JPH07271550A - 電子機器 - Google Patents
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- JPH07271550A JPH07271550A JP7006128A JP612895A JPH07271550A JP H07271550 A JPH07271550 A JP H07271550A JP 7006128 A JP7006128 A JP 7006128A JP 612895 A JP612895 A JP 612895A JP H07271550 A JPH07271550 A JP H07271550A
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- JP
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- display
- display device
- address
- control means
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- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
- Calculators And Similar Devices (AREA)
- Digital Computer Display Output (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 各表示装置ごとに異なったデータを表示する
ことができ、また大きさの異なる表示装置にも全く異な
るデータを表示できることを可能にした携帯型コンピュ
ータを得る。 【構成】 この携帯型コンピュータは、表示データ記憶
装置をそれぞれ有する表示装置10,11,12と、複
数の表示装置をそれぞれ制御する制御手段13,14,
15と、表示手段に対応したアドレスを有し、該当する
アドレスの表示装置に対応した制御手段を選択する画面
制御手段16と、該画面制御手段中のアドレスを要求に
従って書き換えるアドレス書き換え手段22とを有す
る。
ことができ、また大きさの異なる表示装置にも全く異な
るデータを表示できることを可能にした携帯型コンピュ
ータを得る。 【構成】 この携帯型コンピュータは、表示データ記憶
装置をそれぞれ有する表示装置10,11,12と、複
数の表示装置をそれぞれ制御する制御手段13,14,
15と、表示手段に対応したアドレスを有し、該当する
アドレスの表示装置に対応した制御手段を選択する画面
制御手段16と、該画面制御手段中のアドレスを要求に
従って書き換えるアドレス書き換え手段22とを有す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2種類以上の表示装置
が装着可能な携帯型コンピュータに関する。
が装着可能な携帯型コンピュータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の携帯型コンピュータにおい
ては、複数の表示装置に対して1個の表示データ記憶装
置を共有し、且つ遅延回路を備えることにより、各表示
装置に対して同一のデータを表示させていた。
ては、複数の表示装置に対して1個の表示データ記憶装
置を共有し、且つ遅延回路を備えることにより、各表示
装置に対して同一のデータを表示させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の携帯型コンピュ
ータにおいては、上記のように表示データ記憶装置を共
用して各表示装置に表示させているが、これでは、どの
表示装置に対しても全く同じデータしか表示できないた
め、複数の表示装置に対して全く別のデータを表示する
といった、表示装置が複数あることの利点を生かせない
だけでなく、大きさの異なる表示装置に対しては応用で
きない、という問題点があった。
ータにおいては、上記のように表示データ記憶装置を共
用して各表示装置に表示させているが、これでは、どの
表示装置に対しても全く同じデータしか表示できないた
め、複数の表示装置に対して全く別のデータを表示する
といった、表示装置が複数あることの利点を生かせない
だけでなく、大きさの異なる表示装置に対しては応用で
きない、という問題点があった。
【0004】本発明は、このような問題を解決するため
になされたもので、各表示装置ごとに異なったデータを
表示することができ、また大きさの異なる表示装置にも
全く異なるデータを表示できることを可能にした携帯型
コンピュータを得ることを目的としている。
になされたもので、各表示装置ごとに異なったデータを
表示することができ、また大きさの異なる表示装置にも
全く異なるデータを表示できることを可能にした携帯型
コンピュータを得ることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】図1は本発明に係る携帯
型コンピュータを示すブロック図である。この携帯型コ
ンピュータは、表示データ記憶装置をそれぞれ有する表
示装置10,11,12と、複数の表示装置をそれぞれ
制御する制御手段13,14,15と、表示手段に対応
したアドレスを有し、該当するアドレスの表示装置に対
応した制御手段を選択する画面制御手段16と、該画面
制御手段中のアドレスを要求に従って書き換えるアドレ
ス書き換え手段22とを有する。更に、画面制御手段
は、画面表示内容に対応したサブルーチン31、各表示
装置毎に設けられ、該サブルーチンに対応したサブルー
チン群38…及びそのサブルーチン群38…のアドレス
を呼び出すためのアドレステーブル35…を格納してい
る。
型コンピュータを示すブロック図である。この携帯型コ
ンピュータは、表示データ記憶装置をそれぞれ有する表
示装置10,11,12と、複数の表示装置をそれぞれ
制御する制御手段13,14,15と、表示手段に対応
したアドレスを有し、該当するアドレスの表示装置に対
応した制御手段を選択する画面制御手段16と、該画面
