JPH072714Y2 - 地下構造物用蓋 - Google Patents

地下構造物用蓋

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JPH072714Y2
JPH072714Y2 JP1988103993U JP10399388U JPH072714Y2 JP H072714 Y2 JPH072714 Y2 JP H072714Y2 JP 1988103993 U JP1988103993 U JP 1988103993U JP 10399388 U JP10399388 U JP 10399388U JP H072714 Y2 JPH072714 Y2 JP H072714Y2
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JP
Japan
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lid
hinge
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underground structure
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JP1988103993U
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JPH0226642U (ja
Inventor
定司 浦上
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Hinode Ltd
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Hinode Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、マンホール等の地下構造物用の蓋本体と受枠
との取付け状態を、各現場の管路方向に応じて変更する
ことにより、蓋本体表面の図柄の方向性を統一すること
ができる地下構造物用蓋に関する。
〔従来の技術〕
従来より、マンホール等の地下構造物用蓋においては、
蓋本体を受枠に対し、旋回或いは反転可能に連結する為
に、受枠の内周に孔座を設け、この孔座に、蓋本体に枢
支された蝶番金物を挿通した構造が採用されている。
さらに、作業者が安全に昇降できるように、たとえば実
開昭57-197544号公報に開示されるように、前記受枠の
孔座の両側に手握り杆を連設したものや、実開昭60-126
538号公報に開示されるように、孔座の両側に手すりを
設けた受枠が知られている。
他方、マンホールの内側壁面には、作業者の昇降の為の
足場金具が植設されている。該足場金具は、降下する作
業者がマンホール内底部の流れ上に到着することのない
ように、流れ方向に対して左側又は右側に設けられてい
る。
したがって、受枠は、内周に設けた手握り杆が、この足
場金具に整列する方向で設置されることになる。そして
管路方向に従って設けられた受枠に蓋本体を装着するこ
とになる。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、前述した従来技術にあっては、蓋本体の向き
が地中に埋設された各管路の方向によって決定される
為、蓋体表面の図柄の向きは各管路によって異なり、全
体としては統一性のないものとなり、公園,都市等の美
観を損なう場合があった。
そこで、本考案は、このような問題点を解決するために
なされたもので、その目的は、蝶番の取付けが可能な金
具を蓋本体裏面の周縁に複数個所設けることにより蓋本
体の装着方向を変更できるようにし、複数の蓋本体にわ
たって図柄の方向性を統一することができる地下構造物
用蓋を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の地下構造物用蓋は、その目的を達成するため
に、受枠に蝶番金物で開閉可能に連結される蓋本体にお
いて、該蓋本体の裏面周縁に前記蝶番金物を取り付ける
ための蝶番取付け用金具を複数設けたことを特徴とす
る。
〔作用〕
本考案の地下構造物用蓋にあっては、蓋本体の表面の図
柄を近隣の地下構造物用蓋の向きと一致させるために、
蓋本体の裏面周縁に設けた蝶番金物を取付けるための複
数の蝶番取付け用金具のうちの1箇所を適宜選択し、こ
れに蝶番金物を取付けて受枠に開閉可能に連結する。
〔実施例〕
以下、図面を参照しながら、実施例により本考案の特徴
を具体的に説明する。
第1図は、本実施例の地下構造物用蓋裏面を示す。蓋本
体1の裏面には、蝶番取付け用金具2,3,4が蓋本体1の
周縁に90度間隔で3ヵ所設けられている。そして、蝶番
取付け用金具3とは反対側に、バール挿入孔5が形成さ
れており、ここに蓋本体1を受枠(図示せず)に錠止す
る錠前6が取り付けられている。また、蓋本体1の使用
目的によっては、錠前6を取り付けない場合もある。
また、蓋本体1の周縁に設ける蝶番取付け用金具2〜4
の個数は、図示の3個に限ったものではなく、適宜数の
蝶番取付け用金具を蓋本体1の裏面に形成してもよい。
第1図の例では、蝶番取付け用金具2〜4のうち、蝶番
取付け用金具3が選択され、ここに蝶番金物7が取り付
けられている。なお、図中8,9は孔部で、棒材等を差し
込んで補助的に開蓋作業を行うときに使用する。
蝶番取付け用金具2〜4は、第2図に示すように、蓋本
体1の裏面に袋状凹部に形成されたもので、蝶番金物7
の頭部を収納する。他方、受枠10の内周面には内方に蝶
番受け金物11が突出して設けられており、この蝶番受け
金物11の開口部に蝶番金物7が差し込まれる。また、図
中12は、係合突起で、この係合突起12を蓋本体1内周面
の係止棚13に係合させて、内圧の異常な上昇による蓋本
体1の浮上を防止する。
第3図は、以上に説明した蓋本体1を蝶番受け金物11
と、該金物11の両側に設けた手掛り杆14,14とを備えた
受枠10に装着した例を示す。側塊に付設されているステ
ップが流れの左手にある場合について説明すると、流れ
方向Yに対して手掛り杆14,14、蝶番受け金物11が左側
にくるように受枠10を設置する。そて、図柄15の方向を
流れ方向Yに揃えて蓋本体1を受枠10に取付ける。この
とき、蝶番金物7は、蝶番取付け用金具2に装着されて
いる。
他方、流れ方向Xに対しても、手掛り杆14,14等が左側
にくるように受枠10が設置されている。そして、図柄15
の方向を、流れ方向Yに設けた蓋本体1の図柄15の方向
に揃えて蓋本体1を受枠10に取付ける。このとき、蝶番
金物7は、蝶番取付け用金具3に装着されている。
なお、以上の例においては、蓋本体1に対する錠前6の
取付け位置を固定しているが、この錠前取付け位置も、
蓋本体1の周辺に沿って複数個所設けてもよい。
〔考案の効果〕
以上に説明したように、本考案においては、蓋本体の裏
面に複数の蝶番取付け用金具を設け、これら金具を管路
状況に応じて選択することにより、蓋表面の方向性と蝶
番金物取付け位置との関係を切り離すことができる。そ
のため、表面に施された図柄の方向性を各管路の方向に
よって左右されるこなく、複数の蓋本体にわたって統一
することができ、公園,都市等の美観が損なわれるのを
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例における蓋本体の裏面図、第2図
は蝶番金物周辺の蓋本体及び受枠を示す断面図、第3図
は該蓋本体を使用した敷設例を説明するための図であ
る。 1:蓋本体、2〜4:蝶番取付け用金具、5:バール挿入孔 6:錠前、7:蝶番金物、8,9:孔部、10:受枠、15:図柄

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】受枠に蝶番金物で開閉可能に連結される蓋
    本体において、該蓋本体の裏面周縁に前記蝶番金物を取
    り付けるための蝶番取付け用金具を複数設けたことを特
    徴とする地下構造物用蓋。
JP1988103993U 1988-08-04 1988-08-04 地下構造物用蓋 Expired - Lifetime JPH072714Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1988103993U JPH072714Y2 (ja) 1988-08-04 1988-08-04 地下構造物用蓋

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JP1988103993U JPH072714Y2 (ja) 1988-08-04 1988-08-04 地下構造物用蓋

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0226642U JPH0226642U (ja) 1990-02-21
JPH072714Y2 true JPH072714Y2 (ja) 1995-01-25

Family

ID=31335317

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988103993U Expired - Lifetime JPH072714Y2 (ja) 1988-08-04 1988-08-04 地下構造物用蓋

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS544306U (ja) * 1977-06-14 1979-01-12

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Publication number Publication date
JPH0226642U (ja) 1990-02-21

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