JPH0727115Y2 - 写真打抜きカッター - Google Patents

写真打抜きカッター

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JPH0727115Y2
JPH0727115Y2 JP5218592U JP5218592U JPH0727115Y2 JP H0727115 Y2 JPH0727115 Y2 JP H0727115Y2 JP 5218592 U JP5218592 U JP 5218592U JP 5218592 U JP5218592 U JP 5218592U JP H0727115 Y2 JPH0727115 Y2 JP H0727115Y2
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JP
Japan
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photo
punching
punching blade
rectangular window
chin
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Application number
JP5218592U
Other languages
English (en)
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JPH0642095U (ja
Inventor
英男 波多野
Original Assignee
株式会社浅沼カメラメカニカルラボラトリー
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はプリントした写真を所定
のサイズにカットするカッターの改良に係り、殊に身分
証明書用写真において顔サイズ等、写真の内容をチェッ
クしながら切り取ることができる新規構成の写真打抜き
カッターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より写真プリントを所定のサイズに
仕上げるには、押切りが一般に使用されており、身分証
明書用等の予めサイズが決まっている写真の場合は、そ
のサイズの矩形窓を抜き刃にした偏平な抜き刃板に、該
抜き刃に向かって密接挿抜するポンチを設け、抜き刃と
ポンチ間に介挿した写真プリントを切断する写真打抜き
カッターが使用されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】然るに、近くパスポー
ト管理システムの変更に伴い、従来ではパスポート申請
用写真は、「5×5cmの中に胸より上の写真」であっ
た写真サイズが「4.5×3.5cm」に変更になると
同時に、切り取られた写真の「中心ずれ規格」が設定さ
れ、加えて「顔サイズと位置」の規格が設定される。し
かし、従来の写真打抜きカッターでは、単に抜き刃が構
成されているだけであるから、その窓に写真を当てがう
だけで目測で切断しなくてはならず、該抜き刃のサイズ
を変更された規格にしただけでは要求されるパスポート
申請用写真を得ることができない。
【0004】本考案は上記問題に鑑みてなされたもので
あり、プリントした写真をカッターに当てがっただけで
中心位置出しは勿論のこと、顔サイズと位置に関しても
チェックすることができると共に、その状態から所定の
サイズに打抜くことができる写真打抜きカッターを提供
することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案に係る写真打抜き
カッターは、偏平な抜き刃板に穿設した所定サイズの矩
形窓の裏面側を抜き刃にし、該抜き刃に向かって密接挿
抜するポンチを適宜支持機構に担持すると共に、カムレ
バーまたはソレノイド等の進退駆動機構を介して挿抜駆
動し、上記抜き刃板とポンチ間に介挿した写真プリント
を打抜き切断する写真打抜きカッターにおいて、上記抜
き刃板の前面に抜き刃の矩形窓を覆うか、または抜き刃
の矩形窓に遊嵌する透明板材を、一端に設けたヒンジ構
造を介して前方に向かって跳ね上げ可能に枢着すると共
に、該透明板材に矩形窓の幅方向中心位置を表示する中
心位置指標と、矩形窓に対する顔サイズの範囲を表示す
る顔サイズ範囲指標を印刷または刻設してなる写真テン
プレートを設けたことを要旨とするものであり、上記写
真テンプレートの顔サイズ範囲指標は、写真の頭頂部位
置の規格中心に表示した横方向に延びる適宜長さの頭頂
部位置指示ラインと、写真の顎先最小位置を表示する顎
先位置第一指示ラインと、写真の顎先最大位置を表示す
る顎先位置第二指示ラインにより形成することができ
る。
【0006】
【作用】上記構成よれば、打抜こうとする写真プリント
を抜き刃板とポンチ間に挿入したとき、その写真プリン
トが写真テンプレートを透して視認されるようになる。
従って、写真プリントの顔の中心を中心位置指標に合せ
ながら写真プリントを該中心位置指標に沿って移動さ
せ、写真プリントの頭頂部を頭頂部位置表示ラインに合
わせた状態でポンチを抜き刃に向かって進出させて該抜
き刃の窓のサイズに切断し、該ポンチが写真テンプレー
トを跳ね上げて切り取った写真プリントを前面側に押し
出すものである。この打抜きに際して、写真プリントの
顎先が写真テンプレートの顎先位置第一指示ラインと顎
先位置第二指示ラインの間にあれば、パスポート申請用
写真としての規格に納まっていることが判明できる。
【0007】
【実施例】以下、本考案に係る写真打抜きカッターの一
実施例を図面に従って説明する。図1は一部切欠した側
面図、図2は正面図を示すものであり、符号1は前側に
30度下降傾斜した抜き刃座2を固設した支持台であ
り、該抜き刃座2の取付面は略矩形の平坦面を形成して
いる。