制御手段中のアドレスを要求に従って書き換えるアドレ
ス書き換え手段22とを有する。更に、画面制御手段
は、画面表示内容に対応したサブルーチン31、各表示
装置毎に設けられ、該サブルーチンに対応したサブルー
チン群38…及びそのサブルーチン群38…のアドレス
を呼び出すためのアドレステーブル35…を格納してい
る。
【0006】
【作用】本発明において、画面制御手段16のアドレス
に従って制御手段が選択され、当該制御手段に対応した
表示装置10,11,12は、それぞれの有する表示デ
ータ記憶装置のデータに従ってデータ表示を行う。表示
装置を変更するときには、画面制御手段の該当するアド
レスをアドレス書き換え手段22により書き換える。こ
のとき、サブルーチン31のアドレスを、対応する表示
装置のサブルーチン群38…のアドレステーブル35の
アドレスに従って書き換える。そして、そのアドレスに
対応した制御手段が選択され、当該制御手段に対応した
表示装置10,11,12は、それぞれの有する表示デ
ータ記憶装置のデータに従ってデータ表示を行う。
に従って制御手段が選択され、当該制御手段に対応した
表示装置10,11,12は、それぞれの有する表示デ
ータ記憶装置のデータに従ってデータ表示を行う。表示
装置を変更するときには、画面制御手段の該当するアド
レスをアドレス書き換え手段22により書き換える。こ
のとき、サブルーチン31のアドレスを、対応する表示
装置のサブルーチン群38…のアドレステーブル35の
アドレスに従って書き換える。そして、そのアドレスに
対応した制御手段が選択され、当該制御手段に対応した
表示装置10,11,12は、それぞれの有する表示デ
ータ記憶装置のデータに従ってデータ表示を行う。
【0007】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。図2(A),(B)は、本発明の一実施例に係る携
帯型コンピュータの外観図である。図2(A)のもの
は、大型表示部1とタッチパネル型の表示部3及びキー
ボード部4を備えている。一方、図2(B)のものは、
小型表示部2とタッチパネル型表示部3及びキーボード
部4を備えている。
る。図2(A),(B)は、本発明の一実施例に係る携
帯型コンピュータの外観図である。図2(A)のもの
は、大型表示部1とタッチパネル型の表示部3及びキー
ボード部4を備えている。一方、図2(B)のものは、
小型表示部2とタッチパネル型表示部3及びキーボード
部4を備えている。
【0008】大型表示部1及び小型表示部2はそれぞれ
本体から取り外しができ、大型表示部1の代わりに小型
表示部2を取り付けること、或いはその逆に小型表示部
2の代わりに大型表示部1を取り付けることができ、更
に、必要がなければどちらも取り付けなくてもよい構造
になっている。タッチパネル型表示部3は、タッチパネ
ル型の表示体であり、表示装置と同時にキーボードとし
て使用できる。大型表示部1又は小型表示部2とタッチ
パネル型表示部3とは同時に装着できる。
本体から取り外しができ、大型表示部1の代わりに小型
表示部2を取り付けること、或いはその逆に小型表示部
2の代わりに大型表示部1を取り付けることができ、更
に、必要がなければどちらも取り付けなくてもよい構造
になっている。タッチパネル型表示部3は、タッチパネ
ル型の表示体であり、表示装置と同時にキーボードとし
て使用できる。大型表示部1又は小型表示部2とタッチ
パネル型表示部3とは同時に装着できる。
【0009】図3は上記実施例の携帯型コンピュータの
画面切り換え機構を示したブロック図である。図におい
て、10,11,12は表示装置であり、各表示装置1
0,11,12にはそれぞれ表示器a、画面制御装置b
及び表示データ記憶装置cが含まれている。13,1
4,15はそれぞれ表示装置10,11,12に対する
表示装置制御手段(以下制御手段という)で、16は画
面制御手段であり、画面出力要求17に従って制御手段
13,14,15を選択し、各表示装置に出力する。即
ち、画面制御手段16は、画面出力要求17からの出力
要求を現在選択されている表示装置に出力するために設
けた、いわゆるスイッチの役目をする手段で、この手段
を介して各制御手段13,14,15が呼び出される。
画面切り換え機構を示したブロック図である。図におい
て、10,11,12は表示装置であり、各表示装置1
0,11,12にはそれぞれ表示器a、画面制御装置b
及び表示データ記憶装置cが含まれている。13,1
4,15はそれぞれ表示装置10,11,12に対する
表示装置制御手段(以下制御手段という)で、16は画
面制御手段であり、画面出力要求17に従って制御手段
13,14,15を選択し、各表示装置に出力する。即
ち、画面制御手段16は、画面出力要求17からの出力
要求を現在選択されている表示装置に出力するために設
けた、いわゆるスイッチの役目をする手段で、この手段
を介して各制御手段13,14,15が呼び出される。
【0010】22はデバイス変更要求21から、又はア
プリケーションプログラム起動時に呼び出されて動作す
るアドレス書き換え手段で、画面制御手段16のアドレ
スの書き換えを行う。このアドレス書き換え手段22
は、要求された表示装置の装着チェックをおこなう装着
判定手段20、装着判定手段20に基づいてデバイスを
決定するデバイス手段19、及びデバイス手段19の出
力であるデバイスに従って画面制御手段16のアドレス
の書き換えを行うアドレス変換手段18を備えている
プリケーションプログラム起動時に呼び出されて動作す
るアドレス書き換え手段で、画面制御手段16のアドレ
スの書き換えを行う。このアドレス書き換え手段22
は、要求された表示装置の装着チェックをおこなう装着
判定手段20、装着判定手段20に基づいてデバイスを
決定するデバイス手段19、及びデバイス手段19の出
力であるデバイスに従って画面制御手段16のアドレス
の書き換えを行うアドレス変換手段18を備えている
【0011】次に、上記のように構成された携帯型コン
ピュータの動作を図4及び図5に示すフローチャートに
基づいて説明する。図4はプログラム起動時のアドレス
