JPH0378310A - Firデジタルフイルタ - Google Patents

Firデジタルフイルタ

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JPH0378310A
JPH0378310A JP21535489A JP21535489A JPH0378310A JP H0378310 A JPH0378310 A JP H0378310A JP 21535489 A JP21535489 A JP 21535489A JP 21535489 A JP21535489 A JP 21535489A JP H0378310 A JPH0378310 A JP H0378310A
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JP21535489A
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Seiichiro Iwase
岩瀬 清一郎
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、FIRデジタルフィルタ、特に画像信号の
リアルタイム処理に好適なFIRデジタルフィルタに関
する。
〔発明の概要〕
請求項(1)の発明は、FIRデジタルフィルタに於い
て、レジスタを接続してなるシフトレジスタと、シフト
レジスタからの複数のタップを選択するセレクタと、セ
レクタからの出力に所定の係数を乗算する乗算器と、乗
算器からの出力を累加算するアキュムレータとから構成
するようにしたことにより、処理能力の向上と、ゲート
数の削減を可能にしたものである。
請求項(2)の発明は、FIRデジタルフィルタに於い
て、レジスタを接続してなるシフトレジスタを環状に構
成し、環状に構成されているシフトレジスタにデータ選
択用のセレクタを配し、シフトレジスタの出力を積和演
算器に接続して構成するようにしたことにより、処理能
力の向上と、ゲート数の削減を可能にしたものである。
〔従来の技術〕
オーディオ信号をリアルタイムで処理するデジタルフィ
ルタとしては、例えば、第6図に示されるようなものが
ある。即ち、入力時系列データを保持するメモリ151
と、フィルタ係数を保持する係数メモリ152と、デー
タと係数とを乗算する乗算器153と、乗算器153の
出力を累加算するアキュムレータ154とから構成され
ている。
このアキュムレータ154は加算器155及びレジスタ
156からなる。また157は端子である。
このデジタルフィルタは、いわゆるストアードプログラ
ム方式のデジタルフィルタであり、このようなデジタル
フィルタでは、−船釣に、メモリ151と係数メモリ1
52から順にデータを読み出して積和演算を繰り返し、
その結果をアキュムレータ154にて累加算することで
、端子157から出力時系列データを得るものである。
このような構成のデジタルフィルタは、オーディオ信号
には使用可能であるが、画像信号には使用できない。即
ち、現状のデジタルフィルタの演算時間を、例えば50
nsとすると、オーディオ信号の場合には入力時系列デ
ータの周期が20μs以上であるため、入力時系列デー
タの1周期に、例えば400回の演算処理を行える程の
時間的余裕がある。
しかしながら、画像信号、例えば、4fsc (fsc
:色副搬送波周波数)の周波数のクロックでサンプリン
グされて形成されているデジタルテレビジラン信号の場
合には、入力時系列データの周期が70nsであるため
、入力時系列データの1周期に、1回しか演算処理を行
えず、デジタルフィルタとしての演算処理を行なうこと
ができない。
従って、画像信号用のデジタルフィルタは、演算回路を
並列に配して構成するのが一般的である。
そのような画像信号用のFIRデジタルフィルタの例が
第7図、第8図、第9図に示されている。
これらのFIRデジタルフィルタでは第(1)式で示さ
れるように、入力時系列データとインパルス応答の畳み
込みによって出力時系列データが得られる。
yi−Σhj −x i−j  ・ ・ ・ ・(1)