【0008】符号3は上記抜き刃座2の前面に固設した
ポンチガイド板4の前面側にスペーサ5,5…を介して
写真プリントaが挿通可能な間隙Gを隔し、締結ボルト
6,6…によって着脱交換可能に固設した偏平な抜き刃
板であり、該抜き刃板3には所定サイズ(45×35m
m)の矩形窓7を開設し、該矩形窓7の裏面側に抜き刃
8を構成してなる。
【0009】上記抜き刃板3の抜き刃8と対向する位置
には、該抜き刃8に向かって密接挿抜するポンチ10
が、ポンチガイド板4の摺動孔9に対して摺動自在(矢
印A)に貫挿支承され、常時後退する方向に戻し用コイ
ルスプリング11によって弾性付勢されると共に、支持
台1に横架設した回動軸12に軸着してなる押上カム1
3のカム面と後端を摺接してなり、該回動軸12の外端
部に直交突設したポンチ作動レバー14を手前に揺動変
位(矢印B)することにより、上記押上カム13を介し
てポンチ10を抜き刃8に向かって進出してなる。
【0010】また、上記抜き刃板3の矩形窓7には、前
面側に段構造15が形成してあり、該段構造15に遊嵌
するアクリル樹脂等の透明板材によって構成した写真テ
ンプレート16が、その上縁をビニル樹脂等の可撓性テ
ープによって構成したヒンジ構造17を介して、該抜き
刃板3の前面方向(矢印C)に跳ね上げ自在に枢着して
なる。
【0011】該写真テンプレート16には、図3に示す
ように、矩形窓7の幅方向中心位置を表示する横中心位
置指標ライン18と、縦方向中心位置を表示する縦中心
位置指標ライン19が印刷または刻設表示してあり、ま
た図4の「パスポート申請用写真規格説明図」との比較
によって判るように、矩形窓7に対する顔サイズの範囲
F(25〜29mm)を表示する顔サイズ範囲指標20
を設けてなる。該写真テンプレート16の顔サイズ範囲
指標20は、写真プリントaの頭頂部位置HTの規格
(矩形窓7の上縁ULから5〜9mm,7mm+/−2
mm)中心に表示した横方向に延びる20mm程度の長
さの頭頂部位置指示ライン21と、写真プリントaの顎
先CP最小位置を表示する顎先位置第一指示ライン22
と、写真プリントaの顎先CP最大位置を表示する顎先
位置第二指示ライン23とを印刷または刻設することに
より(顔サイズの範囲Fが25〜29mmであるから、
該顎先位置第一指示ライン22と顎先位置第二指示ライ
ン23は、頭頂部位置指示ライン21からそれぞれ25
mm,29mmの位置にある。)形成してなる。
【0012】尚、図中24は、上記抜き刃板3の矩形窓
7下方に、一側から中心部近傍まで形成した写真プリン
ト把持用切欠であり、間隙Gに挿入した打抜き前の写真
プリントaを該写真プリント把持用切欠24から移動操
作することができる。
【0013】上記構成になる写真打抜きカッターは、打
抜こうとする写真プリントaを抜き刃板3とポンチガイ
ド板4間の間隙Gに挿入し、写真プリント把持用切欠2
4から縦または横方向に移動操作して、写真テンプレー
ト10の横中心位置指標ライン18,縦中心位置指標ラ
イン19及び頭頂部位置指示ライン21とにより、写真
プリントaの打抜きの位置決めを行い、位置決め後、ポ
ンチ作動レバー14を手前に揺動変位(矢印B)して押
上カム13を介してポンチ10を抜き刃8に向かって進
出させ、所定のサイズに写真プリントaを打抜くもので
ある。
【0014】このとき、写真テンプレート10の顎先位
置第一指示ライン22と顎先位置第二指示ライン23と
により、顔サイズ範囲Fに写真プリントaの顔があるか
否かを判定することができ、この範囲Fにある場合は
「パスポート申請用写真の規格」に適合したものと判断
することができる。
【0015】尚、前記実施例の説明では、写真テンプレ
ート10が矩形窓7に遊嵌されるものについて説明した
が、該写真テンプレート10は、矩形窓7の大きさより
大きいものを抜き刃板3の前面に載設し、ヒンジ構造1
7を介して前面方向に跳ね上げ可能にしたものであって
も前記実施例のものと同様の作用をなすことはいうまで
もない。また、ポンチ10を抜き刃8に向かって進退す
る駆動部の構造は、例えばソレノイドの出力軸端に該ポ
ンチ10を連結し、ソレノイドの励磁によって作動する
電動式等の構造にすることも可能である。
【0016】更に、実施例ではパスポート申請用写真の
規格に適合する写真テンプレートを備えた構造について
説明したが、他の規格に合わせた写真テンプレートを設
けることにより各種証明写真用のカッターに変更するこ
とができる。
【0017】
【考案の効果】以上述べたように本考案に係る写真打抜
きカッターは、抜き刃板の前面にヒンジ構造を介して透
明板材の写真テンプレートを枢設し、該写真テンプレー
トに中心位置指標と顔サイズ範囲指標を形成したことに
より、打抜こうとする写真プリントを写真テンプレート
を透して視認位置決めすることができ、同時に顔サイズ
範囲指標により、パスポート申請用写真等の規格への合
否を判定することができる特徴を有するものであり、本
考案実施後の実用的効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る写真打抜きカッターの一実施例を
示す一部切欠した側面図である。
【図2】同正面図である。
【図3】写真テンプレートを設けた同抜き刃板の正面図
である。
【図4】パスポート申請用写真の規格を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 支持台 2 抜き刃座 3 抜き刃板 7 矩形窓 8 抜き刃 10 ポンチ 12 回動軸 13 押上カム 14 ポンチ作動レバー 16 写真テンプレート 17 ヒンジ構造 18 横中心位置指標ライン 19 縦中心位置指標ライン 20 顔サイズ範囲指標 21 頭頂部位置指示ライン 22 顎先位置第一指示ライン 23 顎先位置第二指示ライン 24 写真プリント把持用切欠 a 写真プリント