書き換え手段22の動作を示したもので、操作者の指示
によらず自動的にアドレスの書き換えを行って表示装置
を決定する。
ピュータの動作を図4及び図5に示すフローチャートに
基づいて説明する。図4はプログラム起動時のアドレス
書き換え手段22の動作を示したもので、操作者の指示
によらず自動的にアドレスの書き換えを行って表示装置
を決定する。
【0012】表示装置10,11,13の中から任意の
ものを1つ、或いは2つを本体に取り付けた後、プログ
ラムを起動すると、最初に、装着中の表示装置の判定を
行って、現在装着中の表示装置を知る(S1)。表示装
置がなにも装着されていないか、或いは上記表示装置1
0,11,13以外の表示装置が装着されている場合は
(S2)、最も一般的な表示装置、例えば表示装置10
(デバイス1)が装着されていると仮定して処理を進め
る(S3)。次回以降の表示先変更時に、表示装置の装
着チェックの手間を省くために、装着中の表示装置の情
報を記憶しておく(S4)。
ものを1つ、或いは2つを本体に取り付けた後、プログ
ラムを起動すると、最初に、装着中の表示装置の判定を
行って、現在装着中の表示装置を知る(S1)。表示装
置がなにも装着されていないか、或いは上記表示装置1
0,11,13以外の表示装置が装着されている場合は
(S2)、最も一般的な表示装置、例えば表示装置10
(デバイス1)が装着されていると仮定して処理を進め
る(S3)。次回以降の表示先変更時に、表示装置の装
着チェックの手間を省くために、装着中の表示装置の情
報を記憶しておく(S4)。
【0013】次に、ここまでの手順によって得られた情
報をもとに、表示装置が複数の場合は、表示装置10→
11→12の順に、1つの場合はそれを最初の表示装置
としてデバイス決定する(S5)。表示装置の決定後、
その装置に合わせて画面のサイズ、ページ数等面制御に
必要な全ての変数を初期化する(S6)。その後、画面
制御手段16内のサブルーチンコールのアドレスを、全
て書き換える(S7)。なお、このアドレスの書き換え
の詳細は後述する(図6)。
報をもとに、表示装置が複数の場合は、表示装置10→
11→12の順に、1つの場合はそれを最初の表示装置
としてデバイス決定する(S5)。表示装置の決定後、
その装置に合わせて画面のサイズ、ページ数等面制御に
必要な全ての変数を初期化する(S6)。その後、画面
制御手段16内のサブルーチンコールのアドレスを、全
て書き換える(S7)。なお、このアドレスの書き換え
の詳細は後述する(図6)。
【0014】図5は、プログラム実行中に表示装置を変
更する時の処理の一例を示すフローチャートである。操
作者のデバイス変更要求21によってこの処理に制御が
移ると、最初に目的の表示装置を判定する(S8)。そ
の後目的とする表示装置が現在選択されている装置と同
じであるかどうかをチェックし(S9)、同じ装置を指
定した場合は以下の処理を省略する。
更する時の処理の一例を示すフローチャートである。操
作者のデバイス変更要求21によってこの処理に制御が
移ると、最初に目的の表示装置を判定する(S8)。そ
の後目的とする表示装置が現在選択されている装置と同
じであるかどうかをチェックし(S9)、同じ装置を指
定した場合は以下の処理を省略する。
【0015】現在選択されている表示装置意外のものが
指定されている場合には、図4のステップS4で記憶し
ておいた装着情報に基づいて、目的の装置が現在装着さ
れているかどうかをチェックする(S10)。目的の装
置が装着されていないときは、変更不可能であるためエ
ラーメッセージを表示し(S16)、以下の処理は省略
し現在の状態を保存する。
指定されている場合には、図4のステップS4で記憶し
ておいた装着情報に基づいて、目的の装置が現在装着さ
れているかどうかをチェックする(S10)。目的の装
置が装着されていないときは、変更不可能であるためエ
ラーメッセージを表示し(S16)、以下の処理は省略
し現在の状態を保存する。
【0016】目的の表示装置が装着されている時は、現
在選択されていることを示すフラグをオンし(S1
1)、画面制御手段16のサブルーチンコールのアドレ
スを書き換える(S12)。なお、この書き換えの詳細
も後述する(図6)。その後、変更前に選択されていた
画面制御用変数の内容を、次回の選択のために保存する
(S13)。
在選択されていることを示すフラグをオンし(S1
1)、画面制御手段16のサブルーチンコールのアドレ
スを書き換える(S12)。なお、この書き換えの詳細
も後述する(図6)。その後、変更前に選択されていた
画面制御用変数の内容を、次回の選択のために保存する
(S13)。
【0017】次に、選択された表示装置が最初の選択で
あるかどうかをチェックし(S14)、目的の表示装置
を以前に使用したことがある場合は、上記のステップS
13の処理によって以前の画面情報が保存してあるの
で、それを各変数に戻す(S15)。一方、プログラム
起動後最初の選択の場合は、以前の変数が保存してない
ため各変数を初期化する(S17)。以上の処理が終了
すると、次の処理に移る。
あるかどうかをチェックし(S14)、目的の表示装置
を以前に使用したことがある場合は、上記のステップS
13の処理によって以前の画面情報が保存してあるの
で、それを各変数に戻す(S15)。一方、プログラム
起動後最初の選択の場合は、以前の変数が保存してない
ため各変数を初期化する(S17)。以上の処理が終了
すると、次の処理に移る。
【0018】図6は上記ステップS7及びS12のアド
レス書き換え方法を説明した図である。プログラムは、
表示装置の種類に無関係なメイン処理部分30と、表示
装置10に対する出力と画面情報を管理するサブルーチ
ン群38、同様に、表示装置11に対するサブルーチン
群39、表示装置13に対するサブルーチン群40と、
上記サブルーチン群38,39,40の各サブルーチン
アドレスのテーブル35,36,37と、メイン処理部
分30のサブルーチンコールを受けて各装置の専用サブ
ルーチンへと振り分ける処理部分31とからなってい
る。
レス書き換え方法を説明した図である。プログラムは、
