複数の切り替え制御回路の
うちの最前段に前記切り替え信号を供給するための回路
手段を更に備えたことを特徴とする信号処理装置。 - 【請求項10】 請求項4記載の信号処理装置におい
て、 前記複数の制御回路は、 前記複数の演算装置に対応して互いに直列に接続され、
各々前記前段の有効信号を入力し、かつ該入力した有効
信号を前記複数の演算装置のうちの対応する演算装置の
処理時間だけ遅延させて次段へ転送するための複数の転
送回路と、 各々前記複数の転送回路のうちの対応する転送回路が入
力する有効信号を入力し、かつ該入力した有効信号と前
記予め指定されたシーケンスとに従って前記選択信号を
生成するための複数の切り替え制御回路とを備えたこと
を特徴とする信号処理装置。 - 【請求項11】 請求項10記載の信号処理装置におい
て、 前記複数の転送回路の各々は、前記入力した有効信号の
うちデータが有効であることを示す信号をデータが無効
であることを示す信号に変更して次段へ転送するための
回路手段を備えたことを特徴とする信号処理装置。 - 【請求項12】 請求項4記載の信号処理装置におい
て、 前記複数の制御回路は、 前記複数の演算装置に対応して互いに直列に接続され、
各々前記前段の有効信号を入力し、かつ該入力した有効
信号と前記予め指定されたシーケンスとに従って、前記
選択信号と前記次段への有効信号とを生成するための複
数の切り替え制御回路を備えたことを特徴とする信号処
理装置。 - 【請求項13】 請求項12記載の信号処理装置におい
て、 前記複数の制御回路の各々は、 各々有効情報を保持するための複数のエントリーと、 前記入力した有効信号のうちデータが有効であることを
示す信号のみを計数するためのカウンターとを備え、 前記カウンターの出力に従って前記複数のエントリーか
ら前記有効情報を順次読み出し、かつ該読み出した有効
情報に従って前記次段への有効信号を生成するようにし
たことを特徴とする信号処理装置。 - 【請求項14】 入力データ信号の中のデータに演算処
理を施すための信号処理装置であって、 データを入力し、該入力したデータに演算処理を施し、
かつ該演算処理の結果のデータを出力するための演算装
置と、 各々制御情報を保持するための複数の保持回路と、 前記演算装置で処理されるデータの有効性を示す有効信
号を入力し、該入力した有効信号と予め指定されたシー
ケンスとに従って選択信号を生成するための切り替え制
御回路と、 前記演算装置での処理の切り替えを制御するように、前
記切り替え制御回路が生成した選択信号を入力し、該入
力した選択信号に従って前記複数の保持回路の中から制
御情報を選択入力し、かつ該選択入力した制御情報を前
記演算装置に供給するための選択回路とを備えたことを
特徴とする信号処理装置。 - 【請求項15】 請求項14記載の信号処理装置におい
て、 前記入力データ信号の中からデータを抽出し、該抽出し
たデータを前記演算装置に供給し、かつデータ毎の有効
信号を生成し、該生成した有効信号を前記切り替え制御
回路に供給するための回路手段を更に備えたことを特徴
とする信号処理装置。 - 【請求項16】 請求項14記載の信号処理装置におい
て、 前記切り替え制御回路は、 各々選択情報を保持するための複数のエントリーと、 前記入力した有効信号のうちデータが有効であることを
示す信号のみを計数するためのカウンターとを備え、 前記カウンターの出力に従って前記複数のエントリーか
ら前記選択情報を順次読み出し、かつ該読み出した選択
情報に従って前記選択信号を生成するようにしたことを
特徴とする信号処理装置。 - 【請求項17】 請求項14記載の信号処理装置におい
て、 前記切り替え制御回路は、 各々入力停止情報を保持するための複数のエントリー
と、 前記入力した有効信号のうちデータが有効であることを
示す信号のみを計数するためのカウンターとを備え、 前記カウンターの出力に従って前記複数のエントリーか
ら前記入力停止情報を順次読み出し、かつ該読み出した
入力停止情報に従って前記演算装置の入力データをその
前段に保持させるようにしたことを特徴とする信号処理
装置。 - 【請求項18】 請求項14記載の信号処理装置におい
て、 前記切り替え制御回路は、切り替え信号を入力し、かつ
該入力した切り替え信号に従って前記選択信号の生成シ
ーケンスを切り替えるための回路手段を備えたことを特
徴とする信号処理装置。 - 【請求項19】 請求項18記載の信号処理装置におい
て、 前記入力データ信号から処理切り替え情報を検出し、か
つ該検出した処理切り替え情報に従って前記切り替え制
御回路に前記切り替え信号を供給するための回路手段を
更に備えたことを特徴とする信号処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01677195A JP3352558B2 (ja) | 1994-02-14 | 1995-02-03 | 信号処理装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1736394 | 1994-02-14 | ||
JP6-17363 | 1994-02-14 | ||
JP01677195A JP3352558B2 (ja) | 1994-02-14 | 1995-02-03 | 信号処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH07271578A true JPH07271578A (ja) | 1995-10-20 |
JP3352558B2 JP3352558B2 (ja) | 2002-12-03 |
Family
ID=26353166
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP01677195A Expired - Lifetime JP3352558B2 (ja) | 1994-02-14 | 1995-02-03 | 信号処理装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3352558B2 (ja) |
-
1995
- 1995-02-03 JP JP01677195A patent/JP3352558B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JP3352558B2 (ja) | 2002-12-03 |
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