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 偏平な抜き刃板に穿設した所定サイズの
    矩形窓の裏面側を抜き刃にし、該抜き刃に向かって密接
    挿抜するポンチを適宜支持機構に担持すると共に、カム
    レバーまたはソレノイド等の進退駆動機構を介して挿抜
    駆動し、前記抜き刃板とポンチ間に介挿した写真プリン
    トを打抜き切断する写真打抜きカッターにおいて、 前記抜き刃板の前面に抜き刃の矩形窓を覆うか、または
    抜き刃の矩形窓に遊嵌する透明板材を、一端に設けたヒ
    ンジ構造を介して前方に向かって跳ね上げ可能に枢着す
    ると共に、該透明板材に矩形窓の幅方向中心位置を表示
    する中心位置指標と、矩形窓に対する顔サイズの範囲を
    表示する顔サイズ範囲指標を印刷または刻設してなる写
    真テンプレートを設けたことを特徴とする写真打抜きカ
    ッター。
  2. 【請求項2】前記写真テンプレートの顔サイズ範囲指標
    が、写真の頭頂部位置の規格中心に表示した横方向に延
    びる適宜長さの頭頂部位置指示ラインと、写真の顎先最
    小位置を表示する顎先位置第一指示ラインと、写真の顎
    先最大位置を表示する顎先位置第二指示ラインにより形
    成されることを特徴とする請求項1記載の写真打抜きカ
    ッター。
JP5218592U 1992-07-01 1992-07-01 写真打抜きカッター Expired - Lifetime JPH0727115Y2 (ja)

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JP5218592U JPH0727115Y2 (ja) 1992-07-01 1992-07-01 写真打抜きカッター

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Publication Number Publication Date
JPH0642095U JPH0642095U (ja) 1994-06-03
JPH0727115Y2 true JPH0727115Y2 (ja) 1995-06-21

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