但し、入力時系列データ〔以下、データと称する〕をx
i−j 、出力時系列データ〔以下、フィルタ出力と称
する〕をyi、フィルタ係数をhj (j−〇〜7)、
タップ数をN(例えば、N−8)とする。
第7図に示されるFIRデジタルフィルタでは、レジス
タ161〜168が縦続接続されており、このレジスタ
161〜168には、デジタルテレビジぢン信号のデー
タの周期に等しいクロックが供給されている。上述のレ
ジスタ161の一端から入力端子169が導出され、こ
の入力端子169に、デジタルテレビジョン信号のデー
タが供給される。
各レジスタ161〜168の出力側からはタップが導出
されて乗算器170〜177に接続されており、これに
よって、1サンプルずつ異なったデータが乗算器170
〜177に夫々供給される。
乗算器170〜177は、データに所定のフィルタ係数
hO〜h7を乗じるものである0乗算器170、!71
の出力が加算器178に供給され、乗算器172.17
3の出力が加算器179に供給される。同様にして、乗
算器174.175の出力が加算器180に、乗算器1
76.177の出力が加算器181に供給される。
加算器178.179の出力の和が加算器182で求め
られ、加算器180.181の出力の和が加算器183
で求められ、更に加算器182.183の出力の和が加
算器184で求められ、端子185から前述の(1)式
で表されるフィルタ出力が、順次、取出される。
第8図に示される転置型のFIRデジタルフィルタの構
成に於いて、191〜198は信号ライン199に接続
され所定のフィルタ係数hO〜h7を乗じる乗算器、2
00〜207はレジスタを示しており、このレジスタ2
00〜207は加算器208〜214を介して縦続接続
されている。尚、215はデータ供給用の入力端子、ま
た216はフィルタ出力取出し用の端子である。
この第8図に示される転置型のFIRデジタルフィルタ
は、第7図に示されるFIRデジタルフィルタと等価で
あり、詳細な説明を省略する。
第9図に示されるFIRデジタルフィルタに於いて、2
21〜228は信号ライン229に接続されフィルタ係
数を乗する乗算器を示し、230〜237は縦続接続さ
れフィルタ係数を保持すると共に乗算器221〜228
に供給するレジスタを示している。
上述の信号ライン229には入力端子238を介してデ
ジタルテレビジョン信号のデータが供給される。
上述のレジスタ230〜237には、データの周期に等
しいクロックが供給されると共に、このクロックに同期
してフィルタ係数hO〜h7が入力端子239を介して
、順次、供給され、レジスタ230からレジスタ237
にかけてシフトされる。
乗算器221〜228の夫々には、アキュムレータ24
0〜247が接続されている。このアキュムレータ24
0〜247は、加算器248〜255及びレジスタ25
6〜263からなり、データとフィルタ係数hO〜h7
の乗算出力を累加算する。
アキュムレータ240〜247の出力はセレクタ264
にて選択され、前述の(1)式で表されるフィルタ出力
が端子265から、順次、取出される。
〔発明が解決しようとする課題〕
画像信号をデジタルフィルタで処理することを考えた場
合、微細加工のレベルが2μmのデジタルフィルタでは
処理時間がかかり、そのままでは画像信号のデジタル処
理が不可能であった。そこで、従来は、特開昭59−3
0317号公報に示されるように、乗算演算回路にパイ
プライン方式を適用して高速化を図り、画像信号のデジ
タルフィルタ処理が行なわれていた。
ところで、最近は、半導体技術の進歩と共に演算回路が
高速化され、現在では、画像信号のデータの1周期に1
積和演算が可能となっている。その結果、例えば、前述
の第7図乃至第9図のようなデジタルフィルタを構成す
ることができるようになっている。
微細加工のレベルがサブミクロンでは、画像信号のデー
タの1周期に、複数回例えば、4回位の積和演算が可能
になる。
本来、ICというものは、内部のゲート速度が2倍にな
ったら、その分処理能力が向上するか或いは従来の(1
/2)のゲート数で同じ目的の回路が実現できるように