表示装置の種類に無関係なメイン処理部分30と、表示
装置10に対する出力と画面情報を管理するサブルーチ
ン群38、同様に、表示装置11に対するサブルーチン
群39、表示装置13に対するサブルーチン群40と、
上記サブルーチン群38,39,40の各サブルーチン
アドレスのテーブル35,36,37と、メイン処理部
分30のサブルーチンコールを受けて各装置の専用サブ
ルーチンへと振り分ける処理部分31とからなってい
る。
【0019】上記のステップS7及びS12アドレスに
おいては書き換えルーチンが呼ばれ、ステップS5のテ
バイスの決定又はステップS11で設定した選択フラグ
の情報により、選択する表示装置用サブルーチンが決定
する。例えば、表示装置10が選択されたとすると、そ
れに対応したサブルーチン群38の全サブルーチンのア
ドレスをひとまとめにしてあるアドレステーブル35が
選択される。そして、アドレステーブル35のアドレス
データを順次読み出して、データ処理部分31中のサブ
ルーチンのコールアドレスを上から順に書き換える。
おいては書き換えルーチンが呼ばれ、ステップS5のテ
バイスの決定又はステップS11で設定した選択フラグ
の情報により、選択する表示装置用サブルーチンが決定
する。例えば、表示装置10が選択されたとすると、そ
れに対応したサブルーチン群38の全サブルーチンのア
ドレスをひとまとめにしてあるアドレステーブル35が
選択される。そして、アドレステーブル35のアドレス
データを順次読み出して、データ処理部分31中のサブ
ルーチンのコールアドレスを上から順に書き換える。
【0020】その結果、メイン処理部分30からサブル
ーチンSUB1がコールされると、コールされたSUB
1(32)は自動的にサブルーチン群38内のSUB1
をコールすることになる。
ーチンSUB1がコールされると、コールされたSUB
1(32)は自動的にサブルーチン群38内のSUB1
をコールすることになる。
【0021】同様にして、表示装置11が指定された場
合には、2番目のアドレステーブル36が選択され、上
記と同様にアドレスデータを順次読み出し、データ処理
部分31中のサブルーチンのコールアドレスを上から順
に書き換える。その結果、メイン処理部分30からサブ
ルーチンSUB1がコールされると、コールされたSU
B1(32)は自動的にサブルーチン群39内のSUB
1をコールすることになる。以上のようにして、表示装
置ごとのサブルーチン群とアドレステーブルを用意する
ことにより、任意の数の表示装置を個々に制御ができ
る。
合には、2番目のアドレステーブル36が選択され、上
記と同様にアドレスデータを順次読み出し、データ処理
部分31中のサブルーチンのコールアドレスを上から順
に書き換える。その結果、メイン処理部分30からサブ
ルーチンSUB1がコールされると、コールされたSU
B1(32)は自動的にサブルーチン群39内のSUB
1をコールすることになる。以上のようにして、表示装
置ごとのサブルーチン群とアドレステーブルを用意する
ことにより、任意の数の表示装置を個々に制御ができ
る。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数の表示装置はそれぞれの表示用のデータ記憶装置のデ
ータに基づいて任意に表示できるようにしたので、各表
示装置はそれぞれ異なるデータを表示できると共に、表
示条件の異なる装置、例えば大型の表示装置と小型の表
示装置とを任意に選択して表示させることもできる。ま
た、表示装置の選択は画面制御手段のアドレスを書き換
えるだけで済み、極めて簡単にできる。
数の表示装置はそれぞれの表示用のデータ記憶装置のデ
ータに基づいて任意に表示できるようにしたので、各表
示装置はそれぞれ異なるデータを表示できると共に、表
示条件の異なる装置、例えば大型の表示装置と小型の表
示装置とを任意に選択して表示させることもできる。ま
た、表示装置の選択は画面制御手段のアドレスを書き換
えるだけで済み、極めて簡単にできる。
【図1】本発明の構成を示したブロック図である。
【図2】本発明の一実施例に係る携帯型コンピュータの
外観図である。
外観図である。
【図3】前記実施例の表示切り換え機構を示したブロッ
ク図である。
ク図である。
【図4】表示装置の切り換えの動作を示すフローチャー
トである。
トである。
【図5】表示装置の切り換えの動作を示すフローチャー
トである。
トである。
【図6】アドレス書き換え方法を示した説明図である。
10,11,12 表示装置 13,14,15 制御手段 16 画面制御手段 22 アドレス書き換え手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年2月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 電子機器
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は2種類以上の表示装置が
装着可能な携帯型コンピュータ等の電子機器に関する。
装着可能な携帯型コンピュータ等の電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の携帯型コンピュータ等の電
子機器においては、複数の表示装置に対して1個の表示
データ記憶装置を共有し、且つ遅延回路を備えることに
より、各表示装置に対して同一のデータを表示させてい
た。
子機器においては、複数の表示装置に対して1個の表示
データ記憶装置を共有し、且つ遅延回路を備えることに
より、各表示装置に対して同一のデータを表示させてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の電子機器におい
ては、上記のように表示データ記憶装置を共用して各表
示装置に表示させているが、これでは、どの表示装置に
対しても全く同じデータしか表示できないため、複数の
表示装置に対して全く別のデータを表示するといった、
表示装置が複数あることの利点を生かせないだけでな
く、大きさの異なる表示装置に対しては応用できない、
という問題点があった。