なるものである0例えば、前述した第7図乃至第9図の
ようなデジタルフィルタのスケールの縮小がなされた時
、回路のIC上に占める面積はそれに応じて小さくなり
、また、動作限界速度の向上も期待し得る。
しかしながら、画像信号の処理を考えた場合、第7図乃
至第9図のようなデジタルフィルタの構成では、演算回
路の作動していない時間に別のデータを供給できるよう
になっていないため、画像信号の1周期に対する時間の
マージンが増すだけに止まり、上述の効果を期待するこ
とができないという問題点があった。
従ってこの発明の目的は、より少ないゲート数で処理能
力を向上させることを意図したFIRデジタルフィルタ
を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
請求項(1)の発明は、レジスタを接続してなるシフト
レジスタと、シフトレジスタからの複数のタップを選択
するセレクタと、セレクタからの出力に所定の係数を乗
算する乗算器と、乗算器からの出力を累加算するアキュ
ムレータとからなる構成としている。
請求項(2)の発明は、レジスタを接続してなるシフト
レジスタを環状に構成し、環状に構成されているシフト
レジスタにデータ選択用のセレクタを配し、シフトレジ
スタの出力を積和演算器に接続した構成としている。
〔作用〕
請求項(1)の発明では、レジスタに対し高速で動作す
るセレクタによって、レジスタからの出力が順次選択さ
れ、この出力がセレクタの動作タイミングに対応して動
作する乗算器によって所定の係数と乗算される。この乗
算結果は、セレクタの動作タイミングに対応して動作す
るアキュムレータによって累加算される。これによって
、前述の(1)式で表されるフィルタ出力が得られる。
請求項(2)の発明では、セレクタを介して供給される
データは、環状に構成されているシフトレジスタ内を所
定のタイミングにて移動すると共に、シフトレジスタの
出力が積和演算器に順次供給され積和演算が行なわれる
。これによって、前述の(1)式で表されるフィルタ出
力が得られる。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例について第°1図を参照して
説明する。
第1図は、8タツプのFIRデジタルフィルタを示し、
縦続接続されているレジスタ2〜9によってシフトレジ
スタ10が構成されている。
レジスタ2〜9には、例えば、4 fsc (fsc 
:色刷搬送波周波数)の周波数のクロックが供給されて
いる。レジスタ2から導出されている入力端子11には
、例えば、4 fscのクロックでサンプリングされ、
1画素当り8ビツトとされているデジタルテレビジラン
信号のデータが供給され、シフトレジスタ10内をクロ
ックに同期して移動する。
レジスタ2〜5.6〜9の出力側からはタップが導出さ
れてセレクタ12.13に接続されており、上述のデー
タがセレクタ12.13に供給される。即ち、レジスタ
2〜9にデータx1〜x8が保持されている時点で、レ
ジスタ2〜5からはセレクタ12にデータx5〜x8が
供給され、一方、レジスタ6〜9からはセレクタ13に
データxi −r4が供給される。
セレクタ12.13、そして、乗算器14.15、係数
メモリ16.17、アキュムレータ18.19は、レジ
スタ2〜9の4倍の周波数のクロックが供給されており
、このクロックに基づいて動作している。
セレクタ12は4つのレジスタ2〜5のタップ、またセ
レクタ13では4つのレジスタ6〜9のタップからの出
力を、順次、サンプリングして乗算器14.15に供給
する。
係数メモリ16.17は、セレクタ12.13の動作タ
イミングに対応してフィルタ係数hO〜h3、h4〜h
7を乗算器14.15に、順次、供給する。
乗算器14は、フィルタ係数hO〜h3とデータx8〜
x5、乗算器15は、フィルタ係数h4〜h7とデータ
x4〜xiの乗算を夫々、セレクタ12.13の動作タ
イミングに対応して行い、この乗算出力がアキュムレー
タ18.19に、順次供給される。
アキュムレータ18.19は、加算器20.21と、レ
ジスタ22.23から構成されており、レジスタ22.
23の出力は加算器20.21にフィードバックされる
。このアキュムレータ18.19は、セレクタ12.1
3の動作タイミングに対応して乗算器14.15の出力
を累加算すると共に、この値を加算器24に供給する。
尚、このレジスタ22.23は、シフトレジスタ10の
シフト毎に一旦、クリヤされる。
加算器24では、アキュムレータ18.19の出力が加
算されて、前述の(1)式で表されるフィルタ出力が端
子25から、順次、取出される。
この実施例では、セレクタ12.13、乗算器14.1
5、アキュムレータ18.19、係数メモリ16.17
に供給されるクロックの周波数は、レジスタ2〜9に供
給されるクロックの周波数の4倍とされており、この高
い周波数のクロックに応じて動作するようになされてい
るので、高速動作が可能となって処理能力を向上させる
ことができ、ゲート数を削減できる。
また、この実施例のFIRデジタルフィルタは、第7図
に示される従来のFIRデジタルフィルタに比べ、レジ
スタ2〜9の数が変わらず、更にセレクタ12.13が
設けられているが、乗算器14.15の数が(1/4)
にされている、全ゲート数に於ける乗算器14.15の
ゲート数は大きな比率を占めるので、ゲート数の削減の
効果は大きい、これによって、回路の占める面積を小さ
くでき、消費電力を低減できる。また、高速化でき、1
ゲート当たりの遅延時間を短縮できる。
次いで、この発明の他の実施例について第2図乃至第4
図を参照して説明する。
この第2図に示す実施例が前述の一実施例と異なる点は
、環状に配されたレジスタによってシフトレジスタが構
成されていること、シフトレジスタ内にセレクタが設け
られていること、またシフトレジスタを構成する各レジ
スタに供給されるクロックの周波数が上述の一実施例の
レジスタ2〜9に供給されているクロックの周波数の4
倍とされていることである。
第2図の構成に於いて、31〜34.35〜38は、夫
々環状に接続されているレジスタを示し、レジスタ31
〜34によって第1シフトレジスタ39が構成され、レ
ジスタ35〜38によって第2シフトレジスタ40が構
成されている。このレジスタ31〜34.35〜38は
、環状に接続されることによって、配線が短縮され、よ
り高速化に適合した構成とされている。
レジスタ31〜34.35〜38に供給されるクロック
の周波数は、入力されるデータXの周波数の4倍とされ
ている。従って、データXは、上述のレジスタ31〜3
4.35〜38に供給されるクロックのタイミング、即
ち動作タイミングに応じて移動し、また新たなデータX
は、第1及び第2シフトレジスタ39.40の動作サイ
クルの、4サイクルおきに入力される。
第1シフトレジスタ39のレジスタ33.34間に配さ
れているセレクタ41は、端子42から供給されるデジ
タルテレビジぢン信号のデータXと、レジスタ33から
供給されるデータXの一方を選択してレジスタ34に供
給する。第1シフトレジスタ39の出力は、乗算器14
に供給されている。
第2シフトレジスタ40のレジスタ37.38間に配さ
れているセレクタ43は、第1シフトレジスタ39から
供給されるデータXと、レジスタ37から供給されるデ
ータXの一方を選択してレジスタ38に供給する。第2
シフトレジスタ40の出力は、乗算器15に供給されて
いる。
係数メモリ16.17は、第1及び第2シフトレジスタ
39.40の動作タイミングに同期して、フィルタ係数
hO〜h3、h4〜h7を乗算器14.15に、順次、
供給する。
乗算器14は、フィルタ係数hO〜h3とデータX8〜
x5、乗算器15は、フィルタ係数h4〜h7とデータ
x4〜xlの乗算を夫々、第1及び第2シフトレジスタ
39.40の動作タイミングに対応して行い、この乗算
出力がアキュムレータ18.19に、順次供給される。
アキュムレータ18.19の構成、作用は、前述の一実
施例と同様であるので、同一部分には同一符号を用いる
こととし重複する説明を省略する。
加算器24では、アキュムレータ18.19の出力が加
算されて、前述の(1)式で表されるフィルタ出力が端
子25から、順次、取出される。
上述したように、4サイクルに一度、第1及び第2シフ
トレジスタ39.40は新しい入力データを選択するよ
うに制御され、また、このサイクルでアキュムレータ1
8.19のクリヤがなされ、そして、このサイクルで第
1及び第2シフトレジスタ39.40のシフト動作が停
止される。以下、これをデータ入力時の制御動作と称す
る。
第1及び第2シフトレジスタ39.40のシフト動作の
停止を実現するために、レジスタ31〜38は第3図に