ては、上記のように表示データ記憶装置を共用して各表
示装置に表示させているが、これでは、どの表示装置に
対しても全く同じデータしか表示できないため、複数の
表示装置に対して全く別のデータを表示するといった、
表示装置が複数あることの利点を生かせないだけでな
く、大きさの異なる表示装置に対しては応用できない、
という問題点があった。
【0004】本発明は、このような問題を解決するため
になされたものであり、各表示装置ごとに異なったデー
タを表示することができ、また、大きさの異なる表示装
置にも全く異なるデータを表示できることを可能にした
電子機器を得ることを目的としている。
になされたものであり、各表示装置ごとに異なったデー
タを表示することができ、また、大きさの異なる表示装
置にも全く異なるデータを表示できることを可能にした
電子機器を得ることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】図1は本発明に係る電子
機器の構成を示すブロック図である。この携帯型コンピ
ュータは、表示器、表示データが格納される表示データ
記憶装置、及び表示データ記憶装置に表示データを書き
込むとともにそのデータを読み出して表示器に表示させ
る画面制御装置をそれぞれ有する表示装置10,11,
12と、複数の表示装置をそれぞれ制御する制御手段1
3,14,15と、表示装置に対応したアドレスを有
し、該当するアドレスの表示装置に対応した制御手段を
選択する画面制御手段16と、画面制御手段16中のア
ドレスを要求に従って書き換えるアドレス書き換え手段
22とを有する。なお、表示装置の内、少なくも1つは
本体に対して取り外し自在に装着されている。アドレス
書き換え手段22は本発明の判断手段を含んでおり、後
述の実施例との関係でこのような名称が付けられてお
り、装着されている表示装置の種別についての情報が記
憶される記憶手段を備えている。
機器の構成を示すブロック図である。この携帯型コンピ
ュータは、表示器、表示データが格納される表示データ
記憶装置、及び表示データ記憶装置に表示データを書き
込むとともにそのデータを読み出して表示器に表示させ
る画面制御装置をそれぞれ有する表示装置10,11,
12と、複数の表示装置をそれぞれ制御する制御手段1
3,14,15と、表示装置に対応したアドレスを有
し、該当するアドレスの表示装置に対応した制御手段を
選択する画面制御手段16と、画面制御手段16中のア
ドレスを要求に従って書き換えるアドレス書き換え手段
22とを有する。なお、表示装置の内、少なくも1つは
本体に対して取り外し自在に装着されている。アドレス
書き換え手段22は本発明の判断手段を含んでおり、後
述の実施例との関係でこのような名称が付けられてお
り、装着されている表示装置の種別についての情報が記
憶される記憶手段を備えている。
【0006】
【作用】本発明においては、表示装置10,11,12
にそれぞれ画面制御装置及び表示データ記憶装置が搭載
されており、将来、条件の異なる(大型、高解像度)の
表示装置に対しても対応することができ、また、本体側
に大容量の表示データ記憶装置を持たせる必要がない。
また、本発明においては、画面制御手段16のアドレス
に従って制御手段13,14,15が選択され、その制
御手段に対応した表示装置10,11,12は、それぞ
れの有する表示データ記憶装置のデータに従ってデータ
表示をするので、各表示装置をそれぞれ異なった表示デ
ータを表示させることができる。表示装置を変更すると
きには、画面制御手段の該当するアドレスをアドレス書
き換え手段22により書き換える。また、本発明におい
ては、アドレス書き換え手段22(判別手段)は装着さ
れている表示装置の種別についての情報を記憶しておく
ことができるので、次回の選択時に装着チェックを省く
ことができる。
にそれぞれ画面制御装置及び表示データ記憶装置が搭載
されており、将来、条件の異なる(大型、高解像度)の
表示装置に対しても対応することができ、また、本体側
に大容量の表示データ記憶装置を持たせる必要がない。
また、本発明においては、画面制御手段16のアドレス
に従って制御手段13,14,15が選択され、その制
御手段に対応した表示装置10,11,12は、それぞ
れの有する表示データ記憶装置のデータに従ってデータ
表示をするので、各表示装置をそれぞれ異なった表示デ
ータを表示させることができる。表示装置を変更すると
きには、画面制御手段の該当するアドレスをアドレス書
き換え手段22により書き換える。また、本発明におい
ては、アドレス書き換え手段22(判別手段)は装着さ
れている表示装置の種別についての情報を記憶しておく
ことができるので、次回の選択時に装着チェックを省く
ことができる。
【0007】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。図2(A),(B)は、本発明の一実施例に係る携
帯型コンピュータの外観図である。図2(A)のもの
は、大型表示部1とタッチパネル型の表示部3及びキー
ボード部4を備えている。一方、図2(B)のものは、
小型表示部2とタッチパネル型表示部3及びキーボード
部4を備えている。
る。図2(A),(B)は、本発明の一実施例に係る携
帯型コンピュータの外観図である。図2(A)のもの
は、大型表示部1とタッチパネル型の表示部3及びキー
ボード部4を備えている。一方、図2(B)のものは、
小型表示部2とタッチパネル型表示部3及びキーボード
部4を備えている。
【0008】大型表示部1及び小型表示部2はそれぞれ
本体から取り外しができ、大型表示部1の代わりに小型
表示部2を取り付けること、或いはその逆に小型表示部
2の代わりに大型表示部1を取り付けることができ、更
に、必要がなければどちらも取り付けなくてもよい構造
になっている。タッチパネル型表示部3は、タッチパネ
ル型の表示体であり、表示装置と同時にキーボードとし
て使用できる。大型表示部1又は小型表示部2とタッチ
パネル型表示部3とは同時に装着できる。
本体から取り外しができ、大型表示部1の代わりに小型
表示部2を取り付けること、或いはその逆に小型表示部