示すように構成されている。例えば、レジスタ31は、
セレクタ31aとレジスタ31bとから構成されており
、前段のレジスタから端子31cを介して供給されるデ
ータと、レジスタ31bからフィードバックされるデー
タとがセレクタ31aによって選択され、選択されたデ
ータがレジスタ31bに供給され、記憶される。
これによって、レジスタ31bからフィードバックされ
るデータが選択される時はシフト動作が停止され、また
、前段のレジスタから供給されるデータが選択される時
はシフト動作が行なわれる。
各レジスタ31〜38を、このように構成することによ
って、レジスタ31〜38は全て同じ構成の回路となり
、LSI化が容易になる。
このFIRデジタルフィルタの動作例が第4図に示され
ている。
時刻10に於いて、端子42にデータx1が供給される
と、時刻t1に於いて、セレクタ41によってデータx
iが選択されてデータ入力時の制御動作が行なわれ、レ
ジスタ34にデータxlが取込まれる。尚、図中、最右
欄の印(*)は、その時刻に於いて、上述のデータ入力
時の制御動作が行なわれることを示している。
時刻t2に於いて、シフトレジスタ39のシフト動作が
再開され、データxノがレジスタ31に、時刻t3に於
いてデータxlがレジスタ32に移される。
時刻t4に於いてデータxlがレジスタ33に移される
と端子42に新たなデータx2が供給される。
時刻t5に於いて、セレクタ41によってデータx2が
選択されて、上述のデータ入力時の制御動作が行なわれ
、レジスタ34にデータx2が取込まれる。
時刻t6に於いて、シフトレジスタ39のシフト動作が
再開され、データx2がレジスタ31に、そしてデータ
xノがレジスタ34に移される。
時刻t12に於いてデータxlがレジスタ31に、デー
タx2がレジスタ32に、そして、データx3がレジス
タ33にシフトして移されると共に、端子42に新たな
データx4が供給される。
時刻t13に於いて、セレクタ41によってデータx4
が選択されて、データ入力時の制御動作が行なわれ、レ
ジスタ34にデータx4が取り込まれる。この時刻t1
3では、係数メモリ16からフィルタ係数hOが出力さ
れ、乗算器14にてデータx4とフィルタ係数hoの乗
算がなされる。
時刻t16に於いてデータx2がレジスタ31に、デー
タx3がレジスタ32に、そしてデータx4がレジスタ
33にシフトされると共に、端子42に新たなデータx
5が供給される。
時刻t17に於いて、セレクタ41によってデータx5
が選択されて、データ入力時の制御動作が行なわれ、レ
ジスタ34にデータx5が取り込まれる0時刻t17で
は、係数メモリ16からフィルタ係数hOが出力され、
乗算器14にて、データx5とフィルタ係数hOの乗算
がなされる。また、時刻t17では、第1シフトレジス
タ39に保持されていたデータxiが第2シフトレジス
タ40に供給される。この第2シフトレジスタ40では
、セレクタ43によってデータxiが選択されて、デー
タ入力時の制御動作が行なわれ、レジスタ38にデータ
x1が取り込まれる。
時刻t28に於いて、端子42に新たなデータx8が供
給される。
時刻t29に於いて、セレクタ41によってデータXθ
が選択されて、データ入力時の制御動作が行なわれ、レ
ジスタ34にデータx8が取込まれる。
この時刻t29までは、FIRデジタルフィルタの準備
動作であり、この時刻t29以後が通常の動作となる。
時刻t29では、第1シフトレジスタ39に保持されて
いたデータx4が第2シフトレジスタ40に供給される
。この第2シフトレジスタ40では、セレクタ43によ
ってデータx4が選択されて、データ入力時の制御動作
が行なわれ、レジスタ38にデータx4が取込まれる。
そして、時刻t29では、係数メモリ16.17からフ
ィルタ係数hO1h4が出力される0乗算器14にてデ
ータx8とフィルタ係数hOの乗算がなされ、乗算器1
5にてデータx4とフィルタ係数h4の乗算がなされ、
その乗算出力がアキュムレータ18.19に保持される
時刻t30〜t32に於いて、第1シフトレジスタ39
では、データx7、Xθ、x5が、順次、乗算器14に
供給され、また係数メモリ16からフィルタ係数h1、
h2、h3が、順次、乗算器14に供給される。
乗算器14では、上述のデータとフィルタ係数との乗算
がなされる。即ち、時刻t30ではデータx7とフィル
タ係数h1、時刻t31ではデータx6とフィルタ係数
h2、時刻t32ではデータx5とフィルタ係数h3の
乗算が、夫々なされ、各乗算出力は、アキュムレータ1
日にて累加算される。
また、時刻t30〜t32に於いて、第2シフトレジス
タ40では、データx3、x2、Xノが、順次、乗算器
15に供給され、係数メモリ17からフィルタ係数h5
、h6、h7が、順次、乗算器15に供給される。
乗算器14では、上述のデータとフィルタ係数との乗算
がなされる。即ち、時刻t30ではデータz3とフィル
タ係数h5、時刻t31ではデータx2とフィルタ係数
h6、時刻t32ではデータxiとフィルタ係数h7の
乗算がなされ、各乗算出力は、アキュムレータ19にて
累加算される。
アキュムレータ18.19によって累加算された値は、
加算器24にて加算され、これにて、前述の(1)式に
て表されるフィルタ出力が、端子25から得られる。
以下、同様にして、時刻t33〜t36に於いて、デー
タx2〜x9とフィルタ係数hO〜h7の乗算がなされ
、アキュムレータ18.19、加算器24によって、前
述の(1)式で表されるフィルタ出力が、端子25から
得られる。
この他の実施例及び前述の一実施例では、乗算器14.
15、アキュムレータ18.19等の演算時間が、デジ
タルテレビジョン信号のデータ周期の(1/4)の時間
である例について説明しているが、これに限定されるも
のではな(、また、タップ数も8タツプに限定されるも
のではないことは勿論である。また、この積和演算器に
パイプライン方式のためのパイプラインレジスタを使用
することもできる。
この実施例によれば、レジスタ31〜38、乗算器14
.15、アキュムレータ18.19、係数メモリ16.
17等に供給されるクロックの周波数は、前述の一実施
例に示される乗算器14.15、アキュムレータ18.
19等に供給されるクロックの周波数と同一とされてい
るので、高速動作が可能となり、前述の一実施例と同様
、処理能力を向上させることができ、また、ゲート数を
削減できる。
次いで、この発明の更に他の実施例について第5図を参
照して説明する。
この実施例が前述の他の実施例と異なる点は、環状に配
されたレジスタによって構成されているシフトレジスタ
のループのタップ数が必要に応じて切り替えられること
である。
第5図の構成に於いて、51〜82は環状に接続されて
いるレジスタを示す、レジスタ51〜66によって第1
シフトレジスタ83が構成され、レジスタ67〜82に
よって第2シフトレジスタ84が構成されている。
上述の第1シフトレジスタ83内に配されているセレク
タ85は端子101から供給されるデジタルテレビジラ
ン信号のデータと、レジスタ65からのデータの一方を
選択してレジスタ66に供給する。また、第1シフトレ
ジスタ83内に配されているセレクタ86.87は端子
88.89から供給されるM御信号によって、レジスタ
64.53及び、レジスタ62.55から供給されるデ
ータの一方を、夫々選択するようになされている。
第1シフトレジスタ83の出力は、乗算器14に供給さ
れている。
係数メモリ16.17は、第1及び第2シフトレジスタ
83.84の動作タイミングに同期して、フィルタ係数
を乗算器14.15に、順次、供給する。
第1シフトレジスタ83は、セレクタ86.87によっ
て、3つのループ90.91.92を形成する。
第1のループ90は、レジスタ51.52.65.66
、セレクタ85.87によって構成される4タツプのル
ープであり、セレクタ87を制御し、レジスタ52から
の出力をレジスタ65に供給することで形成される。
第2のループ91は、レジスタ51〜54.63〜66
、セレクタ85〜87によって構成される8タツプのル
ープであり、セレクタ86を制御して、レジスタ54の
出力をレジスタ63に供給すると共に、セレクタ87を
制御してレジスタ64の出力をレジスタ65に供給する
ことで形成される。
第3のループ92は、レジスタ51〜66、セレクタ8
5〜87によって構成される16タツプのループであり
、セレクタ86.87を制御してレジスタ62.64か
らの出力をレジスタ63.65に夫々供給することで形
成される。
一方、第2シフトレジスタ84の構成、動作も上述の第
1シフトレジスタ83と同様であり、重複する説明を省
略する。尚、93はセレクタであり、このセレクタ93
には第1シフトレジスタ83からのデータと、レジスタ
81からのデータが供給される。セレクタ93は、上述
のデータの内、一方を選択してレジスタ82に供給する
ようになされている。
この第2シフトレジスタ84にも、上述の第1シフトレ
ジスタ83と同様に、第1乃至第3のループ94.95
.96が形成されている。即ち、レジスタ67.68.