2の代わりに大型表示部1を取り付けることができ、更
に、必要がなければどちらも取り付けなくてもよい構造
になっている。タッチパネル型表示部3は、タッチパネ
ル型の表示体であり、表示装置と同時にキーボードとし
て使用できる。大型表示部1又は小型表示部2とタッチ
パネル型表示部3とは同時に装着できる。
【0009】図3は上記実施例の携帯型コンピュータの
画面切り換え機構を示したブロック図である。図におい
て、10,11,12は表示装置であり、各表示装置1
0,11,12にはそれぞれ表示器a、画面制御装置b
及び表示データ記憶装置cが含まれている。13,1
4,15はそれぞれ表示装置10,11,12に対する
表示装置制御手段(以下制御手段という)で、16は画
面制御手段であり、画面出力要求17に従って制御手段
13,14,15を選択し、各表示装置に出力する。即
ち、画面制御手段16は、画面出力要求17からの出力
要求を現在選択されている表示装置に出力するために設
けた、いわゆるスイッチの役目をする手段で、この手段
を介して各制御手段13,14,15が呼び出される。
画面切り換え機構を示したブロック図である。図におい
て、10,11,12は表示装置であり、各表示装置1
0,11,12にはそれぞれ表示器a、画面制御装置b
及び表示データ記憶装置cが含まれている。13,1
4,15はそれぞれ表示装置10,11,12に対する
表示装置制御手段(以下制御手段という)で、16は画
面制御手段であり、画面出力要求17に従って制御手段
13,14,15を選択し、各表示装置に出力する。即
ち、画面制御手段16は、画面出力要求17からの出力
要求を現在選択されている表示装置に出力するために設
けた、いわゆるスイッチの役目をする手段で、この手段
を介して各制御手段13,14,15が呼び出される。
【0010】22はデバイス変更要求21から、又はア
プリケーションプログラム起動時に呼び出されて動作す
るアドレス書き換え手段で、画面制御手段16のアドレ
スの書き換えを行う。このアドレス書き換え手段22
は、要求された表示装置の装着チェックをおこなう装着
判定手段20、装着判定手段20に基づいてデバイスを
決定するデバイス手段19、及びデバイス手段19の出
力であるデバイスに従って画面制御手段16のアドレス
の書き換えを行うアドレス変換手段18を備えている。
プリケーションプログラム起動時に呼び出されて動作す
るアドレス書き換え手段で、画面制御手段16のアドレ
スの書き換えを行う。このアドレス書き換え手段22
は、要求された表示装置の装着チェックをおこなう装着
判定手段20、装着判定手段20に基づいてデバイスを
決定するデバイス手段19、及びデバイス手段19の出
力であるデバイスに従って画面制御手段16のアドレス
の書き換えを行うアドレス変換手段18を備えている。
【0011】次に、上記のように構成された携帯型コン
ピュータの動作を図4及び図5に示すフローチャートに
基づいて説明する。図4はプログラム起動時のアドレス
書き換え手段22の動作を示したもので、操作者の指示
によらず自動的にアドレスの書き換えを行って表示装置
を決定する。
ピュータの動作を図4及び図5に示すフローチャートに
基づいて説明する。図4はプログラム起動時のアドレス
書き換え手段22の動作を示したもので、操作者の指示
によらず自動的にアドレスの書き換えを行って表示装置
を決定する。
【0012】表示装置10,11,13の中から任意の
ものを1つ、或いは2つを本体に取り付けた後、プログ
ラムを起動すると、最初に、装着中の表示装置の判定を
行って、現在装着中の表示装置を知る(S1)。表示装
置がなにも装着されていないか、或いは上記表示装置1
0,11,13以外の表示装置が装着されている場合は
(S2)、最も一般的な表示装置、例えば表示装置10
(デバイス1)が装着されていると仮定して処理を進め
る(S3)。次回以降の表示先変更時に、表示装置の装
着チェックの手間を省くために、装着中の表示装置の情
報を記憶しておく(S4)。
ものを1つ、或いは2つを本体に取り付けた後、プログ
ラムを起動すると、最初に、装着中の表示装置の判定を
行って、現在装着中の表示装置を知る(S1)。表示装
置がなにも装着されていないか、或いは上記表示装置1
0,11,13以外の表示装置が装着されている場合は
(S2)、最も一般的な表示装置、例えば表示装置10
(デバイス1)が装着されていると仮定して処理を進め
る(S3)。次回以降の表示先変更時に、表示装置の装
着チェックの手間を省くために、装着中の表示装置の情
報を記憶しておく(S4)。
【0013】次に、ここまでの手順によって得られた情
報をもとに、表示装置が複数の場合は、表示装置10→
11→12の順に、1つの場合はそれを最初の表示装置
としてデバイス決定する(S5)。表示装置の決定後、
その装置に合わせて画面のサイズ、ページ数等面制御に
必要な全ての変数を初期化する(S6)。その後、画面
制御手段16内のサブルーチンコールのアドレスを、全
て書き換える(S7)。なお、このアドレスの書き換え
の詳細は後述する(図6)。
報をもとに、表示装置が複数の場合は、表示装置10→
11→12の順に、1つの場合はそれを最初の表示装置
としてデバイス決定する(S5)。表示装置の決定後、
その装置に合わせて画面のサイズ、ページ数等面制御に
必要な全ての変数を初期化する(S6)。その後、画面
制御手段16内のサブルーチンコールのアドレスを、全
て書き換える(S7)。なお、このアドレスの書き換え
の詳細は後述する(図6)。
【0014】図5はプログラム実行中に表示装置を変更
する時の処理の一例を示すフローチャートである。操作
者のデバイス変更要求21によってこの処理に制御が移
ると、最初に目的の表示装置を判定する(S8)。その
後目的とする表示装置が現在選択されている装置と同じ
であるかどうかをチェックし(S9)、同じ装置を指定
した場合は以下の処理を省略する。
する時の処理の一例を示すフローチャートである。操作
者のデバイス変更要求21によってこの処理に制御が移
ると、最初に目的の表示装置を判定する(S8)。その
後目的とする表示装置が現在選択されている装置と同じ
であるかどうかをチェックし(S9)、同じ装置を指定
した場合は以下の処理を省略する。
【0015】現在選択されている表示装置意外のものが
指定されている場合には、図4のステップS4で記憶し
ておいた装着情報に基づいて、目的の装置が現在装着さ
れているかどうかをチェックする(S10)。目的の装
置が装着されていないときは、変更不可能であるためエ
ラーメッセージを表示し(S16)、以下の処理は省略
し現在の状態を保存する。
指定されている場合には、図4のステップS4で記憶し
ておいた装着情報に基づいて、目的の装置が現在装着さ
れているかどうかをチェックする(S10)。目的の装
置が装着されていないときは、変更不可能であるためエ
ラーメッセージを表示し(S16)、以下の処理は省略
し現在の状態を保存する。
【0016】目的の表示装置が装着されている時は、現
在選択されていることを示すフラグをオンし(S1
1)、画面制御手段16のサブルーチンコールのアドレ
スを書き換える(S12)。なお、この書き換えの詳細
も後述する(図6)。その後、変更前に選択されていた
画面制御用変数の内容を、次回の選択のために保存する
(S13)。
在選択されていることを示すフラグをオンし(S1
1)、画面制御手段16のサブルーチンコールのアドレ
スを書き換える(S12)。なお、この書き換えの詳細
も後述する(図6)。その後、変更前に選択されていた
画面制御用変数の内容を、次回の選択のために保存する
(S13)。
【0017】次に、選択された表示装置が最初の選択で
あるかどうかをチェックし(S14)、目的の表示装置
を以前に使用したことがある場合は、上記のステップS
13の処理によって以前の画面情報が保存してあるの
で、それを各変数に戻す(S15)。一方、プログラム
起動後最初の選択の場合は、以前の変数が保存してない
ため各変数を初期化する(S17)。以上の処理が終了
すると、次の処理に移る。
あるかどうかをチェックし(S14)、目的の表示装置
を以前に使用したことがある場合は、上記のステップS
13の処理によって以前の画面情報が保存してあるの
で、それを各変数に戻す(S15)。一方、プログラム
起動後最初の選択の場合は、以前の変数が保存してない
ため各変数を初期化する(S17)。以上の処理が終了
すると、次の処理に移る。
【0018】図6は上記ステップS7及びS12のアド
レス書き換え方法を説明した図である。プログラムは、
表示装置の種類に無関係なメイン処理部分30と、表示
装置10に対する出力と画面情報を管理するサブルーチ
ン群38、同様に、表示装置11に対するサブルーチン
群39、表示装置13に対するサブルーチン群40と、
上記サブルーチン群38,39,40の各サブルーチン
アドレスのテーブル35,36,37と、メイン処理部
分30のサブルーチンコールを受けて各装置の専用サブ
ルーチンへと振り分ける処理部分31とからなってい
る。
レス書き換え方法を説明した図である。プログラムは、
表示装置の種類に無関係なメイン処理部分30と、表示
装置10に対する出力と画面情報を管理するサブルーチ
ン群38、同様に、表示装置11に対するサブルーチン
群39、表示装置13に対するサブルーチン群40と、
上記サブルーチン群38,39,40の各サブルーチン
アドレスのテーブル35,36,37と、メイン処理部
分30のサブルーチンコールを受けて各装置の専用サブ
ルーチンへと振り分ける処理部分31とからなってい
る。
【0019】上記のステップS7及びS12アドレスに
おいては書き換えルーチンが呼ばれ、ステップS5のテ
バイスの決定又はステップS11で設定した選択フラグ
の情報により、選択する表示装置用サブルーチンが決定
する。例えば、表示装置10が選択されたとすると、そ
れに対応したサブルーチン群38の全サブルーチンのア
ドレスをひとまとめにしてあるアドレステーブル35が
選択される。そして、アドレステーブル35のアドレス
データを順次読み出して、データ処理部分31中のサブ
ルーチンのコールアドレスを上から順に書き換える。
おいては書き換えルーチンが呼ばれ、ステップS5のテ
バイスの決定又はステップS11で設定した選択フラグ
の情報により、選択する表示装置用サブルーチンが決定
する。例えば、表示装置10が選択されたとすると、そ
れに対応したサブルーチン群38の全サブルーチンのア
ドレスをひとまとめにしてあるアドレステーブル35が
選択される。そして、アドレステーブル35のアドレス
データを順次読み出して、データ処理部分31中のサブ
ルーチンのコールアドレスを上から順に書き換える。
【0020】その結果、メイン処理部分30からサブル
ーチンSUB1がコールされると、コールされたSUB
1(32)は自動的にサブルーチン群38内のSUB1
をコールすることになる。
ーチンSUB1がコールされると、コールされたSUB
1(32)は自動的にサブルーチン群38内のSUB1
をコールすることになる。
【0021】同様にして、表示装置11が指定された場
合には、2番目のアドレステーブル36が選択され、上
記と同様にアドレスデータを順次読み出し、データ処理
部分31中のサブルーチンのコールアドレスを上から順
に書き換える。その結果、メイン処理部分30からサブ
ルーチンSUB1がコールされると、コールされたSU
B1(32)は自動的にサブルーチン群39内のSUB
1をコールすることになる。以上のようにして、表示装
置ごとのサブルーチン群とアドレステーブルを用意する
ことにより、任意の数の表示装置を個々に制御ができ
る。
合には、2番目のアドレステーブル36が選択され、上
記と同様にアドレスデータを順次読み出し、データ処理
部分31中のサブルーチンのコールアドレスを上から順
に書き換える。その結果、メイン処理部分30からサブ
ルーチンSUB1がコールされると、コールされたSU
B1(32)は自動的にサブルーチン群39内のSUB
1をコールすることになる。以上のようにして、表示装
置ごとのサブルーチン群とアドレステーブルを用意する
ことにより、任意の数の表示装置を個々に制御ができ