81.82が第1のループg4を構成し、レジスタ67
〜70.79〜82が第2のループ95を構成し、レジ
スタ67〜82が第3のループ96を構成する。第2シ
フトレジスタ84の出力は、乗算器15に供給されてい
る。尚、97.98は夫々、セレクタを示し、99.1
00は夫々、端子を示す。
また、係数メモリ16.17は、第1及び第2シフトレ
ジスタ83.84の動作タイミングに同期して、フィル
タ係数を乗算器14.15に、順次、供給する。尚、そ
の他の構成、回路動作は、前述の他の実施例と同様であ
るので、同一部分には同一符号を付し重複する説明を省
略する。
この構成によれば、第1、第2シフトレジスタ83.8
4のループを適宜に切り替えてFIRデジタルフィルタ
を構成できるので、アキュムレータ18.19の演算速
度、用途に応じて柔軟に対応できる。
〔発明の効果〕
請求項(1)の発明に係るFIRデジタルフィルタによ
れば、処理速度を高速化すると共に、これに対応して新
たなデータを選択的に供給するようにしているので、処
理能力を向上させることができ、また、ゲート数を削減
できるという効果がある。
請求項(2)の発明に係るFIRデジタルフィルタによ
れば、処理速度を高速化すると共に、これに対応してデ
ータを供給するようにしているので、処理能力を向上さ
せることができ、また、ゲート数を削減できるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示すブロック図、第2図
はこの発明の他の実施例を示すブロック図、第3図はレ
ジスタの構成を示すブロック図、第4図は第2図に示さ
れるFIRデジタルフィルタの動作を示す路線図、第5
図はこの発明の更に他の実施例を示すブロック図、第6
図は従来例を説明するための図、第7図乃至第9図は従
来のFIRデジタルフィルタを示すブロック図である。 図面に於ける主要な符号の説明 2〜9.31〜38.51〜82.156.161〜1
68.200〜207.230〜237:レジスタ、1
0:シフトレジスタ、39.83:第1シフトレジスタ
、40.84:第2シフトレジスタ、12.13.41
.43.85.86.87.93.97.98:セレク
タ、14.15.153.170〜177.191〜1
98.221〜228:乗算器、18.19.154.
240〜247:アキュムレータ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)レジスタを接続してなるシフトレジスタと、上記
    シフトレジスタからの複数のタップを選択するセレクタ
    と、 上記セレクタからの出力に所定の係数を乗算する乗算器
    と、 上記乗算器からの出力を累加算するアキュムレータとか
    らなるFIRデジタルフィルタ。(2)レジスタを接続
    してなるシフトレジスタを環状に構成し、 上記環状に構成されているシフトレジスタにデータ選択
    用のセレクタを配し、 上記シフトレジスタの出力を積和演算器に接続してなる
    FIRデジタルフィルタ。
JP21535489A 1989-08-22 1989-08-22 Firデジタルフイルタ Pending JPH0378310A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5513223A (en) * 1993-11-16 1996-04-30 Nec Corporation FIR digital filter and method for signal processing thereof
US9551521B2 (en) 2013-03-14 2017-01-24 Whirlpool Corporation Method to extend the life of a twist ice maker

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US5513223A (en) * 1993-11-16 1996-04-30 Nec Corporation FIR digital filter and method for signal processing thereof
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