る。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、表示装置
にそれぞれ画面制御装置及び表示データ記憶装置を搭載
するようにしたので、将来、条件の異なる(大型、高解
像度)の表示装置に対しても対応することができ、ま
た、本体側に大容量の表示データ記憶装置を持たせる必
要がない。また、表示装置制御手段によって装着されて
いる表示装置の画面制御装置を制御し、それに対応した
データ記憶装置に格納された表示データを表示器に表示
させるようにしたので、複数の表示装置はそれぞれの表
示データ記憶装置のデータに基づいて任意に表示するこ
とができ、従って、それぞれ異なる表示データを表示で
きると共に、表示条件の異なる装置、例えば大型の表示
装置と小型の表示装置とを任意に選択して表示させるこ
ともできる。更に、判別手段は、装着されている表示装
置の種別についての情報を記憶しておくことにより、次
回の選択時に装着チェックを省くことができる。
にそれぞれ画面制御装置及び表示データ記憶装置を搭載
するようにしたので、将来、条件の異なる(大型、高解
像度)の表示装置に対しても対応することができ、ま
た、本体側に大容量の表示データ記憶装置を持たせる必
要がない。また、表示装置制御手段によって装着されて
いる表示装置の画面制御装置を制御し、それに対応した
データ記憶装置に格納された表示データを表示器に表示
させるようにしたので、複数の表示装置はそれぞれの表
示データ記憶装置のデータに基づいて任意に表示するこ
とができ、従って、それぞれ異なる表示データを表示で
きると共に、表示条件の異なる装置、例えば大型の表示
装置と小型の表示装置とを任意に選択して表示させるこ
ともできる。更に、判別手段は、装着されている表示装
置の種別についての情報を記憶しておくことにより、次
回の選択時に装着チェックを省くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示したブロック図である。
【図2】(A),(B)は本発明の一実施例に係る携帯
型コンピュータの外観図である。
型コンピュータの外観図である。
【図3】前記実施例の表示切り換え機構を示したブロッ
ク図である。
ク図である。
【図4】表示装置の切り換えの動作を示すフローチャー
トである。
トである。
【図5】表示装置の切り換えの動作を示すフローチャー
トである。
トである。
【図6】アドレス書き換え方法を示した説明図である。
【符号の説明】 10,11,12 表示装置 13,14,15 制御手段 16 画面制御手段 22 アドレス書き換え手段
Claims (2)
- 【請求項1】 表示データ記憶装置をそれぞれ有する複
数の表示装置と、表示装置にそれぞれ対応して設けら
れ、表示装置を制御する制御手段と、表示手段に対応し
たアドレスを有し、該当するアドレスの表示装置に対応
した制御手段を選択する画面制御手段と、該画面制御手
段中のアドレスを要求に従って書き換えるアドレス書き
換え手段とを有することを特徴とする携帯型コンピュー
タ。 - 【請求項2】 画面制御手段は、画面表示内容に対応し
たサブルーチン、各表示装置毎に設けられ、該サブルー
チンに対応したサブルーチン群及びそのサブルーチン群
を呼び出すためのアドレステーブルをそれぞれ格納して
いる請求項1記載の携帯型コンピュータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7006128A JPH07271550A (ja) | 1987-11-30 | 1995-01-19 | 電子機器 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62-301983 | 1987-11-30 | ||
JP30198387 | 1987-11-30 | ||
JP7006128A JPH07271550A (ja) | 1987-11-30 | 1995-01-19 | 電子機器 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63007572A Division JP2737134B2 (ja) | 1987-11-30 | 1988-01-19 | 電子機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07271550A true JPH07271550A (ja) | 1995-10-20 |
Family
ID=26340209
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7006128A Pending JPH07271550A (ja) | 1987-11-30 | 1995-01-19 | 電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07271550A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57164329A (en) * | 1981-03-20 | 1982-10-08 | Fujitsu Ltd | Display controlling system |
JPS6116643B2 (ja) * | 1980-07-26 | 1986-05-01 | Nissan Motor |
-
1995
- 1995-01-19 JP JP7006128A patent/JPH07271550A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6116643B2 (ja) * | 1980-07-26 | 1986-05-01 | Nissan Motor | |
JPS57164329A (en) * | 1981-03-20 | 1982-10-08 | Fujitsu Ltd | Display controlling system |
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